JP2017149411A - 乗り物ウインドスクリーンワイパーのための端部取付具 - Google Patents
乗り物ウインドスクリーンワイパーのための端部取付具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017149411A JP2017149411A JP2017004367A JP2017004367A JP2017149411A JP 2017149411 A JP2017149411 A JP 2017149411A JP 2017004367 A JP2017004367 A JP 2017004367A JP 2017004367 A JP2017004367 A JP 2017004367A JP 2017149411 A JP2017149411 A JP 2017149411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- electrical connection
- end fitting
- fitting
- connection means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3848—Flat-type wiper blade, i.e. without harness
- B60S1/3886—End caps
- B60S1/3894—End caps having a particular shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3803—Wiper blades heated wiper blades
- B60S1/3805—Wiper blades heated wiper blades electrically
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3806—Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades
- B60S1/381—Spoilers mounted on the squeegee or on the vertebra
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3848—Flat-type wiper blade, i.e. without harness
- B60S1/3886—End caps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
【課題】ウインドスクリーンワイパーの加熱手段は、ワイパーをアームに連結する連結手段からウインドスクリーンワイパーの給電がもたらされ、これが欠点を与える。【解決手段】ブレードの少なくとも1つの要素を受けるためのハウジング(122b)を画定する本体を備える、乗り物、特に自動車両のウインドスクリーンワイパーのための端部取付具(122’)であって、電気接続手段(140)を更に備えることを特徴とする端部取付具(122’)。【選択図】図5
Description
本発明は、乗り物、特に自動車両のウインドスクリーンワイパーのための端部取付具、及び、そのような端部取付具を備える乗り物ウインドスクリーンワイパーに関する。
自動車両ウインドスクリーンワイパーを加熱して特に冬季に除氷することは既知のやり方である。このワイパーが内部ウインドスクリーン洗浄液分配チャネルを備える場合、ワイパーの加熱は、液体が乗り物のウインドスクリーン上へ噴射される前に液体を更に加熱できるようにし、それにより、ウインドスクリーンの除氷が容易になり、したがって、手作業のアイススクレーパーの使用を回避できる。
一般に、「フラットワイパー」タイプのウインドスクリーンワイパーは、水を払いのけて水をドライバーの視野外に至らせるために乗り物のウインドスクリーンに擦り付くようになっている一般にゴムから形成される拭き取りブレードを支持する縦方向本体を備える。ワイパーは、前記拭き取りブレードに湾曲を与えてウインドスクリーン上へのこのブレードの適用を促す少なくとも1つの縦方向スパインを更に備える。ワイパーは、モータによって角度のある往復動作を成して駆動されるアームによって支持される。ワイパーをアームに連結する連結手段は、一般に、本体に固定されるコネクタと、本体にヒンジ結合されるとともにアームの端部に固定されるアダプタとを備える。
現在の技術において、ウインドスクリーンワイパーの加熱手段は、一般に、抵抗タイプの加熱導電体を備える。
ワイパーの湾曲スパインに加熱手段を設けることが既に提案されてきており、これらの加熱手段は、スパインに加えられて接着されるとともに加熱導電体の回路又はトラックを含むフィルムの形態を成す。現在の技術では、回路の加熱導電体がループを形成し、該ループの端部が給電端子に連結される。
これらの端子は、スパインの中央部分に位置されるとともに、前述のコネクタに組み込まれる電気接続手段に接続されるようになっている。「機械的」コネクタとも呼ばれるこのコネクタは、特にアダプタとのその機械的な協働により、乗り物の電流源にそれ自体が連結される「電気的」コネクタと呼ばれる他のコネクタと協働するようになっている。
したがって、現在の技術では、ワイパーをアームに連結する連結手段からウインドスクリーンワイパーの給電がもたらされ、これが欠点を与えることが理解される。
連結手段、特にコネクタは、製造を複雑にし、したがって高価にする電気接続手段を組み込む。それは、コネクタがウインドスクリーンウォッシャー流体をワイパーに供給するために「液圧」コネクタと呼ばれる他のコネクタと協働するようになっている液圧接続手段も組み込むときに強調される。
本発明は、簡単で、効果的で、経済的な解決策である、前述の技術の改良を提案する。
本発明は、乗り物、特に自動車両のウインドスクリーンワイパーのための端部取付具であって、前記ワイパーの少なくとも1つの要素を受けるためのハウジングを画定する本体を備える端部取付具において、電気接続手段を更に備えることを特徴とする端部取付具を提案する。
したがって、電気的接続部は、端部取付具上に、すなわち、ワイパーの縦方向端部に遠隔的に位置される。この解決策は多くの利点を与えることができる。すなわち、この解決策は、ワイパーの中央で、より具体的にはコネクタで、電気的接続部を組み込むための空間の問題を制限し、端部取付具内への電気的接続部の組み込みは、進歩を避けて、付加的な部品を加える。
本発明は、乗り物のフロントウインドウ又はリアウインドウのウインドスクリーンワイパーなどの任意のタイプのウインドスクリーンワイパーのための端部取付具に適用できる。この端部取付具は、空気力学的な形態を有してもよく又は有さなくてもよい。
本発明に係る端部取付具は、互いから独立に又は互いに組み合わせて解釈される以下の特徴のうちの1つ以上を備えることができる。
−前記電気接続手段は、前記本体に少なくとも部分的に組み込まれる又は前記本体と一体に形成され、
−前記電気接続手段は、ワイパーの電気的給電コネクタの相補的な接点に対して電気的に接続されるように構成される電気接続接点を備え、
−前記電気接続接点は、前記電気的コネクタと嵌合することによって協働するように構成され、
−端部取付具は、前記電気的コネクタと協働するように構成される固定手段を備え、
−前記固定手段は、前記電気的コネクタとの弾性的なスナップ嵌合によって協働するように構成され、
−前記電気接続手段は、前記少なくとも1つの要素の導体に電気的に接続されるように構成され、
−前記電気接続手段は、前記少なくとも1つの要素の抵抗材料から形成される加熱導電体に電気的に接続されるように構成され、
−前記本体が少なくとも1つの空気力学的表面を有する。
−前記電気接続手段は、ワイパーの電気的給電コネクタの相補的な接点に対して電気的に接続されるように構成される電気接続接点を備え、
−前記電気接続接点は、前記電気的コネクタと嵌合することによって協働するように構成され、
−端部取付具は、前記電気的コネクタと協働するように構成される固定手段を備え、
−前記固定手段は、前記電気的コネクタとの弾性的なスナップ嵌合によって協働するように構成され、
−前記電気接続手段は、前記少なくとも1つの要素の導体に電気的に接続されるように構成され、
−前記電気接続手段は、前記少なくとも1つの要素の抵抗材料から形成される加熱導電体に電気的に接続されるように構成され、
−前記本体が少なくとも1つの空気力学的表面を有する。
また、本発明は、前述の少なくとも1つの端部取付具と、その縦方向端部が端部取付具の前記ハウジングに係合される又は係合されるように構成される少なくとも1つの縦方向補強スパインとを備える、乗り物、特に自動車両のウインドスクリーンワイパーのためのキットに関する。
したがって、従来技術からのワイパーのスパイン及び端部取付具をキットからのそれらと置き換えることを考慮することができる。この置き換えは永久的又は一時的となり得る。一時的な置き換えは、実際には、例えば乗り物のウインドスクリーンを除氷するためにユーザが乗り物のウインドスクリーンワイパーに加熱スパインを設けたい場合に想起され得る。
本発明に係るキットは、互いから独立に又は互いに組み合わせて解釈される以下の特徴のうちの1つ以上を備えることができる。
−前記スパインが加熱導電体の形態を成して形成される加熱手段を支持し、加熱導電体の給電端子は、前記縦方向端部に位置されるとともに、端部取付具の前記電気接続手段に接続され又は接続されるように構成され、
−キットが電気接続ケーブルを更に備え、該電気接続ケーブルの第1の端部は、端部取付具の前記電気接続手段に接続され又は接続されるように構成され、
−前記ケーブルの第2の端部は、乗り物のシガレットライタープラグに差し込まれるように構成される接続部材に対して又は遠隔的な電力供給を可能にする制御モジュールに対して接続される。
−キットが電気接続ケーブルを更に備え、該電気接続ケーブルの第1の端部は、端部取付具の前記電気接続手段に接続され又は接続されるように構成され、
−前記ケーブルの第2の端部は、乗り物のシガレットライタープラグに差し込まれるように構成される接続部材に対して又は遠隔的な電力供給を可能にする制御モジュールに対して接続される。
また、本発明は、前述の少なくとも1つの端部取付具を備える、乗り物、特に自動車両のためのウインドスクリーンワイパーに関する。
好適には、ワイパーは、その縦方向端部が端部取付具の前記ハウジング内に係合される縦方向補強スパインを備え、前記スパインが加熱導電体の形態を成して形成される加熱手段を支持し、加熱導電体の給電端子は、前記縦方向端部に位置されるとともに、端部取付具の前記電気接続手段に接続される。
非限定的な例として与えられる以下の説明を読むとともに、添付図面を参照すると、本発明をより良く理解できるとともに、本発明の他の詳細、特徴、及び、利点が明らかになる。
発明を実施するために図が発明を詳細に示すことに留意しなければならず、無論、発明をより良く規定するために必要に応じて前記図を使用できる。
以下の説明では、縦又は横という用語が本発明に係るウインドスクリーンワイパーの方向性を示す。縦方向は、ワイパーのそれが延在する主軸に対応し、一方、横方向は、補完する直線、すなわち、特にワイパーの回転平面内でワイパーの縦軸に対して直角を成して縦方向と交差する直線に対応する。縦方向に関して、上又は下という用語は、ワイパーをアームに対して固定するポイントに対して理解され、内部という用語は、アーム及びワイパーの半分が延在する部分に対応する。
図1及び図2を参照すると、拭き取りシステムは、その外端が端子部品2によって延在されるアーム1を備えているのが分かり、端子部品2は例えば圧着によりアーム1に対して固定される。端子部品2は、機械的コネクタ10を介してワイパー3を支持するアダプタを覆う。アダプタの機能は、端子部品2の第1の縦方向Aで並進移動により端子部品2内へ挿入されて、さもなければ作用位置と呼ばれる使用の位置に入り込むことであり、この作用位置で、アダプタは、端子部品2に与えられる協働形状に当接して位置決めされる。その後、アダプタは、引き込み可能なロックボタン4を用いて端子部品に対して可逆的に固定され、ロックボタン4は、端子部品の上端部にこの目的のために形成されるオリフィスと協働する。ワイパーは、Bの参照符号が付された第2の縦方向で縦に延在する。
ここで、図3を参照すると、アーム1に対するワイパー3の取り付けを確保する要素の詳細が分かる。
端子部品2は逆「U」の形状を成しており、この「U」形状の開口がガラスと対向する。この端子部品2は、上端部にベース2cを備えるとともに、ガラスへ向かって延在する2つの横方向分岐部2a,2bを備える。ベース2cにはオリフィス7が形成され、該オリフィス7内には、アダプタ20から導出する引き込み可能なロックボタン4が収容されるようになっている。各横方向分岐部の下端部分は、ベース2cと分岐部2a,2bとによって画定される内容積へ向けて90°で折り曲げられる端部を備え、この端部の機能は、一方では、アダプタ20の導入を縦方向で案内することであり、他方では、アダプタ20に配置される対応する当接部のための並進当接部としての機能を果たすことである。端子部品2の横方向分岐部2a又は2bのうちの少なくとも一方には保持手段8が固定され、この保持手段8の機能は、支持体30を介して電気的コネクタを直接的に又は間接的に保持することである。保持手段8は、ワイパー3の取り外し時に電気的コネクタ40の並進を妨げて電気的コネクタを端子部品2の内容積内に保持するが、これについて後で詳しく説明する。好適には、保持手段8は、端子部品2の構成要素である横方向分岐部2a,2bのそれぞれに固定される。そのような状況では、端子部品2が互いに反対側にある2つの保持手段8を備える。
アダプタ20は、端子部品2の内容積を補完してこの内容積内に収容されるようになるキャップの形態を成す。2つの横壁20a,20bがブリッジ21によって結合され、各横壁は、それらの自由端に、アダプタから外側に折り曲げられるフランジ22を備える。これらのフランジ22は、それらが端子部品2の横方向分岐部の折り曲げ縁部に当て付くようになるときに並進当接部を形成する。また、このアダプタ20は、横壁20a,20bを貫通して形成される2つの穴も備え、これらの穴は、拭き取りシステムが往復動作を描くときにアーム1とワイパー3との間の回転自由度を可能にするためにワイパー3とアーム1との間の回転軸としての機能を果たすようになっている1つの同じ軸を有する。これは、ワイパー3が拭き取られるべきガラスの曲率をたどることができるようにする。
機械的コネクタ10は、アーム1によって生じる機械的な力をワイパー3に伝えるようにするためにワイパー3に対して取り外し不能に固定される。機械的コネクタは、ワイパー3の第2の縦方向Bに延在するとともに2つの側面を伴う略平行六面体形状を有し、側面からは2つのジャーナル又はシャフト17が横方向に延在し、シャフトの機能は、一方では、機械的コネクタをアダプタ20に固定することであり、他方では、アダプタの横壁20a,20bに形成される穴とのそれらの協働によってアーム1に対するワイパー3の回転のための軸としての機能を果たすことである。
機械的コネクタは、キャップと呼ばれる壁11を外側に有し、該キャップは、第1に、端子部品2の前部を閉じて、この端子部品2内に収容される構成要素を保護するためのスクリーンとして作用し、また、第2に、うまく構成される外側の仕上がりを確保する。内面と呼ばれる機械的コネクタ10のキャップ11の反対側の面は、電気的コネクタ40を受けることができる電気接続オリフィス(見えない)を備える。
また、機械的コネクタ10のこの内面は、内部ウインドスクリーンウォッシャー流体分配チャネルによって延在される1つ以上の液圧入口オリフィスも備える。これらの分配チャネル(図に表されない)は、機械的コネクタ10に形成される供給ダクト12、したがって供給ワイパー流体噴射チューブ6に沿って現れるように機械的コネクタ10の内側で延在する。これらのチューブは、ワイパーの往復動作でウインドスクリーンウォッシャー流体を噴射するためにワイパー3の2つの縁部に沿って延在する。ウインドスクリーンウォッシャー流体の噴射に関するこれらの特徴は、ウインドスクリーンワイパーがウインドスクリーンウォッシャー流体噴射システムに接続される場合においては、一般にウインドスクリーンウォッシャー流体噴射装置と呼ばれる。
液圧入力オリフィスは機械的コネクタ内部のチャネルを画定し、これらのチャネルは、支持体30を受け入れて該支持体を機械的コネクタ10内の所定位置に保持する機能も有する。
電気入力オリフィスは機械的コネクタ10内部のダクトを画定し、これらのダクトの機能は、電気的コネクタ40を受け入れて、乗り物の電気回路網とワイパー3との間の電気的接続を確保することである。
これらの内部ダクトは雄接点42,43を含み、これらの雄接点には、電気的コネクタ40により支持される雌端子が取り付けられる。この電気的接続は、ワイパーに組み込まれる加熱要素の動作に必要な電力を与える。
この電気的コネクタ40は2つの電気ケーブル51,52を受け、これらの電気ケーブルを通じて、乗り物の電気回路網から電流が流れる。これらのケーブル51,52は、端子部品2の内容積内へとアーム下で延在する束を形成するべくひとまとめにされる。
また、電気的コネクタ40は、本体にねじ込まれるシール装置41も受ける。このシール装置41は、電気的コネクタ40と機械的コネクタ10との間の電気的な連結部のシール緊密性を確保する。
図1〜図3の技術は前述した欠点を有する。
図4は本発明の一般的な原理を示し、また、図5〜図7は本発明の実施形態を示す。
図4は、自動車両のウインドスクリーンワイパー110及びこのワイパー110の駆動アーム112を示し、このアーム112は、部分的に表されるとともに、ワイパーがウインドスクリーンを覆う水及び場合により他の望ましくない要素を払いのけることができるようにする角度のある往復動作に従うようにモータによって駆動されるようになっている。
ワイパー110は、ここでは、縦方向本体114、一般的にはゴムの拭き取りブレード116、及び、ブレード116に湾曲を与えてこのブレードのウインドスクリーン上への適用を促す少なくとも1つのスパイン118を備える。
ワイパー110の本体114は、ワイパーの動作を促進するようになっている上端偏向器120を備え、この偏向器120の目的は、ウインドスクリーン上へのワイパーの押し付け、したがってシステムの空気力学的性能を向上させることである。
ワイパー110は、ブレード116及びスパイン118を本体に取り付けるための端部取付具122,122’を更に備える。これらの端部取付具122,122’は、本体114の縦方向端部のそれぞれに位置される。各端部取付具122,122’は、ブレード116及び/又はスパイン118を受けるためのハウジング122bを画定する本体を備える。更に、図示の例では、各端部取付具122,122’が少なくとも1つの空気力学的表面122aを有する。
ワイパーの本体114は、ここでは、実質的に端と端を接して配置されるとともに中間コネクタ124によって互いに接続される2つの独立した部分を成して形成される。
ワイパー110は、アーム112に対するその取り付けを確保するために、コネクタ124に装着されるとともにアーム112に対するワイパー110の関節結合を可能にするアダプタ126を備える。アーム112に対するワイパー110の関節結合は、ワイパー110の縦軸に対して直角を成す回転軸Y周りの回転動作による関節結合である。ワイパー110は、実際には、ワイパー110がウインドスクリーンの曲率に従うことができるようにするために、アーム112に対する回転において、より具体的にはアーム112の端子部品128に対する回転において少なくとも1つの自由度を有する必要がある。
ワイパーは加熱要素を備えるタイプを成すことが好ましく、この加熱要素は、加熱導電体の回路又はトラックと、この回路のための支持体とを備える。
回路のための支持体は、図示の例では、スパイン118又はワイパーのスパインのうちの1つである。例えば金属のスパイン118は長尺な形態を有する。スパイン118は、一般に、断面が略長方形の形状を成すとともに、2つの略平行な平坦面、すなわち、上側平坦面及び下側平坦面をそれぞれ備える。
図6は、スパイン118の一実施形態を表す。このスパイン118の平坦面のうちの一方は加熱導電体130で覆われる。加熱導電体は、一般に、ステンレス鋼から、又は、銅、ニッケル、アルミニウム等に基づく合金(キュプロ、真鍮等)から形成される。
加熱導電体130はここではループを成し、該ループの端部はそれぞれ、2つの給電端子、すなわち、プラス給電端子134及びマイナス給電端子136にそれぞれ連結される。
端子134,136は、端部取付具122,122’のうちの一方、特にその一実施形態が図5に表される電気的な端部取付具122’の電気接続手段と協働できるようにスパイン118の縦方向端部のうちの一方に位置される。
図5の典型的な実施形態では、電気接続手段が端部取付具122’の本体に組み込まれる。電気接続手段140は、例えば図3のコネクタ40と同様のワイパーの電気的給電コネクタの相補的な接点に対してここでは嵌合により接続されるように構成される電気接続接点140を備える。
接点140は、端部取付具122’の本体と一体に形成される例えばプラスチックの非導電部分140aと、第1の部分に収容され又は部分的に埋め込まれるラグタイプの−例えば金属製の導電部分140bとを備えることができる。
接点140は、電気的コネクタとの所望の嵌合方向に対応する方向に向けられる。図示の例では、この方向がワイパーの又はスパインの縦軸に対して傾けられる。
端部取付具122’は、電気的コネクタと協働するように構成される固定手段144を備える。図示の例では、これらの固定手段は、弾性スナップ嵌合によって電気的コネクタと協働するように構成される。ここでは、固定手段は、2つの略平行な弾性的に変形できる横方向タブ146を備える。各タブ146は、電気的コネクタの相補的な形状のピンを装着するための貫通オリフィス148と、オリフィスへのピンの通過のためにオリフィスに現れる切り欠き150とを備える。各タブの切り欠き150及びオリフィス148は、前述の通過を可能にするために、このタブを互いから離れる動きによって弾性的に変形可能な2つの部分に分ける。
図面では見えないが、端部取付具122’の接続手段は、スパイン118の回路130の端子134,136に対して電気的に接続されるように構成されるとともに、例えば、端部取付具122’の前述のハウジング122b内に金属製の電気接続タブを備え、これらの電気接続タブは、接点140の導電部分140bに接続されるとともに、スパインの端部が端部取付具のハウジング122b内に装着されるときにスパイン118の端子134,136と摺動により協働して接触するようになっている。
このように、本発明は、特に端部取付具122’に関するが、このタイプの少なくとも1つの端部取付具122’と、少なくとも1つのスパイン118、好ましくは加熱スパインとを備えるウインドスクリーンワイパー用のキットにも関連する。
端部取付具122’がスパイン118に事前に装着されることが想起できる。したがって、スパインの回路の端子134,136と端部取付具122’の接続手段との間の電気的な連結が恒久的なタイプを成すことができる。そのために、端部取付具の接続手段のタブをスパインの回路130の端子134,136に溶接できる。
好適には、このキットは図7に見える給電ケーブル160を備え、該給電ケーブルの端部162は、端部取付具の接続手段に接続される又は接続されるように構成される。ケーブル及び端部取付具を事前に組み付けることもできる。ケーブルの第2の端部164は、乗り物のシガレットライタープラグに差し込まれるように構成される接続部材に接続され得る。この端部を乗り物のバッテリーへの又は遠隔的な電力供給を可能にする制御モジュールへの接続部材に対して接続することもできる。
したがって、寒い気候において、ユーザは、このワイパーのスパイン及び端部取付具をキットからのそれらと置き換えることによって、その後、端部取付具に連結されたケーブルを乗り物のシガレットライタープラグ又は制御モジュールに対して接続することによってキットをウインドスクリーンワイパーに一時的に取り付けることができる。ワイパーが加熱された後、ワイパーをウインドスクリーン上にわたって移動させてウインドスクリーンを除氷できる。その後、その次の使用のためにキットを分解して片付けることができる。
Claims (15)
- 乗り物の、特に自動車両の、ウインドスクリーンワイパー(110)のための端部取付具(122’)であって、前記ワイパーの少なくとも1つの要素(118,120)を受けるためのハウジング(122b)を画定する本体を備える端部取付具(122’)において、電気接続手段(140)を更に備えることを特徴とする端部取付具(122’)。
- 前記電気接続手段(140)は、前記本体に少なくとも部分的に組み込まれる又は前記本体と一体に形成される請求項1に記載の端部取付具(122’)。
- 前記電気接続手段(140)は、前記ワイパーの電気的給電コネクタの相補的な接点に対して電気的に接続されるように構成される接点を備える請求項1又は請求項2に記載の端部取付具(122’)。
- 前記電気接続接点は、前記電気的コネクタと嵌合することによって協働するように構成される請求項3に記載の端部取付具(122’)。
- 前記電気的コネクタと協働するように構成される固定手段(144)を備える請求項3又は請求項4に記載の端部取付具(122’)。
- 前記固定手段(144)は、前記電気的コネクタとの弾性的なスナップ嵌合によって協働するように構成される請求項5に記載の端部取付具(122’)。
- 前記電気接続手段(140)は、前記少なくとも1つの要素(118)の導体(130)に電気的に接続されるように構成される請求項1から6のいずれか一項に記載の端部取付具(122’)。
- 前記電気接続手段(140)は、前記少なくとも1つの要素(118)の抵抗材料から形成される加熱導電体(130)に電気的に接続されるように構成される請求項7に記載の端部取付具(122’)。
- 前記本体が少なくとも1つの空気力学的表面(122a)を有する請求項1から8のいずれか一項に記載の端部取付具(122’)。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の少なくとも1つの端部取付具(122’)と、その縦方向端部が前記端部取付具の前記ハウジング(122b)に係合される又は係合されるように構成される少なくとも1つの縦方向補強スパイン(118)とを備える、乗り物の、特に自動車両の、ウインドスクリーンワイパー(110)のためのキット。
- 前記スパイン(118)が加熱導電体の形態を成して形成される加熱手段を支持し、前記加熱導電体の給電端子(134,136)は、前記縦方向端部に位置されるとともに、前記端部取付具の前記電気接続手段(140)に接続され又は接続されるように構成される請求項10に記載のキット。
- 電気接続ケーブル(160)を更に備え、前記電気接続ケーブルの第1の端部(162)は、前記端部取付具(122’)の前記電気接続手段(140)に接続され又は接続されるように構成される請求項10又は請求項11に記載のキット。
- 前記ケーブル(160)の第2の端部(164)は、乗り物のシガレットライタープラグに差し込まれるように構成される接続部材に対して又は遠隔的な電力供給を可能にする制御モジュールに対して接続される請求項12に記載のキット。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の少なくとも1つの端部取付具(122’)を備える乗り物ウインドスクリーンワイパー。
- その縦方向端部が前記端部取付具(122’)の前記ハウジング(122b)に係合される縦方向補強スパイン(118)を備え、前記スパインが加熱導電体の形態を成して形成される加熱手段を支持し、前記加熱導電体の給電端子(134,136)は、前記縦方向端部に位置されるとともに、前記端部取付具の前記電気接続手段(140)に接続される請求項14に記載のブレード。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1650311A FR3046762B1 (fr) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | Embout d'extremite pour un balai d'essuie-glace de vehicule |
FR1650311 | 2016-01-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017149411A true JP2017149411A (ja) | 2017-08-31 |
Family
ID=55650532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017004367A Pending JP2017149411A (ja) | 2016-01-15 | 2017-01-13 | 乗り物ウインドスクリーンワイパーのための端部取付具 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10464532B2 (ja) |
EP (1) | EP3192711B1 (ja) |
JP (1) | JP2017149411A (ja) |
CN (1) | CN106976439B (ja) |
CA (1) | CA2952951A1 (ja) |
FR (1) | FR3046762B1 (ja) |
RU (1) | RU2017101166A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3063950B1 (fr) * | 2017-03-14 | 2019-04-19 | Valeo Systemes D'essuyage | Capot, dispositif de connexion pour le montage d’un balai d’essuie-glace sur un bras d’essuie-glace et systeme d’essuyage correspondants |
DE102019212251A1 (de) * | 2019-08-15 | 2021-02-18 | Robert Bosch Gmbh | Scheibenwischervorrichtung und Scheibenwischer mit einer Scheibenwischervorrichtung |
CN113525300B (zh) * | 2021-06-09 | 2022-12-20 | 厦门富可汽车配件有限公司 | 一种雨刷连接组件及其雨刷 |
CN113654285A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-16 | 重庆派驰节能科技有限责任公司 | 一种lng冷能回收制冰装置以及方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2703902A (en) | 1952-07-30 | 1955-03-15 | Glen E Thomas | De-icer for windshield wiper blades |
JPS5149695Y1 (ja) * | 1973-12-11 | 1976-11-30 | ||
US6591443B1 (en) * | 2002-01-15 | 2003-07-15 | Nick Gilpin | Heated windshield wiper |
CN200948781Y (zh) | 2006-04-10 | 2007-09-19 | 阮胜 | 一种汽车的雨刮器 |
KR100890893B1 (ko) | 2007-10-17 | 2009-04-03 | 에이디엠이십일 주식회사 | 발열체를 구비한 와이퍼 블레이드 |
DE102009017990B4 (de) | 2009-04-21 | 2022-04-07 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Flachwischblatt |
FR2962093B1 (fr) * | 2010-06-30 | 2012-08-24 | Valeo Systemes Dessuyage | Connecteur d'essuie-glace a contact electrique interne faisant ressort |
DE102010056462B4 (de) * | 2010-12-30 | 2024-05-23 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Wischblatt zum Reinigen von Scheiben von Kraftfahrzeugen |
US9248808B2 (en) * | 2013-04-24 | 2016-02-02 | Trico Products Corporation | Heated wiper assembly |
EP2799295B1 (en) * | 2013-04-30 | 2020-03-25 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Wiper of motor vehicle |
FR3005443B1 (fr) * | 2013-05-13 | 2017-09-08 | Valeo Systemes Dessuyage | Interface de connexion hydraulique et/ou electrique pour balai d'essuie-glace. |
WO2015069925A1 (en) * | 2013-11-06 | 2015-05-14 | Federal-Mogul Motorparts Corporation | Windscreen wiper device |
FR3013288B1 (fr) * | 2013-11-20 | 2015-12-25 | Valeo Systemes Dessuyage | Balai d'essuie-glace d'une vitre d'un vehicule |
US10391980B2 (en) * | 2013-12-16 | 2019-08-27 | Trico Products Corporation | End cap for wiper assembly |
-
2016
- 2016-01-15 FR FR1650311A patent/FR3046762B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 2016-12-29 CA CA2952951A patent/CA2952951A1/fr not_active Abandoned
-
2017
- 2017-01-04 EP EP17150216.4A patent/EP3192711B1/fr active Active
- 2017-01-11 US US15/403,238 patent/US10464532B2/en active Active
- 2017-01-13 JP JP2017004367A patent/JP2017149411A/ja active Pending
- 2017-01-13 RU RU2017101166A patent/RU2017101166A/ru not_active Application Discontinuation
- 2017-01-16 CN CN201710205849.6A patent/CN106976439B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN106976439A (zh) | 2017-07-25 |
EP3192711A1 (fr) | 2017-07-19 |
CN106976439B (zh) | 2019-11-12 |
RU2017101166A (ru) | 2018-07-13 |
US10464532B2 (en) | 2019-11-05 |
CA2952951A1 (fr) | 2017-07-15 |
FR3046762B1 (fr) | 2018-01-26 |
US20170203732A1 (en) | 2017-07-20 |
EP3192711B1 (fr) | 2018-11-14 |
FR3046762A1 (fr) | 2017-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6093706B2 (ja) | 垂直方向摺動支持を有する風防ガラスワイパブレード用の液圧コネクタ | |
KR101600122B1 (ko) | 와이퍼 아암과 와이퍼 블레이드의 연결부 및 와이퍼 블레이드 | |
US9211868B2 (en) | Hydraulic connector for a windshield wiper blade having guidance by lateral protuberances | |
JP6219033B2 (ja) | 自動車フロントガラスウォッシャ液供給のための加熱液圧インタフェース及び/又は分配システム | |
JP2017149411A (ja) | 乗り物ウインドスクリーンワイパーのための端部取付具 | |
JP6445782B2 (ja) | 自動車のフロントガラス拭きシステムを構築するためのアセンブリおよびこのアセンブリを含む接続デバイス | |
US10040427B2 (en) | Wiper arm fitted with a spray nozzle | |
US9545898B2 (en) | Connector or adaptor for a windscreen wiping system, in particular of a motor vehicle | |
JP2014223907A (ja) | フロントガラスワイパーのための液圧および/または電気接続インタフェース | |
CN102958764A (zh) | 具有电触点的风挡玻璃擦拭器适配器 | |
JP6552815B2 (ja) | 車両の風防ワイパーのためのコネクタ | |
US20150175130A1 (en) | Electrical connection device for a wiper blade member for a motor vehicle wiper system | |
CN104149744A (zh) | 用于风挡擦拭器刮片的连接组件 | |
US9862357B2 (en) | Pivot link for a vehicle wiper blade | |
US10661758B2 (en) | Connection module for a wiper device of a motor vehicle | |
KR20140134225A (ko) | 차량 앞유리 와이핑 시스템을 구성하기 위한 조립체 및 그러한 조립체를 포함하는 연결 장치 | |
CN111661006A (zh) | 刮擦片设备 | |
RU2657717C2 (ru) | Устройство нагрева, предназначенное для щетки стеклоочистителя, и щетка стеклоочистителя, содержащая указанное устройство нагрева | |
CN116710335A (zh) | 包括刮水片和刮水臂的系统 | |
CN113119911A (zh) | 刮水片装置 | |
CN112849079A (zh) | 刮擦片和包括刮擦片的装置 |