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JP2017217438A - 研磨部付きの口腔掃除具 - Google Patents

研磨部付きの口腔掃除具 Download PDF

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JP2017217438A
JP2017217438A JP2016126033A JP2016126033A JP2017217438A JP 2017217438 A JP2017217438 A JP 2017217438A JP 2016126033 A JP2016126033 A JP 2016126033A JP 2016126033 A JP2016126033 A JP 2016126033A JP 2017217438 A JP2017217438 A JP 2017217438A
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Japan
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polishing
cleaning
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JP2016126033A
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計芳 鈴木
Kazuyoshi Suzuki
計芳 鈴木
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Abstract

【課題】 歯ブラシを用いての歯磨きだけでは、バイオフィルムなどの汚れの除去は非常に困難である。そこで歯科医師に頼ることが少なくて良く、ユーザー自身でケアして汚れを除去することが出来るようにする。
【解決手段】 ポリエステル樹脂製の柄部1と、ナイロン製のブラシ11が植毛された頭部10とから成る歯ブラシの、頭部10の背部にメラミンフォームの研磨部2が接着された、研磨部付きの歯ブラシである。普通の歯磨きではブラシ11を用いるのであるが、歯の表面の汚れを落とす時には、メラミンフォームの研磨部2を用いて歯の表面を擦るようにする。このような掃除具を電動式のものとしても良い。
【選択図】図1

Description

この発明は、歯、歯肉、顎の内壁、舌等の表面に付着した汚れを除去するための、研磨部付きの口腔掃除具に関する。
コーヒーや茶を喫することを続けていると、知らず知らずの内に歯が黄ばんで来ていることに気づかされる。特に喫煙では歯に頑固な汚れが付着して見た目が非常に悪いものとなる。また茶渋などの黄ばみやヤニなどの付着を放っておくと、バイオフィルムや歯垢等を生じて歯周病を招いてしまう危険がある。
ユーザーは日々の歯磨きを念入りにして見たりもするのであるが、歯ブラシを用いての歯磨きだけでは黄ばみやヤニの除去は非常に困難である。ホワイトニング用のペースト剤を用いてみても顕著な効果を得るのは難しい。
そこでこの問題の専門医である歯科医師の治療を繰り返し受けるなどしなくてはならない。例えば歯科医師はブラスト法により重曹やアルミナ(酸化アルミニウム)などと言った歯面研掃剤を水や空気で歯の表面に吹き付けることで、歯の表面の汚れを除去する施術を行っている。しかしながら歯科医師の処置を受けるには時間とコストが高くつくと言う問題がある。
従ってこのような問題を解決して、歯科医師に頼ることが少なくて良く、ユーザー自身でケアしても汚れを除去する優れた効果を得ることは出来ないだろうか、と言うのがこの発明の課題である。
上記課題の解決の先立ち当発明者は、例えば日々の歯磨きの際に併せて歯の表面に付着した汚れを除去することが出来るようなそうした歯ブラシがあれば、面倒もコストもより少なく効果を上げることが出来るのではないかと言う知見を得た。またそうすれば歯肉、顎の内壁、舌等のケアも可能になるのではないか。
すなわち上記の課題は、持ち手と口腔内を掃除する掃除部とから成る掃除具に、歯面に付着した汚れを落とすための研磨部を備えている、研磨部付きの口腔掃除具とすることによって達成される。例えば歯ブラシの植毛部(掃除部)の背面に平面状の研磨部の層を設けるのである。すると従来通りに掃除部を以て歯磨きを行い、続けて研磨部を用いて歯の表面を擦るのである。一般的に歯の汚れ落としは、人目を気にするところからその必要が生じていることが多い。従って口を開いた時に見える前歯の汚れ落としが一番重要であるが、前歯は平面部分が広いのであるから、平面状の研磨部はここを研磨するのに最も適したものであると言うことが出来る。
また上記課題は、持ち手と口腔内を掃除する掃除部とから成る掃除具であって、この掃除具の内部に電動式振動発生装置を備えると共に歯面に付着した汚れを落とすための研磨部を備えている、研磨部付きの口腔掃除具とすることにより達成される。電動式振動発生装置いわゆるバイブレータが発生する振動によって効率的な歯磨き等々が出来ると共に、研磨部についても上記振動により効果的な汚れ落としが可能になる。この際にやはり平面状の研磨部が前歯の平面部分に良くフィットする。
さてこの発明の研磨部付きの口腔掃除具は、前記掃除部が歯ブラシであるものとすることが出来る。すなわち掃除部には歯ブラシ、歯周ポケットの掃除具や、持ち手付きの歯間ブラシや、舌苔落とし用の舌ブラシなどを用いることが可能であるが、歯面の研磨部を備えるのに好適なものとしてここでは特に歯ブラシを上げる。
またこの発明の研磨部付きの口腔掃除具は、前記研磨部がメラミンフォームであるものとすることが出来る。メラミン樹脂の性質として固いこと脆いことが上げられる。このようなメラミン樹脂を発泡加工して得られるメラミンフォームの表面には微細な凹凸が形成されているため、この面で歯面を擦ることで微細な凹凸によって歯の表面に付着した頑固な汚れを研磨するような形で落とすことが出来るのである。やはり平面状とすることによって前歯の平面部分の掃除を効率的に行い得る。
またこの発明の研磨部付きの口腔掃除具は、前記研磨部がシリコーンフォームであるものとすることが出来る。シリコーンフォームもメラミンフォームと同様の働きを現して、バイオフィルムや歯垢等の汚れを除去して美しい歯にすることが可能となる。
この発明によれば、持ち手と口腔内を掃除する掃除部とから成る掃除具の、前記掃除部に歯面に付着した汚れを落とすための研磨部を備えている、研磨部付きの口腔掃除具としたので、掃除部を以て口腔内の掃除特に歯磨きを行うのに併せて、研磨部を以て歯の表面の汚れを擦り落とすことが出来るようになった。従ってこの発明によれば、歯科医師に頼ることが少なく、ユーザー自身で歯のケアを行って簡単にその汚れを除去することが可能になる。
実施例1を側面方向から見た説明図である。 実施例1を背面方向から見た説明図である。 実施例2を側面方向から見た説明図である。 実施例3の断面を表す説明図である。 実施例4を側面方向から見た説明図である。 実施例4の回路構成を表す説明図である。
図1及び図2によりこの実施例を説明する。このものはポリエステル樹脂製の柄部1と主としてナイロン製のブラシ11が植毛された頭部10とから成る歯ブラシの、頭部10の背部にメラミンフォームの研磨部2が接着された、研磨部付きの歯ブラシである。柄部1は持ち手であり、頭部10とここに植毛されたブラシ11とは掃除部である。
普通の歯磨きではブラシ11を用いるのであるが、歯の表面の黄ばみやバイオフィルムや歯垢等を落とす時には、メラミンフォームの研磨部2を用いて歯の表面を擦るようにする。特に前歯の前面に対しては、塊であると共にその表面が平らかである研磨部2は良くフィットする。なお歯と歯の間の研磨には研磨部2の角を使うなどの工夫をする。
この歯ブラシによれば、歯磨きと同時に歯の表面の黄ばみなどのケアが、この歯ブラシだけで行える。従来のように歯ブラシと研磨剤との使い分けをしなくて済むために、面倒がなくとても便利である。従って歯ブラシを使うことと歯の表面のケアとを習慣化することが容易である。これは老若男女すべての人にとって非常に重要なことである。
図3を用いてこの実施例を説明する。このものはポリエステル樹脂製の柄部3と主としてナイロン製のブラシ31が植毛された頭部30とから成る歯ブラシの、柄部3の端部に収納室32が設けられており、ここに研磨柄部40に取り付けた研磨部4が装着される。この装着状態では研磨柄部40は上記柄部3の一部分となり一体化する。柄部3は持ち手であり、頭部30とここに植毛されたブラシ31とは掃除部である。なお研磨柄部40も持ち手であると言うことが出来る。
ブラシ31を用いた歯磨きの後に、研磨柄部40を引いて柄部3から離脱させ、研磨柄部40を摘まんでシリコーンフォームの研磨部4を以て、歯の表面や歯と歯の間を擦るようにする。塊のような研磨部4の先端部は斜めに平かにカットされており、この平面状の部位は前歯の前面に良くフィットし、先端部分は歯と歯の間に入り込むことが出来る。
研磨部4を使い終えたならば、よく洗浄した後に、柄部3の上記収納室32に装着すれば良い。なお上記研磨柄部40をその端部側から収納室32に挿着可能に構成することによって、柄部3を握って歯の表面を擦ることが出来るようになる。
図4を用いてこの実施例を説明する。このものは持ち手としての柄部5と、掃除部となる頭部50の軸周りに植毛したブラシ51とから成り、頭部50の先端部に装着溝52が設けられており、ここに研磨部6が装着されている。
この歯ブラシは柄部5を軸周りに回転させることで、ブラシ51を回転させて歯磨きを行わせるものである。そして頭部50の先端の研磨部6で歯の表面を擦るようにして歯の表面の黄ばみやバイオフィルムや歯垢等を落とすのである。
さて図5及び図6によりこの実施例を説明する。このものはこの発明の掃除具の内部に電動式振動発生装置を備えることを特徴としている。すなわち乾電池84から電力の供給を受ける制御回路82が、電源スイッチ83がON状態になると電動モータ8を駆動するように構成されており、電動モータ8の回転軸80が回転すると、これに取り付けられている偏心錘81が回転してブルブルと言う振動を発生する。
持ち手としての柄部7の内部には、上述した電動モータ8や制御回路82や乾電池84が納められている。また掃除部となる頭部70の一側にはブラシ71が植毛されており、他側にはメラミンフォームの研磨部9が接着されている。従って上記電動モータ8が回転して偏心錘81から振動が発せられると、この振動はブラシ71や研磨部9を振動させるので、ユーザーは歯にブラシ71や研磨部9を当てるだけで、この発明の目的が楽に達成されるのである。
以上、この発明の4つの実施例を説明したが、この発明はこれ等の実施例にのみ限定されない。例えば歯面の研磨部の素材に何を用いるかは任意であり、また研磨部の掃除具への取り付け箇所や取り付け方法も自由に設計して良い。また上述した実施例では掃除部が歯ブラシの場合を説明して来たが、それ以外にも例えば歯周ポケットの掃除具や、持ち手付きの歯間ブラシや、舌苔落とし用の舌ブラシなどの場合がある。その何れにしてもこの発明によれば、口腔ケアに際して同じ掃除具で歯面に磨きを掛けることが出来る。
またこの発明の口腔掃除具は電気式のものとすることが出来る。実施例4は電動モータ8の回転軸80が回転すると、これに取り付けられている偏心錘81が回転してブルブルと言う振動を発生する、電動式振動発生装置を備えていた。この振動はブラシ71や研磨部9を振動させていた。この他にも超音波発生装置を備えたタイプのものや、歯ブラシなどの掃除部(または上記研磨部)が電動モータによって回転するタイプのものや、流水にキャビテーションを発生させつつ歯に噴射するタイプのものなども、この発明の権利範囲内にある。またこの発明の口腔掃除具は、医療用、家庭用、旅行用(携帯用)などとして提供し得る。
この発明は家畜用やペット用として構成することが可能である。
1 柄部 10 頭部 11 ブラシ
2 研磨部
3 柄部 30 頭部 31 ブラシ 32 収納室
4 研磨部 40 研磨柄部
5 柄部 50 頭部 51 ブラシ 52 装着溝
6 研磨部
7 柄部 70 頭部 71 ブラシ
8 電動モータ 80 回転軸 81 偏心錘
82 制御回路 83 電源スイッチ 84 乾電池
9 研磨部

Claims (5)

  1. 持ち手と口腔内を掃除する掃除部とから成る掃除具に、歯面に付着した汚れを落とすための研磨部を備えている、研磨部付きの口腔掃除具。
  2. 持ち手と口腔内を掃除する掃除部とから成る掃除具であって、この掃除具の内部に電動式振動発生装置を備えると共に歯面に付着した汚れを落とすための研磨部を備えている、研磨部付きの口腔掃除具。
  3. 前記掃除部が歯ブラシである、請求項1または請求項2に記載の研磨部付きの口腔掃除具。
  4. 前記研磨部がメラミンフォームである、請求項1または請求項2に記載の研磨部付きの口腔掃除具。
  5. 前記研磨部がシリコーンフォームである、請求項1または請求項2に記載の研磨部付きの口腔掃除具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102049109B1 (ko) * 2019-04-19 2019-11-26 심재학 미백 칫솔 및 미백 전동 칫솔

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