JP2017201117A - Reinforcement structure and reinforcement method of a bridge - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、橋梁を補強して耐荷重を増大させる橋梁の補強技術に関するものである。 The present invention relates to a bridge reinforcement technique for reinforcing a bridge and increasing load resistance.
橋梁においては、車両の通過時に大きな荷重を受けるとともに振動する。このため、施工からの経年によって橋梁の構造材料の劣化や材料疲労の蓄積などによって耐力の低下が懸念されている。また、比較的新しい橋梁であっても、設計基準や道路交通法などの法律の改正に伴い、現在の使用条件としては耐荷重が不足してしまうことがある。このような問題を内在している橋梁に対する対策としては、新たに付け替えるのが根本的解決法であるが、多額の費用を要するだけでなく、長期間にわたって橋梁の使用を中止せざるを得ない。 A bridge receives a large load and vibrates when passing through a vehicle. For this reason, with the lapse of time since construction, there is a concern that the proof stress will decrease due to the deterioration of the structural material of the bridge and the accumulation of material fatigue. In addition, even with relatively new bridges, with the revision of laws such as the design standards and the Road Traffic Law, the current use conditions may be insufficient in load capacity. As a countermeasure for bridges that have such problems inherently, the fundamental solution is to replace them, but it is not only expensive, but the use of the bridges must be stopped for a long period of time. .
そこで、橋梁の主桁に緊張力を与えて補強する補強技術が提案されている。例えば特許文献1では、主桁の両側面に取り付けた支持部材にPC鋼より線を取り付け、主桁の両端部に設けられたナットで締め付けて緊張力を与えることで橋梁の補強を行っている。
Therefore, a reinforcing technique for reinforcing the main girder of the bridge with tension is proposed. For example, in
特許文献1に記載の補強構造では、主桁の各側面に対してPC鋼より線を取り付ける必要があり、コスト面で問題があった。また、一方側面での緊張力と他方側面での緊張力とが不均衡になると、主桁に対して予期しない応力を与えてしまい橋梁の耐久性を劣化させてしまう。そのため、両緊張力の調整が不可欠であり、施工性の面で問題があった。また、後の図4に示すように主桁が湾曲している場合には、上記補強構造を適用することができず、汎用性の面で問題があった。
In the reinforcing structure described in
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、主桁の形状を問わず、低コストで、かつ優れた施工性で橋梁を補強することができる橋梁の補強技術を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and aims to provide a bridge reinforcement technique that can reinforce a bridge at low cost and with excellent workability regardless of the shape of the main girder. To do.
本発明の第1の態様は、橋梁の補強構造であって、橋梁の主桁の長手方向において互いに離間して主桁の下面から垂下しながら主桁に連結される一対の垂設部材と、一対の垂設部材の間に緊張力を与える緊張部材とを備えることを特徴としている。 A first aspect of the present invention is a bridge reinforcing structure, a pair of hanging members connected to the main girder while being suspended from the lower surface of the main girder while being separated from each other in the longitudinal direction of the main girder of the bridge, And a tension member that applies tension between the pair of hanging members.
また、本発明の第2の態様は、第1の主桁の長手方向における一方端部と、第2の主桁の長手方向における他方端部とを橋脚上に支持した橋梁を補強する橋梁の補強構造であって、主桁ごとに、主桁の長手方向において互いに離間して主桁の下面から垂下しながら主桁に連結される一対の垂設部材と、一対の垂設部材の間に緊張力を与える緊張部材とが設けられ、第1の主桁に設けられた一対の垂設部材のうち一方端部側の垂設部材と、第2の主桁に設けられた一対の垂設部材のうち他方端部側の垂設部材とが落橋防止部材で連結されることを特徴としている。 The second aspect of the present invention provides a bridge for reinforcing a bridge in which one end in the longitudinal direction of the first main girder and the other end in the longitudinal direction of the second main girder are supported on the pier. A reinforcing structure for each main girder, which is separated from each other in the longitudinal direction of the main girder and is suspended from the lower surface of the main girder and coupled to the main girder, and between the pair of hung members A tension member that provides tension, and a pair of suspended members provided on the first main girder and one pair of suspended members provided on the first main girder and a pair of suspended members provided on the second main girder Among the members, the hanging member on the other end side is connected by a fallen bridge preventing member.
さらに、本発明の第3の態様は、橋梁の補強方法であって、一対の垂設部材を橋梁の主桁の長手方向において互いに離間して主桁の下面から垂下しながら主桁に連結する工程と、緊張部材の一方端部を一対の垂設部材のうちの一方に定着するとともに緊張部材の他方端部を一対の垂設部材のうちの他方に定着して一対の垂設部材との間に緊張力を与える工程とを備えることを特徴としている。 Furthermore, a third aspect of the present invention is a method for reinforcing a bridge, wherein a pair of suspended members are separated from each other in the longitudinal direction of the main girder of the bridge and connected to the main girder while hanging down from the lower surface of the main girder. And fixing one end of the tension member to one of the pair of hanging members and fixing the other end of the tension member to the other of the pair of hanging members. And a step of applying tension between them.
このように構成された発明では、主桁の下面に対して一対の垂設部材が設けられ、当該一対の垂設部材の間に緊張部材によって緊張力が与えられる。この緊張力による主桁の下面側から補強によって橋梁の荷重力が高められる。 In the invention configured as described above, a pair of hanging members is provided on the lower surface of the main girder, and a tension force is applied between the pair of hanging members by the tension member. The load force of the bridge is increased by reinforcement from the lower surface side of the main girder due to this tension.
以上のように構成された発明では、一対の垂設部材の間に緊張力を与えることのみによって橋梁の荷重力を高めることができ、従来技術に比べて次のような利点を有している。すなわち、橋梁の補強に要する費用を抑えることができる。また、橋梁の補強の調整作業を簡素化することができ、施工性に優れている。また、主桁の下面に設けた一対の垂設部材に緊張力を与えればよいため、任意の形状を有する主桁を有する橋梁に対して本発明を適用することができ、優れた汎用性を有している。 In the invention configured as described above, the load force of the bridge can be increased only by applying a tension force between the pair of suspending members, and has the following advantages over the prior art. . That is, the cost required for reinforcing the bridge can be suppressed. In addition, the adjustment work for reinforcing the bridge can be simplified, and the workability is excellent. Moreover, since it is only necessary to give tension to the pair of suspended members provided on the lower surface of the main girder, the present invention can be applied to a bridge having a main girder having an arbitrary shape, and has excellent versatility. Have.
図1は本発明にかかる補強構造の第1実施形態を適用した橋梁の部分側面図である。また、図2は図1の橋梁を下方から見た底面図であり、同図では橋台および橋脚を破線で示している。さらに、図3は補強構造を構成する垂設部材の構成を示す斜視図である。この橋梁1は、2つの橋台2(左端側の橋台のみ図示し、右端側の橋台は不図示)の間に複数の橋脚3が直線状に配置されている。これら橋台2および橋脚3の配列方向Xは後で説明する主桁の長手方向と一致している。また、橋台2および橋脚3の各橋座の上には、複数(本実施形態では「3」個)の支承部4が方向Xと直交する水平方向Yに一定の間隔で載置されており、橋台2とそれに隣接する橋脚3との間では3組の支承部対が設けられ、互いに隣接する橋脚3の間でも3組の支承部対が設けられている。そして、各支承部対の間に主桁5が載置されている。つまり、各支承部対では、そのうちの一方の支承部4に対して主桁5の一方端部が載置されるとともに他方の支承部4に対して主桁5の他方端部が載置されている。また、図示を省略するが、上記のようにして設けられた複数の主桁5に対して横桁が設けられるとともに縦桁が設けられている。そして、それらの上に床版6が設けられている。
FIG. 1 is a partial side view of a bridge to which a first embodiment of a reinforcing structure according to the present invention is applied. FIG. 2 is a bottom view of the bridge of FIG. 1 as viewed from below. In FIG. 2, the abutment and the pier are indicated by broken lines. Further, FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of a hanging member constituting the reinforcing structure. In this
本実施形態では、各主桁5に対して補強構造体7が取り付けられて橋梁1の耐荷重を高めている。補強構造体7は、主桁5の長手方向Xにおいて互いに離間して主桁5の下面51から垂下しながら主桁5に直接連結される一対の垂設部材71A,71Bと、一対の垂設部材71A,71Bを連結して緊張力を与える緊張部材72とを備えている。垂設部材71A,71Bはいずれも図3に示すようにI鋼のY方向端部に対して倒立直角三角形状の補強リブを一体化したものであり、上側平面部位711が下側平面部位712よりも若干方向Xに幅広となり、主桁5の下面51に密着可能に仕上げられている。そして、上側平面部位711を主桁5の下面51に密着させた状態で上側平面部位711を主桁5に溶接して取り付けている。これによって、垂設部材71A,71Bが主桁5に直接強固に連結される。もちろん、連結態様はこれに限定されるものではなく、溶接以外に、ボルトなどの締結金具によって連結するように構成してもよい。
In the present embodiment, a reinforcing structure 7 is attached to each
また、本実施形態では、各垂設部材対では、垂設部材71A,71Bは、図1に示すように、長手方向Xにおいて支間長よりも若干短い長さだけX方向に離間し、しかも補強リブが互いに対向する状態で主桁5の下面51に連結されている。そして、垂設部材71A,71Bの間に緊張部材72が張装されている。緊張部材72は、本実施形態では、2本のPC鋼棒721と、カプラー722と、定着ナット723とを有している。2本のPC鋼棒721はカプラー722により接続されて垂設部材71A,71Bの間隔と同程度の長さの長尺体724となっている。そして、当該長尺体724の一方端部を垂設部材71Aに設けられた貫通孔に挿通するとともに、他方端部を垂設部材71Bに設けられた貫通孔に挿通した後で、長尺体724の両端部に対して定着ナット723を螺嵌して定着させることで垂設部材71A,71Bの間を緊張する。これによって、垂設部材71A、71Bの間で主桁5を上方に湾曲させる方向に作用させる応力が作用し、これによって、橋梁1の耐荷重が高められる。なお、本実施形態では、支間長に対応して2本のPC鋼棒721を相互接続いているが、1本のPC鋼棒721で垂設部材71A,71Bの間を緊張させることができる場合には、カプラー722を用いる必要はなく、PC鋼棒721を上記長尺体724として用いることができる。逆に、支間長がPC鋼棒721の2本分よりも長い場合には、当該支間長に応じた数のPC鋼棒721およびカプラー722を用意して上記長尺体724を構成すればよい。また、支間長が長くなるにしたがって自重により長尺体724の中央部の撓みが大きくなり、また緊張力の変動が発生し易くなるため、図1に示すように、吊下部材73によってPC鋼棒721(あるいはカプラー722)を主桁5に対して吊り下げるのが望ましい。もちろん、撓みが問題とならない場合には、吊下部材73は不要である。なお、本実施形態では、吊下部材73はゴムや樹脂製のリング部材731とリング部材731を主桁5に吊着する支持棒732とで構成しており、リング部材731に長尺体724を挿通して支持している。
Moreover, in this embodiment, in each hanging member pair, the hanging
また、本実施形態では、橋台2および補強構造体7を落橋防止部材8と連結している。より具体的には、橋台2に対して最も近接した垂設部材71A(本発明の「橋台側の垂設部材」に相当)には、上記した補強用の貫通孔以外に、落橋防止用の貫通孔(図示省略)が設けられている。そして、橋台2に取り付けられた落橋防止部材8のPC鋼棒81が落橋防止用の貫通孔に挿通され、定着ナット82により垂設部材71Aに定着されている。これにより橋台2と、橋台2に隣接した補強構造体7とが連結される。
In this embodiment, the
さらに、各橋脚3の橋座上には、2つの主桁5の端部が支承部4を介して載置されている。これらのうちの一方の主桁5に設けられた補強構造体7と、他方の主桁5に設けられた補強構造体7とが上記と同様にして落橋防止部材8により相互に連結されている。すなわち、互いに隣接した補強構造体7のうちの一方側(例えば図1の左手側)の補強構造体7を構成する他方側(図1の右手側)の垂設部材71Bおよび他方側(図1の右手側)の補強構造体7を構成する一方側(図1の左手側)の垂設部材71Aには、落橋防止用の貫通孔(図示省略)がそれぞれ設けられている。そして、落橋防止部材8のPC鋼棒81の両端部がそれぞれ垂設部材71A、71Bの落橋防止用の貫通孔に挿通され、定着ナット725により垂設部材71A、71Bに定着されている。これにより隣接した補強構造体7同士が相互に連結される。なお、この実施形態では、隣接した補強構造体7同士を連結しているが、それぞれ橋脚3と落橋防止部材8により連結するように構成してもよい。
Further, the end portions of the two
以上のように、本実施形態では、主桁5の下方側に一対の垂設部材71A、71Bが設けられ、それらの間に設けられた緊張部材72によって緊張力を与えることで垂設部材71A、71Bの間で主桁5を上方に湾曲させる方向に作用させ、これによって橋梁1の荷重力を高めている。このため、主桁5の両側面に対して緊張力を与えていた従来技術に比べ、橋梁1の補強に要する費用を抑えることができる。また、橋梁1の補強の調整作業を簡素化することができ、優れた施工性が得られる。また、主桁5の下面に設けた一対の垂設部材に緊張力を与えればよいため、任意の形状を有する主桁5(例えば図4に示すように湾曲した主桁5)で構成された橋梁1に対して本発明を適用することができ、優れた汎用性を有している。
As described above, in the present embodiment, the pair of suspending
また、上記実施形態では、各垂設部材71A、71Bを主桁5に直接連結して一体化しているため、垂設部材71A、71Bの間に導入される緊張力を主桁5に与えて橋梁1の荷重力を効率的に高めることができる。
Moreover, in the said embodiment, since each suspending
また、主桁5の下面から下方に垂設された一対の垂設部材71A、71Bの間に緊張力を与えており、主桁5の下面から離れた位置で緊張力を与えているため、1つの補強構造体7により得られる荷重力の増加分は従来技術に比べて高く、効率的な橋梁補強が可能となっている。
In addition, tension is applied between the pair of suspended
また、垂設部材71A、71Bに対して緊張力を与えており、当該緊張力は垂設部材71Aを垂設部材71B側に、また垂設部材71Bを垂設部材71A側に倒す方向に作用するが、各垂設部材71A、71Bは落橋防止部材8に連結され、これによって垂設部材71A、71Bの倒れが効果的に防止されている。つまり、落橋防止部材8は本来の機構、つまり落橋防止機能以外に、各垂設部材71A、71Bが倒れるのを防止する機能も発揮している。
Further, tension is applied to the hanging
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、橋台2、橋脚3および主桁5が直線状に配置された橋梁1に対して本発明を適用しているが、図4に示すように、主桁5が上方からの平面視で湾曲している場合にも、主桁5の下方側に補強構造体7を設けることで第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made to the above-described one without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above embodiment, the present invention is applied to the
また、上記第1実施形態では橋台2と橋脚3との間ならびに橋脚3の間に3本の主桁5を並設した橋梁1に本発明を適用し、上記第2実施形態では橋台2と橋脚3との間に2本の主桁5を並設した橋梁1に本発明を適用しているが、主桁5の本数はこれらに限定されるものではなく、任意である。
In the first embodiment, the present invention is applied to the
また、図2に示す実施形態では、橋台と垂設部材71Aとを1つの落橋防止部材8で連結しているが、例えば図5に示すように支承部4をY方向から挟み込むように配置された2本の落橋防止部材8で連結してもよい。この場合、図6に示すように、垂設部材71Aでの落橋防止部材8の定着位置P8、P8は一定の距離だけ離れている。ここで、垂設部材71Aに対する緊張部材72の定着位置P72が定着位置P8、P8の間に位置するように緊張部材72を施工すると、垂設部材71Aに作用する応力のバランスが取れ、橋梁1をより安定して補強することができる。また、支承部4を挟み込んでいるため、落橋をさらに効果的に防止することができる。なお、2本の落橋防止部材8の間に配置する緊張部材72の数は1本に限定されるものではなく、任意である。
In the embodiment shown in FIG. 2, the abutment and the hanging member 71 </ b> A are connected by one falling
これらの点については、図5に示すように、橋脚3を挟んで対向配置された2つの垂設部材71A、71Bとを2本の落橋防止部材8で連結する場合にも、各垂設部材71A、71Bにおいて、緊張部材72の定着位置P72が定着位置P8、P8の間に位置するように緊張部材72を施工してもよく、上記と同様の作用効果が得られる。これらの点については、図4に示す橋梁1に対して同様である。
As for these points, as shown in FIG. 5, each hanging member is also used when two hanging members 71 </ b> A and 71 </ b> B arranged opposite to each other with the
また、上記においては、落橋防止部材8を複数本に設定する場合について説明したが、緊張部材72の本数を増加させる場合も同様である。垂設部材71A、71Bに対して例えば2本の緊張部材72が定着されるとき、それら2つの定着位置の間に、落橋防止部材8が定着されるように構成することで上記と同様の作用効果が得られる。この点については、図4に示す橋梁1に対しても同様である。
Moreover, in the above, although the case where the falling
また、垂設部材71A、71Bの間での緊張部材72の本数は1本や2本に限定されるものではなく、任意である。また、橋台と垂設部材71Aとを連結する落橋防止部材8や橋脚3を挟んで対向配置された2つの垂設部材71A、71Bとを連結する落橋防止部材8の本数も1本や2本に限定されるものではなく、任意である。
Further, the number of
また、上記実施形態では、PC鋼棒81によって垂設部材71A、71Bの間に緊張力を与えているが、PC鋼棒81以外に連結部材、例えばPC鋼より線などを用いることができる。
Moreover, in the said embodiment, although tension | tensile_strength is given between the suspending
この発明は、主桁に緊張力を与えて橋梁を補強する補強技術全般に適用することができる。 The present invention can be applied to all reinforcement techniques for reinforcing a bridge by applying tension to a main girder.
1…橋梁
2…橋台
3…橋脚
5…主桁
7…補強構造体
8…落橋防止部材
51…(主桁の)下面
71A…(第1)垂設部材
71B…(第2)垂設部材
72…緊張部材
721…PC鋼棒
81、711…上側平面部位
X…(主桁の)長手方向
DESCRIPTION OF
本発明の第1の態様は、橋梁の補強構造であって、橋梁の主桁の長手方向において互いに離間して主桁の下面から垂下しながら主桁に連結される一対の垂設部材と、一対の垂設部材の間に緊張力を与える緊張部材とを備え、長手方向における主桁の一方端部は橋台上に支持され、一対の垂設部材のうち橋台側の垂設部材は落橋防止部材により橋台と連結されることを特徴としている。 A first aspect of the present invention is a bridge reinforcing structure, a pair of hanging members connected to the main girder while being suspended from the lower surface of the main girder while being separated from each other in the longitudinal direction of the main girder of the bridge, A tension member that applies tension between the pair of suspended members , one end of the main girder in the longitudinal direction is supported on the abutment, and the suspended member on the abutment side of the pair of suspended members prevents falling bridges It is connected to the abutment by a member .
さらに、本発明の第3の態様は、橋梁の補強方法であって、一対の垂設部材を橋梁の主桁の長手方向において互いに離間して主桁の下面から垂下しながら主桁に連結する工程と、緊張部材の一方端部を一対の垂設部材のうちの一方に定着するとともに緊張部材の他方端部を一対の垂設部材のうちの他方に定着して一対の垂設部材との間に緊張力を与える工程と、長手方向における主桁の一方端部を橋台上に支持させるとともに、一対の垂設部材のうち橋台側の垂設部材を落橋防止部材により橋台と連結する工程とを備えることを特徴としている。 Furthermore, a third aspect of the present invention is a method for reinforcing a bridge, wherein a pair of suspended members are separated from each other in the longitudinal direction of the main girder of the bridge and connected to the main girder while hanging down from the lower surface of the main girder. And fixing one end of the tension member to one of the pair of hanging members and fixing the other end of the tension member to the other of the pair of hanging members. A step of applying a tension force between them, a step of supporting one end portion of the main girder in the longitudinal direction on the abutment, and a step of connecting the suspension member on the abutment side of the pair of suspension members to the abutment by the falling bridge prevention member; It is characterized by having.
Claims (9)
前記一対の垂設部材の間に緊張力を与える緊張部材と
を備えることを特徴とする橋梁の補強構造。 A pair of suspended members coupled to the main girder while being suspended from the lower surface of the main girder in the longitudinal direction of the main girder of the bridge;
A reinforcing structure for a bridge, comprising: a tension member that applies tension between the pair of hanging members.
前記垂設部材は連結金具または溶接によって前記主桁に直接連結される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 1,
The hanging member is a reinforcing structure of a bridge that is directly connected to the main girder by a connecting metal fitting or welding.
前記長手方向における前記主桁の一方端部が橋台上に支持されているとき、
前記一対の垂設部材のうち前記橋台側の前記垂設部材は落橋防止部材により前記橋台と連結される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 1 or 2,
When one end of the main girder in the longitudinal direction is supported on the abutment,
Of the pair of suspending members, the suspending member on the abutment side is a bridge reinforcement structure that is connected to the abutment by a falling bridge prevention member.
2つの前記落橋防止部材により前記橋台側の前記垂設部材と前記橋台と連結し、
前記橋台側の前記垂設部材では、前記2つの落橋防止部材と定着される定着位置の間に、前記緊張部材が定着される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 3,
Connecting the abutment member on the abutment side and the abutment by the two falling bridge prevention members,
In the hanging member on the abutment side, a bridge reinforcing structure in which the tension member is fixed between the two fallen bridge prevention members and the fixing position.
2つの前記緊張部材により前記一対の垂設部材を連結し、
前記橋台側の前記垂設部材では、前記2つの緊張部材と定着される定着位置の間に、前記落橋防止部材が定着される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 3,
The pair of hanging members are connected by the two tension members,
In the hanging member on the abutment side, a bridge reinforcing structure in which the falling bridge prevention member is fixed between the two tension members and a fixing position where the two tension members are fixed.
前記主桁ごとに、前記主桁の長手方向において互いに離間して前記主桁の下面から垂下しながら前記主桁に連結される一対の垂設部材と、前記一対の垂設部材の間に緊張力を与える緊張部材とが設けられ、
前記第1の主桁に設けられた前記一対の垂設部材のうち前記一方端部側の第1垂設部材と、前記第2の主桁に設けられた前記一対の垂設部材のうち前記他方端部側の第2垂設部材とが落橋防止部材で連結されることを特徴とする橋梁の補強構造。 A bridge reinforcing structure for reinforcing a bridge in which one end portion in the longitudinal direction of the first main girder and the other end portion in the longitudinal direction of the second main girder are supported on a bridge pier,
For each of the main girders, a pair of suspended members that are separated from each other in the longitudinal direction of the main girders and are suspended from the lower surface of the main girders and coupled to the main girders, and tension between the pair of suspended members A tension member that provides force,
Of the pair of suspended members provided on the first main girder, the first suspended member on the one end side and the pair of suspended members provided on the second main girder A bridge reinforcement structure, characterized in that a second hanging member on the other end side is connected by a falling bridge prevention member.
2つの前記落橋防止部材により前記第1垂設部材と前記第2垂設部材とを連結し、
前記第1垂設部材および前記第2垂設部材の各々では、前記2つの落橋防止部材と定着される定着位置の間に、前記落橋防止部材が定着される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 6,
The first hanging member and the second hanging member are connected by the two falling bridge prevention members,
In each of the first suspending member and the second suspending member, a bridge reinforcing structure in which the falling bridge prevention member is fixed between the two falling bridge prevention members and a fixing position to be fixed.
2つの前記緊張部材により第1の主桁に設けられた前記一対の垂設部材を連結し、
2つの前記緊張部材により第2の主桁に設けられた前記一対の垂設部材を連結し、
前記第1垂設部材および前記第2垂設部材の各々では、前記2つの緊張部材と定着される定着位置の間に、前記落橋防止部材が定着される橋梁の補強構造。 The bridge reinforcing structure according to claim 6,
Connecting the pair of hanging members provided on the first main girder by the two tension members;
Connecting the pair of hanging members provided on the second main girder by the two tension members;
In each of the first suspending member and the second suspending member, a bridge reinforcing structure in which the falling bridge prevention member is fixed between the two tension members and a fixing position where the two tension members are fixed.
緊張部材の一方端部を前記一対の垂設部材のうちの一方に定着するとともに前記緊張部材の他方端部を前記一対の垂設部材のうちの他方に定着して前記一対の垂設部材との間に緊張力を与える工程と
を備えることを特徴とする橋梁の補強方法。 Connecting a pair of suspending members to the main girder while being suspended from the lower surface of the main girder while being spaced apart from each other in the longitudinal direction of the main girder of the bridge;
Fixing one end of the tension member to one of the pair of hanging members and fixing the other end of the tension member to the other of the pair of hanging members; A method of reinforcing a bridge, comprising a step of applying tension between the two.
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