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JP2017208478A - 熱電変換モジュールおよび熱電変換装置 - Google Patents

熱電変換モジュールおよび熱電変換装置 Download PDF

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JP2017208478A JP2016100586A JP2016100586A JP2017208478A JP 2017208478 A JP2017208478 A JP 2017208478A JP 2016100586 A JP2016100586 A JP 2016100586A JP 2016100586 A JP2016100586 A JP 2016100586A JP 2017208478 A JP2017208478 A JP 2017208478A
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豊 宮本
Yutaka Miyamoto
豊 宮本
中村 伸二
Shinji Nakamura
伸二 中村
久詞 加納
Hisashi Kano
久詞 加納
利夫 光安
Toshio Mitsuyasu
利夫 光安
白石 憲一
Kenichi Shiraishi
憲一 白石
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Abstract

【課題】多数の熱電変換モジュールを組立てて熱電変換装置を構成する場合において、優れた熱電変換効率を得ることができる熱電変換モジュールおよび熱電変換装置を提供すること。【解決手段】本発明の熱電変換モジュールは、一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられた複数の熱電変換素子と、前記基板の表面に設けられた導体からなり複数の前記熱電変換素子の間を接続して回路を構成する配線と、前記回路に接続された端子を有する端子部とを備え、前記端子部は絶縁層と導体層が積層されてフレキシブルに構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、熱電変換モジュールおよび熱電変換装置に関する。
従来より、複数の熱電変換素子を内蔵した熱電変換モジュール、および複数の熱電変換モジュールを接続して構成される熱電変換装置が知られている。このような熱電変換装置類は、温度差により電力を生成する用途、あるいは電力を温度差に変換する用途に使用される。
なお、本出願の発明に関連する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2008−108900号公報
このような熱電変換装置は、所定規模の出力を得るために、多数の熱電変換モジュールを直列および並列に接続して構成する場合がある。従来の熱電変換装置は、多数の熱電変換モジュールを接続して構成した際に、十分な熱電変換効率を得ることが困難であった。
本発明は、多数の熱電変換モジュールを組立てて熱電変換装置を構成する場合において、優れた熱電変換効率を得ることができる熱電変換モジュールおよび熱電変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の熱電変換モジュールは、一対の基板と、前記一対の基板の間に設けられた複数の熱電変換素子と、前記基板の表面に設けられた導体からなり複数の前記熱電変換素子の間を接続して回路を構成する配線と、
前記回路に接続された端子を有する端子部とを備え、前記端子部は絶縁層と導体層が積層されてフレキシブルに構成される。
本発明の第2の熱電変換モジュールは、一対の基板と、前記一対の基板の向かい合う側の面に設けられた導体からなる配線と、前記一対の基板の間に設けられ前記配線によって接続された複数の熱電変換素子と、前記配線と前記熱電変換素子とによって構成された回路に接続された端子とを備え、前記端子は前記基板の一方に設けられた切り欠き部から露出している。
本発明の熱電変換装置は、複数の熱電変換モジュールと、前記複数の熱電変換モジュールの端子が接続されたフレキシブル基板とを備え、前記熱電変換モジュールは、上記第1の熱電変換モジュールまたは第2の熱電変換モジュールである。
上記の構成を有することにより、本発明の熱電変換モジュールおよび熱電変換装置は、熱電変換装置を構成した際に優れた熱電変換効率を有する。
実施の形態1の熱電変換モジュールの斜視図 同熱電変換モジュールの分解斜視図 同熱電変換モジュールの部分断面図 実施の形態1の熱電変換装置の上面図 同熱電変換装置の部分拡大図 同熱電変換装置の部分断面図 実施の形態1の第1の変形例の熱電変換モジュールの斜視図 同熱電変換モジュールの部分断面図 実施の形態1の第2の変形例の熱電変換モジュールの斜視図 同熱電変換モジュールの部分断面図 実施の形態1の第3の変形例の熱電変換モジュールの斜視図 同熱電変換モジュールの分解斜視図 実施の形態1の第3の変形例の熱電変換装置の上面図 実施の形態2の熱電変換モジュールの斜視図 同熱電変換モジュールの分解斜視図 同熱電変換装置の部分断面図 実施の形態2の熱電変換装置の上面図 同熱電変換装置の部分拡大図 同熱電変換装置の部分断面図
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下では全ての図を通じて共通する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における熱電変換モジュール10の斜視図である。図2は、図1に示す熱電変換モジュール10の分解斜視図である。図3は、図1に示す熱電変換モジュール10のA−A線における部分断面図である。図4は、実施の形態1における熱電変換装置20の上面図である。図5は、図4に示す熱電変換装置20のB部の部分拡大図である。図6は、図5に示す熱電変換装置20のC−C線における部分断面図である。
図1〜図6において、熱電変換モジュール10は、対向する一対の基板11、12と、一対の基板11、12が互いに向かい合う側の表面に設けられた導体からなる配線1、2と、配線1、2によって接続された複数の熱電変換素子3と、配線1に接続された導体からなる端子13を有する。複数の熱電変換素子3は、側面方向から絶縁性の封止体4を用いて一対の基板11、12の間で封止される。
熱電変換素子3としては、例えば、p型半導体からなるものおよびn型半導体からなるものが用いられ、交互に直列に接続される。封止体4としては、シリコンゴムなどの接着剤を用いることができる。
下側の基板11は、可撓性と絶縁性を有するポリイミドフィルムからなるフレキシブル基板である。基板11の一部は熱電変換モジュール10の本体の対向する辺の両側から外方向に延長した延長部14を有する。基板11の上側の面には導体からなる配線1が設けられ、延長部14の上側の面には端子13が設けられている。端子13と延長部14は積層されて、熱電変換モジュール10の本体の対向する辺の両側から外方向に延長する端子部15を構成する。
下側の基板11の構成材料としては、ポリイミドフィルムの他に、他の樹脂基板や金属
基板などの可撓性を有する基板を使用することができる。下側の基板11として金属基板のように導電性を有する基板11を使用する場合には、基板11と配線1との間および延長部14と端子13との間に絶縁層を設け、絶縁性を確保する。
上側の基板12は、銅からなる金属基板であり、基板12の下側の表面には配線2が設けられ、基板12と配線2との間には絶縁性と密着性を確保するための絶縁層16が設けられている。上側の基板12の構成材料としては、金属銅基板以外には、銅以外の金属基板、酸化アルミニウムなどのセラミック基板、ポリイミドなどの有機物からなるフレキシブル基板などを使用することができる。
熱電変換モジュール10は、下側の基板11として、ポリイミドフィルムなどのフレキシブルな部材を用いて構成することにより、別途他の部材を用いることなく、端子部15をフレキシブルな構成とすることができ、熱電変換モジュール10の製造にかかる部材および工数を低減することができ、経済的に熱電変換モジュール10を製造できる。
下側の基板11あるいは上側の基板12として、銅板などの金属基板を用いることにより、基板11あるいは基板12の熱伝導率を向上することができ、熱電変換モジュール10の熱電変換特性を向上することができる。
端子部15は、可撓性を有する端子13と可撓性を有する延長部14が積層されてフレキシブルに構成され、端子13の接続構造の自由度を確保すると共に、端子13の接続作業を容易にすることができる。ここで、端子部15がフレキシブルであるとは、力を加えることにより変形可能であることをいう。端子部15は、熱電変換モジュール10の対向する一対の辺の両側にそれぞれ設けられ、熱電変換モジュール10を格子状に配置することにより高密度に接続することが可能になる。端子部15は、熱電変換モジュール10の厚みよりも薄く構成されることにより、熱電変換モジュール10における端子部15を除く本体部の基板11、12の面に効率的に熱伝達することが可能になり、熱電変換モジュール10の熱電変換効率が高まる。
熱電変換モジュール10は、発電手段あるいは、冷却手段、あるいは加熱手段として活用することが出来る。熱電変換モジュール10を発電手段として使用する場合には、上下の基板11、12に温度差を加え、端子13から熱起電力を出力することができる。熱電変換モジュール10を冷却手段あるいは加熱手段として活用する場合には、対向する端子13の間に電力を加えることにより、その加える電圧の方向に応じて冷却あるいは加熱を行なうことができる。
図4〜図6において、熱電変換装置20は、複数の熱電変換モジュール10がフレキシブル基板21を介して格子状に接続されている。熱電変換装置20は、多数の熱電変換モジュール10を直列および並列に接続することにより、より大規模な発電装置あるいは冷却装置あるいは加熱装置として利用される。
熱電変換装置20において、フレキシブル基板21は、樹脂部22と導体部23が積層された構成を有し、可撓性を有する。熱電変換モジュール10の端子13とフレキシブル基板21の導体部23は接続部24を介して接続されている。接続部24の接合方法としては、例えば、はんだ付け、スポット溶接などを用いることができる。熱電変換装置20は、端子部15の端子13とフレキシブル基板21の導体部23を対向させて接続した構成を有し、これにより、極めて厚みの薄い配線により複数の熱電変換モジュール10を接続することが可能になる。この構成は、厚みが薄く熱電変換効率の高い熱電変換モジュール10を利用することを可能にする。一般に、熱電変換モジュール10は厚みが薄いほど熱利用効率が高く、熱電変換効率が高い。熱電変換装置20は、厚みの薄い熱電変換モジ
ュール10相互を極めて厚みの薄い配線によって接続することができるため極めて高い熱変換効率を可能にする。
以上のように、熱電変換モジュール10は、一対の基板11、12と、一対の基板11、12の間に設けられた複数の熱電変換素子3と、基板11、12の表面に設けられた導体からなり複数の熱電変換素子3の間を接続して回路を構成する配線1、2と、回路に接続された端子13を有する端子部15とを備え、端子部15は絶縁層と導体層が積層されてフレキシブルに構成される。この構成を有することにより、多数の熱電変換モジュール10を高密度に接続することが可能になり、熱電変換装置20を構成した際に優れた熱電変換効率を得ることができる。また、熱電変換モジュール10はこの構成を有することにより、多数の熱電変換モジュール10を効率的に接続することが可能になり、大規模な熱電変換モジュール10の設置作業が容易になる。
さらに、熱電変換モジュール10において、端子部15は、基板11、12の対向する一対の辺の両側にそれぞれ設けられた構成を有する。この構成を有することにより、熱電変換モジュール10は、熱電変換装置を構成した際に高密度に配置することが可能になり、優れた熱電変換効率を得ることができる。また、この構成を有することにより、熱電変換モジュール10は、高密度に接続する作業が容易になる。
さらに、熱電変換モジュール10において、一対の基板11、12の少なくとも一方(基板11)は可撓性絶縁層からなり、端子部15の絶縁層は、一方の基板(基板11)の一部が延長された延長部14からなる。この構成を有することにより、熱電変換モジュール10は、端子部15を形成するために別途他の部材を準備する必要がなく、基板11と配線1を延長して使用すれば良いので、端子部15を形成するための追加の工数も少ないため、経済的に熱電変換モジュール10を製造することができる。
また、熱電変換装置20は、複数の熱電変換モジュール10と、複数の熱電変換モジュール10の端子13が接続されたフレキシブル基板21とを備える。この構成を有することにより、熱電変換装置20は、熱電変換モジュール10を高密度に接続することが可能になり、優れた熱電変換効率を得ることができる。
(第1の変形例)
図7は、実施の形態1の第1の変形例の熱電変換モジュール30の斜視図である。図8は、図7に示す熱電変換モジュール30のD−D線における部分断面図である。
第1の変形例の熱電変換モジュール30が熱電変換モジュール10と異なる点は、基板11における延長部34の厚みを他の部分よりも薄くして、端子部35の可撓性を向上した点である。第1の変形例の熱電変換モジュール30は、端子部35の可撓性を向上することによって、端子33の接合の作業性をさらに向上できる。また、熱電変換モジュール30は熱電変換装置を構成する際の構成の自由度を向上できる。第1の変形例の熱電変換モジュール30は、下側の基板11の可撓性が小さい場合であっても、別途他の部材を使用することなく可撓性を有する端子部35を形成することができるため、経済的に製造することができる。
下側の基板11および上側の基板12としては、金属基板を使用する良く、下側の基板11と配線1との間には絶縁層36が設けられ、上側の基板12と配線2との間には絶縁層37が設けられている。この場合には、基板11、12の熱伝導率を向上し、熱電変換モジュール30の熱電変換特性を向上できると共に、端子部35の可撓性を向上し熱電変換モジュール30の接続作業性を確保できる。
下側の基板11として樹脂基板を用いてもよく、この場合であっても、第1の変形例の
熱電変換モジュール30のように、延長部34の厚みを他の部分よりも薄くすることにより、端子部35の可撓性をより高めることができ、端子33の接続作業を容易にすることができる。
以上のように第1の変形例の熱電変換モジュール30において、端子部35の絶縁層は、一方の基板11の一部が延長された延長部34からなり、延長部34は一方の基板11の他の部分よりも薄く構成される。この構成により、端子部35の可撓性をより高めることができ、熱電変換モジュール30を接続する作業を容易にすることができる。
さらに、熱電変換モジュール30において、一対の基板11、12の少なくとも一方(基板11)は、金属板の上に絶縁層36を有し、絶縁層36を介して金属板の上に配線1の一部が設けられた金属基板であり、端子部35は金属板の一部が延長されて構成されている。この構成を有することにより、熱電変換モジュール30は、熱電変換素子3への熱伝達特性が向上してその利用効率が高まるため、熱電変換モジュール30の熱電変換特性を向上することができる。
熱電変換モジュール10と同様に、第1の変形例の熱電変換モジュール30は、図4に示すように、フレキシブル基板21を用いて熱電変換装置38を構成することができる。熱電変換装置38は熱電変換モジュール30を高密度に接続することができ、優れた熱電変換効率を有する。
(第2の変形例)
図9は、実施の形態1の第2の変形例の熱電変換モジュール40の斜視図である。図10は、図9に示す熱電変換モジュール40のE−E線における部分断面図である。
第2の変形例の熱電変換モジュール40が熱電変換モジュール10と異なる点は、基板11と別体の可撓性を有する延長部44を設け、延長部44の上に端子43が積層されて端子部45を構成し、端子43と配線1を熱電変換モジュール40の内部で接続した点である。第2の変形例の熱電変換モジュール40では、例えば、下側の基板11および上側の基板12として銅からなる金属基板を使用し、熱電変換モジュール40の熱電変換特性を向上することができる。下側の基板11と配線1との間には絶縁層46が設けられ、上側の基板12と配線2との間には絶縁層47が設けられている。延長部44としてはポリイミドフィルム、端子43としては金属銅を使用することができる。
第2の変形例の熱電変換モジュール40において、下側の基板11および上側の基板12としては、金属基板の他にも、ガラス繊維をエポキシ樹脂で含浸した複合基板やセラミック基板などの可撓性の少ない部材を使用することができ、熱電変換モジュール40の設計自由度を向上できる。
熱電変換モジュール10と同様に、第2の変形例の熱電変換モジュール40は、図4に示すように、フレキシブル基板21を用いて熱電変換装置48を構成することができる。熱電変換装置48は熱電変換モジュール40を高密度に接続することができ、優れた熱電変換効率を有する。
(第3の変形例)
図11は、実施の形態1の第3の変形例の熱電変換モジュール50の斜視図である。図12は、熱電変換モジュール50の分解斜視図である。図13は、第3の変形例の熱電変換モジュール50を用いた熱電変換装置58の上面図である。
第3の変形例の熱電変換モジュール50が熱電変換モジュール10と異なる点は、熱電変換モジュール10が一対の端子13と端子部15を有するのに対して、熱電変換モジュール50は二対の端子53と端子部55を有する点である。二対の端子53は、二対の延
長部54の上にそれぞれ設けられ、二対の端子部55を構成する。
第3の変形例の熱電変換モジュール50は、フレキシブル基板21に熱電変換モジュール50の4端の端子53を接続して熱電変換装置58を構成する。
以上のように、熱電変換モジュール50は、基板11の対向する一対の辺の両側において、それぞれの辺の両側に端子部55が設けられた構成を有する。この構成により、熱電変換モジュール50は4端の端子部55を接続することにより、本体を安定して支持することが可能になり、取り扱いが容易になる。また、熱電変換モジュール50は4端の端子部55を接続することにより、端子部55の1つ当たりにかかる力が低減され、取り扱い時に端子部55の破損を低減できる。また、この構成により、熱電変換モジュール50は、接続する端子53を選択する自由度が広がり、接続のための設計が容易になる。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2における熱電変換モジュール60の斜視図である。図15は、図14に示す熱電変換モジュール60の分解斜視図である。図16は、図14に示す熱電変換モジュール60のF−F線における部分断面図である。図17は、実施の形態2における熱電変換装置70の上面図である。図18は、図17に示す熱電変換装置70のG部の部分拡大図である。図19は、図18に示す熱電変換装置70のH−H線における部分断面図である。
図14〜図19において、熱電変換モジュール60は、対向する一対の基板61、62と、一対の基板61、62が互いに向かい合う側の表面に設けられた導体からなる配線1、2と、配線1、2によって接続された複数の熱電変換素子3と、配線1に接続された導体からなる一対の端子63を有する。複数の熱電変換素子3は、側面方向から絶縁性の封止体4を用いて一対の基板61、62の間で封止される。
熱電変換モジュール60は、下側の基板61の表面に設けた端子63を、上側の基板62に設けた切り欠き部64を通して露出させた構成を有する。
下側の基板61および上側の基板62は、銅を主成分とする金属板からなる。下側の基板61の上側の表面には、絶縁層65を介して配線1が設けられる。上側の基板62の下側の表面には、絶縁層66を介して配線2が設けられる。
下側の基板61および上側の基板62としては、金属基板の他に、酸化アルミニウムなどのセラミック基板、あるいはポリイミドなどの有機物からなるフレキシブル基板などを使用することができる。
熱電変換モジュール60は、下側の基板61および上側の基板62として、金属基板を使用することにより、熱伝導性を向上することができ、熱電変換特性を向上できる。
図17〜図19において、熱電変換装置70は、複数の熱電変換モジュール60がフレキシブル基板71を介して接続されている。フレキシブル基板71は、フレキシブルな樹脂部72と導体部73が積層された構成を有する。熱電変換モジュール60の端子63とフレキシブル基板71の導体部73は接続部74を介して接続されている。
以上のように、熱電変換モジュール60は、一対の基板61、62と、一対の基板61、62の向かい合う側の面に設けられた導体からなる配線1、2と、一対の基板61、62の間に設けられ配線1、2によって接続された複数の熱電変換素子3と、配線1、2と熱電変換素子3とによって構成された回路に接続された端子63とを備え、端子63は基板61、62の一方に設けられた切り欠き部64から露出している。この構成を有するこ
とにより、多数の熱電変換モジュール60を高密度に接続することが可能になり、熱電変換装置70を構成した際に優れた熱電変換効率を得ることができる。また、この構成により、熱電変換モジュール60は、多数の熱電変換モジュール60を効率的に接続することが可能になり、大規模な熱電変換モジュール60の設置作業が容易になる。
また、熱電変換装置70は、複数の熱電変換モジュール60と、前記複数の熱電変換モジュール60の端子63が接続されたフレキシブル基板71とを備える。この構成を有することにより、熱電変換装置70は、熱電変換モジュール60を高密度に接続することが可能になり、優れた熱電変換効率を得ることができる。
本発明の熱電変換モジュールおよび熱電変換装置は、熱電変換機能を有し、発電装置あるいは冷却装置として有用である。
1、2 配線
3 熱電変換素子
4 封止体
10、30、40、50、60 熱電変換モジュール
11、12、61、62 基板
13、33、43、53、63 端子
14、34、44、54 延長部
15、35、45、55 端子部
16、36、37、46、47、65、66 絶縁層
20、38、48、58、70 熱電変換装置
21、71 フレキシブル基板
22、72 樹脂部
23、73 導体部
24、74 接続部

Claims (8)

  1. 一対の基板と、
    前記一対の基板の間に設けられた複数の熱電変換素子と、
    前記基板の表面に設けられた導体からなり複数の前記熱電変換素子の間を接続して回路を構成する配線と、
    前記回路に接続された端子を有する端子部とを備え、
    前記端子部は絶縁層と導体層が積層されてフレキシブルに構成された、
    熱電変換モジュール。
  2. 前記端子部は、前記基板の対向する一対の辺の両側にそれぞれ設けられた請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  3. 前記一対の基板の少なくとも一方は可撓性絶縁層からなり、
    前記端子部の絶縁層は、前記一方の基板の一部が延長された延長部からなる請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  4. 前記一対の基板の少なくとも一方は、金属板の上に絶縁層を有し、
    前記絶縁層を介して前記金属板の上に前記配線の一部が設けられた金属基板であり、
    前記端子部は前記金属板の一部が延長されて構成された請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  5. 前記端子部の絶縁層は、一方の前記基板の一部が延長された延長部からなり、
    前記延長部は前記一方の基板の他の部分よりも薄く構成された請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  6. 前記基板の対向する一対の辺の両側において、
    それぞれの前記辺の両側に前記端子部が設けられた請求項1に記載の熱電変換モジュール。
  7. 一対の基板と、
    前記一対の基板の向かい合う側の面に設けられた導体からなる配線と、
    前記一対の基板の間に設けられ前記配線によって接続された複数の熱電変換素子と、
    前記配線と前記熱電変換素子とによって構成された回路に接続された端子とを備え、
    前記端子は前記基板の一方に設けられた切り欠き部から露出した熱電変換モジュール。
  8. 複数の熱電変換モジュールと、
    前記複数の熱電変換モジュールの端子が接続されたフレキシブル基板とを備え、
    前記熱電変換モジュールは、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の熱電変換モジュールである熱電変換装置。
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