JP2018064148A - Switching circuit - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書に開示の技術は、ゲート型のスイッチング素子をスイッチングさせるスイッチング回路に関する。 The technology disclosed in this specification relates to a switching circuit that switches a gate type switching element.
特許文献1に、ゲート型のスイッチング素子をスイッチングさせるスイッチング回路が開示されている。このスイッチング回路は、カソードがスイッチング素子の高電位側主端子に接続されているモニタダイオードを有している。モニタダイオードのアノードは、スイッチング素子のゲートの電位を制御するゲート駆動回路に接続されている。スイッチング素子に過電流が流れると、高電位側主端子の電位が上昇する。その結果、モニタダイオードのアノードの電位が上昇する。ゲート駆動回路は、モニタダイオードのアノードの電位が上昇すると、スイッチング素子のゲートの電位を低下させてスイッチング素子をオフさせさせる。これにより、スイッチング素子に流れる過電流を停止させる。 Patent Document 1 discloses a switching circuit that switches a gate type switching element. This switching circuit has a monitor diode whose cathode is connected to the high potential side main terminal of the switching element. The anode of the monitor diode is connected to a gate drive circuit that controls the gate potential of the switching element. When an overcurrent flows through the switching element, the potential of the high potential side main terminal increases. As a result, the anode potential of the monitor diode rises. When the potential of the anode of the monitor diode increases, the gate drive circuit decreases the gate potential of the switching element to turn off the switching element. Thereby, the overcurrent flowing through the switching element is stopped.
また、特許文献2に、ゲート型のスイッチング素子をスイッチングさせる別のスイッチング回路が開示されている。このスイッチング回路は、カソードがスイッチング素子の高電位側主端子に接続されているモニタダイオードを有している。モニタダイオードのアノードは、スイッチング素子のゲートの電位を制御するゲート駆動回路に接続されている。スイッチング素子がオフしているか否か、及び、フリーホイーリングダイオードがオンしているか否かに応じて、スイッチング素子の高電位側主端子の電位が変化する。高電位側主端子の電位の変化に応じて、モニタダイオードのアノードの電位が変化する。ゲート駆動回路は、モニタダイオードのアノードの電位に応じて、スイッチング素子のゲートの電位を制御する。これにより、状況に応じてスイッチング素子を制御することができる。
以上に説明したように、スイッチング素子の高電位側主端子にモニタダイオードを接続することで、スイッチング素子の動作状態に応じてスイッチング素子を制御することができる。 As described above, the switching element can be controlled in accordance with the operating state of the switching element by connecting the monitor diode to the high potential side main terminal of the switching element.
ゲート型のスイッチング素子をターンオフするときに、高電位側主端子の電位が急激に上昇する。すると、モニタダイオードがオフする。しかしながら、モニタダイオードが有する容量の影響により、高電位側主端子の電位が上昇するのと略同じタイミングで、モニタダイオードのアノードの電位が瞬間的に上昇する。すなわち、モニタダイオードのアノードにノイズが生じる。このノイズがゲート駆動回路に印加されると、ゲート駆動回路に過電圧が印加されるおそれがある。ノイズを抑制するために、モニタダイオードのアノードをバイパス素子(抵抗やツェナーダイオード等)を介して低電位に接続することができる。バイパス素子を設けることで、ノイズ発生時に電流が低電位側に流れるので、ノイズを抑制することができる。しかしながら、バイパス素子を設けると、スイッチング素子がターンオフする度にバイパス素子で損失が発生し、スイッチング回路で生じる損失が大きくなる。したがって、本明細書では、モニタダイオードのアノードで生じるノイズを抑制するとともに、スイッチング回路で生じる損失を抑制する技術を提供する。 When the gate type switching element is turned off, the potential of the high potential side main terminal rises rapidly. Then, the monitor diode is turned off. However, due to the influence of the capacitance of the monitor diode, the anode potential of the monitor diode rises instantaneously at substantially the same timing as the potential of the high potential side main terminal rises. That is, noise is generated at the anode of the monitor diode. When this noise is applied to the gate drive circuit, an overvoltage may be applied to the gate drive circuit. In order to suppress noise, the anode of the monitor diode can be connected to a low potential via a bypass element (such as a resistor or a Zener diode). By providing the bypass element, current flows to the low potential side when noise is generated, so that noise can be suppressed. However, when the bypass element is provided, a loss occurs in the bypass element each time the switching element is turned off, and the loss generated in the switching circuit increases. Therefore, the present specification provides a technique for suppressing noise generated in the anode of the monitor diode and suppressing loss generated in the switching circuit.
本明細書が開示するスイッチング回路は、ゲート型のスイッチング素子と、前記スイッチング素子のゲートの電位を制御するゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路の正極電源端子と負極電源端子の間に電圧を印加する電源と、前記正極電源端子と前記負極電源端子の間に接続されている平滑化コンデンサと、カソードが前記スイッチング素子の高電位側主端子に接続されているとともにアノードが前記ゲート駆動回路のモニタ端子に接続されているモニタダイオードと、アノードが前記モニタダイオードの前記アノードに接続されているとともにカソードが前記平滑化コンデンサの前記正極電源端子側の端子に接続されている回生ダイオードを備えている。前記ゲート駆動回路が、前記モニタ端子の電位に基づいて前記ゲートの電位を制御する。 The switching circuit disclosed in this specification includes a gate-type switching element, a gate drive circuit that controls a gate potential of the switching element, and a voltage applied between a positive power supply terminal and a negative power supply terminal of the gate drive circuit. Power supply, a smoothing capacitor connected between the positive power supply terminal and the negative power supply terminal, a cathode connected to the high potential side main terminal of the switching element, and an anode monitored by the gate drive circuit A monitor diode connected to the terminal; and a regenerative diode having an anode connected to the anode of the monitor diode and a cathode connected to the positive power supply terminal side terminal of the smoothing capacitor. The gate drive circuit controls the potential of the gate based on the potential of the monitor terminal.
このスイッチング回路は、回生ダイオードを備えている。スイッチング素子がターンオフするときにモニタダイオードのアノードでノイズが生じると、回生ダイオードを通ってモニタダイオードのアノードから平滑化コンデンサに向かって電流が流れる。このように電流が流れることによって、モニタダイオードのアノードで生じるノイズが抑制される。さらに、回生ダイオードを通って平滑化コンデンサに向かって流れる電流によって、平滑化コンデンサが充電される。平滑化コンデンサを充電することで得られたエネルギーは、ゲート駆動回路を動作させるためのエネルギーとなる。このように、このスイッチング回路では、ノイズを抑制するために生じる電流を無駄に消費させることなく、この電流をゲート駆動回路用のエネルギーとして平滑化コンデンサに蓄える。これによって、スイッチング回路で生じる損失を抑制することができる。 This switching circuit includes a regenerative diode. If noise occurs at the anode of the monitor diode when the switching element is turned off, a current flows through the regenerative diode from the anode of the monitor diode toward the smoothing capacitor. As the current flows in this manner, noise generated at the anode of the monitor diode is suppressed. Further, the smoothing capacitor is charged by the current flowing through the regenerative diode toward the smoothing capacitor. The energy obtained by charging the smoothing capacitor is energy for operating the gate drive circuit. Thus, in this switching circuit, this current is stored in the smoothing capacitor as energy for the gate drive circuit without wasting the current generated for suppressing noise. As a result, loss generated in the switching circuit can be suppressed.
図1に示すモータ駆動回路10は、バッテリ12の直流電力を三相交流電力に変換してモータ14、16に供給する。モータ駆動回路10は、コンバータ回路20、第1インバータ回路21、第2インバータ回路22を有している。バッテリ12とコンバータ回路20は、第1高電位配線26と低電位配線28によって接続されている。コンバータ回路20と第1インバータ回路21は、第2高電位配線30と低電位配線28によって接続されている。コンバータ回路20と第2インバータ回路22は、第2高電位配線30と低電位配線28によって接続されている。
The
コンバータ回路20は、平滑化コンデンサ32、リアクトル34、2つのRC−IGBT(Reverse Conducting Insulated Gate Bipolar Transistor)36、平滑化コンデンサ38を有している。リアクトル34は、第1高電位配線26に介装されている。平滑化コンデンサ32は、リアクトル34よりもバッテリ12側の部分の第1高電位配線26と低電位配線28の間に接続されている。各RC−IGBT36は、IGBT36aとダイオード36bによって構成されている。IGBT36aのコレクタがダイオード36bのカソードに接続されており、IGBT36aのエミッタがダイオード36bのアノードに接続されている。2つのRC−IGBT36は、コレクタが第2高電位配線30側を向く向きで、第2高電位配線30と低電位配線28の間に直列に接続されている。2つのRC−IGBT36の間の配線に、リアクトル34よりも下流側の部分の第1高電位配線26が接続されている。平滑化コンデンサ38は、第2高電位配線30と低電位配線28の間に接続されている。コンバータ回路20は、各RC−IGBT36(すなわち、各IGBT36a)をスイッチングさせることで、バッテリ12の直流電圧を昇圧して、第2高電位配線30と低電位配線28の間に出力する。
The
第1インバータ回路21は、RC−IGBT36の直列回路を3つ有している。各直列回路は、第2高電位配線30と低電位配線28の間に直列に接続された2つのRC−IGBT36を備えている。各RC−IGBT36は、コレクタが第2高電位配線30側を向く向きで接続されている。なお、第1インバータ回路21の各RC−IGBT36の構成は、コンバータ回路20の各RC−IGBT36の構成と等しい。各直列回路において、2つのRC−IGBT36の間の配線に、出力配線31が接続されている。各出力配線31は、モータ14に接続されている。第1インバータ回路21は、各RC−IGBT36(すなわち、各IGBT36a)をスイッチングさせることで、第2高電位配線30と低電位配線28の間の直流電力(コンバータ回路20の出力電力)を三相交流電力に変換する。三相交流電力は、出力配線31によってモータ14に供給される。
The
第2高電位配線30と低電位配線28は、一部で分岐しており、その分岐した部分に第2インバータ回路22が設置されている。第2インバータ回路22の構成は、第1インバータ回路21の構成と等しい。第2インバータ回路22は、各RC−IGBT36(すなわち、各IGBT36a)をスイッチングさせることで、三相交流電力をモータ16に供給する。
The second high
各RC−IGBT36のIGBT36aのゲートに、ゲート駆動IC40が接続されている。ゲート駆動IC40は、IGBT36a毎に設けられている。図1に示すようにモータ駆動回路10が14個のIGBT36aを有しているので、モータ駆動回路10は14個のゲート駆動IC40を有している。各ゲート駆動IC40は、IGBT36aのゲートの電位を制御することで、IGBT36aをスイッチングさせる。なお、図1では、各ゲート駆動IC40の周辺回路の図示を省略している。ゲート駆動IC40の周辺回路の詳細は、図2、3に示されている。
A
図2に示すように、各ゲート駆動IC40は、抵抗42を介してIGBT36aのゲートに接続されている。各ゲート駆動IC40は、抵抗42を介してIGBT36aのゲートを充放電することで、ゲートの電位を制御する。IGBT36aは、ゲートの電位に応じてスイッチングする。各ゲート駆動IC40は、正極電源端子T1と負極電源端子T2を有する。各ゲート駆動IC40の正極電源端子T1と負極電源端子T2には、電源装置50が接続されている。
As shown in FIG. 2, each
電源装置50は、直流電源52、絶縁トランス60、MOSFET54及び制御装置56を有している。直流電源52は、直流電圧を出力する。絶縁トランス60は、一次コイル60aと複数の二次コイル60bを有している。一次コイル60aに対して、各二次コイル60bが、磁性体コアによって磁気的に接続されている。一次コイル60aは、各二次コイル60bから絶縁されている。一次コイル60aの一端は直流電源52の正極端子に接続されている。一次コイル60aの他端は、MOSFET54のドレインに接続されている。MOSFET54のソースは、直流電源52の負極に接続されている。すなわち、直流電源52、一次コイル60a及びMOSFET54によって、閉回路が構成されている。また、直流電源52の負極は、基準電位GND1に接続されている。MOSFET54のゲートに、制御装置56が接続されている。制御装置56は、MOSFET54をスイッチングさせる。各二次コイル60bは、対応するゲート駆動IC40の正極電源端子T1と負極電源端子T2の間に接続されている。以下では、絶縁トランス60の一次コイル60a側の回路(直流電源52、一次コイル60a、MOSFET54等を備える回路)を一次回路50aという。また、絶縁トランスの二次コイル60b側の各回路(ゲート駆動IC40、抵抗42等を備える各回路)を二次回路50bという。後に詳述するが、絶縁トランス60を介して、一次回路50aから二次回路50bに電力が供給される。
The
図3は、1つの二次回路50bの詳細を示している。なお、二次回路50bのそれぞれが、図3に示す構造を有する。図3に示すようにIGBT36aと、IGBT36aをスイッチングさせるゲート駆動IC40と、ゲート駆動IC40に電力を供給する電源装置50とを備える回路を、以下では、スイッチング回路という。上述したように、二次コイル60bの一端がゲート駆動IC40の正極電源端子T1に接続されている。より詳細には、二次コイル60bの一端は、ダイオード72を介して正極電源端子T1に接続されている。ダイオード72のアノードが二次コイル60bの一端に接続されており、ダイオード72のカソードが正極電源端子T1に接続されている。二次コイル60bの他端は、ゲート駆動IC40の負極電源端子T2に直接接続されている。正極電源端子T1と負極電源端子T2の間に、平滑化コンデンサ70が接続されている。以下では、平滑化コンデンサ70の正極電源端子T1側の端子を、高電位端子70aという。高電位端子70aの電位は正極電源端子T1の電位と等しい。ゲート駆動IC40の負極電源端子T2は、基準電位GND2に接続されている。基準電位GND2は、IGBT36aのエミッタと略同じ電位である。二次回路50bの基準電位GND2は、一次回路50aの基準電位GND1よりも高い。
FIG. 3 shows details of one
ゲート駆動IC40は、ゲート信号端子G、モニタ端子M、信号受信端子S1を有している。ゲート信号端子Gは、上述した抵抗42を介してIGBT36aのゲートに接続されている。モニタ端子Mは、モニタダイオード74を介してIGBT36aのコレクタに接続されている。モニタダイオード74のアノードがモニタ端子Mに接続されており、モニタダイオード74のカソードがIGBT36aのコレクタに接続されている。モニタダイオード74は、IGBT36aと同じ半導体チップに形成されている。モニタ端子Mと正極電源端子T1の間に、回生ダイオード76が接続されている。より詳細には、回生ダイオード76のアノードがモニタ端子M(すなわち、モニタダイオード74のアノード)に接続されており、回生ダイオード76のカソードが正極電源端子T1(すなわち、平滑化コンデンサ70の高電位端子70a)に接続されている。また、回生ダイオード76に対して並列に、抵抗79が接続されている。抵抗79の一端が回生ダイオード76のアノードに接続されており、抵抗79の他端が回生ダイオード76のカソードに接続されている。信号受信端子S1には、図示しない信号生成回路からPWM信号が送信される。信号生成回路の基準電位は、一次回路50aの基準電位GND1と等しい。二次回路50bの基準電位GND2が信号生成回路の基準電位GND1よりも高いので、信号生成回路からゲート駆動IC40にフォトカプラ78aを介してPWM信号が送信される。PWM信号は、IGBT36aのスイッチングタイミングを示す信号である。ゲート駆動IC40は、信号受信端子S1で受信されるPWM信号、モニタ端子Mに印加される電位(モニタダイオード74のアノードの電位)等に基づいて、ゲート信号端子Gの電位を変化させる。これによって、IGBT36aのゲートの電位が変化し、IGBT36aがスイッチングする。
The
次に、図3に示すスイッチング回路の動作について説明する。まず、電源装置50の動作について説明する。一次回路50aの制御装置56は、MOSFET54を一定の周期で繰り返しスイッチングさせる。このため、一次コイル60aに、一定周期で変動する変動電流が流れる。一次コイル60aに変動電流が流れると、二次コイル60bにも変動電流が流れる。二次コイル60bの変動電流は、二次コイル60bからダイオード72に向かう向きに流れる。二次コイル60bの変動電流は、二次コイル60b、ダイオード72及び平滑化コンデンサ70により構成される閉回路に流れる。これによって、平滑化コンデンサ70が充電される。これによって、平滑化コンデンサ70の両端の間に、直流電圧(本実施形態では、約18V)が生じる。このように、電源装置50によって、直流電圧が出力される。電源装置50が出力する電源電圧は、ゲート駆動IC40の正極電源端子T1と負極電源端子T2の間に印加される。言い換えると、正極電源端子T1に、負極電源端子T2の電位よりも高い固定電位が印加される。このようにして、ゲート駆動IC40に電源電圧が供給される。
Next, the operation of the switching circuit shown in FIG. 3 will be described. First, the operation of the
次に、ゲート駆動IC40の動作について説明する。ゲート駆動IC40は、信号受信端子S1で受信されるPWM信号とモニタ端子Mの電位に基づいて、IGBT36aのゲートの電位を制御する。以下、ゲート駆動IC40の動作について説明する。
Next, the operation of the
PWM信号は周期的に変化する。ゲート駆動IC40は、信号受信端子S1で受信されるPWM信号に応じて、ゲート信号端子Gの電位を変化させる。これによって、IGBT36aのゲート電位Vgが、図4に示すように変化する。すなわち、ゲート電位Vgが、高電位H1と低電位L1の間で変化する。高電位H1はIGBT36aのゲート閾値よりも高い電位であり、低電位L1はIGBT36aのゲート閾値よりも低い電位である。
The PWM signal changes periodically. The
ゲート電位Vgが低電位L1であるオフ期間Toffでは、IGBT36aがオフしている。このため、IGBT36aのコレクタ‐エミッタ間の電圧Vceが高電圧(約650V)となり、IGBT36aのコレクタ‐エミッタ間に流れる電流Ice(主電流)が略0アンペアとなる。オフ期間Toffにおいては、電圧Vce(すなわち、IGBT36aのコレクタの電位)が高いので、モニタダイオード74がオフしている。このため、モニタダイオード74のアノードに、抵抗79を介して電源装置50の出力電位(約18V)が印加される。したがって、オフ期間Toffでは、モニタ端子Mの電位Vmが高電位H2(約18V)となる。
In the off period Toff where the gate potential Vg is the low potential L1, the
ゲート電位Vgが高電位H1であるオン期間Tonでは、IGBT36aがオンしている。このため、IGBT36aのコレクタ‐エミッタ間の電圧Vceが低電圧(略0V)となり、IGBT36aのコレクタ‐エミッタ間に流れる電流Iceが高くなる。オン期間Tonにおいては、電圧Vce(すなわち、IGBT36aのコレクタの電位)が低いので、モニタダイオード74がオンしている。このため、オン期間Tonでは、モニタダイオード74のアノードの電位(すなわち、モニタ端子Mの電位Vm)が、低電位L2(略0V)となる。
In the on period Ton in which the gate potential Vg is the high potential H1, the
オン期間Tonからオフ期間Toffに移行するタイミングで、IGBT36aがターンオフする(すなわち、IGBT36aが、オン状態からオフ状態に切り換わる)。すると、このタイミングで、電圧Vceが急激に上昇する。また、モニタダイオード74は、アノードとカソードの間に寄生容量を有している。このため、電圧Vce(すなわち、IGBT36aのコレクタの電位)が急激に上昇すると、モニタダイオード74の寄生容量を介した容量結合により、モニタダイオード74のアノードの電位(すなわち、モニタ端子Mの電位Vm)が瞬間的に上昇する。このため、図4に示すように、オン期間Tonからオフ期間Toffに移行するタイミングで、モニタ端子Mの電位VmにノイズNが生じる。ノイズNが生じると、モニタ端子Mの電位Vmが電源装置50の出力電位(すなわち、平滑化コンデンサ70の高電位端子70aの電位)よりも高くなる。すると、回生ダイオード76がオンし、モニタ端子Mから回生ダイオード76を介して平滑化コンデンサ70へ回生電流Ir(図3参照)が流れる。回生電流Irが流れることで、モニタ端子Mの電位Vmがそれ以上上昇することが抑制される。したがって、モニタ端子Mに生じるノイズNが抑制される。さらに、平滑化コンデンサ70へ流れる回生電流Irによって、平滑化コンデンサ70が充電される。これによって、平滑化コンデンサ70にエネルギーが蓄えられる。平滑化コンデンサ70に蓄えられたエネルギーは、ゲート駆動IC40を駆動するために用いられる。このように、このスイッチング回路では、ノイズNを抑制するために生じる回生電流Irによって平滑化コンデンサ70を充電するので、回生電流Irによって生じる損失が極めて小さい。したがって、スイッチング回路で生じる損失を低減することができる。
The
また、誤動作等により、第2高電位配線30と低電位配線28の間に直列に接続された2つのIGBT36a(図1参照)の両方が同時にオンし、第2高電位配線30と低電位配線28が短絡する場合がある。短絡が生じると、電流Iceとして極めて高い過電流が流れ、IGBT36aが飽和状態となる。飽和状態においては、IGBT36aがオンしているにもかかわらず、そのコレクタ‐エミッタ間電圧Vceが高くなる。このため、モニタダイオード74がオフし、モニタ端子Mの電位Vmが高電位H2となる。ゲート駆動IC40は、オン期間Tonの間にモニタ端子Mの電位Vmが高くなると、直ちにIGBT36aのゲート電位Vgを低電位L1まで低下させて、IGBT36aをオフさせる。これによって、IGBT36aに長時間にわたって飽和電流が流れることを防止する。これにより、IGBT36aに過度に高い負荷が加わることが防止することができる。
Also, due to malfunction or the like, both of the two
以上に説明したように、実施例1のスイッチング回路では、モニタダイオード74のアノードの電位(すなわち、モニタ端子Mの電位Vm)に応じてIGBT36aのゲート電位Vgを制御することで、IGBT36aを過電流から保護することができる。また、実施例1のスイッチング回路では、通常動作においてIGBT36aをターンオフさせるときに、回生電流Irが流れることでノイズNが抑制される。したがって、高いノイズがゲート駆動IC40に印加されることを防止することができる。また、実施例1のスイッチング回路では、回生電流Irによって平滑化コンデンサ70が充電される。したがって、スイッチング回路で生じる損失が抑制される。
As described above, in the switching circuit according to the first embodiment, the
なお、回生電流Irによって平滑化コンデンサ70が充電されるので、電源装置50によって平滑化コンデンサ70に供給する電力を低減することができる。このため、絶縁トランス60に流れる電流を少なくすることができ、絶縁トランス60のサイズを小型化することができる。絶縁トランス60のサイズは他の電子部品に比べて大きいので、絶縁トランス60を小型化することでスイッチング回路を効果的に小型化することができる。特に、図2に示すように、IGBT36a毎に絶縁トランス60(二次コイル60b)が設けられているので、絶縁トランス60を小型化することで、スイッチング回路を大幅に小型化することができる。
Since the smoothing
図5は、実施例2のスイッチング回路を示している。実施例2のスイッチング回路は、モニタダイオード74に対して並列に接続されたモニタコンデンサ90を有する。実施例2のスイッチング回路のその他の構成は、実施例1のスイッチング回路の構成と等しい。モニタコンデンサ90の一方の端子は、モニタダイオード74のカソード(すなわち、IGBT36aのコレクタ)に接続されている。モニタコンデンサ90の他方の端子は、モニタダイオード74のアノードに接続されている。
FIG. 5 shows a switching circuit according to the second embodiment. The switching circuit of the second embodiment includes a
実施例2のスイッチング回路では、モニタダイオード74のアノードとカソードの間に、モニタダイオード74の寄生容量に加えて、モニタコンデンサ90の容量が存在する。このため、IGBT36aがターンオフするときに、図5に示すように、より高い回生電流Irを生じさせることができる。このため、より効率的に平滑化コンデンサ70を充電することができる。
In the switching circuit of the second embodiment, the capacitance of the
図6は、実施例3のスイッチング回路を示している。実施例3のスイッチング回路は、回生ダイオード76に代えて、pチャネルMOSFET92を有している。また、実施例3のスイッチング回路は、nチャネルMOSFET94と抵抗96を有している。実施例3のスイッチング回路のその他の構成は、実施例1のスイッチング回路の構成と等しい。
FIG. 6 shows a switching circuit of the third embodiment. The switching circuit according to the third embodiment includes a p-
pチャネルMOSFET92のソースは、平滑化コンデンサ70の高電位端子70a(すなわち、正極電源端子T1)に接続されている。pチャネルMOSFET92のドレインは、モニタダイオード74のアノード(すなわち、モニタ端子M)に接続されている。pチャネルMOSFET92は、p型ソース領域、n型ボディ領域、及びp型ドレイン領域の少なくとも3つの半導体領域を有する素子であり、ゲート電極に所定電圧を印加することでソース領域とドレイン領域間が導通するスイッチング素子である。pチャネルMOSFET92のソース(ソース電極)は、p型ソース領域とn型ボディ領域に接続されている。pチャネルMOSFET92のドレイン(ドレイン電極)は、p型ドレイン領域に接続されており、n型ボディ領域には接続されていない。したがって、pチャネルMOSFET92のソースとドレインの間に、n型ボディ領域とp型ドレイン領域とによって構成される寄生ダイオードが形成されている。pチャネルMOSFET92のソースは寄生ダイオードのカソードとしても機能し、pチャネルMOSFET92のドレインは寄生ダイオードのアノードとしても機能する。pチャネルMOSFET92のゲートは、ゲート駆動IC40に接続されている。pチャネルMOSFET92のゲートの電位は、ゲート駆動IC40によって制御される。
The source of the p-
nチャネルMOSFET94と抵抗96は、モニタダイオード74のアノードと基準電位GND2の間に直列に接続されている。nチャネルMOSFET94のドレインは、モニタダイオード74のアノード(すなわち、モニタ端子M)に接続されている。nチャネルMOSFET94のソースは、抵抗96の一端に接続されている。抵抗96の他端は、基準電位GND2が印加されている端子に接続されている。nチャネルMOSFET94のゲートは、ゲート駆動IC40に接続されている。nチャネルMOSFET94のゲートの電位は、ゲート駆動IC40によって制御される。
The n-
pチャネルMOSFET92がオフしていると、そのソースからそのドレインに向かう方向においてはpチャネルMOSFET92に電流は流れない。他方、pチャネルMOSFET92がオフしていても、寄生ダイオードが存在するため、そのドレインからそのソースに向かう方向(すなわち、モニタ端子Mから正極電源端子T1に向かう方向)にはpチャネルMOSFET92に電流が流れる。すなわち、pチャネルMOSFET92がオフしている状態においては、pチャネルMOSFET92は実質的に回生ダイオードとして機能する。平滑化コンデンサ70が過度に充電されている場合を除いて、ゲート駆動IC40は、pチャネルMOSFET92とnチャネルMOSFET94をオフ状態に制御する。したがって、上述した実施例1のスイッチング回路と同様に、実施例3のスイッチング回路は、回生電流によってノイズNを抑制することができるとともに、回生電流によって平滑化コンデンサ70を充電することができる。また、IGBT36aを過電流から保護することができる。
When the p-
回生電流によって平滑化コンデンサ70が過度に充電される場合がある。すると、平滑化コンデンサ70の高電位端子70aの電位(すなわち、正極電源端子T1の電位)が高くなる。ゲート駆動IC40は、正極電源端子T1の電位が所定値よりも高くなると、pチャネルMOSFET92とnチャネルMOSFET94をオンさせる。すると、図6に示すように、平滑化コンデンサ70から、pチャネルMOSFET92、nチャネルMOSFET94及び抵抗96を介して基準電位GND2に向かって電流Id1が流れる。これによって、平滑化コンデンサ70が放電される。また、nチャネルMOSFET94をオンさせると、IGBT36aのターンオフ時に回生電流が流れず、代わりに図6に示す電流Id2が流れる。このため、回生電流による平滑化コンデンサ70の充電が停止される。電流Id2が流れることで、ノイズNが抑制される。このように、実施例3のスイッチング回路では、平滑化コンデンサ70が過度に充電された場合に、nチャネルMOSFET94をオンさせることで回生電流を停止(すなわち、平滑化コンデンサ70の充電を停止)するとともに、pチャネルMOSFET92をオンさせることで平滑化コンデンサ70を放電させる。これによって、ゲート駆動IC40に過度に高い電源電圧が印加されることを防止することができる。ゲート駆動IC40は、正極電源端子T1の電位が適正値まで低下したら、pチャネルMOSFET92とnチャネルMOSFET94をオフさせて、回生電流が流れる動作を再開する。
The smoothing
なお、上述した実施例3のスイッチング回路において、nチャネルMOSFET94及び抵抗96に代えて、別の放電経路を使用してもよい。
In the switching circuit of the third embodiment described above, another discharge path may be used instead of the n-
また、上述した実施例3のスイッチング回路において、pチャネルMOSFET92を実施例1、2の回生ダイオード76に置き換えてもよい。この場合でも、nチャネルMOSFET94をオンさせることで、回生電流を停止させることができる。過度に充電された平滑化コンデンサ70の電荷はゲート駆動IC40で消費されるので、回生電流を停止させるだけでも、正極電源端子T1の電位を適正値まで緩やかに低下させることができる。
In the switching circuit of the third embodiment described above, the p-
図7に示す実施例4のスイッチング回路は、ゲート駆動IC40の内部に上述した特許文献2と同様の回路が設けられている。ゲート駆動IC40の内部には、電位VBが印加されている端子、抵抗124、コンパレータ122、閾値電圧生成部123、判定部131及び駆動部127を有している。この構成によれば、IGBT36aがオフしているか否か、及び、IGBT36aに並列に接続されているダイオード36b(フリーホイーリングダイオード)がオンしているか否か等に応じて、IGBT36aを制御することができる。また、実施例4の構成でも、ノイズNを抑制できるとともに、回生電流によって平滑化コンデンサ70を充電することができる。
In the switching circuit according to the fourth embodiment shown in FIG. 7, a circuit similar to that of
また、上述した実施例1〜4の構成を組み合わせてもよい。また、実施例1〜4において、IGBT36aの代わりに、他のゲート型のスイッチング素子(例えば、MOSFET等)を用いてもよい。また、上述した実施例1〜3では、抵抗79の一端(モニタダイオード74のアノードと反対側の端部)が正極電源端子T1(すなわち、電源装置50の出力電圧(約18V)が印加される端子)に接続されていた。しかしながら、抵抗79の上記一端は、モニタダイオード74の順方向電圧降下より高く、かつ、オフ期間Toff中におけるIGBT36aのコレクタの電位Vceよりも低い電位であれば、どのような電位に接続されていてもよい。このような電位に抵抗79の上記一端が接続されていれば、モニタダイオード74は上述した実施例と同様に動作することができる。
Moreover, you may combine the structure of Examples 1-4 mentioned above. In the first to fourth embodiments, other gate type switching elements (for example, MOSFETs) may be used instead of the
上述した実施例の構成要素と請求項の構成要素との関係について以下に説明する。実施例1〜4のゲート駆動IC40は、請求項の「ゲート駆動回路」の一例である。実施例1〜4の電源装置50は、請求項の「電源」の一例である。実施例1〜4の平滑化コンデンサ70の高電位端子70aは、請求項の「平滑化コンデンサの正極電源端子側の端子」の一例である。実施例1〜4のIGBT36aのコレクタは、請求項の「高電位側主端子」の一例である。実施例3の抵抗96に接続されている基準電位GND2が印加されている端子は、請求項の「低電位端子」の一例である。実施例3のnチャネルMOSFET96は、請求項の「制御スイッチング素子」の一例である。
The relationship between the component of the Example mentioned above and the component of a claim is demonstrated below. The
本明細書が開示する技術要素について、以下に列記する。なお、以下の各技術要素は、それぞれ独立して有用なものである。 The technical elements disclosed in this specification are listed below. The following technical elements are each independently useful.
本明細書が開示する一例の構成では、モニタダイオードに対して並列に接続されているモニタコンデンサをさらに有していてもよい。 The configuration of an example disclosed in the present specification may further include a monitor capacitor connected in parallel to the monitor diode.
この構成によれば、回生ダイオードにより大きい電流を流すことができ、平滑化コンデンサをより効率的に充電することができる。 According to this configuration, a larger current can flow through the regenerative diode, and the smoothing capacitor can be charged more efficiently.
本明細書が開示する一例の構成では、ドレインがモニタダイオードのアノードに接続されており、ソースが平滑化コンデンサの正極電源端子側の端子に接続されているpチャネルMOSFETをさらに備えていてもよい。この場合、回生ダイオードが、pチャネルMOSFETの寄生ダイオードであってもよい。 The configuration of an example disclosed in the present specification may further include a p-channel MOSFET in which the drain is connected to the anode of the monitor diode and the source is connected to the positive power supply terminal side terminal of the smoothing capacitor. . In this case, the regenerative diode may be a parasitic diode of a p-channel MOSFET.
なお、本明細書では、pチャネルMOSFETの一対の主電極のうち、寄生ダイオードのカソードに接続されている方をソースといい、他方をドレインという。 In this specification, of the pair of main electrodes of the p-channel MOSFET, the one connected to the cathode of the parasitic diode is referred to as the source, and the other is referred to as the drain.
この構成によれば、平滑化コンデンサの電圧が過度に高くなったときに、pチャネルMOSFETをオンさせることで、平滑化コンデンサを放電させてその電圧を低下させることができる。 According to this configuration, when the voltage of the smoothing capacitor becomes excessively high, by turning on the p-channel MOSFET, the smoothing capacitor can be discharged and the voltage can be lowered.
本明細書が開示する一例の構成では、スイッチング回路が、正極電源端子よりも低い電位が印加される低電位端子と、モニタダイオードのアノードと低電位端子との間に接続されている制御スイッチング素子をさらに備えていてもよい。 In an example configuration disclosed in this specification, a switching circuit includes a low potential terminal to which a potential lower than that of a positive power supply terminal is applied, and a control switching element connected between an anode and a low potential terminal of a monitor diode. May be further provided.
この構成によれば、平滑化コンデンサの電圧が過度に高くなったときに、制御スイッチング素子をオンさせることで、回生ダイオードに電流が流れることを防止することができる。これによって、平滑化コンデンサがさらに充電されることを防止することができる。 According to this configuration, when the voltage of the smoothing capacitor becomes excessively high, it is possible to prevent the current from flowing through the regenerative diode by turning on the control switching element. This can prevent the smoothing capacitor from being charged further.
本明細書が開示する一例の構成では、電源が一次コイルと二次コイルを有するトランスを備えており、二次コイルが正極電源端子と負極電源端子の間に接続されていてもよい。 In an example configuration disclosed in the present specification, the power source includes a transformer having a primary coil and a secondary coil, and the secondary coil may be connected between the positive power source terminal and the negative power source terminal.
この構成では、トランスの一次コイルから二次コイルに電力が供給され、二次コイルに供給された電力によって平滑化コンデンサが充電される。回生ダイオードによっても平滑化コンデンサが充電されるので、一次コイルから二次コイルに供給する電力を小さくすることが可能であり、トランスを小型化することができる。トランスのサイズは他の電子部品に比べて大きい場合が多いので、トランスを小型化することによって、スイッチング回路全体を効果的に小型化することができる。 In this configuration, power is supplied from the primary coil of the transformer to the secondary coil, and the smoothing capacitor is charged by the power supplied to the secondary coil. Since the smoothing capacitor is also charged by the regenerative diode, the power supplied from the primary coil to the secondary coil can be reduced, and the transformer can be downsized. Since the size of the transformer is often larger than that of other electronic components, the entire switching circuit can be effectively downsized by downsizing the transformer.
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。 Specific examples of the present invention have been described in detail above, but these are merely examples and do not limit the scope of the claims. The technology described in the claims includes various modifications and changes of the specific examples illustrated above. The technical elements described in this specification or the drawings exhibit technical usefulness alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. In addition, the technology illustrated in the present specification or the drawings achieves a plurality of objects at the same time, and has technical utility by achieving one of the objects.
10 :モータ駆動回路
12 :バッテリ
14 :モータ
16 :モータ
20 :コンバータ回路
21 :第1インバータ回路
22 :第2インバータ回路
42 :抵抗
50 :電源装置
50a:一次回路
50b:二次回路
52 :直流電源
54 :MOSFET
56 :制御装置
60 :絶縁トランス
60a:一次コイル
60b:二次コイル
70 :平滑化コンデンサ
72 :ダイオード
74 :モニタダイオード
76 :回生ダイオード
90 :モニタコンデンサ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10: Motor drive circuit 12: Battery 14: Motor 16: Motor 20: Converter circuit 21: 1st inverter circuit 22: 2nd inverter circuit 42: Resistance 50:
56: Control device 60:
Claims (5)
前記スイッチング素子のゲートの電位を制御するゲート駆動回路と、
前記ゲート駆動回路の正極電源端子と負極電源端子の間に電圧を印加する電源と、
前記正極電源端子と前記負極電源端子の間に接続されている平滑化コンデンサと、
カソードが前記スイッチング素子の高電位側主端子に接続されており、アノードが前記ゲート駆動回路のモニタ端子に接続されているモニタダイオードと、
アノードが前記モニタダイオードの前記アノードに接続されており、カソードが前記正極電源端子側の前記平滑化コンデンサの端子に接続されている回生ダイオード、
を備えており、
前記ゲート駆動回路が、前記モニタ端子の電位に基づいて前記ゲートの電位を制御するスイッチング回路。 A gate-type switching element;
A gate drive circuit for controlling the gate potential of the switching element;
A power supply for applying a voltage between a positive power supply terminal and a negative power supply terminal of the gate drive circuit;
A smoothing capacitor connected between the positive power supply terminal and the negative power supply terminal;
A monitor diode having a cathode connected to the high potential side main terminal of the switching element and an anode connected to a monitor terminal of the gate drive circuit;
A regenerative diode having an anode connected to the anode of the monitor diode and a cathode connected to a terminal of the smoothing capacitor on the positive power supply terminal side;
With
A switching circuit in which the gate driving circuit controls the potential of the gate based on the potential of the monitor terminal.
前記回生ダイオードが、前記pチャネルMOSFETの寄生ダイオードである請求項1または2のスイッチング回路。 A p-channel MOSFET having a drain connected to the anode of the monitor diode and a source connected to the terminal of the smoothing capacitor on the positive power supply terminal side;
The switching circuit according to claim 1 or 2, wherein the regenerative diode is a parasitic diode of the p-channel MOSFET.
前記モニタダイオードの前記アノードと前記低電位端子との間に接続されている制御スイッチング素子、
をさらに有する請求項1〜3のいずれか一項のスイッチング回路。 A low potential terminal to which a lower potential than the positive power supply terminal is applied;
A control switching element connected between the anode of the monitor diode and the low potential terminal;
The switching circuit according to claim 1, further comprising:
前記二次コイルが、前記正極電源端子と前記負極電源端子の間に接続されている請求項1〜4のいずれか一項のスイッチング回路。 The power source includes a transformer having a primary coil and a secondary coil;
The switching circuit according to claim 1, wherein the secondary coil is connected between the positive power supply terminal and the negative power supply terminal.
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