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JP2018051622A - バルジ成形装置及びバルジ成形方法 - Google Patents

バルジ成形装置及びバルジ成形方法 Download PDF

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JP2018051622A JP2016240136A JP2016240136A JP2018051622A JP 2018051622 A JP2018051622 A JP 2018051622A JP 2016240136 A JP2016240136 A JP 2016240136A JP 2016240136 A JP2016240136 A JP 2016240136A JP 2018051622 A JP2018051622 A JP 2018051622A
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Abstract

【課題】金型の制作作業の簡略化を図るとともに、金型の磨耗を防止し、コストの低廉化を実現できるようにする。【解決手段】管体20の周面に凸形状を成形するバルジ成形装置10の金型を、外型3、第1の板材4、第2の板材5で構成した。管体20を半径方向に拘束する外型3の内周面と管体20との間に全面にわたって第1の板材4、第2の板材5を挟み込む。内側に位置する第2の板材5には、管体20の周面に形成すべき凸形状に対応する形状の開口部を形成した。ウレタンゴム6を上方からプランジャ7で押圧することで、ウレタンゴム6が管体20の内周面を外側に向かって押圧し、管体20の周面における開口部51に対向する部分が凸形状に変形する。【選択図】図3

Description

この発明は、金型に収納した管体の内部を加圧することで、管体の周面を金型に彫り込まれた凸形状に変形させるバルジ成形装置及びバルジ成形方法に関する。
管体の周面を所定の凸形状に変形させるための成形方法として、ウレタンバルジ成形が知られている。従来のウレタンバルジ成形は、内側面に所定の凹形状を彫り込んだ金型に管体を収納し、この管体の内部にウレタンゴムを挿入した後、ウレタンゴムを膨張させることで管体を金型に押し付け、金型に彫り込まれた凹形状に倣うように管体の周面を凸形状に変形させる。
金型は、内側面に放電加工又はNC3次元加工機を用いた切削加工によって凹形状が彫り込まれる。また、金型は、管体の収納及び取り出しを考慮して管体の軸方向に直交する面内で複数に分割されている。
特開2005−313187号公報
しかし、従来のバルジ成形では、金型の内側面に対する凹形状の彫り込みに、放電加工や切削加工を用いていたため、金型の制作作業が長時間化する。また、成形後の管体の真円度を高めるために金型を多数に分割すると、管体の周面に形成すべき図柄に対応した凹形状を複数の金型の内側面に跨がって形成する必要が生じる場合がある。この場合には、隣り合う金型の間の合わせ目が管体の図柄に現れないように、複数の金型を高い寸法精度で制作しなければならない。さらに、成形作業の繰り返しによって凹形状が磨耗すると、金型全体を交換する必要か生じる。これらによってバルジ成形のコストが高騰する。
このような問題は、ウレタンゴムを用いたウレタンバルジ成形のみならず、変形時の体積変化が小さい低圧縮性又は非圧縮性の流動体を用いたハイドロフォーミングを含む全てのバルジ成形に生じる。
この発明の目的は、凸形状が形成される管体の外側面とこの管体を半径方向に拘束する複数の外型の内側面との間に介在する板材の内型とで金型を構成することで、金型の製作作業の簡略化を図るとともに、金型の磨耗を防止し、コストの低廉化を実現できるバルジ成形装置及びバルジ成形方法を提供することにある。
この発明のバルジ成形装置は、複数の外型、内型、加圧機構を備えている。複数の外型は、管体の外周部を周方向に沿って複数に分割したそれぞれの領域で、管体の半径方向に沿って互いに接近及び離間する方向に往復自在に配置されている。内型は、少なくとも1枚の金属平板を素材として、外型の内周面と管体の外周面との間に配置される。外型は、内型を挟んで管体を半径方向に拘束する。加圧機構は、内型内に配置された管体の内部を加圧する。
この発明のバルジ成形方法は、管体の外周部を周方向に沿って複数に分割したそれぞれの領域で、管体の半径方向に沿って互いに接近及び離間する方向に往復自在に配置される複数の外型と、少なくとも一枚の金属平板を素材として、外型の内周面と管体の外周面との間の一部に配置される内型と、内型内に配置された管体の内部を加圧する加圧機構と、を準備し、管体と外型との間の一部に内型を介在させた状態で、加圧機構によって管体の内側を加圧する。
管体と外型との間の一部に内型を介在させた状態で、加圧機構によって管体の内側を加圧すると、管体の外周面における内型が存在しない部分が外側に膨張し、凸形状が形成れる。内型は、少なくとも一枚の金属平板を素材とするため、管体に形成すべき凸形状に応じた凹形状が容易に形成される。
この構成において、加圧機構は、変形時の体積変化が小さい低圧縮性又は非圧縮性の流動体又は柔軟材料の加圧部材と、加圧部材を管体の軸方向に押圧する押圧部材と、管体の軸方向の第1の端部を閉塞する閉塞部材と、で構成することができる。
閉塞部材によって第1の端部を閉塞した管体の内部に第2の端部から加圧部材を挿入した後に、押圧部材によって加圧部材を管体の軸方向に押圧することで、管体の内部を半径方向に加圧することができる。
内型は、管体に形成すべき凸形状に応じた凹形状の開口部を有する金属平板とすることができる。
管体に形成すべき凸形状に応じた金型を容易に低コストで製作することができ、外型の磨耗を防止できるとともに、内型の磨耗時の交換作業も容易になる。
金属平板を素材として、複数の外型の内周面と管体の外周面との間に全周にわたって厚さ方向に密着させて配置される2枚以上の内型を備え、2枚以上の内型のうち少なくとも最も内側に位置する内型を、管体に形成すべき凸形状に応じた形状の開口部を有するものとすることができる。
2枚以上の内型に開口部を形成することにより、管体の周面に階段状の凸形状を形成することができる。また、2枚以上の内型のうち最も外側に位置する内型に開口部を形成しないことにより、加圧部材の加圧によって変形した管体の外周面が外型に直接接触することがなく、外型に磨耗を生じることがない。
この発明によれば、金型の制作作業の簡略化を実現できるとともに、金型の磨耗を防止し、コストの低廉化を実現できる。
この発明の実施形態に係るバルジ成形装置の断面図である。 (A)及び(B)は、同バルジ成形装置の第2の板材の外観図、及び同バルジ成形装置で成形される管体の外観図である。 (A)〜(C)は、この発明の実施形態に係るバルジ成形方法を示す断面図である。 この発明の別の実施形態に係るバルジ成形装置の第1及び第2の板材の外観図である。 (A)及び(B)は、この発明のさらに別の実施形態に係るバルジ成形装置の第2の板材の外観図である。 この発明の実施形態に係るバルジ成形装置において一体型のウレタンを用いた加圧部材の変形状態を示す断面図である。 この発明の実施形態に係るバルジ成形装置において分割型のウレタンを用いた加圧部材の変形状態を示す断面図である。
以下に、この発明の実施形態に係るバルジ成形装置及びバルジ成形方法について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、この発明の実施形態に係るバルジ成形装置10は、ベース1、駆動部材2、外型3、第1の板材4、第2の板材5、ウレタンゴム6、プランジャ7、リング8を備え、ウレタンバルジ成形によって管体20の周面に凸形状を成形する。
ベース1は、一例として円盤状を呈し、中央部に第1の凸部11、第2の凸部12、孔部13が同心円状に形成されており、外側部の周方向における等間隔の4カ所(図1では2カ所のみが現れる。)に雌ネジ部14が形成されている。第1の凸部11及び第2の凸部12は、ベース1の上面から上方に突出している。
孔部13には、プランジャ7の軸部73の下端部が上方から貫通する。孔部13の下方に露出した軸部73の下端面には、ワッシャ16を介して固定ネジ15が螺合する。ワッシャ16は、孔部13の下縁部に当接してプランジャ7の上限位置を規定する。雌ネジ部14には、ボルト21が螺合する。第2の凸部12は、この発明の閉塞部材であり、管体20の内径に等しい外径を有し、管体20の第2の端部である下端部が外嵌して閉塞される。
駆動部材2は、一例として内周面が截頭円錐形状を呈する筒状体であり、下端部に形成されたフランジ22の周方向における等間隔の4カ所(図1では2カ所のみが現れる。)に貫通孔23が形成されている。ボルト21は、貫通孔23にネジ部を貫通させた後に、雌ネジ部14に螺合する。駆動部材2は、ボルト21によって平面内における移動を規制された状態で、ベース1上の所定範囲内を上下方向に移動自在にされている。
外型3は、それぞれが管体20の外周部を一例として4分割に等分した領域に位置する全4個で構成されている。各外型3の外周面は、駆動部材2の内周面と同一の截頭円錐形状に形成されている。各外型3の内周面は、管体20の外径よりも大きい内径の円筒形状に形成されている。各外型3は、底面をベース1の上面に接触しており、図示しないキーを介して管体20の半径方向にのみ往復移動自在にされている。また、各外型3の底部には、第1の凸部11が嵌合する段部31が形成されている。
各外型3は、一例として互いの間に配置された図示しない弾性部材の弾性力により、互いに離間する方向に付勢されている。この弾性力により、各外型3は、ベース1上で外側に向けて付勢されている。各外型3の外周面が駆動部材2の内周面と同一の截頭円錐形状に形成されているため、駆動部材2を下降させると各外型3が管体20の半径方向に沿って互いに接近するように移動し、駆動部材2を上昇させると各外型3が管体20の半径方向に沿って互いに離間するように移動する。
なお、駆動部材2は、4個の外型3のそれぞれを個別に駆動するものであってもよい。また、駆動部材2は内側面を平面状の傾斜面で形成することもでき、この場合には、各外型3の外側面を駆動部材2の内側面に常時当接する平面状の傾斜面で形成する。さらに、駆動部材2は、管体20の外周部を複数に等分した領域に位置する複数の部材とし、管体20の半径方向に移動するように構成してもよい。
第1の板材4及び第2の板材5は、それぞれこの発明の内型に相当し、例えば板厚1mmのSUS304を素材とする金属平板を円筒状に湾曲させたものである。第1の板材4及び第2の板材5は、第1の板材4を外側にして重ねた状態で外型3の内部に挿入される。一例として、第1の板材4は、外側面の全面を外型3の内周面に対向させる。第2の板材5は、一例として図2(A)に示すように開口部51を備えている。開口部51は、図2(B)に示す管体20の外周面に形成すべき凸形状24に対応した形状にされている。
外型3の内径は、管体20の外径に第1の板材4と第2の板材5との板厚の和の2倍を加えた大きさにされている。第1の板材4及び第2の板材5のそれぞれは、必ずしも1枚の金属平板で構成する必要はない。管体20の周方向に沿って複数に分割することもできる。
ウレタンゴム6は、この発明の加圧部材に相当し、変形時の体積変化が小さい低圧縮性の柔軟材料であり、管体20の内径に略一致する外径の円筒形状を呈している。
プランジャ7は、この発明の押圧部材であり、頭部71、円盤部72及び軸部73を同心上に一体に配置して構成されている。円盤部72の外径は、管体20の内径よりも僅かに小さくされている。軸部73の外径は、ウレタンゴム6の内径に略等しくされている。軸部73には、下端面に露出したネジ穴が形成されている。ネジ穴には、固定ネジ15が螺合する。プランジャ7は、ウレタンゴム6及び第2の凸部12とともにこの発明の加圧機構を構成する。
プランジャ7は、ウレタンゴム6を確実に保持するために、上限位置をワッシャ16で位置決めされる軸部73を備えているが、ウレタンバルジ加工中にウレタンゴム6の変位を確実に規制できることを条件に、軸部73を省略できる。
リング8は、環状を呈し、外型3の上部に形成された凹部35に嵌入する。各外型3の内周面は、上部におけるリング8との当接と下部における第1の凸部11との当接により、管体20の軸方向の全長にわたって真円に維持される。外型3の真円度を確実に維持できることを条件に、リング8を第1の凸部11とともに省略することもできる。
図3に示すように、この発明のバルジ成形方法は、バルジ成形装置10を用いて実施することができる。まず、駆動部材2を上方に位置させて各外型3を互いに離間させる。このとき、第1の板材4及び第2の板材5は、第1の板材4を外側にして重ねた状態で、各外型3の内部に収納されている(図3(A))。
次いで、ウレタンゴム6が内部に挿入された管体20を第2の板材5の内部に挿入する(図3(B))。ウレタンゴム6には、プランジャ7の軸部73が貫通している。
この状態から、駆動部材2を下降させて各外型3を互いに接近させ、第1の板材4及び第2の板材5を介して管体20を半径方向に沿って内向きに押圧し、管体20を半径方向に拘束する。この後、頭部71を介してプランジャ7を下降させ、円盤部72を介してウレタンゴム6の第1の端部である上端部を上方から軸方向に沿って押圧する(図3(C))。ウレタンゴム6は、低圧縮性の柔軟材料であるため、管体20の内周面を外側に向けて押圧する。
第2の板材5に開口部51が形成されている場合、管体20の周面における開口部51に対向する部分は、第1の板材4の内側面に当接する位置を最大位置として開口部51内を外側に向かって通過し、それ以外の部分は、第2の板材5の内側面との当接によって真円に成形される。これによって、管体20の周面には開口部51の形状に応じた凸形状が形成される。
図4に示すように、第1の板材4における開口部51に対向する部分内に、開口部51より小さい開口部41を形成することにより、管体20の周面に開口部51及び開口部41の形状に応じた2段の凸形状を形成することができる。
管体20の周面に凸形状を形成する場合、従来のバルジ加工では金型の内周面に放電加工や切削加工によって凸形状に対応する凹形状を形成する必要があり、金型の製作費が高騰するだけでなく、バルジ加工の繰り返しによって凹形状に磨耗による変形を生じ、定期的な金型の交換が必要となる。これに対して、この発明のバルジ成形装置及びバルジ成形方法では、管体20の周面に形成すべき凸形状に対応した形状の開口部を金属平板に形成するだけでよく、制作費か低廉で、金型の交換も不要になる。
なお、この発明の内型は、第1の板材4及び第2の板材5の2枚の金属平板で構成するものに限らず、3枚以上の金属平板で構成することもできる。この場合に、最も外側に位置する板材に開口部を形成せず、管体20の外周面と外型3の内周面との間に全面にわたって介在させることにより、バルジ加工を繰り返した場合にも外型3に管体20との当接による磨耗を生じることがなく、外型3の交換が不要になる。
また、管体20を真円度の高い円筒形状に成形するためにバルジ加工を用いる場合には、開口部の無い1枚の板材のみを使用することで、バルジ加工を繰り返した場合にも外型3に管体20との当接による磨耗を生じることがなく、外型3の交換が不要になる。
第1の板材4及び第2の板材5は、必ずしも管体20の外周面と外型3の内周面との間に全周にわたって配置する必要はない。例えば、管体20の周面に軸方向における全長にわたって凸形状を形成する場合は、図5(A)に示すように、少なくとも第2の板材5の周方向の一部は軸方向の全長にわたって不要となる。また、管体20の周面における軸方向の一部に全周にわたって凸形状を形成する場合は、図5(B)に示すように、少なくとも第2の板材5の軸方向の一部は全周にわたって不要となり、第2の板材5は軸方向の中間部に間隔を設けて上下に配置される2枚の金属平板で構成することになる。
図6に示すように、一般的なウレタンバルジ成形と同様に、全体が一体のウレタンゴム6を用いた場合、プランジャ7によって軸方向に押圧すると、ウレタンゴム6の軸方向の中央部が上下端部よりも外側に拡がろうとする。このため、管体20の内周面に作用する半径方向の押圧力は、管体20の軸方向における中央部で大きく、上下端部で小さくなる。
管体20の軸方向について管体20の内周面に作用する半径方向の押圧力に大きな差を生じると、開口部51の上下端に対向する位置では管体20の内周面を半径方向の外側に向けて十分に押圧することができず、管体20の外周面に形成すべき凸形状の端部に鈍りを生じる。凸形状の端部の鈍りは、外型3に凹部を形成して管体20の外周面に深い凸形状を形成する場合には差程大きな問題とならないが、開口部51を形成した板材5(開口部41を形成した板材4を含む。)を用いて管体20の外周面に薄肉の凸形状を形成する場合には仕上がりの劣化として大きな問題となる。この問題は、管体20の外周面に形成すべき凸形状24が上下方向に長い場合に特に顕著になる。
そこで、出願人は、図7に示すように、管体20の軸方向に沿って一例として6個の部分に分割したウレタンゴム61を用いることで、プランジャ7によって軸方向に押圧した際に、ウレタンゴム61の半径方向の拡がりを軸方向の中央部と上下端部とで略一定にできることを見出した。この構成により、管体20の内周面に作用する半径方向の押圧力が管体20の軸方向の全域にわたって略均一になり、開口部51を形成した板材5(開口部41を形成した板材4を含む。)を用いて管体20の外周面に上下方向に長い薄肉の凸形状を形成する場合にも、凸形状の端部における鈍りの発生を緩和でき、凸形状の仕上がりを向上できる。
なお、ウレタンゴム61の分割数は、使用する素材の硬度や管体20の素材や板厚、並びに管体20の外周面に形成すべき凸形状等の条件に応じて、適宜選択できる。また、ウレタンゴム61は、部分的に硬度を変化させることもできる。例えば、上下端に位置する部分の硬度をその他の部分より高くすることで、角部の破損を防止することができる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、この発明の加圧機構を構成する加圧部材として、上記の実施形態ではウレタンゴム6を使用したが、ハイドロフォーミンクを含むバルジ加工に一般的に使用される非圧縮性又は低圧縮性の流動体又は柔軟材料を同様に用いることができる。
1−ベース
2−駆動部材
3−外型
4−第1の板材(内型)
5−第2の板材(内型)
6−ウレタンゴム(加圧部材)
7−プランジャ(押圧部材)
10−バルジ成形装置
12−第2の凸部(閉塞部材)
20−管体

Claims (7)

  1. 管体の外周部を周方向に沿って複数に分割したそれぞれの領域で、前記管体の半径方向に沿って互いに接近及び離間する方向に往復自在に配置された複数の外型と、
    少なくとも1枚の金属平板を素材として、前記複数の外型の内周面と前記管体の外周面との間に配置される内型と、
    前記内型内に配置された前記管体の内部を加圧する加圧機構と、
    を備え、前記複数の外型は、前記内型を挟んで前記管体を半径方向に拘束するバルジ成形装置。
  2. 前記加圧機構は、前記管体の内部に挿入される低圧縮性の流動体又は柔軟材料の加圧部材と、前記加圧部材を前記管体の第1の端部側から軸方向に沿って押圧する押圧部材と、前記管体の軸方向の第2の端部を閉塞する閉塞部材と、で構成される請求項1に記載のバルジ成形装置。
  3. 前記加圧部材は、前記管体の内部に挿入される円柱形状を呈し、前記軸方向に沿って複数の部分に分割して構成されたウレタンゴムである請求項2に記載のバルジ成形装置。
  4. 金属平板を素材として、前記複数の外型の内周面と前記管体の外周面との間に全周にわたって厚さ方向に密着させて配置される1枚の前記内型を備え、前記内型は、前記管体に形成すべき凸形状に応じた形状の開口部を有する請求項1乃至3の何れかに記載のバルジ成形装置。
  5. 金属平板を素材として、前記複数の外型の内周面と前記管体の外周面との間に全周にわたって厚さ方向に密着させて配置される2枚以上の前記内型を備え、前記2枚以上の内型のうち少なくとも最も内側に位置する内型は、前記管体に形成すべき凸形状に応じた形状の開口部を有する請求項1乃至3の何れかに記載のバルジ成形装置。
  6. 管体の外周部を周方向に沿って複数に分割したそれぞれの領域で、前記管体の半径方向に沿って互いに接近及び離間する方向に往復自在に配置される複数の外型と、少なくとも一枚の金属平板を素材として、前記複数の外型の内周面と前記管体の外周面との間の一部に配置される内型と、前記内型内に配置された前記管体の内部を加圧する加圧機構と、を準備し、
    前記複数の外型によって前記内型を挟んで前記管体を半径方向に拘束した状態で、前記加圧機構によって前記管体の内側を加圧するバルジ成形方法。
  7. 管体の外周部を周方向に沿って複数に分割したそれぞれの領域で、前記管体の半径方向に沿って互いに接近及び離間する方向に往復自在に配置される複数の外型と、
    少なくとも一枚の金属平板を素材として、前記複数の外型の内周面と前記管体の外周面との間の一部に配置される内型と、
    前記内型内に配置された前記管体内に挿入される円柱状のウレタンであって前記管体の軸方向に沿って複数に分割されたウレタン、前記ウレタンを前記管体の第1の端部側から前記軸方向に沿って押圧する押圧部材、及び前記管体の第2の端部側を閉塞する閉塞部材からなる加圧機構と、を準備し、
    前記管体の内部に前記ウレタンを挿入し、前記複数の外型によって前記内型を挟んで前記管体を半径方向に拘束し、前記閉塞部材によって前記管体の第2の端部側を閉塞し、前記押圧部材によって前記管体の第1の端部側から前記ウレタンを前記軸方向に沿って押圧することによって前記管体の内側を加圧するバルジ成形方法。
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