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JP2017076187A - 金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、タッチ位置検出機能付き表示装置 - Google Patents

金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、タッチ位置検出機能付き表示装置 Download PDF

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JP2017076187A
JP2017076187A JP2015202240A JP2015202240A JP2017076187A JP 2017076187 A JP2017076187 A JP 2017076187A JP 2015202240 A JP2015202240 A JP 2015202240A JP 2015202240 A JP2015202240 A JP 2015202240A JP 2017076187 A JP2017076187 A JP 2017076187A
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口 雅 也 江
Masaya Eguchi
口 雅 也 江
屋 誠 治 俵
Seiji Tawaraya
屋 誠 治 俵
中 佳 子 田
Yoshiko Tanaka
中 佳 子 田
江 崇 網
Takashi Amie
江 崇 網
真 史 榊
Masashi Sakaki
真 史 榊
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】信頼性を確保した上で金属パターンをより細線化する。【解決手段】金属パターン基板の製造方法は、基板32の表面に所定パターンの複数の溝G1を形成する溝形成工程と、溝内と、隣り合う溝間の基板上とに金属膜40を形成する金属膜形成工程と、溝内に形成された金属膜上にレジスト層50を形成するレジスト層形成工程と、レジスト層をマスクとして金属膜をエッチングするエッチング工程と、レジスト層を剥離する剥離工程と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、金属パターン基板と表示装置とを組み合わせて得られるタッチ位置検出機能付き表示装置に関する。
今日、入力手段として、タッチパネル装置が広く用いられている。タッチパネル装置は、タッチパネルセンサ、タッチパネルセンサ上への接触位置を検出する制御回路、配線およびFPC(フレキシブルプリント基板)を含んでいる。タッチパネル装置は、多くの場合、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置が組み込まれた種々の装置等(例えば、券売機、ATM装置、携帯電話、ゲーム機)に対する入力手段として、表示装置とともに用いられている。このような装置においては、タッチパネルセンサが表示装置の表示面上に配置されており、これによって、表示装置に対する極めて直接的な入力が可能になっている。タッチパネルセンサのうち表示装置の表示領域に対面する領域は透明になっており、タッチパネルセンサのこの領域が、接触位置(接近位置)を検出し得るアクティブエリアを構成するようになる。
タッチパネルセンサとして、投影型容量結合方式のタッチパネルセンサが知られている。容量結合方式のタッチパネルセンサにおいては、位置を検知されるべき外部導体(典型的には、指)が誘電体を介してタッチパネルセンサに接触(接近)する際、新たに奇生容量が発生する。この奇生容量に起因する静電容量の変化に基づいて、タッチパネルセンサ上における外部導体の位置が検出される。このような投影型容量結合方式のタッチパネルセンサは、例えば、PETなどからなる基材と、基材の観察者側の面に設けられた複数の第1検出パターンと、基材の表示装置側の面に設けられた複数の第2検出パターンと、を備えている。第1検出パターンおよび第2検出パターンは、例えば、透光性および導電性を有する透明導電材料から構成される。第1検出パターンおよび第2検出パターンは、アクティブエリア内に配置されている。
また、タッチパネルセンサのアクティブエリアの周囲の非アクティブエリア(額縁領域)には、金属から構成された複数の引き出し配線(額縁配線)が設けられている。複数の引き出し配線は、それぞれ、対応する第1又は第2検出パターンと、基材の外縁近傍に配置された対応する端子との間に電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。
このような引き出し配線は、次のように形成される。図9(a)〜(e)は、従来の引き出し配線の製造方法を説明する図である。図9(a)〜(e)は、タッチパネルセンサの非アクティブエリアの一部の断面を概略的に示す。
まず、図9(a)に示すように、基材33上にオーバーコート層34Xを形成する。
次に、図9(b)に示すように、オーバーコート層34X上に金属膜40Xを形成する。オーバーコート層34Xは、金属膜40Xと基材33との密着性を向上させる。
次に、図9(c)に示すように、金属膜40X上にレジスト層50Xを形成し、レジスト層50Xをパターニングする。レジスト層50Xのパターンは、引き出し配線のパターンに対応する。
次に、図9(d)に示すように、パターニングされたレジスト層50Xをマスクとして、金属膜40Xをエッチングする。
最後に、図9(e)に示すように、レジスト層50Xを剥離して、オーバーコート層34X上に配線41Xが形成される。配線41Xは、引き出し配線として機能する。
ところで近年、非アクティブエリアの幅をより狭くすることが求められている。そのためには、引き出し配線の幅及び間隔をより狭くする必要がある。
特開2010−277392号公報
しかしながら、前述した製造方法においては、金属膜40Xをエッチングする時、エッチングの進行に伴ってエッチング液がレジスト層50Xの下方にも回り込み、レジスト層50Xの下方の金属膜40Xの一部もエッチングされてしまう。即ち、サイドエッチングが発生する。これにより、図9(e)に示すように、形成された配線41Xの断面形状は台形になり、特に配線41Xの上部の幅が目標配線幅(即ち、パターニングされたレジスト層50Xの幅)より狭くなってしまう。従って、配線41Xの抵抗値が上昇したり、配線41Xの一部が欠落したりするため、配線41Xの細線化には限界がある。
また、配線41Xの間隔が狭くなると、エレクトロマイグレーションが起こりやすくなり、隣り合う配線41X,41X同士がショートする恐れもある。
このような点は、タッチパネルセンサの引き出し配線に限らず、細線化が必要な金属パターン全般に関して問題となり得る。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、信頼性を確保した上で金属パターンをより細線化できる金属パターン基板の製造方法、金属パターン基板、及び、タッチ位置検出機能付き表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る金属パターン基板の製造方法は、
基板の表面に所定パターンの複数の溝を形成する溝形成工程と、
前記溝内と、隣り合う溝間の前記基板上とに金属膜を形成する金属膜形成工程と、
前記溝内に形成された前記金属膜上にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
前記レジスト層をマスクとして前記金属膜をエッチングするエッチング工程と、
前記レジスト層を剥離する剥離工程と、
を備える。
また、前記金属パターン基板の製造方法において、
前記金属膜形成工程において、前記金属膜の厚みが前記溝の深さより小さくなるように前記金属膜を形成してもよい。
また、前記金属パターン基板の製造方法において、
前記溝形成工程は、
基材上にオーバーコート層を形成して前記基板を得る工程と、
前記オーバーコート層に前記溝を形成する工程と、
を有してもよい。
また、前記金属パターン基板の製造方法において、
前記溝形成工程において、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達する前記溝を形成してもよい。
また、前記金属パターン基板の製造方法において、
前記基板は可塑性を有し、
前記溝形成工程は、
前記基板の表面に、前記所定パターンに対応した凹凸パターンを有する型を押し当てる工程と、
前記基板から前記型を取り外す工程と、
を有してもよい。
本発明の一態様に係る金属パターン基板は、
表面に所定パターンの複数の溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を備える。
また、前記金属パターン基板において、
前記金属層の厚みは、前記溝の深さより小さくてもよい。
また、前記金属パターン基板において、
前記基板は、
基材と、
前記基材上に設けられ、表面に前記溝を有するオーバーコート層と、
を有してもよい。
また、前記金属パターン基板において、
前記溝は、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達してもよい。
本発明の一態様に係るタッチ位置検出機能付き表示装置は、
表示装置と、
前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネルセンサと、を備え、
前記タッチパネルセンサは、
表面に所定パターンの溝を有する基板と、
前記溝に埋め込まれた金属層と、
を有する。
また、前記タッチ位置検出機能付き表示装置において、
前記タッチパネルセンサは、前記基板上のアクティブエリアに設けられた検出パターンを有し、
前記溝及び前記金属層は、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアに設けられ、
前記金属層は、前記検出パターンに接続され、引き出し配線として機能してもよい。
本発明によれば、信頼性を確保した上で金属パターンをより細線化できる。
第1の実施形態に係るタッチ位置検出機能付き表示装置を示す分解図である。 観察者側から見た場合のタッチパネルセンサを示す平面図である。 図2のタッチパネルセンサのI−I線に沿った縦断面図である。 (a)〜(e)は、第1の実施形態に係るタッチパネルセンサの製造方法を説明する図である。 (a)〜(e)は、第2の実施形態に係るタッチパネルセンサの製造方法を説明する図である。 (a)〜(e)は、第3の実施形態に係るタッチパネルセンサの製造方法を説明する図である。 (a)〜(d)は、モールドの作製方法を説明する図である。 (a)〜(g)は、マスターモールドの作製方法を説明する図である。 図9(a)〜(e)は、従来の引き出し配線の製造方法を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
(第1の実施形態)
タッチ位置検出機能付き表示装置
はじめに図1を参照して、タッチパネルセンサ(金属パターン基板)30を備えたタッチ位置検出機能付き表示装置10について説明する。図1に示すように、タッチ位置検出機能付き表示装置10は、タッチパネルセンサ30と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置15とを組み合わせることによって構成されている。図示された表示装置15は、フラットパネルディスプレイとして構成されている。表示装置15は、表示面16aを有した表示パネル16と、表示パネル16に接続された表示制御部(図示せず)と、を有している。
表示パネル16は、映像を表示することができるアクティブエリアA1と、アクティブエリアA1を取り囲むようにしてアクティブエリアA1の外側に配置された非アクティブエリア(額縁領域とも呼ばれる)A2と、を含んでいる。表示制御部は、表示されるべき映像に関する情報を処理し、映像情報に基づいて表示パネル16を駆動する。表示パネル16は、表示制御部の制御信号に基づいて、所定の映像を表示面16aに表示する。すなわち、表示装置15は、文字や図等の情報を映像として出力する出力装置としての役割を担っている。
アクティブエリアA1の形状は、本実施形態においては、図1に示すように、平面視において略矩形である。もっとも、アクティブエリアA1の平面視における形状は、他の形状であってもよく、例えば楕円形状であってもよい。
図1に示すように、タッチパネルセンサ30は、表示装置15の表示面16aに、例えば接着層(図示せず)を介して接着されている。
タッチパネルセンサ
タッチパネルセンサ30は、どのような構成を有していてもよいが、一例として、図2に示す構成について説明する。
図2は、観察者側から見た場合のタッチパネルセンサ30を示す平面図である。ここでは、タッチパネルセンサ30が、投影型の静電容量結合方式のタッチパネルセンサとして構成される例について説明する。なお、「容量結合」方式は、タッチパネルの技術分野において「静電容量」方式や「静電容量結合」方式等とも呼ばれており、本件では、これらの「静電容量」方式や「静電容量結合」方式等と同義の用語として取り扱う。典型的な静電容量結合方式のタッチパネルセンサは、透光性を有する導電性のパターンを有しており、外部の導体(典型的には人間の指)がタッチパネルセンサに接近することにより、外部の導体とタッチパネルセンサの導電性のパターンとの間でコンデンサ(静電容量)が形成される。そして、このコンデンサの形成に伴った電気的な状態の変化に基づき、タッチパネルセンサ上において外部導体が接近している位置の位置座標が特定される。なお本実施形態によるタッチパネルセンサ30は、自己容量方式のものであってもよく、相互容量方式のものであってもよい。
図2に示すように、タッチパネルセンサ30は、観察者側を向く第1面32aおよび表示装置15側を向く第2面32bを含み透光性を有する基板32と、基板32の第1面32a上に設けられ、第1方向D1に延びる複数の第1検出パターン(検出パターン)42と、基板32の第2面32b上に設けられ、第1方向D1に交差する、例えば第1方向D1に直交する第2方向D2に延びる複数の第2検出パターン(検出パターン)46と、を備えている。図2に示すように、第1検出パターン42および第2検出パターン46はそれぞれ帯状に延びている。また、複数の第1検出パターン42は一定の配列ピッチで第2方向D2に並べられており、複数の第2検出パターン46も一定の配列ピッチで第1方向D1に並べられている。第1検出パターン42および第2検出パターン46の配列ピッチは、タッチ位置の検出に関して求められる分解能に応じて定められるが、例えば数mmになっている。なお図2においては、基板32の第1面32a側に設けられている構成要素が実線で表され、基板32の第2面32b側に設けられている構成要素が点線で表されている。
図2に示すように、タッチパネルセンサ30の基板32は、タッチ位置を検出され得る領域に対応する矩形状のアクティブエリアAa1と、アクティブエリアAa1の周辺に位置する矩形枠状の非アクティブエリアAa2と、を含んでいる。アクティブエリアAa1および非アクティブエリアAa2はそれぞれ、表示パネル16のアクティブエリアA1および非アクティブエリアA2に対応して区画されたものである。
上述の第1検出パターン42および第2検出パターン46は、アクティブエリアAa1内に配置されている。また非アクティブエリアAa2のうち基板32の第1面32a上には、それぞれが対応する第1検出パターン42に電気的に接続された複数の第1引き出し配線44aと、基板32の外縁近傍に配置され、それぞれが対応する第1引き出し配線44aに電気的に接続された複数の第1端子部44bと、が設けられている。さらに、非アクティブエリアAa2のうち基板32の第2面32b上には、それぞれが対応する第2検出パターン46に電気的に接続された複数の第2引き出し配線49aと、基板32の外縁近傍に配置され、それぞれが対応する第2引き出し配線49aに電気的に接続された複数の第2端子部49bと、が設けられている。
第1及び第2検出パターン42,46は、例えば、透光性および導電性を有する透明導電材料から構成される。または、第1及び第2検出パターン42,46は、透明導電材料よりも高い導電性を有する銀や銅などの金属材料から構成されてもよい。これにより、第1及び第2検出パターン42,46の電気抵抗値を低くすることができる。第1及び第2検出パターン42,46が金属材料から構成される場合、第1及び第2検出パターン42,46には、表示装置15からの映像光を適切な比率で透過させるための開口部が形成されている。例えば第1及び第2検出パターン42,46は、金属材料からなり、網目状に配置された導線によって構成されてもよい。
第1及び第2引き出し配線44a,49a、並びに、第1及び第2端子部44b,49bは、例えば、アルミニウム、モリブデン、銀、銅、又は、これらの合金などの金属材料から構成される。
図3は、図2のタッチパネルセンサ30のI−I線に沿った縦断面図である。即ち、図3は、第2引き出し配線49aが形成された領域の断面を示している。
図3に示すように、基板32は、表面(第2面)32bに所定パターンの複数の溝G1を有する。溝G1のパターンは、第2引き出し配線49aのパターンに対応する。
基板32は、基材33と、基材33上に設けられ、溝G1を有するオーバーコート層34と、を有する。溝G1は、オーバーコート層34を貫通して基材33に達している。
基材33は、タッチパネルセンサ30において誘電体として機能するものである。基材33を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シクロオレフィンポリマー(COP)やガラスなど、十分な透光性を有する材料が用いられる。第1検出パターン42、第2検出パターン46、引き出し配線44a,49aや端子部44b,49bを適切に保持することができる限りにおいて、基材33の具体的な構成が特に限られることはない。
オーバーコート層34は、透光性を有している。オーバーコート層34の材料としては、例えばアクリル樹脂等が用いられ得る。オーバーコート層34がフォトリソグラフィ法を用いて形成される場合、オーバーコート層34は、光硬化型の感光剤を含んでいてもよい。後述する製造方法においては、オーバーコート層34に光硬化型の感光剤が含まれている場合について説明する。
第2引き出し配線49aは、溝G1に埋め込まれた金属層41から構成されている。金属層41の厚みは、溝G1の深さより小さいことが好ましい。
金属層41の厚みは、例えば、数百nmであってもよい。オーバーコート層34の厚み、即ち溝G1の深さは、例えば、数μmであってもよい。
図示は省略するが、第1引き出し配線44aも、第2引き出し配線49aと同様に、溝G1に埋め込まれた金属層41から構成される。この場合、金属層41は、第1面32a側に設けられる。
なお図1,2においては、第1検出パターン42、第1引き出し配線44aおよび第1端子部44bが基板32の第1面32a側に設けられ、第2検出パターン46、第2引き出し配線49aおよび第2端子部49bが基板32の第2面32b側に設けられる例を示したが、これに限られることはない。例えば、第1検出パターン42、第1引き出し配線44aおよび第1端子部44bが基板32の第1面32a側に設けられ、第2検出パターン46、第2引き出し配線49aおよび第2端子部49bが追加の基板(図示せず)の一方の面側に設けられ、追加の基材の一方の面と基板32の第2面32bとが透明接着剤で貼り合わされていてもよい。
タッチパネルセンサの製造方法
次に、図4(a)〜(e)を参照して、以上のような構成のタッチパネルセンサ30を製造する方法について説明する。なお、第1及び第2引き出し配線44a,49a以外の第1及び第2検出パターン42,46等は、周知の方法により形成できるため、以下では説明を省略する。また、第1引き出し配線44aと第2引き出し配線49aは同じ方法で形成できるため、以下では第2引き出し配線49aの形成方法のみを説明する。
〔溝形成工程〕
最初に、図4(a)に示すように、基板32の表面に所定パターンの複数の溝G1を形成する。具体的には、基材33上にオーバーコート層34を形成して基板32を得る。そして、基板32のオーバーコート層34に、オーバーコート層34を貫通して基材33に達する溝G1を形成する。
オーバーコート層34に溝を形成する方法は特に限られないが、例えば、フォトリソグラフィ法を用いることが好ましい。これにより、比較的微細な溝G1を精度良く形成できる。
フォトリソグラフィ法を用いる場合、まず、基材33上に感光性オーバーコート層用塗工液(以下、塗工液と称す)を塗布する。
次に、基材33上に塗布された塗工液を加熱(プリベイク)し、これによって、塗工液中の溶剤を除去する。この結果、基板33上にオーバーコート層用材料が得られる。ネガ型およびポジ型のいずれのオーバーコート層用材料も使用され得るが、ここではネガ型を用いた一例について説明する。
次に、露光マスクを介して、オーバーコート層用材料を露光する。
次に、露光されたオーバーコート層用材料を現像液により現像し、これによって、オーバーコート層用材料のうち露光光が照射されなかった部分を現像液中に溶解させる。
最後に、基材33上に残っているオーバーコート層用材料、即ち現像されたオーバーコート層用材料を焼成する。これによって、図4(a)に示すように、オーバーコート層34に、オーバーコート層34を貫通して基材33に達する溝G1が形成される。
〔金属膜形成工程〕
次に、図4(b)に示すように、スパッタ等の方法を用いて、溝G1が形成された側の基板32の表面に金属膜40を形成する。即ち、溝G1内と、隣り合う溝G1,G1間の基板32上(即ちオーバーコート層34上)とに金属膜40を形成する。従って、金属膜40は、溝G1内に埋め込まれた金属膜40aと、オーバーコート層34上に配置された金属膜40bと、を有する。金属膜40には、溝G1に対応する位置に溝G2が形成される。ここで、金属膜40の厚みが溝G1の深さより小さくなるように金属膜40を形成する。
〔レジスト層形成工程〕
次に、図4(c)に示すように、フォトリソグラフィ法を用いて、溝G1内に形成された金属膜40a上に選択的にレジスト層50を形成する。即ち、金属膜40の溝G2内に選択的にレジスト層50を形成する。
具体的には、まず、金属膜40を覆う様に感光性レジスト材料を塗布して、硬化させる。ネガ型およびポジ型のいずれの感光性レジスト材料も使用され得るが、ここではポジ型を用いた一例について説明する。
次に、オーバーコート層34に対応する位置、即ち金属膜40bに対応する位置に開口を有する露光マスクを介して、感光性レジスト材料を露光する。
次に、露光された感光性レジスト材料を現像液により現像し、これによって、感光性レジスト材料のうち露光光が照射された部分を現像液中に溶解させる。よって、オーバーコート層34の上方、即ち金属膜40b上の感光性レジスト材料は除去され、金属膜40の溝G2内の感光性レジスト材料が残存する。最後に、焼成等の必要な処理を行い、金属膜40の溝G2内にレジスト層50が形成される。
ここで、前述のように、金属膜40の厚みは溝G1の深さより小さい。そのため、溝G1内の金属膜40aの側面はオーバーコート層34に覆われ、金属膜40aの上面はレジスト層50に覆われるようになる。即ち、金属膜40aは、外方に殆ど露出しないようになる。
〔エッチング工程〕
次に、図4(d)に示すように、レジスト層50をマスクとして金属膜40をエッチングする。金属膜40のうち、金属膜40bはレジスト層50から露出しており、一方、金属膜40aはレジスト層50に覆われている。従って、金属膜40bはエッチングされるが、金属膜40aはエッチングされ難い。最終的には、金属膜40bは、エッチング液に溶解して除去され、金属膜40aが残存する。
〔剥離工程〕
最後に、レジスト層50を剥離する。これにより、図4(e)に示すように、基板32の複数の溝G1内に金属層41(第2引き出し配線49a)が形成される。
以上で説明したように、本実施形態によれば、基板32の溝G1内に金属膜40aを形成し、溝G1内の金属膜40a上にレジスト層50を形成している。従って、溝G1内の金属膜40aはレジスト層50で覆われている。そのため、隣り合う溝G1,G1間のオーバーコート層34上の不要な金属膜40bをエッチングする際に、溝G1内の金属膜40aはエッチングされ難い。
また、レジスト層50の下方の角とオーバーコート層34の上方の角との間に隙間があったとしても、溝G1内の金属膜40aは、オーバーコート層34上の不要な金属膜40bより深い位置にあるため、エッチング液が溝G1内の金属膜40aに到達する前に不要な金属膜40bをエッチングして除去できる。そのため、このような場合にも溝G1内の金属膜40aはエッチングされ難い。
以上から、サイドエッチングを抑制できる。従って、断面形状が矩形に近く、目標配線幅に近い幅の金属層41を形成できるため、金属層41の抵抗値が上昇すること、及び、金属層41の一部が欠落することを抑制できる。
また、金属層41は溝G1に埋め込まれ、隣り合う金属層41,41間にオーバーコート層34が介在しているので、エレクトロマイグレーションを抑制できる。従って、隣り合う金属層41,41の間隔が狭くなっても、隣り合う金属層41,41同士のショートを抑制できる。
このように、信頼性を確保した上で、金属パターンをより細線化できる。
従って、タッチパネルセンサ30において、非アクティブエリアAa2の幅をより狭くすることができる。これにより、タッチパネルセンサ30の面積を変更せずに、アクティブエリアAa1の面積を相対的に大きくすることができ、タッチ位置検出機能付き表示装置10の表示性能を高めることができる。
なお、第1引き出し配線44aと第2引き出し配線49aの少なくとも一部が溝G1に埋め込まれた金属層41から構成されていてもよい。この場合、第1引き出し配線44aが密集している部分において、第1引き出し配線44aは溝G1に埋め込まれた金属層41から構成されていてもよい。第2引き出し配線49aについても同様である。
また、基材33と、オーバーコート層34及び金属膜40aとの間などに、追加の機能層が設けられていてもよい。
また、以上の説明では、溝G1に埋め込まれた金属層41が第1及び第2引き出し配線44a,49aとして用いられる一例について説明したが、これに限らない。例えば、第1及び第2検出パターン42,46が、網目状に配置された導線によって構成される場合、溝G1に埋め込まれた金属層41が、第1及び第2検出パターン42,46を構成する導線として用いられてもよい。
さらに、金属パターン基板の一例としてタッチパネルセンサ30について説明したが、これに限らない。金属パターン基板は、タッチパネルセンサ30以外にも適用することができる。例えば、溝G1及び金属層41を網目状に設け、半透明膜として機能する金属パターン基板を形成してもよい。この場合、本実施形態によれば、目標配線幅に近い幅の細線化した金属層41を形成でき、金属層41の一部が欠落することを抑制できる。従って、金属パターン基板の面内の位置によらず一様な幅の金属層41を形成できるので、面内の位置によらず一様な透過率を得ることができる。このように、金属層41は、電圧が印加される配線として用いられず、電圧が印加されない単なる金属パターンとして用いられてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、溝G1がオーバーコート層34を貫通していない点において第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5(a)〜(e)は、第2の実施形態に係るタッチパネルセンサ30の製造方法を説明する図である。図5(a)〜(e)は、図4(a)〜(e)に対応する。
〔溝形成工程〕
最初に、図5(a)に示すように、基板32Aの表面に所定パターンの複数の溝G1を形成する。具体的には、基板32Aのオーバーコート層34Aの表面に溝G1を形成する。即ち、溝G1と基材33との間には、薄いオーバーコート層34Aが存在している。
オーバーコート層34Aに溝G1を形成する方法は特に限られないが、例えば、フォトリソグラフィ法を用いることが好ましい。本実施形態では、露光マスクとしてハーフトーンマスクなどの多階調マスクを用い、オーバーコート層用材料を露光する点において、第1の実施形態と異なる。これにより、溝G1が形成される領域と、溝G1が形成されない領域とにおいて露光量を異ならせることができる。そのため、現像により、図5(a)に示すように、溝G1と基材33との間に薄いオーバーコート層34Aを残すようにして、オーバーコート層34Aの表面に溝G1が形成される。
以降の金属膜形成工程(図5(b))、レジスト層形成工程(図5(c))、エッチング工程(図5(d))及び剥離工程は、第1の実施形態と同一である。これにより、図5(e)に示すように、基板32Aの複数の溝G1内に金属層41が形成される。金属層41と基材33との間には、薄いオーバーコート層34Aが介在している。
このような構成により、本実施形態によれば、金属層41と基材33との密着性を第1の実施形態よりも向上できる。また、第1の実施形態と同様の効果も得られる。
なお、製造コストについては、ハーフトーンマスクを用いない第1の実施形態の方が第2の実施形態より低い。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、型転写によって溝G1を形成する。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6(a)〜(e)は、第3の実施形態に係るタッチパネルセンサ30の製造方法を説明する図である。図6(a)〜(e)は、図4(a)〜(e)に対応する。
〔溝形成工程〕
基板32Bは、例えば樹脂等で構成され、可塑性を有する。基板32Bは、フィルムの形態であってもよい。まず、図6(a)に示すように、基板32Bの表面に、形成されるべき溝G1のパターンに対応した凹凸パターンを有するモールド(型)60を押し当てる。これにより、基板32Bの表面形状は、モールド60の凹凸パターンに対応したものになる。基板32Bが樹脂で構成されている場合、モールド60を押し当てる前に基板32Bを加熱して軟化させておく。
次に、基板32Bからモールド60を取り外す。これにより、基板32Bの表面に所定パターンの複数の溝G1が形成される。
モールド60の材料としては、例えば、石英ガラスなどのガラス、又は、タンタルなどの金属を挙げることができる。
以降の金属膜形成工程(図6(b))、レジスト層形成工程(図6(c))、エッチング工程(図6(d))及び剥離工程は、第1の実施形態と同一である。但し、金属膜形成工程に先立ち、基板32Bの溝G1が形成されていない面に、ガラスキャリア70を貼り付けておくことが好ましい。これにより、基板32Bがフィルムの形態であって、柔軟性を有していても、金属膜形成工程、レジスト層形成工程及びエッチング工程を容易に実行することができる。ガラスキャリア70は、剥離工程において除去する。
これにより、図6(e)に示すように、基板32Bの複数の溝G1内に金属層41が形成される。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態の効果が得られる。但し、本実施形態では、複数の基板32Bを形成するために溝形成工程を複数回繰り返した後、基板32Bの樹脂がモールド60に付着する可能性があるため、モールド60を新たなものに交換する必要がある。また、溝形成工程において、基板32Bからモールド60を取り外す工程も必要になる。そのため、本実施形態では、第1の実施形態と比較して製造コストが増加する可能性がある。
[モールドの作製方法]
モールド60の作製方法は、特に限られないが、以下に一例を説明する。
図7(a)〜(d)は、モールド60の作製方法を説明する図である。まず、図7(a)に示すように、ガラス基板61上にアクリル樹脂を塗布して、アクリル樹脂層62を形成する。アクリル樹脂としては、例えば、PMMA樹脂を用いることができる。
次に、図7(b)に示すように、アクリル樹脂層62を加熱して軟化させた後、マスターモールド80をアクリル樹脂層62に押し当てる。マスターモールド80は、例えば、石英ガラスなどのガラスから構成されてもよい。
これにより、図7(c)に示すように、マスターモールド80の凹凸パターンがアクリル樹脂層62に転写される。その後、アクリル樹脂層62を冷却して固化させ、マスターモールド80を取り外す。
次に、図7(d)に示すように、アクリル樹脂層62をマスクとして、ガラス基板61をエッチングする。これにより、マスターモールド80の凹凸パターンに応じた凹凸パターンがガラス基板61に形成される。最後に、アクリル樹脂層62を除去することにより、モールド60を得ることができる。
[マスターモールドの作製方法]
マスターモールド80の作製方法も、特に限られないが、以下に一例を説明する。
図8(a)〜(g)は、マスターモールド80の作製方法を説明する図である。まず、図8(a)に示すように、ガラス基板81上に樹脂層82を形成し、樹脂層82上に電子線レジスト層83を形成する。
次に、図8(b)に示すように、電子線レジスト層83に対して電子ビームを照射して、電子線レジスト層83を所定のパターンに加工する。これにより、光を用いたフォトリソグラフィ法よりも微細なパターンを形成することができる。
次に、図8(c)に示すように、パターニングされた電子線レジスト層83をマスクとして樹脂層82をエッチングする。
次に、図8(d)に示すように、電子線レジスト層83の上方からクロム等をめっきすることにより、金属層84を形成する。金属層84は、電子線レジスト層83上と、露出していたガラス基板81の表面とに形成される。
次に、図8(e)に示すように、樹脂層82を溶かすことにより、樹脂層82と、電子線レジスト83と、電子線レジスト層83上の金属層84と、を除去する(リフトオフ)。これにより、ガラス基板81の表面上の金属層84が残存する。
次に、図8(f)に示すように、金属層84をマスクとしてガラス基板81をエッチングする。
最後に、図8(g)に示すように、金属層84を除去して、マスターモールド80を得る。
なお、本実施形態の型転写に代えて、例えば、エキシマレーザー等のレーザーを基板32Bの表面に照射することにより、レーザーが照射された部分を溶解させて、溝G1を形成するようにしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 タッチ位置検出機能付き表示装置
15 表示装置
A1 アクティブエリア
A2 非アクティブエリア(額縁領域)
30 タッチパネルセンサ(金属パターン基板)
32,32A,32B 基板
33 基材
34,34A オーバーコート層
G1 溝
40,40a,40b 金属膜
41 金属層
42 第1検出パターン(検出パターン)
44a 第1引き出し配線(金属層)
44b 第1端子部
46 第2検出パターン(検出パターン)
49a 第2引き出し配線(金属層)
49b 第2端子部
50 レジスト層
60 モールド(型)
70 ガラスキャリア
80 マスターモールド

Claims (11)

  1. 基板の表面に所定パターンの複数の溝を形成する溝形成工程と、
    前記溝内と、隣り合う溝間の前記基板上とに金属膜を形成する金属膜形成工程と、
    前記溝内に形成された前記金属膜上にレジスト層を形成するレジスト層形成工程と、
    前記レジスト層をマスクとして前記金属膜をエッチングするエッチング工程と、
    前記レジスト層を剥離する剥離工程と、
    を備える、金属パターン基板の製造方法。
  2. 前記金属膜形成工程において、前記金属膜の厚みが前記溝の深さより小さくなるように前記金属膜を形成する、請求項1に記載の金属パターン基板の製造方法。
  3. 前記溝形成工程は、
    基材上にオーバーコート層を形成して前記基板を得る工程と、
    前記オーバーコート層に前記溝を形成する工程と、
    を有する、請求項1又は請求項2に記載の金属パターン基板の製造方法。
  4. 前記溝形成工程において、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達する前記溝を形成する、請求項3に記載の金属パターン基板。
  5. 前記基板は可塑性を有し、
    前記溝形成工程は、
    前記基板の表面に、前記所定パターンに対応した凹凸パターンを有する型を押し当てる工程と、
    前記基板から前記型を取り外す工程と、
    を有する、請求項1又は請求項2に記載の金属パターン基板の製造方法。
  6. 表面に所定パターンの複数の溝を有する基板と、
    前記溝に埋め込まれた金属層と、
    を備える金属パターン基板。
  7. 前記金属層の厚みは、前記溝の深さより小さい、請求項6に記載の金属パターン基板。
  8. 前記基板は、
    基材と、
    前記基材上に設けられ、表面に前記溝を有するオーバーコート層と、
    を有する、請求項6又は請求項7に記載の金属パターン基板。
  9. 前記溝は、前記オーバーコート層を貫通して前記基材に達している、請求項8に記載の金属パターン基板。
  10. 表示装置と、
    前記表示装置の表示面側に配置されたタッチパネルセンサと、を備え、
    前記タッチパネルセンサは、
    表面に所定パターンの溝を有する基板と、
    前記溝に埋め込まれた金属層と、
    を有する、タッチ位置検出機能付き表示装置。
  11. 前記タッチパネルセンサは、前記基板上のアクティブエリアに設けられた検出パターンを有し、
    前記溝及び前記金属層は、前記アクティブエリアの周辺に位置する非アクティブエリアに設けられ、
    前記金属層は、前記検出パターンに接続され、引き出し配線として機能する、請求項10に記載のタッチ位置検出機能付き表示装置。
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