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JP2017093068A - 測定装置および地絡検出装置 - Google Patents

測定装置および地絡検出装置 Download PDF

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JP2017093068A JP2015217524A JP2015217524A JP2017093068A JP 2017093068 A JP2017093068 A JP 2017093068A JP 2015217524 A JP2015217524 A JP 2015217524A JP 2015217524 A JP2015217524 A JP 2015217524A JP 2017093068 A JP2017093068 A JP 2017093068A
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英樹 宮元
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Naoki Furukawa
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豊和 北野
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豊和 北野
勝 湯川
Masaru Yugawa
勝 湯川
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Abstract

【課題】デジタル変換において高速サンプリングを行いつつ、デジタル処理での演算量を抑制することができる測定装置を提供する。【解決手段】電力線に配置された零相電流検出器22により検出された零相電流信号を測定する零相電流測定部11において、零相電流信号を所定のサンプリング周波数でデジタル信号に変換するA/D変換部11aと、A/D変換部11aより入力されるデジタル信号の離散データに対して演算を行うことにより、入力された離散データより数の少ない離散データを生成して、生成された離散データに基づくデジタル信号を出力する平均処理部11dと、平均処理部11dより出力されるデジタル信号から所定周波数の成分を抽出して出力するデジタルフィルタ11bと、デジタルフィルタ11bからの出力信号にデジタル処理を行うデジタル処理部11cとを備えるようにした。平均処理部11dで離散データが削減されるので、演算量を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、電力線で検出された交流信号に基づいて、当該交流信号の特性を測定する測定装置、および、当該測定装置を備えて、前記電力線での地絡事故を検出する地絡検出装置に関する。
配電線事故の一つである地絡事故の検出において、地絡方向を検出する場合に、零相電圧の位相と、零相電流の位相との位相差を用いる手法が一般的である(例えば、特許文献1参照)。位相差は、零相電圧信号のゼロクロス点と零相電流信号のゼロクロス点との差や、零相電圧信号のピークタイミングと零相電流信号のピークタイミングとの差から検出される。
特開2011−72163号公報
地絡事故には様々な発生原因が存在し、零相電圧・零相電流がひずみを大量に含んだ波形になることがある(図9参照)。ひずみを大量に含んだ波形において、ゼロクロス点やピークタイミングをもとに位相差を検出する方法では、誤差が多くなる。したがって、デジタル処理を用いて、誤差の少ない位相差を算出する方法が考えられる。しかし、地絡事故の形態の一つである間欠地絡では、零相電流において、図9(b)に示すような針状波が発生するので、デジタル変換において高速サンプリングを行う必要がある。例えば、図9(b)の様な波形を捉えようとすると、数マイクロ秒〜数十マイクロ秒間隔でサンプリングを行う必要がある。この場合、数マイクロ秒〜数十マイクロ秒間隔でサンプリングされた離散データに対して、それぞれ、フィルタ処理やデジタル処理が行われる。したがって、非常に高速な演算処理を行うことができるマイクロコンピュータを、地絡検出装置に搭載する必要がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、デジタル変換において高速サンプリングを行いつつ、デジタル処理での演算量を抑制することができる測定装置、および、当該測定装置を用いた地絡検出装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面によって提供される測定装置は、電力線に配置された検出装置によって検出された交流信号の特性を測定する測定装置であって、前記交流信号を所定のサンプリング周波数でデジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段より入力されるデジタル信号の離散データに対して演算を行うことにより、入力された前記離散データより数の少ない離散データを生成して、生成された離散データに基づくデジタル信号を出力するデータ減少処理手段と、前記データ減少処理手段より出力されるデジタル信号から所定周波数の成分を抽出して出力するデジタルフィルタと、前記デジタルフィルタからの出力信号にデジタル処理を行うデジタル処理手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データに対して平均値を演算して、当該平均値を前記生成された離散データとする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記平均値は、相加平均値である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データに対して中央値を演算して、当該中央値を前記生成された離散データとする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記サンプリング周波数をfs[Hz]とし、前記所定周波数をf0[Hz]とした場合、前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データの数を(2・f0)/fs倍した数より多い離散データを生成する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記データ減少処理手段は、前記入力される100個の離散データに対して演算を行うことにより、1個の離散データを生成する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記電力線は、商用電力系統の電力線である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記検出装置は、前記電力線を流れる零相電流信号を検出し、前記デジタル処理手段は、前記零相電流信号の大きさおよび位相を検出する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記検出装置は、前記電力線の零相電圧信号を検出し、前記デジタル処理手段は、前記零相電圧信号の大きさおよび位相を検出する。
本発明の第2の側面によって提供される地絡検出装置は、前記検出装置が前記電力線を流れる零相電流信号を検出し、前記デジタル処理手段が前記零相電流信号の大きさおよび位相を検出する、本発明の第1の側面によって提供される測定装置と、前記検出装置が前記電力線の零相電圧信号を検出し、前記デジタル処理手段が前記零相電圧信号の大きさおよび位相を検出する、本発明の第1の側面によって提供される測定装置と、どちらか一方または両方の前記デジタル処理手段によって検出された信号の大きさに基づいて地絡事故の発生を判定する地絡判定手段と、両者の前記デジタル処理手段によって検出された位相の位相差に基づいて地絡の方向を判定する方向判定手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によると、データ減少処理手段は、A/D変換手段より入力されるデジタル信号の離散データに対して演算を行い、演算結果である離散データに基づくデジタル信号を出力する。このとき、出力される離散データは、入力された離散データより数が少なくなる。したがって、A/D変換手段で高速サンプリングを行い、大量の離散データが生成された場合でも、データ減少処理手段によって離散データが削減されるので、デジタルフィルタおよびデジタル処理手段での演算量を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る地絡検出装置を説明するための図である。 平均処理部での処理を説明するための図である。 平均処理部およびデジタルフィルタの出力信号の波形を示す図である。 地絡検出装置が行う地絡検出処理の処理手順について説明するためのフローチャートである。 第1実施形態に係る平均処理部で行われる処理の他の実施例を説明するための図である。 第1実施形態に係る地絡検出装置の他の実施例を説明するための図である。 第2および第3実施形態に係る地絡検出装置を説明するための図である。 第4および第5実施形態に係る地絡検出装置を説明するための図である。 地絡事故発生時の零相電圧および零相電流の波形を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、第1実施形態に係る地絡検出装置1を説明するための図であり、三相(a相、b相、c相)の配電線に設けられた開閉器子局3に配置されている状態を示している。開閉器子局3は、配電線に複数設けられている各開閉器2に対応して設けられており、親局との間で通信部31を介して通信を行っている。開閉器子局3は、地絡検出装置1や過電流検出装置(図示しない)などを備えており、各種検出装置による検出結果を親局に送信する。親局は、各開閉器子局3から受信した情報に基づいて、各開閉器子局3に、対応する開閉器2を開閉する指示を送信する。なお、開閉器子局3は、各種検出装置による検出結果を表示するための表示装置なども備えているが、図1においては記載を省略している。
開閉器2は、親局からの指示に応じて、配電線の開路および閉路を行うものである。開閉器2は、各相の配電線に直列接続された開閉スイッチ21a,21b,21cを備えており、開閉スイッチ21a,21b,21cを開閉することで、配電線の開路および閉路を行う。また、開閉器2は、零相電流検出器22および零相電圧検出器23を備えている。なお、開閉器2は、各相の配電線で電流を検出する電流検出器や、電圧を検出する電圧検出器も備えているが、図1においては図示していない。
零相電流検出器22は、三相の配電線を流れる零相電流を検出するものであり、いわゆる零相変流器(ZCT)である。零相電流検出器22は、検出した零相電流信号を地絡検出装置1に出力する。なお、零相電流検出器22の検出方式は限定されない。また、零相電流検出器22は、開閉スイッチ21a,21b,21cの上流側(電源側)に配置されていてもよいし、下流側(末端側)に配置されていてもよい。零相電圧検出器23は、三相の配電線の零相電圧を検出するものであり、いわゆる零相電圧変成器(ZPD)である。零相電圧検出器23は、検出した零相電圧信号を地絡検出装置1に出力する。なお、零相電圧検出器23の検出方式は限定されない。また、零相電圧検出器23は、開閉スイッチ21a,21b,21cの下流側に配置されていてもよいし、上流側に配置されていてもよい。
地絡検出装置1は、配電線での地絡事故の発生を検出し、地絡事故が上流側(電源側)で発生したのか下流側(末端側)で発生したのかを示す地絡方向の判定も行う。地絡検出装置1は、零相電流検出器22より入力される零相電流信号と、零相電圧検出器23より入力される零相電圧信号とに基づいて、地絡の検出および地絡方向の判定を行い、検出結果(判定結果)を通信部31に出力する。通信部31は、検出結果(判定結果)を親局に送信する。
地絡検出装置1は、例えばマイクロコンピュータなどによって実現されており、零相電流測定部11、零相電圧測定部12、地絡判定部16、および、方向判定部17を備えている。
零相電流測定部11は、零相電流検出器22によって検出された零相電流信号から、零相電流ベクトルI0を生成するものである。零相電流測定部11は、A/D変換部11a、平均処理部11d、デジタルフィルタ11b、および、デジタル処理部11cを備えている。
A/D変換部11aは、零相電流検出器22より入力される零相電流信号を、デジタル信号に変換するものである。A/D変換部11aは、所定のサンプリング周波数で、アナログ信号である零相電流信号の標本化を行い、量子化を行って、デジタル信号に変換する。デジタル化された零相電流信号は、平均処理部11dに出力される。本実施形態においては、所定のサンプリング周波数を、100[kHz]としている。つまり、A/D変換部11aは、10マイクロ秒間隔でサンプリングを行っており、1秒間に10万個の離散データを、デジタル化された零相電流信号として出力する。
平均処理部11dは、A/D変換部11aより入力される離散データの相加平均値を算出して、相加平均値からなる離散データをデジタル信号として、デジタルフィルタ11bに出力する。本実施形態においては、平均処理部11dは、入力される離散データを積算してゆき、100個の離散データを積算したときに、積算値を100で除算した値、すなわち相加平均値を出力する(図2参照)。
図2においては、離散データX1〜X100が積算されて100で除算されることで相加平均値Y1が算出され、離散データX101〜X200が積算されて100で除算されることで相加平均値Y2が算出されていることを示している。平均処理部11dは、算出された相加平均値Y1,Y2,…を、平均処理後のデジタル信号として、デジタルフィルタ11bに出力する。
A/D変換部11aのサンプリング周波数が100[kHz]なので、平均処理部11dには、1秒間に10万個の離散データが入力される。そして、平均処理部11dは、入力された100個の離散データから1個の相加平均値を算出するので、1秒間に1000個の離散データを出力する。つまり、平均処理部11dから出力されるデジタル信号の情報量は、1[kHz]のサンプリング周波数で標本化した場合と同等となる。
なお、平均処理部11dが相加平均値を算出するための離散データの個数は、100個に限定されない。相加平均値を算出するための離散データの個数は、A/D変換部11aでのサンプリング周波数、および、デジタルフィルタ11bで抽出する基本波の周波数に基づいて、適宜設計される。A/D変換部11aでのサンプリング周波数をfs[Hz]とし、デジタルフィルタ11bで抽出する基本波の周波数をf0[Hz]とし、基本波の波形をn[個]の離散データで再現する場合、fs/(n・f0)[個]の離散データの相加平均を算出すればよい。本実施形態においては、fs=100[kHz]であり、f0=60[Hz]であり、基本波の波形を16個の離散データで再現するので、100×103[Hz]/(16[個]×60[Hz])=104.16…≒100[個]の離散データの相加平均を算出するようにしている。
nを大きくすれば、基本波の波形の再現性が高くなるので、零相電流測定部11で生成される零相電流ベクトルI0の精度が高くなる。しかし、相加平均値を算出するための離散データの個数が減少して、平均処理部11dから出力される離散データが多くなる。したがって、デジタルフィルタ11bおよびデジタル処理部11cでの演算量を抑制する効果が抑制される。一方、nを小さくすれば、相加平均値を算出するための離散データの個数が増加して、平均処理部11dから出力される離散データが少なくなる。したがって、デジタルフィルタ11bおよびデジタル処理部11cでの演算量をより抑制することができる。しかし、基本波の波形の再現性が低くなるので、零相電流測定部11で生成される零相電流ベクトルI0の精度が低くなる。標本化定理より、n>2である必要があるので、相加平均値を算出するための離散データの個数は、fs/(2・f0)[個]より少なくする必要がある。つまり、平均処理部11dは、入力される離散データの数を(2・f0)/fs倍した数より多い離散データを生成することになる。
図3(a)は、図9(b)に示す波形の零相電流信号に対して、平均処理部11dでの処理を行った場合の出力信号の波形を示している。図3(a)に示すように、図9(b)に示す針状の波形から高周波成分だけが除去された波形になっている。
デジタルフィルタ11bは、バンドパスフィルタであって、基本波の周波数(例えば60[Hz])成分のみを抽出するものである。デジタルフィルタ11bは、平均処理部11dより入力されるデジタル信号から、基本波の周波数成分のみを抽出して、デジタル処理部11cに出力する。
零相電流検出器22より入力される零相電流信号は、基本波成分に高調波成分などが重畳されているので、図9(b)に示す様に、波形が大きく歪んだものになっている。平均処理部11dによる処理後の波形も、図3(a)に示すように、波形が大きく歪んだものになっている。デジタルフィルタ11bは、基本波以外の周波数成分を減衰させて、基本波成分のみを抽出する。図3(b)は、図3(a)に示す波形の信号がデジタルフィルタ11bを通過して出力された信号の波形を示している。図3(b)に示すように、基本波成分のみが抽出されて、正弦波状の波形になっている。
平均処理部11dでは、相加平均を行うことにより離散データの個数を削減するので、零相電流信号に含まれる情報が削減される。しかし、削減されるのは、基本波の周波数(例えば60[Hz])成分より大きい周波数成分の情報であり、後段のデジタルフィルタ11bで減衰される成分なので、デジタル処理部11cでの処理に影響を与えない。
デジタル処理部11cは、デジタルフィルタ11bより入力される信号から振幅および位相を検出し、これらに基づいて零相電流ベクトルI0を生成する。零相電流ベクトルI0は、複素数として扱われ、例えば、I0=a+bj(a,bは実数であり、jは虚数単位である)となる。デジタル処理部11cは、所定のタイミングで生成した零相電流ベクトルI0を、地絡判定部16および方向判定部17に出力する。
地絡判定部16は、地絡事故が発生したか否かを判定するものであり、零相電流測定部11より入力される零相電流ベクトルI0の大きさが所定の閾値を超えた場合に、地絡事故が発生したと判定する。例えば、閾値をXとすると、
X< √(a2+b2
の場合に、地絡判定部16は、地絡事故が発生したと判定する。地絡判定部16は、地絡事故が発生したと判定した場合、その旨を示す信号(地絡検出信号)を、方向判定部17および通信部31に出力する。通信部31は、親局に地絡検出信号を送信する。
零相電圧測定部12は、零相電圧検出器23によって検出された零相電圧信号から、零相電圧ベクトルV0を生成するものである。零相電圧測定部12は、A/D変換部12a、平均処理部12d、デジタルフィルタ12b、および、デジタル処理部12cを備えている。
A/D変換部12aは、A/D変換部11aと同様のものであり、零相電圧検出器23より入力される零相電圧信号を、デジタル信号に変換するものである。A/D変換部12aは、所定のサンプリング周波数で、アナログ信号である零相電圧信号の標本化を行い、量子化を行って、デジタル信号に変換する。デジタル化された零相電圧信号は、平均処理部12dに出力される。本実施形態においては、所定のサンプリング周波数を、100[kHz]としている。つまり、A/D変換部12aは、デジタル化された零相電圧信号として、1秒間に10万個の離散データを出力する。
平均処理部12dは、平均処理部11dと同様のものであり、A/D変換部12aより入力される離散データの相加平均値を算出して、相加平均値からなる離散データをデジタル信号として、デジタルフィルタ12bに出力する。本実施形態においては、平均処理部12dは、入力される離散データを積算してゆき、100個の離散データを積算したときに、積算値を100で除算した値、すなわち相加平均値を出力する(図2参照)。
A/D変換部12aのサンプリング周波数が100[kHz]なので、平均処理部12dには、1秒間に10万個の離散データが入力される。そして、平均処理部12dは、入力された100個の離散データから1個の相加平均値を算出するので、1秒間に1000個の離散データを出力する。つまり、平均処理部12dから出力されるデジタル信号の情報量は、1[kHz]のサンプリング周波数で標本化した場合と同等となる。なお、平均処理部12dが相加平均値を算出するための離散データの個数は、100個に限定されない。
デジタルフィルタ12bは、デジタルフィルタ11bと同様、バンドパスフィルタであって、基本波の周波数(例えば60[Hz])成分のみを抽出するものである。デジタルフィルタ12bは、平均処理部12dより入力されるデジタル信号から、基本波の周波数成分のみを抽出して、デジタル処理部12cに出力する。
零相電圧検出器23より入力される零相電圧信号も、基本波成分に高調波成分などが重畳されているので、波形が大きく歪んだものになる。平均処理部12dによる処理後の波形も、波形が大きく歪んだものになる。デジタルフィルタ12bは、基本波以外の成分を減衰させて、基本波成分のみを抽出する。
デジタル処理部12cは、デジタルフィルタ12bより入力される信号から振幅および位相を検出し、これらに基づいて零相電圧ベクトルV0を生成する。零相電圧ベクトルV0は、複素数として扱われ、例えば、V0=c+dj(c,dは実数であり、jは虚数単位である)となる。デジタル処理部12cは、所定のタイミングで生成した零相電圧ベクトルV0を、方向判定部17に出力する。
方向判定部17は、地絡方向を判定するものである。方向判定部17は、零相電流測定部11より入力される零相電流ベクトルI0と、零相電圧測定部12より入力される零相電圧ベクトルV0とに基づいて、その位相差から地絡方向を判定する。方向判定部17は、位相差検出部17aおよび判定部17bを備えている。
位相差検出部17aは、零相電圧ベクトルV0に対する零相電流ベクトルI0の位相差θを検出するものである。零相電流ベクトルI0=a+bjとし、零相電圧ベクトルV0=c+djとすると、零相電圧に対する零相電流の位相差θは、
θ=tan-1[(b・c−a・d)/(a・c+b・d)]
として算出される。位相差検出部17aは、検出した位相差θを、判定部17bに出力する。
判定部17bは、地絡方向を判定するものである。判定部17bは、地絡判定部16より地絡検出信号が入力された場合に、位相差検出部17aより入力される位相差θに基づいて、地絡方向を判定するものである。例えば、判定部17bは、位相差θが0°<θ<180°の場合、すなわち、零相電流の位相が零相電圧の位相より進んでいる場合、電源側で地絡が発生したと判定し、位相差θが−180°<θ<0°の場合、すなわち、零相電流の位相が零相電圧の位相より遅れている場合、末端側で地絡が発生したと判定する。なお、判定部17bによる地絡方向の判定方法は、これに限られない。配電線の状態による位相のずれを考慮して、位相差θの判定のための基準値を設定してもよい。また、方向判定を誤らないようにするために、位相差θが基準値付近の値の場合には、方向の判定を行わない(地絡方向は不明であると判定する)ようにしてもよい。判定部17bは、判定結果を通信部31に出力する。通信部31は、親局に判定結果を送信する。
次に、地絡検出装置1が行う地絡検出処理の処理手順について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図4は、地絡検出処理を説明するためのフローチャートである。当該処理は、地絡検出装置1が起動された時に開始される。
まず、零相電流検出器22が検出した零相電流信号、および、零相電圧検出器23が検出した零相電圧信号が入力される(S1)。次に、入力された信号がA/D変換部11a,12aによってデジタル信号に変換され(S2)、平均処理部11d,12dによって平均化され(S3)、デジタルフィルタ11b,12bによって基本波の周波数成分のみが抽出され(S4)、デジタル処理部11c,12cによってベクトル化されて(S5)、零相電流ベクトルI0および零相電圧ベクトルV0が生成される。
次に、零相電流ベクトルI0に基づいて、地絡判定が行われる(S6)。具体的には、地絡判定部16によって、零相電流ベクトルI0の大きさが所定の閾値Xを超えたか否かが判定され、閾値Xを超えた場合に、地絡事故が発生したと判定される。地絡事故が発生したと判定されなかった場合(S7:NO)、ステップS1に戻って、ステップS1〜S7が繰り返される。
一方、地絡事故が発生したと判定された場合(S7:YES)、地絡検出信号が、通信部31を介して、親局に送信される(S8)。そして、方向判定部17によって、地絡方向が判定される(S9)。具体的には、零相電流ベクトルI0と零相電圧ベクトルV0との位相差θが算出され、位相差θに基づいて地絡方向が判定される。そして、判定結果が、通信部31を介して、親局に送信され(S10)、ステップS1に戻る。
次に、本実施形態に係る地絡検出装置の作用および効果について説明する。
本実施形態によると、零相電流検出器22によって検出された零相電流信号が、A/D変換部11aによってデジタル信号に変換され、平均処理部11dによって平均化の処理が行われ、デジタルフィルタ11bによって基本波成分を抽出されて、デジタル処理部11cによってベクトル化される。また、零相電圧検出器23によって検出された零相電圧信号が、A/D変換部12aによってデジタル信号に変換され、平均処理部12dによって平均化の処理が行われ、デジタルフィルタ12bによって基本波成分を抽出されて、デジタル処理部12cによってベクトル化される。そして、地絡判定部16は、零相電流ベクトルI0の大きさに基づいて、地絡の判定を行う。また、方向判定部17は、零相電流ベクトルI0と零相電圧ベクトルV0との位相差θに基づいて、地絡方向の判定を行う。
平均処理部11d(12d)は、A/D変換部11a(12a)より入力される離散データの相加平均値を算出して、相加平均値からなる離散データをデジタルフィルタ11b(12b)に出力する。平均処理部11d(12d)から出力される離散データは、入力された離散データより数が少なくなる。したがって、A/D変換部11a(12a)で高速サンプリングを行い、大量の離散データが生成された場合でも、平均処理部11d(12d)によって離散データが削減されるので、デジタルフィルタ11b(12b)およびデジタル処理部11c(12c)での演算量を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、平均処理部11d(12d)が相加平均値を算出する場合について説明したが、これに限られず、他の平均値算出の手法を用いてもよい。例えば、図5(a)に示すように、各離散データに所定の係数を乗算してから積算および除算を行って加重平均値を算出するようにしてもよい。また、図5(b)に示すように、離散データX1〜X100の相加平均値Y1を算出し、次に、X51〜X150の相加平均値Y2を算出するというふうに、移動平均に類似した算出方法を用いてもよい。この場合、通常の相加平均値を算出する場合(図2参照)に比べて、生成される零相電流ベクトルI0(零相電圧ベクトルV0)の精度が高くなるが、出力される離散データが多くなる。一般的な移動平均の場合、入力される離散データの数と出力される離散データの数とが同じになるので、本発明の効果を奏することができない。また、スペンサー平均や多重平均、相乗平均などのその他の平均値算出の手法を用いてもよい。
また、平均値算出の手法以外の処理を行うようにしてもよい。例えば、図5(c)に示すように、複数の離散データの中央値を出力するようにしてもよい。この場合でも、相加平均値を算出する場合と同様の離散データを出力することができる。つまり、平均処理部11d(12d)は、出力される離散データの数を入力される離散データの数より削減することができ、入力される離散データに近い値を演算することができればよい。
本実施形態においては、零相電流ベクトルI0に基づいて地絡の判定を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、図6(a)に示す地絡検出装置1’のように、地絡判定部16が、零相電圧測定部12より入力される零相電圧ベクトルV0に基づいて地絡の判定を行うようにしてもよい。この場合、地絡判定部16は、零相電圧ベクトルV0の大きさが所定の閾値を超えた場合に、地絡事故が発生したと判定する。
また、図6(b)に示す地絡検出装置1”のように、地絡判定部16が、零相電流測定部11より入力される零相電流ベクトルI0、および、零相電圧測定部12より入力される零相電圧ベクトルV0に基づいて、地絡の判定を行うようにしてもよい。この場合、零相電流ベクトルI0の大きさ、および、零相電圧ベクトルV0の大きさが、ともに閾値を超えた場合に、地絡事故が発生したと判定するようにしてもよいし、いずれか一方が閾値を超えた場合に、地絡事故が発生したと判定するようにしてもよい。
本実施形態においては、零相電流測定部11および零相電圧測定部12を用いた地絡検出装置1について説明したが、これに限られない。本発明は、零相電流測定部11を用いた零相電流測定装置にも適用することができるし、零相電圧測定部12を用いた零相電圧測定装置にも適用することができる。
図7は、第2実施形態に係る零相電流測定装置5および第3実施形態に係る零相電圧測定装置6を説明するための図である。
零相電流測定装置5は、第1実施形態に係る地絡検出装置1の零相電流測定部11を単独の測定装置としたものである。A/D変換部11a、平均処理部11dおよびデジタルフィルタ11bは、零相電流測定部11のA/D変換部11a、平均処理部11dおよびデジタルフィルタ11bと同様のものである。デジタル処理部11c’は、デジタルフィルタ11bより入力される信号から、零相電流の振幅および位相を検出し、表示装置51に出力する。表示装置51は、デジタル処理部11c’より入力される振幅および位相に基づいて表示を行う。
零相電圧測定装置6は、第1実施形態に係る地絡検出装置1の零相電圧測定部12を単独の測定装置としたものである。A/D変換部12a、平均処理部12dおよびデジタルフィルタ12bは、零相電圧測定部12のA/D変換部12a、平均処理部12dおよびデジタルフィルタ12bと同様のものである。デジタル処理部12c’は、デジタルフィルタ12bより入力される信号から、零相電圧の振幅および位相を検出し、表示装置61に出力する。表示装置61は、デジタル処理部12c’より入力される振幅および位相に基づいて表示を行う。
なお、零相電流測定装置5および零相電圧測定装置6において、それぞれ、表示装置51,61を備えずに、振幅および位相、または、これらに基づいて生成されたベクトルを出力するようにしてもよい。零相電流測定装置5および零相電圧測定装置6において、それぞれ、デジタル処理部11c’,12c’がベクトルを生成して出力するようにして、地絡および地絡方向を判定する構成を追加したものが、第1実施形態に係る地絡検出装置1である。
第2および第3実施形態においても、平均処理部11d(12d)から出力される離散データが入力された離散データより削減されるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記第1ないし第3実施形態においては、零相電流または零相電圧を測定する場合について説明したが、これに限られない。本発明は、零相電流および零相電圧以外の測定を行う場合にも適用することができる。
図8は、第4実施形態に係る電流測定装置7および第5実施形態に係る電圧測定装置8を説明するための図である。
電流測定装置7は、電流検出器24が検出した電流信号に基づいて、配電線を流れる電流を測定するものである。電流検出器24は、配電線を流れる電流を検出するものであり、いわゆる計器用変流器(Current Transformer:CT)である。電流検出器24は、検出した電流信号を電流測定装置7に出力する。A/D変換部11a、平均処理部11dおよびデジタルフィルタ11bは、第1実施形態に係る地絡検出装置1の零相電流測定部11のA/D変換部11a、平均処理部11dおよびデジタルフィルタ11bと同様のものである。デジタル処理部11c”は、デジタルフィルタ11bより入力される信号から、電流実効値を検出し、表示装置71に出力する。表示装置71は、デジタル処理部11c”より入力される電流実効値に基づいて表示を行う。なお、デジタル処理部11c”は、電流の振幅および位相を検出するようにしてもよいし、これらに基づいて電流ベクトルを生成するようにしてもよい。また、表示装置71を備えずに、電流実効値、電流の振幅および位相、または、電流ベクトルを出力するようにしてもよい。
電圧測定装置8は、電圧検出器25が検出した電圧信号に基づいて、配電線の電圧を測定するものである。電圧検出器25は、配電線の電圧を検出するものであり、いわゆる計器用変圧器(Voltage Transformer:VT)である。電圧検出器25は、検出した電圧信号を電圧測定装置8に出力する。A/D変換部12a、平均処理部12dおよびデジタルフィルタ12bは、第1実施形態に係る地絡検出装置1の零相電圧測定部12のA/D変換部12a、平均処理部12dおよびデジタルフィルタ12bと同様のものである。デジタル処理部12c”は、デジタルフィルタ12bより入力される信号から、電圧実効値を検出し、表示装置81に出力する。表示装置81は、デジタル処理部12c”より入力される電圧実効値に基づいて表示を行う。なお、デジタル処理部12c”は、電圧の振幅および位相を検出するようにしてもよいし、これらに基づいて電圧ベクトルを生成するようにしてもよい。また、表示装置81を備えずに、電圧実効値、電圧の振幅および位相、または、電圧ベクトルを出力するようにしてもよい。
第4および第5実施形態においても、平均処理部11d(12d)から出力される離散データが入力された離散データより削減されるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明に係る測定装置および地絡検出装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る測定装置および地絡検出装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1,1’,1” 地絡検出装置
11 零相電流測定部(測定装置)
11a A/D変換部
11d 平均処理部(データ減少処理手段)
11b デジタルフィルタ
11c,11c’,11c” デジタル処理部
12 零相電圧測定部(測定装置)
12a A/D変換部
12d 平均処理部(データ減少処理手段)
12b デジタルフィルタ
12c,12c’,12c” デジタル処理部
16 地絡判定部
17 方向判定部
17a 位相差検出部
17b 判定部
2 開閉器
21a,21b,21c 開閉スイッチ
22 零相電流検出器
23 零相電圧検出器
24 電流検出器
25 電圧検出器
3 開閉器子局
31 通信部
5 零相電流測定装置(測定装置)
6 零相電圧測定装置(測定装置)
7 電流測定装置(測定装置)
8 電圧測定装置(測定装置)
51,61,71,81 表示装置

Claims (10)

  1. 電力線に配置された検出装置によって検出された交流信号の特性を測定する測定装置であって、
    前記交流信号を所定のサンプリング周波数でデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段より入力されるデジタル信号の離散データに対して演算を行うことにより、入力された前記離散データより数の少ない離散データを生成して、生成された離散データに基づくデジタル信号を出力するデータ減少処理手段と、
    前記データ減少処理手段より出力されるデジタル信号から所定周波数の成分を抽出して出力するデジタルフィルタと、
    前記デジタルフィルタからの出力信号にデジタル処理を行うデジタル処理手段と、
    を備えていることを特徴とする測定装置。
  2. 前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データに対して平均値を演算して、当該平均値を前記生成された離散データとする、
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記平均値は、相加平均値である、
    請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データに対して中央値を演算して、当該中央値を前記生成された離散データとする、
    請求項1に記載の測定装置。
  5. 前記サンプリング周波数をfs[Hz]とし、前記所定周波数をf0[Hz]とした場合、
    前記データ減少処理手段は、前記入力される離散データの数を(2・f0)/fs倍した数より多い離散データを生成する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の測定装置。
  6. 前記データ減少処理手段は、前記入力される100個の離散データに対して演算を行うことにより、1個の離散データを生成する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の測定装置。
  7. 前記電力線は、商用電力系統の電力線である、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の測定装置。
  8. 前記検出装置は、前記電力線を流れる零相電流信号を検出し、
    前記デジタル処理手段は、前記零相電流信号の大きさおよび位相を検出する、
    請求項1ないし7のいずれかに記載の測定装置。
  9. 前記検出装置は、前記電力線の零相電圧信号を検出し、
    前記デジタル処理手段は、前記零相電圧信号の大きさおよび位相を検出する、
    請求項1ないし7のいずれかに記載の測定装置。
  10. 請求項8に記載の測定装置と、
    請求項9に記載の測定装置と、
    どちらか一方または両方の前記デジタル処理手段によって検出された信号の大きさに基づいて地絡事故の発生を判定する地絡判定手段と、
    両者の前記デジタル処理手段によって検出された位相の位相差に基づいて地絡の方向を判定する方向判定手段と、
    を備えていることを特徴とする地絡検出装置。
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