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JP2017033731A - 照明装置 - Google Patents

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JP2017033731A
JP2017033731A JP2015151343A JP2015151343A JP2017033731A JP 2017033731 A JP2017033731 A JP 2017033731A JP 2015151343 A JP2015151343 A JP 2015151343A JP 2015151343 A JP2015151343 A JP 2015151343A JP 2017033731 A JP2017033731 A JP 2017033731A
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JP2015151343A
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English (en)
Inventor
彰男 前川
Akio Maekawa
彰男 前川
智之 池内
Tomoyuki Ikeuchi
智之 池内
直輝 谷藤
Naoteru Tanifuji
直輝 谷藤
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

【課題】直管形ランプの長手方向の端部に凹凸があっても、きれいに装着できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、長手方向端部に凸部を有する直管形ランプと、直管形ランプの裏側を収容する状態で直管形ランプを着脱自在に装着する長尺箱状の器具3とを備え、器具3は、直管形ランプの表側からの投影形状に対応した開口14を表側に有する長尺箱状の器具本体11と、器具本体11の裏壁15に配され且つ直管形ランプを着脱自在に装着する装着具13と、前記開口の一部を構成し且つ直管形ランプの凸部に対応する欠け部を表側から覆う被覆部(37,39)とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、直管形ランプを器具に着脱自在に装着する照明装置に関するものである。
LEDを光源にした照明装置は主に屋内で使用されてきたが、近年、駅のホーム等の屋根付きの屋外での使用が検討されている。屋外での使用に耐えられる防水性を有する直管形ランプが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の直管形ランプは、両端部が開放した筒状の透光性カバー体内にLEDユニットと電源ユニットとを収め、透光性カバー体の両端縁の各々を蓋体に挿入して閉じ、透光性カバー体の端縁と蓋体との間に防水パッキンを備え、一方の蓋体の中央部分から商用電源と接続するケーブルを導入している。
特開2013−51193号公報
上記構成の直管形ランプは一方の蓋体からケーブルを導入しているため、端部形状が凹凸状となっている。このような端部形状の直管形ランプを装着する器具も端部が凹凸状となり、意匠性の劣るものとなる。
本発明が解決しようとする課題は、直管形ランプの長手方向の端部に凹凸があっても、きれいに直管形ランプを装着できる照明装置を提供することにある。
本発明に係る照明装置は、上記の課題を解決するため、長手方向端部に凸部を有する直管形ランプと、前記直管形ランプの裏側を収容する状態で前記直管形ランプを着脱自在に装着する長尺箱状の器具とを備え、前記器具は、前記直管形ランプの表側からの投影形状に対応した開口を表壁に有する長尺箱状の器具本体と、前記器具本体の裏壁に配され且つ前記直管形ランプを着脱自在に装着する装着具と、前記開口の一部を構成し且つ前記直管形ランプの凸部に対応する欠け部を表側から覆う被覆部とを有する。
本発明によれば、直管形ランプの凸部に対応する欠け部が被覆部により被覆されるため、直管形ランプをきれいに装着できる。
第1の実施形態に係る照明装置の斜視図である。 第1の実施形態に係る照明装置の分解斜視図である。 第1の実施形態に係る照明装置の縦断面図である。 第1の実施形態に係る照明装置の横断面図である。 第1の実施形態に係る照明装置の端部の拡大縦断面図である。 第1の実施形態に係る器具の分解斜視図である。 第1の実施形態に係る器具本体の図であり、(a)は器具本体を表側から見た図であり、(b)は器具本体を設置面側から見た図であり、(c)は(a)における器具本体の端部を拡大した図である。 第1の実施形態に係る第1端部材の図であり、(a)は第1端部材を外側から見た斜視図であり、(b)は第1端部材を内側からみた図であり、(c)は第1端部材を側方から見た図である。 第1の実施形態に係る第2端部材の図であり、(a)は第2端部材を外側から見た斜視図であり、(b)は第2端部材を側方から見た図である。 第1の実施形態に係る支持部材の図であり、(a)は支持部材の斜視図であり、(b)は支持部材をランプの長手方向から見た図である。 第1の実施形態に係る器具側装着具の斜視図である。 第1の実施形態に係る直管形ランプを一方端側から見た分解斜視図である。 第1の実施形態に係る直管形ランプを他方端側から見た分解斜視図である。 第1の実施形態に係る直管形ランプ端部の縦断面図である。 第1の実施形態に係る筒体の斜視図である。 第1の実施形態に係る筒体をその長手方向から見た図である。 第1の実施形態に係るLEDユニットの平面図である。 第1の実施形態に係る電源ユニットの斜視図である。 第1の実施形態に係る電源ユニットの図であり、(a)はランプの長手方向から見た図であり、(b)は斜視図である。 第1の実施形態に係る透光性カバー体の斜視図である。 第1の実施形態に係る有孔側位置決め部材の図であり、(a)は外側から見た斜視図であり、(b)は内側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係る無孔側位置決め部材の図であり、(a)は外側から見た斜視図であり、(b)は内側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係る無孔側位置決め部材の図であり、(a)は内側から見た図であり、(b)は側方から見た図である。 第1の実施形態に係る有孔蓋体の図であり、(a)は外側から見た斜視図であり、(b)は内側から見た図であり、(c)は側方から見た図である。 第1の実施形態に係る無孔蓋体の図であり、(a)は外側から見た斜視図であり、(b)は内側から見た図であり、(c)は側方から見た図である。 第1の実施形態に係る無孔蓋体の縦断面図である。 第1の実施形態に係るパッキンコードの斜視図である。 第1の実施形態に係る外パッキンの図であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図である。 第1の実施形態に係る内パッキンの図であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図である。 第1の実施形態に係るランプ側装着具の斜視図である。 第2の実施形態に係る照明装置の斜視図である。 第2の実施形態に係る照明装置の分解斜視図である。 第2の実施形態に係るカバー体の斜視図である。 変形例に係る支持部材の図である。 変形例に係る支持部材の図である。 変形例に係る筒体の図である。 変形例に係る蓋体の図である。 変形例に係る蓋体及び位置決め部材の図である。 変形例に係るパッキンの図である。
本発明の一態様に係る照明装置は、長手方向端部に凸部を有する直管形ランプと、前記直管形ランプの裏側を収容する状態で前記直管形ランプを着脱自在に装着する長尺箱状の器具とを備え、前記器具は、前記直管形ランプの表側からの投影形状に対応した開口を表側に有する長尺箱状の器具本体と、前記器具本体の裏壁に配され且つ前記直管形ランプを着脱自在に装着する装着具と、前記開口の一部を構成し且つ前記直管形ランプの凸部に対応する欠け部を表側から覆う被覆部とを有する。
別態様に係る照明装置において、前記器具本体は、長尺矩形状の前記裏壁と、前記裏壁の長手方向に沿って配された一対の側壁とを少なくとも有する器具本体部材と、前記裏壁の短手方向に沿って配される一対の第1端壁と、当該第1端壁の表側端から対向する前記第1端壁に向かって延伸し且つ前記欠け部を有する板状の第1表壁とを有する第1端部材とを有し、前記被覆部は、前記第1端壁を外側から覆う第2端壁と、前記欠け部を含めた前記第1表壁を外側から覆う第2表壁とを有する第2端部材により構成されている。これにより器具本体における長手方向の端部の意匠性を向上させることができる。
別態様に係る照明装置において、前記器具本体部材は、前記一対の側壁の表側端のそれぞれから他方の側壁に向けて延伸する一対の表壁を有し、前記第1端部材の第1表壁における前記器具本体部材の短手方向の端部は前記器具本体部材の表壁の裏面に当接する。これにより器具本体部材の表壁の端部が第1表壁により支持され、器具本体部材が補強される。
別態様に係る照明装置において、前記第1端部材の第1表壁は、他方の前記第1端部材側の端から当該第1端部材の第1端壁に向かって延伸し且つ当該第1端壁に達しない溝を、前記器具本体部材の短手方向の両端から内側に入った部位に有し、前記器具本体部材は、当該器具本体部材の表壁における長手方向の両端部に、前記器具本体部材の他方の表壁に向かって延伸し且つ前記第1端部材の前記第1表壁の表面に当接する第1延伸部と、前記器具本体部材の他方の表壁に向かって延伸し且つ前記第1端部材の溝が存在する位置で内側へと折り返されて前記第1端部材の前記第1表壁の裏面に当接する第2延伸部とを有する。これにより第1端部材が器具本体部材から脱落するのを防止できる。
別態様に係る照明装置において、前前記器具本体は、長尺矩形状の前記裏壁と、前記裏壁の長手方向に沿って配された一対の側壁と、前記一対の側壁の表側端のそれぞれから他方の側壁に向けて延伸する一対の表壁とを有する器具本体部材と、前記裏壁の短手方向に沿って配される一対の端壁と、当該端壁の表側端から対向する他方の端壁に向かって延伸し且つ前記欠け部を有する板状の表壁とを有する端部材とを有し、前記被覆部は、前記直管形ランプの長手方向の端部及び前記端部材の表壁における少なくとも前記欠け部を含む領域とを覆い且つ前記長手方向と直交する断面が円弧状に表側に膨出する表被覆部と、前記表被覆部の長手方向であって外側端を塞ぐ端被覆部とを有するカバー体により構成され、前記カバー体が前記器具本体に取り付けられている。これにより器具本体における長手方向の端部の意匠性を向上させることができる。
別態様に係る照明装置において、前記カバー体は、前記器具本体の表壁に当接する当接部と、前記器具本体の表壁に係合する係合部とを有する。これによりカバー体を器具本体に容易に取り付けることができる。
<第1の実施形態>
1.全体構成
照明装置1について、主に図1〜図5を用いて説明する。
照明装置1は、設置面に設置される器具3と、器具3に着脱自在に装着される直管形ランプ5とを備える。ここでの照明装置1は長尺タイプである。つまり、直管形ランプ5は、光源であるLED(273)を直線状に有し、当該直線が延伸する方向の寸法が、直線と直交する方向の寸法よりも大きくなっている。
直管形ランプ5は下方を照射するようにLED273を下向きに有する(図4参照)。つまり、器具3の設置面は天井、屋根等のように上方に存在する。照明装置1は駅のホーム等の屋外にも使用できる防雨・防湿型である。
器具3と直管形ランプ5との電気的接続は、器具3内に引き込まれた電源ケーブルと、直管形ランプ5の外部に引き出された外ケーブルとを結線することで行われる。なお、結線部分は、防水性能の高い絶縁カバーで覆われる。
以下、各装置について詳細に説明する。
2.器具
主に図2〜図11を用いて説明する。
器具3は、設置面に固定される器具本体11と、直管形ランプ5を着脱自在に装着する器具側装着具(本発明の「装着具」の一例に相当する。)13と、器具側装着具13により装着された直管形ランプ5を支持する支持部材20を有してもよい。
(1)器具本体
主に図2、図4〜図9を用いて説明する。
器具本体11は少なくとも設置面に配されるベース部を有している。器具本体11は、表側に開口14を有する長尺箱状をしている。開口14は直管形ランプ5を表側から投影した形状に対応している。
器具本体11は、ベース部に相当する矩形板状の裏壁15と、裏壁15の短手方向の両端に位置する(短手方向と直交する)側壁17,19と、裏壁15の長手方向の両端に位置する(長手方向と直交する)する端壁21,23と、側壁17,19における表側の端から他方の側壁17,19に向かって延伸する一対の表壁25,27と、端壁21,23における表側の端から他方の端壁21,23に向かって延伸する一対の表壁59,59を有する。
開口14は一対の表壁25,27と一対の表壁59,59の間に形成される。開口14は、後述の表壁59の大欠け部61を含む。なお、図6では開口14を示す引き出し線に矢印を利用し、側壁19と区別している。
器具本体11は、表側が開口する横断面形状が「C」字状に似た形状を有する器具本体部材(所謂、「Cチャン」に似た形状をした部材である。)31と、器具本体部材31の長手方向の端を塞ぐ第1端部材33,35とで構成されている。
つまり、器具本体部材31は、裏壁15、側壁17,19及び表壁25,27が一体化されたものに相当し、第1端部材33,35は端壁21,23及び表壁59,59が一体化されたものに相当する。
なお、本実施形態では、器具本体11は、上記の器具本体部材31と第1端部材33,35以外に、当該第1端部材33,35を覆う第2端部材37,39を有する。
(1−1)器具本体部材
主に図6及び図7を用いて説明する。
器具本体は長手方向の中央(貫通孔45が存在する部位である。)に対して対称であり、図7は長手方向の略半分を示している。
器具本体部材31は例えば金属板をプレス加工することで得られる。
裏壁15は器具本体11を設置面に固定するための固定手段を有している。本実施形態では器具本体11を固定するためにねじ部材が利用され、裏壁15はねじ部材用の貫通孔41を有する。固定は少なくとも2か所以上で行われ、裏壁15の長手方向に間隔をおいて2個以上の貫通孔41が設けられている。
貫通孔41が設けられている部分は、図3〜図5に示すように、設置面側(裏側)に有蓋筒状(ここでは有蓋円筒状をしている)に突出(突出部43)し、その蓋部分に貫通孔41がある。なお、貫通孔41は4個設けられている。これにより、設置面の種々の寸法条件に対応して器具本体11を設置できる。
裏壁15は、商用電源と接続する電源ケーブルを器具本体11の内部に導入するための貫通孔45を有している。ここでの貫通孔45は、裏壁15における長手方向の略中央に設けられている。
一対の表壁25,27は、器具本体部材31の短手方向を他方の表壁25,27に向かって延伸する第1延伸部25a,27aを長手方向の端部に有している(図7の(c)参照。)。
一対の表壁25,27は、器具本体部材31の短手方向を他方の表壁に25,27に向かって延伸する第2延伸部25b,27bを第1延伸部25a,25aよりも長手方向の内側に有している。
なお、一対の表壁25,27の長手方向の両端部は中間部分よりも側壁17,19に凹入し、この凹入部分25c,27cに第1延伸部25a,27aと第2延伸部25b,27bとが設けられている。凹入部分25c,27cには直管形ランプ5の蓋体215,217の一部が嵌合する。
器具本体部材31は後述の第1端部材33,35を固定するための固定手段を有している。第1の固定にはねじ部材が利用され、当該ねじ部材用のねじ孔15aが第1の固定手段として裏壁15の長手方向の端部に設けられている。第2の固定手段は一対の表壁25,27における長手方向の両端に設けられている。第2の固定手段は、少なくとも第2延伸部25b,27bにより構成され、ここでは、さらに第1延伸部25a,27aにより構成されている。
(1−2)第1端部材
主に図8を用いて説明する。
(1−2−1)構成
第1端部材33,35は例えば金属板をプレス加工することで得られる。
第1端部材33,35は器具本体部材31の長手方向の両端の開口を塞ぐ第1端壁21,23を有する。ここでの第1端壁21,23は器具本体部材31の横断面形状に対応した矩形状をしている。
第1端部材33,35は、当該第1端部材33,35を器具本体部材31に対して安定して取り付けるための取付安定部を有している。取付安定部は第1端壁21,23における裏側の端から当該第1端壁21,23と直交する方向に延伸する第1裏壁53により構成される。第1裏壁53は器具本体部材31の裏壁15(例えば、内面である。)と当接する。
第1裏壁53は第1端部材33,35を器具本体部材31に取り付けるための取付手段を有する。ここでは、第1端部材33,35の取り付けにねじ部材が利用される。
器具本体部材31は第1端部材33,35用のねじ孔15aを裏壁15における長手方向の端に有し、第1端部材33,35は裏壁15と当接する第1裏壁53にねじ部材用の貫通孔55を有する(図6参照)。
第1端部材33,35は器具本体部材31の変形を抑制するための補強部を有している。補強部は第1端壁21,23における器具本体部材31の短手方向の端から第1端壁51と直交する方向に延伸する一対の第1側壁57により構成される。第1側壁57は器具本体部材31の側壁17,19(例えば内面である。)と当接する。なお、補強部は第1端部材33,35を器具本体部材31に取り付ける際の作業性を向上させる機能を有する。
第1端部材33,35は器具本体部材31の変形を抑制するための補強部を有している。補強部は、第1端壁21,23における表側の端から当該第1端壁21,23と直交する方向に延伸する第1表壁59により構成される。
第1表壁59は欠け部を複数個有している。ここでは欠け部は3個ある。欠け部61,63は第1端壁21,23と反対側の位置から第1端壁21,23側へと入り込むような形状をしている。欠け部61,63は第1端壁21,23と反対側から第1端壁21,23の手前まで延伸する。
第1表壁59における器具本体部材31の短手方向の略中央部位に大欠け部61が1個あり、第1表壁59における器具本体部材31の短手方向の両端から短手方向の中央に少し入ったそれぞれの部位に小欠け部63がある(つまり、小欠け部63は2個ある。)。大欠け部61は本発明の「欠け部」の一例に相当する。小欠け部63は溝状をし、本発明の「溝」の一例に相当する。
大欠け部61は、直管形ランプ5は長手方向の端部が外ケーブルのために張り出しており、この張り出し部分(本発明の長手方向端部の「凸部」の一例に相当する。)と第1表壁59との干渉を防止するためのものである。小欠け部63は、器具本体部材31の短手方向の寸法が大欠け部61よりも小さい。なお、主に、第1側壁57及び第1表壁59により器具本体部材31の長手方向の端部に内嵌される内嵌部が構成されている。
第1表壁59における器具本体部材31の短手方向の端部59aは、器具本体部材31の表壁25,27を内側から支持する。第1表壁59は表壁25,27の裏面に当接するように設計されている。
第1端部材33,35は第2端部材37,39が第1端部材33,35から外れるのを規制するための外れ規制手段を有している。外れ規制手段は、第1表壁59における大欠け部61に隣接する中間部分59bの第1端壁21,23と反対側の端から裏側に延伸する第1延伸部65により構成される。この第1延伸部65に第2端部材37,39の第2延伸部75が係止するため、第1延伸部65は被係止部ともいえる。
第1端部材33,35は第1表壁59の両端部59aから裏側に延伸する第1表側側壁67を有する。第1表側側壁67は器具本体部材31の側壁17,19の内面に当接する。
(1−2−2)取付
第1端部材33,35の器具本体部材31への取り付けは、まず、第1端部材33,35の第1裏壁53の貫通孔55と器具本体部材31における裏壁15のねじ孔15aとが重なるように、第1端部材33,35の内嵌部を器具本体部材31の端部に挿入する。
その後、ねじ部材を内側から第1端部材33,35の貫通孔55を挿通させて器具本体部材31のねじ孔15aに螺合させる。
また、器具本体部材31の第2延伸部25b,27bの内、第1端部材33,35の第1表壁59の小欠け部63へと延伸している部分を内側に折り返し、折り返した部分を第1表壁59の端部59aの裏面に当接又は近接させる。
このとき、器具本体部材31の第1延伸部25a,27aが第1端部材33,35の第1表壁59の端部59aにより支持されている。このため、第2延伸部25b,27bの折り曲げを容易にできる。
以上のようにして、第1端部材33,35は、ねじ部材による螺合と、第2延伸部25b,27bによる係止とで固定(取付)される。
第1端部材33,35を器具本体部材31に取り付けた状態では、第1端部材33,35の第1端壁21,23と器具本体部材31の一対の側壁17,19との間に、第1端壁21,23と側壁17,19との突合せ部分が存在する。なお、突合せ部分は第1端部材33,35が器具本体部材31に内嵌するため端壁21,23側に存在する。
(1−3)第2端部材
主に図9を用いて説明する。
第2端部材37,39は、少なくとも第1端部材33,35と器具本体部材31との突合せ部分を覆う。また、第2端部材37,39は、少なくとも第1端部材33,35の第1端壁21,23と、欠け部61,63を含めた第1表壁59とを覆う。これにより、第1表壁59の欠け部61,63が隠れ、意匠性を高めることができる。
第2端部材37,39は、第1端部材33,35の第1端壁21,23を覆う第2端壁71と、欠け部61,63がなかったとした場合の第1表壁59のすべてを表側から覆う第2表壁73とを有する。
第2端部材37,39は、器具本体11に直管形ランプ5が装着された後に、第1端部材33,35に装着される。第2端部材37,39の装着はねじ部材により行われる。第2端部材37,39は第2端壁71の中央にねじ部材用の貫通孔71aを有する。なお、第1端部材33,35は図8に示すように第1端壁21,23にねじ孔21a,23aを有する。
第2端部材37,39は第2端部材37,39が第1端部材33,35から外れるのを規制するための外れ規制手段を有している。外れ規制手段は第2表壁73における第2端壁71と反対側の端から裏側に延伸する第2延伸部75により構成される。第1端部材33,35の第1延伸部(被係止部)65に第2延伸部75が係止するため、当該第2延伸部75は係止部ともいえる。
(2)器具側装着具
主に図11を用いて説明する。
器具側装着具13はランプ側装着具223を利用して直管形ランプ5を装着する。
装着はばね体81の復元力を利用して行われる。つまり、器具側装着具13がランプ側装着具223を装着する際に、ばね体81が器具本体11の裏壁15から離れるように弾性変形した状態でランプ側装着具223に係合する。そして、ばね体81の復元力でランプ側装着具223が器具本体11の裏壁15へと近づく。これにより、直管形ランプ5が器具3に装着される。
器具側装着具13は、ばね体81と、ばね体81を器具本体11に固定するためのばね固定部材83とを有する。
ばね体81は、一対のコイルばね部85,87と、各コイルばね部85,87の一端から延出する一対の延出線部89,91と、各コイルばね部85,87の他端から延出して互いに連結するU字状線部93とを有する。なお、U字状線部93はランプ側装着具223に係合する。
ばね固定部材83は、裏壁15に固定される固定部95と、コイルばね部85,87を固定するためのコイル固定部97とを有している。
(3)支持部材
主に図10を用いて説明する。
支持部材20は、金属製の長尺の矩形板を湾曲させたり、樹脂材料を射出成形したりして構成される。ここでは、支持部材20は1枚の金属板をプレス加工することで得られる。これにより、直管形ランプ5が器具本体11に装着される際に、支持部材20が器具本体11の裏壁15に近づく方向に弾性変形可能な構成とされる。
支持部材20は、裏壁15に固定される固定部101と、直管形ランプ5における透光性カバー体209に当接する当接部103と、当接部103と固定部101とを連結する連結部105とを有する。
連結部105と当接部103は、器具本体部材31の長手方向から見たときに固定部101の両側にあり、それぞれ対をなしている。
支持部材20は、上記の固定部101、当接部103及び連結部105以外に、例えば器具本体11の側壁17,19の内面に沿って延伸する返し部107を有してもよい。
(3−1)固定部
固定部101は、長い矩形状をし、当該矩形状の長手方向が器具本体部材31の短手方向となるように固定されている。固定には、例えばねじ部材が利用され、器具本体部材31の裏壁15の貫通孔15bを挿通するねじ部材が固定部101の中央部位のねじ孔111に螺合することで行われる。
固定部101の長手方向の寸法は、器具本体部材31の一対の側壁17,19の間隔に略等しい。これにより、支持部材20を1つのねじ部材で器具本体部材31に固定しても、支持部材20が回転することを防止できる。
(3−2)連結部
連結部105は、器具本体部材31の長手方向から見たときに、固定部101に対して傾斜する。ここでは、連結部105は、当該固定部101の表面から当該表面と直交する方向に離れるに従って(換言すると、直管形ランプ5に近づくに従って)一対の連結部105の間隔が狭くなるように、固定部101の長手方向の各端部から延伸する。つまり、器具本体部材31の長手方向から見たときに固定部101を基準にして内狭まり状に傾斜している。これにより、当接部103が固定部101に対して遠近する方向(表裏方向)に弾性変形可能となっている。
一対の連結部105の当接部103側の端部は、図4に示すように、直管形ランプ5の透光性カバー体209にある一対のリブ295の外側に近接している。これにより、器具本体部材31内の空間を有効に利用でき、全体として照明装置1の小型化を図ることができる。
連結部105と固定部101との間に形成される空間には、電源ケーブルや外ケーブルとが配される(図示省略)。これにより、器具本体部材31内の空間を有効に利用でき、全体として照明装置1の小型化を図ることができる。
(3−3)当接部
当接部103は少なくとも直管形ランプ5における裏壁15側の面(裏壁293aの表面)に当接する裏面当接部113を有している。裏面当接部113は直管形ランプ5の透光性カバー体209における一対のリブ295の外側部分に当接する(図4参照。)。裏面当接部113は器具本体11の裏壁15と略平行に延伸する。
当接部103は、裏面当接部113以外に、直管形ランプ5の透光性カバー体209の両側壁293cの表面に当接する側面当接部115を有している。側面当接部115は、直管形ランプ5の側壁293cの内、裏壁293aに隣接する表面に当接する。直管形ランプ5の一対の側壁293cは表側広がりに傾斜しており、側面当接部115も表側広がりに傾斜している。この側面当接部115により直管形ランプ5の短手方向のガタつきを少なくできる。
(3−4)返し部
返し部107は、裏面当接部113と側面当接部115とを有する当接部103における連結部105と反対側の端部から直管形ランプ5が配される側と反対側に折り返されて、器具本体部材31の一対の側壁17,19と当接(近接)しながら裏側へと延伸する。
折り返しは当接部103の端部から器具本体11の表壁25,27と平行な方向に延伸する平坦部分117を有すように、行われている。平坦部分117は、支持部材20を固定しているねじ部材が外れて支持部材20が器具本体11から落下しようとしても、平坦部分117が器具本体11の表壁25,27により支持されるため落下することはない。
折り返しの平坦部分117の当接部103と反対側の端部は器具本体11の側壁17,19の近傍に位置しているため、器具本体11の側壁17,19と支持部材20との間に作業者の指等が挟まれるのを防止できる。
返し部107は平坦部分117における当接部103と反対側の端部から器具本体11の側壁17,19に沿って延伸する延伸部分119を有している。
3.直管形ランプ
主に図12〜図30を用いて説明する。
直管形ランプ5は、外表面に平坦面245を有する長尺状の筒体203と、実装基板271にLED273が実装されてなるLEDユニット205と、筒体203の内部に配された電源ユニット207と、筒体203を内部に収容する筒状の透光性カバー体209と、透光性カバー体209の内部に配され且つ筒体203の位置決めを行う位置決め部材211,213と、透光性カバー体209の両端を塞ぐ蓋体215,217と、透光性カバー体209の端部と蓋体215,217との間に配されたパッキン(219,221)と、透光性カバー体209に設けられ且つ器具3に装着されるランプ側装着具223とを備える。なお図中のパッキンは他部材により押圧される前の形状で示している。
(1)筒体
主に図15及び図16を用いて説明する。
筒体203は横断面形状が矩形状をする矩形部231を有する。筒体203は矩形部231以外に一対の延伸部233,235を有している。筒体203は例えば金属材料により構成されている。ここでは押し出し成形品が利用されている。筒体203はLEDユニット205の発光中の熱を放出するヒートシンク機能も有している。
(1−1)矩形部
矩形部231は一対の長辺壁237,239と一対の短辺壁241,243とを有する。矩形部231の長辺壁237,239は器具本体11の裏壁15と平行に配される。一対の長辺壁237,239のうち、裏壁15から遠い側に位置する一方の長辺壁239の外表面が平坦面245となっている。以下、一方の長辺壁239を表側長辺壁239とし、他方の長辺壁237を裏側長辺壁237とする。
表側長辺壁239は筒体203の横断面において裏側長辺壁237側へと凹入し、当該凹入した凹入部分247の底面が平坦面245となっている。図16では凹入部分247の引き出し線を矢印とし、平坦面245と区別している。
平坦面245にはLEDユニット205が配される。矩形部231は筒体203の横断面において凹入部分247の両側から当該凹入部分247を塞ぐように張り出す張出片251,253を有している。凹入部分247と張出片251,253とで形成される挿入溝255,257にLEDユニット205の実装基板271が挿入されている。これにより、LEDユニット205の落下を防ぐことができる。
筒体203の長手方向の両端には、図12〜図14に示すように、筒体203の両端面に当接する状態で位置決め部材211,213の筒状部305,307が嵌合する。これにより、筒体203の挿入溝255,257が位置決め部材211,213により塞がれ、LEDユニット205を直接固定する固定具を利用せずにLEDユニット205を筒体203に対して固定できる。
矩形部231の内部には図14に示すように電源ユニット207が配される。電源ユニット207の回路基板281は図18から図19に示すように長尺矩形状をしている。回路基板281の短手方向の寸法は筒体203の一対の短辺壁241,243の間隔寸法に略等しい。これにより、位置規制手段を設けることなく回路基板281の筒体203の短手方向の移動を規制できる。
(1−2)延伸部
一対の延伸部233,235は表側長辺壁239の短手方向の両側(短辺壁241,234が存在する側)の角部分261,263からLEDユニット205の光出射方向を表側長辺壁239から離れるに従って間隔が広がるように延伸する。つまり、一対の延伸部233,235は表側拡がり状に延伸する。
一対の延伸部233,235は、横断面形状において直線状に延伸し、LEDユニット205が配される平坦面245に対して傾斜している。これにより、例えば延伸部233,235の表側に水滴等が付着した場合であっても、LEDユニット205側に水滴が流れることはない。
一対の延伸部233,235の表面に反射機能を設けると、LEDユニット205から出射される光の取り出し効率を向上させることができる。一対の延伸部233,235の延伸先端は図4に示すように透光性カバー体209の内面近傍に達している。これにより、LEDユニット205から出射された光が延伸部233,235の裏側に回り込むのを防止でき、光の取り出し効率を向上させることができる。
一対の延伸部233,235は、直管形ランプ5を器具3に装着した状態の横断面において(図4参照)、器具3の表壁25,27と略同じ位置(表裏方向においてである。)となるように設けられている。これにより、LEDユニット205から出射された光が器具3により遮断されるのを防止でき、光の取り出し効率を向上させることができる。
(1−3)その他
筒体203は、図12〜図14に示すように、透光性カバー体209の内周に嵌合する位置決め部材211,213を介して透光性カバー体209に取り付けられる。筒体203は位置決め部材211,213と連結される連結部265を有している。連結部265は、一対の延伸部233,235よりも裏側に設けられている。ここでは一対の延伸部233,235の裏面に設けられている。これにより、LEDユニット205から出射される光に影等を発生させることなく、筒体203と位置決め部材211,213とを連結できる。
連結部265として、ここでは表側長辺壁239の短手方向の両側の角部分261,263と、各延伸部233,235の短手方向の中央より外側部位とに設けられている。ここでは、連結部265は、合計で4個あるが、1個であってもよいし、5個以上あってもよい。筒体203と位置決め部材211,213との連結には例えばタッピングねじが利用され、連結部265は筒体203の長手方向に延伸する固定溝267,269により構成されている。
(2)LEDユニット
主に図17を用いて説明する。
LEDユニット205は実装基板271と複数個のLED273とを備える。実装基板271は、矩形長尺状をし、実装基板271の長手方向と筒体203の長手方向が一致するように平坦面245に配される。複数個のLED273は実装基板272の長手方向に沿って2列で等間隔で設けられている。なお、LED273の配列は一例である。
LEDユニット205は、実装基板271の長手方向の端部であって短手方向の両側に、電源ユニット207と電気的に接続する内ケーブルと接続するための接続端子を有している。具体的には内ケーブルの端に設けられたアダプタ(図示省略)と接続するコネクタ275が設けられている。
(3)電源ユニット
主に図18及び図19を用いて説明する。
電源ユニット207は商用電源等から受電してLEDユニット205のLED273に供給する電力を生成する。電源ユニット207は電力生成のための回路276を構成する複数個の電子部品277,279を回路基板281に実装する。生成された電力は、内ケーブルを介してLEDユニット205へ供給される。電源ユニット207は電子部品277,279、回路基板281以外に絶縁シート283を有しもよい。図18では、回路276を箱状として示し、図19では便宜上2個の電子部品に符号を付している。
電源ユニット207は図12に示すように筒体203の矩形部231の内部に配される。回路基板281は長尺矩形状をし、筒体203の内部では回路基板281の長手方向と筒体203の長手方向とが一致する。回路基板281は長手方向の一方の端部に固定孔285を有している。この固定孔285に位置決め部材213の凸部343が表側(下側)から挿入して係合する(後述する。)。
回路基板281の短手方向の寸法は矩形部231の一対の短辺壁241,243間の距離に略一致する。これにより、回路基板281が長手方向の一方端のみで固定されてもガタツキを少なくできる。照明装置1は上方に設置されて下方を照射するため、電源ユニット207の固定が位置決め部材213の凸部343の下方からの係合だけの簡単な構造であってもその固定が確保される。
回路基板281は、長手方向の一方の端部に内ケーブルと接続するための接続端子を有する。具体的には内ケーブルの端に設けられたアダプタと接続するコネクタ287が設けられている。回路基板281は、長手方向の他方の端部に外ケーブルと接続される。ここでは、外ケーブルが半田により回路基板281に直接接続されている。
これにより、一端にコネクタが2個設けられた回路基板に対して回路基板281の短手方向の寸法を小さくでき、また、接続ミスを少なくできる。特に直管形ランプ5は長尺状をしているため、1個のコネクタを回路基板お長手方向の端部に設けることで、回路基板281の幅を小さくしても長くでき、電子部品277,279の実装面積を確保できる。
絶縁シート283は電子部品277,279と回路基板281とを覆う。ここでは、回路基板281をその長手方向から見たときに絶縁シート283の周方向の端部283a,283bは回路基板281の裏側になるように、電子部品277,279と回路基板281とを囲む(図19の(a)参照。)。これにより、筒体203に金属材料を利用しても電源ユニット207と筒体203との間の絶縁性は確保される。
絶縁シート283は、横断面が四角形となるように4か所で折り曲げられ、この形状をある程度維持しつつ外側に広がるような厚みを有している。絶縁シート283は回路基板281の固定孔285に対応した位置に固定孔289を有する。絶縁シート283の固定孔289と回路基板281の固定孔285とに位置決め部材213の凸部343が係合することで絶縁シート283における筒体203の長手方向の固定が行われる。絶縁シート283の筒体203の周方向の固定は横断面が四角形となるように折り曲げられた絶縁シート283が外側に広がろうとして矩形部231の内周面に当接することで行われる。
なお、絶縁シート283は位置決め部材213の張出部347(図22の(b)、図23の(a)参照。)と干渉するのを防ぐための切欠き部291を有している。
(4)透光性カバー体
主に図4及び図20を用いて説明する。
透光性カバー体209は、筒状をし、透光性を有する樹脂材料により構成されている。
透光性カバー体209は、内部に筒体203、LEDユニット205、電源ユニット207等を収容するカバー筒部293を有している。透光性カバー体209はカバー筒部293の長手方向に延伸するリブ295を1本以上有している。これにより、透光性カバー体209の剛性を高めることができる。
カバー筒部293は横断面形状が台形状に似た形状を有している。横断面における台形状を構成する一対の平行な辺(壁)293a,293bの内、長さの短い辺(壁)293a側が器具3に装着されたときに器具本体11の裏壁15と対向する。
つまり、カバー筒部293の横断面において台形状を構成する一対の平行な辺(壁)293a,293bの内、長さの長い辺(壁)293b側が直管形ランプ5における光出射面となる。これにより、筒体203の一対の延伸部233,235の延伸方向とカバー筒部293の側壁293cの拡がり方向とが同じとなり、透光性カバー体209の小型化を図ることができる。
カバー筒部293における表側に位置する長底(表壁)293bは横断面において透光性カバー体209の短手方向の略中央が最も張り出す円弧状をしている。なお、横断面における長さの長い辺の壁を裏壁293aとし、横断面における長さの短い辺の壁を表壁293bとする。
リブ295は、2本あり、互いに平行な状態でカバー筒部293の長手方向に沿って延伸する。2本のリブ295はカバー筒部293の裏面に設けられている。2本のリブ295は横断面においてカバー筒部293の裏面と直交している。2本のリブ295の間には後述のランプ側装着具223が取り付けられている。
ランプ側装着具223の取付にはねじ部材が利用され、2本のリブ295には貫通孔297が設けられている。これにより、カバー筒部293を連通する貫通孔を設けることなくランプ側装着具223を透光性カバー体209に取り付けることができる。
(5)位置決め部材
主に図14、図21〜図23を用いて説明する。
位置決め部材211,213は透光性カバー体209の内部であって筒体203の長手方向の両端に配される。位置決め部材211,213は透光性カバー体209の内部で筒体203を支持する機能も有している。
位置決め部材211,213の基本的な構成は同じであるが、外ケーブルが筒体203の他方の端部から導出され、内ケーブルが筒体203の一方の端部から導入・導出されるため、位置決め部材211,213の構成に異なる部分がある。
ここでは、筒体203の内部に収容されている電源ユニット207に近い側の端部が上記の一方の端部であり、当該端部に配される位置決め部材213を無孔側位置決め部材213とし、他方の端部に配される位置決め部材211を有孔側位置決め部材211とする。
有孔側位置決め部材211及び無孔側位置決め部材213の共通の構成は、単に位置決め部材211,213として説明し、個別の構成については、位置決め部材を区別して説明する。
(5−1)共通構成
位置決め部材211,213は、板状部301,303と、当該板状部301,303の一方の面に設けられた筒状部305,307とを有する。ここで、板状部301,303において筒体203が存在する側を内側と、蓋体215,217が存在する側を外側とそれぞれする。
板状部301,303は透光性カバー体209の内周面の一部又は全部(ここでは全部である。)に当接する外周面を有している。つまり、板状部301,303の外周形状は透光性カバー体209の内周形状と設計上一致している。これにより、位置決め部材211,213の透光性カバー体209に対するガタつきを小さくできる。
板状部301,303の外周部分は板状部301,303の厚み方向であって内側に向かって張り出す鍔部309,311となっている。これにより、板状部301,303の外周面と透光性カバー体209の内周面との当接(接触)面積を増やすことができ、位置決め部材211,213が透光性カバー体209の内部で倒れるのを防止できる。特に、鍔部309,311は、板状部301,303の内側に位置する面(内面)から内側へと突出しており、板状部301,303の外面は面一となっている。これにより、蓋体215,217、内パッキン221及び位置決め部材211,213との密着性を向上させることができる(図14参照)。
板状部301,303は筒体203と結合するためのねじ部材が挿通する貫通孔313,315を有している。ここでは4個設けられている。中心付近に存在する一対の貫通孔313は、蓋体215,217、位置決め部材211,213及び筒体203を結合する第1ねじ部材用であり、当該貫通孔313を第1貫通孔313とする。一対の第1貫通孔313の外側に存在する一対の貫通孔315は位置決め部材211及び筒体203を結合する第2ねじ部材用であり、当該貫通孔315を第2貫通孔315とする。
筒状部305,307は板状部301,303における筒体203側に位置する面(内面である。)に設けられている。筒状部305,307は筒体203の矩形部231と嵌合する。筒状部305,307は筒体203の矩形部231の内部に挿入される(矩形部231に対して内嵌する。)。これにより、筒体203の矩形部231と透光性カバー体209との間隔を小さくでき、全体として照明装置1や直管形ランプ5の小型化を図ることができる。
また、筒状部305,307が筒体203の矩形部231の内部に挿入される。このため、LED273から出射される光を遮ることなく筒状部305,307と矩形部231とを嵌合させることができる。
筒状部305,307の横断面形状は矩形状をし、筒状部305,307の外周面が筒体203の矩形部231の内周面と当接する(もしくは、近接する)。これにより、位置決め部材211,213に対して筒体203が長手方向を回転軸として回転するようなことを規制できる。筒状部305,307を板状部301,303に設けることで板状部301,303を補強でき、板状部301,303の薄肉化が図られる。
(5−2)有孔側位置決め部材
主に図21を用いて説明する。
有孔側位置決め部材211の板状部301は筒状部305の内周面に囲まれた領域内に貫通孔317を有する。この貫通孔317は商業電源と電源ユニット207とを電気的に接続する外ケーブルが通るためのものである。貫通孔317はここで円形状をしている。
(5−3)無孔側位置決め部材
主に、図14、図22及び図23を用いて説明する。
無孔側位置決め部材213の板状部303は筒状部307の内周面に囲まれた領域と当該領域の外側領域とのそれぞれに1つ以上の貫通孔を有している。換言すると、無孔側位置決め部材213は板状部303の中央に貫通孔319を1つ有し、この貫通孔319を筒状部307の筒壁(表壁329)が横切る。
貫通孔319の内、板状部303側から筒状部307内の領域に連通する連通孔を領域内連通孔323とし、板状部303側から筒状部307外の領域に連通する連通孔を領域外連通孔325とする。貫通孔319は板状部303を筒状部307が存在しない側から見たときに照明装置1の表裏方向に長い形状をしている。ここでは、貫通孔319は縦長矩形状をしている。電源ユニット207とLEDユニット205とを電気的に接続する内ケーブルは領域内連通孔323と領域外連通孔325とを通る。
なお、貫通孔319は、板状部303を筒状部307が存在しない側から見たときに、板状部303側から筒状部307内の領域に連通する領域内連通孔323と、板状部303側から筒状部307外の領域に連通する領域外連通孔325とを独立して有してもよい。
筒状部307は、一対の長辺に相当する表壁329及び裏壁331と、一対の短辺に相当する側壁333,335とを有する。
無孔側位置決め部材213は回路基板281を固定するための固定手段を有している。無孔側位置決め部材213の筒状部307は筒体203の矩形部231に挿入され、筒状部307の表壁329が回路基板(絶縁シートがある場合は絶縁シート283になる。)281の表面に当接する。つまり、回路基板281は筒状部307の表壁329により表側から支持される構造となる(図14参照)。
無孔側位置決め部材213の固定手段は、回路基板281の長手方向の移動を固定する長手方向固定手段337と、回路基板281の厚み方向の移動を固定する厚み方向固定手段339とを有する。なお、回路基板281の短手方向(幅方向)の移動は、筒状部307の一対の側壁333,335の内面間隔を回路基板281の短手方向の寸法と一致させることで行われている。
長手方向固定手段337は、回路基板281の表面に沿って延伸すると共に回路基板281の厚み方向に弾性変形可能な延伸部341と、当該延伸部341であって回路基板281の固定孔285に対応する部位に設けられ且つ裏側へ突出する凸部343とを有する。なお、凸部343における突出方向から見た形状は固定孔285を回路基板281の厚み方向から見た形状と略一致している。
延伸部341は筒状部307の表壁329を利用して構成されている。つまり、表壁329は、回路基板281の固定孔285に対応する部位(341)を残しつつ、当該部位(341)の両側を板状部303又は貫通孔319に向かって延伸する一対の溝(凹み)345を有している。当該一対の溝345間が延伸部341であり、一対の溝345により延伸部341が厚み方向に弾性変形可能となる。延伸部341を厚み方向に弾性変形可能な構成とすることで、凸部343を回路基板281の固定孔285に挿入することができる。
厚み方向固定手段339は回路基板281の長手方向の端部を表裏から当接(規制)することで行う。厚み方向固定手段339は、長手方向固定手段337の凸部343が回路基板281の固定孔285に挿入する状態で、回路基板281の長手方向の端部の裏面に沿って張り出す張出部347を有する。これにより、回路基板281の長手方向の端部の表面が筒状部307の表壁329に支持(当接)され、回路基板281の端部の裏面が張出部347に当接し、回路基板281が厚み方向に固定される。
筒状部307は側壁333,335から表壁329に跨る「L」字状をした架設部分351を内面の板状部303側に有している。架設部分351は板状部303が存在する側と反対側に凹み353を有している。凹み353は、表壁329との結合部分に設けられ、板状部303と反対側の端縁から板状部303に向かって凹入する。
厚み方向固定手段339の張出部347は、側壁333,335から張り出し、凹み353における表壁329と対向する対向部分までの間で構成される。凹み353は板状部303に向かってその途中まで凹入している。これにより、回路基板28aは長手方向の端部が板状部303から離れた状態で支持される。
(6)蓋体
主に図12〜図14、図24〜図27を用いて説明する。
蓋体215,217は透光性カバー体209の長手方向の両端に配される。蓋体215,217は、特に、電源ユニット207、LEDユニット205等を収容している透光性カバー体209の内部空間が密閉状態となるように、透光性カバー体209の両端開口を塞ぐ。
蓋体215,217は2個ある。蓋体215,217は、基本的な構成は同じであるが、外ケーブルが透光性カバー体209内に導入されるため構成に異なる部分がある。ここでは、外ケーブルが通るケーブル孔361の有無の違いである。ケーブル孔361を有する蓋体を有孔蓋体215とし、他方の孔を有さない蓋体を無孔蓋体217とする。なお、有孔蓋体215は有孔側位置決め部材211が存在する側にあり、無孔蓋体217は無孔側位置決め部材213が存在する側にある。
有孔蓋体215及び無孔蓋体217における共通の構成は単に蓋体215,217として説明し、構成の異なる部分について有孔蓋体215を用いて説明する。共通の構成は同じ符号を用いる。
(6−1)共通構成
蓋体215,217は平板部363,365と嵌合部367,367とを有する。嵌合部367,367は平板部363,365の外周端部に設けられている。平板部363,365において透光性カバー体209が存在する側を内側と、透光性カバー体209が存在しない側を外側とそれぞれする。
平板部363,365は蓋体215,217を透光性カバー体209に取り付けるための取付手段を有している。ここでは、取付手段として第1ねじ部材が利用され、平板部363,365は第1ねじ部材用の貫通孔369を有する。第1ねじ部材は外側から蓋体215,217の貫通孔369及び位置決め部材211,213の第1貫通孔313を挿通して、筒体203の固定溝267に螺着される。
平板部363,365は透光性カバー体209の内部へと凹入する凹入部371を貫通孔369の存在する部位に有する。具体的には凹入部371は有底円筒状に凹入し、当該底部分373に貫通孔369が設けられている。これにより、貫通孔369が内側へと隠れた状態となり、貫通孔369へ雨や露等により水(以下、雨水等という。)が浸入するのを少なくできる。
有底円筒状の凹入部371は凹入方向を外側から内側に移るに従って縮径するように構成されている。これにより、雨水等が凹入部371に浸入した場合であっても、雨水等が凹入部371の外側へと流れ、凹入部371の内部に雨水等が溜まるのを抑制できる。貫通孔369は凹入部371の中心軸上に設けられているため、凹入部371に水が溜まったとしても、溜まった水が上方に位置する貫通孔369に浸入することは生じ難い。
嵌合部367は透光性カバー体209の端部が挿入される挿入溝375を有する。透光性カバー体209の端部の全周が挿入溝375に挿入する。挿入溝375は透光性カバー体209の周面に当接する凸部377を内部に有する。ここでは、挿入溝375は挿入溝375を構成する内周面379に凸部377を有している。凸部377は挿入溝375の底面381側に存在する。
内周面379は挿入溝375の開口383から底面381に向かう途中で外周面382に近づく段差状をし、当該段差385により凸部377が構成されている。内周面379の段差位置は平板部363,365の延長上に位置している。
換言すると、嵌合部367は、平板部363,365の外周縁よりも平板部363,365の中心側に位置する部位から内側へと張り出して全体として筒状をする第1内周筒部分387と、平板部363,365の外周縁から第1内周筒部分387が張り出す方向と反対側(外側)へ筒状に張り出して全体として筒状をする第2内周筒部分389と、第2内周筒部分389の張り出し先端から平板部363,365の中心と反対側(平板部の外方)へ延伸する底部分391と、底部分391の外周縁から第1内周筒部分387が張り出す方向と平行な方向(内側)へ張り出して全体として筒状をする外周筒部分393とを有している。第1内周筒部分387と第2内周筒部分389との間に上記の段差385が存在する。
段差385を構成している内周面であって外周面382に近い部分(第2内周筒部分389)は透光性カバー体209の内周面209aに当接する。これにより、透光性カバー体209に対してガタツキの少ない状態で嵌合部367を透光性カバー体209に嵌合させることができる。
第1内周筒部分387の内側端は、凹入部371の底部分373の内面よりも平板部363,365側に位置する。つまり、蓋体215,217を第1ねじ部材で位置決め部材211,213を介して筒体203に取り付けた際に、図14に示すように、凹入部371の底部分373の外面が位置決め部材211,213の外面に当接し、第1内周筒部分387の内側端と位置決め部材211,213との間に隙間395が生じる。この隙間395に後述の内パッキン221の鍔部433が配される。
(6−2)有孔蓋体
主に図24を用いて説明する。
有孔蓋体215は平板部363を貫通する貫通孔を外ケーブルが通るケーブル孔361として有している。このケーブル孔361には図27に示す防水・防湿用のパッキンコード401が嵌め込まれ、外ケーブルがパッキンコード401に設けられた配線孔403,404,405を通って筒体203の矩形部231内へと導入される。
ケーブル孔361は一対の凹入部371の間であって凹入部371より裏側(設置面側)に設けられている。有孔蓋体215を正面から見たときにケーブル孔361の中心は有孔側位置決め部材211の貫通孔317の領域内に存在する。特に、ケーブル孔361が上側に位置する状態の有孔蓋体215を正面から見たときにケーブル孔361の中心が有孔側位置決め部材211の貫通孔317の中心よりも下側に位置する。これにより、外ケーブルが有孔蓋体215、有孔側位置決め部材211を通る際に、筒体203側が高くなり、雨水等が外ケーブルを伝わって筒体203の内部へと浸入するのを防止できる。
ケーブル孔361にパッキンコード401が嵌めこまれた状態ではパッキンコード401と有孔側位置決め部材211との間に隙間が存在する。このため、仮にケーブル孔361から雨水等が浸入した場合であっても、雨水等は平板部363に沿って下方(表側)に流れて下方の第1内周筒部分387に溜まる。なお、電源ユニット207やLEDユニット205は雨水等が溜まっている部位よりも上方に配されているため、電源ユニット207やLEDユニット205に雨水等が伝わることはない。
有孔蓋体215は嵌合部367の裏面(器具本体11の裏壁15が存在する側)に外ケーブルを固定するケーブル固定部407を有している。ケーブル固定部407は直管形ランプ5の長手方向から有孔蓋体215を見たときに、透光性カバー体209の一対のリブ295間に位置している。これにより、外ケーブルを一対のリブ295間に配することができ、器具3に直管形ランプ5を装着したときに器具3の開口14と直管形ランプ5との間で外ケーブルが挟まれるのを少なくできる。
ケーブル固定部407は、嵌合部367の裏面から嵌合部367の外面にかけて立設する一対の立設部分409と、一対の立設部分409の裏側端から互いに対向する方向に延伸する延伸部分411とを有する。一対の立設部分409間に配された外ケーブルが裏側へと抜けるのを延伸部分411により防止できる。なお、ケーブル固定部407に配されている外ケーブルは、有孔蓋体215よりも直管形ランプ5の長手方向の外側に少し張り出すこととなる。
(7)パッキン
主に図12〜図14、図25、図28及び図29を用いて説明する。
パッキンは、透光性カバー体209の端部の外周面209bに配される外パッキン219と、透光性カバー体209の端部の内周面209aに配される内パッキン221とから構成される。外パッキン219及び内パッキン221はその全部又は大部分が蓋体215,217の挿入溝375の内部に配される。外パッキン219及び内パッキン221はウレタン系ゴム、ニトリル系ゴム等の合成ゴム材料により構成されている。
(7−1)外パッキン
主に図14、図26及び図28を用いて説明する。
外パッキン219は挿入溝375を構成する外周面382と透光性カバー体209の端部の外周面209bとの間に配される。外パッキン219は挿入溝375の外周面382と透光性カバー体209の端部の外周面209bとの間に配される筒状部421を少なくとも有する。外パッキン219は筒状部421以外に挿入溝375の底面381と透光性カバー体209の端面209cとの間に配される鍔部423を有してもよい。
外パッキン219の筒状部421の外周面は、筒状部421の周方向の全周に形成され且つ径方向の外方へと張り出す外側凸リング425を軸方向(直管形ランプ5の長手方向)に沿って複数本有する。外パッキン219の筒状部421の内周面は、筒状部421の周方向の全周に形成され且つ径方向の内方へと張り出す内側凸リング427を軸方向に沿って複数本有する。これにより直管形ランプ5の密閉性を向上させることができる。
外パッキン219は外側凸リング425と内側凸リング427の少なくとも一方を有すればよい。外側凸リング425と内側凸リング427との両方を有する方が好ましい。これによりシール性能を向上させることができる。
外パッキン219の鍔部423は消灯中では透光性カバー体209の端面209cとの間に隙間394が存在する。これにより、外パッキン219の密閉性を向上させながら点灯時の透光性カバー体209の長手方向への膨張にも対応できる。
(7−2)内パッキン
主に図14、図26及び図29を用いて説明する。
内パッキン221は挿入溝375を構成する内周面379と透光性カバー体209の端部の内周面209aとの間に配される。内パッキン221は、挿入溝375の内周面379であって凸部377と開口383との間に位置する周面と透光性カバー体209の端部の内周面209aとの間に配される筒状部431を少なくとも有する。内パッキン221は筒状部431以外に筒状部431における挿入溝375の開口側端部から透光性カバー体209の中心軸側に張り出す鍔部433を有してもよい。
内パッキン221の筒状部431の外周面は、筒状部431の周方向の全周に形成され且つ径方向の外方へと張り出す外側凸リング435を軸方向に沿って複数本有する。内パッキン221の筒状部431の内周面は、筒状部431の周方向の全周に形成され且つ径方向の内方へと張り出す内側凸リング437を軸方向に沿って複数本有する。これにより直管形ランプ5の密閉性を向上させることができる。
内パッキン221は外側凸リング435と内側凸リング437の少なくとも一方を有すればよい。外側凸リング435と内側凸リング437との両方を有する方が好ましい。これによりシール性能を向上させることができる。
鍔部433の厚みは、蓋体215,217における凹入部371の底部分373の内面と第1内周筒部分387の内側端との高低差(隙間395)よりも大きくなっている。これにより、直管形ランプ5として組み上げる際に内パッキン221の鍔部433が変形して透光性カバー体209の内周面と位置決め部材211,213との間を塞ぐ。
(8)ランプ側装着具
主に、図12、図13、図20及び図30を用いて説明する。
ランプ側装着具223は横断面が矩形状に似た形状の筒状をしている。ランプ側装着具223は、当該ランプ側装着具223の軸方向と平行に延伸する溝441を有する表壁443と、一対の側壁445と、裏壁447とを有する。
表壁443は透光性カバー体209の裏面であって一対のリブ295間に位置する部位に当接する。一対の側壁445の外面間の距離は一対のリブ295における対向面(内面)間の距離に等しくなっており、一対の側壁445の外面は一対のリブ295の内面に当接する。一対の側壁445にはランプ側装着具223をねじ部材で一対のリブ295に固定するためのねじ孔449を有している。
裏壁447は、器具3側のU字状線部93が係合する一対の係合凹み451と、一対の係合凹み451間に設けられ且つ表側へと屈曲する屈曲部453とを有する。なお、屈曲部453はU字状線部93の係合が外れるのを規制する。
4.組立状態
実施形態に係る照明装置1は、屋根付きの屋外(例えば、配送センタや駅のホーム等である。)でも使用できるように、直管形ランプ5だけでなく、組み立て状態においても防雨・防湿対策されている。なお、器具3は、直管形ランプ5の長手方向の端部の位置に関係なく、着脱自在に装着できる。
外ケーブルは設置面側の商用電源に接続する電源ケーブルと器具3内で結線される。外ケーブルは、透光性カバー体209の一対のリブ295間を通り、有孔蓋体215のケーブル孔361から透光性カバー体209の内部に導入される。
直管形ランプ5が器具3に装着された状態では、ケーブル孔361は、第1端部材33,35や第2端部材37,39により覆われ、器具3の外部に露出しない構造になっている。これにより、雨水等が有孔蓋体215のケーブル孔361に直接浸入することを防ぐことができる。
器具3の裏壁15には当該裏壁15を貫通する貫通孔41,45等があり、当該貫通孔41,45から雨水等が入るおそれがある。しかしながら、器具3の裏壁15に対向する透光性カバー体209はカバー筒部293に貫通孔を有しておらず、透光性カバー体209の内部に雨水等が浸入することはない。
器具3の第1端部材33,35は、第1表壁59に欠け部61,63を有している。しかしながら、直管形ランプ5を装着した後に第1端部材33,35が第2端部材37,39により覆われるため、直管形ランプ5と第2端部材37,39の第2表壁73との間の隙間を小さくできる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態における器具3は、直管形ランプ5の両端の蓋体215,217が露出する状態で、直管形ランプ5を着脱自在に装着している。しかしながら、直管形ランプ5の蓋体215,217が隠れるようにしてもよい。蓋体を覆う器具を備える照明装置を第2の実施形態として、図31から図33を用いて以下説明する。
第2の実施形態に係る照明装置501は、直管形ランプ5と、当該直管形ランプ5の両端部を覆う状態で直管形ランプ5を着脱自在に装着する器具503とを有する。なお、照明装置501を構成する直管形ランプ5は第1の実施形態の直管形ランプ5と同じ構成であるため、ここでの説明は省略する。
1.器具
器具503は、器具本体505、器具側装着具13、支持部材20及びカバー体507を有する。器具側装着具13及び支持部材20は第1の実施形態に係る器具側装着具13及び支持部材20と同じ構成であるため、ここでの説明は省略する。
カバー体507は直管形ランプ5の長手方向の端部を長手方向に沿って覆い、直管形ランプ5の長手方向と同じ方向をカバー体507の長手方向とする。
(1)器具本体
器具本体505は、表側に開口509を有する長尺の箱状をしている。開口509を利用して直管形ランプ5の裏側部分が器具本体505の内部に挿入される。
器具本体505は、第1の実施形態の器具本体11に近い構造を有している。第1の実施形態の器具本体11と同じ構成については同じ名称及び符号を用い、その説明を省略する。
器具本体505は、裏壁15、一対の側壁17,19、一対の端壁511,513及び一対の表壁515,517を有している。一対の表壁515,517の間が開口509である。器具本体505は、第1の実施形態と同様に、器具本体部材519と、器具本体部材519の長手方向端部の開口を塞ぐ端部材521,523とから構成される。
端壁511,513は端部材521,523から構成される。端部材521,523は同じ構成であるため、端部材523について説明する。端部材523は端壁513の表側端から内側に延出する端側表壁525を有している。端側表壁525は、第1の実施形態と同様に、器具本体505の短手方向の略中央に大欠け部527、大欠け部527から短手方向に間隔を置いて形成された一対の小欠け部529を有している。大欠け部527は、端側表壁525における内側端から端壁511に向かって設けられ、端壁511の手前まで凹入している。端壁511と大欠け部527との間の残部は、後述のカバー体507の端側当接部558と当接する。また、大欠け部527を構成するため、大欠け部527に相当する部分が裏側へと折り返されており、この部分が端側被取付部563の取り付けられる端側取付部531となる。
表壁515,517は器具本体505の長手方向の中央に対してその両側が対象であるため、表壁515,517における長手方向であって端部材523が存在する側について説明する。
表壁515,517は、第1の実施形態と同様に、長手方向の端部に凹入部515c,517cを有し、この凹入部515c,517cに第1延伸部515a,517aと第2延伸部515b,517bとが設けられている。なお、第1延伸部515a,517a及び第2延伸部515b,517bは対向する表壁515,517に向かって延伸する。
表壁515,517は、凹入部515c,517cに対して長手方向の中央側に間隔をおいて短手方向に凹入する固定用凹入部515d,517dを有している。この固定用凹入部515d,517dと凹入部515c,517cとの間の部分は、後述のカバー体507の表側被取付部561が取り付けられる表側取付部515e,517eとなる。
(2)カバー体
カバー体507は器具本体505に付け外し可能に取り付けられる。器具本体505に直管形ランプ5が装着された状態でカバー体507が器具本体505に取り付けられると、直管形ランプ5の蓋体215,217及び器具本体505の端側表壁525がカバー体507により被覆される。これにより、蓋体215,217の凹入部371に雨水等が直接吹き込むのを防止できる。カバー体507により蓋体215,217の凹入部371、端側表壁525の欠け部527,529及び端側表壁525と表壁515の係合構造等が見えなくなり、照明装置501(直管形ランプ5の端部)の意匠性を高めることができる。
カバー体507は表被覆部551、端被覆部553、当接部及び取付部を有している。
表被覆部551は直管形ランプ5の外表面に対応した横断面形状を有している。ここでは、直管形ランプ5の端部の横断面における表面は円弧状をしており、表被覆部551も円弧状をしている。つまり、表被覆部551は板状をし、直管形ランプ5の長手方向と直交する断面が表側に膨出する円弧状をしている。端被覆部553は表被覆部551の長手方向の端部を塞ぐ。
当接部は器具本体505の開口509の周辺部の表面に当接する。ここでは、当接部は、一対の表壁515,517における長手方向の端部(表側取付部515e,517eの表面を含む。)に当接する表側当接部557と、端側表壁525に当接する端側当接部558との2種類ある。
表側当接部557は表被覆部551における端被覆部553と反対側に端部であって裏側端に設けられている。表側当接部557は端被覆部553と反対側に板状に延出する。板状の表側当接部557の幅(延出方向と直交する方向の寸法)は器具本体505の表壁515,517の幅と略一致している。
端側当接部558は端被覆部553における裏端面の略中央に設けられている。端側当接部558は内側(直管形ランプ5の長手方向の中央側)へ端側表壁525と平行に板状に延出する。
取付部は、器具本体505の表壁515,517の表側取付部515e,517eに取り付けられる表側被取付部561と、器具本体505の各端側表壁525の端側取付部531に取り付けられる端側被取付部563との少なくとも一方を有している。ここでは、取付部は表側被取付部561と端側被取付部563の両方を有している。
取付部は係合構造を利用している。表側被取付部561は表側当接部557の裏面から裏側へとL字状に延出する係止片により構成されている。端側被取付部536は端側当接部558の裏面から裏側へとL字状に延出する係止片により構成されている。なお、端被覆部553は端側被取付部563の両側に相当する位置に表側に延伸する溝565を有している。
カバー体507の器具本体505への取り付けについて説明する。
取り付けは、まず、カバー体507の長手方向とカバー体507の長手方向とを一致させて、表側被取付部561を器具本体505の表壁515,517の固定用凹入部515d,517dに挿入し、表側当接部557を器具本体505の表壁515,517に当接させる。
その後、カバー体507を器具本体505に当接させた状態で、カバー体507を器具本体505の長手方向の端へとスライドさせる。これにより、カバー体507の表側被取付部561が器具本体505の表側取付部515e,517eと係合し、カバー体507の端側被取付部563が器具本体505の端側取付部531と係合する。
この際、端側被取付部563の両側に溝565があるため、端側被取付部563が端側取付部531に係合する際に弾性変形してその係合を容易に行える。
なお、ここでは器具本体505は第1実施形態の第2端部材を備えていないが、第2端部材を備えてもよい。つまり、カバー体は第2端部材を覆うようにしてもよい。
<変形例>
1.器具
(1)器具本体
第1の実施形態での器具本体11は器具本体部材31と第1端部材33,35とが別体となった構造であり、第2の実施形態での器具本体505は器具本体部材519と端部材521,523とが別体となった構造であったが、器具本体は器具本体部材と第1端部材(端部材)とが一体になった構造であってもよいし、さらには、器具本体は、裏壁、側壁、端壁及び表壁がすべて別体となった構造であってもよい。
第1の実施形態の第1端部材33,35及び第2の実施形態の端部材521,523は、(第1)端壁21,23、511,513の裏側端縁を除く端縁から器具本体部材31,519の内面に沿って延伸する内嵌部を有していたが、内嵌部の代わりとして器具本体部材の外面に沿って延伸する外嵌部としてもよい。
第1の実施形態の第1端部材33,35は、第1端壁21,23の裏側端縁から器具本体部材31の外面に沿って延伸する第1裏壁53を有していたが、第1裏壁を器具本体部材の内面に沿って延伸する構成としてもよい。
第1の実施形態の第1端部材33,35は、第1端壁21,23の裏側端縁から器具本体部材31の外面に沿って延伸する第1裏壁53を有していたが、第1裏壁を器具本体部材の内面に沿って延伸する構成としてもよい。
器具の横断面形状は矩形状をしているが、例えば三角形状や台形状等の他の形状であってもよい。
(2)支持部材
実施形態の器具3,503は支持部材20を器具本体11,505の長手方向に間隔を置いて4個有していたが、器具本体11,505の長手方向の両側に配された器具側装着具13の近くにのみ(この場合は2個である)支持部材20を有してもよい。
支持部材20は、固定部101と当接部103と連結部105を有していればよく、他の形状であってもよい。
例えば、支持部材1001は、図34の(a)に示すように一対の連結部1003が表裏方向を裏側に移るに従って(固定部1005に近づくに従って)互いの間隔が近づくように傾斜してもよい。支持部材1011は、図34の(b)に示すように一対の連結部1013が返し部107の平坦部分117と反対側の端部と固定部1015とを連結するようにしてもよい。この場合、返し部107の延伸部分が連結部1013に併用される。
支持部材は2枚の矩形板により構成してもよい。支持部材1021は例えば図35の(a)に示すように2枚の矩形板1023を利用した2部材で構成してもよい。なお、支持部材の器具本体への取付作業を考慮すると一部材の方がよい。
実施形態では支持部材20と器具本体11,505とは別体であったが、支持部材と器具本体とが一体化されてもよい。この場合、支持部材は少なくとも当接部を有すればよく、器具本体は例えば図34の(b)に示すような横断面形状を有することで実施できる。
支持部材の当接部は少なくとも裏面当接部を有していればよく、支持部材1031は例えば図35の(b)に示すように裏面当接部1035のみを有する当接部1033を備えてもよい。
2.直管形ランプ
(1)筒体
実施形態での筒体203は矩形部231を有していたが、筒体は表面にLEDユニット205が配される平坦面245を有し、内部に電源ユニット207を収容できる筒部(231)を有していればよい。筒体1041は例えば図36の(a)に示すような横断面において下部が半矩形形状で上部が半円形状をする筒部1043を有してもよい。
筒体203は一対の延伸部233,235に固定溝267,269を有していたが他の部位に固定溝を有してもよい。例えば図36の(b)に示すように、筒体1051は矩形部1053に固定溝1055を有してよい。つまり、矩形部1053を構成する一対の短辺壁1057の外面に固定溝1055が設けられてもよい。この場合、蓋体215,217と筒体1051とを固定する第1ねじ部材が矩形部1053の内部に配された電源ユニット207と接触するのを防止できる。
実施形態では、一方の長辺壁(表側長辺壁)239は筒体203の横断面において他方の長辺壁237側へと凹入し、当該凹入部分247の両端から凹入部分247を塞ぐように張出片251,253が設けられていたが、張出片を有さずに接着剤等によりLEDユニット205を一方の長辺壁(表側長辺壁239)に固定してもよい。
また、一方の長辺壁(表側長辺壁)は凹入しなくてもよい。例えば図36の(b)に示すように筒体1051の横断面において短辺壁1057側の両端部に、一方の長辺壁1059と間隔をおいて平行に張り出す張出片1061を設けてもよいし、張出片を設けずに一方の長辺壁1059に直接LEDユニット205を接着剤やねじ部材等により固定してもよい。
実施形態の筒体203はLEDユニット205と電源ユニット207とを搭載するベース部材として機能している。ベース部材の機能にのみ着目すると、ベース部材は筒部を有しなくてもよく、例えば長尺平板部材によりベース部材を構成し、長尺平板部材の表面にLEDユニットを配し、長尺平板部材の裏面に電源ユニットを配してもよい。
(2)LEDユニット
実施形態ではLEDユニット205は複数個のLED273を長手方向に等間隔で2列有していたが、例えば、1列で有してもよいし、3列以上で有してもよい。また、実装基板の短手方向に並列するLEDを一列状に有してもよいし、千鳥状に有してもよい。実施形態ではLEDユニット205は1つの実装基板271を有していたが、複数の実装基板を接続して構成してもよい。また、LED273の光色は白色で1種類であったが、他の光色は発光するLEDを備えてもよいし、光色が異なる複数種類のLEDを備えてもよい。
(3)電源ユニット
実施形態の電源ユニット207はLEDユニット205が配される平坦面245を構成する表側長辺壁239の裏面に配されていたが、例えば平坦面を構成する壁以外の壁(例えば、他方の長辺壁である。)に固定されてもよい。
実施形態では電源ユニット207は1つの回路基板281を有していたが、2枚の回路基板を筒体の長手方向の両側に配するようにしてもよい。例えば、商用電力を直流に変換する回路と、LEDに供給する直流電力に変換する回路とを別々の回路基板で構成してもよい。
また、実施形態の直管形ランプ5は透光性カバー体209の内部に電源ユニット207を有していたが、電源ユニットを有しない直管形ランプであってもよい。この場合、電源ユニットを器具本体に設けることで照明装置が構成される。
(4)透光性カバー体
実施形態のカバー筒部293は表側拡がりの台形状に似た横断面形状を有していたが、横断面形状が三角形、矩形状、半円状等の他の形状であってもよい。
透光性カバー体209は2本のリブ295を有していたが、3本以上のリブを有してもよい。さらには、複数本のリブ同士を連結してもよい。
(5)位置決め部材
実施形態の板状部301,303は透光性カバー体209の横断面における内周形状に対応した形状を有している。しかしながら、板状部は透光性カバー体209と嵌合できればよく、外周面の全領域が透光性カバー体209の内周面に当接しなくてもよい。但し、密閉性を考慮すると板状部の外周面のすべての領域が透光性カバー体209の内周面に設計上当接するのが好ましい。
実施形態では板状部301,303と透光性カバー体209との間にパッキンを設けていないが、パッキンを設けてもよい。これにより筒体のシール性をより一層高めることができる。
実施形態の筒状部305,307は筒体203の矩形部(筒部)231の内周形状に対応した形状を有している。しかしながら、筒状部は筒体の矩形部(筒部)と嵌合できればよい。例えば、筒状部の代わりに、筒体の矩形部の内面に当接する4つの板状壁を各辺に対応して有する嵌合部としてもよい。なお、筒体の長手方向を回転軸とする回転を規制するため嵌合する部分の形状は非円形状をしていることが好ましい。
回路基板281を固定する固定手段は、回路基板281の固定孔285に表から凸部343が進入する長手方向固定手段337と、回路基板281の裏側を張出部347により当接する厚み方向固定手段339とで構成していたが、他の構成であってもよい。
他の固定手段としては、例えば、筒状部の表壁で回路基板を表側から支持して、凸部が裏側から進入するような構成であってもよい。
回路基板281の厚み方向からの凸部343の係合を回路基板の端面への係合としてもよい。例えば、回路基板の長手方向に平行な端面に切欠きを設け、筒状部の一対の側壁内面に設けられた係合凸部により係合するようにしてもよい。
実施形態の無孔側位置決め部材213は、筒状部307の周壁により囲まれた領域と筒状部307の周壁に囲まれていない領域とに跨がる貫通孔319を有していたが、例えば、回路基板と板状部との間及び板状部と筒体の端面との間に隙間を設け、この隙間部分に貫通孔を設けてもよい。これにより内ケーブルを板状部の外部に導出させることなく、電源ユニット207とLEDユニット205とを接続できる。
実施形態の有孔側位置決め部材211は、外ケーブルを挿通するための貫通孔317を有していたが、この貫通孔317にパッキンコードを嵌合させてもよい。これにより外ケーブルに関係する部位での密閉性を向上させることができる。
実施形態では、位置決め部材は筒体と嵌合する筒状部を有していたが、LEDユニットと電源ユニットの少なくともLEDユニットを搭載するベース部材として長尺板状部材が利用される場合、位置決め部材は筒状部を有しなくてもよい。この場合、長尺板状部材の端部を略垂直に屈曲させ、当該屈曲部を位置決め部材の板状部に当接させてねじ部材等で固定すれば実施できる。
(6)蓋体
実施形態での挿入溝375の凸部377は内周面379に設けられていたが、例えば、図37の(a)に示すように挿入溝1071の外周面1073に凸部1075を設けてもよいし、図37の(b)に示すように挿入溝1081の外周面1083と内周面1085とに凸部1087,1089を設けてもよい。
また、実施形態の凸部377は内周面379に1個設けられていたが、内周面及び外周面の少なくとも一方に複数個有してもよい。
蓋体215,217の凹入部371はそのまま露出した状態であるが、例えば、シール目的に栓体を嵌合させてもよいし、樹脂材料で埋めてもよいし、さらには、凹入部371の内部におけるねじ部材だけを樹脂材料で埋めてもよい。
実施形態の平板部363,365の外側の面は、嵌合部367における外側の面よりも凹んだ状態となっている。しかしながら、板状部と嵌合部における外側の面を面一状にしてもよいし、平板部が嵌合部よりも外側に位置するようにしてもよい。
蓋体215,217の挿入溝375は当該挿入溝375を構成する内周面379に凸部377を有し、挿入溝375の内周面379と透光性カバー体209との間に内パッキン221が配されていたが、挿入溝の内周面と透光性カバー体との間に内パッキンが配されていなくてもよい。この場合、図38に示すように位置決め部材1091の外周面1093と透光性カバー体209の内周面209aとの間に内パッキンに相当するパッキン1095を配すればよい。
(7)パッキン
実施形態での外パッキン219及び内パッキン221はゴム材料により構成されていたが、例えば、シールテープで構成してもよい。この場合、蓋体の挿入溝の内周面にシールテープを巻き付け、透光性カバー体の外周面にシールテープを巻き付け、透光性カバー体の端部を挿入溝に挿入することで実施できる。
実施形態ではパッキンは外パッキン219と内パッキン221を別体として2個有していたが、凸部の位置によっては図39に示すようにパッキン1101を1個で構成してもよい。
凸部1103は蓋体1105の挿入溝1107内の開口側の外周壁1108に設けられている。パッキン1101は、透光性カバー体1111の端部外周面1113と挿入溝1107を構成する外周面1109との間に配される外周部1115と、透光性カバー体1111の端部内周面1117と挿入溝1107を構成する内周面1119との間に配される内周部1121と、透光性カバー体1111の端面1123と挿入溝1107を構成する底面1125との間に配され且つ外周部1115と内周部1121とを連結する連結部1127とを有している。パッキン1101は内周部1121における連結部1127と反対側端部に蓋体1105の外部に張り出す内鍔部1129を有してもよい。
(8)蓋体と位置決め部材
実施形態では、蓋体211,213と位置決め部材215,217とが別部材で構成されていたが、蓋体と位置決め部材とを一部材となるように構成してもよい。
1 照明装置
3 器具
5 直管形ランプ
11 器具本体
13 装着具
14 開口
15 裏壁
17 側壁
19 側壁
21 第1端壁
23 第1端壁
25 表壁
25a 第1延伸部
25b 第2延伸部
27 表壁
27a 第1延伸部
27b 第2延伸部
33 第1端部材
35 第1端部材
37 被覆部(第2端部材)
39 被覆部(第2端部材)
51 第1端壁
53 第1裏壁
55 第1表壁
61 欠け部

Claims (6)

  1. 長手方向端部に凸部を有する直管形ランプと、
    前記直管形ランプの裏側を収容する状態で前記直管形ランプを着脱自在に装着する長尺箱状の器具とを備え、
    前記器具は、
    前記直管形ランプの表側からの投影形状に対応した開口を表側に有する長尺箱状の器具本体と、
    前記器具本体の裏壁に配され且つ前記直管形ランプを着脱自在に装着する装着具と、
    前記開口の一部を構成し且つ前記直管形ランプの凸部に対応する欠け部を表側から覆う被覆部と
    を有する
    照明装置。
  2. 前記器具本体は、
    長尺矩形状の前記裏壁と、前記裏壁の長手方向に沿って配された一対の側壁とを少なくとも有する器具本体部材と、
    前記裏壁の短手方向に沿って配される一対の第1端壁と、当該第1端壁の表側端から対向する前記第1端壁に向かって延伸し且つ前記欠け部を有する板状の第1表壁とを有する第1端部材と
    を有し、
    前記被覆部は、前記第1端壁を外側から覆う第2端壁と、前記欠け部を含めた前記第1表壁を表側から覆う第2表壁とを有する第2端部材により構成されている
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記器具本体部材は、前記一対の側壁の表側端のそれぞれから他方の側壁に向けて延伸する一対の表壁を有し、
    前記第1端部材の第1表壁における前記器具本体部材の短手方向の端部は前記器具本体部材の表壁の裏面に当接する
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記第1端部材の第1表壁は、他方の前記第1端部材側の端から当該第1端部材の第1端壁に向かって延伸し且つ当該第1端壁に達しない溝を、前記器具本体部材の短手方向の両端から内側に入った部位に有し、
    前記器具本体部材は、当該器具本体部材の表壁における長手方向の両端部に、前記器具本体部材の他方の表壁に向かって延伸し且つ前記第1端部材の前記第1表壁の表面に当接する第1延伸部と、前記器具本体部材の他方の表壁に向かって延伸し且つ前記第1端部材の溝が存在する位置で裏側へと折り返されて前記第1端部材の前記第1表壁の裏面に当接する第2延伸部とを有する
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記器具本体は、
    長尺矩形状の前記裏壁と、前記裏壁の長手方向に沿って配された一対の側壁と、前記一対の側壁の表側端のそれぞれから他方の側壁に向けて延伸する一対の表壁とを有する器具本体部材と、
    前記裏壁の短手方向に沿って配される一対の端壁と、当該端壁の表側端から対向する他方の端壁に向かって延伸し且つ前記欠け部を有する板状の表壁とを有する端部材と
    を有し、
    前記被覆部は、前記直管形ランプの長手方向の端部及び前記端部材の表壁における少なくとも前記欠け部を含む領域とを覆い且つ前記長手方向と直交する断面が円弧状に表側に膨出する表被覆部と、前記表被覆部の長手方向であって外側端を塞ぐ端被覆部とを有するカバー体により構成され、
    前記カバー体が前記器具本体に取り付けられている
    請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記カバー体は、前記器具本体の表壁に当接する当接部と、前記器具本体の表壁に係合する係合部とを有する
    請求項5に記載の照明装置。
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