JP2017153498A - 感圧センサと感圧カテーテル - Google Patents
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Abstract
【課題】小型且つ高感度な感圧センサと感圧カテーテルを提供する。【解決手段】中空状の第1、第2の保持体12、13は、第1の方向に所定間隔離間して配置されている。少なくとも1つの第1の歪センサ14、15は、第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持されている。少なくとも1つの第2の歪センサ16、17は、第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持されている。【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、例えば医療用カテーテルに適用される感圧センサと感圧カテーテルに関する。
例えば心房細動のような心臓疾患の治療手段として、生体組織を焼灼するアブレーション治療が行なわれている。このアブレーション治療は、カテーテルを静脈に挿入して心臓の患部に導き、カテーテルの先端から例えば高周波エネルギーを放射して生体組織を焼灼する治療である。このアブレーション治療を行なう際、アブレーション治療すべき領域を特定し、且つ、心臓組織の穿孔を防止するため、アブレーションカテーテルの先端を治療対象の組織に適切な圧力で接触させる必要がある。このため、圧力センサを内蔵したアブレーションカテーテル(例えば特許文献1参照)、又はアブレーション装置とともに使用されるコンタクトセンサを有するカテーテル(例えば特許文献2参照)、或いは血圧の測定や欠陥拡張などの治療行為を行なう半導体式圧力センサチップを内蔵したカテーテルが開発されている(例えば特許文献3参照)。
しかし、医療機器のカテーテル用感圧センサは、小形且つ高感度であることが要求されている。
本実施形態は、小形且つ高感度な感圧センサと感圧カテーテルを提供しようとするものである。
本実施形態の感圧センサは、第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の第1、第2の保持体と、前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサとを具備している。
本実施形態の感圧センサは、第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の第1、第2、第3の保持体と、前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第2、第3の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサとを具備している。
また、本実施形態の感圧カテーテルは、上記感圧センサを内蔵している。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一符号を付している。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る感圧センサを内蔵した例えばアブレーション治療を行なうための例えばアブレーションカテーテル1を示している。このアブレーションカテーテル1は、例えばハンドル本体2、カテーテル3、接続ケーブル4、回転ワイヤ5を有している。カテーテル3は、ハンドル本体2の一端部に設けられ、ハンドル本体2の他端部に接続ケーブル4、及び回転ワイヤ5が設けられている。
図1は、本実施形態に係る感圧センサを内蔵した例えばアブレーション治療を行なうための例えばアブレーションカテーテル1を示している。このアブレーションカテーテル1は、例えばハンドル本体2、カテーテル3、接続ケーブル4、回転ワイヤ5を有している。カテーテル3は、ハンドル本体2の一端部に設けられ、ハンドル本体2の他端部に接続ケーブル4、及び回転ワイヤ5が設けられている。
カテーテル3の先端部は、高周波信号により駆動される焼灼電極3a、及び本実施形態に係る感圧センサ11からなる感圧機構3bを含んでいる。具体的には、カテーテル3の先端部に焼灼電極3aが配置され、焼灼電極3aに隣接して感圧機構3bが配置される。この感圧機構3bは、焼灼電極3aの先端に加わるx軸、y軸、z軸方向の圧力を検知する。焼灼電極3aの先端を除く、焼灼電極3aの周囲、及び感圧機構3bは、カテーテルの例えばチューブ状の被覆材により被覆されている。
接続ケーブル4には、図示せぬアブレータ電源や、感圧機構3b(感圧センサ)の出力信号を処理する演算部、及び演算部の出力信号を表示する表示部などが接続される。
回転ワイヤ5には、カテーテル3の先端を振動駆動させる図示せぬ駆動源としてのモータや、モータ制御部、及び中継コネクタなどが接続される。
図2、図3は、本実施形態に係る感圧センサ11を示している。感圧センサ11は、例えば第1、第2の保持体12、13、第1乃至第4の歪センサ14、15、16、17、及び与圧リング18により構成されている。
第1、第2の保持体12、13のそれぞれは、例えば中空状のリングにより構成され、第1乃至第4の歪センサ14、15、16、17を保持する。第1、第2の保持体12、13は、図2、図3に示すように、z軸方向(第1の方向)に所定距離、例えば第1乃至第4の歪センサ14〜17の長さL1より狭い距離離間に配置されている。第1、第2の保持体12、13のそれぞれは、側面に互いに並行な平坦部12a、12b、13a、13bと、これら平坦部12a、12b、13a、13bと90度離れた位置に凹部12c、12d、13c、13dを有している。第1の保持体12と第2の保持体13は、互いに90度回転した状態に配置されている。
上記第1、第2の保持体12、13に第1乃至第4の歪センサ14、15、16、17が取着される。第1、第2の歪センサ14、15は、図示x軸方向(第2の方向)に離間して第1、第2の保持体12、13に取着され、第1、第2の歪センサ16、17は、x軸と直交するy軸方向(第3の方向)に離間して第1、第2の保持体12、13に取着される。
具体的には、第1の歪センサ14の一端部は、第1の保持体12の凹部12cに嵌合され、他端部は、第2の保持体13の平坦部13aに接触される。第2の歪センサ15の一端部は、第1の保持体12の凹部12dに嵌合され、他端部は、第2の保持体13の平坦部13bに接触される。第3の歪センサ16の一端部は、第1の保持体12の平坦部12aに接触され、他端部は、第2の保持体13の凹部13cに嵌合される。第4の歪センサ17の一端部は、第1の保持体12の平坦部12bに接触され、他端部は、第2の保持体13の凹部13dに嵌合される。この状態において、第1乃至第4の歪センサ14〜17は、第1、第2の保持体12、13に例えば接着され、第1、第2の歪センサ14、15は、互いに並行に配置され、第3、第4の歪センサ16、17は互いに並行に配置されている。
さらに、第1乃至第4の歪センサ14〜17の長手方向(第1の方向)のほぼ中央部、且つ外部には、例えば絶縁性の弾性材料により構成された与圧リング18が一体的に装着される。
図4に示すように、与圧リング18は、第1乃至第4の歪センサ14〜17に一体的に力を供給し、第1乃至第4の歪センサ14〜17は、与圧リング18により、互いに接近する方向に僅かに湾曲される。すなわち、例えば第1、第2の保持体12、13の中心を通る直線として、z軸を仮定した場合、第1乃至第4の歪センサ14〜17の後述するメアンダ部19が配置された部分が、z軸に対して、例えば2度以上傾斜される。この構成により、第1乃至第4の歪センサ14〜17によって、z軸方向の圧力を検知させることが可能である。
しかし、z軸方向の圧力検知が不要な場合には、与圧リング18は必ずしも必要ではない。
さらに、図5に示すように、例えば第1乃至第4の歪センサ14〜17を僅かに傾斜させて配置することにより、与圧リング18を省略することが可能である。具体的には、例えば第2の保持体13の直径を第1の保持体12の直径より僅かに小さく設定し、第1、第2の歪センサ14、15の相互間隔、及び第3、第4の歪センサ16、17の相互間隔が第1の保持体12から第2の保持体13の方向に徐々に狭くなる構成とすればよい。この構成により、第1、第2の保持体12、13の中心を通る直線として、z軸を仮定した場合、第1、第2の歪センサ14、15、及び第3、第4の歪センサ16、17のメアンダ部19が、z軸に対してそれぞれ例えば2度以上傾斜される。このような構成によれば、与圧リング18を用いることなく、z軸方向の圧力を検知させることが可能である。
図6は、第1乃至第4の歪センサ12〜15の一例を示すものである。第1乃至第4の歪センサ12〜15は、それぞれ一軸の歪センサである。第1乃至第4の歪センサ12〜15は同様の構成であるため、第1の歪センサ14を用いて、その構成について説明する。
図6に示す第1の歪センサ14において、基板14aは、例えば薄板状で矩形状であり、例えばセラミック基板、又は絶縁膜が塗布された金属基板、或いはガラス基板により構成される。基板14aは、その幅方向に剛性を有し、厚み方向に変位可能である必要がある。
セラミック基板としては、例えばジルコニア、酸化アルミニウム、窒化アルミニウムが適用可能である。セラミック基板は、基板そのものが絶縁性を有しており、特に、ジルコニアは、脆性破壊に対して強い材料である。
絶縁膜が塗布された金属基板としては、例えば鉄、又は、ステンレススチールが適用可能である。絶縁膜としては、例えばケイ酸ガラス、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、ポリイミドなどが適用可能である。絶縁膜が塗布された金属基板は、基材としての金属基板そのものが脆性破壊に対して強い材料であるという特徴を有している。
ガラス基板としては、耐熱強化ガラス、例えばパイレックス(登録商標)、テンパックス(登録商標)などが適用可能である。ガラス基板は、基板そのものが絶縁性を有するとともに、安価であるという特徴を有している。
本実施形態では、基板14aとしてジルコニアの使用が望ましい。
基板14aの一表面で、例えば長手方向ほぼ中央部には、例えば蛇行された薄膜パターンにより、感歪抵抗膜としての歪ゲージ14b(前述したメアンダ部19)が形成されている。
この歪ゲージ14bは、基板14a上に例えばピエゾ抵抗効果を得るための金属材料又は半導体材料が、例えばスパッタリング、及びエッチングを用いて形成される。歪ゲージ14bは、薄膜パターンが基板14aの長手方向と直交する方向に複数回折り返され、感度が向上されている。基板14aの一端部には電極パッド14c、14dが配置されており、歪ゲージ14bの両端部は、電極パッド14c、14dに接続されている。これら電極パッド14c、14dにリードワイヤ21、22がそれぞれ例えば半田付けされる。
尚、基板14aの長さL1は、例えば6mmであり、幅W1は、例えば0.4mmである。また、歪ゲージ14bの形成位置は、中央部に限定されるものではなく、基板14aの他端部近傍に配置することも可能である。いずれにしても、基板14aの変形により、歪ゲージ14bに応力が十分に印加される位置であればよい。
図7は、第1乃至第4の歪センサ14〜17に変形例を示すものである。図6に示す第1の歪センサ14において、電極パッド14c、14dは、基板14aの一端部に配置されていた。これに対して、図7において、電極パッド14c、14dは、基板14aの両端部に配置されている。歪ゲージ14bの両端部は、電極パッド14c、14dに接続されている。これらパッド14c、14dにリードワイヤ21、22がそれぞれ半田付けされている。
この変形例の場合、パッド14c、14dを基板14aの両端部に配置している。このため、図6に示す構成に比べて、リードワイヤ21、22を微細な電極パッド14c、14dに容易に半田付けすることが可能である。
次に、図2乃至図5に示す構成の感圧センサ11の動作について説明する。図2乃至図5に示す感圧センサ11は、図6に示す構成の歪センサを用いた場合を示しているが、図7に示す構成の歪センサを用いた場合も同様の動作である。
例えば第1の保持体12に対して第2の保持体13が、図2に示すx軸方向に変位した場合、第1、第2の歪センサ14、15は、基板(例えば図6に示す14a)の表面に垂直な方向に応力を受け、第3、第4の歪センサ16、17は、基板の表面に平行な方向の応力を受ける。
具体的には、第1、第2の歪センサ14、15のメアンダ部19(例えば図6に示す歪ゲージ14b)は、基板の表面に垂直な方向に応力を受けるため、第1の歪センサ14が圧縮力を受けた場合、第2の歪センサ15は、引張り力を受ける。また、第1の歪センサ14が引張り力を受けた場合、第2の歪センサ15は、圧縮力を受ける。第1、第2の歪センサ14、15が圧縮力を受けた場合、これらの抵抗値は減少し、第1、第2の歪センサ14、15が引張り力を受けた場合、これらの抵抗値は増加する。このように、第1、第2の歪センサ14、15の抵抗値は、互いに逆方向に変化する。
一方、第3、第4の歪センサ16、17は、基板の表面に平行な方向の応力を受けるため、第3、第4の歪センサ16、17のメアンダ部19は、それぞれ圧縮力と引っ張り力の両方が作用する。
具体的には、図6に示す第1の歪センサ14を用いて説明すると、基板14aの表面と平行な方向に応力が加わった場合において、基板14aが例えば図示矢印A方向に変形した場合、歪ゲージ14bの上部に引っ張り力が加わり、歪ゲージ14bの下部に圧縮力が加わる。このため、第1の歪センサ14の抵抗値の変化は、互いにキャンセルされて、ほぼゼロとなる。また、基板14aが例えば図示矢印B方向に変形した場合、歪ゲージ14bの上部に圧縮力が加わり、歪ゲージ14bの下部に引っ張り力が加わる。このため、第1の歪センサ14の抵抗値の変化は、互いにキャンセルされて、ほぼゼロとなる。
このような動作が、第3、第4の歪センサ16、17において行なわれる。このため、第3、第4の歪センサ16、17は、基板の表面に平行な方向の応力を受けた場合、抵抗値の変化は、ほぼゼロとなる。
また、例えば第1の保持体12に対して第2の保持体13が、例えば図2に示すy軸方向に変位した場合、第1、第2の歪センサ14、15は、基板の表面に平行な方向の応力を受け、第3、第4の歪センサ16、17は、基板の表面に垂直な方向に応力を受ける。
具体的には、第3、第4の歪センサ16、17のメアンダ部19は、基板の表面に垂直な方向に応力を受けるため、第3の歪センサ16が圧縮力を受けた場合、第4の歪センサ17は、引張り力を受ける。また、第3の歪センサ16が引張り力を受けた場合、第4の歪センサ17は、圧縮力を受ける。第3、第4の歪センサ16、17が圧縮力を受けた場合、これらの抵抗値は減少し、第3、第4の歪センサ16、17が引張り力を受けた場合、これらの抵抗値は増加する。このように、第3、第4の歪センサ16、17の抵抗値は、互いに逆方向に変化する。
一方、第1、第2の歪センサ14、15は、基板の表面に平行な方向の応力を受けるため、第1、第2の歪センサ14、15のメアンダ部19は、それぞれ圧縮力と引っ張り力の両方が作用する。このため、第1の歪センサ14の抵抗値の変化は、互いにキャンセルされて、ほぼゼロとなる。同様に、第2の歪センサ15の抵抗値の変化もほぼゼロとなる。
さらに、例えば第1の保持体12に対して第2の保持体13が、例えば図示z軸方向に変位した場合、図4に示す様に与圧リング18により、第1及至第4の歪センサ14〜17は互いに近接する方向に僅かに湾曲されており、この湾曲が増加する。このため歪みセンサ14〜17のメアンダ部19には引張力が作用し抵抗値が増加する。
さらに図5に示す様に第1及至第4の歪センサ14〜17を僅かに傾斜させた場合も、同様に14〜17は互いに接近する方向に湾曲が増加する。このため歪みセンサ14〜17のメアンダ部19には引張力が作用し抵抗値が増加する。
図8は、本実施形態の圧力検知回路の構成例を示すものである。第1乃至第4の歪センサ14乃至17の抵抗値の変化は、ブリッジ回路を用いて電圧値として検出される。すなわち、第1乃至第4の歪センサ14乃至17は、それぞれ第1乃至第4のブリッジ回路31、32、33、34に接続されている。
図9は、第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の一例を示すものである。第1乃至第4のブリッジ回路31〜34は、同一回路であるため、第1のブリッジ回路31についてのみ説明する。
図9において、第1のブリッジ回路31は、所謂ホーイトストンブリッジ回路である。電源端子Vと接地間に第1の歪センサ14と抵抗41が直列接続され、さらに、電源端子Vと接地間に抵抗42、43が直列接続されている。これら抵抗41、42、43は、温度補償された抵抗であり、共に抵抗値が“R”に設定されている。第1の歪センサ14と抵抗41との接続ノードと、抵抗42、43の接続ノードとから出力電圧Voutが出力される。第1の歪センサ14に応力が加わると、第1の歪センサ14の抵抗値Rgが変化し、出力電圧Voutが変化する。
尚、第2乃至第4のブリッジ回路32〜34は、図9に示す第1の歪センサ14に代えて、第2乃至第4の歪センサ15〜17がそれぞれ接続されている。また、ホーイトストンブリッジ回路の動作原理は、周知であるため、説明は省略する。
図8において、第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の出力電圧Vx1、Vx2、Vy1、Vy2は、アナログ/デジタル(A/D)変換部35を介して演算部36に供給される。演算部36は、A/D変換部35から供給されるデジタル化された第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の出力電圧に基づき、x軸、y軸方向の信号を演算し、演算されたx軸、y軸方向の信号に基づき、z軸方向の信号が演算される。すなわち、z軸方向の信号は、x軸、y軸方向の信号から換算される。
具体的には、x軸方向の圧力Pxは、第1、第2のブリッジ回路31、32の出力電圧Vx1、Vx2を用いて、次式(1)により求められる。
Px=Vx1−Vx2 …(1)
また、y軸向の圧力Pyは、第3、第4のブリッジ回路33、34の出力電圧Vy1、Vy2を用いて、次式(2)により求められる。
また、y軸向の圧力Pyは、第3、第4のブリッジ回路33、34の出力電圧Vy1、Vy2を用いて、次式(2)により求められる。
Py=Vy1−Vy2 …(2)
さらに、z軸向の圧力Pzは、第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の出力電圧Vx1、Vx2、Vy1、Vy2を用いて、次式(3)により求められる。
さらに、z軸向の圧力Pzは、第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の出力電圧Vx1、Vx2、Vy1、Vy2を用いて、次式(3)により求められる。
Pz=Vx1+Vx2+Vy1+Vy2 …(3)
演算部36により処理されたx軸、y軸方向、z軸方向の信号は、表示部37に供給される。表示部37は、x軸、y軸、z軸方向の圧力を、例えば円グラフとして表示する。
演算部36により処理されたx軸、y軸方向、z軸方向の信号は、表示部37に供給される。表示部37は、x軸、y軸、z軸方向の圧力を、例えば円グラフとして表示する。
この円グラフは、例えば表示部37の画面上に直交して表示されたx軸、y軸に対応して表示される。すなわち、この円グラフは、感圧センサ11がx軸、y軸、z軸方向のいずれの圧力も検知していない状態において、図8に実線で示すように、所定の直径を有する円の中心が例えばx軸、y軸の交差部に一致されて表示される。
この状態において、感圧センサ11がx軸、又はy軸方向の圧力を検知した場合、図8に破線で示すように、円の中心がx軸、及び又はy軸方向に移動し、感圧センサ11がz軸方向の圧力を検知した場合、圧力の増加に従って円の直径が大きくなるように表示される。
尚、演算部36による演算、及び表示部37による演算結果の表示は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、演算部36による演算結果を図示せぬメモリに記憶し、この記憶された演算結果を、体内組織に対する圧力の履歴として表示部37に表示することも可能である。あるいは、設定した圧力を超えた場合に警告音を発生する警告装置(図示せず)を、表示部37の代わりに設けることもできる。
上記第1の実施形態によれば、所定間隔離間された中空構造の第1、第2の保持体12、13の周囲に一軸の第1乃至第4の歪センサ14〜17を配置して感圧センサ11を構成している。このため、微細な感圧センサ11を比較的容易に組み立てることが可能である。しかも、第1、第2の歪センサ14、15によりx軸方向の圧力を検知し、第3、第4の歪センサ16、17によりy軸方向の圧力を検知し、x軸方向の検知電圧とy軸方向の検知電圧に基づき、z軸方向の圧力を検知している。このため、比較的簡単な構成によりx軸、y軸、z軸方向の圧力を高精度に検知することができる。
さらに、第1乃至第4の歪センサ14〜17を用いることにより、各歪ゲージの抵抗値を温度補償された固定抵抗を含むブリッジ回路によって電圧の変化として検知することができる。このため、光検波や位相検波などの複雑で高価な回路を必要としない。したがって、コストの高騰を抑制して、高精度に圧力を検知することが可能である。
また、本実施形態の感圧センサ11は、中空の第1、第2の保持体12、13の外周部に第1乃至第4の歪センサ14〜17が配置され、全体として中空構造の筐体を構成している。このため、感圧センサ11を例えばアブレーション治療用のカテーテルに適用する場合、焼灼電極3aに隣接した感圧機構3bに感圧センサ11を設けることができ、焼灼電極3aに接続された複数の配線を感圧センサ11の中空内に配置することができる。このため、第1乃至第4の歪センサ14〜17の動作に影響を与えることなく、容易に複数の配線を微細な径のカテーテル内に配置することができる。したがって、高感度の感圧センサ、及び感圧カテーテルを構成することが可能である。
さらに、第1乃至第4の歪センサ14〜17は、スパッタリングやフォトリソグラフィ技術を用いて薄膜により形成することができる。このため、第1乃至第4の歪センサ14〜17を低コストで製造することが可能である。
また、感圧センサ11は、第1、第2の保持体12、13、及び第1乃至第4の歪センサ14〜17により中空構造の筐体を構成しているため、カテーテル3の被覆としてのチューブを内部から支える梁としても機能している。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態に係る感圧センサ11を示すものである。
図10は、第2の実施形態に係る感圧センサ11を示すものである。
第1の実施形態において、感圧センサ11は、x軸方向の圧力を検知する第1、第2の歪センサ14、15と、y軸方向の圧力を検知する第3、第4の歪センサ16、17を、z軸方向の同一位置に配置した。これに対して、第2の実施形態の感圧センサ11は、x軸方向の圧力を検知する第1、第2の歪センサ14、15と、y軸方向の圧力を検知する第3、第4の歪センサ16、17を、z軸方向の離れた位置に配置している。
図10に示すように、第2の実施形態に係る感圧センサ11は、例えば第1、第2、第3の保持体51、52、53、第1乃至第4の歪センサ14〜17、及び第1、第2の与圧リング18a、18bにより構成されている。
第1、第2、第3の保持体51、52、53は、z軸方向に所定間隔離間して配置されている。すなわち、第1、第2、第3の保持体51、52、53は、例えば第1乃至第4の歪センサ14〜17の長さより若干短い距離だけ離間して配置されている。第1、第2、第3の保持体51、52、53のそれぞれは、外周部に90度ずつ離間して4つの凹部を有している。すなわち、第1の保持体51は、凹部51a、51b、51c、51dを有し、第2の保持体52は、凹部52a、52b、52c、52dを有し、第3の保持体53は、凹部53a、53b、53c、53dを有している。
第1、第2の歪センサ14、15は、第2、第3の保持体52、53に保持され、第3、第4の歪センサ16、17は、第1、第2の保持体51、52に保持されている。
すなわち、第1、第2の歪センサ14、15は、x軸方向に離れて配置され、第1の歪センサ14の一端部(電極バッド側の端部)は、第3の保持体52の凹部53dに嵌合され、他端部は第2の保持体52の凹部52dに嵌合されている。第2の歪センサ15の一端部(電極バッド側の端部)は、第3の保持体53の凹部53bに嵌合され、他端部は第2の保持体52の凹部52bに嵌合されている。
また、第3、第4の歪センサ16、17は、y軸方向に離れて配置され、第3の歪センサ16の一端部(電極バッド側の端部)は、第1の保持体51の凹部51cに嵌合され、他端部は第2の保持体52の凹部52cに嵌合されている。第4の歪センサ17の一端部(電極バッド側の端部)は、第1の保持体51の凹部51aに嵌合され、他端部は第2の保持体52の凹部52aに嵌合されている。
第1乃至第4の歪センサ14〜17は、上記嵌合状態において、第1、第2、第3の保持体51、52、53にそれぞれ接着される。さらに、第1、第2の歪センサ14、15の長手方向中央部には、第1の与圧リング18aが装着され、第1、第2の歪センサ14、15は、第1の与圧リング18aにより、僅かに湾曲される。また、第3、第4の歪センサ16、17の長手方向中央部には、第2の与圧リング18bが装着され、第3、第4の歪センサ16、17は、第2の与圧リング18bにより、僅かに湾曲される。
第1の実施形態と同様に、第1、第2の与圧リング18a、18bは、省略可能であり、第1、第2の歪センサ14、15、及び第3、第4の歪センサ16、17は、それぞれ互いに並行でもよい。或いは、第1、第2の歪センサ14、15、及び第3、第4の歪センサ16、17は、それぞれz軸に対して2度以上の角度を有していてもよい。
上記構成において、感圧センサ11にx軸方向に圧力が加わった場合、第2の保持体52に対して第3の保持体53がx軸方向に変位し、第1、第2の歪センサ14、15に応力が作用する。このため、第1、第2の歪センサ14、15の抵抗値が変化する。
また、感圧センサ11にy軸方向に圧力が加わった場合、第1の保持体51に対して第2の保持体52がy軸方向に変位し、第3、第4の歪センサ16、17に応力が作用する。このため、第3、第4の歪センサ16、17の抵抗値が変化する。
さらに、感圧センサ11にz軸方向に圧力が加わった場合、第3、第2の保持体53、52が第1の保持体51に対してz軸方向に変位し、第1乃至第4の歪センサ14〜17は、座屈するように変位する。すなわち、第1、第2の歪センサ14、15は、x軸方向に変位し、第3、第4の歪センサ16、17は、y軸方向に変位する。
上記第1乃至第4の歪センサ14〜17は、第1の実施形態と同様に、第1乃至第4のブリッジ回路31〜34の一部に接続されている。このため、第2の実施形態の感圧センサ11によっても、第1の実施形態と同様に、x軸方向、y軸方向、z軸方向の圧力を検知でき、第1の実施形態と同様に圧力の方向、及び大きさを表示することが可能である。
上記第2の実施形態に係る感圧センサ11よれば、x軸方向の圧力を検知する第1、第2の歪センサ14、15を第2、第3の保持体52、53により保持し、y軸方向の圧力を検知する第3、第4の歪センサ16、17を第1、第2の保持体51、52により保持している。このため、感圧センサ11にx軸方向の圧力が加わった場合、第3、第4の歪センサ16、17の剛性に影響を受けることなく、第1、第2の歪センサ14、15により検知でき、感圧センサ11にy軸方向の圧力が加わった場合、第1、第2の歪センサ14、15の剛性に影響を受けることなく、第3、第4の歪センサ16、17により検知できる。このため、x軸方向及びy軸方向の検知感度を向上させることが可能である。
また、第1、第2、第3の保持体51、52、53、及び第1乃至第4の歪センサ14〜17は、中空部を有する筐体を構成し、第1、第2の歪センサ14、15の一端部(電極パッド側)を第3の保持体53に保持させている。このため、第1、第2の歪センサ14、15の電極パッドに接続された図示せぬ複数のリードワイヤを第3の保持体53の中空部から、第2、第1の保持体52、51の中空部に通して配置することができる。したがって、微細な径のカテーテルにおいて、複数の配線を第1乃至第4の歪センサ14〜17の動作に影響を与えることなく、容易に複数のリードワイヤを配置することができる。よって、高感度の感圧センサ、感圧カテーテルを構成することが可能である。
尚、上記第1、第2の実施形態において、x軸方向に一対の第1、第2の歪センサ14、15を配置し、y軸方向に一対の第1、第2の歪センサ16、17を配置した。しかし、これに限定されるものではなく、例えばx軸方向に第1の歪センサ14と、第2の歪センサ15に代わるダミーの基板を配置し、y軸方向に第3の歪センサ16と、第4の歪センサ17に代わるダミーの基板をすることも可能である。
この構成によっても、x軸、y軸、z軸方向の圧力を検知することができる。しかも、歪センサの数を第1、第2の実施形態に比べて半分にすることができるため、ブリッジ回路の数も半分にすることができる。したがって、感圧センサの構成を簡略できるとともに、検出回路の構成も簡単化することが可能である。
また、上記第1、第2の実施形態において、z軸方向の検知感度を向上させるため第1乃至第4の歪センサ14〜17を湾曲させたり、傾斜させたりして配置した。しかし、これに限定されるものではない。
また、第1の保持体51の凹部(51a,51b,51c,51d)は対向する位置に2つあればよく、凹部の代わりに平坦部とすることもできる。第3の保持体53の凹部(53a,53b,53c,53d)も同様である。
(変形例)
図11は、第1、2の実施形態に係る感圧センサの変形例を示すものであり、z軸方向の圧力を検出する感圧センサを概略的に示すものである。
図11は、第1、2の実施形態に係る感圧センサの変形例を示すものであり、z軸方向の圧力を検出する感圧センサを概略的に示すものである。
例えば中空状の第1、第2の保持体61、62の互いに対向する面には、z軸方向に向けて突出する凸部61a、62aが形成されている。第1の歪センサ14は第1の保持体61の凸部61aの測面と第2の保持体62の側面に保持され、支持梁70は第1の保持体61の側面と第2の保持体62の凸部62aの側面に保持されている。すなわち、第1の歪センサ14と支持梁70は、z軸方向に互いにずれて配置されている。
支持梁70は、第1の歪みセンサ14に比べて高い剛性を有している。このため、第1の保持体61にz軸方向の応力が加わった場合、第1の保持体61は、剛性の低い第1の歪センサ14側に図示矢印Aで示すように傾斜し、これに伴い第1の歪センサ14は座屈する。したがって、第1の歪センサ14が変形するにより、z軸方向の圧力を検知することが可能である。
このようにz軸方向の圧力を検出する感圧センサを、第1又は第2の実施形態の感圧センサに追加して設けることもできる。
また、上記第1、第2の実施形態は、感圧センサをアブレーション治療に用いるカテーテルに適用した場合について説明した。しかし、これに限定されるものではなく、アブレーション以外のカテーテル、例えば腎デナベーションカテーテルなどに適用することも可能である。この腎デナベーションカテーテルは、複数の降圧剤を継続して投与しても目標血圧まで降下しない治療抵抗性高血圧を治療するために使用され、腎動脈に沿って存在する交感神経を高周波エネルギーで焼灼し、交感神経系を抑制させるためのカテーテルである。このカテーテルの先端、及び又は側面に第1、又は第2の実施形態の感圧センサを設けることにより、カテーテルを体内に挿入する際、又は焼灼治療する際、カテーテル先端の圧力を検知することができ、生体組織の損傷を防止することが可能である。
その他、血圧の測定や欠陥拡張などの治療行為を行なうカテーテルに用いるなど、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
3…カテーテル、3a…焼灼電極、3b…感圧機構、11…感圧センサ、12、13…第1、第2の保持体、14、15、16、17…第1乃至第4の歪センサ、18…与圧リング、18a、18b…第1、第2の与圧リング、19…メアンダ部、51、52、53…第1、第2、第3の保持体、61、62…第1、第2の保持体、70…支持梁
Claims (10)
- 第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の第1、第2の保持体と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、
前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサと、
を具備することを特徴とする感圧センサ。 - 第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の第1、第2、第3の保持体と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、
前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第2、第3の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサと、
を具備することを特徴とする感圧センサ。 - 前記少なくとも第1、第2の歪センサにそれぞれ接続された少なくとも第1、第2のブリッジ回路と、
前記少なくとも第1、第2のブリッジ回路の出力電圧に基づき、前記第1、第2の方向、及び、第1、第2の方向と直交する第3の方向の圧力を演算する演算回路と
を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の感圧センサ。 - 前記第1、第2の歪センサのそれぞれは、
矩形状の基板と、
前記基板の表面で、前記基板の長手方向中央部に形成された薄膜の感歪抵抗膜と
を具備することを特徴とする請求項3記載の感圧センサ。 - 前記第1、第2の歪センサの一部に一体的に装着された与圧リングをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の感圧センサ。
- 前記第1の歪センサの一部に装着された第1の与圧リングと、
前記第2の歪センサの一部に装着された第2の与圧リングをさらに具備することを特徴とする請求項2記載の感圧センサ。 - 先端部近傍に請求項5に記載の感圧センサが内蔵された感圧カテーテル。
- 先端部近傍に請求項6に記載の感圧センサが内蔵された感圧カテーテル。
- カテーテルを構成するチューブ内にカテーテルの長さ方向に沿った第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の少なくとも第1、第2の保持体と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、
前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサと、
を具備し、
前記第1、第2の歪センサのそれぞれは、
矩形状の基板と、
前記基板の表面で、前記基板の長手方向中央部に形成された薄膜の感歪抵抗膜とを有し、
前記基板は、前記チューブを支える梁を兼ねることを特徴とする感圧カテーテル。 - カテーテルを構成するチューブ内にカテーテルの長さ方向に沿った第1の方向に所定間隔離間して配置された中空状の第1、第2、第3の保持体と、
前記第1の方向と直交する第2の方向に配置され、両端部が前記第1、第2の保持体に保持された少なくとも1つの第1の歪センサと、
前記第1、第2の方向と直交する第3の方向に配置され、両端部が前記第2、第3の保持体に保持された少なくとも1つの第2の歪センサと、
を具備し、
前記第1、第2の歪センサのそれぞれは、
矩形状の基板と、
前記基板の表面で、前記基板の長手方向中央部に形成された薄膜の感歪抵抗膜と、を有し、
前記基板は、前記チューブを支える梁を兼ねることを特徴とする感圧カテーテル。
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