JP2017161674A - 撮像装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジング内に設置されたズームレンズを備えた撮像装置において、ハウジングの形状を変化させずにズーム制御する手法を提供すること。
【解決手段】ズームレンズを搭載し被写体像を撮影する撮像装置と、前記撮像装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの設置位置は固定したままで前記撮像装置をズームレンズのズーム方向と逆方向に移動させる移動手段とを有し、ズームレンズが駆動しズーム位置が移動した際に、前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とすることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ズームレンズを搭載し被写体像を撮影する撮像装置と、前記撮像装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの設置位置は固定したままで前記撮像装置をズームレンズのズーム方向と逆方向に移動させる移動手段とを有し、ズームレンズが駆動しズーム位置が移動した際に、前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とすることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハウジング内に設置されたズームレンズを備えた撮像装置における、ズーム制御方法に関する。
従来、屋外に監視カメラを設置する際、カメラをハウジングで覆うことで雨や雪などから保護している。この時、ハウジングの全面には撮影用の保護レンズが取り付けられており、ハウジングでのケラレを避けるために、カメラのレンズはハウジングの保護レンズの直近もしくは接する形で設置させることが好ましい。
ただしズーム機構を備えたカメラをハウジング内に設置する場合は、ズーム駆動がハウジングによって制限されてしまうため、特許文献1のような、カメラに備わったレンズのズーム駆動に合わせてハウジングの全長をズームさせる手法が提案されている。また、事件の捜査で隠しカメラとして用いる際、犯人にカメラの存在を気付かせないよう、擬態用の人工物に模したハウジング内にカメラが設置されることがある。
しかしながら、擬態用の人工物で隠したカメラのレンズをズームさせる場合、特許文献1のような手法をとると、犯人にカメラの存在が気付かれてしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、ハウジング内に設置されたズームレンズを備えた撮像装置において、ハウジングの形状を変化させずにズーム制御する手法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
ズームレンズを搭載し被写体像を撮影する撮像装置と、前記撮像装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの設置位置は固定したままで前記撮像装置をズームレンズのズーム方向と逆方向に移動させる移動手段と、を有し、ズームレンズが駆動しズーム位置が移動した際に、前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とすることを特徴とする。
ズームレンズを搭載し被写体像を撮影する撮像装置と、前記撮像装置を収納するハウジングと、前記ハウジングの設置位置は固定したままで前記撮像装置をズームレンズのズーム方向と逆方向に移動させる移動手段と、を有し、ズームレンズが駆動しズーム位置が移動した際に、前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とすることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、ハウジング内に設置されたズームレンズを備えた撮像装置において、ハウジングの形状を変化させずにズーム制御する手法を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は、図示された構成に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は撮像装置1000を含むシステム構成図である。
図1は撮像装置1000を含むシステム構成図である。
2000は、本発明における外部装置を示すクライアント装置である。撮像装置1000とクライアント装置2000は、ネットワーク1500を介してネットワーク経由で相互に通信可能な状態に接続されている。クライアント装置2000は、撮像装置1000に対して、各種制御コマンドを送信する。本制御コマンドには、例えば、撮像の開始停止、ズームの制御を行うためのコマンドが含まれる。また、各制御コマンドを受信した撮像装置1000は、受信した制御コマンドに対するレスポンスをクライアント装置2000に送信する。
なお、本実施形態における撮像装置1000は、所定の画角を有し被写体3000を撮像する撮像装置の一例であり、例えば動画像を撮像する監視カメラである。より詳細には、監視に用いられるネットワークカメラであるものとする。また、本実施形態におけるクライアント装置2000は、PC等の外部装置の一例である。又、本実施形態における撮像装置1000と外部装置2000からなる監視システムは、撮像システムに相当する。
また、ネットワーク1500は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成されるものとする。しかしながら、本実施形態においては、撮像装置1000とクライアント装置2000との間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、ネットワーク1500は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていても良い。なお、本実施形態における撮像装置1000は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していても良く、LANケーブルを介して電力を供給されても良い。
図2は本実施形態に係る撮像装置1000の内部構造を示した図である。
撮像装置1000はズームレンズ200、ズームレンズが取り付けられるカメラ本体201、それらを覆うハウジング202からなり、カメラ本体201はカメラ固定部203で設置面に固定される構造となっている。さらにカメラ固定部203を基点としてカメラ本体201はハウジング202内で移動可能な構造となっており、その移動はカメラ本体を移動させる機構を持った移動装置204で実現される。移動方向はズームレンズの光軸方向である。
図3は撮像装置1000の内部構成を示したブロック図である。
被写体3000の像は、撮像光学系300および赤外フィルタ301を通過して、CCDまたはCMOSセンサなどの撮像素子302に入射する。なお、図3では、撮像光学系300を1枚のレンズにより表しているが、複数枚のレンズにより構成してもよい。また、赤外フィルタ301は、光学ローパスや光学バンドパスフィルタなど複数のフィルタが配されており、その一つあるいは複数を任意に選択できるようにしてもよい。また、赤外フィルタ以外にも入射する光量を減光する減光フィルタや、所定の偏光方向の光を遮蔽する偏光フィルタを用いてもよい。
撮像光学系300の合焦制御、ズーム制御、露出制御、防振制御などに関わる機械的な駆動は、システムコントローラ305の指示により撮像光学系制御部306が行う。また、絞り値、シャッタースピード、ゲイン等の所定の露出で撮像するための撮像条件は、システムコントローラ305が所定のプログラム線図に基づいて決定する。なお、本実施形態において、システムコントローラ305は、撮像条件を制御する条件制御部に相当する。
撮像素子302上に結像した被写体像は画像信号に変換され、画像処理部303に入力される。画像処理部303に入力された画像は、ガンマ補正やカラーバランス調整など、所定の画像処理を行い、JPEG等の画像ファイルを生成する。システムコントローラ305は、画像処理部303で処理された出力画像を、通信部304を介してクライアント装置2000へ送信する。通信部304は、各制御コマンドをクライアント装置2000から受信する場合、また各制御コマンドに対するレスポンスや、映像ストリームをクライアント装置2000へ送信する場合に使用される。
移動装置制御部307は、移動装置制御判断部311の判断結果に従って、システムコントローラ305の指示により移動装置駆動部308を用いて、撮像装置1000に設けられた移動装置204の制御を行う。赤外フィルタ制御部309は、システムコントローラ305の指示により赤外フィルタ駆動部310を用いて、撮像装置1000に設けられた赤外フィルタ301の挿抜制御を行う。
システムコントローラ305はCPUを含み、撮像装置1000の各構成要素を統括的に制御及び各種パラメータ等の設定を行う。また、不図示の記憶部であるデータを電気的に消去可能なメモリ等を含み、システムコントローラ305はこれに記憶されたプログラムを実行する。なお、メモリは、システムコントローラ305が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等として使用される。加えて、メモリはシステムコントローラ305が撮像装置1000の制御に用いる設定情報である各種パラメータの初期値を保持する。また、不図示の計時部を含み任意のタイミングで所定の期間の計測等を行うことができる。
以上が本発明の実施形態に係る撮像装置の基本構成の一例である。なおここでは、説明をわかりやすくするために、赤外フィルタ制御部309と移動装置制御部307を導入しているが、システムコントローラ305を直接、赤外フィルタ駆動部310や移動装置駆動部308へ繋げてもよい。
図4は本実施形態の移動装置制御の一例を示す図である。本図の処理はシステムコントローラ305が実行する。
図4の横軸はズームの方向を示す。本実施形態では、ズームレンズ200の駆動量とカメラ本体移動装置204の移動量をパラメータとしてあらかじめ記憶させ、それを元にズーム駆動に対してカメラ本体移動装置204を駆動させる制御を行う。ここで、ズームレンズの駆動量とカメラ本体移動装置の移動量は逆比の関係を持たせることを想定している。
図5および図6はステップS403においてカメラ本体を移動させることが必要であることを説明する図である。
図5は移動装置を作動させずにTELE側にズームさせた場合の図であるが、ハウジングがレンズ前面にあるため、ズームの稼働範囲に制限があり、場合によってはハウジングとレンズが衝突してしまう懸念が生まれてしまう。図6は移動装置を作動させずにWIDE側にズームさせた場合の図であるが、ハウジングによりケラレが生じる懸念がある。そこで、移動装置204を用いてカメラ本体を動かすことでこれらの問題を解消することができる。
このように第1の実施形態によれば、ハウジング内に設置されたズームレンズを備えた撮像装置において、ハウジングの形状を変化させずにズーム制御する手法を提供することができる。
(第2の実施形態)
図7は本実施形態の移動装置制御に関して、WIDE方向にズームを駆動させる際の処理手順の一例を示す第1のフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ305が実行する。
図7は本実施形態の移動装置制御に関して、WIDE方向にズームを駆動させる際の処理手順の一例を示す第1のフローチャートである。本フローチャートの処理はシステムコントローラ305が実行する。
まず、ステップS701において、システムコントローラ305は、撮像光学系制御部306を介して撮像光学系300であるズームを駆動させる。
次にステップS702において、システムコントローラ305は、移動装置制御判断部を用いて、画像処理部303にて出力される画像上に、ハウジングによるケラレが存在するかの判定を行う。ケラレが存在する場合にはS703に処理を進める。ケラレが存在しない場合には処理を終了する。
ステップS703において、システムコントローラ305は、移動装置制御部307を介して移動装置を駆動させ、ケラレが無くなる方向へカメラを移動させる。そしてステップS704に処理を進める。
ステップS704において、システムコントローラ305は、移動装置制御判断部を用いて、画像処理部303にて出力される画像上に、ハウジングによるケラレが存在するかの判定を行う。ケラレが存在する場合にはS703に処理を戻す。ケラレが存在しない場合には処理を終了する。
このように第2の実施形態によれば、WIDE方向にズームレンズを駆動させる際に、ハウジングによるケラレを検知することでカメラ本体の移動装置駆動量を決定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
300 撮像光学系、301 赤外フィルタ、302 撮像素子、303 画像処理部、
304 通信部、305 システムコントローラ、306 撮像光学系制御部、
307 移動装置制御部、308 移動装置駆動部、309 赤外フィルタ制御部、
310 赤外フィルタ駆動部、311 移動装置制御判断部
304 通信部、305 システムコントローラ、306 撮像光学系制御部、
307 移動装置制御部、308 移動装置駆動部、309 赤外フィルタ制御部、
310 赤外フィルタ駆動部、311 移動装置制御判断部
Claims (6)
- ズームレンズを搭載し、被写体像を撮影する撮影装置と、
前記撮影手段を収納するハウジングと、
前記撮影装置をズーム方向に移動させる移動手段と、を有し、
ズーム位置が移動した際に、前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とする撮像システム。 - ズームレンズを搭載し、被写体像を撮影する撮影装置と、
前記撮影手段を収納するハウジングと、
前記撮影装置を光軸方向に移動させる移動手段と、を有し、
ズーム駆動量に対する前記移動手段による撮像装置の移動量をあらかじめ設定し、ズーム位置が移動した際に、前記設定に従って前記移動手段により前記撮影装置を移動させることを特徴とする撮像システム。 - ズームレンズを搭載し、被写体像を撮影する撮影装置と、
前記撮影手段を収納するハウジングと、
前記撮影装置を光軸方向に移動させる移動手段と、を有し、
ズーム位置が移動し、画面内にハウジングが映り込んだ際に、前記移動手段によりハウジングが映り込まない位置に前記撮影手段を移動させることを特徴とする撮像システム。 - 前記撮影手段を移動することでケラレが生じた際に、デジタルズームをすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像システム。
- ズーム範囲が前記撮像装置の移動手段による移動範囲を超える場合、設定可能なズーム範囲を制限することを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
- 電源投入時にteleからwideまでのズームを駆動させ、ハウジングがレンズに対応しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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