JP2017118475A - 画像処理装置および画像処理装置に用いられる宛先設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性の良いユーザインターフェースを有する画像処理装置を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、画像処理装置は、表示部と、検知部と、インターフェースと、制御部とを有する。表示部は、操作画面を表示する。検知部は、表示部が表示する操作画面に対する操作指示を検知する。インターフェースは、複数のキーを有する入力装置を接続する。制御部は、宛先を選択するためのボタンを表示する宛先選択画面を表示した状態において、インターフェースに接続した入力装置における何れかのキーが入力された場合、表示部が表示する操作画面を宛先選択画面から入力装置を用いて宛先情報の入力が可能な入力画面に遷移させる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、画像処理装置および画像処理装置に用いられる宛先設定方法に関する。
近年、デジタル複合機は、ユーザインターフェースとして、タッチパネル付きの表示部を有し、テンキーなどのハードキーを搭載しないものが多くなってきている。ハードキーを搭載しないデジタル複合機は、オプションとしてハードキーを装着可能としているものもある。デジタル複合機は、オプションのハードキーで番号等の情報を直接的に入力する場合であっても、入力された情報の表示等のため、番号入力画面等の直接入力画面を表示する必要がある。
しかしながら、デジタル複合機の表示部は、画面サイズの都合上、直接入力画面と直接入力画面以外の操作画面とを同時に表示することが難しい。オプションのハードキーで情報を入力する場合、デジタル複合機は、直接入力画面と直接入力画面以外の操作画面とをユーザ操作によって切換える手間がかかるという問題点がある。
しかしながら、デジタル複合機の表示部は、画面サイズの都合上、直接入力画面と直接入力画面以外の操作画面とを同時に表示することが難しい。オプションのハードキーで情報を入力する場合、デジタル複合機は、直接入力画面と直接入力画面以外の操作画面とをユーザ操作によって切換える手間がかかるという問題点がある。
本発明が解決しようとする課題は、操作性の良いユーザインターフェースを有する画像処理装置および画像処理装置に用いられる宛先設定方法を提供することにある。
実施形態によれば、画像処理装置は、表示部と、検知部と、インターフェースと、制御部とを有する。表示部は、操作画面を表示する。検知部は、表示部が表示する操作画面に対する操作指示を検知する。インターフェースは、複数のキーを有する入力装置を接続する。制御部は、宛先を選択するためのボタンを表示する宛先選択画面を表示した状態において、インターフェースに接続した入力装置における何れかのキーが入力された場合、表示部が表示する操作画面を宛先選択画面から入力装置を用いて宛先情報の入力が可能な入力画面に遷移させる。
以下、実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、画像処理装置としてのMFP(デジタル複合機(Multi-Functional Peripheral)1の構成について説明する。
図1は、MFP1の構成例を説明するためのブロック図である。
図1に示す構成例において、MFP(デジタル複合機)1は、スキャナ11、プリンタ12、システム制御部13、およびコントロールパネル14を有する。また、図1に示す構成例において、スキャナ11、プリンタ12、およびコントロールパネル14は、システム制御部13に接続される。
まず、画像処理装置としてのMFP(デジタル複合機(Multi-Functional Peripheral)1の構成について説明する。
図1は、MFP1の構成例を説明するためのブロック図である。
図1に示す構成例において、MFP(デジタル複合機)1は、スキャナ11、プリンタ12、システム制御部13、およびコントロールパネル14を有する。また、図1に示す構成例において、スキャナ11、プリンタ12、およびコントロールパネル14は、システム制御部13に接続される。
スキャナ11は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ11は、原稿台ガラス上にセットされた原稿、あるいは、原稿給紙装置(ADF)により供給される原稿面の画像を読み取る。例えば、スキャナ11は、原稿における主走査方向の1ライン分の画像を画像データに変換するCCDラインセンサなどにより構成する光電変換部を含む。スキャナ11は、原稿の副走査方向にCCDラインセンサで原稿を走査することにより原稿の画像を読み取る。スキャナ11は、システム制御部13から動作指示に応じて原稿のスキャンを実行する。スキャナ11は、読み取った原稿の画像(画像データ)をシステム制御部13へ出力する。スキャナ11は、原稿の画像データを取得する取得部として機能する。
プリンタ12は、被画像形成媒体としての用紙に画像を形成する。プリンタ12は、システム制御部13から指定される様々な印刷条件で、システム制御部13から供給される画像データに基づく画像を用紙にプリントする。プリンタ12に指定できる印刷条件は、プリンタ12の仕様に応じたものとなる。
なお、プリンタ12としては、様々な画像形成方式のプリンタが適用できる。例えば、プリンタ12は、電子写真方式のプリンタであっても良いし、インクジェット方式あるいは熱転写方式などであっても良い。
なお、プリンタ12としては、様々な画像形成方式のプリンタが適用できる。例えば、プリンタ12は、電子写真方式のプリンタであっても良いし、インクジェット方式あるいは熱転写方式などであっても良い。
また、システム制御部13は、MFP1全体を統括的に制御する。システム制御部13は、スキャナ11、プリンタ12、およびコントロールパネル14などのMFP1の各部に接続する。システム制御部13は、スキャナ11、プリンタ12、および、コントロールパネル14と双方向に通信する。システム制御部13は、スキャナ11、プリンタ12、およびコントロールパネル14などの各部の動作を統括的に制御する。また、システム制御部13は、画像処理などの各種の処理を行う機能を有する。
図1に示す構成例において、システム制御部13は、プロセッサ31、RAM32、ROM33、メモリ34、画像メモリ35、画像処理部36、FAX部37、および、通信部38などを有する。プロセッサ31、RAM32、ROM33およびデータメモリ34は、各部の制御および各種の処理を実行する処理部として機能する。
プロセッサ31は、制御部として機能する。プロセッサ31は、プログラムに従って演算処理を実行する機能を有する。プロセッサ31は、例えば、CPUである。プロセッサ31は、ROM33あるいはデータメモリ34が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。RAM32は、ワーキングメモリである。RAM32は、例えば、揮発性のメモリである。RAM32は、実行するプログラムを読み込んだり、バッファメモリとして機能したりする。ROM33は、プログラムメモリである。ROM33は、例えば、書換え不可の不揮発性メモリである。ROM33は、当該MFP1に固有のプログラム及び設定データなどを記憶する。
プロセッサ31は、制御部として機能する。プロセッサ31は、プログラムに従って演算処理を実行する機能を有する。プロセッサ31は、例えば、CPUである。プロセッサ31は、ROM33あるいはデータメモリ34が記憶するプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。RAM32は、ワーキングメモリである。RAM32は、例えば、揮発性のメモリである。RAM32は、実行するプログラムを読み込んだり、バッファメモリとして機能したりする。ROM33は、プログラムメモリである。ROM33は、例えば、書換え不可の不揮発性メモリである。ROM33は、当該MFP1に固有のプログラム及び設定データなどを記憶する。
データメモリ34は、制御データ、制御プログラム、および、設定情報などを記憶する。データメモリ34は、例えば、書換え可能な不揮発性のメモリである。データメモリ34は、例えば、各種の動作モードにおけるデフォルト設定値なども記憶する。また、データメモリ34は、宛先名及びIDなどに対応づけたFAX番号、或いはメールアドレスなどの宛先情報を記憶するアドレス帳34aを有する。また、アドレス帳34aは、良く使う宛先をお気に入りとして保存する。また、アドレス帳34aは、ユーザ毎に設けても良いし、MFP毎に設けても良いし、グループ毎に設けても良い。
なお、アドレス帳34aは、MFP1が通信可能な外部装置のメモリに保存しても良い。例えば、アドレス帳34aは、通信部38を介して通信可能なサーバ装置のメモリに設けても良いし、通信部38を介して通信可能な他のMFPのメモリに設けても良い。
なお、アドレス帳34aは、MFP1が通信可能な外部装置のメモリに保存しても良い。例えば、アドレス帳34aは、通信部38を介して通信可能なサーバ装置のメモリに設けても良いし、通信部38を介して通信可能な他のMFPのメモリに設けても良い。
画像メモリ35は、ハードディクスドライブおよびページメモリなどにより構成を有する。画像メモリ35は、複数の画像データを記憶する。画像メモリ35は、スキャンした画像データあるいはプリントする画像データを展開するためのページメモリとしても機能する。なお、画像データは、必ずしも全ての画像メモリ35に記憶しなくても良い。例えば、画像データは、データメモリ34が記憶するようにしても良い。
画像処理部36は、画像データを処理する。画像処理部36は、スキャナ11が原稿から読み取った画像データに対する画像処理を行う。また、画像処理部36は、通信部38或いはFAX部37等を介して外部装置から取得した画像データに対して画像処理を行うようにしても良い。例えば、画像処理部36は、スキャナ11がスキャンした画像からサムネイル形式の画像(サムネイル画像)を生成する。なお、画像処理部36による画像処理機能の一部又は全部は、プロセッサ31が実施するようにしても良い。
画像処理部36は、画像データを処理する。画像処理部36は、スキャナ11が原稿から読み取った画像データに対する画像処理を行う。また、画像処理部36は、通信部38或いはFAX部37等を介して外部装置から取得した画像データに対して画像処理を行うようにしても良い。例えば、画像処理部36は、スキャナ11がスキャンした画像からサムネイル形式の画像(サムネイル画像)を生成する。なお、画像処理部36による画像処理機能の一部又は全部は、プロセッサ31が実施するようにしても良い。
FAX部37は、ファクシミリ通信を行うためのFAXインターフェースである。FAX部37は、プロセッサ31により設定されるFAX番号にデータをFAX送信する。通信部38は、インターネット等のネットワークを介して、外部装置とデータ通信を行うためのネットワークインターフェースである。通信部38は、プロセッサ31に設定されるデータ送信用のアドレスに原稿をスキャンした画像データを送信する機能(iFAX)によるデータ通信を行う。
コントロールパネル14は、ユーザインターフェースである。コントロールパネル14は、ユーザに対する案内を表示したり、ユーザによる操作指示を受け付けたりする。図1に示す構成例において、コントロールパネル14は、プロセッサ41、RAM42、ROM43、表示部44、タッチパネル45、および、外部インターフェース(I/F)46を有する。
プロセッサ41は、コントロールパネル14を制御する。プロセッサ41は、プログラムを実行する演算回路である。プロセッサ41は、例えば、CPUである。プロセッサ41は、ROM43に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。プロセッサ41は、コントロールパネル14の各部に入力された情報をシステム制御部13へ供給する。また、プロセッサ41は、システム制御部13からの制御信号に応じてコントロールパネル14の各部を制御する。
プロセッサ41は、コントロールパネル14を制御する。プロセッサ41は、プログラムを実行する演算回路である。プロセッサ41は、例えば、CPUである。プロセッサ41は、ROM43に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理機能を実現する。プロセッサ41は、コントロールパネル14の各部に入力された情報をシステム制御部13へ供給する。また、プロセッサ41は、システム制御部13からの制御信号に応じてコントロールパネル14の各部を制御する。
RAM42は、ワーキングメモリである。RAM42は、例えば、揮発性のメモリである。ROM43は、不揮発性のプログラムメモリである。ROM43は、書換え可能な不揮発性のメモリで構成されることにより、プログラム、制御データ、設定情報および表示データなどを更新できるようにしても良い。
表示部44は、操作画面および操作案内などを表示する。表示部44は、例えば、液晶表示装置である。表示部44は、表示画面上にタッチパネル45を有する。タッチパネル45は、操作部として機能する。タッチパネル45は、表示部44の表示画面上においてユーザがタッチした部位を検知する。タッチパネル45は、ユーザがタッチした位置を示す情報を検知信号としてプロセッサ41へ供給する。なお、操作部としては、表示したアイコンを選択できるものであれば良く、例えば、ポインティングデバイスなどの操作装置であっても良い。
表示部44は、操作画面および操作案内などを表示する。表示部44は、例えば、液晶表示装置である。表示部44は、表示画面上にタッチパネル45を有する。タッチパネル45は、操作部として機能する。タッチパネル45は、表示部44の表示画面上においてユーザがタッチした部位を検知する。タッチパネル45は、ユーザがタッチした位置を示す情報を検知信号としてプロセッサ41へ供給する。なお、操作部としては、表示したアイコンを選択できるものであれば良く、例えば、ポインティングデバイスなどの操作装置であっても良い。
プロセッサ41は、表示部44に表示する画面を制御する。プロセッサ41は、システム制御部13から指示に応じて各種の操作画面を表示部44に表示する。例えば、プロセッサ41は、システム制御部13から指示に応じて複数頁のスキャン画像のサムネイル画像を並べたプレビュー表示画面を表示部44に表示する。
また、プロセッサ41は、タッチパネル45による検知信号により表示部44の表示画面にユーザが入力(タッチ)した位置を特定する。例えば、プロセッサ41は、表示部44に表示したアイコンの表示位置とタッチパネル45が検知するユーザのタッチ位置とに基づいてユーザが入力したアイコン(指示内容)を特定する。プロセッサ41は、検知した指示内容を示す情報をシステム制御部13のプロセッサ31へ供給する。また、プロセッサ41は、タッチパネル45が検知するユーザによる表示画面へタッチ操作(タッチ位置の移動距離や移動速度などのタッチ状態)に応じて操作指示の内容を検知するようにしても良い。
また、プロセッサ41は、タッチパネル45による検知信号により表示部44の表示画面にユーザが入力(タッチ)した位置を特定する。例えば、プロセッサ41は、表示部44に表示したアイコンの表示位置とタッチパネル45が検知するユーザのタッチ位置とに基づいてユーザが入力したアイコン(指示内容)を特定する。プロセッサ41は、検知した指示内容を示す情報をシステム制御部13のプロセッサ31へ供給する。また、プロセッサ41は、タッチパネル45が検知するユーザによる表示画面へタッチ操作(タッチ位置の移動距離や移動速度などのタッチ状態)に応じて操作指示の内容を検知するようにしても良い。
外部インターフェース(I/F)46は、外部機器としての入力装置Dを接続するためのインターフェースである。外部I/F46は、外付けの入力装置Dとして、番号を入力する入力装置あるいはアドレスを入力する入力装置が接続できる。番号を入力する入力装置は、例えば、テンキーである。また、アドレスを入力する入力装置は、例えば、キーボードである。外部I/F46は、物理的に接触して外付けの入力装置Dと接続するものでも良いし、無線通信により外付けの入力装置Dと接続するものでも良い。例えば、外部I/F46は、USB(ユニバーサルシリアルバス)などの汎用の規格に準じたインターフェースであっても良い。
次に、実施形態に係るMFP1のコントロールパネル14の表示部44が表示する表示画面の例について説明する。
図2は、MFP1のFAXモードにおいて表示部44が表示する宛先設定画面の第1の表示例である。
宛先設定画面は、案内表示領域R1、宛先表示領域R2、宛先入力領域R3、及び操作ボタン領域R4を有する。案内表示領域R1は、表示部44の表示領域における上部の領域である。宛先表示領域R2は、表示部44の表示領域における左側の領域である。宛先入力領域R3は、表示部44の表示領域における右側の領域である。操作ボタン領域R4は、表示部44の表示領域における下部の領域である。
図2は、MFP1のFAXモードにおいて表示部44が表示する宛先設定画面の第1の表示例である。
宛先設定画面は、案内表示領域R1、宛先表示領域R2、宛先入力領域R3、及び操作ボタン領域R4を有する。案内表示領域R1は、表示部44の表示領域における上部の領域である。宛先表示領域R2は、表示部44の表示領域における左側の領域である。宛先入力領域R3は、表示部44の表示領域における右側の領域である。操作ボタン領域R4は、表示部44の表示領域における下部の領域である。
案内表示領域R1は、操作案内を表示する。案内表示領域R1は、操作案内を表示するだけでなく、操作ボタンなどを表示しても良い。例えば、図2に示す例では、案内表示領域R1には、モニタボタン61が表示される。モニタボタン61は、FAXのオンフック送信を指示するボタンである。宛先表示領域R2は、登録(選択)済みの宛先を示す情報を表示する。宛先表示領域R2は、例えば、登録済みの宛先を示す情報をリスト形式で表示する。
宛先入力領域R3は、宛先を選択又は直接的に入力するための操作画面を表示する。宛先入力領域R3に表示する操作画面としては、宛先選択画面、又は直接入力画面(入力画面)がある。宛先選択画面は、アドレス帳34aに登録されている宛先から送信先とする宛先を選択する操作画面である。宛先選択画面(アドレス帳画面)としては、例えば、各宛先に対応するボタン(アイコン)を表示するボタン形式の宛先選択画面、各宛先をリストで表示するリスト形式の宛先選択画面がある。また、直接入力画面(入力画面)としては、例えば、番号(数字)入力画面(FAX番号入力画面)、或は、アドレス入力画面(iFAX宛先入力画面)がある。番号(数字)入力画面(FAX番号入力画面)は、FAX番号を入力するための直接入力画面である。アドレス入力画面(iFAX宛先入力画面)は、iFAXの送信先とするデータ送信用のアドレスを入力ための直接入力画面である。宛先入力領域R3に表示する画面については、後で詳細に説明する。
操作ボタン領域R4は、各種の操作ボタンを表示する。図2に示す例では、領域R4に、全削除ボタン81、サイズボタン82、解像度ボタン83、オプションボタン84、プレビューボタン85、送信ボタン86等が表示される。
全削除(Clear All Dest.)ボタン81は、登録済みの宛先を全て削除することを指示するボタンである。サイズ(Folio)ボタン82は、画像のサイズを指示するボタンである。解像度(U-fine)ボタン83は、画像の解像度を指示するボタンである。オプション(Option)ボタン84は、オプション設定を指示するボタンである。プレビュー(Preview)ボタン85は、画像のプレビュー表示を指示するボタンである。
全削除(Clear All Dest.)ボタン81は、登録済みの宛先を全て削除することを指示するボタンである。サイズ(Folio)ボタン82は、画像のサイズを指示するボタンである。解像度(U-fine)ボタン83は、画像の解像度を指示するボタンである。オプション(Option)ボタン84は、オプション設定を指示するボタンである。プレビュー(Preview)ボタン85は、画像のプレビュー表示を指示するボタンである。
送信(Send)ボタン86は、送信処理の開始を指示するボタンである。送信ボタン86は、少なくとも1つの宛先が設定された場合に選択可能な状態で表示される。また、送信ボタン86が指示された場合の動作は、ユーザが設定できるようにしても良い。例えば、MFP1は、送信ボタン86が指示された場合、直にFAX送信を開始するように設定しても良い。また、MFP1は、送信ボタン86の指示に応じて宛先確認画面を表示し、宛先の確認が指示された後にFAX送信を開始するように設定しても良い。
次に、宛先設定画面の宛先入力領域R3に表示する操作画面について説明する。
図2は、ボタン形式の宛先選択画面の表示例を示す。図2に示す例において、宛先入力領域R3は、表示する画面を選択する3つのタブ71a、71b、71cを有する。また、図2に示す例では、宛先入力領域R3は、選択ボタン72a及び選択ボタン72bを有する。さらに、図2に示す例では、タブ71aにマーク71mが表示される。マーク71mは、3つのタブ71a、71b、71cのうち選択中であるタブを示す。図2に示す例では、マーク71mは、タブ71aが選択中であることを示している。
図2は、ボタン形式の宛先選択画面の表示例を示す。図2に示す例において、宛先入力領域R3は、表示する画面を選択する3つのタブ71a、71b、71cを有する。また、図2に示す例では、宛先入力領域R3は、選択ボタン72a及び選択ボタン72bを有する。さらに、図2に示す例では、タブ71aにマーク71mが表示される。マーク71mは、3つのタブ71a、71b、71cのうち選択中であるタブを示す。図2に示す例では、マーク71mは、タブ71aが選択中であることを示している。
第1タブ71aは、個人毎の宛先を選択するための宛先選択画面の表示を選択するキーである。第2タブ71bは、グループ単位で宛先を選択するための宛先選択画面の表示を選択するキーである。第3タブ71cは、宛先の情報(FAX番号又はiFAX用のアドレス)を直接入力するための直接入力画面(番号入力画面又はアドレス入力画面)の表示を選択するキーである。
第1タブ71a又は第2タブ71bが選択された場合、宛先入力領域R3は、選択ボタン72aと選択ボタン72bとを表示する。選択ボタン72aは、ボタン(アイコン)形式で宛先選択画面を表示することを指示するボタンである。選択ボタン72bは、リスト形式で宛先選択画面を表示することを指示するボタンである。
なお、ここでは、図2を参照して、第1タブ71aが選択された場合の宛先選択画面について説明する。第2タブ71bが選択された場合の宛先選択画面は、宛先がグループ単位となる以外は第1タブ71aが選択された場合の宛先選択画面と同様な構成で実現できる。
なお、ここでは、図2を参照して、第1タブ71aが選択された場合の宛先選択画面について説明する。第2タブ71bが選択された場合の宛先選択画面は、宛先がグループ単位となる以外は第1タブ71aが選択された場合の宛先選択画面と同様な構成で実現できる。
ここで、宛先選択画面の例について説明する。
選択ボタン72aが選択された場合、宛先入力領域R3は、ボタン(アイコン)形式の宛先選択画面を表示する。ボタン形式の宛先選択画面は、図2に示すように、アドレス帳34aに登録されている宛先に対応するボタン73(73a、73b、…)を一覧表示する。各ボタン73a、73b、…は、対応する宛先を示す情報(例えば、宛先名、ID)が表示される。各ボタン73a、73b、…は、タッチパネル45により選択可能である。タッチされたボタンは、選択状態を示す表示(例えば、反転表示又は所定色での表示)となる。選択状態となったボタンに対応する宛先は、宛先として選択(登録)された状態となり、宛先表示領域R2に表示される。さらに、選択状態のボタンがタッチされると、当該ボタンは、非選択状態となる。非選択状態となったボタンに対応する宛先は、宛先から削除され、宛先表示領域R2の表示からも削除される。
選択ボタン72aが選択された場合、宛先入力領域R3は、ボタン(アイコン)形式の宛先選択画面を表示する。ボタン形式の宛先選択画面は、図2に示すように、アドレス帳34aに登録されている宛先に対応するボタン73(73a、73b、…)を一覧表示する。各ボタン73a、73b、…は、対応する宛先を示す情報(例えば、宛先名、ID)が表示される。各ボタン73a、73b、…は、タッチパネル45により選択可能である。タッチされたボタンは、選択状態を示す表示(例えば、反転表示又は所定色での表示)となる。選択状態となったボタンに対応する宛先は、宛先として選択(登録)された状態となり、宛先表示領域R2に表示される。さらに、選択状態のボタンがタッチされると、当該ボタンは、非選択状態となる。非選択状態となったボタンに対応する宛先は、宛先から削除され、宛先表示領域R2の表示からも削除される。
また、図2に示す宛先選択画面は、実際に宛先入力領域R3に表示する宛先を絞り込むための条件タブ74a、74b、74c、…を有する。条件タブ74aは、良く使う宛先(お気に入り)として設定されている宛先のボタンを表示することを指示するキーである。また、条件タブ74aが選択された場合、お気に入りに設定されている各宛先のボタンを表示する順番は、ユーザが設定できるようにして良い。例えば、各宛先のボタンは、ユーザが予め設定した順番に並べて表示するようにしても良いし、使用頻度の高い順番に並べて表示しても良い。
条件タブ74bは、アドレス帳34aに登録されている全宛先のボタンを宛先名の頭文字がアルファベット順になるように表示することを指示するキーである。また、条件タブ74bが選択された場合、領域R3には、アドレス帳34aに登録されている全宛先のボタンがID(ID番号)の順に表示されるようにしても良い。条件タブ74c、…は、アドレス帳34aに登録されている宛先名の頭文字によって表示する宛先のボタンを絞り込むことを指示するキーである。例えば、「ABC」と表示される条件タブ74cが選択された場合、宛先名の頭文字が「A」、「B」、又は「C」である宛先に対応するボタンが表示される。
さらに、図2に示す宛先選択画面は、検索ボタン75を有する。検索ボタン75は、表示する宛先を絞り込む(検索する)ための条件の入力を指示するキーである。検索ボタン75が指示されると、宛先選択画面には、検索条件の入力画面が表示される。検索条件の入力画面において検索条件を入力した状態で検索を実行すると、宛先選択画面には、検索条件で絞り込んだ宛先のボタンを一覧が表示される。
また、選択ボタン72bが選択された場合、宛先入力領域R3は、リスト形式の宛先選択画面を表示する。リスト形式の宛先選択画面は、アドレス帳に登録されている宛先を示す情報をリストで表示する。リストは、例えば、宛先ごとの表形式で表示される。各宛先の表示部位は、タッチパネル45により選択可能である。タッチされた宛先の表示部位は、選択状態を示す表示(例えば、反転表示又は所定色での表示)となる。選択状態となった部位に表示されている宛先は、宛先として選択(登録)された状態となり、宛先表示領域R2に表示される。また、選択状態の部位がタッチされると、当該部位は、非選択状態となる。非選択状態となった部位に表示されている宛先は、宛先から削除され、宛先表示領域R2の表示からも削除される。
なお、リスト形式の宛先選択画面においても、宛先入力領域R3にはリストで表示する宛先を絞り込むための図2と同様な条件タブ74a、74b、74c、…を表示して良い。リスト形式の宛先選択画面は、条件タブ74aが選択された場合、良く使う宛先(お気に入り)として設定されている宛先を設定された順番で示すリストを表示すれば良い。また、リスト形式の宛先選択画面は、条件タブ74bが選択された場合、全宛先を表示対象とし、宛先名の頭文字がアルファベット順になるように並べたリストを表示する。
リスト形式の宛先選択画面は、条件タブ74b、74c、…が選択された場合、宛先名の頭文字により絞り込んだ宛先のリストを表示する。
リスト形式の宛先選択画面は、条件タブ74b、74c、…が選択された場合、宛先名の頭文字により絞り込んだ宛先のリストを表示する。
次に、直接入力画面としての番号入力画面の例について説明する。
図3は、MFP1のFAXモードにおいて表示部44が表示する宛先設定画面の第2の表示例である。
図3に示す宛先設定画面は、宛先入力領域R3に表示する画面が直接入力画面としての番号入力画面90になっている。また、図3に示す例において、マーク73mは第3タブ71cが選択中であることを示している。すなわち、番号の直接入力を受け付ける場合、表示部44は、第3タブ71cを選択状態とすると共に、宛先入力領域R3に図3に示すような番号入力画面90を表示する。図3に示す番号入力画面90は、FAXモードにおいて、FAX番号を直接入力するための直接入力画面である。番号入力画面90は、番号入力欄(入力表示欄)91、テンキー92、ポーズボタン93、バックスペースボタン94、クリアボタン94、追加ボタン96、および切換ボタン97を有する。
図3は、MFP1のFAXモードにおいて表示部44が表示する宛先設定画面の第2の表示例である。
図3に示す宛先設定画面は、宛先入力領域R3に表示する画面が直接入力画面としての番号入力画面90になっている。また、図3に示す例において、マーク73mは第3タブ71cが選択中であることを示している。すなわち、番号の直接入力を受け付ける場合、表示部44は、第3タブ71cを選択状態とすると共に、宛先入力領域R3に図3に示すような番号入力画面90を表示する。図3に示す番号入力画面90は、FAXモードにおいて、FAX番号を直接入力するための直接入力画面である。番号入力画面90は、番号入力欄(入力表示欄)91、テンキー92、ポーズボタン93、バックスペースボタン94、クリアボタン94、追加ボタン96、および切換ボタン97を有する。
番号表示欄(入力表示欄)91は、入力された番号を表示する。番号入力欄91には、入力された番号が入力順に追加表示される。番号入力欄91は、番号入力が可能な外付けの入力装置(例えば、テンキー又はキーボード)がMFP1に接続された場合、入力装置で入力された番号を表示する。また、番号入力欄91は、表示されているテンキー92に入力された番号を表示する。
テンキー92は、0乃至9の各番号ボタンとアスタリスクボタンとシャープボタンとを有する。テンキー92の各番号ボタンへの入力は、タッチパネル46により検知される。なお、番号入力が可能な外付けの入力装置(例えば、テンキー又はキーボード)がMFP1に接続されている場合、テンキー92は、表示しないようにしても良い。外付けの入力装置が接続されている場合、テンキー92を表示しないことによりユーザの誤操作が防止できる。
テンキー92は、0乃至9の各番号ボタンとアスタリスクボタンとシャープボタンとを有する。テンキー92の各番号ボタンへの入力は、タッチパネル46により検知される。なお、番号入力が可能な外付けの入力装置(例えば、テンキー又はキーボード)がMFP1に接続されている場合、テンキー92は、表示しないようにしても良い。外付けの入力装置が接続されている場合、テンキー92を表示しないことによりユーザの誤操作が防止できる。
ポーズボタン93は、ポーズキーとして機能する。例えば、0発信する場合、ポーズボタン93が指示される。バックスペースボタン94は、入力した番号を1つだけ消去することを指示するボタンである。バックスペースボタン94が指示される毎に、番号入力欄91に表示された番号が最後方(番号列の左端)から1個ずつ消去される。クリアボタン94は、入力した番号を全て消去することを指示するボタンである。クリアボタン94が指示されると、番号入力欄91に表示された番号は、全て消去される。
追加ボタン96は、入力した番号を宛先として確定することを指示するボタンである。また、追加ボタン96は、入力した番号に続けて次の番号を入力すること指示するボタンでもある。追加ボタン96が指示されると、番号入力欄91に表示された番号は宛先の1つとして登録され、宛先表示領域R2に表示される。また、登録された番号が宛先表示領域R2に表示されると、番号入力欄91は、表示内容がクリアされる。
切換ボタン97は、アドレス入力画面への切換を指示するボタンである。アドレス入力画面は、iFAX用のアドレス(データ送信用のアドレス)を入力するための直接入力画面である。
切換ボタン97は、アドレス入力画面への切換を指示するボタンである。アドレス入力画面は、iFAX用のアドレス(データ送信用のアドレス)を入力するための直接入力画面である。
次に、直接入力画面としてのアドレス入力画面の例について説明する。
アドレス入力画面は、アルファベットなどのアドレスの表記に用いられる文字及び記号などを直接的に入力するための操作画面である。例えば、アドレス入力画面は、アドレス入力欄(入力表示欄)、クリアボタン、追加(確定)ボタン、およびキーボード表示ボタンなどで構成する。
アドレス入力画面は、アルファベットなどのアドレスの表記に用いられる文字及び記号などを直接的に入力するための操作画面である。例えば、アドレス入力画面は、アドレス入力欄(入力表示欄)、クリアボタン、追加(確定)ボタン、およびキーボード表示ボタンなどで構成する。
アドレス入力欄は、入力されたアドレスを構成する文字及び記号等の情報を表示する。例えば、外付けの入力装置(例えば、キーボード)DがMFP1に接続された場合、アドレス入力欄は、入力装置Dで入力された情報を表示する。クリアボタンは、アドレス入力欄に表示した情報(入力したアドレス)を全て消去することを指示するボタンである。追加ボタンは、入力した情報(アドレス)を宛先として確定することを指示するボタンである。また、追加ボタンは、入力したアドレスに続けて次のアドレスを入力すること指示するボタンでもある。また、キーボード表示ボタンは、ソフトウエアキーボードの表示を指示するボタンである。ソフトウエアキーボードは、タッチパネル45によりアドレスとしての文字及び記号を入力するためのボタン群を含むタッチキーである。
図4は、アドレス入力画面100においてソフトウエアキーボード102を表示した表示例である。図4に示すアドレス入力画面100は、アドレス入力欄(入力表示欄)101を表示した状態においてソフトウエアキーボード102を表示する。図4に示す例において、ソフトウエアキーボード102として表示される文字及び記号などの各ボタン(ソフトキー)は、タッチパネル45により入力可能である。図4に示す例において、ソフトウエアキーボード102の各ボタンで入力された情報は、アドレス入力欄101に表示される。また、ソフトウエアキーボード102は、閉じるボタン111を有する。閉じるボタン111がタッチされると、ソフトウエアキーボード102の表示が消える(閉じる)。
なお、MFP1は、アドレス入力画面を表示した状態において、外部I/F46に接続された外付けの入力装置Dとしてのキーボード等により入力されたアドレス情報を受け付けることができる。アドレス情報の入力が可能な外付けの入力装置がMFP1に接続されている場合、ユーザの誤操作を防止するため、ソフトウエアキーボードは、表示しないようにしても良い。
次に、MFP1におけるFAXモードでの宛先設定の動作について説明する。
図5乃至図7は、MFP1におけるFAXモードでの宛先設定の動作例を説明するためのフローチャートである。
システム制御部13のプロセッサ31は、待機状態において、コントロールパネル14の表示部44にメインメニュー画面を表示する。メインメニュー画面は、FAXモードを含む各種の処理モードが選択できる操作画面である。FAXモードが指定された場合(ACT11、YES)、プロセッサ31は、表示部44にFAXの宛先を設定する宛先設定画面を表示する(ACT12)。ここで、FAXモードが選択された場合に、最初に表示する画面は、初期画面の設定として設定できる。ここでは、一例として、図2に示すようなボタン形式の宛先選択画面を有する宛先設定画面が初期画面として設定されているものとして説明する。
図5乃至図7は、MFP1におけるFAXモードでの宛先設定の動作例を説明するためのフローチャートである。
システム制御部13のプロセッサ31は、待機状態において、コントロールパネル14の表示部44にメインメニュー画面を表示する。メインメニュー画面は、FAXモードを含む各種の処理モードが選択できる操作画面である。FAXモードが指定された場合(ACT11、YES)、プロセッサ31は、表示部44にFAXの宛先を設定する宛先設定画面を表示する(ACT12)。ここで、FAXモードが選択された場合に、最初に表示する画面は、初期画面の設定として設定できる。ここでは、一例として、図2に示すようなボタン形式の宛先選択画面を有する宛先設定画面が初期画面として設定されているものとして説明する。
宛先選択画面を表示した状態において、プロセッサ31は、タッチパネル45により検知する画面上への各種の操作指示を受け付ける。例えば、宛先選択画面において宛先に対応するボタン73a、…が選択されると、プロセッサ31は、選択されたボタンに対応する宛先が選択(登録)済みであることを示す表示状態とする。また、プロセッサ31は、タブ71a、71b、71cの何れかが指示されると、指示されたタブに応じて宛先選択画面の宛先入力領域R3を更新する。さらに、プロセッサ31は、宛先が1つでも登録されると、送信ボタン86を選択可能な状態とする。送信ボタン86が指示されると(ACT28、YES)、プロセッサ31は、登録済みの宛先にFAXを送信する送信処理を実行する(ACT29)。
宛先選択画面を表示した状態において、プロセッサ31は、タッチパネル45により検知する画面上への各種の操作指示を受け付ける。宛先入力領域R3において1つの宛先の表示部位(ボタン)が指示されると(ACT13、YES)、プロセッサ31は、指示された宛先が登録(選択)済みか否かを判断する(ACT14)。
未登録(非選択)の宛先のボタンが指示されたと判断した場合(ACT14、YES)、プロセッサ31は、指示されたボタンの表示部位を登録済みであることを示す表示状態とする(ACT15)。未登録の宛先のボタンが指示された場合、プロセッサ31は、指示されたボタンの宛先を登録済みの宛先として宛先表示領域(登録欄)R2に表示する(ACT16)。例えば、プロセッサ31は、宛先表示欄R2において、登録された宛先を追加表示し、宛先の総数を追加表示した宛先分を加算した数に更新する。
未登録(非選択)の宛先のボタンが指示されたと判断した場合(ACT14、YES)、プロセッサ31は、指示されたボタンの表示部位を登録済みであることを示す表示状態とする(ACT15)。未登録の宛先のボタンが指示された場合、プロセッサ31は、指示されたボタンの宛先を登録済みの宛先として宛先表示領域(登録欄)R2に表示する(ACT16)。例えば、プロセッサ31は、宛先表示欄R2において、登録された宛先を追加表示し、宛先の総数を追加表示した宛先分を加算した数に更新する。
登録済みの宛先のボタンが指示されたと判断した場合(ACT14、NO)、プロセッサ31は、指示されたボタンに対応する宛先の登録を解除する。指示されたボタンの宛先の登録を解除する場合、プロセッサ31は、宛先入力領域R3における指示されたボタンの表示部位を未登録(非選択)であることを示す表示状態とする(ACT17)。また、プロセッサ31は、宛先表示領域(登録欄)R2において、登録解除する宛先の表示を削除する(ACT18)。すなわち、プロセッサ31は、宛先表示領域R2において、登録解除された宛先の表示を削除し、宛先の総数を登録解除された宛先分を減算した数に更新する。
また、プロセッサ31は、外部I/F46に接続された入力装置(外付け入力装置)Dからの情報の入力を受け付ける(ACT19)。例えば、入力装置Dは、番号キー(テンキー)、文字キー、記号キー、ファンクションキーなどの複数のキーを有するキーボードであるものとする。プロセッサ31は、外部I/F46を介して接続された入力装置Dにおける各キーへの入力を監視する。外付け入力装置Dでの入力を検出した場合(ACT19、YES)、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力された情報がFAX番号を指定するための番号(数字)であるか否かを判断する(ACT20)。例えば、プロセッサ31は、外付け入力装置Dとしてのキーボードの番号キー、或はテンキーを構成する何れかのキーへの入力を検知した場合に番号が入力されたものと判断する。
外付け入力装置Dで入力された情報が番号であると判断した場合(ACT20、YES)、プロセッサ31は、宛先入力領域R3を宛先選択画面から直接入力画面としての番号入力画面(FAX番号入力画面)に更新する(ACT31)。例えば、外付け入力装置Dで番号キーが入力されると、プロセッサ31は、図3に示すような番号入力画面を宛先入力領域R3に表示する。
なお、外付け入力装置Dで番号が入力された場合に表示する番号入力画面は、図3に示す構成に限定されるものではない。例えば、外付け入力装置Dで番号が入力された場合に表示する番号入力画面は、テンキー92を表示しない構成であっても良い。
なお、外付け入力装置Dで番号が入力された場合に表示する番号入力画面は、図3に示す構成に限定されるものではない。例えば、外付け入力装置Dで番号が入力された場合に表示する番号入力画面は、テンキー92を表示しない構成であっても良い。
外付け入力装置Dで入力された情報が番号でない場合(ACT20、NO)、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力された情報がiFAXの宛先としてのアドレスを指定する情報であるか否かを判断する(ACT21)。例えば、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで文字又は記号などのアドレスを指示するキー(アドレス指定キーと称する)への入力を検知した場合にアドレスを指定する情報が入力されたものと判断する。
外付け入力装置Dで入力された情報がiFAXの宛先としてのアドレスを指定する情報であると判断した場合(ACT21、YES)、プロセッサ31は、宛先入力領域R3を宛先入力画面から直接入力画面としてのアドレス入力画面(iFAX宛先入力画面)に更新する(ACT51)。例えば、外付け入力装置Dでアドレス指定キーが入力されると、プロセッサ31は、アドレス入力画面を宛先入力領域R3に表示する。
外付け入力装置Dで入力された情報がアドレスを指定する情報でない場合(ACT21、NO)、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力された情報が宛先IDの検索を指定するキーであるか否かを判断する(ACT22)。宛先IDの検索を指定するキー(以下、ID検索キーと称する)は、入力装置Dが有する特定のキーに割り当てられる。例えば、ID検索キーは、入力装置Dとしてのキーボードにおける何れかのファンクションキーに割り当てられる。
外付け入力装置Dで入力されたキーがID検索キーであると判断した場合(ACT22、YES)、プロセッサ31は、表示部44が表示している宛先設定画面上において宛先IDを直接的に入力するための宛先ID入力画面を表示する(ACT61)。例えば、プロセッサ31は、表示中の宛先選択画面上に宛先ID入力画面をポップアップ画面として表示する。例えば、宛先ID入力画面は、入力された宛先IDを表示する入力表示欄と入力表示欄に表示した情報による検索を指示するOKボタンとを有する。また、宛先ID入力画面は、宛先IDとしての番号などの情報を入力するためのボタンを表示しても良い。例えば、宛先IDが数字で設定される場合、テンキーを表示しても良い。
また、外付け入力装置Dへの入力がない場合(ACT19、NO)、或は、入力装置Dにおいて番号キー、アドレス指定キー又はID検索キーへの入力がない場合(ACT22、NO)、プロセッサ31は、宛先選択画面において画面更新の指示を受け付ける(ACT26)。画面更新の指示を受けた場合(ACT26、YES)、プロセッサ31は、指示に応じて宛先設定画面の表示を更新する(ACT27)。例えば、タブ71a〜71cの選択状態が変更された場合、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示画面を変更する。また、選択ボタン72a及び72bの選択状態が変更された場合、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に表示する宛先選択画面の表示形式を変更する。また、条件タブの選択状態が変更された場合、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に表示する宛先を変更する。
また、プロセッサ31は、宛先設定画面において送信ボタン86による送信指示を受け付ける(ACT28)。プロセッサ31は、少なくとも1つの宛先が設定された場合に送信ボタン86を選択可能な状態で表示される。送信ボタン86が指示された場合(ACT28、YES)、プロセッサ31は、登録済みの宛先へFAXを送信する処理を実行する(ACT29)。例えば、プロセッサ31は、送信ボタン86が指示された場合、直にスキャン及びFAX送信を開始する。また、プロセッサ31は、送信ボタン86の指示に応じて宛先確認画面を表示し、表示した宛先の確認が指示された後に処理を開始するようにしても良い。送信ボタン86が指示された場合の動作は、ユーザが設定できるようにして良い。
ここで、外付け入力装置Dでの番号の入力に応じて番号入力画面90を表示した場合(ACT20でYESの場合)の処理について説明する。
外付け入力装置Dにおける番号キーへの入力を検知すると、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に番号入力画面(FAX番号入力画面)90を表示する(ACT31)。入力装置Dの番号キーへの入力に応じて番号入力画面90を表示する場合、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力された番号キーに対応する番号(数字)を番号入力欄91に表示する(ACT32)。
外付け入力装置Dにおける番号キーへの入力を検知すると、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に番号入力画面(FAX番号入力画面)90を表示する(ACT31)。入力装置Dの番号キーへの入力に応じて番号入力画面90を表示する場合、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力された番号キーに対応する番号(数字)を番号入力欄91に表示する(ACT32)。
番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、外付け入力装置D又はテンキー92による番号の入力を受け付ける(ACT33)。外付け入力装置D又はテンキー92で番号が入力されると(ACT33、YES)、プロセッサ31は、入力された番号を番号入力欄91に表示する(ACT34)。なお、プロセッサ31は、入力装置Dのバックスペースボタン又は番号入力画面90のバックスペースボタン94への入力に応じて番号入力欄91に表示する番号を1つクリアする。また、プロセッサ31は、入力装置Dのオールクリアボタン又は番号入力画面90のクリアボタン95への入力に応じて番号入力欄91に表示する全ての番号をクリアする。
また、番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、入力されたFAX番号の確定を指示する追加ボタン96への入力を受け付ける(ACT35)。プロセッサ31は、追加ボタン96が押されると(ACT35、YES)、番号入力欄91に表示した番号を宛先表示領域(登録欄)R2に表示(登録)する(ACT36)。登録欄R2に番号を表示(登録)すると、プロセッサ31は、番号入力欄91に表示する番号をクリアする(ACT37)。これにより、番号入力画面90は、次の宛先の番号の入力が可能な状態となる。
また、番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、アドレス入力画面(iFAX宛先入力画面)100への切替えを指示する切換ボタン97への入力を受け付ける(ACT38)。切換ボタン97が入力されると(ACT38、YES)、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に表示する画面を番号入力画面90からアドレス入力画面100に更新する(ACT51)。
また、番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、外付け入力装置DにおけるID検索キーとしての特定キー(例えばファンクションキー)への入力を受け付ける(ACT39)。入力装置DのID検索キーが入力されると(ACT39、YES)、プロセッサ31は、表示中の画面上に宛先ID入力画面(宛先ID検索画面)をポップアップ画面として表示する(ACT71)。なお、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示を宛先選択画面に更新し、その宛先選択画面を表示した状態において宛先ID入力画面を表示しても良い。また、ID検索キーは、宛先選択画面を表示した状態で受付けるものとし、番号入力画面90を表示した状態では受け付けないようにしても良い。
また、番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、送信ボタン86への入力を受け付ける(ACT40)。番号入力欄91に番号を表示した状態で送信ボタン86が指示されると(ACT40、YES)、プロセッサ31は、番号入力欄91に表示している番号をFAXの送信先の1つとして送信処理へ移行する(ACT29)。つまり、送信ボタン86への指示を検知すると、プロセッサ31は、宛先表示領域R2に表示する宛先と番号入力欄91に表示する番号とをFAXの送信先として確定する。FAXの送信先を確定すると、プロセッサ31は、確定した各宛先への送信処理を開始する。
また、番号入力画面90を表示した状態において、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に表示する画面を宛先選択画面に戻す指示を受け付ける(ACT12)。宛先選択画面に戻す指示を検知すると(ACT41、YES)、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示を宛先選択画面に更新する(ACT12)。ただし、番号入力画面90で登録欄R2に表示(登録)したFAX番号がある場合、プロセッサ31は、登録したFAX番号を宛先の1つとしたままの状態で宛先選択画面へ遷移する。
次に、外付け入力装置Dにおけるアドレス指定キーへの入力に応じてアドレス入力画面100を表示した場合(ACT21でYESの場合)の処理について説明する。
外付け入力装置Dにおけるアドレス指定キーへの入力を検知すると、プロセッサ31は、宛先入力領域R3にアドレス入力画面100を表示する(ACT51)。入力装置Dのアドレス指定キー(文字キー又は記号キーなど)への入力に応じてアドレス入力画面100を表示する場合(ACT51)、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力されたキーに応じた情報をアドレス入力欄(入力表示欄)101に表示する(ACT52)。
外付け入力装置Dにおけるアドレス指定キーへの入力を検知すると、プロセッサ31は、宛先入力領域R3にアドレス入力画面100を表示する(ACT51)。入力装置Dのアドレス指定キー(文字キー又は記号キーなど)への入力に応じてアドレス入力画面100を表示する場合(ACT51)、プロセッサ31は、外付け入力装置Dで入力されたキーに応じた情報をアドレス入力欄(入力表示欄)101に表示する(ACT52)。
アドレス入力画面100を表示した状態において、プロセッサ31は、外付け入力装置D又はソフトウエアキーボード111によるアドレス指定キーの入力を受け付ける(ACT53)。外付け入力装置D又はソフトウエアキーボード111でアドレスの情報が入力されると(ACT53、YES)、プロセッサ31は、入力された情報をアドレス入力欄101に表示する(ACT54)。なお、プロセッサ31は、入力装置Dのバックスペースボタン又はソフトウエアキーボードのバックスペースボタンへの入力に応じて、アドレス入力欄101に表示した情報を1つだけクリアする。また、プロセッサ31は、入力装置Dのオールクリアボタン又はソフトウエアキーボードの全削除ボタンへの入力に応じて、アドレス入力欄101に表示した全情報をクリアする。
また、アドレス入力画面100を表示した状態において、プロセッサ31は、入力済みのアドレスの確定を指示するボタン(追加ボタンなど)への入力を受け付ける(ACT55)。プロセッサ31は、アドレスの確定を指示するボタンが押されると(ACT55、YES)、アドレス入力欄101に表示したアドレスを宛先表示領域(登録欄)R2に表示(登録)する(ACT56)。登録欄R2にアドレスを表示(登録)すると、プロセッサ31は、アドレス入力欄101が表示する情報をクリアする(ACT57)。これにより、アドレス入力画面は、次の宛先とするアドレスの入力が可能な状態となる。
また、アドレス入力画面100を表示した状態において、プロセッサ31は、外付け入力装置DにおけるID検索キーとしての特定キー(例えばファンクションキー)への入力を受け付ける(ACT58)。入力装置DのID検索キーが入力されると(ACT59、YES)、プロセッサ31は、表示中の画面上に宛先ID入力画面をポップアップ画面として表示する(ACT71)。なお、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示を宛先選択画面に更新し、その宛先選択画面を表示した状態において宛先ID入力画面を表示しても良い。また、ID検索キーは、宛先選択画面を表示した状態で受付けるものとし、アドレス入力画面100を表示した状態では受け付けないようにしても良い。
また、アドレス入力画面100を表示した状態において、プロセッサ31は、送信ボタン86への入力も受け付ける(ACT59)。例えば、アドレス入力欄101に入力したアドレスを表示した状態で送信ボタン86が指示されると(ACT59、YES)、プロセッサ31は、アドレス入力欄101に表示しているアドレスをiFAXの送信先の1つとして、送信処理へ移行する(ACT29)。すなわち、送信ボタン86への指示を検知すると(ACT59、YES)、プロセッサ31は、宛先表示領域R2に表示する宛先とアドレス入力欄101に表示するアドレスとをiFAXの送信先として確定する。iFAXの送信先を確定すると、プロセッサ31は、確定した各宛先への送信処理を開始する。
また、アドレス入力画面100を表示した状態において、プロセッサ31は、宛先入力領域R3に表示する画面を宛先選択画面に戻す指示を受け付ける(ACT60)。宛先選択画面に戻す指示を検知すると(ACT60、YES)、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示を宛先選択画面に更新する(ACT12)。ただし、アドレス入力画面100で登録欄R2に登録した宛先(iFAXの送信先のアドレス)がある場合、プロセッサ31は、登録済みのアドレスを宛先の1つしたままの状態で宛先選択画面に更新する。
次に、外付け入力装置DにおけるID検索キーへの入力に応じて宛先ID入力画面(宛先ID検索画面)を表示した場合(ACT22、39又は58でYESの場合)の処理について説明する。
外付け入力装置DにおけるID検索キーの入力に応じて宛先ID入力画面を表示する場合(ACT71)、プロセッサ31は、宛先ID入力画面を表示した状態において外付け入力装置Dによる宛先IDの情報の入力を受け付ける(ACT72)。例えば、宛先IDが数字で構成されるものであれば、プロセッサ31は、入力装置Dによる宛先IDとしての数字の入力を受け付ける。外付け入力装置Dで宛先IDの情報が入力されると(ACT72、YES)、プロセッサ31は、入力された情報を宛先ID入力画面中に設けられたID入力欄に表示する(ACT73)。
外付け入力装置DにおけるID検索キーの入力に応じて宛先ID入力画面を表示する場合(ACT71)、プロセッサ31は、宛先ID入力画面を表示した状態において外付け入力装置Dによる宛先IDの情報の入力を受け付ける(ACT72)。例えば、宛先IDが数字で構成されるものであれば、プロセッサ31は、入力装置Dによる宛先IDとしての数字の入力を受け付ける。外付け入力装置Dで宛先IDの情報が入力されると(ACT72、YES)、プロセッサ31は、入力された情報を宛先ID入力画面中に設けられたID入力欄に表示する(ACT73)。
また、宛先ID入力画面を表示した状態において、プロセッサ31は、入力された宛先IDの情報に基づく宛先の検索を指示するボタン(OKボタン)への入力を受け付ける(ACT74)。プロセッサ31は、宛先の検索を指示するボタンが押されると(ACT74、YES)、ID入力欄に表示した宛先IDの情報に基づいてアドレス帳34aに登録されている宛先(宛先ID)の検索を実行する(ACT75)。なお、プロセッサ31は、宛先の検索を指示するボタンへの入力によらずに、宛先IDの情報が入力される毎に宛先検索を実行するようにしても良い。例えば、宛先IDが数字で構成される場合、プロセッサ31は、数字が入力される毎に、宛先IDの上位桁から順に一致する宛先を絞り込むような検索処理が可能である。
入力された情報による宛先IDの検索を実行すると、プロセッサ31は、宛先入力領域R3の表示を検索結果に基づいてボタン73を並べた宛先選択画面に更新する(ACT76)。例えば、プロセッサ31は、宛先IDの検索によって検出した宛先に対応するボタンが宛先選択画面の左上に表示されるようにボタンの表示をスクロールさせる。また、プロセッサ31は、宛先IDの検索によって検出した宛先に対応するボタンを宛先選択画面に表示するようにしても良い。また、宛先IDの一部の情報が入力された状態で検索を実行する場合、プロセッサ31は、検出する複数の宛先(例えば、宛先IDの上位桁が一致する宛先群)に対応する各ボタンを宛先選択画面に表示するようにしても良い。
また、宛先ID入力画面を表示した状態において、プロセッサ31は、宛先IDの検索終了を指示するボタンへの入力(閉じるボタンへの入力又は宛先ID入力画面外への入力など)を受け付ける(ACT77)。宛先IDの検索を終了する指示が入力されると(ACT77、YES)、プロセッサ31は、宛先ID入力画面の表示を消す(閉じる)。宛先IDの検索を終了する指示が入力されなければ(ACT77、NO)、プロセッサ31は、上記ACT71−76の処理を実行する。
上記のように、実施形態によれば、デジタル複合機は、番号を入力するための番号ボタンを有する外付けの入力装置が接続可能である。デジタル複合機は、FAXの宛先を選択する宛先選択画面を表示部に表示した状態において、外付けの入力装置における番号の入力を検知すると、表示部に表示する操作画面を宛先選択画面から番号入力画面に遷移させる。即ち、デジタル複合機は、ユーザがオプションのテンキーなどの外付けの入力装置で番号を入力すると、表示部が表示する操作画面を自動的に番号入力画面に遷移させる。この結果、ユーザは、オプションのテンキーなどの入力装置をデジタル複合機に接続した場合であっても、操作性の良いユーザインターフェースでの操作が行える。
また、実施形態によれば、デジタル複合機は、FAXの宛先を選択する宛先選択画面を表示部に表示した状態において、外付けの入力装置においてアドレスを指定する情報の入力を検知すると、表示部に表示する操作画面を宛先選択画面からアドレス入力画面に遷移させる。即ち、デジタル複合機は、ユーザがオプションのキーボードなどの外付けの入力装置で番号を入力すると、表示部が表示する操作画面を自動的にアドレス入力画面に遷移させる。この結果、ユーザは、オプションのキーボードなどの入力装置をデジタル複合機に接続した場合であっても、操作性の良いユーザインターフェースでの操作が行える。
上述した実施形態の画像処理装置のプロセッサが実行するプログラムは、メモリにインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供される。また、実施形態のプロセッサが実行するプログラムは、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…デジタル複合機(画像処理装置)、11…スキャナ、12…プリンタ、13…システム制御部、14…コントロールパネル、31…プロセッサ(制御部)、34…データメモリ、44…表示部、45…タッチパネル(検知部)、37…FAX部、38…通信部、46…外部インターフェース、D…入力装置。
Claims (5)
- 操作画面を表示する表示部と、
前記表示部が表示する操作画面に対する操作指示を検知する検知部と、 複数のキーを有する入力装置を接続するためのインターフェースと、
宛先を選択するためのボタンを表示する宛先選択画面を表示した状態において、前記インターフェースに接続した入力装置における何れかのキーが入力された場合、前記表示部が表示する操作画面を前記宛先選択画面から前記入力装置を用いて宛先情報の入力が可能な入力画面に遷移させる制御部と、
を有する画像処理装置。 - 前記宛先選択画面は、FAX送信の宛先を選択するためのボタンを表示する操作画面であり、
前記制御部は、前記入力装置における番号を指定するキーが入力された場合、前記表示部が表示する操作画面を前記宛先選択画面からFAX番号を入力するためのFAX番号入力画面に遷移させる、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記FAX番号入力画面を表示した状態において、前記入力装置におけるデータ送信用のアドレスを指定するキーが入力された場合、前記表示部が表示する操作画面を前記FAX番号入力画面からデータ送信用のアドレスを入力するためのアドレス入力画面に遷移させる、
請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記宛先選択画面は、FAX送信の宛先を選択するためのボタンを表示する操作画面であり、
前記制御部は、前記インターフェースに接続した入力装置におけるデータ送信用のアドレスを入力するためのキーが入力された場合、前記表示部が表示する操作画面を前記宛先選択画面からデータ送信用のアドレスを入力するためのアドレス入力画面に遷移させる、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像処理装置に用いられる宛先設定方法であって、
宛先を選択するためのボタンを表示する宛先選択画面を表示部に表示し、
前記宛先選択画面を表示した状態において、前記画像処理装置に接続された入力装置における何れかのキーへの入力を検知し、
前記入力装置における何れかのキーへの入力を検知した場合、前記表示部が表示する操作画面を前記宛先選択画面から前記入力装置を用いて宛先情報の入力が可能な入力画面に遷移させる、
画像処理装置に用いられる宛先設定方法。
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