JP2017084196A - 電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】マイクロコンピュータ等の起動時の動作電圧を最適化し、無駄な電力消費防止と高速な動作周波数での動作とを可能にした電源システムを提供すること。【解決手段】電源システムは、動作電圧の最適値を演算可能なボルテージスケーリング対応デバイスと、前記ボルテージスケーリング対応デバイスに電源を供給し、前記ボルテージスケーリング対応デバイスからの制御にて電圧設定可能な電源手段と、前記電源手段の起動と電圧設定制御可能な起動手段とを有し、電源システム起動時は、起動手段より前記電源手段の起動と電圧設定制御を行い、電源システム起動後は、前記ボルテージスケーリング対応デバイスより電源手段の電圧設定制御を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、電源システムに関し、マイクロコンピュータ等の動作電圧を可変(ボルテージスケーリング)することができる電源システムに関する。
特許文献1には、動作周波数により、ボルテージスケーリング(電圧可変)の演算周期を変更することが記載されている。特許文献2には、監視しているICの温度が所定値を超えた場合、又は、電源オン中のアイドル状態の割合が所定以上になった場合に、ボルテージスケーリング(電圧可変)と周波数の変更とを行うことが記載されている。
しかしながら、特許文献1及び2では、マイクロコンピュータ等の電源投入直後における、最適な動作電圧と周波数との関係を考慮していない。そのため、動作周波数を高くして起動する場合は、個体ばらつき等のマージンを考慮して動作電圧を高くして起動する必要がある。よって、電圧の最適値を演算するまで動作電流が増加してしまう問題がある。一方、動作電圧を低めで起動する場合は、動作周波数もそれに応じて低くして起動する必要があるため、最適な動作電圧を演算するまでの時間が増加してしまう問題がある。
そこで、本発明は、マイクロコンピュータ等の起動時の動作電圧を最適化し、無駄な電力消費防止と高速な動作周波数での動作とを可能にした電源システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電源システムは、
動作電圧の最適値を演算可能なボルテージスケーリング対応デバイスと、前記ボルテージスケーリング対応デバイスに電源を供給し、前記ボルテージスケーリング対応デバイスからの制御にて電圧設定可能な電源手段と、前記電源手段の起動と電圧設定制御可能な起動手段と、を有し、電源システム起動時は、起動手段より前記電源手段の起動と電圧設定制御を行い、電源システム起動後は、前記ボルテージスケーリング対応デバイスより電源手段の電圧設定制御を行うことを特徴とする。
動作電圧の最適値を演算可能なボルテージスケーリング対応デバイスと、前記ボルテージスケーリング対応デバイスに電源を供給し、前記ボルテージスケーリング対応デバイスからの制御にて電圧設定可能な電源手段と、前記電源手段の起動と電圧設定制御可能な起動手段と、を有し、電源システム起動時は、起動手段より前記電源手段の起動と電圧設定制御を行い、電源システム起動後は、前記ボルテージスケーリング対応デバイスより電源手段の電圧設定制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、マイクロコンピュータ等の起動時の動作電圧を最適化し、無駄な電力消費防止と高速な動作周波数での動作とを可能にした電源システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は実施形態1〜4における電源システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1は実施形態1〜4における電源システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1において、起動マイコン102は、電源部100の起動と演算マイコン103の起動とを制御するマイクロコンピュータである。起動マイコン102の電源は、常時通電される電源部100のP0端子より供給されている。演算マイコン103は、高速の動作クロックで演算処理等を行うマイクロコンピュータである。演算マイコン103の電源は、電源部100のP1端子より供給される。演算マイコン103は、個体ばらつき、温度等により、電源電圧の最適値を演算可能なマイクロコンピュータであり、ボルテージスケーリング(電圧可変)に対応している。
起動マイコン102のCTRL1端子と電源部100は、制御線120で接続されている。CTRL1端子をHとすることで、電源部100は、P1端子より演算マイコン103に電力の供給を開始する。
また、電源部100のP1端子は、COM端子からの通信により、電圧を可変することができる。電源部100のCOM端子は、起動マイコン102及び演算マイコン103と通信ライン121で接続されており、起動マイコン102及び演算マイコン103によりP1端子の電圧が設定可能である。
通信ライン122は、起動マイコン102と演算マイコン103の通信端子及び起動制御線を含む。温度検出部104は、起動マイコン102に接続されている温度検出部であり、演算マイコン103の温度を測定することができる。
(起動時の動作)
電源システムの起動スイッチが電源オン状態にされると、起動マイコン102は、電源システムの起動動作を開始する。以下、図2のフローチャートに沿って、起動マイコン102の起動処理を説明する。
電源システムの起動スイッチが電源オン状態にされると、起動マイコン102は、電源システムの起動動作を開始する。以下、図2のフローチャートに沿って、起動マイコン102の起動処理を説明する。
ステップS1000において、システム起動処理が開始される。ステップS1001において、起動マイコン102は、演算マイコン103の起動時電圧を演算する処理を実施する。
ステップS1002において、起動マイコン102はステップS1002での演算結果に応じた電圧設定値を電源部100へ通信を行う。ステップS1003において、起動マイコン102のCTRL1端子をHにして電源部100のP1端子の通電を開始させる。
これにより、電源部100は、ステップS1002で通信された設定の電圧で演算マイコン103への通電を開始する。ステップS1004では、通信ライン122を使用して演算マイコン103のリセット解除をする。これにより、演算マイコン103は動作を開始する。
ステップS1005において、起動マイコン102は、動作を停止する。起動マイコン102の起動処理終了後、演算マイコン103は周期的に既知の測定手段により最適な電圧を演算、そして演算値を通信ライン121経由で電源部100に通信することによりP0端子の電圧設定を可変する。
(終了時の動作)
電源システムの起動スイッチが電源オフ状態にされると、起動マイコン102は、システム終了処理を開始する。以下、図3のフローチャートに沿って、起動マイコン102のシステム終了処理を説明する。
電源システムの起動スイッチが電源オフ状態にされると、起動マイコン102は、システム終了処理を開始する。以下、図3のフローチャートに沿って、起動マイコン102のシステム終了処理を説明する。
ステップS1100において、システム終了処理が開始される。ステップS1101において、起動マイコン102は温度検出部104より演算マイコン103の温度を測定する(このときの温度をT0とする)。
ステップS1102において、演算マイコン103と通信をして設定中の電源部100の電圧設定値(V0)を読み込む。ステップS1103において、通信ライン122を使用して演算マイコン103の動作を停止させる。
ステップS1104において、CTRL1端子をLにして電源部100のP1端子の通電を停止させる。ステップS1105において、システム終了処理を終了し、電源システムの動作が停止する。
起動マイコン102は、ステップS1102において、演算マイコン103と通信して設定中の電源部100の設定電圧(V0)を入手しているが、演算マイコン103から通信ライン121経由で電源部100へ電源電圧の設定値通信を、起動マイコン102も同時に受信しておく方式であっても構わない。
(演算マイコン103の起動時電圧の演算)
図2のステップS1001の起動マイコン102における、演算マイコン103の起動時電圧を演算する処理を、図4のフローチャートに沿って説明を行う。
図2のステップS1001の起動マイコン102における、演算マイコン103の起動時電圧を演算する処理を、図4のフローチャートに沿って説明を行う。
ステップS1200において、起動マイコン102は、演算処理を開始する。ステップS1201において、起動マイコン102は、温度検出部104より起動時の温度を測定する(このときの温度をT1とする)。
ステップS1202において、ステップS1201で測定した温度(T1)と図3のステップS1101で測定した温度の差(ΔT=T1−T0)を演算する。図5の表よりΔTに対する演算マイコン103への設定電圧差(ΔV)を演算し、図3のステップS1102で通信により入手した演算マイコン103の通電停止時の設定電圧(V0)とΔVを加算して演算マイコン103の再起動時の設定電圧を演算する。初回の起動時(終了シーケンスを実施していない場合)T0は初期値あり、この場合は、図6を参照し、起動時の測定温度T1より演算マイコン103の電源設定電圧を演算する。また、ΔTがプラスの場合も前回の終了時から外部の環境が変わって温度上昇したと考えられるので図6より起動時の測定温度T1より演算マイコン103の電源設定電圧を演算する。
ステップS1203において、演算マイコン103の起動時電圧の演算を終了する。例えば、初回の起動でT1=33℃であれば、演算マイコン103の起動時電圧は1160mVとなる。2回目以降の起動においては、前回終了時の温度(T0)が45℃、そのときの電圧(V0)が1100mV、再度起動した時の温度(T1)が33℃であれば、ΔT=33−45=−12℃なので図5より、ΔV=40mVとなり、演算マイコン103の起動時電圧は1100mV+40mV=1140mVとなる。
また、2回目以降の起動においては、前回終了時の温度(T0)が30℃、そのときの電圧(V0)が1100mV、再度起動した時の温度(T1)が40℃であれば、ΔT=40−30=10℃(>0)なので、図6より演算マイコン103の起動時電圧はT1=40℃なので1140mVとなる。
演算マイコン103の起動時の電圧を図5及び図6に示す表から演算したが、関数等により演算する方式であっても構わない。
上記の構成により、起動マイコン102が演算マイコン103の起動時の最適な電圧設定を簡易的に演算するために、演算マイコン103は起動時に電圧設定の演算処理が不要となる。よって、演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少ない状態で演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
なお、図3のT1と演算マイコン103の起動時電圧の関係を演算マイコン103の固体ごとに調整された値としておけば演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少なく演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
また、起動時の演算マイコン103の温度T1と演算マイコン103の起動時電圧の関係は、温度T1状態での演算マイコン103の動作可能電圧バラつきの範囲上限として、演算マイコン103内部でボルテージスケーリングの演算をしなくとも確実に動作可能な電圧としてもよい。この場合は、前述のように、図6を固体調整値とした場合よりは消費電力が大きくなるが、温度に対する消費電力の増大を防止し、かつ、高速に演算マイコン103を立ち上げることが可能となる。
さらに、起動マイコン102の処理を簡略化するために、図4の演算マイコン103の起動時電圧の演算結果を、前回終了時電圧(V0)をそのまま電源部100に通信する方式であっても構わない。
[実施形態2]
実施形態2における、電源システムの回路構成を示すブロック図について説明する。
実施形態2における、電源システムの回路構成を示すブロック図について説明する。
実施形態2における電源システムの回路構成を示すブロック図は実施形態1と同じく図1に示す構成であり説明は省略する。
(起動時の動作)
電源システムの起動スイッチが電源オン状態にされると、起動マイコン102は、図7のフローチャートに沿って、電源システムの起動動作を開始する。図7のフローチャートの動作は実施形態1における起動動作を示す図2のフローチャートと同じ動作なので説明を省略する。
電源システムの起動スイッチが電源オン状態にされると、起動マイコン102は、図7のフローチャートに沿って、電源システムの起動動作を開始する。図7のフローチャートの動作は実施形態1における起動動作を示す図2のフローチャートと同じ動作なので説明を省略する。
起動マイコン102の起動処理終了後、実施形態1と同様に、演算マイコン103は周期的に既知の測定手段により最適な電圧を演算、そして演算値を通信ライン121経由で電源部100に通信することによりP0端子の電圧設定を可変する。
(終了時の動作)
電源システムの起動スイッチが電源オフ状態にされると、起動マイコン102は、システム終了処理を開始する。以下、図8のフローチャートに沿って、起動マイコン102のシステム終了処理を説明する。
電源システムの起動スイッチが電源オフ状態にされると、起動マイコン102は、システム終了処理を開始する。以下、図8のフローチャートに沿って、起動マイコン102のシステム終了処理を説明する。
ステップS2100において、システム終了処理が開始される。ステップS2101において、起動マイコン102は、次に起動が開始されるまでの時間を計測するために内蔵するタイマをスタートさせる(オフ時間タイマスタート)。
ステップS2102において、演算マイコン103と通信をして設定中の電源部100の電圧設定値(V0)を読み込む。ステップS2103において、通信ライン122を使用して演算マイコン103の動作を停止させる。
ステップS2104において、CTRL1端子をLにして電源部100のP1端子の通電を停止させる。ステップS2105において、システム終了処理を終了し、電源システムの動作が停止する。
(演算マイコン103の起動時電圧の演算)
図7のステップS2001の起動マイコン102における、演算マイコン103の起動時電圧を演算する処理を、図9のフローチャートに沿って説明する。
図7のステップS2001の起動マイコン102における、演算マイコン103の起動時電圧を演算する処理を、図9のフローチャートに沿って説明する。
ステップS2200において、起動マイコン102は、処理をスタートする。ステップS2201において、起動マイコン102は、図8のステップS2101でスタートさせたタイマの値(Toff)を読み込む。
ステップS2202では、温度検出部104より演算マイコン103の温度を測定(T1)する。ステップS2203では、Toffの値と図8のステップS2102で通信により受信した演算マイコン103の通電停止時の設定電圧(V0)とから図10の表を参照し、演算マイコン103の再起動時の設定電圧を演算する。初回の起動時(終了シーケンスを実施していない場合)Toffは初期値あり、この場合は、図11を参照しステップS2202で測定の温度T1より演算マイコン103の電源設定電圧を演算する。
ステップS2204において、演算マイコン103の起動時電圧の演算を終了する。例えば、初回の起動でT1=33℃であれば、演算マイコン103の起動時電圧は1160mVとなる。2回目以降の起動においては、前回終了時の電圧(V0)が1100mV、再度起動した時Toffが20秒であれば、図10よりΔV=60mVとなり、演算マイコン103の起動時電圧は1100mV+60mV=1160mVとなる。
上記の構成により、起動マイコン102が演算マイコン103の起動時の電圧設定を簡易的に演算するために、演算マイコン103は起動時に電圧設定の演算処理が不要となる。よって、演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少ない状態で演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
なお、図11のT1と演算マイコン103の起動時電圧の関係を演算マイコン103の固体ごとに調整された値としておけば演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少なく演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
また、T1と演算マイコン103の起動時電圧の関係は、温度T1状態での演算マイコン103の固体の動作可能電圧バラつき範囲上限として、演算マイコン103内部でボルテージスケーリングの演算をしなくとも確実に動作可能な電圧としてもよい。この場合は、前述のように、図11を固体調整値とした場合よりは消費電力が大きくなるが、温度に対する消費電力の増大を防止し、かつ、高速に演算マイコン103を立ち上げることが可能となる。
[実施形態3]
実施形態3における、電源システムの回路構成を示すブロック図、起動時の動作、終了時の動作は、第1の形態と同じであり、差異である演算マイコン103の起動時電圧の演算を行う図12のΔTが−36℃以下の場合を説明する。
実施形態3における、電源システムの回路構成を示すブロック図、起動時の動作、終了時の動作は、第1の形態と同じであり、差異である演算マイコン103の起動時電圧の演算を行う図12のΔTが−36℃以下の場合を説明する。
実施形態1の図5のΔTが−36℃以下の場合はΔVを140mVで制限し温度変化が大きい場合 演算マイコン103の動作が安定する設定としている。一方、実施形態3の図12のΔTが−36℃以下の場合は、図13を参照し再起動時の温度検出部104の測定値T1より演算マイコン103の電源設定電圧を演算する。
以上により、温度変化が大きい場合でも演算マイコン103の電源設定電圧を初回起動時と同じ設定とすることで、演算マイコン103の動作が安定させることが可能となる。
また、実施形態1と同様に、起動マイコン102が演算マイコン103の起動時の最適な電圧設定を簡易的に演算するために、演算マイコン103は起動時に電圧設定の演算処理が不要となる。よって、演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少ない状態で演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
[実施形態4]
実施形態4における、電源システムの回路構成を示すブロック図、起動時の動作、終了時の動作は第2の形態と同じであり、差異である演算マイコン103の起動時電圧の演算を行う図14のToffが36秒以下の場合を説明する。
実施形態4における、電源システムの回路構成を示すブロック図、起動時の動作、終了時の動作は第2の形態と同じであり、差異である演算マイコン103の起動時電圧の演算を行う図14のToffが36秒以下の場合を説明する。
実施形態2の図10のToffが36秒以下の場合はΔVを140mVで制限し、オフ時間大きい場合 演算マイコン103の動作が安定する設定としている。一方、実施形態4の図14のToffが36秒以下の場合は、図15を参照し再起動時の温度検出部104の測定値 T1より演算マイコン103の電源設定電圧を演算する。
以上により、オフ時間が大きい場合(演算マイコンの状態変化が大きい場合)でも演算マイコン103の電源設定電圧を初回起動時と同じ設定とすることで、演算マイコン103の動作が安定させることが可能となる。
また、実施形態2と同様に、起動マイコン102が演算マイコン103の起動時の最適な電圧設定を簡易的に演算するために、演算マイコン103は、起動時に電圧設定の演算処理が不要となる。よって、演算マイコン103の動作周波数を上げた状態、かつ、消費電力の少ない状態で演算マイコン103の短時間での立ち上げが可能となる。
100 電源部、102 起動マイコン、103 演算マイコン、104 温度検出部
Claims (11)
- 動作電圧の最適値を演算可能なボルテージスケーリング対応デバイスと、
前記ボルテージスケーリング対応デバイスに電源を供給し、前記ボルテージスケーリング対応デバイスからの制御にて電圧設定可能な電源手段と、
前記電源手段の起動と電圧設定制御可能な起動手段と、
を有し、
電源システム起動時は、起動手段より前記電源手段の起動と電圧設定制御を行い、
電源システム起動後は、前記ボルテージスケーリング対応デバイスより電源手段の電圧設定制御を行うことを特徴とする電源システム。 - 前記ボルテージスケーリング対応デバイスごとの動作電圧の最適値を起動手段は記憶し、電源システム起動時は前記起動手段が記憶した電圧設定値で前記電源手段を起動させることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
- 電源システム終了時に前記ボルテージスケーリング対応デバイスが設定している電源手段の電圧設定値を前記起動手段は記憶し、電源システム起動時は起動手段が記憶した電圧設定値で前記電源手段を起動させることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
- 前記起動手段は、電源システム終了前に前記ボルテージスケーリング対応デバイスが設定している電源手段の電圧設定値と前記ボルテージスケーリング対応デバイスの温度を記憶し、
電源システム再起動時は、前記起動手段が記憶した電圧設定値と前記ボルテージスケーリング対応デバイスの再起動時と記憶した温度との差より、再起動時の前記電源手段の設定電圧を演算し、演算した設定電圧で前記電源手段を起動させることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。 - 電源システム再起動時は前記起動手段が記憶した前記ボルテージスケーリング対応デバイスの再起動時と記憶した温度との差が所定以上の場合は再起動時の前記電源手段の設定電圧を制限することを特徴とする請求項4に記載の電源システム。
- 電源システム再起動時は前記起動手段が記憶した前記ボルテージスケーリング対応デバイスの再起動時と記憶した温度との差が所定以上の場合は、再起動時の前記電源手段の設定電圧を初回起動時と同じにすることを特徴とする請求項4に記載の電源システム。
- 前記起動手段は、電源システム終了時に前記ボルテージスケーリング対応デバイスが設定している電源手段の電圧設定値を記憶し、
電源システム再起動時は、前記起動手段が記憶した電圧設定値と再起動までの経過時間により、再起動時の前記電源手段の設定電圧を演算し、演算した設定電圧で前記電源手段を起動させることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。 - 電源システム再起動時、再起動までの経過時間が所定以上であれば、再起動時の前記電源手段の設定電圧を制限することを特徴とする請求項7に記載の電源システム。
- 電源システム再起動時、再起動までの経過時間が所定以上であれば、再起動時の前記電源手段の設定電圧初回起動と同じにすることを特徴とする請求項7に記載の電源システム。
- 前記起動手段は、初回起動時の前記電源手段の設定電圧を、記憶された値で起動させることを特徴とする請求項4又は請求項7に記載の電源システム。
- 前記起動手段は、初回起動時の前記ボルテージスケーリング対応デバイスの温度より前記電源手段の設定電圧を演算し、演算した設定電圧で前記電源手段を起動させることを特徴とする請求項4又は請求項7に記載の電源システム。
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