JP2017045644A - モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 量産性が向上するとともに、コストを低減したモジュールおよびモジュール収容装置を提供する。
【解決手段】 本発明のモジュール1は、収納容器2内に、複数個のセル4が配列されたセルスタック装置3を収納してなるモジュール1であって、収納容器2は、セルスタック装置3の側方に配置された少なくとも一部がセルスタック装置3に向けて突出した突出部39を備える第1の板部材20と、該第1の板部材20の突出部39以外と接合された第2の板部材21とを備え、第1の板部材20の突出部39と第2の板部材21との間が、セル4に供給される反応ガスが流れる第1の流路33とされていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明のモジュール1は、収納容器2内に、複数個のセル4が配列されたセルスタック装置3を収納してなるモジュール1であって、収納容器2は、セルスタック装置3の側方に配置された少なくとも一部がセルスタック装置3に向けて突出した突出部39を備える第1の板部材20と、該第1の板部材20の突出部39以外と接合された第2の板部材21とを備え、第1の板部材20の突出部39と第2の板部材21との間が、セル4に供給される反応ガスが流れる第1の流路33とされていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、セルの1種である燃料電池セルを複数個配列してなるセルスタックを備えるセルスタック装置を収納容器内に収納してなる燃料電池モジュールや、それを備えるモジュール収容装置である燃料電池装置が種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ところで、現在燃料電池装置が市販されつつあるものの、量産性の点で改善の余地があるほか、まだまだコストが高いという問題がある。それゆえ、モジュールにおいても、量産性を向上することで、コストを低減することが望まれている。
それゆえ、本発明は、量産性が向上したモジュールおよびモジュール収容装置を提供することを目的とする。
本発明のモジュールは、収納容器内に、複数個のセルが配列されたセルスタック装置を収納してなるモジュールであって、前記収納容器は、前記セルスタック装置の側方に配置された少なくとも一部が前記セルスタック装置に向けて突出した突出部を備える第1の板部材と、該第1の板部材の前記突出部以外と接合された第2の板部材とを備え、前記第1の板部材の突出部と前記第2の板部材との間が、前記セルに供給される反応ガスが流れるガス流路とされていることを特徴とする。
また、本発明のモジュール収容装置は、上記のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
本発明のモジュールは、量産性を向上でき、コスト削減が可能なモジュールとすることができる。あわせて、該モジュールを備えることで、量産性を向上でき、コスト削減が可能なモジュール収容装置とすることができる。
以下、図面を用いて本実施形態モジュールおよびモジュール収容装置について説明する。なお、異なる図中の共通の構成要素については、同一の符号を付与するものとする。
図1は、本実施形態のセルスタック装置を、収納容器内に収納してなる燃料電池モジュール(以下、モジュールという場合がある。)の一例を示す外観斜視図である。
図1に示すモジュール1においては、収納容器2の内部に、セルである燃料電池セル4を立設させた状態で一列に配列し、隣接する燃料電池セル4間が集電部材(図1においては図示せず)を介して電気的に直列に接続されているとともに、燃料電池セル4の下端をガラスシール材等の絶縁性接合材(図示せず)でマニホールド6に固定してなるセルスタック5を1つ備えるセルスタック装置3が収納されている。
また、またセルスタック装置3は、セルスタック5の上方に配置され、燃料電池セル4に供給する燃料ガスを生成するための改質器8を備えている。なお、改質器8を別に設けて、セルスタック装置3としては改質器8を備えていない構成としてもよい。
また、セルスタック5の両端側には、セルスタック5(燃料電池セル4)の発電により生じた電流を集電して外部に引き出すための、電流引き出し部11を有する導電部材7が配置されている。なお、図1においては、セルスタック装置3が1つのセルスタック5を備えている場合を示しているが、適宜その個数は変更することができ、例えばセルスタック5を2つ以上備えていてもよい。
また、図1においては、燃料電池セル4として、内部を長手方向に貫通し、燃料ガスが流通するガス流路を複数有する中空平板型で、ガス流路を有する支持体の表面に、燃料極層、固体電解質層および酸素極層を順に積層してなる固体酸化物形の燃料電池セル4を例示している。なお、燃料電池セル4の間に空気等の酸素含有ガスが流通する。燃料電池セル4の構成については後述する。
また、本実施形態のモジュール1(セルスタック装置3)においては、中空平板型の燃料電池セル4を例示しているが、例えば平板型や円筒型とすることもでき、あわせて収納容器2の形状も適宜変更することができる。
また図1においては、収納容器2の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されるセルスタック装置3を後方に取り出した状態を示している。ここで、図1に示したモジュール1においては、セルスタック装置3を、収納容器2内にスライドして収納することが可能である。
また、図1に示す改質器8においては、原燃料供給管9を介して改質器8の内部に天然ガスやメタンガス、さらには灯油等の原燃料が供給され、水供給管(図示せず)を介して水が供給され、原燃料と水とで水蒸気改質を行ない、燃料ガスを生成する。それゆえ、改質器8は、効率のよい改質反応である水蒸気改質を行うことができる構造とされ、水を気化させるための気化部と、原燃料を燃料ガスに改質するための改質触媒(図示せず)が配置された改質部とを備えている。
なお、燃料電池セル4の上方にて、燃料電池セルの発電に使用されなかった燃料ガスと酸素含有ガスとを燃焼させることで、燃料電池セル4の上方に配置された改質器8を効率よく加熱することができ、改質器8での改質効率を向上することができる。
改質器8は、燃料ガス流通管10を介してマニホールド6と接続されており、改質器8を流れた燃料ガスがマニホールド6に供給され、マニホールド6より燃料電池セル4の内部に設けられたガス流路に供給される。なお、図示していないが、改質器8の改質部には、セラミックボールやペレット等からなる担持体にRuやPt等の金属を担持させた粒状や粉状の改質触媒が充填されている。なお、気化部においても水の気化を効率よく行なうべく、セラミックボールを配置してもよい。
図2は、図1に示すセルスタック装置を示し、(a)平面図、(b)一部拡大平面図である。なお、図2においては、改質器8を取り外した状態の平面図を示している。
図2に示すセルスタック装置3においては、内部を燃料ガスが一端から他端に流通するガス流路18を有する燃料電池セル4を立設させた状態で一列に配列し、隣接する燃料電池セル4間が集電部材12aを介して電気的に直列に接続されているとともに、燃料電池セル4の下端をガラスシール材等の絶縁性接着材50(以下、単に接着材という場合がある。)でマニホールド6に固定してなるセルスタック5を1つ備えている。
また、セルスタック5の最も外側に位置する燃料電池セル4に端部集電部材12bが接着されており、この端部集電部材12bの外側には、端部集電部材12bに接着して電気的に接続された導電部材7が設けられている。
また、マニホールド6は燃料電池セル4に供給する燃料ガスを貯留し、開口部を上面に有するガスケース51と、内側に燃料電池セル4を固定するとともに、ガスケース51に固定される枠体52とを備えている。
燃料電池セル4の一端部は枠体52で囲まれており、枠体52の内側に充填された接着材50で燃料電池セル4の下端部の外周が固定されている。つまり、セルスタック5は、枠体52の内側に複数の燃料電池セル4を並べて収容し、接着材50で枠体52に接着されている。なお、接着材50は、ガラス等の材料からなり、熱膨張係数を加味して所定のフィラーを添加したものを用いることができる。
マニホールド6を構成するガスケース51は、燃料電池セル4のガス流路18にガスを供給する開口部を上面に有して、セルスタック5が開口部を塞ぐように環状の枠体52の一端部が、ガスケース51の開口部25を取り囲むように形成された溝部(図示せず)に差し込まれて固定されている。そして、枠体52の一端部がガスケース51に溝部内の接着材50に埋設された状態で接着されており、燃料電池セル4のガス流路18以外の部分が気密に封止されている。
この構成では、セルスタック5をガスケース51に接続する前に、別途、燃料電池セル4の一端部を接着材50で枠体52に接着し、その後で枠体52をガスケース51に接着して封止することが可能である。
燃料電池セル4は、内部にガス流路18を有して、一対の対向する平坦面をもつ断面が扁平状で全体として柱状の導電性支持体17の一方の平坦面上に内側電極層としての燃料極層13と、固体電解質層14と、外側電極層としての空気極層15とを順次積層してなるとともに、他方の平坦面のうち空気極層15が形成されていない部位にインターコネクタ16を積層してなる。そして、燃料電池セル4を集電部材12a、12bを介して配置
することで、燃料電池セル4同士が電気的に直列に接続される。なお、インターコネクタ16の外面および空気極層15の外面には、導電性の接合材19が設けられており、集電部材12a、12bを、接合材19を介して空気極層15やびインターコネクタ16に接続させることより、両者の接触がオーム接触となって電位降下を少なくし、導電性能の低下を有効に抑制することができる。
することで、燃料電池セル4同士が電気的に直列に接続される。なお、インターコネクタ16の外面および空気極層15の外面には、導電性の接合材19が設けられており、集電部材12a、12bを、接合材19を介して空気極層15やびインターコネクタ16に接続させることより、両者の接触がオーム接触となって電位降下を少なくし、導電性能の低下を有効に抑制することができる。
以下に、図2において示す燃料電池セル4を構成する各部材について説明する。
燃料極層13は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素酸化物が固溶しているZrO2(安定化ジルコニアと称し、部分安定化も含むものとする。)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層14は、電極間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素酸化物が固溶したZrO2から形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
空気極層15は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO3型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。空気極層15はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ16は、導電性セラミックスから形成することができるが、燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触するため、耐還元性及び耐酸化性を有することが必要であり、それゆえランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO3系酸化物)が好適に使用される。インターコネクタ16は導電性支持体17に形成された複数のガス流路18を流通する燃料ガス、および導電性支持体17の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
導電性支持体17としては、燃料ガスを燃料極層13まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ16を介して集電するために導電性であることが要求される。したがって、導電性支持体17としては、かかる要求を満足するものを材質として採用する必要があり、例えば導電性セラミックスやサーメット等を用いることができる。燃料電池セル4を作製するにあたり、燃料極層13または固体電解質層14との同時焼成により導電性支持体17を作製する場合においては、鉄属金属成分と特定希土類酸化物(Y2O3、Yb2O3等)とから導電性支持体17を形成することが好ましい。また、導電性支持体17は、所要ガス透過性を備えるために開気孔率が30%以上、特に35〜50%の範囲にあるのが好適であり、そしてまたその導電率は300S/cm以上、特に440S/cm以上であるのが好ましい。
なお、図示はしていないが、固体電解質層14と空気極層15との間に、固体電解質層14と空気極層15との接合を強固とするとともに、固体電解質層14の成分と空気極層15の成分とが反応して電気抵抗の高い反応層が形成されることを抑制する目的で、Ce(セリウム)と他の希土類元素(Sm、Y、Yb、Gdの少なくとも1種)とを含有する中間層を備えることもできる。
また、固体電解質層14と空気極層15とを強固に接合するとともに、固体電解質層14の成分と空気極層15の成分とが反応して電気抵抗の高い反応層が形成されることをさらに抑制することを目的として、中間層を2層から形成することもできる。
また、図示はしていないが、インターコネクタ16と導電性支持体17との間に、インターコネクタ16と導電性支持体17との間の熱膨張係数差を軽減する等のために密着層を設けることもできる。
密着層としては、燃料極層13と類似した組成とすることができ、例えば、YSZなどの希土類元素が固溶しているZrO2(安定化ジルコニアと称する)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。なお、希土類元素が固溶したZrO2と、Niおよび/またはNiOとは、体積比で40:60〜60:40の範囲とすることが好ましい。
図3は、本実施形態のモジュールの一例を示す断面図であり、図4は図3に示すモジュールの概略斜視図であり、図5は図4に示すモジュールの一部抜粋斜視図である。
本実施形態のモジュール1は、収納容器2内にセルスタック装置3を収納してなる。ここで、収納容器2には、各種のガスが流れる流路を備えるが、これらの流路を簡単な構成とすることで、モジュール1の量産性を向上することができ、コスト削減が可能なモジュールとすることができる。
そこで、図3に示すモジュール1においては、まずセルスタック装置3の側方に、一部がセルスタック装置3側に突出した突出部39を備える第1の板部材20と、第1の板部材の突出部39以外と接合される第2の板部材21を備えており、この第1の板部材の突出部39と第2の板部材21との間が、燃料電池セル4に供給される反応ガス(酸素含有ガス)が流れる第1の流路33とされている。なお、第1の板部材20の下方には、第1の流路を流れる酸素含有ガスを燃料電池セル4に向けて流すための供給口22が設けられている。
すなわち、第1の流路33を構成するにあたり、第1の板部材20の一部を燃料電池セル4側に折り曲げ、折り曲げていない部分と平板状の第2の板部材21を接合するだけ、すなわち2枚の板部材のみで第1の流路33を構成することができる。それにより、量産性を向上することができ、コスト削減が可能となる。
ここで、第1の板部材20における突出部39は、セルスタック5において、配列方向の長さWは、セルスタック2における温度分布等を考慮して決定すればよく、例えば燃料電池セル4の配列方向に対して80〜120%の範囲とすればよい。また高さ方向については、燃料電池セル4の下端部から上端部までとすることが好ましい。それにより、第1の流路33を流れる酸素含有ガスと、セルスタック5との間で効率よく熱交換を行なうことができ、発電効率を向上することができる。ここで、第1の流路33において、燃料電池セル4の下端部側の流路が狭くなることにより、燃料電池セル4と流路33の距離が離れることとなり、それにより燃料電池セル4と第1の流路33を流れる酸素含有ガス間の熱交換が抑制されるため、燃料電池セル4の上下方向における温度分布も改善することができ、より発電効率を向上することができる。
また第2の板部材21の外側には、単独でまたは第1の板部材20もしくは第2の板部材21と接合されて、内部に空間を有する第1の箱状部23が設けられている。そして、この第1の箱状部23が断熱機能を備えている。それにより、発電室34を高温に保持できるほか、セルスタック装置3が収納された発電室34と第1の流路33を流れる酸素含有ガスとの熱交換を効率よく行なうことができる。さらには、後述する排出路と、排出路の側方に位置する第2の流路を流れる酸素含有ガスとの熱交換も効率よく行なうことができる。なお、図2においては、第1の箱状部23を単独で箱状部としたものを、第2の板
部材21に接合した構成を示している。なお、接合においては、例えば溶接にて接合することができる。
部材21に接合した構成を示している。なお、接合においては、例えば溶接にて接合することができる。
以上の構成とすることで、発電室34をより簡単な構成で断熱することができ、量産性が向上するとともに、コストを低減することができる。
なお、第1の箱状部23が断熱機能を有するに当たっては、第1の箱状部23の空間を真空に近付けることや、板状の断熱材を内部に配置するなど、適宜断熱機能を有するように構成すればよい。
ここで、第1の箱状部23において特に断熱効率を高めるにあたっては、第1の箱状部23の空間に、断熱材を配置することが好ましく、特には顆粒または粉末の断熱材を配置することが好ましい。すなわち、断熱材を顆粒または粉末状とすることによって、第1の箱状部23の内部に断熱材を細密充填することができ、それにより断熱効率を向上することができる。
続いて、第1の箱状部23の外側には、単独でもしくは第2の板部材21と接合されて成り、内部に空間を有する第2の箱状部24が設けられている。ここで、第1の板部材20、第2の板部材21および第2の箱状部24は、それぞれの上端が第1の箱状部23の上端よりも高い位置とされており、第1の箱状部24の上方に、第1の板部材20の内側の空間(図3においては発電室34)と第2の箱状部24とがつながる連通路35が設けられ、第2の箱状部25の内部が、発電室34内の気体である排ガスが流れる第2の流路36とされている。
それにより、発電室34における排ガスが、連通路35を介して第2の箱状部24の第2の流路36を流れることとなり、簡単な構成にて発電室34における排ガスを外部に排出することができ、量産性が向上するとともに、コストを低減することができる。なお、図3においては、第2の箱状部24を1枚の板部材を折り曲げて第2の板部材21に接合しており、より簡単な構成とすることができる。なお、図示していないが、第2の箱状部24を単独の箱状部材として、第1の箱状部23に接合した構成としてもよい。
図5は、この連通路35を抜粋して示した斜視図である。図5においては、第1の板部材20の一部に3箇所の切り込み(上側と両側方側)を入れ、この切り込みを入れた部分を第2の板部材21側に向けて屈曲させている。一方第2の板部材21にも3箇所の切り込み(上側、下側と中央の縦方向)を入れ、この切り込みを入れた部分を第1の板部材20側に屈曲させている。そして、この屈曲させたもの同士を接合している。そして、図5には図示していないが、これに第2の箱状部24となる板部材を、第2の板部材21の切り込みよりも上方に接合することで、連通路35とすることができる。なお、第2の箱状部24を箱状の部材で構成する場合には、第2の板部材21側に開口部を設け、この開口部と第2の板部材21の切り込みと重ねるようにして接合することで、連通路35を形成することができる。なお、第1の板部材20と第2の板部材21との切り込みについては逆の構成としてもよい。
また、第2の箱状部24の下方には、第3の箱状部25が設けられており、第3の箱状部25には第2の箱状部24と連通する連通口26が設けられている。なお、連通口26は燃料電池セル4の配列方向に沿って設ければよい。それにより、第2の箱状部24を流れた排ガスは、第3の箱状部25に流入することとなる。すなわち、第3の箱状部25の内部が排ガス収集室37とされる。なお、排ガス収集室37には、図示していない排ガス管が接続されて、モジュール1の外部に排ガスが排出される。
ここで、第2の箱状部24を1枚の板部材で構成する場合には、この板部材の下端部を第3の箱状部25の上面または側面に接合すればよく、第2の箱状部24を箱状の部材とする場合には、第3の箱状部25の上面に接合すればよい。
また、第3の箱状部25の下方には、第3の箱状部25よりも幅方向に大きい第4の箱状部27が設けられている。また第4の箱状部27の底面側には、第4の箱状部27と連通する導入管30が接続されて、空気等の酸素含有ガスが導入される。それにより、第4の箱状部27の内部が、導入管30より導入された空気を一端収集するための空気収集室31とされる。
一方、第4の箱状部27には、外壁となる板部材29が接合されている。なお外壁となる板部材29もまた1枚の板部材を折り曲げた構成とすることができる。そして、外壁となる板部材29と第3の箱状部25および第2の箱状部24との空間が、酸素含有ガスが流れる第3の流路32となっている。なお、図3においては、板部材29を第4の箱状部27の側面に接合している例を示しているが、第4の箱状部27の上面に接合してもよい。
そして、第4の箱状部27の上面には、外壁となる板部材29と第3の箱状部25および第2の箱状部24との空間である第3の流路32と連通する連通口28が設けられており、導入管30より導入された空気等が、連通口28を介してこの第3の流路32を流れた後、第1の板部材20と第2の板部材21との間を流れて、供給口22より燃料電池セル4に向けて供給されることとなる。
そして、外壁となる板部材29に、セルスタック装置3の燃料電池セル4の配列方向の両端側(前後面)に板部材をそれぞれ接続することで、本実施形態のモジュール1とすることができる。それゆえ、本実施形態のモジュール1における収納容器2は、上記説明からも明らかなように、その全体構造が、複数枚の板部材を折り曲げた構成や箱状の部材をそれぞれ接合するだけで構成されていることから、量産性が向上するとともに、コストを低減することができる。なお、収納容器2を構成する各板部材や箱部材は、耐熱性を有する金属等により構成することができる。
図6は、本実施形態のモジュールの他の一例を示す断面図である。図6に示すモジュール41においては、図1に示すモジュール1と比較して、燃料電池セル4の両側方に位置する第1の板部材20のそれぞれの下端が、セルスタック装置3の下方に位置する底部42を介して接続されている。
それにより、燃料電池セル4の両側方に位置する第1の板部材20は、1枚の板材を底部を起点として折り曲げた構成とすることが可能となる。それにより、量産性をより向上できるとともに、コストをさらに低減することができる。
なお、図6においては、それぞれの第1の板部材20の下端が底部42を介して接続されている例を示したが、例えば、燃料電池セル4の両側方に位置する第2の板部材21のそれぞれの下端が、セルスタック装置の下方に位置する底部を介して接続した構成としてもよい。すなわち、燃料電池セル4の両側方に位置する第2の板部材21を1枚の板材を底部を起点として折り曲げた構成としてもよい。
図7は、本実施形態のモジュールのさらに他の一例を示す断面図である。図7に示すモジュール43においては、図6に示すモジュール41と比較して、第1の箱状部44が1枚の板部材を折り曲げて、第2の板部材21に接合することで構成されている。それにより、量産性をより向上できるとともに、コストをさらに低減することができる。
ここで、第1の箱状部44を、1枚の板部材を折り曲げた構成とする場合は、発電室34にセルスタック装置を収容するにあたり、図7に示したようにそれぞれの第1の板部材20の下端、もしくは第2の板部材21の下端が底部により接続された構成とすることが好ましい。それにより、この底部によりセルスタック装置3を発電室34内に保持することができる。
図8および図9は、本実施形態のモジュールのさらに他の一例を示す断面図であり、セルスタック装置の下方に、凸状の断熱材が配置されている。なお図8に示すモジュール45では、第1の箱状部47を箱部材として第2の板部材21に接合している例を示し、図9に示すモジュール48は、第1の箱状部49を一枚の板部材を折り曲げて第2の板部材21に接合している例を示している。
セルスタック装置の底面が、金属からなる第1の板部材20の底部42や第3の箱状部25上に配置された場合に、セルスタック装置の熱がマニホールド6を介して第1の板部材20の底部42や第3の箱状部25に伝熱され、それによってセルスタック装置3の温度が低下するおそれがある。
また、燃料電池セル4が固体酸化物形の燃料電池セルである場合には、モジュール1内の温度が500〜1000℃と高温となるため、各板部材や箱状部を構成する金属が変形する場合がある。特に第1の板部材20がセルスタック装置3側に変形した場合には、ショーとする可能性もある。
そこで、図8および図9に示すモジュール45、48においては、第1の板部材20または第2の板部材21は、それぞれ底部を有さない構成とし、さらにセルスタック装置3の下方に断熱材46を配置している。それにより、セルスタック装置3の熱が断熱材により各板部材や箱状部材に伝熱されることを抑制でき、セルスタック装置3の温度が低下することを抑制できる。
さらに、この断熱材46を凸状とし、この凸部の側面と第1の板部材20とを接して配置することによって、第1の板部材20がセルスタック装置側に変形することを抑制でき、ショートする可能性を低減できる。それゆえ、凸状の断熱材を配置することによって、より発電効率を向上でき、且つ信頼性の向上したモジュールとすることができる。
なお、図8および図9に示す第1の箱部材47、49は凸状の断熱材46を保持することができる形状とすればよい。
図10は、外装ケース内にモジュール1と、モジュール1を動作させるための補機とを収納してなるモジュール収容装置である燃料電池装置の一例を示す分解斜視図である。なお、図10においては一部構成を省略して示している。
図10に示す燃料電池装置53は、支柱54と外装板55とから構成される外装ケース内を仕切板56により上下に区画し、その上方側を上述した各モジュールを収納するモジュール収納室57とし、下方側を各モジュールを動作させるための補機類を収納する補機収納室58として構成されている。なお、補機収納室58に収納する補機類は省略して示している。
また、仕切板56には、補機収納室58の空気をモジュール収納室57側に流すための空気流通口59が設けられており、モジュール収納室57を構成する外装板57の一部に、モジュール収納室57内の空気を排気するための排気口60が設けられている。
このような燃料電池装置では、上述したような各モジュールを外装ケース内に収納することにより、量産性が向上するとともに、コストを低減した燃料電池装置53とすることができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上述の説明において、発電室34内に1つのセルスタック5を備えるセルスタック装置3を収納した例を用いて説明したが、例えば2つ以上のセルスタックを備えるセルスタック装置やこのセルスタック装置を複数個収納してもよい。この場合、改質器の形状は適宜変更すればよい。
また、上述の例では、導入管30より空気等の酸素含有ガスを導入するケースについて説明したが、例えば導入管30より燃料ガスを導入してもよい。この場合、マニホールド6には酸素含有ガスを供給し、燃料電池セル4を内側電極を空気極層とし、外側電極を燃料極層とすればよい。
さらに、上述の例ではいわゆる縦縞型と呼ばれる燃料電池セル4を用いて説明したが、いわゆる円筒型、平板型や、一般に横縞型と呼ばれる複数の発電素子部を支持体上に設けてなる横縞型の燃料電池セルを用いることもできる。
1、41、43、45、48:モジュール
2:収納容器
3:セルスタック装置
4:燃料電池セル
20:第1の板部材
21:第2の板部材
23、44、47、49:第1の箱状部
24:第2の箱状部
35:連通路
39:突出部
46:凸状の断熱材
53:モジュール収容装置
2:収納容器
3:セルスタック装置
4:燃料電池セル
20:第1の板部材
21:第2の板部材
23、44、47、49:第1の箱状部
24:第2の箱状部
35:連通路
39:突出部
46:凸状の断熱材
53:モジュール収容装置
Claims (11)
- 収納容器内に、複数個のセルが配列されたセルスタック装置を収納してなるモジュールであって、
前記収納容器は、前記セルスタック装置の側方に配置された少なくとも一部が前記セルスタック装置に向けて突出した突出部を備える第1の板部材と、該第1の板部材の前記突出部以外と接合された第2の板部材とを備え、前記第1の板部材の突出部と前記第2の板部材との間が、前記セルに供給される反応ガスが流れる第1の流路とされていることを特徴とするモジュール。 - 前記第1の板部材と前記第2の板部材が、前記セルスタック装置の両方の側方に配置されており、それぞれの前記第1の板部材または前記第2の板部材は、前記セルスタック装置の下方に位置する底部を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
- 前記第2の板部材の外側に、単独でまたは前記第1の板部材もしくは前記第2の板部材と接合されて、内部に空間を有する第1の箱状部が設けられており、該箱状部が断熱機能を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモジュール。
- 前記箱状部の前記空間に、顆粒または粉末状の断熱材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のモジュール。
- 前記第1の箱状部の外側に、単独でもしくは前記第2の板部材と接合されてなり、内部に空間を有する第2の箱状部が設けられており、該第2の箱状部は、前記第1の板部材の内側の空間と接続され、前記第1の板部材の内側の空間における気体が流れる第2の流路とされていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のモジュール。
- 前記第1の板部材、前記第2の板部材および前記第2の箱状部の上端がそれぞれ前記第1の箱状部の上端よりも高い位置とされており、前記第1の箱状部の上方に、前記第1の板部材の内側の空間と前記第2の箱状部とがつながる連通路が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のモジュール。
- 前記第1の板部材または前記第2の板部材の一方の板部材が、他方の板部材に向けて屈曲する屈曲部を備え、その一端が前記他方の板部材に接合されており、前記他方の板部材が、前記一方の板部材に向けて屈曲し、前記屈曲部の側方および前記一方の板状部と接合されて、前記連通路の一部が構成されている請求項6に記載のモジュール。
- 前記第2の箱状部の下方に、第3の箱状部が設けられており、前記第2の箱状部と前記第3の箱状部とが連通していることを特徴とする請求項5乃至請求項7のうちいずれかに記載のモジュール。
- 前記第3の箱状部の下方に、前記第3の箱状部よりも幅の広い第4の箱状部が設けられており、前記第2の箱状部の外側に設けられた外壁が前記第4の箱状部と接続され、前記外壁と前記第2の箱状部と前記第4の箱状部との間が、第3の流路とされていることを特徴とする請求項8に記載のモジュール。
- 前記セルスタック装置の下方に凸状の断熱材が配置されており、該断熱材の凸部の側面と前記第1の板部材とが接して配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のうちいずれかに記載のモジュール。
- 請求項1乃至請求項10のうちいずれかに記載のモジュールと、該モジュールを作動させるための補機とを、外装ケース内に収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
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- 2015-08-27 JP JP2015167910A patent/JP2017045644A/ja active Pending
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