JP2017032063A - 油圧回路及びその制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧が供給される被供給部3と、高油圧が供給される無段変速機Tとに対し、油圧を供給する油圧回路の制御装置は、通常走行中の車両がアイドリングストップしてコースティングダウンの状態となる際には、クラッチCを開放し、被供給部3には第1圧力制御弁11の制御によって連通した第10油路R10を介して作動油が供給されるよう制御する。したがって、内燃機関ENGが停止した際にも被供給部3を適切に潤滑することができ、コースティングダウン時においてもアイドリングストップを行うことができる。
【選択図】図8
Description
油圧が供給される被供給部(例えば、後述の実施形態での被供給部3)と、前記油圧よりも油圧の高い高油圧が供給される油圧作動部(例えば、後述の実施形態での油圧作動部2)とに対し、油圧を供給する油圧回路(例えば、後述の実施形態での油圧回路1)であって、
前記油圧作動部は、前記高油圧が供給されることで幅を変更可能な入力側プーリ(例えば、後述の実施形態での入力側プーリDr)及び出力側プーリ(例えば、後述の実施形態での出力側プーリDn)を有し、変速比を無段階に調整可能なベルト式の無段変速機(例えば、後述の実施形態での無段変速機T)と、
油圧の供給に応じて動力伝達経路を断接する断接機構(例えば、後述の実施形態でのクラッチC)と、を有し、
前記油圧回路は、
車両が走行するための駆動力を出力する駆動源(例えば、後述の実施形態での内燃機関ENG)によって駆動される機械式オイルポンプ(例えば、後述の実施形態での大容量オイルポンプPb)と、
電動機(例えば、後述の実施形態での電動機MOT)によって駆動され前記機械式オイルポンプよりも小容量のオイルポンプであって、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を更に加圧して前記油圧作動部に供給する電動オイルポンプ(例えば、後述の実施形態での小容量オイルポンプPs)と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を、前記電動オイルポンプに供給する第1流路(例えば、後述の実施形態での第1流路L1)と、
前記電動オイルポンプから供給された油圧を、前記油圧作動部に供給する第2流路(例えば、後述の実施形態での第2流路L2)と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記電動オイルポンプを介さずに、前記油圧作動部に供給する第3流路(例えば、後述の実施形態での第3流路L3)と、
前記第2流路及び前記第3流路に接続され、前記機械式オイルポンプ又は前記電動オイルポンプから供給された油圧を前記断接機構に供給する第4流路(例えば、後述の実施形態での第11油路R11、第13油路R13)と、
前記第4流路に接続されるとともに、前記被供給部に接続される第5流路(例えば、後述の実施形態での第10油路R10)と、
前記機械式オイルポンプと前記第1流路との間に設けられたライン圧調整弁(例えば、後述の実施形態での第9圧力制御弁30)と、
前記第2流路又は前記第3流路のライン圧を受けて、作動油を前記入力側プーリに給排する制御を行う第1シフト制御弁(例えば、後述の実施形態での第6圧力制御弁16)と、
前記第2流路又は前記第3流路の前記ライン圧を受けて、作動油を前記出力側プーリに給排する制御を行う第2シフト制御弁(例えば、後述の実施形態での第7圧力制御弁17)と、を備え、
前記ライン圧調整弁は、
スプール(例えば、後述の実施形態での第1スプール31、第2スプール32)と、
前記機械式オイルポンプからの油圧が供給される第1ポート(例えば、後述の実施形態での第1ポート30a)と、
前記第1ポートと常に連通し、前記第1流路に接続される第2ポート(例えば、後述の実施形態での第2ポート30b)と、
潤滑油路(例えば、後述の実施形態での第12油路R12)を介して前記被供給部に接続される第3ポート(例えば、後述の実施形態での第3ポート30c)と、を備え、
前記機械式オイルポンプの作動時に前記第1ポート及び前記第2ポートを前記第3ポートに連通させて、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記潤滑油路を介して前記被供給部に供給可能に構成され、
前記第5流路には、前記第5流路と前記被供給部との連通を制御可能な第1電磁弁(例えば、後述の実施形態での第1圧力制御弁11)が設けられている。
油圧が供給される被供給部(例えば、後述の実施形態での被供給部3)と、前記油圧よりも油圧の高い高油圧が供給される油圧作動部(例えば、後述の実施形態での油圧作動部2)とに対し、油圧を供給する油圧回路(例えば、後述の実施形態での油圧回路1)の制御装置(例えば、後述の実施形態でのマネジメントECU125)であって、
前記油圧作動部は、前記高油圧が供給されることで幅を変更可能な入力側プーリ(例えば、後述の実施形態での入力側プーリDr)及び出力側プーリ(例えば、後述の実施形態での出力側プーリDn)を有し、変速比を無段階に調整可能なベルト式の無段変速機(例えば、後述の実施形態での無段変速機T)と、
油圧の供給に応じて動力伝達経路を断接する断接機構(例えば、後述の実施形態でのクラッチC)と、を有し、
前記油圧回路は、
車両が走行するための駆動力を出力する駆動源(例えば、後述の実施形態での内燃機関ENG)によって駆動される機械式オイルポンプ(例えば、後述の実施形態での大容量オイルポンプPb)と、
電動機(例えば、後述の実施形態での電動機MOT)によって駆動され前記機械式オイルポンプよりも小容量のオイルポンプであって、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を更に加圧して前記油圧作動部に供給する電動オイルポンプ(例えば、後述の実施形態での小容量オイルポンプPs)と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を、前記電動オイルポンプに供給する第1流路(例えば、後述の実施形態での第1流路L1)と、
前記電動オイルポンプから供給された油圧を、前記油圧作動部に供給する第2流路(例えば、後述の実施形態での第2流路L2)と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記電動オイルポンプを介さずに、前記油圧作動部に供給する第3流路(例えば、後述の実施形態での第3流路L3)と、
前記第2流路及び前記第3流路に接続され、前記機械式オイルポンプ又は前記電動オイルポンプから供給された油圧を前記断接機構に供給する第4流路(例えば、後述の実施形態での第11油路R11、第13油路R13)と、
前記第4流路に接続されるとともに、前記被供給部に接続される第5流路(例えば、後述の実施形態での第10油路R10)と、
前記機械式オイルポンプと前記第1流路との間に設けられたライン圧調整弁(例えば、後述の実施形態での第9圧力制御弁30)と、
前記第2流路又は前記第3流路のライン圧を受けて、作動油を前記入力側プーリに給排する制御を行う第1シフト制御弁(例えば、後述の実施形態での第6圧力制御弁16)と、
前記第2流路又は前記第3流路の前記ライン圧を受けて、作動油を前記出力側プーリに給排する制御を行う第2シフト制御弁(例えば、後述の実施形態での第7圧力制御弁17)と、を備え、
前記ライン圧調整弁は、
スプール(例えば、後述の実施形態での第1スプール31、第2スプール32)と、
前記機械式オイルポンプからの油圧が供給される第1ポート(例えば、後述の実施形態での第1ポート30a)と、
前記第1ポートと常に連通し、前記第1流路に接続される第2ポート(例えば、後述の実施形態での第2ポート30b)と、
潤滑油路(例えば、後述の実施形態での第12油路R12)を介して前記被供給部に接続される第3ポート(例えば、後述の実施形態での第3ポート30c)と、を備え、
前記機械式オイルポンプの作動時に前記第1ポート及び前記第2ポートを前記第3ポートに連通させて、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記潤滑油路を介して前記被供給部に供給可能に構成され、
前記第5流路には、前記第5流路と前記被供給部との連通を制御可能な第1電磁弁(例えば、後述の実施形態での第1圧力制御弁11)が設けられ、
前記制御装置は、前記駆動源の作動は停止しているが前記車両が走行しているとき、前記断接機構を開放状態とし、且つ、前記被供給部には前記第1電磁弁によって連通した前記第5流路を介して油圧が供給されるよう制御する。
前記制御装置は、前記車両が走行中に前記駆動源の作動を停止するとき、前記断接機構を開放した後、前記第5流路と前記被供給部とが連通するよう前記第1電磁弁を制御する。
前記制御装置は、前記駆動源の作動が停止した状態で前記車両が走行しているときにアクセルペダルが踏まれると、前記第1電磁弁を制御して前記第5流路と前記被供給部との連通を絶った後、前記断接機構を締結する。
前記制御装置は、前記駆動源の作動が停止した状態で前記車両が走行しているときにブレーキペダルが踏まれると、前記第5流路と前記被供給部との連通を絶つよう前記第1電磁弁を制御するとき又は前記第1電磁弁を制御して前記連通を絶った後、前記断接機構を締結する。
前記制御装置は、前記断接機構を締結した状態で、前記車両の駆動輪(例えば、後述の実施形態での駆動輪129)からの駆動力によって発電機(例えば、後述の実施形態での発電機GEN)で発電する。
図2を参照して、油圧回路1の概要について説明する。
τ=ΔP・V/2π ・・・(1)
で与えられる。
図3を参照して、油圧作動部2に供給するオイルの流量(以下、「高圧流量」という。横軸)Lと油圧回路1の仕事率Pw(縦軸)について説明する。図3は、大容量オイルポンプPbのみを駆動したときの、供給する高圧流量Lの変化に対する、油圧回路1の仕事率(以下、「1ポンプ仕事率」という)Pwbの変化と、大容量オイルポンプPb及び小容量オイルポンプPsの両ポンプを駆動したときの、供給する高圧流量の変化に対する、油圧回路1の仕事率(以下、「2ポンプ仕事率」という)Pwsの変化とを示している。
次に、図4を参照して、図2を参照して説明した油圧回路1の詳細な構成について説明する。
次に、油圧回路1の作動を、該油圧回路1が搭載された車両の状態(「通常走行時」、「急変速時」及び「コースティングダウン時」)毎に説明する。
図6を参照して、通常走行時における油圧回路1の作動について説明する。通常走行時においては、内燃機関ENGは作動しており、大容量オイルポンプPbは内燃機関ENGによって駆動されている。小容量オイルポンプPsは、第9圧力制御弁30を介して大容量オイルポンプPbから供給されたオイルを加圧して、第5油路R5に高油圧を出力する。また、第9圧力制御弁30の第1スプール31は、第1ポート30a及び第2ポート30bと第3ポート30cとが連通するように制御されるとともに、圧力制御弁11は非通電とされている。このため、通常走行時には、「オイルタンク40→大容量オイルポンプPb→第1油路R1→第9圧力制御弁30→第2油路R2→第3油路R3→小容量オイルポンプPs→第5油路R5→第6油路R6,第7油路R7」の経路で高油圧を供給し、「オイルタンク40→大容量オイルポンプPb→第1油路R1→第9圧力制御弁30→第12油路R12」の経路で低油圧を被供給部3に供給する。
図7を参照して、急変速時における油圧回路1の作動について説明する。急変速時においては、無段変速機Tの変速比を急激に変化させる必要があり、入力側プーリDr及び出力側プーリDnの何れかに供給するオイルの流量が非常に多く、高圧流量Lが所定流量αより多くなる。従って、小容量オイルポンプPsの作動を停止し、大容量オイルポンプPbのみを作動させる。また、第9圧力制御弁30の第1スプール31は、第1ポート30a及び第2ポート30bと第3ポート30cとが連通するように制御されるとともに、第1圧力制御弁11は非通電とされている。このため、急変速時には、「オイルタンク→大容量オイルポンプPb→第1油路R1→第9圧力制御弁30→第2油路R2→第4油路R4→第7油路R7」の経路で、入力側プーリDr又は出力側プーリDnに高油圧を供給し、「オイルタンク40→大容量オイルポンプPb→第1油路R1→第9圧力制御弁30→第12油路R12」の経路で低油圧を被供給部3に供給する。このように、急変速時には、小容量オイルポンプPsの作動を停止し、大容量オイルポンプPbのみを作動させるため、油圧回路1のエネルギー効率を向上できる。
図8を参照して、アイドリングストップしたコースティングダウン時における油圧回路1の作動について説明する。アイドリングストップしたコースティングダウン時には、内燃機関ENGの駆動は停止されクラッチCが切られるために回転数Neが0となる。このため、大容量オイルポンプPbは作動しない。したがって、小容量オイルポンプPsは、オイルタンク40から汲み上げたオイルを加圧して、第5油路R5に高油圧を出力する。また、大容量オイルポンプPbは停止しているため、第12油路R12を介して被供給部3に作動油を供給することはできないものの、第1圧力制御弁11が通電されており、第10油路R10を介して被供給部3に作動油が供給されている。このため、コースティングダウン時には、「オイルタンク40→第2逆止弁42→第3油路R3→小容量オイルポンプPs→第5油路R5→第6油路R6,第7油路R7」の経路で高油圧を供給し、「オイルタンク40→第2逆止弁42→第3油路R3→小容量オイルポンプPs→第5油路R5→第6油路R6→第10油路R10(第1圧力制御弁11)」の経路で低油圧を被供給部3に供給する。
次に、通常走行の車両がコースティングダウンに移行した後、アクセルペダル又はブレーキペダルが踏まれたため再び通常走行を行う際の油圧回路1の制御について説明する。
図9は、通常走行の車両がコースティングダウンの状態でアイドリングストップした後、アクセルペダルが踏まれたため再び通常走行を行う際に制御される内燃機関ENG、油圧回路1及びクラッチCの経時変化を示す図である。図9に示すように、アイドリングストップが行われる前の通常走行中の時間taにAP開度が0に低下すると、マネジメントECU125は、油圧回路1が有するノーマルクローズ形式の第3圧力制御弁13への通電を停止して第13油路R13から方向制御弁21への油圧を0まで低減することにより、クラッチCを開放する。次に、マネジメントECU125は、時間taから所定時間経過後の時間tbに、油圧回路1が有するノーマルクローズ形式の第1圧力制御弁11への通電を開始することにより、第10油路R10が連通して小容量オイルポンプPsからの作動油が被供給部3へ供給される。次に、マネジメントECU125は、時間tbから所定時間経過後の時間tcに内燃機関ENGの駆動を停止することで、車両はコースティングダウンの状態となる。
図10は、通常走行の車両がアイドリングストップしてコースティングダウンの状態となった後、ブレーキペダルが踏まれたため再び通常走行を行う際に制御される内燃機関ENG、油圧回路1及びクラッチCの経時変化を示す図である。図10に示すように、通常走行からコースティングダウンに変わる際の制御は、図9に示した場合と同様である。図10に示した場合では、コースティングダウン中の時間td2にブレーキペダルが踏まれたためにBRK踏力が正の値になると、マネジメントECU125は、ノーマルクローズ形式の第1圧力制御弁11への通電量を徐々に下げて第10油路R10と被供給部3との連通を徐々に絶って、小容量オイルポンプPsから被供給部3へのオイルの供給を徐々に減らす。次に、マネジメントECU125は、時間td2から所定時間経過後の時間te2に、ノーマルクローズ形式の第3圧力制御弁13への通電を再開して方向制御弁21への油圧を徐々に上げていくことによりクラッチCを締結する。その結果、内燃機関ENGは駆動輪129の回転に応じて連れ回される。なお、時間td2の処理と時間te2の処理は同時であっても良い。また、図11に示すように、内燃機関ENGと同軸に発電機GENが設けられている場合、時間te2以降には駆動輪129からの駆動力によって発電機GENが発電することで回生エネルギーを得ることができる。
2 油圧作動部
3 被供給部
11 第1圧力制御弁
12 第2圧力制御弁
13a 第1電磁バルブ
13b 第2電磁バルブ
14 第4圧力制御弁
15 第5圧力制御弁
16 第6圧力制御弁
17 第7圧力制御弁
21 方向制御弁
30 第9圧力制御弁
30a 第1ポート
30b 第2ポート
30c 第3ポート
30d 第4ポート
30e 第5ポート
30f 第6ポート
30g 第7ポート
31 第1スプール
32 第2スプール
33 第1弾性部材
34 第2弾性部材
40 オイルタンク
121 車速センサ
123 回転数センサ
125 マネジメントECU(MG ECU)
127 駆動軸
129 駆動輪
C クラッチ
Dr 出力側プーリ
Dv 入力側プーリ
ENG 内燃機関
L1 第1流路
L2 第2流路
Pb 大容量オイルポンプ
Ps 小容量オイルポンプ
R1 第1油路
R2 第2油路
R3 第3油路
R4 第4油路
R5 第5油路
R6 第6油路
R7 第7油路
R8 第8油路
R9 第9油路
R10 第10油路
R11 第11油路
R12 第12油路
R13 第13油路
R14 第14油路
R15 第15油路
R16 第16油路
T 無段変速機
Claims (6)
- 油圧が供給される被供給部と、前記油圧よりも油圧の高い高油圧が供給される油圧作動部とに対し、油圧を供給する油圧回路であって、
前記油圧作動部は、前記高油圧が供給されることで幅を変更可能な入力側プーリ及び出力側プーリを有し、変速比を無段階に調整可能なベルト式の無段変速機と、油圧の供給に応じて動力伝達経路を断接する断接機構と、を有し、
前記油圧回路は、
車両が走行するための駆動力を出力する駆動源によって駆動される機械式オイルポンプと、
電動機によって駆動され前記機械式オイルポンプよりも小容量のオイルポンプであって、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を更に加圧して前記油圧作動部に供給する電動オイルポンプと、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を、前記電動オイルポンプに供給する第1流路と、
前記電動オイルポンプから供給された油圧を、前記油圧作動部に供給する第2流路と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記電動オイルポンプを介さずに、前記油圧作動部に供給する第3流路と、
前記第2流路及び前記第3流路に接続され、前記機械式オイルポンプ又は前記電動オイルポンプから供給された油圧を前記断接機構に供給する第4流路と、
前記第4流路に接続されるとともに、前記被供給部に接続される第5流路と、
前記機械式オイルポンプと前記第1流路との間に設けられたライン圧調整弁と、
前記第2流路又は前記第3流路のライン圧を受けて、作動油を前記入力側プーリに給排する制御を行う第1シフト制御弁と、
前記第2流路又は前記第3流路の前記ライン圧を受けて、作動油を前記出力側プーリに給排する制御を行う第2シフト制御弁と、を備え、
前記ライン圧調整弁は、
スプールと、
前記機械式オイルポンプからの油圧が供給される第1ポートと、
前記第1ポートと常に連通し、前記第1流路に接続される第2ポートと、
潤滑油路を介して前記被供給部に接続される第3ポートと、を備え、
前記機械式オイルポンプの作動時に前記第1ポート及び前記第2ポートを前記第3ポートに連通させて、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記潤滑油路を介して前記被供給部に供給可能に構成され、
前記第5流路には、前記第5流路と前記被供給部との連通を制御可能な第1電磁弁が設けられた、油圧回路。 - 油圧が供給される被供給部と、前記油圧よりも油圧の高い高油圧が供給される油圧作動部とに対し、油圧を供給する油圧回路の制御装置であって、
前記油圧作動部は、前記高油圧が供給されることで幅を変更可能な入力側プーリ及び出力側プーリを有し、変速比を無段階に調整可能なベルト式の無段変速機と、
油圧の供給に応じて動力伝達経路を断接する断接機構と、を有し、
前記油圧回路は、
車両が走行するための駆動力を出力する駆動源によって駆動される機械式オイルポンプと、
電動機によって駆動され前記機械式オイルポンプよりも小容量のオイルポンプであって、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を更に加圧して前記油圧作動部に供給する電動オイルポンプと、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を、前記電動オイルポンプに供給する第1流路と、
前記電動オイルポンプから供給された油圧を、前記油圧作動部に供給する第2流路と、
前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記電動オイルポンプを介さずに、前記油圧作動部に供給する第3流路と、
前記第2流路及び前記第3流路に接続され、前記機械式オイルポンプ又は前記電動オイルポンプから供給された油圧を前記断接機構に供給する第4流路と、
前記第4流路に接続されるとともに、前記被供給部に接続される第5流路と、
前記機械式オイルポンプと前記第1流路との間に設けられたライン圧調整弁と、
前記第2流路又は前記第3流路のライン圧を受けて、作動油を前記入力側プーリに給排する制御を行う第1シフト制御弁と、
前記第2流路又は前記第3流路の前記ライン圧を受けて、作動油を前記出力側プーリに給排する制御を行う第2シフト制御弁と、を備え、
前記ライン圧調整弁は、
スプールと、
前記機械式オイルポンプからの油圧が供給される第1ポートと、
前記第1ポートと常に連通し、前記第1流路に接続される第2ポートと、
潤滑油路を介して前記被供給部に接続される第3ポートと、を備え、
前記機械式オイルポンプの作動時に前記第1ポート及び前記第2ポートを前記第3ポートに連通させて、前記機械式オイルポンプから供給された油圧を前記潤滑油路を介して前記被供給部に供給可能に構成され、
前記第5流路には、前記第5流路と前記被供給部との連通を制御可能な第1電磁弁が設けられ、
前記制御装置は、前記駆動源の作動は停止しているが前記車両が走行しているとき、前記断接機構を開放状態とし、且つ、前記被供給部には前記第1電磁弁によって連通した前記第5流路を介して油圧が供給されるよう制御する、油圧回路の制御装置。 - 請求項2に記載の油圧回路の制御装置であって、
前記制御装置は、前記車両が走行中に前記駆動源の駆動を停止するとき、前記断接機構を開放した後、前記第4流路と前記第5流路とが連通するよう前記第1電磁弁を制御する、油圧回路の制御装置。 - 請求項2又は3に記載の油圧回路の制御装置であって、
前記制御装置は、前記駆動源の作動が停止した状態で前記車両が走行しているときにアクセルペダルが踏まれると、前記第1電磁弁を制御して前記第4流路と前記第5流路との連通を絶った後、前記断接機構を締結する、油圧回路の制御装置。 - 請求項2又は3に記載の油圧回路の制御装置であって、
前記制御装置は、前記駆動源の作動が停止した状態で前記車両が走行しているときにブレーキペダルが踏まれると、前記第4流路と前記第5流路との連通を絶つよう前記第1電磁弁を制御するとき又は前記第1電磁弁を制御して前記連通を絶った後、前記断接機構を締結する、油圧回路の制御装置。 - 請求項5に記載の油圧回路の制御装置であって、
前記断接機構を締結した状態で、前記車両の駆動輪からの駆動力によって発電機が発電する、油圧回路の制御装置。
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