JP2017115580A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出管からのオイル吐出量を抑制し、高効率で高信頼性の圧縮機を提供すること。【解決手段】吐出管2が接続された密閉容器1内に配設された圧縮機構部50と、圧縮機構部50を駆動するための電動機3とを備え、圧縮機構部50に設けられた吐出口12から吐出された冷媒ガスは、圧縮機構部50と電動機3との間に位置する第1の空間30と電動機3の回転子3aの内部に設けられた回転子通路3bと電動機3の反圧縮機構部50側に形成された第2の空間31とを経由して、吐出管2から吐出され、回転子3aの反圧縮機構部50側に設けられたバランスウェイト3cと端板3dと回転子3aとで形成された開口部3eは、電動機3の固定子3gの反圧縮機構部50側のコイルエンド3jと対向する面積が最大となる位置に配置されている圧縮機。【選択図】図1
Description
本発明は、冷暖房空調装置や冷蔵庫等の冷却装置、あるいはヒートポンプ式の給湯装置等に用いられる圧縮機に関するものである。
従来、空調装置や冷却装置などに用いられる密閉型圧縮機は、一般に、冷凍サイクルから戻ってきた冷媒ガスを圧縮機構部で圧縮し、冷凍サイクルへと送り込む役割を果たしている。冷凍サイクルから戻ってきた冷媒ガスは吸入経路を経て、圧縮機構部に形成された圧縮室へと供給される。
その後、シールおよび潤滑のために供給されたオイルと共に、圧縮されて高温高圧状態となった冷媒ガスは、圧縮機構部から密閉容器内へと吐出され、密閉容器に設けられた吐出管から冷凍サイクルへと送り込まれる(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の圧縮機断面図である。
このスクロール圧縮機では、密閉容器1内の上部に、固定スクロール6とこの固定スクロール6に対して旋回運動する可動スクロール9とを噛み合わせてなる圧縮機構部50を設けている。また、密閉容器1内の下部に、クランク軸4に取り付けられた回転子3aと密閉容器1に取り付けられた固定子3gとからなる電動機3とを設けている。
さらには、回転子3aの下方に、クランク軸4の副軸受25と、その副軸受25を支持し密閉容器に固定される副軸受支持部品40とを設け、密閉容器1の底部に、オイルを貯蔵するオイル溜り33を設けている。
そして、副軸受支持部品40は、円板状で前記オイル溜り33を覆うように設けられ、かつ副軸受支持部品40のオイル溜り33側と反油溜り側とを連通する連通口41を、反油溜り側で周方向に開口面を有するように設けている。
これによって、オイル溜り33のオイルが副軸受支持部品40の上方空間へ持ち出されることを低減でき、オイル吐出量を低減させて、サイクル効率を向上させ、また、オイル溜り33の油面切れを防ぐことができるため、圧縮機の信頼性を向上させることができる。
しかしながら、前記従来の構成では、例えば、オイル溜り中のオイルに冷媒が過度に相溶して油面が上昇する場合、油溜りのオイルが、副軸受支持部品の開口部を通して冷媒ガスで持ち上げられ、圧縮機外部へオイルが流出され易くなり、オイル吐出量の増加を招くという課題があった。したがって、サイクル中にオイルが大量に流出することでサイクル効率の低下やパイプ閉塞などの問題を生じやすい。
また、圧縮機構部にシールおよび潤滑のために供給されるオイル量は、高差圧運転条件
において増加するため、吐出される冷媒ガス中のオイル量も多くなり、圧縮機外部へ流出するまでの間に分離しないと、サイクル中にオイルが大量に流出することでサイクル効率の低下やパイプ閉塞などの問題を生じやすい。
において増加するため、吐出される冷媒ガス中のオイル量も多くなり、圧縮機外部へ流出するまでの間に分離しないと、サイクル中にオイルが大量に流出することでサイクル効率の低下やパイプ閉塞などの問題を生じやすい。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、吐出管からのオイル吐出量を抑制し、高効率で高信頼性の圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の圧縮機は、下部にオイル溜りを有し、吐出管が接続された密閉容器と、前記密閉容器内に配設された圧縮機構部と、前記密閉容器内で、前記圧縮機構部の反前記吐出管側に配設された前記圧縮機構部を駆動するための電動機と、を備え、前記圧縮機構部に設けられた吐出口から吐出された冷媒ガスは、前記圧縮機構部と前記電動機との間に位置する第1の空間を流れ、前記電動機の回転子の内部に設けられた回転子通路と前記電動機の反前記圧縮機構部側に形成された第2の空間とを経由して、前記吐出管から吐出される圧縮機において、前記回転子の反前記圧縮機構部側には、バランスウェイトと端板とが設けられ、前記回転子と前記バランスウェイトと前記端板とで形成された開口部は、前記電動機の固定子の反前記圧縮機構部側のコイルエンドと対向する面積が最大となる位置に配置されていることを特徴とするものである。
これによって、冷媒ガス中のオイルを固定子のコイルエンドに効率よく衝突分離させることができるため、吐出管からのオイル吐出量を抑制し、高効率で高信頼性の圧縮機を提供できる。
本発明によれば、吐出管からのオイル吐出量を抑制し、高効率で高信頼性の圧縮機を提供できる。
第1の発明は、下部にオイル溜りを有し、吐出管が接続された密閉容器と、前記密閉容器内に配設された圧縮機構部と、前記密閉容器内で、前記圧縮機構部の反前記吐出管側に配設された前記圧縮機構部を駆動するための電動機と、を備え、前記圧縮機構部に設けられた吐出口から吐出された冷媒ガスは、前記圧縮機構部と前記電動機との間に位置する第1の空間を流れ、前記電動機の回転子の内部に設けられた回転子通路と前記電動機の反前記圧縮機構部側に形成された第2の空間とを経由して、前記吐出管から吐出される圧縮機において、前記回転子の反前記圧縮機構部側には、バランスウェイトと端板とが設けられ、前記回転子と前記バランスウェイトと前記端板とで形成された開口部は、前記電動機の固定子の反前記圧縮機構部側のコイルエンドと対向する面積が最大となる位置に配置されている圧縮機である。
この構成によれば、回転子の反圧縮機構部側の開口部から吐出された冷媒ガスを、電動機の固定子のコイルエンドに最大面積で衝突させ、冷媒中のオイルを、固定子のコイルエンドに最大限分離させることで、吐出管からのオイル吐出量を抑制することができ、高効率で高信頼性を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明の圧縮機において、前記回転子の端部と前記バランスウェイトとの間に、スペーサーが配置されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、回転子とバランスウェイトと端板で囲まれた開口部を、電動機の固定子の反圧縮機構部側のコイルエンドと対向する面積が最大となる高さに配置するために、スペーサーの厚みで容易に調整することができる。
第3の発明は、第1または2の発明の圧縮機において、前記バランスウェイトの端部より前記回転子側に、前記端板が配置されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、バランスウェイトによる圧縮機のバランスを崩すことなく、開口部の面積を容易に減少させ、固定子のコイルエンドへの衝突速度を増加することができ、さらに、冷媒中のオイルを、固定子のコイルエンドに最大限分離させることにより、吐出管からのオイル吐出量を抑制することが可能となり、高効率で高信頼性を実現することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明の圧縮機において、前記バランスウェイトを囲むように、前記端板が配置されているものである。
この構成によれば、バランスウェイトの形状等を変更することなく、開口部の面積を端板により容易に減少させ、固定子のコイルエンドへの衝突速度を増加することができ、さらに、容易に冷媒中のオイルを、固定子のコイルエンドに最大限分離させることにより、吐出管からのオイル吐出量を抑制することが可能となり、高効率で高信頼性を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
また、図2は、図1のX−X方向から見た電動機の断面図である。図のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
図1において、鉄製の密閉容器1の内部全体は吐出管2に連通する吐出圧力雰囲気となり、その中央部に電動機3、上部に圧縮機構部が配置され、電動機3の回転子3aに固定されたクランク軸4の一端を支承する圧縮機構部50の本体フレーム5が密閉容器1に固定されており、その本体フレーム5に固定スクロール6が取り付けられている。
クランク軸4に設けられた主軸方向の油通路7は、その一端が給油ポンプ装置8に通じ、他端が最終的に旋回スクロール9の偏心軸受10に通じている。
固定スクロール6と噛み合って圧縮室11を形成する旋回スクロール9は、渦巻き状の旋回スクロールラップ9aと偏心軸受10とを直立させたラップ支持円板9bとからなり
、固定スクロール6と本体フレーム5との間に配置されている。
、固定スクロール6と本体フレーム5との間に配置されている。
固定スクロール6は、鏡板6aと渦巻き状の固定スクロールラップ6bとからなり、固定スクロールラップ6bの中央部に吐出口12、外周部に吸入管13に繋がる吸入口14が配置されている。
クランク軸4の主軸15から偏心してクランク軸4の上端部に配置された偏心軸16は、旋回スクロール9の偏心軸受10と係合摺動すべく構成されている。
主軸15は、本体フレーム5の主軸受17と係合摺動し、本体フレーム5には、主軸受17と同心の環状シール部材18が遊合状態で装着されており、その環状シール部材18は、その内側の概ね吐出圧力雰囲気の背面室19と外側の中間圧力雰囲気の背圧室20とを仕切っている。
給油ポンプ装置8によって吸い上げられたオイルは、クランク軸4の油通路7を通り旋回スクロール9と偏心軸16との間に形成された内部空間21へ導かれ、一方は旋回スクロール9のラップ支持円板9bの背面に設けられた絞り部22を経由して、固定スクロール6と本体フレーム5とによって囲まれて形成される背圧室20へと通じ、背圧調整弁23、オイル供給通路23aを通って圧縮室11へと導かれる。
背圧調整弁23は、吸入圧力よりも高めの中間圧力を維持して旋回スクロール9を固定スクロール6に押さえつける機能を持ち、旋回スクロールラップ支持円板9bと固定スクロールラップ6b上面および鏡板6aとでスラスト軸受を形成する。もう一方は偏心軸受10、背面室19、主軸受17を通り圧縮機構部外部へ排出される。
吐出口12の出口側を開閉する逆止弁装置24が、固定スクロール6の鏡板6aの反ラップ側平面上に取り付けられており、その逆止弁装置24は、薄鋼板製のリード弁24aと弁押さえ24bとからなる。
クランク軸4の下端は、密閉容器1内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受25により軸受され、安定に回転することができる。副軸受け25はジャーナル軸受構成となっており、給油ポンプ装置8によって吸い上げられたオイルの一部が副軸受25へと供給される。
逆止弁装置24下流側の吐出室26は、固定スクロール6と隔離部材27との間に形成され、隔離部材27によって吐出管2に連通する圧縮機構部上部の吐出空間28と隔離されている。
圧縮機構部にて圧縮されたガスは、吐出室26から圧縮機構部外周部付近に設けられた下向きガス流路29を通り、図示された点線矢印のごとく回転子3a上部の第1の空間30へと導かれる。
ここで、主軸受17などを潤滑後排出されたオイルと合流し、回転子3a内部に設けられた回転子通路3bを通って、図2にも示すように、ガスとオイルの混合流が遠心力によって、回転子3aと下部バランスウェイト3cと端板3dに囲まれた開口部3eから外側へ吐出され、固定子3gの下部コイルエンド3jに衝突し、気液分離される。
気液分離後のガスは、回転子3a下部の第2の空間31へと到達後、固定子3g外周に設けられた固定子通路3hを通って、仕切り部材32で第1の空間30と仕切られた固定子3g上部の空間へと導かれ、圧縮機構部50に設けられた図示されていない上向きガス
流路を通って吐出空間28へ到達後、吐出管2から密閉容器1外部へと吐出される。
流路を通って吐出空間28へ到達後、吐出管2から密閉容器1外部へと吐出される。
本実施の形態では、図1に示すように、回転子端部と下部バランスウェイトの間にスペーサー3fを設けている。
この構成により、電動機3の固定子3gの下部コイルエンド3jと対向する面積が最大となるように、スペーサー3fの厚みで、回転子3aの開口部3eの高さ位置を調節している。この動作、作用について、詳細に説明する。
図3は、固定子3gの下部コイルエンド3jを円周方向(360°)に展開した図である。図中の斜線部は、回転子3aの開口部3eが下部コイルエンド3jに対向する面積Aを示している。
つまり、Aは、開口部3eから吐出されたオイルを含んだ冷媒が、回転子3aの回転により、固定子3gの下部コイルエンド3jに衝突する面積となる。図のように、開口部の高さ位置が異なれば、面積Aは異なることとなる。
また、図4は、回転子3aの開口部3eの高さと、下部コイルエンド3jと対向する面積(合計)Aおよびオイル吐出量の関係を示している。
この図からも、開口部の高さが異なれば、下部コイルエンド3jに対向する面積Aは異なり、面積Aが最大となる開口部3eの高さが存在する。そして、その高さ位置でのオイル吐出量は、最小となることがわかる。
つまり、回転子3aの開口部3eから吐出されるオイルを含んだ冷媒を、スペーサー3fを設けることにより、下部コイルエンド3jに、最大面積で最大限衝突分離させることにより、吐出管2からのオイル吐出量を抑制することができ、高効率で高信頼性を実現できる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
図5は、本発明の実施の形態2における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。
本実施の形態では、図5に示すように、回転子3aの反圧縮機構部側に設けられた下部バランスウェイト3cの高さの間に、端板3dを設けたものである。
上記構成により、実施の形態1に示されように、スペーサーの厚みで、回転子3aの開口部3eの高さ位置を調節し、オイルを含んだ冷媒を、下部コイルエンド3jに、最大面積で最大限衝突分離させることに加えて、下部バランスウェイト3cによる圧縮機のバランスを崩すことなく、回転子3aの開口部3eの面積を容易に減少させ、固定子3gの下部コイルエンド3jへの衝突速度を増加することができる。
これにより、さらに、冷媒中のオイルを、固定子3gの下部コイルエンド3jに最大限分離させることにより、吐出管2からのオイル吐出量を抑制することが可能となり、高効率で高信頼性を実現することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
図6は、本発明の実施の形態3における縦型スクロール圧縮機の縦断面図である。
また、図7は、図6のX−X方向から見た電動機の断面図である。
本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。
本実施の形態では、図6、図7に示すように、下部バランスウェイト3cを囲むように端板3dを設けている。
上記構成により、下部バランスウェイト3cの形状等を変更することなく、開口部3eの面積を、端板3dにより容易に減少させ、固定子3gの下部コイルエンド3jへの衝突速度を増加することができる。
これにより、さらに、容易に冷媒中のオイルを、固定子3gの下部コイルエンド3jに最大限分離させることにより、吐出管2からのオイル吐出量を抑制することが可能となり、高効率で高信頼性を実現することができる。
なお、本実施の形態1から本実施の形態3までの全ては、スクロール圧縮機を一例として説明したが、本発明は圧縮機構部の方式によることはなく、ロータリ圧縮機やレシプロ圧縮機、リニア圧縮機等の他の方式の構成でも全く同様の効果が得られる。
また、作動流体としてオイルと溶解しやすい冷媒を用いた冷凍サイクルに搭載される圧縮機では、圧縮機外へのオイル吐出が効率や信頼性に直結するため、本発明の構成が非常に効果的であり、特に、比較的密度の低い冷媒を用いた圧縮機では、密閉容器1内部でのガス流速が高くなってオイル吐出量が増大しやすいため、本発明の構成を用いることでより一層の効果が期待できる。
比較的密度の低い冷媒としては、プロパンやイソブタン等に代表されるHC冷媒や、HFO1234yfに代表される炭素と炭素間に2重結合を有するハイドロフルオロオレフィンをベース成分とした冷媒が挙げられる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、広い運転範囲におけるオイル吐出量を低減できるため、常用される運転条件では、圧縮機が搭載されるサイクルの高効率化が可能であるため、HFC系冷媒やHCFC系冷媒、HC系冷媒、HFO系冷媒を用いたエアーコンディショナーやヒートポンプ式給湯機のほかに、自然冷媒の二酸化炭素を用いたエアーコンディショナーやヒートポンプ式給湯機などの用途にも適用できる。
1 密閉容器
2 吐出管
3 電動機
3a 回転子
3b 回転子通路
3c 下部バランスウェイト
3d 端板
3e 開口部
3f スペーサー
3g 固定子
3j 下部コイルエンド
12 吐出口
13 吸入管
30 第1の空間
31 第2の空間
33 オイル溜り
50 圧縮機構部
2 吐出管
3 電動機
3a 回転子
3b 回転子通路
3c 下部バランスウェイト
3d 端板
3e 開口部
3f スペーサー
3g 固定子
3j 下部コイルエンド
12 吐出口
13 吸入管
30 第1の空間
31 第2の空間
33 オイル溜り
50 圧縮機構部
Claims (4)
- 下部にオイル溜りを有し、吐出管が接続された密閉容器と、
前記密閉容器内に配設された圧縮機構部と、
前記密閉容器内で、前記圧縮機構部の反前記吐出管側に配設された前記圧縮機構部を駆動するための電動機と、を備え、
前記圧縮機構部に設けられた吐出口から吐出された冷媒ガスは、
前記圧縮機構部と前記電動機との間に位置する第1の空間を流れ、
前記電動機の回転子の内部に設けられた回転子通路と前記電動機の反前記圧縮機構部側に形成された第2の空間とを経由して、
前記吐出管から吐出される圧縮機において、
前記回転子の反前記圧縮機構部側には、バランスウェイトと端板とが設けられ、
前記回転子と前記バランスウェイトと前記端板とで形成された開口部は、
前記電動機の固定子の反前記圧縮機構部側のコイルエンドと対向する面積が最大となる位置に配置されていることを特徴とする圧縮機。 - 前記回転子の端部と前記バランスウェイトとの間に、スペーサーが配置されていることを特徴とする前記請求項1記載の圧縮機。
- 前記バランスウェイトの端部より前記回転子側に、前記端板が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機
- 前記バランスウェイトを囲むように、前記端板が配置されていることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015248156A JP2017115580A (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015248156A JP2017115580A (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017115580A true JP2017115580A (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59233574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015248156A Withdrawn JP2017115580A (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017115580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7580181B1 (ja) | 2023-09-28 | 2024-11-11 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 圧縮機 |
-
2015
- 2015-12-21 JP JP2015248156A patent/JP2017115580A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7580181B1 (ja) | 2023-09-28 | 2024-11-11 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 圧縮機 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A761 | Written withdrawal of application |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181113 |