JP2017076187A - 金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、タッチ位置検出機能付き表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
基板の表面に所定パターンの複数の溝を形成する溝形成工程と、
前記溝内と、隣り合う溝間の前記基板上とに金属膜を形成する金属膜形成工程と、
前記溝内に形成された前記金属膜上にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
前記レジスト層をマスクとして前記金属膜をエッチングするエッチング工程と、
前記レジスト層を剥離する剥離工程と、
を備える。
前記金属膜形成工程において、前記金属膜の厚みが前記溝の深さより小さくなるように前記金属膜を形成してもよい。
前記溝形成工程は、
基材上にオーバーコート層を形成して前記基板を得る工程と、
前記オーバーコート層に前記溝を形成する工程と、
を有してもよい。
前記溝形成工程において、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達する前記溝を形成してもよい。
前記基板は可塑性を有し、
前記溝形成工程は、
前記基板の表面に、前記所定パターンに対応した凹凸パターンを有する型を押し当てる工程と、
前記基板から前記型を取り外す工程と、
を有してもよい。
表面に所定パターンの複数の溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を備える。
前記金属層の厚みは、前記溝の深さより小さくてもよい。
前記基板は、
基材と、
前記基材上に設けられ、表面に前記溝を有するオーバーコート層と、
を有してもよい。
前記溝は、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達してもよい。
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネルセンサと、を備え、
前記タッチパネルセンサは、
表面に所定パターンの溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を有する。
前記タッチパネルセンサは、前記基板上のアクティブエリアに設けられた検出パターンを有し、
前記溝及び前記金属層は、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアに設けられ、
前記金属層は、前記検出パターンに接続され、引き出し配線として機能してもよい。
タッチ位置検出機能付き表示装置
はじめに図1を参照して、タッチパネルセンサ(金属パターン基板)30を備えたタッチ位置検出機能付き表示装置10について説明する。図1に示すように、タッチ位置検出機能付き表示装置10は、タッチパネルセンサ30と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置15とを組み合わせることによって構成されている。図示された表示装置15は、フラットパネルディスプレイとして構成されている。表示装置15は、表示面16aを有した表示パネル16と、表示パネル16に接続された表示制御部(図示せず)と、を有している。
タッチパネルセンサ30は、どのような構成を有していてもよいが、一例として、図2に示す構成について説明する。
次に、図4(a)〜(e)を参照して、以上のような構成のタッチパネルセンサ30を製造する方法について説明する。なお、第1及び第2引き出し配線44a,49a以外の第1及び第2検出パターン42,46等は、周知の方法により形成できるため、以下では説明を省略する。また、第1引き出し配線44aと第2引き出し配線49aは同じ方法で形成できるため、以下では第2引き出し配線49aの形成方法のみを説明する。
最初に、図4(a)に示すように、基板32の表面に所定パターンの複数の溝G1を形成する。具体的には、基材33上にオーバーコート層34を形成して基板32を得る。そして、基板32のオーバーコート層34に、オーバーコート層34を貫通して基材33に達する溝G1を形成する。
次に、露光されたオーバーコート層用材料を現像液により現像し、これによって、オーバーコート層用材料のうち露光光が照射されなかった部分を現像液中に溶解させる。
次に、図4(b)に示すように、スパッタ等の方法を用いて、溝G1が形成された側の基板32の表面に金属膜40を形成する。即ち、溝G1内と、隣り合う溝G1,G1間の基板32上(即ちオーバーコート層34上)とに金属膜40を形成する。従って、金属膜40は、溝G1内に埋め込まれた金属膜40aと、オーバーコート層34上に配置された金属膜40bと、を有する。金属膜40には、溝G1に対応する位置に溝G2が形成される。ここで、金属膜40の厚みが溝G1の深さより小さくなるように金属膜40を形成する。
次に、図4(c)に示すように、フォトリソグラフィ法を用いて、溝G1内に形成された金属膜40a上に選択的にレジスト層50を形成する。即ち、金属膜40の溝G2内に選択的にレジスト層50を形成する。
次に、図4(d)に示すように、レジスト層50をマスクとして金属膜40をエッチングする。金属膜40のうち、金属膜40bはレジスト層50から露出しており、一方、金属膜40aはレジスト層50に覆われている。従って、金属膜40bはエッチングされるが、金属膜40aはエッチングされ難い。最終的には、金属膜40bは、エッチング液に溶解して除去され、金属膜40aが残存する。
最後に、レジスト層50を剥離する。これにより、図4(e)に示すように、基板32の複数の溝G1内に金属層41(第2引き出し配線49a)が形成される。
このように、信頼性を確保した上で、金属パターンをより細線化できる。
第2の実施形態では、溝G1がオーバーコート層34を貫通していない点において第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
最初に、図5(a)に示すように、基板32Aの表面に所定パターンの複数の溝G1を形成する。具体的には、基板32Aのオーバーコート層34Aの表面に溝G1を形成する。即ち、溝G1と基材33との間には、薄いオーバーコート層34Aが存在している。
第3の実施形態は、型転写によって溝G1を形成する。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
基板32Bは、例えば樹脂等で構成され、可塑性を有する。基板32Bは、フィルムの形態であってもよい。まず、図6(a)に示すように、基板32Bの表面に、形成されるべき溝G1のパターンに対応した凹凸パターンを有するモールド(型)60を押し当てる。これにより、基板32Bの表面形状は、モールド60の凹凸パターンに対応したものになる。基板32Bが樹脂で構成されている場合、モールド60を押し当てる前に基板32Bを加熱して軟化させておく。
モールド60の作製方法は、特に限られないが、以下に一例を説明する。
図7(a)〜(d)は、モールド60の作製方法を説明する図である。まず、図7(a)に示すように、ガラス基板61上にアクリル樹脂を塗布して、アクリル樹脂層62を形成する。アクリル樹脂としては、例えば、PMMA樹脂を用いることができる。
マスターモールド80の作製方法も、特に限られないが、以下に一例を説明する。
15 表示装置
A1 アクティブエリア
A2 非アクティブエリア(額縁領域)
30 タッチパネルセンサ(金属パターン基板)
32,32A,32B 基板
33 基材
34,34A オーバーコート層
G1 溝
40,40a,40b 金属膜
41 金属層
42 第1検出パターン(検出パターン)
44a 第1引き出し配線(金属層)
44b 第1端子部
46 第2検出パターン(検出パターン)
49a 第2引き出し配線(金属層)
49b 第2端子部
50 レジスト層
60 モールド(型)
70 ガラスキャリア
80 マスターモールド
Claims (11)
- 基板の表面に所定パターンの複数の溝を形成する溝形成工程と、
前記溝内と、隣り合う溝間の前記基板上とに金属膜を形成する金属膜形成工程と、
前記溝内に形成された前記金属膜上にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
前記レジスト層をマスクとして前記金属膜をエッチングするエッチング工程と、
前記レジスト層を剥離する剥離工程と、
を備える、金属パターン基板の製造方法。 - 前記金属膜形成工程において、前記金属膜の厚みが前記溝の深さより小さくなるように前記金属膜を形成する、請求項1に記載の金属パターン基板の製造方法。
- 前記溝形成工程は、
基材上にオーバーコート層を形成して前記基板を得る工程と、
前記オーバーコート層に前記溝を形成する工程と、
を有する、請求項1又は請求項2に記載の金属パターン基板の製造方法。 - 前記溝形成工程において、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達する前記溝を形成する、請求項3に記載の金属パターン基板。
- 前記基板は可塑性を有し、
前記溝形成工程は、
前記基板の表面に、前記所定パターンに対応した凹凸パターンを有する型を押し当てる工程と、
前記基板から前記型を取り外す工程と、
を有する、請求項1又は請求項2に記載の金属パターン基板の製造方法。 - 表面に所定パターンの複数の溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を備える金属パターン基板。 - 前記金属層の厚みは、前記溝の深さより小さい、請求項6に記載の金属パターン基板。
- 前記基板は、
基材と、
前記基材上に設けられ、表面に前記溝を有するオーバーコート層と、
を有する、請求項6又は請求項7に記載の金属パターン基板。 - 前記溝は、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達している、請求項8に記載の金属パターン基板。
- 表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネルセンサと、を備え、
前記タッチパネルセンサは、
表面に所定パターンの溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を有する、タッチ位置検出機能付き表示装置。 - 前記タッチパネルセンサは、前記基板上のアクティブエリアに設けられた検出パターンを有し、
前記溝及び前記金属層は、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアに設けられ、
前記金属層は、前記検出パターンに接続され、引き出し配線として機能する、請求項10に記載のタッチ位置検出機能付き表示装置。
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JP2015202240A JP2017076187A (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、タッチ位置検出機能付き表示装置 |
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CN114730534A (zh) * | 2019-11-20 | 2022-07-08 | Lg伊诺特有限公司 | 显示器用基板 |
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2015
- 2015-10-13 JP JP2015202240A patent/JP2017076187A/ja active Pending
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