[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2017141969A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2017141969A
JP2017141969A JP2016021420A JP2016021420A JP2017141969A JP 2017141969 A JP2017141969 A JP 2017141969A JP 2016021420 A JP2016021420 A JP 2016021420A JP 2016021420 A JP2016021420 A JP 2016021420A JP 2017141969 A JP2017141969 A JP 2017141969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage chamber
air passage
temperature
refrigerator
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016021420A
Other languages
English (en)
Inventor
拓也 赤塚
Takuya Akatsuka
拓也 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2016021420A priority Critical patent/JP2017141969A/ja
Priority to PCT/JP2017/003765 priority patent/WO2017138426A1/ja
Publication of JP2017141969A publication Critical patent/JP2017141969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/06Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
    • F25D17/08Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation using ducts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】ワイン保存等に好適な冷蔵庫を安価に提供する。
【解決手段】一つの冷却室11で生成した冷気により上下複数の貯蔵室3,4を異なる温度帯に冷却する冷蔵庫において、前記冷却室と各貯蔵室との間に風路ユニット22を設け、前記風路ユニットは、前記冷却室に面する後側風路形成板24と、前記各貯蔵室に開口する吹出し口及び戻り口を有した前側風路形成板23とで構成し、かつ、前記前側風路形成板と後側風路形成板の嵌め合い構造により上下方向に交差する位置関係になる一方の貯蔵室4への往き風路34と他方の貯蔵室3から冷却室への戻り風路35とを区画形成した構成としてある。これにより、各貯蔵室に冷気を供給循環させる冷気の往き風路と戻り風路は本体とは別に構成した風路ユニットを本体に組み込むだけで複雑な風路構成が形成でき、安価に提供できる。
【選択図】図5

Description

本発明はシステムキッチン等にビルトインして使用されワイン保存等に好適な冷蔵庫に関するものである。
一般にシステムキッチン等にビルトインされて使用されるアンダーカウンター式冷蔵庫はボトルや缶類の収納保存に利用されているが、食生活の変化等で最近ではワインの保存に利用されることが多くなってきている。
このワインは、白ワイン、赤ワイン及びそれらの種類にもよるが14℃〜18℃程度で保存するのが好ましいとされ、かつ、その飲み頃温度は7℃〜9℃前後である。
そのため、ワインを専用に保存するワインセラーの中には保存温度帯の異なる複数の貯蔵室を設け、本体背面部の冷却室で冷却した冷気を冷却ファンで供給し各貯蔵室を所定温度に維持するようにしたものが見られる(例えば、特許文献1参照)。
図11は上記特許文献1に記載されたワインセラーを示し、このワインセラーは本体101内に複数の貯蔵室102、103を備え、前記本体101の背面部に設けた冷却室104で生成した冷気を冷却ファン105で各貯蔵室102、103に供給し、所定温度に維持するようになっている。
ここで、上記ワインセラーは冷却室104が一つであるため、冷却ファン105からの冷気の往き風路106は、各貯蔵室102、103へと分岐106a、106bさせ、かつ、それぞれにダンパ107、108を設け、各貯蔵室102、103に供給する冷気の量を調節することによって所定温度に維持するようになっている。そして、上記各貯蔵室102、103を冷却した後の冷気は、各貯蔵室102、103からの戻り風路109a、109bが合流する合流戻り風路109を介して冷却室104に戻るようになっている。
特開2000−346525号公報
上記特許文献1記載のワインセラーは、冷却室104が一つであっても貯蔵室に供給する冷気量を変えることによって各貯蔵室102、103の温度を変えることができ、上側の貯蔵室102を飲用直前の8℃前後の温度状態に保存する低温貯蔵室、下側の貯蔵室103を長期保存に適した比較的温度の高い14℃前後の温度に保存する高温貯蔵室とすることができるので、使い勝手がよい。
しかしながら、このワインセラーは、一つの冷却室104と冷却ファン105で複数の貯蔵室102、103へ冷気を供給するので、冷気供給風路が上下に交差するなど複雑なものとなり、生産コストが高くなって、高価なものとなる課題があった。
また、各貯蔵室102、103への冷気量を変えるために分岐往き風路106a、106bそれぞれにダンパ107、108を設けているから、コストが高くつき、益々割高な
ものとなる、という課題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、安価に提供できる冷蔵庫とすることを目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、一つの冷却室で生成した冷気を冷却ファンにより各貯蔵室に供給して各貯蔵室を異なる温度帯に冷却する冷蔵庫において、前記冷却室と各貯蔵室との間に風路ユニットを設け、前記風路ユニットは、前記冷却室に面する後側風路形成板と、前記各貯蔵室に開口する吹出し口及び戻り口を有した前側風路形成板とで構成し、かつ、前記上下方向に交差する位置関係になる一方の貯蔵室への往き風路と他方の貯蔵室から冷却室への戻り風路とを、前記前側風路形成板と後側風路形成板の嵌め合い構造により区画形成した構成としてある。
これにより、各貯蔵室に冷気を供給循環させる冷気の往き風路と戻り風路からなる複雑な風路構成は、本体とは別に構成した風路ユニットを本体に組み込むだけで形成でき、しかも風路ユニットは前後一対の風路形成板を嵌め合わせるだけで往き風路と戻り風路が形成でき、構成の簡素化とともに生産性の向上も図ることができて、大幅なコストダウンが可能となる。
本発明は、上記構成によって、一つの冷却室から複数の貯蔵室に冷気を供給循環させる冷蔵庫であっても、その複雑な風路構成を簡単かつ容易に構成することができ、安価に提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の半裁斜視図 同冷蔵庫の断面図 同冷蔵庫の底面図 同冷蔵庫の要部拡大断面図 同冷蔵庫の風路ユニットと冷却器を冷却室側から見た斜視図 同冷蔵庫の冷却ファン周りを冷却室側から見た斜視図 (a)同冷蔵庫の風路ユニットを構成する前側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)同前側風路形成体板の冷却室側斜視図 (a)同冷蔵庫の風路ユニットを構成する後側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)同後側風路形成体板の冷却室側斜視図 同実施の形態2における冷蔵庫の半裁斜視図 従来の冷蔵庫を示す断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体に設けた上下複数の貯蔵室と、前記冷蔵庫本体の背部に設けた一つの冷却室と、前記冷却室で生成した冷気を前記複数の貯蔵室に供給する冷却ファンとを備え、前記一つの冷却室で生成した冷気を前記冷却ファンにより各貯蔵室に供給して各貯蔵室を異なる温度帯に冷却する冷蔵庫において、前記冷蔵庫本体の貯蔵室と冷却室との間に風路ユニットを設け、前記風路ユニットは、前記冷却室に面する後側風路形成板と、前記各貯蔵室に開口する吹出し口及び戻り口を有した前側風路形成板とで構成し、かつ、前記上下方向に交差する位置関係になる一方の貯蔵室への往き風路と他方の貯蔵室から冷却室への戻り風路とを、前記前側風路形成板と後側風路形成板の嵌め合い構造により区画形成した構成としてある。
これにより、各貯蔵室に冷気を供給循環させる冷気の往き風路と戻り風路からなる複雑な風路構成は、冷蔵庫本体とは別に構成した風路ユニットを冷蔵庫本体に組み込むだけで形成でき、しかも風路ユニットは前後一対の風路形成板を嵌め合わせるだけで往き風路と戻り風路が形成でき、構成の簡素化とともに生産性の向上も図ることができて、大幅なコストダウンが可能となり安価に提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記上下複数の貯蔵室はその一つを高温貯蔵室とし、前記高温貯蔵室への往き風路にダンパを設けた構成としてある。
これにより、ダンパを設けた往き風路とつながる貯蔵室はダンパによって冷気量を制限して温度を高めに維持することができ、ダンパ一つで高温貯蔵室と低温貯蔵室を設定することができて、さらに安価に提供することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記上下複数の貯蔵室はその一つを高温貯蔵室とし、前記高温貯蔵室への往き風路の断面積もしくは吹出し口面積を他方の低温貯蔵室への往き風路の断面積もしくは吹出し口面積より小さくした構成としてある。
これにより、断面積もしくは吹出し口面積を小さくした往き風路とつながる貯蔵室は、供給される冷気量が制限されて少なくなるので温度を高めに維持することができ、ダンパレスとしても高温貯蔵室と低温貯蔵室を設定することができるので、更に大幅なコストダウンを図って安価に提供することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記上下複数の貯蔵室のうち一つの貯蔵室の吹出し口に面して冷却ファンを対向配置するとともに、前記貯蔵室より下方に位置する下側貯蔵室には往き風路を介して前記冷却ファンからの冷気を供給する構成とし、かつ、前記冷却ファンを対向配置した貯蔵室の戻り口はその左右略中央部分上下方向に前記下側貯蔵室への往き風路を配置して左右に分散させた構成としてある。
これにより、冷却ファンを対向配置した一つの貯蔵室には最短距離で効果的に冷気を供給することができるとともに、当該貯蔵室内の冷気は左右両側に拡散して戻り口から冷却室へと回収されるようになり、この貯蔵室を効率よく、かつ、ムラなく均一に冷却することができ、収納食品を良好に冷却保存することができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記上下複数の貯蔵室の一つには所定温度以下になると加温する加温手段を設けた構成としてある。
これにより、加温手段を設けた貯蔵室は、外気温が低くて高めの温度に維持することができないような時であっても、加温手段で加温して貯蔵室温度を所定の温度に維持することができ、保存温度が高めの赤ワイン等であっても良好に保存することができる。
第6の発明は、第2または第4発明において、前記上下複数の貯蔵室の一つには温度検出手段と前記貯蔵室を加温する加温手段を設け、前記温度検出手段で検出する前記貯蔵室の温度が所定の設定温度以下になると前記ダンパを閉じ、当該ダンパを閉じた後も更に所定の設定温度より低下すると前記加温手段を作動させて加温する構成としてある。
これにより、ダンパを設けた側の貯蔵室は、所定の設定温度に維持できないようなときにはまずダンパを閉じ冷気の供給を停止して温度が低下するのを防止し、それでも温度が低下する低外気温時等には加温手段で加温するので、貯蔵室が高めの温度に設定されていてもこれを確実に高めの所定温度に維持することができる。よって、低外気温時等であっ
て比較的高い温度で保存する赤ワイン等であっても良好に保存することができる。加えて外気温が極端に低くて高温貯蔵室の温度を所定の設定温度に維持できないとき以外にはダンパを閉じるだけで所定の設定温度にすることができるので、電力消費を抑えることができ、省エネ性も向上させることができる。
第7の発明は、第1〜第6の発明において、前記上下複数の貯蔵室は、上側に位置する貯蔵室を低温貯蔵室、下側に位置する貯蔵室を高温貯蔵室としたもので、上側貯蔵室を低温貯蔵室としたことにより取り出し機会が多く比較的低い飲み頃温度に冷却するワインやビール等を収納しておけばこれらの出し入れがしやすいものとなり、使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の半裁斜視図、図3は同冷蔵庫の断面図、図4は同冷蔵庫の底面図、図5は同冷蔵庫の要部拡大断面図である。
図1〜図5において、この実施の形態で示す冷蔵庫は、冷蔵庫本体1内にガラス板等からなる簡易な仕切板2によって上下に区画した二つの貯蔵室3、4が設けてあり、更にこの各貯蔵室3、4内にはガラス製の棚板5が配置してある。
上記冷蔵庫本体1は、図2に示すように、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱6と、硬質樹脂製(例えばABS製)の内箱7と、これら外箱6と内箱7との間に発泡充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材(図示せず)とで構成してある。
また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4の前面は、回動自在な扉9によって開閉可能としてある。そして、上記扉9はこの例では二重のガラス板の間にアルゴンガス等を封入して構成してあり、断熱扉として作用しつつ貯蔵室3,4内を外部から目視できるようにしてある。
さらに、前記仕切板2の前端部には前記各貯蔵室3、4の温度の設定と表示を行う操作表示部ユニット10が設けてあり、操作は扉9を開いて行い、表示内容はガラス板を通して視認できるようになっている。
また、前記操作表示部ユニット10の前端下縁部には柔軟な帯状ヒレ(図示せず)が設けてあり、内側のガラス板と密接することにより上下各貯蔵室3、4を気密状態に仕切るようにしてある。
また、上記冷蔵庫本体1の背面には冷却室11が一つ設けてあり、この冷却室11には冷却器12と冷却ファン14とが配置してある。前記冷却器12は冷却室11の下部に配置し、冷却ファン14は冷却器12の上方であって、前記上側の貯蔵室3(以下、上側貯蔵室と称す)の背面部分に当該上側貯蔵室3と対向する如く配置してある。
また前記冷却器12は、冷蔵庫本体1下部の機械室15に組み込んだ圧縮機16と、凝縮器17(図4参照)と、放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)、冷却器12とで冷凍サイクルを構成し、圧縮された冷媒の蒸発により冷却室11内で冷気を生成するようになっている。
なお、上記機械室15には図4に示すように送風ファン18が設けてあり、前記機械室前面左側の給気口部19から外気を吸い込んで前記凝縮器17、圧縮機16を冷却し、その後、更に機械室コーナ部に設けた本体制御装置20をも冷却し、機械室前面右側の排気口部21より前方に向けて排気するようになっている。
一方、前記冷却室11に設けた冷却ファン14は、冷却室11で生成した冷気を図5の矢印で示すように前記各貯蔵室3、4に供給し、その後冷却室11に回収して再び各貯蔵室3、4へと循環させるようになっている。
上記冷気の各貯蔵室3、4への供給及び冷却室11への回収を行う風路は、前記各貯蔵室3、4と冷却室11とを区画する如く冷蔵庫本体1内に組み込んだ風路ユニット22によって形成してある。
以下、上記風路ユニット22の構成について図6〜図9を用いて説明する。
図6は冷蔵庫の風路ユニットと冷却器を冷却室側から見た斜視図、図7は同冷蔵庫の冷却ファン周りを冷却室側から見た斜視図、図8(a)は同冷蔵庫の風路ユニットを構成する前側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)は同前側風路形成体板の冷却室側斜視図、図9(a)は同冷蔵庫の風路ユニットを構成する後側風路形成板の貯蔵室側斜視図、(b)は同後側風路形成体板の冷却室側斜視図である。
図6〜図9において、風路ユニット22は、前記各貯蔵室3,4に面する前側風路形成板23と冷却室11に面する後側風路形成板24とを嵌め合い嵌合させて構成してある。
前記前側風路形成板23は、図8に示すように、上側貯蔵室3と対向する部分に上吹出し口25と上戻り口26が、下側の貯蔵室4(以下、下側貯蔵室と称す)と対向する部分に下吹出し口27と下戻り口28が形成してある。そして、上記前側風路形成板23には、更にその内面に上記上下各吹出し口25、27を囲むように前側吹き出し風路形成用リブ29、及び上下各戻り口26、28を囲むように前側戻り風路形成用リブ30が設けてある。
一方、後側風路形成板24は、図9に示すように、前記前側風路形成板23の前側吹き出し風路形成用リブ29に嵌り合う後側吹き出し風路形成用リブ31と、前側戻り風路形成用リブ30に嵌り合う後側戻り風路形成用リブ32と、前記前側風路形成板23の下戻り口28と対向する切欠き開口33が形成してある。
そして、上記前側風路形成板23と後側風路形成板24はこれを嵌め合い嵌合させることにより、前記前側風路形成板23の前側吹き出し風路形成用リブ29と後側風路形成板24の後側吹き出し風路形成用リブ31とが嵌り合って往き風路34を形成し、かつ、前側風路形成板23の前側戻り風路形成用リブ30と後側風路形成板24の後側戻り風路形成用リブ32とが嵌り合って戻り風路35を区画形成している。
また、前記後側風路形成板24は前記上吹出し口25と対向する部分の略中央部分にファン装着用開口36が設けてあり、このファン装着用開口36に前記冷却ファン14が装着してある。この冷却ファン14は前記ファン装着用開口36への装着によって後側風路形成板24に一体にユニット化され、前側風路形成板23の上吹出し口25部分に面して前記上側貯蔵室3の背面に対向するようになっている。
また、前記前側風路形成板23と後側風路形成板24との間に形成した往き風路34の下吹出し口27とつながる往き風路延長部分34aは、前記上戻り口26の左右略中央部
分上下方向に延びるように形成してあり、前記上戻り口26が左右略均等に分散するように設定してある。
また、前記後側風路形成板24の冷却器12と対向する部分には凹所24aが設けてあり、これと対向する部分に配置される冷却器12との間にバイパス風路を形成する形としてある。
また、前記のようにして構成した風路ユニット22にはその下側貯蔵室4へとつながる往き風路34の途中にダンパ37が組み込んである。詳述すると、風路ユニット22を構成する後側風路形成板24の後側吹き出し風路形成用リブ31部分と下吹出し口27への風路を構成する後側戻り風路形成用リブ32部分とが連結する部分に、冷却室11側に向かって窪む凹部38を形成し、この凹部38にダンパ37を設けて下側貯蔵室4への冷気量を制御可能としてある。
このダンパ37は前記前側風路形成板23と後側風路形成板24とによって挟持される形となっており、冷却ファン14とともに風路ユニット22に一体にユニット化してある。
更に、前記ダンパ37によって冷気量を制御可能とした下側貯蔵室4は、その底面にヒータ等からなる加温手段39(図3参照)が設けてあり、ダンパ37によって冷気量を制限しているときでも更に温度が低くなるようなときには加温して下側貯蔵室4の温度が所定温度になるようにしてある。
なお、前記ダンパ37を設けた凹部38の下方部分は前側風路形成板23側に向かって緩やかに傾斜38aするように構成してあり、冷気がスムーズに流れるようにしてある。
また前記風路ユニット22は、その前側風路形成板23及び後側風路形成板24の上部両側に配線接続用開口40が設けてある。そして、この配線接続用開口40には、前側風路形成板23の内面に設けた上側貯蔵室温度検出手段41及び下側貯蔵室温度検出手段42からのリード線43のコネクタ44を臨ませるともに、後側風路形成板24に装着した冷却ファン14とダンパ37からのリード線45(図6参照)のコネクタ46を臨ませてあり、これら上側貯蔵室温度検出手段41、下側貯蔵室温度検出手段42を冷却ファン14及びダンパ37とともに風路ユニット22に一体にユニット化した形としてある。
そして、上記風路ユニット22は、前側風路形成板23と後側風路形成板24とを嵌め合わせて組み立てた形で前側風路形成板23の下端に設けた爪片47を冷蔵庫本体1の下側貯蔵室4の後コーナ部に設けた係合孔(図示せず)に嵌合させ、上部両側をビス48により上側貯蔵室3の上コーナ部にビス止め固定して冷蔵庫本体1に組み込んである。
また、前記風路ユニット22はその上部両側の配線接続用開口40に臨ませた各コネクタ44、46を冷蔵庫本体1の内箱7から導出した前記本体制御装置20からのリード線のコネクタ(図示せず)と接続し、前記配線接続用開口40に設けた開閉自在な蓋板49によって前記ビス48の頭部とともに覆い隠してある。
そして、冷却ファン14、ダンパ37、上下各貯蔵室温度検出手段41、42を接続した前記本体制御装置20は、上貯蔵室温度検出手段41で検出した上側貯蔵室3の温度が所定温度以上になると圧縮機16と冷却ファン14を駆動して冷却動作を行い、所定温度以下になると冷却動作を停止させる。
更にこの本体制御装置20は、下側貯蔵室4の設定温度を赤ワイン保存等に適した比較
的高い温度、例えば18℃に設定した場合、下側貯蔵室温度検出手段42が検出する温度が18℃以下になるとまずダンパ37を閉じ、それでも更に温度が低下するような低外気温の場合には加温手段39を駆動して下側貯蔵室4を加温し所定温度に維持するように構成してある。
上記構成において、次にその作用効果について説明する。
まず、冷気の流れを説明する。冷気は、圧縮機16の駆動により冷却器12を設けた冷却室11内で生成される。冷却室11で生成した冷気は冷却ファン14に吸引されて往き風路34に供給され、往き風路34上部に開口する上吹出し口25から上側貯蔵室3に供給されるとともに、往き風路延長部分34aを介して下吹出し口27から下側貯蔵室4に供給され、これら各貯蔵室3、4を冷却する。そして、上側貯蔵室3を冷却した後の冷気は貯蔵室3の下部に開口する上戻り口26から、また下側貯蔵室4を冷却した後の冷気は下戻り口28から戻り風路35に吸い込まれ、合流して切欠き開口33より冷却室11へと回収され、再び上記動作を繰り返して各貯蔵室3、4を所定温度に冷却する。
ここで、この冷蔵庫は一つの冷却室11で生成した冷気を二つの貯蔵室3、4に供給するが、下側貯蔵室4への冷気の往き風路34にはダンパ37を設けて、当該ダンパ37を開閉制御することにより下側貯蔵室4への冷気量を制限することができる。
これにより、上側貯蔵室3と下側貯蔵室4はその温度帯域を異ならせることができ、冷却ファン14からの冷気の全量が供給される上側貯蔵室3は低温貯蔵室(以下、上側貯蔵室を低温貯蔵室と称する場合もあり)、そして冷気量を制限して少なくすることができる下側貯蔵室4は高温貯蔵室(以下、下側貯蔵室を高温貯蔵室と称する場合もあり)とすることができる。
したがって、上側貯蔵室3の設定温度を例えば4℃、下側貯蔵室3の設定温度を例えば14℃とすれば、上側貯蔵室4は普通の冷凍冷蔵庫と同様の冷蔵室として使用でき、下側貯蔵室4はワイン等を保存するワイン貯蔵室として使用することができる。
また、上記各貯蔵室3,4の設定温度は操作表示部ユニット10によって任意に設定できるので、上側貯蔵室3の設定温度を例えば7℃程度に設定すれば、上側貯蔵室3を飲用直前のワイン貯蔵室として利用できる。
これにより、下側貯蔵室4に保存していたワインを飲用前に上側貯蔵室3へと移動させておく必要がなくなり、取り出し機会の多い飲み頃温度のワインやビール等の出し入れがしやすいものとなって使い勝手の良い冷蔵庫とすることができる。
また、上側貯蔵室3の設定温度を例えば白ワイン保存に適した14℃程度に設定し、下側貯蔵室4を赤ワイン保存に適した18℃程度に設定すれば、上側貯蔵室3は白ワイン専用の貯蔵室、下側貯蔵室4は赤ワイン専用の貯蔵室として使用することもできる。
このようにこの実施の形態の冷蔵庫は、上下各貯蔵室3、4の設定温度を変更することによって種々の使いわけが可能となる。
そして上記温度設定は上下各貯蔵室3、4の間を仕切る仕切板2の前端部に設けた操作表示部ユニット10によって簡単に行うことができ、しかもその設定温度状況は扉9を構成するガラス板を通して外部より確認することができるので、使い勝手も良いものとなる。
さらに、前記上側貯蔵室3を低温貯蔵室、下側貯蔵室4は高温貯蔵室とすることは、ダンパ37を一つ設けるだけで行うことができるので、コストダウンを図り、安価に提供することができる。
しかも、上記ダンパ37を設けた部分の往き風路34とつながる高温貯蔵室4は、ダンパ37によって冷気供給量を制限可能に構成すると同時に加温手段39を設けてあるから、前記高温貯蔵室4の温度が所定の設定温度以下になるとダンパ37を閉じ冷気の供給を停止して高温貯蔵室4の温度が低下するのを防止し、それでも更に温度が低下する低外気温時等には加温手段39を作動させて加温することができる。
したがって、高温貯蔵室4を赤ワイン保存に適する18℃程度の比較的高い温度に設定していて、かつ、外気温が低い時であっても、高温貯蔵室4を赤ワイン保存に適した18℃程度に確実に維持することができる。よって、外気温が極端に低くても確実に赤ワインを良好な状態で保存することができる。
また、これと同時に外気温が低くて高温貯蔵室4を所定の温度に維持できないような低外気温時等のとき以外はダンパ37を閉じるだけで所定温度にすることができるので、電力消費を抑えることができ、省エネ性を向上させることもできる。
更に、前記風路ユニット22は、前記低温貯蔵室3の上吹出し口25に面して冷却ファン14を配置しているので、低温貯蔵室3には最短距離で効果的に冷気を供給することができる。しかも、前記低温貯蔵室3に開口した戻り風路35への上戻り口26はその左右略中央部分上下方向に高温貯蔵室4に供給する往き風路34の下吹出し口27とつながる往き風路延長部分34aを位置させてあるから、上戻り口26が低温貯蔵室3の左右両側に分散位置することになり、低温貯蔵室3に供給された冷気は冷却室内左右両側に広く拡散する形となる。
したがって、低温貯蔵室3は、前記冷気の最短距離による供給作用と上戻り口26の左右分散配置による拡散作用によって、効率よく、かつ、ムラなく均一に冷却することができ、収納食品を良好に冷却保存することができる。
また、前記貯蔵室冷却用冷気生成のための冷凍サイクルを構成する凝縮器17や圧縮機16は、送風ファン18と圧縮機16との間に蒸発皿のような抵抗体となるものが存在しない形としてあるので、勢いの強い空気流で凝縮器17や圧縮機16を強力に冷却することができる。
したがって、この冷蔵庫では、圧縮機16の温度を効率よく下げて機械室15の温度を強力に低下させることができ、その結果、冷蔵庫本体1底部の断熱壁厚を薄くして下側貯蔵室4の容量を増大させることができる。例えば、図2の破線で示すように下側貯蔵室4の棚板5より下方の空間を増大させて飲みかけの缶ジュース等を立てて仮収納しておくことができるようになり、使い勝手が向上する。
一方、上記のように動作するこの実施の形態の冷蔵庫は、一つの冷却室11で生成した冷気を複数の貯蔵室に供給するものであってもその各貯蔵室の温度帯域を異なるものとするための風路は、既述した構成の説明からも明らかなように冷蔵庫本体1に風路ユニット22を組み込むだけで簡単に形成することができ、安価に提供できる。
すなわち、上側貯蔵室3及び下側貯蔵室4につながる冷気の往き風路34と戻り風路35は、風路ユニット22を構成する前側風路形成板23及び後側風路形成板24を嵌め合い嵌合させるだけで形成でき、冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4背部に直接往き風路及び戻
り風路を形成するものに比べ極めて簡単かつ容易に風路構成を形成することができる。
しかも、上記風路ユニット22は冷蔵庫本体1とは別個に組み立てて冷蔵庫本体1に組み込むだけで良いので、冷蔵庫本体内の奥まった部分で組み立てるような必要がなくなり、極めて簡単かつ容易に風路構成を形成することができるのである。
しかも更に、上記風路ユニット22の冷蔵庫本体1への組み込みは、下端部に設けた爪片47を冷蔵庫本体1の下側貯蔵室4の後コーナ部に設けた係合孔(図示せず)に嵌合させ、上部両側をビス48によって上側貯蔵室3の上コーナ部にビス止め固定するだけで行うことができるので、風路ユニット22の冷蔵庫本体1への組み込み作業自体も容易に行うことができる。
また、この実施の形態では、上記風路ユニット22に冷却ファン14はもちろん、ダンパ37、上側貯蔵室温度検出手段41、下側貯蔵室温度検出手段42等をも組み込んでユニット化してあるから、風路ユニット22を冷蔵庫本体1に組み込むだけでこれら各部品の組み込みも完了し、生産性が向上する。
さらに、前記各部品のコネクタ44、46は風路ユニット22の上部両側に設けた配線接続用開口40に臨ませてあるから、当該配線接続用開口40部分で前記冷蔵庫本体1の内外箱間から引き出した本体制御装置20からのリード線との接続を集中的に行うことができ、さらに生産性が向上する。そして、上記配線接続用開口40は各コネクタ44、46及び風路ユニット取付け用のビス48とともに蓋板49によって覆い隠すことができるので、貯蔵室内面をすっきりとしたものとすることができる。
さらに、仕切板2も取り外し可能な棚状の簡易なもので形成すれば、風路ユニット22とともに組立やメンテナンスも容易にすることができる。
なお、本実施の形態は、風路ユニット22や仕切板2に断熱壁を設けたり、断熱材を充填したりしないで構成することにより、上下の貯蔵室の温度設定に大きな差がない形態である2温度設定可能なワインセラーや冷蔵室と野菜室の組み合わせや冷蔵室とチルド室の組み合わせ等に最適である。
(実施の形態2)
実施の形態2の冷蔵庫は、前記実施の形態1で用いたダンパ37を設けることなく上側貯蔵室3と下側貯蔵室4の温度帯域を異ならせたものである。
すなわち、この実施の形態では図6、図9に示すダンパ37を廃止して、下側貯蔵室4への往き風路34の断面積もしくは下吹出し口27の面積を、上側貯蔵室3への往き風路34の断面積もしくは上吹出し口25の面積よりも小さくしたものである。
例えば下側貯蔵室4への往き風路34の断面積もしくは下吹出し口27の面積は、上側貯蔵室3への往き風路34の断面積もしくは上吹出し口25の面積の0.015〜0.05以下としてある。 これにより、ダンパが無くても下側貯蔵室4への冷気は上側貯蔵室3への冷気量の0.015〜0.05以下に制限され、上側貯蔵室3と下側貯蔵室4の温度差は10℃〜14℃程度とすることができ、ダンパで冷気量制限をしなくても上側貯蔵室3を低温貯蔵室、下側貯蔵室4を高温貯蔵室とすることができる。そして、ワイン等を良好な状態で保存する冷蔵庫とすることができる。
また、この場合はダンパを全く必要としないので、更に大幅なコストダウンが可能となり、安価に提供することができるようになる。
なお、上記以外の構成及び作用効果は前記実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
(実施の形態3)
図10は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の半裁斜視図である。
この冷蔵庫は、前記実施の形態1とは逆に上側貯蔵室3を高温貯蔵室、下側貯蔵室4を低温貯蔵室としたものである。
すなわち、風路ユニット22を構成する前側風路形成板23と後側風路形成板24との間で形成した往き風路と戻り風路を前記実施の形態1の場合と逆の関係にして、下側貯蔵室4には冷気の全量が供給され、上側貯蔵室3にはダンパを設けるか吹出し口面積を小さくするなどして冷気量を制限するようにしてある。
これにより、上側貯蔵室3をワイン等の保存用に適した高温貯蔵室とし、下側貯蔵室4を普通の冷蔵室のような低温貯蔵室とすることができ、前記実施の形態1もしくは実施の形態2の場合と同様の作用効果が得られる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えばこの実施の形態の冷蔵庫はシステムキッチン等にビルトインされて使用されるアンダーカウンター式の冷蔵庫としたが、ビルトインされることなく使用される冷蔵庫であってもよく、またワイン保存に適した冷蔵庫として示したが、食材を冷却保存する普通の冷蔵庫であってもよいものである。
また、この実施の形態では貯蔵室が二つの場合を例示したが、貯蔵室は二つ以上であってそのそれぞれの温度帯を異なるものとしてもよいものである。
また、高温貯蔵室となる貯蔵室には加温手段を設けたものを例示したが、これは無くてもよいものである。
また、低温貯蔵室3に開口した上戻り口26の左右略中央部分上下方向に高温貯蔵室4への冷気の往き風路34を位置させて上戻り口26を左右に分散形成する形としたが、これは往き風路34の一側部側にまとめて設ける形とする等してもよいものである。
以上のように、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、一つの冷却室から複数の貯蔵室に冷気を供給循環させる冷蔵庫であっても、その複雑な風路構成を簡単かつ容易に構成することができ、安価に提供できる。よって、ワインセラーはもちろん、アンダーカウンター冷蔵庫等として一般用及び業務用を問わず幅広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
3 貯蔵室(上側貯蔵室、低温貯蔵室)
4 貯蔵室(下側貯蔵室、高温貯蔵室)
11 冷却室
12 冷却器
14 冷却ファン
22 風路ユニット
23 前側風路形成板
24 後側風路形成板
25 上吹出し口
26 上戻り口
27 下吹出し口
28 下戻り口
29 前側吹き出し風路形成用リブ
30 前側戻り風路形成用リブ
31 後側吹き出し風路形成用リブ
32 後側戻り風路形成用リブ
33 切欠き開口
34 往き風路
35 戻り風路
37 ダンパ
39 加温手段

Claims (7)

  1. 冷蔵庫本体に設けた上下複数の貯蔵室と、前記冷蔵庫本体の背部に設けた一つの冷却室と、前記冷却室で生成した冷気を前記複数の貯蔵室に供給する冷却ファンとを備え、前記一つの冷却室で生成した冷気を前記冷却ファンにより各貯蔵室に供給して各貯蔵室を異なる温度帯に冷却する冷蔵庫において、前記冷蔵庫本体の各貯蔵室と冷却室との間に風路ユニットを設け、前記風路ユニットは、前記冷却室に面する後側風路形成板と、前記各貯蔵室に開口する吹出し口及び戻り口を有した前側風路形成板とで構成し、かつ、前記上下方向に交差する位置関係になる一方の貯蔵室への往き風路と他方の貯蔵室から冷却室への戻り風路とを前側風路形成板と後側風路形成板の嵌め合い構造により区画形成した冷蔵庫。
  2. 上下複数の貯蔵室の一つを高温貯蔵室とし、前記高温貯蔵室への往き風路にダンパを設けた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 上下複数の貯蔵室の一つを高温貯蔵室とし、前記高温貯蔵室への往き風路の断面積もしくは吹出し口面積を他方の低温貯蔵室への往き風路の断面積もしくは吹出し口面積より小さくした請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 上下複数の貯蔵室のうち、一つの貯蔵室の吹出し口に面して冷却ファンを対向配置するとともに、前記貯蔵室より下方に位置する下側貯蔵室には往き風路を介して前記冷却ファンからの冷気を供給する構成とし、かつ、前記冷却ファンを対向配置した貯蔵室の戻り口はその左右略中央部分上下方向に前記下側貯蔵室への往き風路を配置して左右に分散させた請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  5. 上下複数の貯蔵室の一つには所定温度以下になると加温する加温手段を設けた請求項1〜4のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  6. 上下複数の貯蔵室の一つには温度検出手段と貯蔵室を加温する加温手段を設け、前記温度検出手段で検出する前記貯蔵室の温度が所定の設定温度以下になると前記ダンパを閉じ、当該ダンパを閉じた後も更に所定の設定温度より低下すると前記加温手段を作動させて加温する構成とした請求項1〜4のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  7. 上下複数の貯蔵室は上側に位置する貯蔵室を低温貯蔵室、下側に位置する貯蔵室を高温貯蔵室とした請求項1〜6のいずれか1項記載の冷蔵庫。
JP2016021420A 2016-02-08 2016-02-08 冷蔵庫 Pending JP2017141969A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016021420A JP2017141969A (ja) 2016-02-08 2016-02-08 冷蔵庫
PCT/JP2017/003765 WO2017138426A1 (ja) 2016-02-08 2017-02-02 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016021420A JP2017141969A (ja) 2016-02-08 2016-02-08 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017141969A true JP2017141969A (ja) 2017-08-17

Family

ID=59563021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016021420A Pending JP2017141969A (ja) 2016-02-08 2016-02-08 冷蔵庫

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2017141969A (ja)
WO (1) WO2017138426A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62288468A (ja) * 1986-06-06 1987-12-15 三菱電機株式会社 5温度式冷蔵庫
JP2000205738A (ja) * 1997-11-07 2000-07-28 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫及びその製造方法
JP2001033144A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JP2009236345A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2012127629A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Haier Asia International Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2013242084A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2014020685A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014020684A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toshiba Corp 冷蔵庫

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62288468A (ja) * 1986-06-06 1987-12-15 三菱電機株式会社 5温度式冷蔵庫
JP2000205738A (ja) * 1997-11-07 2000-07-28 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫及びその製造方法
JP2001033144A (ja) * 1999-07-19 2001-02-09 Fujitsu General Ltd 冷蔵庫
JP2009236345A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2012127629A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Haier Asia International Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2013242084A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2014020685A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2014020684A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toshiba Corp 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017138426A1 (ja) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5575452B2 (ja) 冷蔵庫
JP2557601B2 (ja) 冷蔵庫
US11692757B2 (en) Refrigerator
WO2017138427A1 (ja) 冷蔵庫
KR20190020386A (ko) 냉장고
JP6735436B2 (ja) 冷蔵庫
JP4960399B2 (ja) 冷蔵庫
JPS6246126Y2 (ja)
JP2021139618A (ja) 冷蔵庫
JP6389075B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008082625A (ja) 冷凍冷蔵庫及びそれを用いたシステムキッチン
JP2017141969A (ja) 冷蔵庫
JP4630849B2 (ja) 冷蔵庫
KR20140046618A (ko) 냉장고
JP2007071521A (ja) 冷蔵庫
KR20190019428A (ko) 냉장고
KR20100084715A (ko) 복합형 김치냉장고
JP5237598B2 (ja) 冷蔵庫
CN107120896B (zh) 蒸发器顶置式制冷设备
JP3322495B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2002295949A (ja) 冷蔵庫
JP6383936B2 (ja) 冷蔵庫
US20240353169A1 (en) Refrigerator appliance with airflow features
JP4746018B2 (ja) 冷蔵庫
JP2010071563A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160525

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200519