JP2017000194A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】初動や急旋回でも操作性に抵抗が生じにくく、設置スペースを低減できる電気掃除機を得る。
【解決手段】電動送風機18が本体ケース11内に設けられている。集塵室26,27が電動送風機18の稼働により発生する吸引風で吸い込まれた空気から塵埃を捕集する。車輪14が本体ケース11の後側の部分に回転可能に設けられている。キャスター15が本体ケース11の前側の部分に設けられている。キャスター15は、床面に接触して回転可能である球体のボール35と、ボール35を保持するホルダー37とを有する。
【選択図】図8
【解決手段】電動送風機18が本体ケース11内に設けられている。集塵室26,27が電動送風機18の稼働により発生する吸引風で吸い込まれた空気から塵埃を捕集する。車輪14が本体ケース11の後側の部分に回転可能に設けられている。キャスター15が本体ケース11の前側の部分に設けられている。キャスター15は、床面に接触して回転可能である球体のボール35と、ボール35を保持するホルダー37とを有する。
【選択図】図8
Description
本発明は、電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機において、前車輪は、前車輪とは別の回転軸を持つキャスターに設けられていた(例えば、特許文献1参照)。この場合、掃除機の旋回時にはキャスターが回転して進行方向に向いた後に掃除機の本体が追従する。
しかし、キャスターが進行方向に向くまでは抵抗となる。特に、初動や急旋回において操作性に抵抗が生じやすい。また、キャスターが進行方向に向く前に掃除機が動くと床傷の原因となってしまう。さらに、従来のキャスターは大きな設置スペースが必要であった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は初動や急旋回でも操作性に抵抗が生じにくく、設置スペースを低減できる電気掃除機を得るものである。
本発明に係る電気掃除機は、本体ケースと、前記本体ケース内に設けられた電動送風機と、前記電動送風機の稼働により発生する吸引風で吸い込まれた空気から塵埃を捕集する集塵室と、前記本体ケースの後側の部分に回転可能に設けられた車輪と、前記本体ケースの前側の部分に設けられたキャスターとを備え、前記キャスターは、床面に接触して回転可能である球体のボールと、前記ボールを保持するホルダーとを有することを特徴とする。
本発明は本体ケースの前側のキャスターに回転可能なボールを用いるため、初動や急旋回でも操作性に抵抗が生じにくく、設置スペースを低減できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機を示す斜視図である。電気掃除機1はキャニスター型である。電気掃除機1は、吸引ヘッド2、延長パイプ3、接続パイプ4、吸引ホース5及び本体6を備える。
吸引ヘッド2に吸込み口が形成される。吸込み口は下向きの開口である。吸引ヘッド2は中央部に接続管を備える。吸引ヘッド2の接続管は延長パイプ3の一方の端部に着脱可能に接続される。延長パイプ3は伸縮可能であり、その長さは無段階又は多段階で調節できる。
接続パイプ4の一方の端部が延長パイプ3の他方の端部に着脱可能に接続される。接続パイプ4は、円筒形状の部材とこの部材に設けられた操作ハンドル7とを備える。操作ハンドル7は、吸引ヘッド2を動かすために掃除をする人が持つ部分である。操作ハンドル7に操作スイッチ8が設けられている。例えば、操作スイッチ8は、電気掃除機1の運転を制御するための複数のボタンを備える。
吸引ホース5の一方の端部が接続パイプ4の他方の端部に接続される。吸引ホース5の他方の端部5aが本体6に着脱可能に接続される。吸引ホース5は、端部5a以外の部分が蛇腹形状であり、任意の方向に曲がる。吸引ホース5の端部5aは、例えば硬質の複数のプラスチック部材によって円筒状に形成される。吸引ヘッド2、延長パイプ3、接続パイプ4及び吸引ホース5は、ごみを含む空気(含塵空気)を外部から本体6に導くための風路を形成する。
図2は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体を示す側面図である。以下の説明では、図2に示す状態を基準に上下方向を特定する。前後方向に関しては、図2の左側を前とする。本体6は、ごみを含む空気からごみを分離する機能と、分離したごみを捕集する機能とを有する。本体6は、吸引ユニット9と集塵ユニット10とを備える。集塵ユニット10は、吸引ユニット9に着脱可能である。吸引ユニット9は、本体ケース11、ホース接続部12、ハンドル13、車輪14、キャスター15及び電源コード16を備える。集塵ケース17が本体ケース11の前側に配置される。集塵ケース17は一方の端部が塞がれた円筒形状であり、中心軸が斜めに配置され、斜め上方に開口する。集塵ケース17は上部より下部が前側に突出する。集塵ユニット10は集塵ケース17に着脱可能に収容される。
ハンドル13は、本体6を持ち上げる時に使用者が持つ棒状の把持部13aを有する。例えば、使用者は、階段等を掃除する時にハンドル13を持って本体6を持ち上げる。ハンドル13は本体ケース11の上部に設けられ、本体ケース11の上面から突出する。ここでは把持部13aは一直線状の棒状であるが、僅かに湾曲していてもよい。
車輪14は、本体ケース11の後側の部分の両側に回転可能に設けられている。キャスター15は、本体ケース11の前側の部分に設けられ、集塵ケース17の下方に配置されている。集塵ユニット10が集塵ケース17に取り付けられた状態では、キャスター15は、集塵ユニット10の下方に配置される。電源コード16は、本体ケース11の内部に設けられたコードリールに巻き付けられる。
図3は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体の中心を前後方向で切断した断面図である。吸引ユニット9は、本体ケース11の内部に電動送風機18、電動送風機ケース19、吸気側フィルタ20(HEPAフィルタ)、排気側フィルタ21(ULPAフィルタ)、コードリール及び制御回路(不図示)を備える。電動送風機ケース19が電動送風機18を覆う。電動送風機18、電動送風機ケース19、吸気側フィルタ20及び排気側フィルタ21が本体ケース11内に設けられている。
電動送風機18は、電源コード16が電源に接続されると、操作スイッチ8に対する操作に応じて予め設定された吸引動作を行う。電動送風機18が吸引動作を行うと、電動送風機18は、電気掃除機1に形成された風路に気流を発生させる。電気掃除機1に形成された風路には、ごみを含む空気を外部から本体6に導くための風路、集塵ユニット10に形成された風路及び排気風路22が含まれる。気流が発生すると、吸引ヘッド2の吸込み口から床面上のごみが空気と一緒に吸い込まれる。吸引ヘッド2に吸い込まれたごみを含む空気は、延長パイプ3、接続パイプ4及び吸引ホース5を通って本体6の内部に流入する。
本体6の内部に流入したごみを含む空気は、ホース接続部12を通って集塵ユニット10に送られる。吸引ホース5がホース接続部12に差し込まれた際に端部5aが集塵ユニット10に達する場合は、ごみを含む空気は、吸引ホース5から集塵ユニット10に直接送られる。集塵ユニット10は、ごみを含む空気からごみを分離する。集塵ユニット10は、ごみを含む空気を高速で旋回させることにより、遠心力によってごみを分離する。即ち、集塵ユニット10は、サイクロン分離機能を有する。集塵ユニット10は、分離したごみを捕集し、一時的に溜めておく。排気風路22には、集塵ユニット10から清浄な空気が流入する。
本体ケース11に、排気風路22の要部が形成される。排気風路22は、集塵ユニット10でごみが取り除かれた空気を排気部23に導くための風路である。電動送風機18、吸気側フィルタ20及び排気側フィルタ21は排気風路22に配置される。
ホース接続部12に吸引ホース5の端部5aが接続される。ホース接続部12は、本体ケース11の前方上側の部分に設けられ、本体ケース11の半分の高さより上方に配置され、集塵ケース17の周壁から前側に突出する。
集塵ユニット10は、全体として円柱形状である。集塵ユニット10は、集塵ケース17に上方から挿入される。所定の操作を行いながら集塵ユニット10を上方に引き抜くことにより、集塵ユニット10を集塵ケース17から取り外すことができる。
集塵ユニット10が集塵ケース17に取り付けられた状態では、集塵ユニット10の中心軸は、集塵ケース17の中心軸と同様に斜めに配置される。即ち、集塵ユニット10は、上部より下部が前側に突出する。集塵ユニット10は、例えば複数の成型品を備える。複数の成型品が適切に配置されることにより、集塵ユニット10に、旋回室24、流入風路25、0次集塵室26、一次集塵室27及び流出風路28が形成される。
旋回室24は、電動送風機18の稼働により発生する吸引風で吸い込まれた塵埃を含む空気を旋回させる。旋回室24の上部は円柱形状である。旋回室24の下部は、下方に向かうに従って径が小さくなる円錐台形状である。旋回室24を形成する側壁は、旋回室24の中心軸に直交する方向の断面が円形状である。旋回室24の中心軸は、集塵ケース17の中心軸に対してほぼ平行であるが、少しずれている。
旋回室24を形成する側壁の上部に、流入口29が形成される。流入風路25は、流入口29を介して旋回室24に通じる。流入風路25は、吸引ホース5等を通ってきたごみを含む空気を旋回室24に導くための風路である。流入風路25は、集塵ユニット10の周壁で開口する。この開口が集塵ユニット10のユニット流入口30である。ユニット流入口30は、集塵ユニット10にごみを含む空気を取り込むための開口である。吸引ホース5等を通ってきたごみを含む空気は、ユニット流入口30から流入風路25に流入する。流入風路25に流入したごみを含む空気は、流入風路25を通過して流入口29から旋回室24に流入する。集塵ユニット10が集塵ケース17に取り付けられると、ユニット流入口30は、ホース接続部12に対向する。
旋回室24を形成する側壁に、0次開口31が形成される。0次開口31は、流入口29より下流に形成される。0次集塵室26は、0次開口31を介して旋回室24に通じる。0次集塵室26は、全体として円筒形状である。0次集塵室26は、旋回室24の周囲を囲むように形成される。
旋回室24を形成する側壁の下端によって一次開口32が形成される。一次開口32は0次開口31より下流に形成される。一次集塵室27は一次開口32を介して旋回室24に通じる。一次集塵室27は旋回室24の下端部の周囲を囲むように形成される。一次集塵室27は0次集塵室26によって周囲が囲まれる。
旋回室24に突出する流出管に、多数の微細孔によって流出口33が形成される。旋回室24は流出口33を介して流出風路28に通じる。流出風路28は、旋回室24の空気を集塵ユニット10の外に流出させるための風路である。流出風路28は、集塵ユニット10の周壁で開口する。この開口が集塵ユニット10のユニット流出口34である。ユニット流出口34は、集塵ユニット10から空気を流出させるための開口である。旋回室24の空気は流出口33から流出風路28に流入する。流出風路28に流入した空気は流出風路28を通過してユニット流出口34から集塵ユニット10の外に流出する。集塵ユニット10が集塵ケース17に取り付けられると、ユニット流出口34は排気風路22に連結される。
続いて、掃除の際における電気掃除機の動作を説明する。電源コード16が外部の電源に接続されると、電動送風機18等の機器が通電する。電動送風機18が吸引動作を開始すると、上述したように、吸引ヘッド2に吸い込まれたごみを含む空気は、ユニット流入口30を通過して流入風路25に流入する。流入風路25に流入したごみを含む空気は、流入風路25を通過し、流入口29から旋回室24に流入する。この時、ごみを含む空気は、旋回室24を形成する側壁の接線方向から旋回室24に流入する。旋回室24の中心軸が集塵ユニット10の中心軸からずれているため、流入風路25を大きく曲げる必要がなく、騒音の発生を抑制できる。
流入口29から旋回室24に流入した空気は、旋回室24で予め設定された方向に回る。これにより、旋回室24で旋回気流が形成される。この旋回気流は、中心軸近傍の強制渦領域とその外側の自由渦領域とを形成しながら、その経路構造と重力とによって下向きに流れていく。
上記旋回気流に含まれるごみには、遠心力が作用する。例えば繊維ごみ及び毛髪といった比較的嵩の大きなごみαは、作用する遠心力によって旋回室24を形成する側壁に押し付けられながら落下する。このため、ごみαは、0次開口31の高さに達すると0次開口31を通過する。0次開口31を通過したごみαは、0次集塵室26に送られる。これにより、ごみαが0次集塵室26に落下して捕集される。
0次開口31から0次集塵室26に進入しなかったごみは、旋回しながら更に下方に移動する。砂ごみ及び細かい繊維ごみといった比較的嵩の小さなごみβは、一次開口32を通過する。これにより、ごみβは、一次集塵室27に落下して捕集される。
上記旋回気流は、旋回室24の最下部に達するとその進行方向を上向きに変える。これにより、旋回室24の中心軸に沿って上昇気流が形成される。この上昇気流を形成する空気からはごみα及びごみβが除去されている。ごみα及びごみβが取り除かれた清浄空気は、流出口33を通過して旋回室24から流出する。流出口33を通過した空気は、流出風路28を通過してユニット流出口34に達する。そして、清浄空気は、ユニット流出口34を通過して排気風路22に送られる。
排気風路22に流入した清浄空気は吸気側フィルタ20、電動送風機18及び排気側フィルタ21を通過する。上記のように旋回室24で空気から遠心分離された塵埃を0次集塵室26及び一次集塵室27が捕集するが、それらが捕集しきれなかった微細な塵埃を電動送風機18に吸引される前に吸気側フィルタ20が捕集する。排気側フィルタ21は、吸気側フィルタ20を通過し電動送風機18から排出された空気を清浄する。排気部23は、排気側フィルタ21を通過し電動送風機ケース19と本体ケース11との間に構成された排気風路22を通過した空気を本体6の外部に排出する。例えば、排気部23から排出された空気は掃除中の部屋に戻される。
続いて、本実施の形態の特徴的な部分であるキャスター15について詳細に説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体のキャスターを分解した状態を示す側面図である。図5は、本発明の実施の形態に係るキャスターを分解した状態を示す斜視図である。キャスター15は、球体のボール35と、支持体36と、ホルダー37と、複数の転動体38とを有する。
図6は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体の中心を前後方向で切断した断面図である。図7及び図8は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体のキャスターを拡大した断面図である。図3及び図7はキャスター15の押し込み状態を示し、図6及び図8はキャスター15の突出状態を示す。
支持体36は本体ケース11とボール35との間に配置されてボール35を支持する。ホルダー37は上端部のツメ39を引っ掛けて本体ケース11に取り付けられている。ホルダー37は筒状であり、その内部にボール35を収納し、下端部の開口径がボール35の直径よりも小さくなっている。これにより、ホルダー37は支持体36から外れないようにボール35を保持する。ボール35は床面に接触して360°回転可能である。従って、電気掃除機1が床面上を移動する際に、ボール35は本体ケース11、支持体36及びホルダー37に対して回転する。
このように、本実施の形態では本体ケース11の前側のキャスター15に360°回転可能なボール35を用いるため、初動や急旋回でも操作性に抵抗が生じにくい。また、回転するキャスターに前車輪を取り付けた従来の構成に比べて、本願のボール35を用いたキャスター15の方が設置スペースを低減できる。
また、支持体36はバネ40を介して本体ケース11に取り付けられている。このため、ボール35及び支持体36は本体ケース11に対して上下に移動可能である。これにより、キャスター15は、電気掃除機1が段差を乗り越える際に衝撃を吸収するダンパーの役割を発揮する。この結果、床面を傷つけず、電気掃除機1が段差を乗り越え易くなる。
また、ボール35の材料はゴムなどの軟質材であることが好ましい。これにより、ボール35が接触する床面の傷付きを防止し、電気掃除機1の振動伝播を抑えることができる。
図9は、本発明の実施の形態に係るキャスターを示す側面図である。ホルダー37の下端部は斜めに形成されており、電気掃除機1の前方側において後方側よりもボール35の露出が多くなっている。これにより、電気掃除機1が床面上を前方に向かって移動する際に障害物がホルダー37に接触するのを防ぐことができる。
図10は、本発明の実施の形態に係るキャスターを示す断面図である。図11は、本発明の実施の形態に係るキャスターを示す断面図である。図10は転動体38の部分での断面図であり、図11は転動体38以外の部分での断面図である。複数の転動体38が支持体36とボール35との間に転動可能に配置されている。具体的には、支持体36に設けられた複数の凹部41内に複数の転動体38がそれぞれ配置され、転動体38の一部がボール35の上半分の領域に接する。これらの転動体38はボール35の回転と共に転動する。これにより、ボール35をスムーズに回転させることができる。
図12は、本発明の実施の形態に係るキャスター内部を示す下面図である。支持体36の曲面に互いに離間した複数の凹部41が形成されている。この複数の凹部41内にそれぞれ複数の転動体38が配置されている。ここでは凹部41と転動体38はそれぞれ4個である。ただし、これに限らず、少なくとも3個であれば転動体38によりボール35を安定して支持することができる。
図13は、本発明の実施の形態に係る電気掃除機の本体のハンドルを握って持ち上げた状態を示す側面図である。本体6の重心Gがハンドル13とホース接続部12との間にあるため、使用者がハンドル13を握って本体ケース11を持ち上げた際にボール35が本体ケース11より下方に突出する。このため、使用者が階段等の掃除を終えて本体6を降ろすと、ボール35が最初に床面に接触する。この際に電気掃除機1が床面に対して少し傾いていても、ボール35が最初に床面に接触する。ボール35が床に接触してからそのまま持ち手を下げると、車輪14が床に接触する。このため、本体6を降ろす時に本体ケース11や床面が傷付くのを防止できる。また、持ち上げた本体6を容易に降ろすことできる。
図14は、本発明の実施の形態に係るキャスターの変形例を示す断面図である。ホルダー37の下端部とボール35との間の全周に植毛42が設けられている。この植毛42により、床面のゴミがキャスター15内に侵入するのを防ぐことができるため、ゴミの侵入によりボール35の回転が阻害されない。
なお、本実施の形態では、電気掃除機1がサイクロン分離方式の集塵部を備える例について説明した。しかし、これに限らず、電気掃除機1は紙パック式の集塵部を備えてもよい。また、本実施の形態では支持体36とホルダー37が互いに異なる部品であるが、これに限らず両者を一部品にしてもよい。
1 電気掃除機、11 本体ケース、13 ハンドル、14 車輪、15 キャスター、18 電動送風機、26 0次集塵室(集塵室)、27 一次集塵室(集塵室)、35 ボール、36 支持体、37 ホルダー、38 転動体、40 バネ、42 植毛
Claims (6)
- 本体ケースと、
前記本体ケース内に設けられた電動送風機と、
前記電動送風機の稼働により発生する吸引風で吸い込まれた空気から塵埃を捕集する集塵室と、
前記本体ケースの後側の部分に回転可能に設けられた車輪と、
前記本体ケースの前側の部分に設けられたキャスターとを備え、
前記キャスターは、床面に接触して回転可能である球体のボールと、前記ボールを保持するホルダーとを有することを特徴とする電気掃除機。 - 前記キャスターは、前記本体ケースと前記ボールの間に配置されて前記ボールを支持する支持体と、前記支持体と前記ボールとの間に転動可能に配置された複数の転動体を更に有することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記支持体はバネを介して前記本体ケースに取り付けられ、前記ボール及び前記支持体は前記本体ケースに対して上下に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の電気掃除機。
- 前記ボールの材料は軟質材であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気掃除機。
- 前記本体ケースの上部に設けられたハンドルを更に備え、
前記ハンドルを握って前記本体ケースを持ち上げた際に前記ボールが前記本体ケースより下方に突出することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気掃除機。 - 前記キャスターは、前記ホルダーの下端部と前記ボールとの間に設けられた植毛を更に有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015114194A JP2017000194A (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015114194A JP2017000194A (ja) | 2015-06-04 | 2015-06-04 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112041127A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-12-04 | 捷普有限公司 | 为机器人车辆提供稳定驱动系统的设备、系统和方法 |
-
2015
- 2015-06-04 JP JP2015114194A patent/JP2017000194A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN112041127A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-12-04 | 捷普有限公司 | 为机器人车辆提供稳定驱动系统的设备、系统和方法 |
US11926172B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-03-12 | Jabil Inc. | Apparatus, system, and method of providing a stabilizing drive system for a robotic vehicle |
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