JP2017013297A - Ball point pen - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ボールペンに関する。 The present invention relates to a ballpoint pen.
従来この種のボールペンにおいて、例えば、特許文献1には、ボールペンチップが、直円筒状の小径部と、直円筒状の大径部と、前記小径部と大径部とを接続するテーパ部とを有する金属製パイプからなり、前記小径部の前端部に、前端縁部とボール受け座用の複数の内方突起とが塑性加工により形成され、前端縁部と内方突起とによりボールが回転可能に抱持される構成が開示されている。さらに、特許文献1には、前記ボールペンチップが圧入固着された合成樹脂製のホルダーと、前記ボールを前方に付勢するスプリングが開示されている。
Conventionally, in this type of ballpoint pen, for example,
また、特許文献2には、チップ本体のタンク接続部にカシメ部を設け、該カシメ部が、タンク接続部の内面においてスプリングの後端を係止するバネ係止凸部と、その外面において液タンクの内面を係止するタンク係止凹部とを有する構成が開示されている。
In
また、特許文献3には、チップ部の先端にボールが設けられたボールペンチップにおいて、前記チップ部は、先端に前記ボールが配置されると共に、前記チップ部の軸線方向に延在する第1のインク流動孔と、前記第1のインク流動孔より大きな径で前記軸線方向に延在する第2のインク流動孔とを有し、前記第1のインク流動孔内には、前記ボールを付勢する螺旋バネが配置され、前記螺旋バネの後端は、前記第1のインク流動孔内で支持される構成が開示されている。
Further, in
前記特許文献1のボールペンは、合成樹脂製のホルダーを介してボールペンチップとインキ収容筒が接続されている。そのため、ボールペンチップとホルダー、及びホルダーとインキ収容筒の組立工程が必要である。また、前記特許文献1のボールペンは、ボールペンチップとホルダーとの間、及びホルダーとインキ収容筒との間で、組立不良によるインキ漏出が発生するおそれがある。また、前記特許文献1のボールペンは、使用後に廃棄する際、ボールペンチップ、ホルダー、インキ収容筒、及びスプリングを分解し、金属材料と合成樹脂材料とに分別して廃棄する必要があり、分解分別作業が手間である。また、前記特許文献1のボールペンは、長期保管すると、合成樹脂製部材(例えばホルダー、インキ収容筒)の側壁をインキ溶媒蒸気や空気が透過し、インキ蒸発やインキ中に気泡の発生により、筆記不能となるおそれがある。
In the ballpoint pen of
特許文献2は、カシメ部を形成する際、チップ本体のタンク接続部の外面に不用意に傷が付くことがあり、それによりチップ本体とタンクとの組立不良が生じ、タンクと接続部との間からインキを漏出させるおそれがある。また、カシメ部の形成工程において、チップ本体のタンク接続部の外面に傷を付けないようにする工程管理が必要となる。
In
特許文献3は、螺旋バネの後端が第1のインク流動孔内で支持されるため、螺旋バネが微細なものとなり、螺旋バネの製造が及び組立作業が困難となり、製造コストが上昇する。
In
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、簡易な組立工程により製造コストを安価に抑えるとともに、組立不良によるインキ漏出のおそれがなく、さらに長期保管でも筆記不能となるおそれがなく、しかも使用後の分別廃棄が容易となるボールペンを提供しようとするものである。 The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and keeps the manufacturing cost low by a simple assembly process, there is no risk of ink leakage due to defective assembly, and there is no possibility of being unable to write even after long-term storage. In addition, an object of the present invention is to provide a ballpoint pen that can be easily discarded after use.
尚、本発明において、「前」とはボール側を指し、「後」とはその反対側を指す。 In the present invention, “front” refers to the ball side, and “rear” refers to the opposite side.
本願の第1の発明は、直円筒状の小径筒部3と、該小径筒部3の後端に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ壁部4と、該テーパ壁部4の後端に一体に連設される直円筒状の大径筒部5とからなる金属製パイプ2を備え、前記小径筒部3の前端に塑性加工により内向きの前端縁部31を形成し、前記前端縁部31の後方の前記小径筒部3の前端近傍内面に塑性加工によりボール受け座用の複数の内方突起32を一体に形成し、前記前端縁部31と前記内方突起32とによりボール33を回転可能に抱持し、前記ボール33の後方に、前記ボール33を前方に付勢し且つ前記ボール33を前記前端縁部31の内面に密接させる金属製のスプリング8を設けたボールペンであって、前記大径筒部5の内面に塑性加工によりスプリング係止用の内方突出部51を一体に形成し、前記大径筒部5の後方にインキ収容筒部7を一体に連設したことを要件とする。
The first invention of the present application is a straight cylindrical small-diameter
前記第1の発明のボールペン1は、前記大径筒部5の内面に塑性加工によりスプリング係止用の内方突出部51を一体に形成し、前記大径筒部5の後方にインキ収容筒部7を一体に連設したことにより、従来のボールペンチップ、ホルダー、インキ収容筒を一部品により構成でき、部品数が減少することにより組立工程が簡易となり、製造コストを安価に抑えることができ、また、部品同志の接合部分がないためインキ漏出のおそれがなく、さらに、長期保管でもインキ蒸発やインキ内への空気混入を回避でき、筆記不能となるおそれがなく、しかも、従来の合成樹脂製ホルダーを備えないため、使用後の分別廃棄が容易となる。
In the
本願の第2の発明は、前記第1の発明のボールペン1において、前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7とが同一の外径を有することを要件とする。
2nd invention of this application requires that the said large
前記第2の発明のボールペン1は、前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7とが同一の外径を有することにより、内方突出部51を有する前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7とを同時に形成でき、一層、製造工程を減少させ、製造コストを安価に抑えることができる。
In the
本願の第3の発明のボールペン1は、前記第1の発明のボールペン1において、前記インキ収容筒部7が前記大径筒部5より大きい外径を有することを要件とする。
The ball-
前記第3の発明のボールペン1は、前記インキ収容筒部7が前記大径筒部5より大きい外径を有することにより、インキ収容筒部7のインキ収容量を増加させることができる。
The
本発明のボールペンによれば、簡易な組立工程により製造コストを安価に抑えるとともに、組立不良によるインキ漏出のおそれがなく、さらに長期保管でも筆記不能となるおそれがなく、しかも使用後の分別廃棄が容易となる。 According to the ballpoint pen of the present invention, the manufacturing cost is kept low by a simple assembly process, there is no risk of ink leakage due to assembly failure, there is no possibility that writing will be impossible even for long-term storage, and separation disposal after use is possible. It becomes easy.
<第1の実施の形態>
図1及び図2に本発明の第1の実施の形態を示す。
<First Embodiment>
1 and 2 show a first embodiment of the present invention.
本実施の形態のボールペン1は、金属製パイプ2からなり、前記金属製パイプ2が、直円筒状の小径筒部3と、該小径筒部3の後端に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ壁部4と、該テーパ壁部4の後端に一体に連設され且つ前記小径筒部3より大きい外径を有する直円筒状の大径筒部5と、前記大径筒部5の後方に一体に連設されるインキ収容筒部7とからなる。
The
前記金属製パイプ2の金属材料としては、例えばステンレス鋼(具体的にはSUS304、SUS305、SUS321等のオーステナイト系ステンレス鋼)が挙げられる。前記金属製パイプ2は、引き抜き加工やスウェージング加工等、塑性加工により得られる。前記金属製パイプ2は全体に略均一肉厚を有する。本実施の形態のボールペン1は、少なくとも、従来のボールペンチップとインキ収容筒を接続するホルダー等の合成樹脂製部材を備えない。尚、本実施の形態のボールペン1は、筆記具の軸筒内に交換可能なレフィルとして採用される場合、金属製パイプ2の後端に、通気孔を備えた合成樹脂製の尾栓を取り付けてもよい。
Examples of the metal material of the
・小径筒部
前記小径筒部3の前端には、内方へのカシメ加工(塑性加工)により内向きの前端縁部31が一体に形成される。前記前端縁部31の後方の前記小径筒部3の前端近傍内面には、内方への押圧変形(塑性加工)によりボール受け座用の複数(例えば4個)の内方突起32が一体に形成される。前記前端縁部31内面と前記内方突起32の前面との間で金属製(例えばステンレス鋼製または超硬合金製)のボール33が回転可能に抱持される。前記ボール33は、直径が、0.3mm〜1.0mm(好ましくは0.3mm〜0.5mm)の範囲のものが採用される。また、本実施の形態では、ボール33を小径筒部3の前端部に抱持する手段として塑性加工が行われ、切削加工は行われない。そのため、切削加工時の切削屑の発生がなく、材料ロスによる製造コストの増加を抑えることができる。
-Small-diameter cylinder part An inward
・テーパ壁部
前記テーパ壁部4は、前記小径筒部3と前記大径筒部5との間を円滑に接続し、その内面において、円滑なインキ流通性と、円滑なスプリング挿入性を得る。
Tapered wall portion The
・大径筒部
前記大径筒部5の内周面には、内方への押圧変形(塑性加工)により、内方突出部51が形成される。前記内方突出部51は、例えば、周状に分散配置された複数の点状突起、または周状に連続的に形成された環状突起が挙げられる。前記内方突出部51の前面により、スプリング8が係止され、前記内方突出部51とボール33との間でスプリング8が前後方向に弾発状態で保持される。
-Large-diameter cylinder part On the inner peripheral surface of the large-
・スプリング
前記スプリング8は、金属線材(例えばステンレス鋼製線材)により得られる圧縮コイルスプリング8である。前記スプリング8は、直線状に軸方向に延びるロッド部81と、該ロッド部81の後端に一体に連設されたコイル部82とからなる。前記コイル部82の前端部には、隣接する線材同志が密着する密着巻部82aが形成される。前記コイル部82の後端部には、他のコイル部82より大きい外径を有する、隣接する線材同志が密着する密着巻部82bが形成される。前記コイル部82後端の密着巻部82b後端が前記内方突出部51の前面に係止され、スプリング8の後方への脱落が防止される。前記スプリング8のコイル部82は、前記大径筒部5の前端部内部に収容され、前記スプリング8のロッド部81は、前記大径筒部5の前端部内部から前記テーパ壁部4内部及び前記小径筒部3内部に収容される。前記ロッド部81の前端が、ボール33後面に当接し、ボール33を前方に付勢し、ボール33を前端縁部31の内面に密接させる。コイル部82を大径筒部5に収容したことにより、スプリング8のサイズを微細にする必要がなくなり、スプリング8の容易な組み立てが可能となる。前記スプリング8は、金属製パイプ2の後端開口部(インキ収容筒部7の後端開口部)より内部に挿入され、コイル部82の密着巻部82bが内方突出部51を後方より前方に乗り越え、コイル部82の密着巻部82bが内方突出部51の前面に係止される。
Spring The
・インキ収容筒部
前記インキ収容筒部7は直円筒状に形成される。本実施の形態では、前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7とは同一外径を有する。
-Ink storage cylinder part The said ink
前記インキ収容筒部7(大径筒部5)には、インキ71と、該インキ71の消費に伴って前進する高粘度流体からなる追従体72が充填される。前記インキ71は、例えば、低粘度の水性または油性インキ、剪断減粘性を有する水性ゲルインキまたは油性ゲルインキ等が挙げられる。前記追従体72は、例えば、高粘度流体のみからなる構成、または高粘度流体中に固形物を収容させた構成が挙げられる。前記インキ収容筒部7(大径筒部5)の後端は、開口され、外気と連通される。
The ink containing cylinder part 7 (large diameter cylinder part 5) is filled with
本発明の実施の形態のボールペン1は、前記大径筒部5の内面に塑性加工によりスプリング係止用の内方突出部51を一体に形成し、前記大径筒部5の後方にインキ収容筒部7を一体に連設したことにより、従来のボールペンチップ、ホルダー、インキ収容筒を一部品により構成でき、部品数が減少することにより組立工程が簡易となり、製造コストを安価に抑えることができ、また、部品同志の接合部分がないためインキ漏出のおそれがなく、さらに、長期保管でもインキ蒸発やインキ内への空気混入を回避でき、筆記不能となるおそれがなく、しかも、従来の合成樹脂製ホルダーを備えないため、使用後の分別廃棄が容易となる。
In the
本実施の形態のボールペン1は、前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7が同一の外径を有することにより、内方突出部51を有する前記大径筒部5と前記インキ収容筒部7とを同時に形成でき、一層、製造工程を減少させ、製造コストを安価に抑えることができる。
The ball-
<第2の実施の形態>
図2及び図3に本発明の第2の実施の形態を示す。
<Second Embodiment>
2 and 3 show a second embodiment of the present invention.
本実施の形態のボールペン1は、金属製パイプ2からなり、前記金属製パイプ2が、直円筒状の小径筒部3と、該小径筒部3の後端に一体に連設され且つ後方に向かうに従い拡径するテーパ壁部4と、該テーパ壁部4の後端に一体に連設され且つ前記小径筒部3より大きい外径を有する直円筒状の大径筒部5と、前記大径筒部5の後方に一体に連設されるインキ収容筒部7とからなる。
The
前記金属製パイプ2の金属材料としては、例えばステンレス鋼(具体的にはSUS304、SUS305、SUS321等のオーステナイト系ステンレス鋼)が挙げられる。前記金属製パイプ2は、引き抜き加工やスウェージング加工等、塑性加工により得られる。前記金属製パイプ2は全体に略均一肉厚を有する。本実施の形態のボールペン1は、少なくとも、従来のボールペンチップとインキ収容筒を接続するホルダー等の合成樹脂製部材を備えない。尚、本実施の形態のボールペン1は、筆記具の軸筒内に交換可能なレフィルとして採用される場合、金属製パイプ2の後端に、通気孔を備えた合成樹脂製の尾栓を取り付けてもよい。
Examples of the metal material of the
・小径筒部
前記小径筒部3の前端には、内方へのカシメ加工(塑性加工)により内向きの前端縁部31が一体に形成される。前記前端縁部31の後方の前記小径筒部3の前端近傍内面には、内方への押圧変形(塑性加工)によりボール受け座用の複数(例えば4個)の内方突起32が一体に形成される。前記前端縁部31内面と前記内方突起32の前面との間で金属製(例えばステンレス鋼製または超硬合金製)のボール33が回転可能に抱持される。前記ボール33は、直径が、0.3mm〜1.0mm(好ましくは0.3mm〜0.5mm)の範囲のものが採用される。また、本実施の形態では、ボール33を小径筒部3の前端部に抱持する手段として塑性加工が行われ、切削加工は行われない。そのため、切削加工時の切削屑の発生がなく、材料ロスによる製造コストの増加を抑えることができる。
-Small-diameter cylinder part An inward
・テーパ壁部
前記テーパ壁部4は、前記小径筒部3と前記大径筒部5との間を円滑に接続し、その内面において、円滑なインキ流通性と、円滑なスプリング挿入性を得る。
Tapered wall portion The tapered
・大径筒部
前記大径筒部5の内周面には、内方への押圧変形(塑性加工)により、内方突出部51が形成される。前記内方突出部51は、例えば、周状に分散配置された複数の点状突起、または周状に連続的に形成された環状突起が挙げられる。前記内方突出部51の前面により、スプリングが係止され、前記内方突出部51とボール33との間でスプリングが前後方向に弾発状態で保持される。
-Large-diameter cylinder part On the inner peripheral surface of the large-
・スプリング
前記スプリング8は、金属線材(例えばステンレス鋼製線材)により得られる圧縮コイルスプリング8である。前記スプリング8は、直線状に軸方向に延びるロッド部81と、該ロッド部81の後端に一体に連設されたコイル部82とからなる。前記コイル部82の前端部には、隣接する線材同志が密着する密着巻部82aが形成される。前記コイル部82の後端部には、他のコイル部82より大きい外径を有する、隣接する線材同志が密着する密着巻部82bが形成される。前記コイル部82後端の密着巻部82b後端が前記内方突出部51の前面に係止され、スプリング8の後方への脱落が防止される。前記スプリング8のコイル部82は、前記大径筒部5の前端部内部に収容され、前記スプリング8のロッド部81は、前記大径筒部5の前端部内部から前記テーパ壁部4内部及び前記小径筒部3内部に収容される。前記ロッド部81の前端が、ボール33後面に当接し、ボール33を前方に付勢し、ボール33を前端縁部31の内面に密接させる。コイル部82を大径筒部5に収容したことにより、スプリング8のサイズを微細にする必要がなくなり、スプリング8の容易な組み立てが可能となる。前記スプリング8は、金属製パイプ2の後端開口部(インキ収容筒部7の後端開口部)より内部に挿入され、コイル部82の密着巻部82bが内方突出部51を後方より前方に乗り越え、コイル部82の密着巻部82bが内方突出部51の前面に係止される。
Spring The
・インキ収容筒部
前記インキ収容筒部7が前記大径筒部5より大きい外径を有する。前記インキ収容筒部7は、前記大径筒部5と連結壁部6を介して一体に連設される。本実施の形態では、前記大径筒部5の後端と前記インキ収容筒部7の前端とが連結壁部6を介して一体に連設される。前記連結壁部6の形状は、例えば、後方に向かうに従い拡径するテーパ状、または軸線に対して垂直状が挙げられる。前記インキ収容筒部7は、例えば、全体が直円筒状、全体がテーパ状、または、複数の直円筒状部分と複数のテーパ状部分とからなる構成が挙げられる。
Ink storage cylinder part The ink
前記インキ収容筒部7には、インキ71と、該インキ71の消費に伴って前進する高粘度流体からなる追従体72が充填される。前記インキ71は、例えば、低粘度の水性または油性インキ、剪断減粘性を有する水性ゲルインキまたは油性ゲルインキ等が挙げられる。前記追従体72は、例えば、高粘度流体のみからなる構成、または高粘度流体中に固形物を収容させた構成が挙げられる。前記インキ収容筒部7の後端は、開口され、外気と連通される。
The ink containing
本発明の実施の形態のボールペン1は、前記大径筒部5の内面に塑性加工によりスプリング係止用の内方突出部51を一体に形成し、前記大径筒部5の後方にインキ収容筒部7を一体に連設したことにより、従来のボールペンチップ、ホルダー、インキ収容筒を一部品により構成でき、部品数が減少することにより組立工程が簡易となり、製造コストを安価に抑えることができ、また、部品同志の接合部分がないためインキ漏出のおそれがなく、さらに、長期保管でもインキ蒸発やインキ内への空気混入を回避でき、筆記不能となるおそれがなく、しかも、従来の合成樹脂製ホルダーを備えないため、使用後の分別廃棄が容易となる。
In the
本発明の実施の形態のボールペン1は、前記インキ収容筒部7が前記大径筒部5より大きい外径を有することにより、インキ収容筒部7のインキ収容量を増加させることができる。
The
1 ボールペン
2 金属製パイプ
3 小径筒部
31 前端縁部
32 内方突起
33 ボール
4 テーパ壁部
5 大径筒部
51 内方突出部
6 連結壁部
7 インキ収容筒部
71 インキ
72 追従体
8 スプリング
81 ロッド部
82 コイル部
82a 密着巻部
82b 密着巻部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記小径筒部の前端に塑性加工により内向きの前端縁部を形成し、前記前端縁部の後方の前記小径筒部の前端近傍内面に塑性加工によりボール受け座用の複数の内方突起を一体に形成し、前記前端縁部と前記内方突起とによりボールを回転可能に抱持し、
前記ボールの後方に、前記ボールを前方に付勢し且つ前記ボールを前記前端縁部の内面に密接させる金属製のスプリングを設けたボールペンであって、
前記大径筒部の内面に塑性加工によりスプリング係止用の内方突出部を一体に形成し、前記大径筒部の後方にインキ収容筒部を一体に連設したことを特徴とするボールペン。 A straight cylindrical small-diameter cylindrical portion, a tapered wall portion integrally connected to the rear end of the small-diameter cylindrical portion and expanding in diameter toward the rear, and a direct connection integrally connected to the rear end of the tapered wall portion Provided with a metal pipe consisting of a cylindrical large-diameter cylinder part,
An inward front end edge portion is formed by plastic working at the front end of the small diameter cylindrical portion, and a plurality of inward projections for a ball receiving seat are formed by plastic working on the inner surface in the vicinity of the front end of the small diameter cylindrical portion behind the front end edge portion. Formed integrally, holding the ball rotatably by the front edge and the inward projection,
A ballpoint pen provided with a metal spring behind the ball to urge the ball forward and to bring the ball into close contact with the inner surface of the front edge,
A ballpoint pen characterized in that an inward protruding portion for locking a spring is integrally formed on the inner surface of the large diameter cylindrical portion by plastic working, and an ink containing cylindrical portion is integrally provided behind the large diameter cylindrical portion. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015130684A JP2017013297A (en) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | Ball point pen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015130684A JP2017013297A (en) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | Ball point pen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017013297A true JP2017013297A (en) | 2017-01-19 |
Family
ID=57828700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015130684A Pending JP2017013297A (en) | 2015-06-30 | 2015-06-30 | Ball point pen |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017013297A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021031647A (en) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社パイロットコーポレーション | Fluorescent pigment water-based ink composition for ballpoints, and ballpoint refill and ballpoint having the same therein |
-
2015
- 2015-06-30 JP JP2015130684A patent/JP2017013297A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021031647A (en) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | 株式会社パイロットコーポレーション | Fluorescent pigment water-based ink composition for ballpoints, and ballpoint refill and ballpoint having the same therein |
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