JP2017000392A - Cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内鍋に収容した食材を加熱調理する加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device that heats and cooks food contained in an inner pot.
食材を収容した内鍋を加熱部を有する本体部にセットし(格納し)、加熱調理を行う加熱調理器がある(例えば、特許文献1)。このような加熱調理器は、食材を収容した内鍋を本体部にセットした後は付きっ切りで調理する必要がないため、調理時間を他の作業に割り当てることができるため、ユーザにとって便利性が高い。 There exists a heating cooker which sets (stores) the inner pot which accommodated the foodstuff in the main-body part which has a heating part, and performs heating cooking (for example, patent document 1). Such a heating cooker is convenient for the user because cooking time can be allocated to other work since it is not necessary to cook by cooking after setting the inner pot containing ingredients in the main body. Is expensive.
ところで、水分を加えない、あるいは少量の水分にて行う調理法がある。これは、食材からの水分あるいは少量の水分を利用し、水分の蒸発を押さえた調理法であり、食材からの栄養分やうまみの流出を押さえることできる。しかしながら、従来の加熱調理器では、水分を加えずに、あるいは少量の水分にて調理すると、内鍋から排出される水蒸気量が多く、内鍋が焦げ付いたり料理の水分が抜けすぎたり(パサついたり)するといった不具合が起き、調理を良好に行うことができなかった。 By the way, there is a cooking method in which no moisture is added or a small amount of moisture is used. This is a cooking method that uses moisture from food ingredients or a small amount of moisture to suppress moisture evaporation, and can suppress the outflow of nutrients and umami from the ingredients. However, in conventional cooking devices, if water is not added or if cooking with a small amount of moisture, the amount of water vapor discharged from the inner pot is large, and the inner pot may burn or the moisture in the dish may be drained too much. Etc.) and cooking could not be performed satisfactorily.
そこで、本発明は上記課題を解決するために鑑みなされ、その目的は、水分を加えない調理あるいは少量の水分での調理を良好に行うことが可能な加熱調理器を提供することにある。 Then, this invention is made | formed in view of solving the said subject, The objective is to provide the heating cooker which can perform the cooking which does not add a water | moisture content, or cooking with a small amount of water | moisture contents satisfactorily.
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、食材を収容する内鍋と、前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔が設けられた蓋部と、前記内鍋を加熱する加熱部を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部と、を備えた加熱調理器において、前記通気孔の直径は2mm以上5mm以下であり、前記加熱部が200W以上300W以下の出力での加熱を実行する第1調理モードを有することを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, a heating cooker according to an aspect of the present invention includes an inner pot that contains ingredients, a lid that covers the inner pot and is provided with a vent hole that ventilates the inside and outside of the inner pot. And a heating cooker having a heating part for heating the inner pot, and storing the inner pot so that it can be taken in and out, wherein the diameter of the vent hole is 2 mm or more and 5 mm or less, The heating unit has a first cooking mode in which heating is performed at an output of 200 W to 300 W.
また、本発明の一態様に係る加熱調理器は、食材を収容する内鍋と、前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔が設けられた蓋部と、前記内鍋を加熱する加熱部を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部と、前記通気孔に接続し、前記通気孔からの蒸気を外部に排出する蒸気ダクトユニットと、を備え、前記蒸気ダクトユニットは、前記通気孔と連通する開口が設けられた水溜部と、蒸気を排出する蒸気口が設けられ、前記水溜部を覆う覆部とを備え、少なくとも前記覆部の一部が金属で形成されていることを特徴とする。 Moreover, the cooking device according to one aspect of the present invention includes an inner pot that contains ingredients, a lid portion that covers the inner pot and is provided with a vent hole that ventilates the inside and outside of the inner pot, and the inner pot. The steam duct, comprising: a main body section that has a heating section for heating, and stores the inner pot so that the inner pan can be put in and out; and a steam duct unit that is connected to the vent hole and discharges steam from the vent hole to the outside. The unit includes a water reservoir portion provided with an opening communicating with the vent hole, and a steam port for discharging steam, and a cover portion covering the water reservoir portion, and at least a part of the cover portion is formed of metal. It is characterized by being.
本発明の一態様によれば、加熱調理器は、水分を加えなくても、あるいは少量の水分であっても、内鍋や食材の焦げ付きを防ぎ、また料理が乾燥することを防いで、調理することができる。つまり、水分を加えない調理あるいは少量の水分での調理を良好に行うことができるという効果を奏する。 According to one aspect of the present invention, the cooking device prevents cooking of the inner pot and ingredients, and prevents the cooking from drying, even if moisture is not added or a small amount of moisture. can do. That is, there is an effect that cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed satisfactorily.
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜6に基づき詳細に説明する。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
(加熱調理器の概要)
図1は、本実施形態に係る加熱調理器101の内部の概略構成を示している。図2は、加熱調理器101の外観を示している。
(Outline of cooking device)
FIG. 1 shows a schematic configuration inside a
加熱調理器101は、図1に示すように、加熱調理器本体(本体部)1と、この加熱調理器本体1に開閉可能に取り付けられた蓋体2と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
(加熱調理器本体1)
加熱調理器本体1は、図1に示すように、調理対象となる被加熱物(野菜、肉、魚、調味料等の食材)を収容する内鍋3を収納する内鍋収納部11と、内鍋収納部11に内鍋3を収納したときに、上記内鍋3に設けられた把手部31を収納する把手収納部12とを含んでいる。
(Hot cooker body 1)
As shown in FIG. 1, the
さらに、加熱調理器本体1は、内鍋収納部11の上部外側には、後述の蓋体2の外蓋21に設けられた爪受部23と係合する係合爪13が設けられている。係合爪13が爪受部23と係合することで、蓋体2が加熱調理器本体1に係止される。係合爪13と爪受部23との係合は、図2に示す、外蓋21の表面に設けられた開放スイッチ24で解除することができる。
Furthermore, the cooking-cooker
内鍋収納部11は、内鍋3を収納し、当該内鍋3を加熱する。内鍋収納部11には、内鍋3を加熱する加熱部15が、内鍋収納部11に内鍋3を収納したときに内鍋3に接触する位置に配置されている。加熱部15として、例えば、誘導加熱コイル等が挙げられるがこれに限定さない。ここで、内鍋収納部11に内鍋3を収納したときに内鍋3に接触する位置とは、例えば、内鍋収納部11における、内鍋3の底壁3a(図5参照)と対向する位置、あるいは、内鍋3の底壁3aおよび周壁3b(図5参照)と対向する位置を示す。また、内鍋収納部11における、内鍋3を収納したときに内鍋3に接触する位置には、当該内鍋3の温度を検知する温度センサ16も配置されている。温度センサ16の検知信号は後述の制御部17に送信される。温度センサ16の検知信号の利用については後述する。
The inner
また、図示はしないが、加熱調理器本体1には、電源回路やインバータ回路等を含む電源部等が配置されている。
Although not shown, the
(蓋体2)
蓋体2は、外蓋21と内蓋(蓋部)22とを備えている。外蓋21は、ヒンジバネ(付勢部材)4を介して加熱調理器本体1に組み付けられている。これにより、蓋体2は、加熱調理器本体1に収納された内鍋3の開口を開閉するように、加熱調理器本体1に回動可能に支持されている。
(Cover body 2)
The
図3は、加熱調理器101の蓋体2を開けた状態の斜視図であり、さらに、外蓋21から内蓋22を外した状態を示している。外蓋21は、図3に示すように、内蓋22が嵌め込まれる凹みが設けられた底部211と、底部211を覆う上部212とから成る。底部211と上部212との間の空間(外蓋21内部)には、図示しない制御基板が設けられ、この制御基板には、加熱調理器101における各種動作の制御を実行する制御部17が配置されている。
FIG. 3 is a perspective view of the
制御部17は、図示しない演算部や記憶部、並びに、その他の電子部品等で構成され、記憶部に記憶されたプログラムや入力データ等に基づいて加熱部15等を制御して一連の調理動作を実現する。なお、本実施形態では、制御部17は外蓋21の内部に配置されているが、配置場所は限定されず、例えば、加熱調理器本体1に配置されていてもよい。
The
外蓋21は、図2に示すように、加熱調理器本体1の把手収納部12までを覆うような形状であって、外蓋21の上部212に、蓋体2を開放するための開放スイッチ24、当該開放スイッチ24の近傍に形成された開口である窓部21a、複数の操作ボタン25aや表示ランプ等の表示部25b等が設けられた操作部25が設けられている。
As shown in FIG. 2, the
また、外蓋21には、操作部25を挟んで窓部21aと反対側に、蒸気口26bが形成された蒸気ダクトユニット26が取り外し可能に設置されている。蒸気ダクトユニット26は、内部にて内鍋3で生じた蒸気を結露させて内鍋3に戻すことで蒸気を循環させるとともに、蒸気の排出量をコントロールする。これにより、加熱調理器101は、食材から出る水分だけで調理を行うことができ、食材の栄養素や風味を活かした調理が可能となっている。蒸気ダクトユニット26は、後述する内蓋22の蒸気案内用開口(通気孔)40dに接続しており、内鍋3で生じた蒸気を取り込む。
In addition, a
蒸気ダクトユニット26は、外蓋21から取り外し可能に設けられている。詳細は実施形態2で説明するが、さらに、蒸気ダクトユニット26は覆部と水溜部との上下2つに分解することができる。よって、蒸気ダクトユニット26内部の清掃が行い易すく、清潔に保つことができる。
The
また、外蓋21には、図3に示すように、内鍋3内に発生する蒸気を検知する水蒸気センサ27が備えられている。この水蒸気センサ27による検知信号も、加熱調理器101の制御部17に送られる。水蒸気センサ27の検知信号の利用については後述する。
Further, the
本実施形態では、水蒸気センサ27は、サーミスタであり、温度に基づき蒸気を検知する。サーミスタにて沸騰状態になった際の温度上昇を検知して「沸騰」を検知する。なお、水蒸気センサ27は、このような構成に限定されず、例えば、単位空間当たりの水蒸気量(例えば、毎分3〜5g等)を検知する構成であってもよい。
In this embodiment, the
なお、図2では、外蓋21の上部212において、操作部25を挟んで窓部21aと反対側に蒸気ダクトユニット26が設けられている場合を例に挙げて示しているが、これら操作部25、窓部21a、蒸気ダクトユニット26の配置は、一例であって、特に限定されるものではない。
In FIG. 2, the case where the
一方、内蓋22は、外蓋21の底部211における内鍋3との対向面側に、底部211に対して着脱可能に取り付けられた内蓋本体40を有している。内蓋本体40の外周縁部には、当該内蓋本体40の外周縁部を取り囲むように、外周縁部全周に亘って大径パッキン41が設けられている。大径パッキン41は、蓋体2を閉めたときに、内鍋3の開口上縁に設けられたフランジ部3cの上面に密着する。これにより、大径パッキン41は、内蓋22と内鍋3との隙間を塞ぎ、内鍋3からの食材の流出を防止するとともに、食材から出た水分を効率良く蒸気に変換して循環させる。
On the other hand, the
内蓋本体40の一部には、開口40aが形成されており、耐熱性のガラスあるいは透明樹脂等の耐熱性の透明材料(ガラス部)40eが嵌め込まれている。この開口40aは、内蓋22を外蓋21に取り付けたときに、上述した外蓋21の窓部21aと重畳する位置に形成されている。これにより、外蓋21の窓部21a及び透明材料40eを介して内鍋3の内部を確認することができるようになっている。開口40aに嵌め込まれた透明材料40eは、外蓋21の窓部21aが開口していることにより外部に露出しているため、外気に晒される。よって、透明材料40eの内鍋3との対向面に付着した蒸気は、透明材料40eの反対面(露出面)が外気により冷却されることで、水滴として内鍋3に戻される。よって、内蓋本体40と内鍋3とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。なお、透明材料40eは、樹脂よりもガラスで形成さている方がより効果的に冷却を行える。
An
内蓋本体40は、開口40aの他に、内蓋本体40における内鍋3との対向面の一部には、複数の小さな凸部40bが設けられている。凸部40bは、内蓋本体40に付着した蒸気を水滴として内鍋3に戻す。内蓋本体40に凸部40bが設けられていることで、当該内蓋本体40と内鍋3とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。
In addition to the
内蓋本体40における凸部40bの形成部分の材質は特に限定されるものではないが、内蓋本体40に付着した蒸気を水滴として内鍋3に戻すために、例えば金属等、結露し易い材質であることが望ましい。
Although the material of the formation part of the
さらに、内蓋本体40には、外蓋21に形成された水蒸気センサ27を貫通させるためのセンサ用開口40cと、内鍋3で生じた蒸気を外蓋21の蒸気ダクトユニット26に案内するための蒸気案内用開口40dとが形成されている。
Furthermore, in the
ここで、蒸気案内用開口40dは、直径が2mm以上5mm以下に設けられている。図1および3では、蒸気案内用開口40dとして5つの孔が開示されているが、この5つの孔を足し合わせた孔の直径が2mm以上5mm以下となっている。なお、蒸気案内用開口40dが、直径が2mm以上5mm以下の1つの孔として設けられている構成であってもよい。なお、蒸気案内用開口40dの大きさを面積で表現すると、3mm2以上20mm2以下となる。
Here, the
蓋体2は、加熱調理器本体1を閉塞状態にしたときに、加熱調理器本体1の内鍋収納部11に収納された内鍋3を内蓋22により密閉し、把手収納部12を外蓋21にて覆うようになっている。つまり、蓋体2は、加熱調理器本体1を閉塞状態にしたときに、加熱調理器本体1の内鍋収納部11及び把手収納部12を覆うようになっている。
When the
(内鍋3)
図4は、内鍋3の上部からの斜視図であり、加熱調理器本体1から取り出した状態を示す。内鍋3は、図3に示すように、底壁3a及び底壁3aから上方に立設された周壁3bを有し、上方が開口した凹形状の加熱容器である。内鍋3における、底壁3aおよび周壁3bで囲まれた内部空間は、調理空間であり、加熱部15により加熱されることで、加熱室として機能する。
(Inner pot 3)
FIG. 4 is a perspective view from the upper part of the
また、内鍋3の周壁3bの上端部には、内鍋3の外方側に向かって水平方向に延設されたフランジ部3cが、周壁3bの全周に亘って形成されている。このように内鍋3の周壁3bの上端部にフランジ部3cが設けられていることで、内鍋3の上面に蓋体2の内蓋22に形成された大径パッキン41を当接する面積が増加し、内蓋22による内鍋3の密閉性を向上させることができる。
Moreover, the
なお、図1〜4に示す内鍋3では、内鍋3の内部空間を形成する開口部が、平面視で円形状に形成されている場合を例に挙げて示しているが、内鍋3の開口形状は、これに限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。
In addition, in the
内鍋3は、例えばアルミニウム等の高熱伝導部材で形成されている。なお、内鍋3の外面には、加熱効率を向上させる例えばステンレス等の磁性体が貼り付けられていてもよく、内鍋3の内面には、食材の付着を防ぐためのフッ素樹脂等がコーティングされていてもよい。
The
また、内鍋3には、上部の外周縁部の一部に、2つの把手部31が互いに対向して設けられている。把手部31は、例えばプラスチック等、耐熱性および電気絶縁性を有する材料で形成される。
Further, the
(加熱調理)
加熱調理器101は、様々な(例えば、メニュー毎の)加熱による調理を実行する調理モードを有しており、各調理モードは、操作部25からユーザにより選択されるように構成されている。制御部17は、選択された調理モードに応じて、加熱部15の加熱を制御する。また、制御部17は、温度センサ16及び水蒸気センサ27による検知結果を基に加熱部15の加熱を制御することで、自動で加熱制御を行う。このように加熱を制御することで、加熱調理器101は、選択された調理モードに応じた調理を実行する。具体的には、制御部17は、加熱部15への通電のONとOFFとを切り換える制御により、加熱の制御を行う。
(Cooking)
The
さらに、制御部17は、図示しないタイマ部を備え、調理時間の管理を行うとともに、予約調理が可能となっている。
Furthermore, the
このように、加熱調理器101は、温度管理がし易い調理器であるので、肉じゃがやカレー等の煮込み料理はもちろんのこと、温度管理が難しい発酵食品(ヨーグルト等)を作ったり、麺類を茹でたりでき、上述のように、内鍋3内の食材から出た水分を効率良く蒸気に変換して循環させることができることから、水分を加えない調理あるいは少量の水分での調理も可能である。
In this way, the
以下に、加熱調理器101の実行する調理モードの一例として、水分を加えない調理あるいは少量の水分での調理を行う無水調理モード(第1調理モード)について、図5を用いて説明する。図5は、無水調理モードにおける、温度及び水蒸気量の変化を示すグラフである。図5において、太の実線は、温度センサ16が検知した温度、点線は、水蒸気センサ27が検知した温度、細い実線は、加熱部15の出力を示す。
Hereinafter, as an example of a cooking mode performed by the
加熱調理器101において、無水調理モードが選択されると、制御部17は、水蒸気センサ27が所定量の蒸気を検知する前は、600Wの出力にて加熱を実行し、水蒸気センサ27が所定量の蒸気を検知した後は200W以上300W以下の出力での加熱を実行するよう加熱部15を制御する。
When the anhydrous cooking mode is selected in the
ここで、本実施形態の加熱部15の最大出力は600Wである。制御部17が、加熱部15への通電のONとOFFとを切り換える制御を行うことにより、加熱部15は、200W以上300W以下の出力を行うことができる。例えば、加熱部15を1分のうち30秒ONすることで300Wの出力、1分のうち20秒ONすることで、200Wの出力を行うことができる。もちろん、これらは例示であり、例えば、最大出力が200W以上300W以下の加熱部を備えていてもよい。
Here, the maximum output of the
図5では、白丸が、水蒸気センサ27が、所定値として80℃を検知した時点である。本実施形態では、水蒸気センサが80℃を検知した時点を沸騰として検知する。なお、80℃は例示であり、例えば100℃を検知した時点を沸騰として検知する構成であってもよい。また、水蒸気センサ27が水蒸気量を検知するものであれば、所定値は所定の水蒸気量ということになる。
In FIG. 5, the white circle is the time when the
水蒸気センサ27が所定値を検知した時点より前は、加熱部15へは連続して通電(連続してON)することで、加熱部15は、600Wにて出力している。水蒸気センサが所定値を検知した時点より後は、加熱部15への通電をON/OFFすることにより、加熱部15は、200W以上300W以下の出力を行っている。
Prior to the time when the
加熱調理器101は、上記したように、内蓋22の内外を通気する蒸気案内用開口40dの直径が2mm以上5mm以下であり、無水調理モードにおいて、200W以上300W以下の出力での加熱を実行する。よって、水分を加えなくても、あるいは少量の水分であっても、内鍋や食材の焦げ付きを防ぎ、また料理が乾燥することを防いで、調理することができる。つまり、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を良好に行うことができる。
As described above, the
また、加熱調理器101は、水蒸気センサ27が所定値を検知する前は、600Wで加熱することで、素早く内鍋に収容された食材を高温にすることができる。その後、水蒸気センサ27が所定値を検知した後に、200W以上300W以下の出力での加熱を実行する。よって、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を、効率よく、良好に行うことができる。ここで、水蒸気センサ27の検知する所定値は、上記では80℃を用いて説明したが、これは例示であり、この数値に限定されない。
Moreover, before the water vapor |
さらに、制御部17は、無水調理モードにおいて、温度センサ16が100℃を所定値以上超えたことを検知すると、加熱部15による加熱を停止するように制御する。図5では、黒丸が、温度センサ16が100℃を所定値以上超えたことを検知した時点であり、その後速やかに加熱部15への通電がOFFになっている。ここで、上記所定値とは、例えば6℃である。つまり、温度センサ16が100℃を6℃超えた106℃を検知すると、加熱を停止するように制御する。なお、数値は例示であり、これに限定はされない。
Furthermore, when the
このように、加熱調理器101では、無水調理モードにおいて内鍋3の温度が100℃を所定値以上超えると加熱が停止される。加熱の停止が自動で行われるため、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を自動で行うことができる。食材からの必要以上の水分の蒸発を防ぐことができ、より美味しい料理を提供することができる。
Thus, in the
なお、蒸気案内用開口40dの直径が1mm程度であると圧力調理を行う調理器となるが、本実施形態の加熱調理器101では圧力調理は行わない。蒸気案内用開口40dの直径が2mm以上5mm以下であると、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を行うことができる。特に、蒸気案内用開口40dの直径が2mmであると、より良好に、水分を加えない調理あるいは少量の水分調理を行うことができる。また、6mm以上であると水分を用いた普通の調理を行うことができる。
If the diameter of the
以上のように、加熱調理器101は、制御部17により加熱調理器本体1に収納された内鍋3を加熱制御して、当該内鍋3に収容された食材を加熱して調理する。
As described above, the
(変形例1)
蒸気案内用開口40dはその大きさが変更可能に設けられていてもよい。この場合、蒸気案内用開口40dの大きさを変更する手段として、例えば、シャッター等が設けられていてもよい。
(Modification 1)
The size of the
蒸気案内用開口40dの大きさが変更可能であると、調理に適した大きさにすることができる。例えば、水分を減らす(飛ばす)調理を行う場合には、蒸気案内用開口40dの大きさ大きくなるように、逆に水分を留めた調理を行う場合には、蒸気案内用開口40dの大きさが小さくなるように変更するとよい。
If the size of the
蒸気案内用開口40dの大きさの変更を、自動で行う構成であっても手動で行う構成であってもよい。例えば、加熱調理器101がメニュー毎の調理モードが選択可能に設けられている場合、調理モードを選択すると、自動で蒸気案内用開口40dの径の大きさが変更されるように構成されていてもよい。あるいは、手動の場合には、調理モードを選択すると、その調理モードに応じた蒸気案内用開口40dの大きさになっていない場合には、調理が開始されず(スタートを受け付けない)、調理モードに応じた蒸気案内用開口40dの大きさに変更した後に、調理が開始される構成であってもよい。
The change of the size of the
(変形例2)
加熱調理器101に、調理中に内鍋3内を撹拌するための撹拌装置を設けてもよい。このように、撹拌装置を設けることで、内鍋3を密閉した状態で食材を撹拌できるため、内鍋3の温度を下げずに調理が可能となり、その結果、効率良く調理ができるという効果を奏する。
(Modification 2)
You may provide the
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について図1,2,6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[Embodiment 2]
The following will describe another embodiment of the present invention with reference to FIGS. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施形態の加熱調理器101Aは、図2に示すように、実施形態1で説明した加熱調理器101の蒸気ダクトユニット26の代わりに蒸気ダクトユニット260を備えた構成であり、これ以外の構成は、加熱調理器101と同様の構成である。
As shown in FIG. 2, the
なお、本実施形態の加熱調理器101Aでは、蒸気案内用開口40dの直径は、2mm以上5mm以下に限定されない。5mmより大きくてもよい。
In the
図6は、蒸気ダクトユニット260の断面図である。蒸気ダクトユニット260は、図6に示すように、水溜部26cと、水溜部26cを覆う覆部26aとを備えている。
FIG. 6 is a cross-sectional view of the
水溜部26cには、内蓋22の蒸気案内用開口40dと連通する開口である第1開口26f及び第2開口26gが設けられている。また、水溜部26cの下には、外蓋21に取り付けるための係合部26dを備えている。また、第1開口26fは、周囲26eが蒸気ダクトユニット260の内側へ隆起している。言い換えれば、水溜部26cの底から蒸気ダクトユニット260の内側へ隆起した凸部の先端が開口している。
The
水溜部26cの第1開口26fは、大きさが第2開口26gよりも大きく形成されている。
The
覆部26aには、上部に蒸気を外部に排出する蒸気口26bが設けられている。覆部26aにおいて、第1開口26fと対向する領域(金属領域)26a−2は金属で形成されており、その他の領域26a−1は樹脂で形成されている。なお、その他の領域26a−1も金属で形成されている、つまり、覆部26a全体が金属で形成されていてもよい。金属領域26a−2に用いられる金属としては、例えば、アルミニウムが挙げられるが、これに限定されない。
The
内鍋3から排出された蒸気は、蒸気案内用開口40dと第1開口26f及び第2開口26gとを介して蒸気ダクトユニット26内部(水溜部26cと覆部26aとで囲まれた空間)に入る。蒸気は、蒸気ダクトユニット26内部で結露し、結露した水分が、第2開口26gから蒸気案内用開口40dを介して、内鍋3に戻る。結露しない蒸気は、蒸気口26bから外部に放出される。
The steam discharged from the
ここで、第1開口26fは周囲が隆起しているため、隆起した分だけ水溜部26cの底よりも高い位置が、蒸気ダクトユニット260内への蒸気の入口となる。よって、水溜部26cの底(隆起の下の位置)に水分が溜まっても、蒸気を第1開口26fから蒸気ダクトユニット260内に入れることができる。一方、第2開口26gの周囲は隆起していないので、水溜部26cの水分を第2開口26gから内鍋3に戻すことができる。
Here, since the periphery of the
ここで、第1開口26fは、大きさが第2開口26gよりも大きいため、より多くの蒸気を第1開口26fから蒸気ダクトユニット260内に入れることができる。また、第2開口26fは第1開口26gよりも大きさが小さいことで、第2開口26fが第1開口26gよりも下の位置、つまり、調理中に食材や汁等が放出されやすい位置に配置されていても、その放出を抑制することができる。なお、第2開口26fが第1開口26gよりも小さくても水分を内鍋3に戻す上で不都合はない。例えば、第1開口26fの直径が5mmであり、第2開口26gの直径3mmであってもよい。もちろん、これらは例示であり、限定はされない。
Here, since the
覆部26aに設けられた金属領域26a−2は水溜部26cとの対向面の反対面が外部に露出している。この反対面は外部に露出しているため、外気に晒される。よって、内鍋3から排出された蒸気であり、金属領域26a−2の水溜部26cとの対向面に付着した蒸気は、金属領域26a−2の反対面(露出面)が外気により冷却されることで、水滴として第2開口26g及び蒸気案内用開口40dを介して内鍋3に戻される。そのため、内蓋22と内鍋3とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。なお、金属領域26a−2は金属で形成されているため、効率的に冷却できる。
In the
以上のように、加熱調理器101Aでは、内蓋22と内鍋3とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができるため、水分を加えなくても、あるいは少量の水分であっても、内鍋や食材の焦げ付きを防ぎ、また料理が乾燥することを防いで、調理することができる。つまり、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を良好に行うことができる。
As described above, in the
なお、金属領域26a−2を金属の代わりに樹脂にした蒸気ダクトユニットとの対比実験を行ったところ、金属領域26a−2を金属で形成したものが、樹脂で形成したものよりも2g多く結露した。
In addition, when the comparison experiment with the vapor | steam duct unit which made the metal area |
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態を、図7〜10を用いて以下に説明する。なお説明の便宜上、実施形態1又は2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
[Embodiment 3]
Still another embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. For convenience of explanation, members having the same functions as those described in the first or second embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施形態は、実施形態1の加熱調理器101又は実施形態2の加熱調理器101Aにおいて、加熱調理器本体1に対して蓋体2を開け閉めする開閉機構50に特徴を有するものである。
The present embodiment is characterized by an opening /
図7は、本実施形態の加熱調理器101において蓋体2を閉じた状態の断面図であり、図8は、加熱調理器101において蓋体2を水平方向から所定鋭角開いた状態の断面図であり、図9は、加熱調理器101において蓋体2を垂直に開いた(全開)状態の断面図である。図7〜9に示すように、開閉機構50は、主に、ヒンジ軸(回転軸)52、ヒンジバネ4、係合爪13、爪受部23、ダンパー54、ダンパーカム51を備える。
FIG. 7 is a cross-sectional view of the
蓋体2は、加熱調理器本体1に対してヒンジ軸52周りの回動により開閉可能に設けられている。係合爪13及び爪受部23は、こられが係合することで、蓋体2の閉じた状態を維持する。ヒンジバネ4は、ヒンジ軸52に取り付けられており、蓋体2を開く方向に付勢する。係合爪13及び爪受部23の係合が外れると、ヒンジバネ4により蓋体2はヒンジ軸52周りに回動し開く。
The
ダンパー54は、垂直方向に伸縮し、蓋体2の回動を制動する。ダンパーカム51は、ダンパーを押し下す部材である。なお、ダンパー54にはダンパーキャップ(接続部)53が備えられており、ダンパーカム51がダンパーキャップ53を押し下すことで、ダンパーが押し下される。
The
ダンパーカム51は、ヒンジ軸52に取り付けられ、ダンパーキャップ53に接触して配置されている。ダンパーカム51は、蓋体2が水平方向に対して所定鋭角(例えば、37度)開いた状態からダンパーの押し下しを開始し、蓋体が垂直に開いた状態になるまで押し下しを続けるよう構成されている。ヒンジ軸52は、所定角度までは空回りをし、所定角度以降の角度においてダンパーカム51に当接して負荷がかかるように構成されている。これにより、蓋体2が所定鋭角開いた状態からダンパーカム51がダンパーの押し下しが開始される。
The
ここで、ヒンジバネ4の寸法バラツキにより、付勢が強めになれば加熱調理器本体1が浮き上がり、逆に弱くなると蓋体2が開かないことが考えられる。しかし、本実施形態では、ダンパー54により蓋体2の回動を制御できるため、上記バラツキによる不具合を解消することができる。また、ダンパー54は、垂直方向に伸縮するため、制動する動作のストロークを稼げるので、荷重の微調整が可能となる。
Here, due to the dimensional variation of the
また、ダンパーカム51はダンパーキャップ53に接触して配置されているので、これらの間に隙間がないため、ユーザが指を挟んだりするのを防ぐことができる。これにより、加熱調理器101を安全性に配慮した形状とすることができる。
Further, since the
図10の(a)は、ヒンジカバー55の外側の正面図であり、図10の(b)は、ダンパー54を取り付けたヒンジカバー55の内側の正面図である。ダンパー54は、図10に示すように、ヒンジカバー55に配置されていている。そのため、ヒンジカバー55にダンパー54を配置させてから、ヒンジカバー55を、蓋体2を閉じた状態で配置させた加熱調理器本体1に、取り付けることができる。蓋体2を閉じた状態、つまり、ダンパー54による負荷をかけていない状態で加熱調理器101を組み立てられるため、加熱調理器101の組立性が向上する。
FIG. 10A is a front view of the outside of the
なお、回転方向へ動作するダンパーもあるが、これは小型のため省スペースにはなるが、その分荷重が弱く、荷重の微調整における効果が薄い。また、回転方向へ動作するダンパーは、蓋体を取り付ける際には蓋体を開けた状態で取り付ける必要があるため、制動をかけた状態で蓋体を取り付ける必要があるため、組立性に劣る。 Although there is a damper that operates in the rotational direction, this is space-saving because of its small size, but the load is weak accordingly, and the effect in fine adjustment of the load is weak. In addition, since the damper that operates in the rotating direction needs to be attached with the lid open when attaching the lid, it is necessary to attach the lid in a state where braking is applied.
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications are possible. The technical scope of the present invention also includes embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. include. Furthermore, a new technical feature can be formed by combining the technical means disclosed in each embodiment.
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器(101)は、食材を収容する内鍋(3)と、前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔(蒸気案内用開口40d)が設けられた蓋部(内蓋22)と、前記内鍋を加熱する加熱部(15)を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部(加熱調理器本体1)と、を備えた加熱調理器において、前記通気孔の直径は2mm以上5mm以下であり、前記加熱部が200W以上300W以下の出力での加熱を実行する第1調理モードを有する。
[Summary]
The heating cooker (101) according to the first aspect of the present invention includes an inner pot (3) for storing ingredients, and a vent hole (
上記構成によれば、加熱調理器は、蓋部の通気孔が2mm以上5mm以下であり、200W以上300W以下の出力での加熱を実行することより、水分を加えなくても、あるいは少量の水分であっても、内鍋や食材の焦げ付きを防ぎ、また料理が乾燥することを防いで、調理することができる。つまり、上記構成によると、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を良好に行うことができるという効果を奏する。 According to the above configuration, in the cooking device, the lid has a vent hole of 2 mm or more and 5 mm or less, and heating is performed at an output of 200 W or more and 300 W or less. Even so, it can be cooked by preventing scorching of the inner pot and ingredients and preventing the dish from drying. That is, according to the said structure, there exists an effect that cooking without adding a water | moisture content or cooking with a small amount of water | moisture content can be performed favorably.
本発明の態様2に係る加熱調理器は、前記態様1において、前記内鍋の温度を検知する温度センサ(16)を備え、前記加熱部は、前記第1調理モードにおいて前記温度センサが100℃を所定値以上超えたことを検知すると、前記加熱を停止してもよい。
The cooking device according to
上記構成によれば、第1調理モードにおいて内鍋の温度が100℃を所定値以上超えると加熱が停止される。加熱の停止が自動で行われるため、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を自動で行うことができる。食材からの必要以上の水分の蒸発を防ぐことができ、より美味しい料理を提供することができる。 According to the said structure, a heating will be stopped if the temperature of an inner pot exceeds 100 degreeC or more in a 1st cooking mode. Since the heating is automatically stopped, cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed automatically. More than necessary evaporation of moisture from the ingredients can be prevented, and more delicious dishes can be provided.
本発明の態様3に係る加熱調理器は、前記態様1または2において、前記内鍋内に発生する蒸気を検知する水蒸気センサ(27)を備え、前記加熱部は、前記第1調理モードにおいて、前記水蒸気センサが所定値を検知した後は200W以上300W以下の出力での加熱を実行し、前記水蒸気センサが所定量の蒸気を検知する前は、当該蒸気を検知した後よりも大きい出力にて加熱を実行してもよい。
The cooking device according to
上記構成によると、水蒸気センサが所定値を検知する前は、当該蒸気を検知した後よりも大きい出力にて加熱を実行することで、素早く内鍋に収容された食材を高温にすることができる。その後、水蒸気センサが所定値を検知した後に200W以上300W以下の出力での加熱を実行する。よって、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を、効率よく、良好に行うことができる。 According to the said structure, before a water vapor | steam sensor detects a predetermined value, the foodstuff accommodated in the inner pot can be rapidly made into high temperature by performing a heating with the output larger than after detecting the said vapor | steam. . Then, after the water vapor sensor detects a predetermined value, heating is performed with an output of 200 W to 300 W. Therefore, cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed efficiently and satisfactorily.
本発明の態様4に係る加熱調理器は、前記態様1から3のいずれか1つにおいて、前記加熱部は、最大出力が600Wであり、当該加熱部への通電のONとOFFとを切り換えることで、200W以上300W以下の出力を行ってもよい。
The cooking device according to
上記構成によると、最大出力が600Wの加熱部により、200W以上300W以下の出力を行うことが可能となる。ただし、上記構成に限定されず、例えば、加熱部の最大出力が200W以上300W以下であってもよい。 According to the said structure, it becomes possible to perform the output of 200W or more and 300W or less by the heating part whose maximum output is 600W. However, it is not limited to the said structure, For example, the maximum output of a heating part may be 200W or more and 300W or less.
本発明の態様5に係る加熱調理器は、食材を収容する内鍋と、前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔が設けられた蓋部と、前記内鍋を加熱する加熱部を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部と、前記通気孔に接続し、前記通気孔からの蒸気を外部に排出する蒸気ダクトユニットと、を備え、前記蒸気ダクトユニットは、前記通気孔と連通する開口が設けられた水溜部と、蒸気を排出する蒸気口が設けられ、前記水溜部を覆う覆部とを備え、前記覆部は、金属で形成された領域であり前記水溜部との対向面の反対面が露出した金属領域を備えている。 The heating cooker according to the aspect 5 of the present invention heats the inner pot, the lid that covers the inner pot, has a vent hole that ventilates the inside and outside of the inner pot, and the inner pot. A main body part that has a heating part and accommodates the inner pot so that it can be taken in and out; and a steam duct unit that is connected to the vent hole and discharges steam from the vent hole to the outside. A water reservoir portion provided with an opening communicating with the vent hole, and a steam port for discharging steam, and a cover portion covering the water reservoir portion, wherein the cover portion is a region formed of metal. A metal region having an exposed surface opposite to the surface facing the water reservoir is provided.
上記構成によれば、蒸気ダクトユニットの覆部が金属領域を備えており、金属領域は水溜部との対向面の反対面が外部に露出している。この反対面は外部に露出しているため、外気に晒される。よって、内鍋から排出された蒸気であり、金属領域の水溜部との対向面に付着した蒸気は、金属領域の反対面(露出面)が外気により冷却されることで、水滴として水溜部の開口及び蓋部の通気孔を介して内鍋に戻される。そのため、蓋部と内鍋とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。なお、金属領域は金属で形成されているため、効率的に冷却できる。 According to the said structure, the cover part of a steam duct unit is equipped with the metal area | region, and the opposite surface of the metal area | region opposite to a water reservoir is exposed outside. Since this opposite surface is exposed to the outside, it is exposed to the outside air. Therefore, the steam discharged from the inner pan and attached to the surface facing the water reservoir in the metal region is cooled by the outside air on the opposite surface (exposed surface) of the metal region, so that the water in the water reservoir is dropped as water droplets. It is returned to the inner pot through the opening and the vent hole in the lid. Therefore, steam can be efficiently circulated in the space formed by the lid and the inner pot. In addition, since the metal area | region is formed with the metal, it can cool efficiently.
よって、上記構成によると、水分を加えなくても、あるいは少量の水分であっても、内鍋や食材の焦げ付きを防ぎ、また料理が乾燥することを防いで、調理することができる。つまり、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を良好に行うことができるという効果を奏する。 Therefore, according to the said structure, even if it does not add a water | moisture content or a small amount of water | moisture content, it can be cooked, preventing the inner pot and a foodstuff from being burnt and preventing a dish from drying. That is, there is an effect that cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed satisfactorily.
なお、覆部の全領域が金属領域であっても、つまり、覆部全部が金属で形成されていてもよい。 In addition, even if the whole area | region of a cover part is a metal area | region, that is, the whole cover part may be formed with the metal.
本発明の態様6に係る加熱調理器は、前記態様5おいて、前記開口として第1開口及び第2開口が設けられており、前記第1開口は、大きさが前記第2開口よりも大きく形成されており、前記第1開口は、周囲が蒸気ダクトユニット内へ隆起していてもよい。 In the heating cooker according to aspect 6 of the present invention, in the aspect 5, the first opening and the second opening are provided as the opening, and the first opening is larger in size than the second opening. It is formed and the said 1st opening may protrude the circumference | surroundings in a steam duct unit.
上記構成によると、第1開口及び第2開口が設けられているため、これらから内鍋から排出された蒸気が蒸気ダクトユニットに入る。第1開口は周囲が隆起しているため、隆起した分だけ水溜部の底よりも高い位置が、蒸気ダクトユニット260内への蒸気の入口となる。よって、水溜部26cの底(隆起の下の位置)に水分が溜まっても蒸気を第1開口から蒸気ダクトユニット260内に入れることができる。一方、第2開口の周囲には隆起していないので、水溜部に溜まった水分を第2開口26gから内鍋に戻すことができる。
According to the said structure, since the 1st opening and the 2nd opening are provided, the vapor | steam discharged | emitted from the inner pot from these enters a vapor | steam duct unit. Since the periphery of the first opening is raised, a position higher than the bottom of the water reservoir by the amount raised is an inlet for the steam into the
ここで、第1開口は大きさが第2開口よりも大きいため、より多くの蒸気を第1開口から蒸気ダクトユニット内に入れることができる。また、第2開口は第1開口よりも大きさが小さいことで、第2開口が第1開口よりも下の位置、つまり、調理中に食材や汁等が放出されやすい位置に配置されていても、その放出を抑制することができる。なお、第2開口が第1開口よりも小さくても水分を内鍋に戻す上で不都合はない。 Here, since the first opening is larger in size than the second opening, more steam can be put into the steam duct unit from the first opening. Further, the second opening is smaller in size than the first opening, so that the second opening is disposed at a position below the first opening, that is, at a position where food ingredients, soup, etc. are easily released during cooking. The release can also be suppressed. Even if the second opening is smaller than the first opening, there is no inconvenience in returning moisture to the inner pot.
本発明の態様7に係る加熱調理器は、前記態様1から6のいずれか1つにおいて、前記蓋部は、前記通気孔の大きさを変更可能に形成されていてもよい。
In the cooking device according to aspect 7 of the present invention, in any one of
上記構成によれば、通気孔の大きさが変更可能であるために、調理に適した大きさにすることができる。例えば、水分を減らす(飛ばす)調理を行う場合には、通気孔の大きさ大きくなるように、逆に水分を留めた調理を行う場合には、通気孔の大きさが小さくなるように変更するとよい。通気孔の大きさを変更する手段として、例えば、シャッター等が設けられていてもよい。 According to the said structure, since the magnitude | size of a vent hole can be changed, it can be set as the magnitude | size suitable for cooking. For example, when cooking is performed to reduce (fly) moisture, the size of the vent hole is increased. Conversely, when cooking is performed while moisture is retained, the size of the vent hole is decreased. Good. As a means for changing the size of the vent hole, for example, a shutter or the like may be provided.
通気孔の大きさの変更を、自動で行う構成であっても手動で行う構成であってもよい。例えば、加熱調理器がメニュー毎の調理モードが選択可能に設けられている場合、調理モードを選択すると、自動で通気孔の径の大きさが変更されるように構成されていてもよい。あるいは、手動の場合には、調理モードを選択すると、その調理モードに応じた通気孔の大きさになっていない場合には、調理が開始されず(スタートを受け付けない)、調理モードに応じた通気孔の大きさに変更した後に、調理が開始される構成であってもよい。 The change in the size of the air holes may be performed automatically or manually. For example, when the cooking device is provided so that a cooking mode for each menu can be selected, the diameter of the vent hole may be automatically changed when the cooking mode is selected. Alternatively, in the case of manual operation, when the cooking mode is selected, cooking is not started (start is not accepted) if the size of the vent hole is not appropriate for the cooking mode, and according to the cooking mode. The configuration may be such that cooking is started after changing to the size of the vent.
本発明の態様8に係る加熱調理器は、前記態様1から7のいずれか1つにおいて、前記蓋部の前記内鍋との対向面には、前記内鍋に向かって凸の複数の凸部(40b)が設けられていてもよい。
The cooking device according to aspect 8 of the present invention is the heating cooker according to any one of
上記構成によると、内鍋に向かって凸に設けられた蓋部の複数の凸部により、蓋部に付着した蒸気を水滴として内鍋に戻しやくすることができる。蓋部に凸部が設けられていることで、蓋部と内鍋とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。そのため、上記構成によると、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理をより良好に行うことができる。 According to the said structure, the vapor | steam adhering to the cover part can be quickly returned to an inner pot as a water droplet by the some convex part of the cover part provided convexly toward the inner pot. By providing the convex portion on the lid portion, it is possible to efficiently circulate the steam in the space formed by the lid portion and the inner pot. Therefore, according to the above configuration, cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed more favorably.
本発明の態様9に係る加熱調理器は、前記態様1から8のいずれか1つにおいて、前記蓋部は一部にガラスで形成されたガラス部を備え、前記ガラス部の上部は外部に露出していてもよい。 The cooking device according to the ninth aspect of the present invention is the cooking device according to any one of the first to eighth aspects, wherein the lid portion includes a glass portion partially formed of glass, and an upper portion of the glass portion is exposed to the outside. You may do it.
上記構成によると、蓋部のガラス部の上部は外部に露出しているため、外気に晒される。よって、ガラス部の内鍋との対向面に付着した蒸気は、ガラス部の反対面(露出面)が外気により冷却されることで、水滴として内鍋に戻される。よって、蓋部と内鍋とによって形成される空間内で蒸気を効率良く循環させることができる。そのため、上記構成によると、水分を加えない調理、あるいは少量の水分での調理を、より良好に行うことができる。 According to the said structure, since the upper part of the glass part of a cover part is exposed outside, it is exposed to external air. Therefore, the vapor | steam adhering to the surface facing the inner pot of a glass part is returned to an inner pot as a water droplet, when the opposite surface (exposed surface) of a glass part is cooled with external air. Therefore, steam can be efficiently circulated in the space formed by the lid and the inner pot. Therefore, according to the above configuration, cooking without adding moisture or cooking with a small amount of moisture can be performed more favorably.
本発明の態様10に係る加熱調理器(101,101A)は、食材を収容する内鍋を収納する内鍋収納部(11)を有する本体部(加熱調理器本体1)と、前記内鍋収容部上部を覆い、前記本体部に対して蓋体を回動により開閉可能に設けられた蓋体(2)と、前記蓋体の開閉機構(50)とを備えた加熱調理器において、前記開閉機構は、前記回動の回転軸と、前記蓋体の閉じた状態を維持する係合部(係合爪13,爪受部23)と、前記蓋体を開く方向に付勢する付勢部材(ヒンジバネ4)と、前記回動を制動する、垂直方向に伸縮するダンパーと、を備えたことを特徴としている。
The cooking device (101, 101A) according to the tenth aspect of the present invention includes a main body portion (heating cooker main body 1) having an inner pot storage portion (11) for storing an inner pot for storing ingredients, and the inner pot accommodation. In a cooking device comprising a lid (2) that covers an upper part of the body and is provided so that the lid can be opened / closed by rotation with respect to the main body, and the lid opening / closing mechanism (50). The mechanism includes a rotating rotation shaft, an engaging portion (engaging
付勢部材の寸法バラツキにより、付勢が強めになれば本体部が浮き上がり、逆に弱くなると蓋体が開かないことが考えられるが、上記構成によると、ダンパーにより蓋体の回動を制御できるため、上記バラツキによる不具合を解消することができる。
ここで、回転方向へ動作するダンパーは、小型のため省スペースにはなるが、その分荷重が弱く、荷重の微調整における効果が薄い。また、ストロークを稼ごうとすると、大型化してしまう。このような回転方向へ動作するダンパーに対して、本発明に係る上記構成では、垂直方向に伸縮するダンパーが備えられている。ダンパーが垂直方向に伸縮するため、制動する動作のストロークを稼げるので、荷重の微調整が可能となる。
Due to the dimensional variation of the urging member, it is conceivable that the main body will float if the urging becomes stronger, and conversely, the lid will not open if it becomes weaker. However, according to the above configuration, the rotation of the lid can be controlled by the damper. Therefore, it is possible to eliminate the problem caused by the variation.
Here, the damper operating in the rotation direction is small in size and saves space, but the load is weak accordingly, and the effect in fine adjustment of the load is weak. Moreover, if it is going to earn a stroke, it will enlarge. In contrast to the damper that operates in such a rotational direction, the above-described configuration according to the present invention includes a damper that expands and contracts in the vertical direction. Since the damper expands and contracts in the vertical direction, the stroke of the braking operation can be gained, so that the load can be finely adjusted.
本発明の態様11に係る加熱調理器は、態様10において、前記回転軸に取り付けられ、前記ダンパーの接続部(ダンパーキャップ53)に接触して配置されるダンパーカムを備え、前記蓋体が水平方向に対して所定鋭角開いた状態からダンパーの押し下しを開始し、蓋体が垂直に開いた状態になるまで押し下しを続けるよう構成されていてもよい。
The cooking device according to
上記構成によると、ダンパーによる制動を、蓋体が水平方向に対して所定鋭角開いた位置から(蓋体の開状態の途中から)させることができる。ダンパーカムはダンパーの接続部に接触して配置されているので、これらの間に隙間がないため、ユーザが指を挟んだりするのを防ぐことができる。よって、加熱調理器を、安全性に配慮した形状とすることができる。 According to the above configuration, braking by the damper can be performed from a position where the lid body is opened at a predetermined acute angle with respect to the horizontal direction (from the middle of the opened state of the lid body). Since the damper cam is arranged in contact with the connecting portion of the damper, there is no gap between them, so that the user can be prevented from pinching the finger. Therefore, the cooking device can be made into a shape that takes safety into consideration.
本発明の態様12に係る加熱調理器は、態様10または11において、前記ダンパーは、前記付勢部材を覆うヒンジカバーに配置されていてもよい。
In the cooking device according to
上記構成によると、ヒンジカバーにダンパーを配置させてから、このヒンジカバーを、蓋体を閉じた状態で配置させた本体部に、取り付けることができる。蓋体を閉じた状態、つまり、ダンパーによる負荷をかけていない状態で加熱調理器を組み立てられるため、加熱調理器の組立性が向上する。 According to the said structure, after arrange | positioning a damper to a hinge cover, this hinge cover can be attached to the main-body part arrange | positioned in the state which closed the cover body. Since the heating cooker can be assembled in a state where the lid is closed, that is, a state where no load is applied by the damper, the assembling property of the heating cooker is improved.
本発明は、内鍋に収容した食材を加熱調理する加熱調理器に利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICATION This invention can be utilized for the heating cooker which heat-cooks the foodstuff accommodated in the inner pot.
1 加熱調理器本体
2 蓋体
3 内鍋
4 ヒンジバネ(付勢部材)
11 内鍋収納部
13 係合爪
15 加熱部
16 温度センサ
17 制御部
21 外蓋
22 内蓋(蓋部)
23 爪受部
24 開放スイッチ
25 操作部
26,260 蒸気ダクトユニット
26a 覆部
26b 蒸気口
26c 水溜部
26f 第1開口
26g 第2開口
27 水蒸気センサ
40b 凸部
40d 蒸気案内用開口(通気孔)
40e 透明材料(ガラス部)
41 大径パッキン
51 ダンパーカム
52 ヒンジ軸
53 ダンパーキャップ(接続部)
54 ダンパー
55 ヒンジカバー
101,101A 加熱調理器
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
23
40e Transparent material (glass part)
41 Large-diameter packing 51
54
Claims (9)
前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔が設けられた蓋部と、
前記内鍋を加熱する加熱部を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部と、を備えた加熱調理器において、
前記通気孔の直径は2mm以上5mm以下であり、
前記加熱部が200W以上300W以下の出力での加熱を実行する第1調理モードを有することを特徴とする加熱調理器。 An inner pot for containing ingredients,
Covering the inner pot, a lid portion provided with a vent hole for venting the inside and outside of the inner pot;
In a heating cooker having a heating part for heating the inner pot, and a main body part for storing the inner pot so that it can be taken in and out,
The vent hole has a diameter of 2 mm or more and 5 mm or less,
The heating cooker having a first cooking mode in which the heating unit performs heating at an output of 200 W or more and 300 W or less.
前記加熱部は、前記第1調理モードにおいて前記温度センサが100℃を所定値以上超えたことを検知すると、前記加熱を停止することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 A temperature sensor for detecting the temperature of the inner pot;
2. The cooking device according to claim 1, wherein the heating unit stops the heating when detecting that the temperature sensor has exceeded 100 ° C. or more in the first cooking mode.
前記加熱部は、前記第1調理モードにおいて、前記水蒸気センサが所定値を検知した後は200W以上300W以下の出力での加熱を実行し、前記水蒸気センサが所定量の蒸気を検知する前は、当該蒸気を検知した後よりも大きい出力にて加熱を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の加熱料理器。 A water vapor sensor for detecting the steam generated in the inner pot,
The heating unit performs heating at an output of 200 W or more and 300 W or less after the water vapor sensor detects a predetermined value in the first cooking mode, and before the water vapor sensor detects a predetermined amount of steam, The heating cooker according to claim 1 or 2, wherein the heating is performed with an output larger than that after detecting the steam.
前記内鍋を覆い、前記内鍋の内外を通気する通気孔が設けられた蓋部と、
前記内鍋を加熱する加熱部を有し、前記内鍋を出し入れ可能に収納する本体部と、
前記通気孔に接続し、前記通気孔からの蒸気を外部に排出する蒸気ダクトユニットと、を備え、
前記蒸気ダクトユニットは、前記通気孔と連通する開口が設けられた水溜部と、蒸気を排出する蒸気口が設けられ、前記水溜部を覆う覆部とを備え、
前記覆部は、金属で形成された領域であり前記水溜部との対向面の反対面が外部に露出した金属領域を備えていることを特徴とする加熱調理器。 An inner pot for containing ingredients,
Covering the inner pot, a lid portion provided with a vent hole for venting the inside and outside of the inner pot;
A heating unit that heats the inner pot, and a main body unit that stores the inner pot in a removable manner;
A steam duct unit connected to the vent hole and exhausting the steam from the vent hole to the outside, and
The steam duct unit includes a water reservoir portion provided with an opening communicating with the vent hole, and a cover portion provided with a steam port for discharging steam and covering the water reservoir portion,
The said cover part is an area | region formed with the metal, and is provided with the metal area | region where the opposite surface of the opposing surface with the said water reservoir part was exposed outside, The cooking device characterized by the above-mentioned.
前記第1開口は、大きさが前記第2開口よりも大きく形成されており、
前記第1開口は、周囲が蒸気ダクトユニット内へ隆起していることを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。 A first opening and a second opening are provided as the openings;
The first opening is formed larger in size than the second opening,
The cooking device according to claim 5, wherein the first opening has a periphery protruding into the steam duct unit.
前記ガラス部の上部は外部に露出していることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の加熱調理器。 The lid part includes a glass part formed of glass in part,
The upper part of the said glass part is exposed outside, The heating cooker of any one of Claim 1 to 8 characterized by the above-mentioned.
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