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JP2017095019A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両におけるエンジンとリアフェンダとの位置バラツキを抑える。【解決手段】前輪9と後輪14との間に配置されるエンジンEが車体フレームFRに搭載される鞍乗型車両であって、後輪14の上方の少なくとも一部を覆うリアフェンダ50と、リアフェンダ50とエンジンEとの間に配置されるエアクリーナ60とを備え、エアクリーナ60はリアフェンダ50に対して固定されることを特徴としている。【選択図】図2

Description

この発明は、鞍乗型車両においてエンジンの後方側に配置されるエアクリーナの固定構造に関するものである。
この種の鞍乗型車両の一態様である自動二輪車では、エンジン後方側にエアクリーナが配置されるものがある。例えば特許文献1に記載の自動二輪車では、車体フレーム(バックステー)に設けられるブラケットにエアクリーナ、リアフェンダがそれぞれボルト固定される。
特開2009−161014号公報
上記自動二輪車では、フレームの組立て誤差や寸法誤差の影響によってエアクリーナとリアフェンダとの相対位置関係がばらつくことがあった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、エアクリーナとリアフェンダとの位置バラツキを抑えることができる技術を提供することを目的とする。
この発明の一態様は、前輪と後輪との間に配置されるエンジンが車体フレームに搭載される鞍乗型車両であって、後輪の上方の少なくとも一部を覆うリアフェンダと、リアフェンダとエンジンとの間に配置されるエアクリーナとを備え、エアクリーナはリアフェンダに対して固定されることを特徴としている。
このように構成された発明では、エアクリーナはリアフェンダとエンジンとの間に配置されており、エアクリーナとリアフェンダとは互いに隣接しながら直接的に固定されている。これによって、両者の位置関係は確定し、フレーム誤差の影響を防いでエアクリーナとリアフェンダとの位置バラツキが抑えられる。
また、エアクリーナを固定するための固定部位を一体的にしてリアフェンダを成形し、エアクリーナを固定部位に対して着脱可能に固定するように構成してもよい。この場合、エアクリーナ固定用のブラケット(本発明の「固定部位」に相当)を溶接によって車体フレームに設ける従来技術に比べ、車体フレームに対する溶接箇所の数を減らすことができ、製造コストを低く抑えることができる。
また、リアフェンダを樹脂材料で形成してもよく、この場合、次のような作用効果が得られる。鞍乗型車両では振動の発生は不可避であり、当該振動はリアフェンダを介してエアクリーナにも伝達されるが、リアフェンダを樹脂材料製とすることで車体フレームから伝わる振動がリアフェンダにより減衰される。その結果、エアクリーナに与えられる振動は抑制され、エアクリーナの振動を抑えることができる。
また、リアフェンダに固定されたエアクリーナの鉛直下方側で車体フレームに取り付けられる支持部材を設け、エアクリーナの底部が衝撃緩衝部材を介して支持部材に支持されるように構成してもよい。この場合、エアクリーナはリアフェンダに固定されるとともに、その底部が支持部材で支持される。このため、エアクリーナに加わる負荷が分散され、リアフェンダに形成されるエアクリーナ固定部分の剛性を過剰とすることなく、エアクリーナを安定して固定することができる。
また、エアクリーナの上方に規制部材を配置し、当該規制部材によってエアクリーナの上方移動を規制するように構成してもよく、これによってエアクリーナ固定の安定性をさらに向上させることができる。
また、エンジンの燃料を貯留する燃料タンクを有する鞍乗型車両では、エアクリーナの吸気口よりも前方側で、タンク下面から下方に向けて第1の壁が突設されるとともにエアクリーナの上面から上方に向けて第2の壁が突設されてタンクの下面とエアクリーナの上面との間を前方から流れてくる流体を折り返すラビリンス構造を形成するのが望ましい。その理由は以下のとおりである。上記のように構成された発明では、タンクとエアクリーナとの間に空間が形成されているため、当該空間を介して雨水、泥水などを含む流体がエアクリーナの吸気口に向けて流れてくることがある。しかしながら、エアクリーナの吸気口よりも上流側で上記流体がラビリンス構造によって折り返され、吸気口への到達が阻止される。その結果、上記吸気口を介して雨水や泥水等がエアクリーナに吸い込まれるのを効果的に防止することができる。また、燃料タンクの一部でラビリンス構造を形成することで、専用部材を用いる場合に比べて部品点数を削減できる。
また、車体フレームは左右一対のフレームを有する鞍乗型車両では、左右一対のフレームの下方に広がる収容空間に対して後輪側から挿脱可能に構成され、左右方向における最大幅が左右一対のフレームの離間距離よりも広くなるように、エアクリーナを構成するのが望ましい。というもの、車体フレームにエアクリーナ用ブラケットが存在しないので、左右一対のフレームに対するエアクリーナの干渉を防止しながら収容空間に後方から挿入しやすくできる。しかも、左右方向における最大幅が左右一対のフレームの離間距離よりも広く、エアクリーナの本体容量を高めることができる。
さらに、エアクリーナは、フィルタエレメントを収容するフィルタ収容部を有するクリーナ容器と、クリーナ容器の上面に設けられてフィルタ収容部に対してフィルタエレメントを挿脱するための開口部とを有し、フィルタエレメントは左右一対のフレームの間を通過してフィルタ収容部に対して挿脱される鞍乗型車両では、次のような構成を採用するのが望ましい。すなわち、フィルタ収容部へのフィルタエレメントの挿入によって、クリーナ容器の内部が吸気エアの導入空間と、フィルタエレメントを通過した吸気エアをエンジン側に案内する案内空間とに仕切られ、リアフェンダに対してエアクリーナを固定した状態での鉛直上方からの平面視でクリーナ容器の容器壁のうちフィルタ収容部に対応する壁部が導入空間および案内空間に対応する壁部よりも左右方向内側に没入しているように構成するのがエアクリーナの本体容量を高める上で好適である。
以上のように、本発明によれば、エアクリーナがリアフェンダに直接的に固定されているため、エアクリーナとリアフェンダとの位置バラツキを抑えることができる。
本発明にかかる鞍乗型車両の一実施形態である自動二輪車の左側面図である。 本発明にかかる鞍乗型車両の一実施形態である自動二輪車の右側面図である。 車体フレーム、エアクリーナ、リアフェンダおよび燃料タンクの配置関係を示す斜視図である。 エアクリーナの外観構造を示す斜視図である。 エアクリーナを上方から見た平面図である。 図4のA−A線断面図である。
図1は本発明にかかる鞍乗型車両の一実施形態である自動二輪車の左側面図であり、図1Bは自動二輪車の左側面図である。なお、図1ならびに後で説明する各図において前後、左右とは、自動二輪車に乗車したライダーから見て前後、左右を意味し、本明細書では車両前方、車両後方をそれぞれ単に「前方」および「後方」と称する。
この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を構成するメインフレーム1と、メインフレーム1の後部に連結されて車体フレームFRの後半部を構成するリアフレーム2とを有する。このメインフレーム1の前端には、ヘッドパイプ3が取り付けられるとともに、当該ヘッドパイプ3に対してステアリングシャフト(図示せず)が回動自在に挿通されている。このステアリングシャフトには、アッパブラケット4およびアンダーブラケット5が取り付けられている。これらアッパブラケット4およびアンダーブラケット5によりフロントフォーク8が支持されている。また、フロントフォーク8の下端部で前輪9が支持されるとともに、フロントフォーク8の上端部のアッパブラケット4にハンドル10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端部にはスイングアームブラケット11が設けられている。このスイングアームブラケット11に対し、スイングアーム12が、その前端部に挿通されたピボット軸13を介して上下揺動自在に支持されている。そして、スイングアーム12の後端部により後輪14が支持されている。自動二輪車は、スイングアーム12の揺動変位を抑えるためのリアサスペンション(図5中の符号RS)を有する。リアサスペンションは、スイングアーム12と車体フレームFRとをばね特性および減衰特性を有して連結する。なお、後で詳述するが、このリアサスペンションを車体フレームFRと連結するために車体フレームFRにブラケット(図5中の符号26)が取り付けられている。そして、当該ブラケットがダンパー(図5中の符号83)を介してエアクリーナを支持する。
メインフレーム1およびスイングアームブラケット11にエンジンEが支持されている。このエンジンEは、例えば水冷2気筒4サイクルエンジンで構成されており、チェーンのような動力伝達機構16を介して後輪14を駆動する。本実施形態にかかる自動二輪車のエンジンEでは、クランクシャフトを収容するクランクケースの上方に燃焼気筒(シリンダ)が設けられる。燃焼気筒のうち後部に吸気ポートが形成され、燃焼気筒のうち前部に排気ポートが形成される。また、以下においても説明するが、エンジンEは、燃料タンク18の下方に配置される。エアクリーナ(図2参照)は、燃料タンク18と、クランクケース下部との上下方向間に位置する。また、エアクリーナの前端部は、クランクケースおよび燃料タンク18の後端部よりも前方に位置する。
また、メインフレーム1の上部、つまり車体上部では、ハンドル10の後方側に燃料タンク18およびライダー用シート19がこの順序で配列されている。これらのうち燃料タンク18はメインフレーム1に固定される。一方、ライダー用シート19はリアフレーム2の左右一対のシートフレーム21、22に固定されている。リアフレーム2は、上記シートフレーム21、22のほかに左右一対の補強フレーム100,101を有する。左右一対の補強フレーム100、101は、シートフレーム21、22の後方に配置される。補強フレーム100,101の前部が、メインフレーム1に接続され、補強フレーム100、101の後部が、シートフレーム21、22の後部に接続される。補強フレーム100、101の前部は、シートフレーム21、22の前部に対して下方に配置される。補強フレーム100、101は、前部から後方に進むにつれて、シートフレーム21、22に上下方向に近づくように上方に傾斜する。メインフレーム1は、前後方向に延びて、シートフレーム21、22の前部と補強フレーム100、101の前部とを上下方向に接続する接続部分(図示省略)が形成される。これによって、側面視においてメインフレーム1の接続部分と、シートフレーム21、22と、補強フレーム100、101とによって、三角形状のフレームを形成することができ、肉厚を薄くしつつ、リアフレーム2の剛性を高めることができる。
本実施形態では、メインフレーム1の接続部分は、上部から下方に進むにつれて後方に傾斜する。またメインフレーム1の接続部分は、上部から下方に進むにつれて左右方向外側に傾斜する。これによって補強フレーム100、101が、シートフレーム21、22の前部よりも左右方向外側に配置される。左右一対のメインフレーム1は、下部位置で、左右方向に延びるサスペンション支持フレーム(図5中の符号SSF)によって左右方向に互いに連結される。例えば、サスペンション支持フレームは、補強フレーム100、101の前部に隣接した位置に配置される。サスペンション支持フレームは、車幅方向中間位置で、リアサスペンションの上端部を揺動可能に支持する。リアフレーム2には、左右一対のシートフレーム21、22を連結する連結フレーム(図示省略)を有する。連結フレームは、エアクリーナの上面に対して上方に離れた位置に配置される。
ライダー用シート19の下方から後方側にかけてリアフェンダ50(図2参照)が後輪14の上方の一部覆うように配置され、リアフレーム2に固着されたリアフェンダ固定用のブラケット25(図2)を介してリアフレーム2に固定されている。
リアフェンダ50は、後輪14の少なくとも一部を上方から覆うカバー体である。リアフェンダ50が設けられることで、後輪付着物が後輪回転による力を受けて飛散した場合に、後輪付着物のライダーへの飛び散りを防ぐとともに、後輪付着物の車体内部空間への進入を防ぐことができる。また、リアフェンダ50は、車体フレームFRを後方および下方から覆うことで、車体フレームFRの露出を防ぐ意匠部品として構成されてもよい。リアフェンダ50は、左右一対の補強フレームの左右方向間に延びるとともに、前後方向に延びる。これによってリアフレーム2の左右方向内側に規定される収容空間の底面を形成することができる。本実施形態では、収容空間には、バッテリ、車載工具、エンジン制御装置などの電装品などの車体構成部品が収容される。リアフェンダ50は、前後方向に垂直な断面が溝状の略箱状に形成されて、前後方向に延びる底壁形成部分と、底壁形成部分の左右方向両側部から上方に延びる左右一対の縦壁形成部分とを有する。本実施形態では、底壁形成部分の前側領域が、後輪14の上面に沿う曲面に形成されて、上方に没入する形状に形成される。これによってスイングアーム12の上方揺動によるリアフェンダ50と後輪14との干渉を防ぎつつ、リアフェンダ50を下方に配置しやすい。
リアフェンダ50は、クリーナ容器(図3中の符号63)に後方から対向するフェンダ対向部分を有する。本実施形態では、フェンダ対向部分は、クリーナ容器の下面よりも上方で、クリーナ容器の上面よりも下方に位置する。フェンダ対向部分は、シートフレーム21、22の左右方向内側で、クリーナ容器の後面に沿って左右方向に延びる。
また、ライダー用シート19の下方は、サイドカバー17により側方から覆われるとともに、車体前部についてはフロントカウル30が取り付けられている。なお、当該フロントカウル30にはヘッドランプユニット23が装着されている。また、エンジンEとリアフレーム2との間にエアクリーナが次のように配置固定されている。以下、図2ないし図5を参照しつつエアクリーナの構成、装着位置および固定構造について詳述する。
図2は車体フレーム、エアクリーナ、リアフェンダおよび燃料タンクの配置関係を示す斜視図である。図3はエアクリーナの外観構造を示す斜視図である。図4はエアクリーナを上方から見た平面図である。さらに、図5は図4のA−A線断面図である。なお、図2、図4および図5では、エアクリーナの内部構造および固定構造に理解を容易にするために、燃料タンク18、ライダー用シート19、フィルタエレメント交換用キャップなどを適宜省略して図示している。また、理解容易の目的で、必要に応じて各部の寸法や数を誇張または簡略化して描いている。
本実施形態にかかる自動二輪車では、図2に示すように、リアフレーム2の一構成要素である左右一対のシートフレーム21、22の近傍に、エアクリーナ60を収容するためのクリーナ収容空間SPが設けられている。これら一対のシートフレーム21は図4に示すようにクリーナ収容空間SPに配置されたエアクリーナ60の後方端部の上方部分から斜め後上方向に向けて互いに広がりながら延設されている。すなわち、左右一対のシートフレーム21、22は後方に進むにしたがって車幅方向および上下方向に広がり、クリーナ収容空間SPの後方空間はクリーナ収容空間SPから見てラッパ状に開口している。このため、リアフェンダ50が装着されていない無装着状態で次のように構成されたエアクリーナ60をクリーナ収容空間SPに対して容易に挿脱可能となっている。
エアクリーナ60は、下方筐体61および上方筐体62を一体化することで略直方体状の外観を有するクリーナ容器63と、クリーナ容器63の内部に設けられるフィルタ収容部64に収容されるフィルタエレメント65と、上記フィルタエレメント65を挿脱するための開口部66に塞ぐための蓋材67とを備えている。
下方筐体61は上方に開口を有する箱体であって、前方に配向される前方壁部61Aと、後方に配向される後方壁部61Bと、車体右側に配向される右側壁部61Cと、車体左側に配向される左側壁部61Dと、車体下方に配向される底面部61Eとを有する。一方、上方筐体62は下方に開口を有する箱体であって、前方に配向される前方壁部62Aと、後方に配向される後方壁部62Bと、車体右側に配向される右側壁部62Cと、車体左側に配向される左側壁部62Dと、車体上方に配向される上面部62Eとを有する。そして、下方筐体61の開口を上方筐体62により塞ぐように開口周縁部を互いに密着させるとともに、複数箇所で開口周縁部同士をボルト固定することでクリーナ容器63が形成される。
このクリーナ容器63の内部では、図5に示すように、フィルタエレメント65を収容するためのフィルタ収容部64が中央部から後方側にずれた位置に形成される。当該フィルタ収容部64にフィルタエレメント65を収容することでクリーナ容器63の内部が吸気エアの導入空間68と、フィルタエレメント65を通過した吸気エアをエンジンE側に案内する案内空間69とに仕切られる。これらのうち導入空間68は上方筐体62の上面部62Eの後部に取り付けられた吸気ダクト70を介して外気を吸気エアとして取り込み可能となっている。本実施形態では、図5に示すように、潜望鏡のようにクリーナ容器63から上方に延びる吸気ダクト70の露出部位70Aを後方に湾曲させ、露出部位70Aの開口端面70Cを吸気口として機能させている。この開口端面70Cは垂直断面で、しかも後方側を向いている。このため、自動二輪車の走行中に前方から飛来する雨水や泥水を含む流体は露出部位70Aの背面に当たるのみで、開口端面70Cおよび吸気ダクト70を介してエアクリーナ60に入り込むのを効果的に防止することができる。一方、露出部位70Aと反対側からの吸気ダクト70の端部70Bは導入空間68に延設され、吸気エアを導入空間68の下方に向けて送り込む。
こうして導入空間68に導入された吸気エアは導入空間68全体に広がり、フィルタエレメント65を透過して案内空間69に流れ込む。このフィルタエレメント65は、図2に示すように、エレメント保持体71、72に挟み込まれることで一体的に保持され、これによってフィルタ構造体73が形成される。そして、ライダー用シート19をシートフレーム21、22から外した状態でフィルタ構造体73の形で開口部66を介してフィルタ収容部64に対して挿脱自在に収容される。このフィルタエレメント65はエアフィルタであって、ウレタンフォーム等の発泡材や不織布を用いて構成される異物濾過可能なシート体である。また、エレメント保持体71、72はそれぞれ後方側および前方側からフィルタエレメント65を挟持して変形を防ぐ専用部材である。また、開口部66の一部は、図2や図4に示すように、後方側に膨らんで設けられており、整備者が当該膨らんだ部分に手を挿入してフィルタエレメント65の挿脱作業を行うことが容易となっている。また、フィルタ構造体73の誤挿入を防止するために、本実施形態では、後方側のエレメント保持体71の略中央部から突起部74が突出するように構成されている。このため、エレメント保持体71が前方を向いた状態でフィルタ構造体73を挿入しようとしても、突起部74が上方筐体62の上面部62Eと干渉する。これによって、誤挿入が未然に防止される。このように、本実施形態では、フィルタエレメント65の誤挿入を防止するために防止策が講じられている。これらの点について、さらに詳しく説明する。フィルタエレメント65とエアクリーナ60とが互いに隣接する部分の構造を前後非対称に形成される。具体的には、フィルタ収容部64に収容された状態で、平面視において、前後方向非対称、より具体的には前後方向一方に突起が形成される。上方筐体に形成される開口部66には、収容状態におけるフィルタエレメント65に対する前後方向隙間寸法が異なる。具体的には、エレメント保持体71,72の前後方向突出量に対して、開口部66とフィルタエレメント前後方向一方の隙間が大きく、開口部66とフィルタエレメント前後方向他方の隙間が小さく形成される。これによって前後逆にフィルタエレメント65を挿入した場合には、突起部74が開口部66に干渉することによって、前後逆方向のフィルタエレメント65の挿入が防がれる。本実施形態では、開口部66とフィルタエレメント65の挿入領域の形状を前後で異ならせて誤組防止機能を得たが、他の構造を用いてもよい。たとえば、フィルタ収容部64とフィルタエレメント65との係合構造に関して、前後形状を異ならせてもよい。
フィルタエレメント65が適正な状態でフィルタ収容部64に収容された状態でエンジンEが駆動され、エアクリーナ60から吸気すると、エアクリーナ60の内圧が大気圧に対して負圧となる。これに伴い、上記したように外気が導入空間68に流入し、フィルタエレメント65の内部を通過する。このとき、フィルタエレメント65により外気からゴミや砂塵、不純物等を除去する(浄化処理)。そして、清浄化された外気が案内空間69に流れ込み、吸気ダクト75およびスロットルボディ44(図1)を介してエンジンEに供給される。なお、吸気ダクト75は図5に示すように上方筐体62の前方壁部62Aを貫通して設けられている。
上方筐体62の上面部62Eには、図4および図5に示すようにエアクリーナ60の吸気口(開口端面70C)よりも前方側で、壁76が立設されている。この壁76は前方から流れてくる流体が吸気口に流れるのを邪魔する、いわゆる邪魔板として機能する。また、壁76は図5に示すように燃料タンク18の下面から下方に垂下された壁18Aよりも前方側で壁18Aの下方端よりも高く設けられている。このように壁76、18Aが互いに協働してラビリンス構造を形成している。このラビリンス構造によって、燃料タンク18の下面とエアクリーナ60の上面との間を前方から流れてくる流体が折り返される。その結果、流体が吸気口に流れるのを効果的に防止することができる。なお、本実施形態では、図5に示すように、エアクリーナ60の上面と燃料タンク18の下面とは対向する対向領域において壁76が壁18Aよりも前方に設けられているが、この対向領域の範囲内で両者の関係を逆転させてもよい。また、壁76、18Aの数についても任意であり、いずれか一方を複数個設けてもよい。
上方筐体62の上面部62Eには、突起部77、78が左右一対で突設されている。これらの突起部77、78はエアクリーナ60の上方に配置された弾性部材(図示省略)に対向して設けられており、エアクリーナ60が許容範囲を超えて上方移動すると、突起部77、78の上端部が弾性部材に当接する。これによって、エアクリーナ60の上方移動が規制される。このように当該弾性部材が本発明の「規制部材」として機能するが、突起部77、78と弾性部材との位置関係を入れ替えてもよい。
上方筐体62の上面部62Eには、図2に示すように、フィルタ構造体73を挿脱するための開口部66の周囲に蓋材67の取付用孔が設けられている。そして、図3および図4に示すように開口部66を蓋材67で覆い、各取付用孔にネジ79を螺着することで蓋材67をエアクリーナ60に取り付け、開口部66を介して外気がエアクリーナ60の内部に流入するのを防止する。ここで、3つの取付用孔のうち開口部66よりも前方に設けられた取付用孔80は図2に示すように燃料タンク18を固定するためのクロス部材24の下方に位置している。そこで、本実施形態では、クロス部材24のうち取付用孔80に対向する位置に貫通孔24Aが穿設されている。このような構成を採用することで、当該貫通孔24Aを利用して取付用孔80に対する蓋材67のネジ止めが可能となっている。
ここで、蓋材67に対し、エアクリーナ60に取付けられた状態でエアクリーナ60から上下方向に間隔をあけて配置されるつまみ部分を設けてもよい。このようにつまみ部分が形成されることで、蓋材67をエアクリーナ60から取り外しやすい。本実施形態では、蓋材67が板状に形成され、つまみ部分に対向するエアクリーナ60上面部分が、残余の上面部分に対して下方に傾斜する。これによって蓋材67の形状を平板状に形成して形状を単純化しつつ、エアクリーナ60上面に対して上方に離反させたつまみ部分を形成することができる。
図3ないし図5に示すように、上方筐体62の後方壁部62Bから2本の固定用端部81、82が後方に向けて突設されている。これら2本の固定用端部81、82は、それぞれリアフレーム2に固定されたリアフェンダ50の前方端部に設けられた固定部位51、52に対向する位置に設けられている。そして、上方筐体62の成型時に固定用端部81、82に対してボルト挿通用の貫通孔が設けられる。なお、この実施形態では、リアフェンダ50はエアクリーナ60の主要構成部品と同様に樹脂材料を成型することで所望形状に仕上げられている。すなわち、リアフェンダ50は後輪14の上方を覆う部分および固定部位51、52を含め一体成形されている。これによって固定部位51、52には、ボルト挿通用の貫通孔が設けられている。
なお、下方筐体61の底面部61Eには、図5に示すように、防振用のダンパー83が取り付けられており、次に説明するように、エアクリーナ60がクリーナ収容空間SPに収容されると、ダンパー83が車体フレームFRに固着されたブラケット26上に当接する。これによって、エアクリーナ60はダンパー83を介して車体フレームFRに支持される。
次に、上記のように構成されたエアクリーナ60の固定構造について説明する。上記したように、クリーナ収容空間SPの後方の延長領域は後方に向けて大きく開口している。そこで、本実施形態では、リアフェンダ50を装着していない状態でエアクリーナ60をクリーナ収容空間SPに対して後方側より挿入する。すると、上記したようにエアクリーナ60の底面(底面部61E)がダンパー83を介して車体フレームFRに下方側から支持される。また、給気ダクト75がエンジンEのスロットルボディ44(図1)に接続、具体的にはクランプされることでエアクリーナ60が前方側より支持される。
クリーナ収容空間SPへのエアクリーナ60の挿入後に、リアフレーム2に対するリアフェンダ50の固定とリアフェンダ50に対するエアクリーナ60の固定とを行う。すなわち、リアフェンダ固定用のブラケット25に対してリアフェンダ50をボルト固定することでリアフェンダ50がリアフレーム2に固定される。なお、図2では車体左側でのリアフェンダ固定が図示されているが、車体右側でも上記と同様にしてリアフェンダ50がリアフレーム2に固定されている。つまり、リアフレーム2へのリアフェンダ50の固定は左右一対で行われている。このようにエアクリーナ60よりも左右方向外側に離れた位置に、リアフェンダ固定用ブラケット25がリアフレーム2に形成される。これによって固定用ブラケット25が干渉することを防いで、エアクリーナ60の挿入作業を行うことができる。一方、エアクリーナ60については、リアフェンダ50の固定部位51、52上に、固定用端部81、82をそれぞれ重ねて配置し、固定部位51および固定用端部81に設けられた貫通孔にボルトを挿通して固定するとともに、固定部位52および固定用端部82に設けられた貫通孔にボルトを挿通して固定する。これによってエアクリーナ60がリアフェンダ50に対して左右2カ所で固定される。なお、本実施形態では、これらの固定位置は、図4に示すように、左右一対のシートフレーム21、22の内側に位置しており、エアクリーナ60がスロットルボディ44に接続される位置に対して、車幅方向に関して近い位置でエアクリーナ60は固定されている。
上記のように構成された実施形態では、以下の作用効果が得られる。
本実施形態では、エアクリーナ60の固定用端部81、82をそれぞれリアフェンダ50の固定部位51、52と連結し、これによってエアクリーナ60をリアフェンダ50に直接固定している。したがって、フレーム誤差(溶接誤差、形状誤差)の影響を防いでエアクリーナ60とリアフェンダ50との位置バラツキを抑えることができる。また、上記固定構造を採用することで車体フレームFRへのエアクリーナ60の固定が不要となり、エアクリーナ固定用のブラケットを車体フレームFRに設ける必要がなくなり、これによりフレームブラケットの個数を減少させることができ、コスト削減を図ることができる。
また、フレーム誤差に影響されずにエアクリーナ60とリアフェンダ50との位置関係を精度良く規定することができ、例えばエアクリーナ60とリアフェンダ50とのクリアランスを小さく設定することができる。また、図4および図5に示すように、固定用端部81、82の後方端部と、固定部位51、52の前方端部とをそれぞれ重ね合わせて各重なり部分を連結しているため、リアフェンダ50の前端をエアクリーナ60に近づけることができ、クリアランスを効果的に狭めることができる。これによって、エアクリーナ60とリアフェンダ50との間に形成される隙間空間を介して熱がエアクリーナ60に侵入するのを防止することができる。特に本実施形態では例えば図5に示すように、隙間空間の直上位置にエアクリーナ60の吸気口(開口端面70C)が位置しているため、隙間空間の狭小化、つまりクリアランスの低減によって熱影響を良好に抑制することができる。また、リアフェンダ50上に収容空間を形成する場合、収容空間内で収容物(ボルトやコインなど)が脱落した場合でも、リアフェンダ50とエアクリーナ60との間から収容物が下方に落下することを防ぐことができる。
本実施形態では、エアクリーナ60はリアフェンダ50の固定部位を固定されるが、当該固定部位はリアフェンダ50の成形時に一体的に形成される。したがって、エアクリーナ60固定用のブラケット(「固定部位」に相当)を溶接によって車体フレームに設ける場合に比べ、車体フレームに対する溶接箇所を減らすことができ、製造コストを低く抑えることができる。
また、上記実施形態では、リアフェンダ50を樹脂材料製とすることで車体フレームFRから伝わる振動がリアフェンダ50により減衰され、エアクリーナ60に与えられる振動を抑制することができる。その結果、エアクリーナ60の振動を抑えることができる。
また、上記実施形態では、エアクリーナ60はリアフェンダ50に固定されるだけでなく、ダンパー83を介して車体フレームFRに支持されている。このため、リアフェンダ50に形成されるエアクリーナ60の固定部分、つまり固定用端部81、82の剛性を過剰とすることなく、エアクリーナ60を安定して固定することができる。また、上記ダンパー83は衝撃緩衝部材として機能し、車体フレームからエアクリーナ60に伝播する振動量を低減することができる。その結果、エアクリーナ60固定の安定性をさらに向上させることができる。
また、上記実施形態では、エアクリーナ60の上方移動を規制する規制部材(弾性部材)が設けられているため、エアクリーナ60の上方移動を抑制してエアクリーナ60固定の安定性をさらに向上させることができる。
前後軸に垂直な方向において、複数位置で固定することで、エアクリーナ60の前後軸周りの回転移動を抑制できる。
エアクリーナ60の下端部(車体フレームFR)での支持が、前後方向中間部に配置されることで、エアクリーナ60の前端部(スロットルボディ44)、エアクリーナ60の後端部(リアフェンダ50)、エアクリーナ60の前後方向中間(車体フレームFR)で、それぞれ移動規制を図ることができ、安定した支持を図ることができる。
エアクリーナ60の上端部は、左右一対のシートフレーム21、22に挟まれて配置される。これによっても、エアクリーナ60の左右方向の移動阻止を図ることができる。このようにリアフェンダ50以外、具体的にはスロットルボディ44、上下車体フレームFR、シートフレーム21、22によって、エアクリーナ60の上下移動、左右移動、前後移動が規制されるので、リアフェンダ50部分による固定にかかる負担を減らすことができる。
リアフェンダ50に対する左右の固定位置の左右方向間に、スロットルボディ44に対する接続位置、ダンパ位置が設定されることで、3つ以上の移動規制位置が直線状に重ならないように配置することができ、安定した支持を図ることができる。
上下分割される筐体61、62の一方に対して複数のリアフェンダ50に固定される固定用端部81,82が形成されることで、上下それぞれの筐体61、62に複数のリアフェンダ固定用の端部(固定用端部81,82に相当する部分)がそれぞれ形成される場合に比べて、固定用端部81、82の位置ずれを防ぐことができる。また固定用端部81、82がリアフェンダ50の上下方向中間位置に形成されることで、リアフェンダ50をエアクリーナ60下端まで延長する必要がなく、リアフェンダ50の大型化を防ぐことができる。
リアフェンダ50は、エアクリーナ60との固定部分において、底面部と、底面部の左右方向両側から上方に突出して前後方向に延びる左右方向両側部とが形成されるので、変形を防ぎやすい。本実施形態では、左右方向両側部とエアクリーナ固定位置との左右方向間に上下方向に突出するリブ部分が形成されることで、さらにリアフェンダ50の変形を防ぎやすい。これによってエアクリーナ60の支持を図りやすい。またリアフェンダ50の前部において、車体フレームFRに固定される固定部分が形成されることが好ましい。これによってエアクリーナ60支持に起因するリアフェンダ50前部の変形を抑制しやすい。
リアフェンダ50とエアクリーナ60の固定位置は、リアフェンダ50左右方向両側部よりも左右方向内側に位置することで、固定ボルトが側方から露出することを防いで車両の美観を向上することができる。また、ボルト締結方向として上下方向に設定されることで、左右方向両側部と工具との干渉を防いで、リアフェンダ50とエアクリーナ60との固定作業を行うことができる。
上方筐体62は、抜き方向が上下方向に設定される。エアクリーナ60の固定用端部81、82の貫通口が上下方向に形成されるので、固定用端部の貫通口が左右方向に貫通する場合に比べて、成形時に固定部分を形成しやすい。
固定ボルトの上方に、他の車載部品、具体的にはバッテリケースが配置されることで、固定ボルトが緩んだとしても、ねじ穴が形成されるリアフェンダ50からの脱落を防ぐことができる。
エアクリーナ60の下方支持にあたって、図5に示すように、サスペンション支持フレームSSFを用いることで、エアクリーナ60の下方支持のための専用の車体フレームFR、ブラケットを用意する必要がなく、部品点数を削減することができる。サスペンション支持フレームSSFのうちサスペンション支持部分(ブラケット26)にエアクリーナ60が上載支持される。リアサスペンションRSが車幅方向中央位置に配置されることで、エアクリーナ60の支持位置も車幅方向中央に位置することになり、支持が安定する。
また、上記実施形態では、エアクリーナ60の吸気口(開口端面70C)よりも前方にラビリンス構造を形成している。このため、自動二輪車の走行中に前方から飛来する雨水や泥水を含む流体が吸気口に到達するのを効果的に阻止することができ、上記吸気口を介して雨水や泥水等がエアクリーナ60に吸い込まれるのを効果的に防止することができる。しかも、燃料タンク18の一部でラビリンス構造を形成しているため、専用部材を用いる場合に比べて部品点数を削減できる。すなわち、壁18Aは燃料タンク18の上面部分と、下面部分とを溶接接続するために生じる継手部分であり、上面部分と下面部分とが前後方向に重っている。このように壁18Aはタンク溶接するにあたって必ず生じる部分であり、この継手部分を利用してラビリンス構造の一部としている。したがって、部品点数の削減を図ることができる。
また、壁18Aはタンク後面形状に沿って後方に膨らむ湾曲形状に形成される。エアクリーナ60に設けられる壁76Aは、壁18Aと同様に、後方に膨らむ湾曲形状に形成される。これによってエアクリーナ側の壁76Aと、タンク側の壁18Aとの前後方向寸法が部分的に大きくなることを防ぐことができ、後方への異物移動防止効果を高めることができる。
エアクリーナ側の壁76Aよりも前方部分が、当該壁76Aよりも後方部分よりも上方に突出形成されることで、エアクリーナ容積を大きくするとともに、壁76Aのエアクリーナ60本体からの突出量を少なくすることができる。本実施形態では、燃料タンク18を支持するクロス部材24よりも前方に壁76Aが形成されることで、クロス部材24との干渉を防いで、壁76Aの上下方向寸法を大きくすることができ、後方への異物移動防止効果を高めることができる。
エアクリーナ60の前方には、ラジエータ(図示省略)やエンジンEが配置されることで、熱気が燃料タンク18とエアクリーナ60上面との間を通過する場合があるが、ラビリンス構造によって熱気の後方への移動が抑制される。なお、この点については、リアフェンダ50とエアクリーナ60との間のクリアランスが小さく形成可能であるために、ラジエータとエアクリーナ60との間から熱気が上方に移動するのを抑制することができる点で共通している。
エアクリーナ60に設けられる壁76Aが燃料タンク18よりも前方に配置されることで、タンク固定部分と壁76Aとが干渉することを防ぐことができる。また、壁76Aが露出することを防いでライダーシート取り外し時の美観を向上したり、ライダーシート下空間の小型化を防ぐことができる。
また、上記実施形態では、クリーナ収容空間SPは、ライダー用シート19の下方に配置される。本実施形態では、クリーナ収容空間SPは、部分的にシートフレーム21、22よりも上方の領域が含まれる。またクリーナ収容空間SPは、補強フレームよりも前方の領域が含まれ、シートフレーム21、22前部と補強フレーム前部とを結ぶ車体フレーム部分よりも前方の領域が含まれる。クリーナ収容空間SPの後方に延長される延長領域を除いて車体フレームが配置される。具体的には、延長領域から離れた位置に、シートフレーム21、22、補強フレーム、連結フレーム、サスペンション支持フレームFRSが配置される。さらに車体フレームFRは、延長領域よりも上下左右に間隔をあけて配置される。これによってエアクリーナ60をクリーナ収容空間SPに対して挿脱する場合に、エアクリーナ60とフレームとが干渉することを防ぐことができ、挿脱作業を容易化することができる。
また、車体フレームFRにエアクリーナ用ブラケットが存在しないので、左右一対のフレーム21、22に対するエアクリーナ60の干渉を防止しながらクリーナ収容空間SPに後方から挿入することが可能となっている。
また、図4に示すように、右側壁部61C、62Cおよび左側壁部61D、62Dが左右一対のフレーム21、22よりも外側に膨出して設けられており、左右方向における最大幅Wが左右一対のフレーム21、22の離間距離Lよりも広く、これによってエアクリーナ60の本体容量を高めることができる。なお、右側壁部および左側壁部のうち一方のみを膨出させた場合も同様の作用効果が得られる。また、本実施形態では、フィルタ収容部64に対するフィルタエレメント65の挿脱はフレーム21、22の間を通過して行われる。そこで、図4に示すように鉛直上方からの平面視でクリーナ容器63の容器壁のうちフィルタ収容部64に対応する壁部が壁部61C、62C、61D、62Dよりも左右一対のフレームの下方側に後退している。これによってクリーナ容器63を製造するために必要な樹脂材料量を抑制することができ、エアクリーナ60の軽量化を図ることができる。また、クリーナ容器63の容器壁は、図4に示すように、フィルタ収容部64が形成される部分の左右方向外側に位置する収容部対応外壁部分631と、残余の外壁部分632とを有する。収容部対応外壁部分631は、残余の外壁部分632に比べて左右方向内側に没入して形成される。言い換えると、収容部対応部分631は、残余の部分632に比べて左右方向寸法が小さく形成される。これによって比較的左右方向内側に形成されるフィルタ収容部64を一体整形する場合であっても、クリーナ容器63の収容部対応外壁部分631の肉厚の増加を防ぐことができ、成形性の低下を防ぐことができる。またフィルタ収容部64が、クリーナ容器63に対して一体成形されない場合でも、収容部対応外壁部分631が残余の部分632よりも左右方向に没入することで、比較的左右方向内側に配置されるフィルタ収容部64の支持のために車幅方向内側にむかって突出する台座部分を形成しやすい。
また、フィルタ収容部64は、フィルタ構造体73の上下方向以外の移動を阻止するガイド機能を有する。フィルタエレメント65がクリーナ容器63に収容された状態で、フィルタ収容部64は、フィルタエレメント65の前面の下端部および左右端部に対して前方から対向する前移動阻止部641と、フィルタエレメント65の後面の下端部および左右端部に対して後方から対向する後移動阻止部642とを有する。各移動阻止部641、642の前後方向間の隙間に、フィルタエレメント65が収容される。これによって、フィルタエレメント65は、前後方向の移動が阻止される。また各移動阻止部641、642は、上方に開放される。これによって収容状態のフィルタエレメント65は、クリーナ容器63に対して上方に移動可能となり、挿脱可能に構成することができる。フィルタ収容部64は、上方筐体62と一体成形される部分と、下方筐体61と一体成形される部分とを有する。これによってフィルタ収容部64と筐体61、62とを同時に成形することができ、製造コストを低減できる。
クリーナ容器63が車体に搭載された状態において、フィルタ収容部64は、左右一対のシートフレーム21,22の左右方向内側縁よりも車幅方向内側に位置する部分を有する。これによってシートフレーム21、22の左右方向内側でフィルタエレメント65を出入れすることができ、フレーム21、22とフィルタエレメント65が干渉することを防ぐことができる。換言すると、フィルタ構造体73は、左右方向寸法が左右一対のシートフレーム21、22の左右方向以下に設定されることで、シートフレーム21、22との干渉を防いで、クリーナ容器63に収容可能となっている。
また、ライダー用シート19が着脱可能に形成されており、ライダー用シート19を車体から取り外した状態でクリーナ収容空間SPは上方に露出する。このようにシートを取り外すだけで、開口部66が露出することができ、サイドカウルや燃料タンク18を取り外してエレメント着脱を行う場合に比べて、エレメントの着脱が容易である。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、水冷2気筒4サイクルのエンジンEを搭載した自動二輪車に対して本発明を適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、気筒数が2以外でもよい。また、2サイクルエンジンであってもよし、空冷タイプであってもよい。
また、上記実施形態では、エアクリーナ60を構成する多くの部品およびリアフェンダ50は樹脂成型品であるが、これに限定されるものではない。例えばリアフェンダ50を、樹脂材料以外の材料、例えば金属材料製とする自動二輪車に対しても本発明を適用することができる。また、リアフェンダ50は、前後分割構造でもあってもよい。また、リアフェンダ50がバッテリケースを兼用している場合も本発明を適用することができる。このようにリアフェンダは、一対のシートフレーム21、22間であって後輪14上方に配置される部分を含む。
また、本発明の適用対象は上記した自動二輪車に限定されるものではなく、シートにまたがって運転操作する鞍乗型車両であればよく、三輪車やATV(All Terrain Vehicle:いわゆるバギー車)などの二輪車以外の車両であってもよい。
また、本実施形態では、リアフェンダ50は、一枚の箱状部材として形成されるとしたが、上下方向に複数の部材が積層されて形成される構造でもよい。この場合、複数のうちいずれかの部材にエアクリーナ60が固定されてもよい。また、固定方法についても、リアフェンダ50とエアクリーナ60を固定した後に、リアフレーム2とリアフェンダ50とを固定してもよい。
以上説明したように、上記実施形態においては、ダンパー83が「衝撃緩衝部材」の一例に相当している。また、車体フレームFRに固着されたブラケット26が「支持部材」の一例に相当している。また、壁18A、76がそれぞれ「第1の壁」および「第2の壁」の一例に相当している。
この発明は、エンジンの後方側にエアクリーナが配置される鞍乗型車両全般に適用することができる。
1…メインフレーム
2…リアフレーム
9…前輪
14…後輪
18…燃料タンク
18A…(第1の)壁
76…(第2の)壁
21、22…シートフレーム
50…リアフェンダ
51,52…固定部位
60…エアクリーナ
64…フィルタ収容部
65…フィルタエレメント
68…導入空間
69…案内空間
81,82…固定用端部
83…ダンパー
E…エンジン
FR…車体フレーム
SP…クリーナ収容空間

Claims (8)

  1. 前輪と後輪との間に配置されるエンジンが車体フレームに搭載される鞍乗型車両であって、
    前記後輪の少なくとも一部を上方から覆うリアフェンダと、
    前記リアフェンダと前記エンジンとの間に配置されるエアクリーナとを備え、
    前記エアクリーナは前記リアフェンダに対して固定されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記リアフェンダは前記エアクリーナを固定するための固定部位を一体的に成形してなり、
    前記エアクリーナは前記固定部位に対して着脱可能に固定される鞍乗型車両。
  3. 請求項1または2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記リアフェンダは樹脂材料で形成される鞍乗型車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記リアフェンダに固定された前記エアクリーナの鉛直下方側で前記車体フレームに取り付けられる支持部材を備え、
    前記エアクリーナの底部が衝撃緩衝部材を介して前記支持部材に支持される鞍乗型車両。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エアクリーナの上方に配置され、前記エアクリーナの上方移動を規制する規制部材を備える鞍乗型車両。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンの燃料を貯留する燃料タンクをさらに備え、
    前記エアクリーナの吸気口よりも前方側で、前記タンク下面から下方に向けて第1の壁が突設されるとともに前記エアクリーナの上面から上方に向けて第2の壁が突設されて前記燃料タンクの下面と前記エアクリーナの上面との間を前方から流れてくる流体を折り返すラビリンス構造が形成されている鞍乗型車両。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記車体フレームは左右一対のフレームを有し、
    前記エアクリーナは、前記左右一対のフレームの下方に広がる収容空間に対して前記後輪側から挿脱可能に構成され、左右方向における最大幅が前記左右一対のフレームの離間距離よりも広くなっている鞍乗型車両。
  8. 請求項7に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エアクリーナは、フィルタエレメントを収容するフィルタ収容部を有するクリーナ容器と、前記クリーナ容器の上面に設けられて前記フィルタ収容部に対して前記フィルタエレメントを挿脱するための開口部とを有し、
    前記フィルタエレメントは前記左右一対のフレームの間を通過して前記フィルタ収容部に対して挿脱され、
    前記フィルタ収容部への前記フィルタエレメントの挿入によって、前記クリーナ容器の内部が吸気エアの導入空間と、前記フィルタエレメントを通過した吸気エアを前記エンジン側に案内する案内空間とに仕切られ、
    前記リアフェンダに対して前記エアクリーナを固定した状態での平面視で前記クリーナ容器の容器壁のうち前記フィルタ収容部に対応する壁部が前記導入空間および前記案内空間に対応する壁部よりも左右方向内側に没入している鞍乗型車両。
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