JP2017056294A - Supine table - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、背ボトムと膝ボトムとを夫々上下させることができる仰臥台に関するものである。 The present invention relates to a supine table that can move a back bottom and a knee bottom up and down, respectively.
ギャッチベッドと称される仰臥台は、背ボトムを起こすことで利用者の背上げを可能とし、膝ボトムを起こすことで利用者の膝上げを可能としているが、背ボトムを起こした時、利用者の身体が脚側にずれてしまう。このようなずれは、利用者の腰椎や下腹部を圧迫することになる。 A supine table called a Gatch bed allows the user to raise his back by raising the back bottom, and allows the user to raise his knee by raising the knee bottom. The body will shift to the leg side. Such a shift presses the user's lumbar spine and lower abdomen.
このために、特許文献1には背上げを行う時には同時に膝上げも行うことで、つまりは図4に示すように、膝ボトム33を少しあげた状態で背ボトム31を起こし、その後、膝ボトム33を下げることで背上げを行って、利用者の身体にずれが生じないようにすることが提案されている。
For this reason, in Patent Document 1, when raising the back, the knee is also raised at the same time, that is, as shown in FIG. 4, the
しかしながら、膝ボトムを起こした時点で身体が頭側にずれ、背ボトムを起こすことで身体が逆方向にずれてしまうものであり、腰椎や下腹部の圧迫感を取り除くには不十分である。 However, when the knee bottom is raised, the body shifts to the head side, and when the back bottom is raised, the body shifts in the opposite direction, which is insufficient to remove the feeling of pressure on the lumbar spine and lower abdomen.
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、背上げに伴う身体のずれがなくて身体に圧迫感を与えてしまうことがない仰臥台を提供することを課題とする。 This invention is made | formed in view of the said problem, and makes it a subject to provide the supine stand which does not give the feeling of pressure to a body without the shift | offset | difference of the body accompanying back raising.
本発明にかかる仰臥台は、利用者の背中を受ける背ボトムと、前記利用者の膝部分を受ける膝ボトムと、前記背ボトムと前記膝ボトムとが起倒自在に配される可動フレームと、前記背ボトム及び前記膝ボトムを個別に起倒させる背ボトム用アクチュエータ及び膝ボトム用アクチュエータと、前記可動フレームを水平状態から傾かせて、前記可動フレームの背ボトム側と前記可動フレームの膝ボトム側とに高低差を生じさせる背側昇降用アクチュエータ及び膝側昇降用アクチュエータと、前記背ボトム用アクチュエータ、前記膝ボトム用アクチュエータ、前記背側昇降用アクチュエータ及び前記膝側昇降用アクチュエータを制御する制御回路と、前記制御回路に指示を行う操作機とを備え、前記制御回路は、前記背ボトム用アクチュエータを駆動して前記背ボトムを起こして背上げを行うにあたり、前記膝ボトムを起こすように前記膝ボトム用アクチュエータを作動させ、前記可動フレームの背ボトム側が前記可動フレームの膝ボトム側よりも高くなる傾きを前記可動フレームが持つように前記背側昇降用アクチュエータ及び前記膝側昇降用アクチュエータの少なくとも一方を作動させ、この状態で、起こされた前記膝ボトムによって背上げに伴う身体の下方側へのずれが防止され、その後、前記背ボトム用アクチュエータを駆動して前記背ボトムを更に起こして背上げを行う際には、身体に圧迫感を与えてしまうことがないよう、前記膝ボトムを倒すように前記膝ボトム用アクチュエータを作動させる制御を行うものであり、前記操作機は、前記背ボトムを起こす動作と、前記膝ボトムを起倒させる動作及び前記可動フレームの傾きを変える動作と、の連動動作をキャンセルする機能を備えることに特徴を有している。 The supine table according to the present invention is a back bottom for receiving a user's back, a knee bottom for receiving the knee portion of the user, a movable frame in which the back bottom and the knee bottom are arranged to be tiltable, A back bottom actuator and a knee bottom actuator for individually raising and lowering the back bottom and the knee bottom, and tilting the movable frame from a horizontal state, the back bottom side of the movable frame and the knee bottom side of the movable frame And a knee-side lifting actuator, and a control circuit for controlling the back-bottom actuator, the knee-bottom actuator, the back-side lifting actuator, and the knee-side lifting actuator And an operating device for instructing the control circuit, wherein the control circuit drives the back bottom actuator. When raising the back bottom and raising the back, the knee bottom actuator is actuated to raise the knee bottom, and the back bottom side of the movable frame is inclined higher than the knee bottom side of the movable frame. Actuate at least one of the back-side lifting actuator and the knee-side lifting actuator so that the movable frame has, and in this state, the raised knee bottom causes the body to move downward due to the raising of the back. After that, when driving the back bottom actuator to raise the back bottom and raising the back, the knee bottom is tilted so as not to give the body a feeling of pressure. The actuator controls the actuator for the knee bottom, and the operating device is configured to raise the back bottom and the knee bolt. It is characterized in further comprising an act of changing the inclination of the operation and the movable frame to defeat cause the beam, a function of canceling the interlocking operation.
本発明によれば、背上げや背下げ等の背ボトムを起倒する際に生じる利用者の身体のずれを、背ボトム側と膝ボトム側との間に高低差が生じる傾きを持たせることで防止することができるものであり、このような傾きは利用者に新たな圧迫感を与えるようなこともなく、適切な背上げや背下げ動作を行うことができる。 According to the present invention, the user's body displacement that occurs when raising and lowering the back bottom, such as raising and lowering the back, is inclined to cause a height difference between the back bottom side and the knee bottom side. This tilt can prevent the user from feeling new pressure and can perform appropriate back-up and back-down operations.
本発明を図示の実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図2において、1はベースフレームであり、このベースフレーム1には2つの屈曲リンク11,12を介して可動フレーム2が取り付けられている。各屈曲リンク11,12は、その節点部にモータ駆動の回転型アクチュエータ4を備えており、これらアクチュエータ4,4の駆動により、ベースフレーム1に対して可動フレーム2を昇降させることができる。また、アクチュエータ4,4の個別駆動により、可動フレーム2を傾斜させることができる。
The present invention will be described in detail based on an example of the illustrated embodiment. In FIG. 2, reference numeral 1 denotes a base frame, and a
上記ベースフレーム1上に位置する可動フレーム2上には、背ボトム31と腰ボトム32と膝ボトム33そして足ボトム34が順に配されている。背ボトム31はその膝ボトム33側の端部が可動フレーム2に回動自在に連結されているとともに、可動フレーム2との間にモータ駆動の伸縮型アクチュエータ5が配されたもので、アクチュエータ5を伸張させることにより、背ボトム31は上記回動連結点を中心に起きあがる。
On the
腰ボトム32は可動フレーム2に固定されているのに対して、膝ボトム33はその背ボトム31側の一端が可動フレーム2に回動自在に連結されているとともに、可動フレーム2との間にモータ駆動の伸縮型アクチュエータ6が配されている。そして足ボトム34はその膝ボトム33側の一端が膝ボトム33の足ボトム34側の端部に回動自在に連結されている。アクチュエータ6を伸張させれば、膝ボトム33が足ボトム34を引き寄せつつ起きあがる。
While the
マットレス(図示せず)を介して使用者の身体を受けることになる上記背ボトム31と腰ボトム32と膝ボトム33と足ボトム34のうち、背ボトム31を起こせば、使用者の
背上げを行うことができ、膝ボトム33を起こせば使用者の膝上げを行うことができ、さらにアクチュエータ4,4を回動させれば、可動フレーム2及び各ボトム31〜34を昇降させることができる。また、アクチュエータ4,4の動作を個別に制御することで、可動フレーム2に利用者の頭側を高くする、あるいは足側を高くする傾きを持たせることができる。
Of the
上記の各アクチュエータ4,4,5,6は、制御回路7の制御下にあり、使用者が操作する操作機8からの入力に応じて制御回路7が各アクチュエータ4,4,5,6を作動させることで、上記背上げや膝上げ、昇降、傾斜を行う。
The
ここにおいて、上記制御回路7は、利用者あるいは介護者が操作機8の操作で背上げの指示を行った時、背ボトム31用のアクチュエータ5の駆動だけでなく、膝ボトム33用のアクチュエータ6の駆動及び可動フレーム2用のアクチュエータ4,4の駆動も行う。
Here, the control circuit 7 not only drives the
すなわち、上記制御回路7は、背上げの指示があった時、図1に示すように、まず、膝ボトム33を少し起こすとともに、背ボトム31側にある屈曲リンク11のアクチュエータ4を駆動して可動フレーム2の背ボトム31側を少し高くする。膝ボトム33を起こすことによって生じる身体のずれを可動フレーム2ごと傾けることで解消する。なお、可動フレーム2を傾斜させることは、可動フレーム2の膝ボトム33及び足ボトム34側を下げることで行ってもよいのはもちろんである。
That is, when there is an instruction to raise the back, the control circuit 7 first raises the
次いで、上記制御回路7は、背ボトム31を起こすと同時に膝ボトム33を更に起こすことで、背ボトム31を起こす際の身体の下方側へのずれを防止する。そして、背ボトム31を起こす動作が完了すれば、制御回路7は膝ボトム33を元に戻すとともに、可動フレーム2も水平状態に戻す。
Next, the control circuit 7 raises the
背上げ状態にある時に、操作機8から背ボトム31を水平状態に戻す指示があれば、制御回路7は、図3に示すように、まず、膝ボトム33を少し上げつつ、可動フレーム2の背ボトム31側を下げる動作(あるいは膝ボトム33及び足ボトム34側を上げる動作)を行わせる。その後、背ボトム31を倒していき、膝ボトム33も元に戻す動作を行い、最終的には可動フレーム2も水平状態に戻す。
If there is an instruction from the
背ボトム31を起こしたり膝ボトム33を起こしたりする際の身体のずれを、制御回路7がこれら背ボトム31や膝ボトム33を載せた可動フレーム2を傾けることで防ぐものであり、背ボトム31と膝ボトム33とを協調動作させるだけでは防ぐことができなかった身体のずれを、適切に防ぐことができる。
The control circuit 7 prevents the
ギャッチベッド上に利用者がいない状態で背ボトム31を起倒させる時には、膝ボトム33や可動フレーム2が連動して動く必要はない。利用者自身が連動動作を不要と感ずることもある。このために、上記背ボトム31を起こす背上げやその復帰の際の膝ボトム33及び可動フレーム2の連動動作、あるいは膝上げの時の可動フレーム2の連動動作は、操作機8の操作でキャンセルできるようにしておくことが望ましい。
When the
また、背上げや膝上げを行うにあたって制御回路7が可動フレーム2を傾かせる角度(背ボトム31側と膝ボトム33側との高低差)は、操作機8による設定で可変としておくことが望ましい。
Further, it is desirable that the angle (the height difference between the
また、可動フレーム2が傾いた状態にある時に、操作機8から背ボトム31を起倒させることになる動作の指示があったり、膝ボトム33を起倒させることになる動作の指示があったり、あるいは可動フレーム2を昇降させる動作の指示があった時には、制御回路7
は、可動フレーム2を水平状態に戻した後に、指示された動作を実行するものとしている。
In addition, when the
In this example, the instructed operation is performed after the
なお、ここでは背ボトム31側を膝ボトム33側よりも高くあるいは低くする傾きを持たせることを、可動フレーム2を設けることで実現した例を示したが、可動フレーム2の存在は必須ではない。背ボトム31や膝ボトム33(及び足ボトム34)を駆動する機構として、その高さ位置を変更したり、回動支点側よりも他端側を低くすることができる角度調節範囲を有するものを用いる場合、ベースフレーム1上に上記機構を介して各ボトム31〜34を配置することで、図1及び図3に示した動きを得ることができる。
In addition, although the example which implement | achieved providing the inclination which makes the
1 ベースフレーム
2 可動フレーム
4 アクチュエータ
5 アクチュエータ
6 アクチュエータ
31 背ボトム
32 腰ボトム
33 膝ボトム
34 足ボトム
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
前記制御回路は、前記背ボトム用アクチュエータを駆動して前記背ボトムを起こして背上げを行うにあたり、前記膝ボトムを起こすように前記膝ボトム用アクチュエータを作動させ、前記可動フレームの背ボトム側が前記可動フレームの膝ボトム側よりも高くなる傾きを前記可動フレームが持つように前記背側昇降用アクチュエータ及び前記膝側昇降用アクチュエータの少なくとも一方を作動させ、この状態で、起こされた前記膝ボトムによって背上げに伴う身体の下方側へのずれが防止され、その後、前記背ボトム用アクチュエータを駆動して前記背ボトムを更に起こして背上げを行う際には、身体に圧迫感を与えてしまうことがないよう、前記膝ボトムを倒すように前記膝ボトム用アクチュエータを作動させる制御を行うものであり、
前記操作機は、前記背ボトムを起こす動作と、前記膝ボトムを起倒させる動作及び前記可動フレームの傾きを変える動作と、の連動動作をキャンセルする機能を備えることを特徴とする仰臥台。 A back bottom for receiving the user's back; a knee bottom for receiving the knee portion of the user; a movable frame in which the back bottom and the knee bottom are arranged in a freely tiltable manner; and the back bottom and the knee bottom. A back bottom actuator and a knee bottom actuator that are individually tilted, and a back that tilts the movable frame from a horizontal state to cause a height difference between the back bottom side of the movable frame and the knee bottom side of the movable frame. Side lift actuator, knee lift actuator, back bottom actuator, knee bottom actuator, back lift actuator and knee lift actuator, and instructions to the control circuit With an operating device to perform,
The control circuit operates the knee bottom actuator to raise the knee bottom when driving the back bottom actuator to raise the back bottom and raising the back, and the back bottom side of the movable frame is At least one of the back-side lifting actuator and the knee-side lifting actuator is operated so that the movable frame has an inclination higher than the knee bottom side of the movable frame, and in this state, the raised knee bottom When the back is lifted, the downward movement of the body is prevented, and then the back bottom actuator is driven to further raise the back bottom and give the body a feeling of pressure. There is a control to operate the knee bottom actuator so as to tilt the knee bottom,
The supine table is provided with a function of canceling an interlocking operation of the operation of raising the back bottom, the operation of raising and lowering the knee bottom, and the operation of changing the inclination of the movable frame.
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