JP2017118018A - Fan controller and control method and electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ファンの制御装置及び制御方法並びに電子機器に関するものである。 The present invention relates to a fan control device, a control method, and an electronic apparatus.
ノート型パーソナル・コンピュータ(以下「ノートPC」という。)、ワークステーション、サーバ等の電子機器には、筐体に収納されたデバイスから発せられた熱を排出するためのファンが搭載されている(例えば、特許文献1参照)。 Electronic devices such as notebook personal computers (hereinafter referred to as “notebook PCs”), workstations, servers, and the like are equipped with fans for discharging heat generated from devices housed in a casing ( For example, see Patent Document 1).
ファンを搭載する電子機器では、特定の周波数成分に突出した騒音レベルが現れる離散周波数騒音(Discrete Tone Noise)が発生する場合がある。離散周波数騒音(以下「DTN」という。)は、高音のピーという耳障りな音を発生させるため、可能な限り除去することが望ましい。しかしながら、DTNは、ファンの吸排気、内部の乱流、製造のバラつきなど多数の要因が複雑に絡み合って生じることが多い。このため、原因を特定することが難しく、騒音を低減することが難しかった。 In an electronic device equipped with a fan, discrete frequency noise (Discrete Tone Noise) in which a noise level protruding in a specific frequency component appears may occur. It is desirable to remove discrete frequency noise (hereinafter referred to as “DTN”) as much as possible in order to generate an annoying sound such as a high-pitched beep. However, DTN is often generated by complicatedly intertwining many factors such as fan intake / exhaust, internal turbulence, and manufacturing variations. For this reason, it is difficult to specify the cause and it is difficult to reduce noise.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、離散周波数騒音(DTN)を低減することのできるファンの制御装置及び制御方法並びに電子機器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a fan control device, a control method, and an electronic apparatus that can reduce discrete frequency noise (DTN).
本発明の第一態様は、電子機器に搭載されるファンの制御装置であって、前記電子機器内の温度に基づいて前記ファンの回転数を設定する回転数設定部と、前記回転数設定部によって設定された回転数を周期的に変動させる回転数変動部とを具備するファンの制御装置である。 A first aspect of the present invention is a fan control device mounted on an electronic device, the rotation number setting unit for setting the rotation number of the fan based on the temperature in the electronic device, and the rotation number setting unit Is a fan control device that includes a rotation speed changing section that periodically changes the rotation speed set by.
本発明の第二態様は、ファンと、上記ファンの制御装置とを備える電子機器である。 A second aspect of the present invention is an electronic device including a fan and the fan control device.
本発明の第三態様は、電子機器に搭載されるファンの制御方法であって、前記電子機器内の温度に基づいて前記ファンの回転数を設定し、設定した回転数を周期的に変動させるファンの制御方法である。 A third aspect of the present invention is a method for controlling a fan mounted on an electronic device, wherein the number of rotations of the fan is set based on the temperature in the electronic device, and the set number of rotations is periodically changed. This is a fan control method.
図9に、離散周波数騒音(DTN)の一例を示す。図9において、横軸は周波数、縦軸は騒音レベルであり、破線は低回転数、太実線は中回転数、一点鎖線は高回転数の特性を示している。図9中、矢印で示すように、特定の周波数成分にDTNが出現しているのがわかる。回転数が上昇すると、DTNのピークが高くなるとともに、出現数が増加する。また、回転数が異なれば、DTNが現れる周波数も変化する。 FIG. 9 shows an example of discrete frequency noise (DTN). In FIG. 9, the horizontal axis represents the frequency, the vertical axis represents the noise level, the broken line represents the low rotational speed, the thick solid line represents the medium rotational speed, and the alternate long and short dash line represents the high rotational speed characteristic. As shown by the arrows in FIG. 9, it can be seen that DTN appears in a specific frequency component. As the rotational speed increases, the DTN peak increases and the number of appearances increases. Further, if the rotation speed is different, the frequency at which DTN appears also changes.
発明者らは、回転数が異なることによってDTNが現れる周波数成分が変化する点に着目した。すなわち、回転数を周期的に変動させることによって、図6(b)に示すように、DTNが発生する周波数成分を周期的に変動させることができる。これにより、図6(c)に示すように、DTNの帯域幅を広げることができ、DTNを周辺音に埋もれさせることが可能となる。この結果、高音のピーという耳障りな音を除去または低減することが可能となる。
本発明において、「周期的」とは、一定周期のみを意味するものではない。換言すれば、「周期的」とは、回転数の変動が繰り返し実現されればよく、このときの変動周期は必ずしも一定でなくてもよい。また、「周期的」には、断続的に繰り返される意味も含むものとする。
The inventors paid attention to the fact that the frequency component at which DTN appears varies with the number of rotations. That is, by periodically changing the rotation speed, the frequency component generated by DTN can be periodically changed as shown in FIG. Thereby, as shown in FIG.6 (c), the bandwidth of DTN can be expanded and it becomes possible to bury DTN in a surrounding sound. As a result, it is possible to remove or reduce the annoying sound of a high-pitched beep.
In the present invention, “periodic” does not mean only a certain period. In other words, “periodic” is only required to repeatedly realize fluctuations in the rotational speed, and the fluctuation period at this time is not necessarily constant. In addition, “periodic” includes a meaning that is repeated intermittently.
本発明によれば、離散周波数騒音(DTN)を低減することができるという効果を有する。 According to the present invention, there is an effect that discrete frequency noise (DTN) can be reduced.
以下に、本発明に係るファンの制御装置及び制御方法並びに電子機器の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、電子機器の一態様としてノートPC等の情報処理装置10を例に挙げて説明するが、本発明の適用例はこの態様に限定されない。
Hereinafter, an embodiment of a fan control device, a control method, and an electronic apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the present embodiment, the
図1は、情報処理装置10の筐体の内部を模式的に示した平面図である。情報処理装置10の筐体の内部には、CPU11、放熱ユニット12、および多数の電子部品などが実装されるマザーボード(図示せず)等が配置されている。図2は、放熱ユニット12の平面図である。図2に示すように、放熱ユニット12は、例えば、ファン13及びヒート・シンク14a、14bを備えている。ファン13は、例えば、遠心ファンであり、薄型のチャンバ内に、ファンモータ21(図3参照)の軸に取り付けられた複数のブレードを収納している。
FIG. 1 is a plan view schematically showing the inside of the housing of the
ヒート・シンク14a、14bは、チャンバの側面に形成した開口に位置が整合するようにチャンバに直接取り付けられている。放熱ユニット12は、ファン13を回転させると、チャンバの上面と下面に形成した吸入口から取り込んだ周囲の空気をヒート・シンク14a、14bの複数のフィンの間を通過させて排出することで熱交換をする。
放熱ユニット12が排気する空気は、筐体の側面に形成した排気口から放出される。また、筐体には、周囲の空気を取り入れるための図示しない吸気口が形成されている。
The heat sinks 14a, 14b are directly attached to the chamber so that their positions are aligned with the openings formed in the side surfaces of the chamber. When the
The air exhausted by the
CPU11はアプリケーション・プログラムを実行して全般的な処理を行うプロセッサである。CPU11はそれぞれ、下面に設けた受熱板15と熱的に結合している。受熱板15とヒート・シンク14a、14bは、2本のヒート・パイプ16a、16bで熱的に結合している。
The
筐体には、温度センサ50a〜50dが配置されている。温度センサ50a〜50dの位置および個数は一例であり、この例に限られない。各温度センサ50a〜50dの検出温度は、対応するデバイスの温度を監視したり、筐体の表面温度を所定値以内に維持したりするための放熱ユニット12の制御に使用される。
図3は、情報処理装置10におけるファンの制御装置の一例を示す概略構成図である。図3に示すように、ファンの制御装置は、モータ駆動部20と、エンベデッド・コントローラ(制御部)30とを備えている。
FIG. 3 is a schematic configuration diagram illustrating an example of a fan control device in the
モータ駆動部20は、ファンモータ21に所望の電圧を供給するためのインバータ22及び制御部23を備えている。
ファンモータ21は、例えば、3相DCブラシレスモータなどのDCモータである。インバータ22は、例えば、6つのスイッチング素子(例えば、FET、IGBT等)がブリッジ接続された構成とされている。制御部23は、エンベデッド・コントローラ(以下「EC」という。)30から入力される制御信号、例えば、PWM制御信号に基づいてインバータ22が備える各スイッチング素子のオンオフを制御する。これにより、所望の電圧値に制御された電圧がファンモータ21に供給され、所望の回転数でファンモータ21を駆動することが可能となる。制御部23は、ファンID等の各種データを格納している他、ファンモータ21の回転数を検出し、検出した回転数をEC30に出力する。
The
The
EC30は、例えば、CPU、ファームウェアを格納するROM、およびファームウェアを実行するためのRAMなどで構成されたマイクロコンピュータである。さらに、EC30は、複数のA/D入力端子、複数のD/A出力端子、タイマー、およびディジタル入出力端子等を備えている。EC30には、それらの入出力端子を介してモータ駆動部20、温度センサ50a〜50dが接続されており、情報処理装置10の内部の動作環境の管理に関するプログラムをCPU11とは独立して実行することができる。
The EC 30 is a microcomputer that includes, for example, a CPU, a ROM that stores firmware, and a RAM that executes the firmware. Further, the EC 30 includes a plurality of A / D input terminals, a plurality of D / A output terminals, a timer, a digital input / output terminal, and the like. The EC 30 is connected to the
図4は、上記EC30およびモータ駆動部20によって実現される機能を示した機能ブロック図である。図4に示すように、EC30は、記憶部31、電子機器内の温度に基づいてファンの回転数を設定する回転数設定部32、及び回転数設定部32によって設定された回転数を周期的に変動させる回転数変動部33を主な構成として備えている。これら各部の機能は、EC30が備えるCPUがROMに格納された回転制御プログラムを実行することにより主に実現される。
FIG. 4 is a functional block diagram showing functions realized by the EC 30 and the
記憶部31には、温度と回転数とが対応付けられている温度−回転数情報、回転数の変動幅及び変動周波数等の各種情報が格納されている。なお、回転数の変動幅及び変動周波数の決め方については後述する。
回転数設定部32は、温度センサ50a〜50dによって検出された温度および記憶部31に格納されている温度−回転数情報を参照し、現在の温度状況に応じた回転数を設定し、設定した回転数を回転数変動部33に出力する。例えば、回転数設定部32は、温度センサ50a〜50dによって検出された温度の平均値を算出し、平均値に対応する回転数を温度−回転数情報から取得し、回転数を設定する。また、平均値に代えて、受信した検出温度の中で最も高い温度または最も低い温度、あるいは、各温度センサ50a〜50dの配置位置に応じた重み付け係数を予め設定しておき、これらの重み付け係数を用いた加重平均を用いて、回転数を設定することとしてもよい。また、より複雑に回転数制御を行う場合には、例えば、特開2014−42385号公報に開示されているように、サーマル・アクション・テーブル(TAT)を用意しておき、このテーブルに基づいて回転数を設定することとしてもよい。このように、本実施形態において、温度から回転数を設定する手法については、特段限定されず、公知の手法を適用することができる。
The
The rotational
回転数変動部33は、回転数設定部32から入力された回転数を記憶部31に格納されている変動周波数及び変動幅で変動させた変動制御信号を生成し、変動制御信号をモータ駆動部20に出力する。例えば、回転数変動部33は、回転数設定部32から入力された回転数に対応するPWM信号を生成し、このPWM信号のデューティを記憶部31に格納されている変動周波数及び変動幅で変動させた変動PWM信号を生成し、この変動PWM信号をモータ駆動部20に出力する。
The rotation
次に、記憶部31に事前に格納されている変動周波数および変動幅の決定手法について説明する。
変動周波数は、例えば、人がその変動による影響を感知しない程度の周期に設定する必要がある。変動周波数が早くなるほど、人はその変動を知覚しづらくなる。したがって、変動周波数の下限値は、例えば、人の知覚能力から決まる。一方、変動周波数の上限値は、採用している回転数制御、例えば、PWM制御のキャリア周波数よりも大きい値は取り得ない。以上から、変動周波数については、人が変動を知覚できない周波数以上、かつ、PWM制御のキャリア周波数未満の範囲内で任意の値に設定される。例えば、変動周波数は、0.05Hz以上5Hz以下の範囲内で任意の値に設定され、一例として、0.5Hzが挙げられる。
Next, a method for determining the fluctuation frequency and fluctuation width stored in advance in the
For example, the fluctuation frequency needs to be set to a period at which a person does not perceive the influence of the fluctuation. The faster the fluctuation frequency, the harder it is for humans to perceive the fluctuation. Therefore, the lower limit value of the fluctuation frequency is determined by, for example, human perception ability. On the other hand, the upper limit value of the fluctuation frequency cannot be a value larger than the carrier frequency of the employed rotational speed control, for example, PWM control. From the above, the fluctuation frequency is set to an arbitrary value within a range not less than a frequency at which a person cannot perceive fluctuation and less than a carrier frequency of PWM control. For example, the variation frequency is set to an arbitrary value within a range of 0.05 Hz to 5 Hz, and an example is 0.5 Hz.
変動幅は、大きければ大きいほど離散周波数騒音(DTN)を低減させる効果が大きいといえる。したがって、変動幅は大きい値に設定されることが好ましい。一方で、上記変動周波数で変動させられる回転数範囲は、ファンモータ21及びその周辺機器等の性能から有限である。したがって、変動幅については、ファンモータ21等の性能と、上記変動周波数とから決定するとよい。例えば、回転数の変化速度の上限が500rpm/secであるファンを採用している場合において、変動周波数を0.5Hzに設定した場合、変動幅は、最大で±250rpmに設定される。
It can be said that the greater the fluctuation range, the greater the effect of reducing discrete frequency noise (DTN). Therefore, the fluctuation range is preferably set to a large value. On the other hand, the rotation speed range that can be varied at the variation frequency is finite due to the performance of the
ここで、変動幅は、回転数として登録、すなわち、回転数変動幅としてされていてもよいし、デューティとして登録、すなわち、デューティ変動幅として登録されていてもよい。回転数変動幅が登録されていた場合には、回転数変動部33は、回転数設定部32からの回転数をこの回転数変動幅で変動させるための変動PWM信号を生成する。
また、デューティ変動幅として登録されている場合には、回転数設定部32からの回転数に対応するPWM信号を生成し、このPWM信号をデューティ変動幅で変動させた変動PWM信号を生成する。
Here, the fluctuation range may be registered as the rotation speed, that is, the rotation speed fluctuation width, or may be registered as the duty, that is, registered as the duty fluctuation width. When the rotation speed fluctuation range is registered, the rotation
If the duty fluctuation width is registered, a PWM signal corresponding to the rotation speed from the rotation
次に、本実施形態に係るファンの回転数制御の手順について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るファンの回転数制御の手順を示したフローチャートである。ファンの制御装置は、以下に示す処理を所定のサンプリング周期で繰り返し実行する。 Next, the procedure for controlling the rotational speed of the fan according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a flowchart showing a procedure for controlling the rotational speed of the fan according to the present embodiment. The fan control device repeatedly executes the following processing at a predetermined sampling period.
まず、起動時において、EC30はモータ駆動部20からファンIDを取得する(ステップSA1)。続いて、温度センサ50a〜50dによって温度が計測され、温度情報がEC30に入力される(ステップSA2)。回転数設定部32は、入力された温度と記憶部31の温度−回転数情報とを用いて、回転数を設定する(ステップSA3)。これにより、情報処置装置10内の温度環境に応じた回転数が決定される。
First, at startup, the
続いて、回転数変動部33は、記憶部31に格納されている変動周波数及び変動幅、並びにモータ駆動部20からフィードバックされるファンモータ21の回転数を用いて、ファンモータ21の回転数を所定の変動周波数および変動幅で変動させるための変動PWM信号を生成する(ステップSA4)。これにより、変動PWM信号は、デューティが周期的に変動するPWM信号となる。回転数変動部33は、生成した変動PWM信号をモータ駆動部20に出力する(ステップSA5)。
Subsequently, the rotation
モータ駆動部20は、EC30からの変動PWM信号に基づいて、インバータ22を駆動する。具体的には、インバータ22が備える各スイッチング素子のオンオフを変動PWM信号のデューティに基づいて制御する(ステップSA6)。これにより、ファンモータ21に供給される電圧が周期的に変動し、ファン13の回転数が周期的に変動することとなる。
The
以上説明したように、本実施形態に係るファンの制御装置及び制御方法並びに電子機器によれば、温度センサ50a〜50dによって検出された温度に基づいて回転数を設定し、この回転数を変動させるような変動PWM信号を生成し、この変動PWM信号に基づいてモータ駆動部20を駆動する。これにより、ファンモータ21の回転数を周期的に変動させることが可能となる。例えば、ファンモータ21の回転数を、温度センサ50a〜50dによって検出された温度に対応する回転数を中心として、所定の変動幅で変動させることが可能となる。また、このときの変動周期は、記憶部31に格納されている変動周波数とされる。
As described above, according to the fan control device, the control method, and the electronic apparatus according to the present embodiment, the rotational speed is set based on the temperatures detected by the
このように、ファンの回転数を周期的に変動させることにより、従来は、図6(a)に示すように、特定の周波数成分に出現していたDTNを、図6(b)に示すように、DTNが発生する周波数成分を周期的に変動させることが可能となる。これにより、図6(c)に示すように、DTNの帯域幅を広げることができ、DTNを周辺音に埋もれさせることが可能となる。この結果、高音のピーという耳障りな音を除去または低減することが可能となる。 In this way, by periodically changing the rotation speed of the fan, as shown in FIG. 6A, DTN that has conventionally appeared in a specific frequency component is shown in FIG. 6B. In addition, it is possible to periodically vary the frequency component generated by DTN. Thereby, as shown in FIG.6 (c), the bandwidth of DTN can be expanded and it becomes possible to bury DTN in a surrounding sound. As a result, it is possible to remove or reduce the annoying sound of a high-pitched beep.
図7は、ファンの回転数を変動させなかった場合と、ファンの回転数を変動させた場合の騒音レベルの測定結果を比較して示した図、図8は、図7において3500Hzから5000Hzの周波数帯域を拡大して示した図である。図7、8において、横軸は周波数、縦軸は騒音レベルである。図7、8において、破線は、デューティ75%でファンモータ21を駆動させた場合における騒音レベルの測定結果、実線は、デューティ75%を中心として、デューティを変動周期0.5Hz、デューティ変動幅15%で変動させた場合における騒音レベルの測定結果を示している。図7、8に示されるように、回転数を変動させることによってDTNがほぼ除去されているのがわかる。
FIG. 7 is a diagram comparing the measurement results of the noise level when the fan speed is not changed and when the fan speed is changed, and FIG. 8 is a graph of 3500 Hz to 5000 Hz in FIG. It is the figure which expanded and showed the frequency band. 7 and 8, the horizontal axis represents frequency and the vertical axis represents noise level. 7 and 8, the broken line indicates the measurement result of the noise level when the
以上、本発明について、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。 As mentioned above, although this invention was demonstrated using the said embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. Various changes or improvements can be added to the above-described embodiment without departing from the gist of the invention, and embodiments to which the changes or improvements are added are also included in the technical scope of the present invention.
例えば、図9に示すように、回転数が低い場合には、DTNがそれほど発生しない。したがって、例えば、DTNが発生し始める回転数を予め閾値として登録しておき、回転数設定部32によって設定された回転数が閾値以上である場合に、回転数変動部33による回転数の変動を実施することとしてもよい。
For example, as shown in FIG. 9, when the rotation speed is low, DTN does not occur so much. Therefore, for example, when the rotation speed at which DTN starts to occur is registered in advance as a threshold value, and the rotation speed set by the rotation
また、上記実施形態では、記憶部31に一つのファン13に対応する変動幅及び変動周波数を登録しておく態様について述べたが、例えば、複数種類のファン13に適用するために以下のような構成としてもよい。例えば、ファンIDあるいはファンの種別毎に変動幅及び変動周波数を登録しておき、起動時においてモータ駆動部20から取得するファンID等に基づいて該当する変動幅及び変動周波数を抽出し、抽出した変動幅及び変動周波数を用いてファンの回転数を変動させることとしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the aspect which registers the fluctuation range and fluctuation frequency corresponding to one
更に、変動幅及び変動周波数は、回転数に応じて設定されていてもよい。例えば、記憶部31には、ファンID毎かつ回転数毎に、変動幅及び変動周波数が格納されており、回転数変動部33が、対応するファンIDに対応付けられており、かつ、回転数設定部32によって設定された回転数に対応する変動幅及び変動周波数を記憶部31から読み出して、読み出した変動幅及び変動周波数を用いてPWM信号のデューティを変動させることとしてもよい。
Furthermore, the fluctuation range and the fluctuation frequency may be set according to the rotation speed. For example, the
10 情報処理装置(電子機器)
12 放熱ユニット
13 ファン
20 モータ駆動部
21 ファンモータ
30 エンベデッド・コントローラ(制御部)
31 記憶部
32 回転数設定部
33 回転数変動部
50a〜50d 温度センサ
10 Information processing equipment (electronic equipment)
12
31
Claims (7)
前記電子機器内の温度に基づいて前記ファンの回転数を設定する回転数設定部と、
前記回転数設定部によって設定された回転数を周期的に変動させる回転数変動部と
を具備するファンの制御装置。 A control device for a fan mounted on an electronic device,
A rotational speed setting unit that sets the rotational speed of the fan based on the temperature in the electronic device;
A fan control device comprising: a rotation speed variation section that periodically varies the rotation speed set by the rotation speed setting section.
前記モータ駆動部は、スイッチング素子を備えるインバータを有し、
前記回転数変動部は、前記回転数設定部によって設定された回転数に応じたデューティを周期的に変動させた変動PWM信号を生成し、
前記モータ駆動部は、前記回転数変動部から出力される変動PWM信号に基づいて前記インバータを駆動する請求項1から請求項4のいずれかに記載のファンの制御装置。 A motor drive unit for driving the fan motor;
The motor driving unit includes an inverter including a switching element,
The rotation speed fluctuation unit generates a fluctuation PWM signal in which the duty according to the rotation speed set by the rotation speed setting unit is periodically fluctuated,
5. The fan control device according to claim 1, wherein the motor driving unit drives the inverter based on a fluctuation PWM signal output from the rotation speed fluctuation unit.
請求項1から請求項5のいずれかに記載のファンの制御装置と、
を備える電子機器。 With fans,
The fan control device according to any one of claims 1 to 5,
Electronic equipment comprising.
前記電子機器内の温度に基づいて前記ファンの回転数を設定し、
設定した回転数を周期的に変動させるファンの制御方法。
A method for controlling a fan mounted on an electronic device,
Set the rotation speed of the fan based on the temperature in the electronic device,
A fan control method that periodically changes the set rotation speed.
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