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JP2016531524A - アプリケーションプログラミングインターフェースを介した物理レイヤワイヤレスパラメータの通信 - Google Patents

アプリケーションプログラミングインターフェースを介した物理レイヤワイヤレスパラメータの通信 Download PDF

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Abstract

アプリケーションプログラミングインターフェースを介して物理レイヤワイヤレスパラメータを通信するための方法、システム、およびデバイスについて説明する。ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムは、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し得る。ワイヤレスモデムは、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告し得る。アプリケーションの挙動は、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて適応され得る。他の態様、実施形態、および特徴も請求され、説明される。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、2013年9月6日に出願された「Communicating Physical Layer Wireless Parameters Over an Application Programming Interface」と題する、Huらによる米国特許出願第14/019,843号の優先権を主張する。
[0002]以下で説明する技術は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスデバイスアプリケーション挙動を変化するネットワーク状態に適応させることに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
[0004]概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のワイヤレスデバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上でワイヤレスデバイスと通信し得る。各基地局は、セルのカバレージエリアと呼ばれることがあるカバレージ範囲を有する。セルラーネットワークでは、アップリンクチャネル状態とダウンリンクチャネル状態の両方が時間とともに予測不可能に変動し得る。これらの変動は、チャネルフェード、シャドーイング変化、セクタ負荷変化、干渉、送信機電力、スケジューラダイナミクス、および他の要因によって影響され得る。そのような変動は、データがチャネルを介して送信され得るレートに悪影響を及ぼす可能性がある。
[0005]ワイヤレスデバイスアプリケーションはしばしば、セルラーネットワークとの間で送信されるデータに依拠し、変化するチャネル状態はアプリケーションの動作に影響を及ぼす可能性がある。ワイヤレスデバイスアプリケーションはデータ送信の低減されたレートを補償するために様々な技術を実装し得るが、ワイヤレスデバイスアプリケーションは、モバイルアプリケーションのユーザエクスペリエンスが損害を被るまでチャネル状態の悪化に気づかないことが多い。したがって、アプリケーションがワイヤレスチャネル状態についての情報を迅速におよび効率的に取得するための解決策を提供することが当技術分野において継続的に必要とされている。
[0006]説明される特徴は一般に、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとの間でワイヤレス物理レイヤパラメータを通信するための1つまたは複数の改善されたシステム、方法、および/または装置に関する。説明される方法および装置の適用可能性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。当業者には発明を実施するための形態の趣旨および範囲内の様々な変更および修正が明らかになるので、発明を実施するための形態および特定の例は、例示として与えられるものにすぎない。
[0007]少なくとも第1の例示的なセットの実施形態によれば、ワイヤレスデバイスを管理する方法は、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告することと、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションの挙動を適応させることとを含み得る。
[0008]いくつかの例では、アプリケーションのクライアント構成要素からの要求は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して、ワイヤレスモデム上で動作するサーバにおいて受信され得る。要求は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別し得る。少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、要求に応答して、アプリケーションプログラミングインターフェースを介して送信され得る。
[0009]いくつかの例では、報告することは、アプリケーションプログラミングインターフェースを介してアプリケーションから少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を受信することと、ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、少なくとも1つの継続要求に基づいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションに報告することとを含み得る。
[0010]いくつかの例では、報告することは、ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介してアプリケーションに報告することを含み得る。ワイヤレスモデムのアイドル状態の間に、ワイヤレスモデムの接続状態の間のものとは異なるセットの物理レイヤワイヤレスパラメータがアプリケーションに報告され得る。いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、複数の所定のカテゴリのうちの1つにマップされ得、報告することは、所定のカテゴリをアプリケーションプログラミングインターフェースを介してアプリケーションに送信することを含み得る。
[0011]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0012]いくつかの例では、アプリケーションの挙動を適応させることは、ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用を動的に変更すること、ネットワークからのアプリケーションによって要求されたデータのフォーマットを動的に変更すること、アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロードを動的に変更すること、アプリケーションとネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮を動的に変更すること、またはアプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することのうちの1つまたは複数を含み得る。
[0013]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスのバッテリー状態は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともにアプリケーションプログラミングインターフェースを介してアプリケーションに報告され得、アプリケーションの挙動を適応させることは、ワイヤレスデバイスのバッテリー状態にさらに基づき得る。
[0014]第2のセットの例示的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されたメモリとを含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告することと、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションの挙動を適応させることとを行うために、メモリに記憶されたアプリケーションを実行するように構成され得る。
[0015]いくつかの例では、アプリケーションを実行する少なくとも1つのプロセッサは、第1の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装するようにさらに構成され得る。
[0016]第3のセットの例示的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するための手段と、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告するための手段と、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションの挙動を適応させるための手段とを含み得る。
[0017]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、第1の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装するための手段を含み得る。
[0018]第4のセットの例示的な実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告することと、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションの挙動を適応させることとを行わせる、コンピュータ可読コードを含み得る。
[0019]いくつかの例では、コンピュータ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、第1の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装させ得る。
[0020]第5のセットの例示的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイスを管理する方法は、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、ワイヤレスモデムからの受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してネットワークと通信することとを含み得る。
[0021]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求は、アプリケーションプログラミングインターフェースを介してワイヤレスモデムに送信され得る。少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告は、ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、アプリケーションプログラミングインターフェースを介してワイヤレスモデムから受信され得る。
[0022]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告は、ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、アプリケーションプログラミングインターフェースを介してワイヤレスモデムから受信され得る。
[0023]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、アップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0024]いくつかの例では、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更は、ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、ネットワークからのアプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、アプリケーションとネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、またはアプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を含み得る。
[0025]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスのバッテリー状態は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともにアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信され得、ワイヤレス通信に対する変更は、ワイヤレスデバイスのバッテリー状態にさらに基づき得る。
[0026]第6のセットの例示的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されたメモリとを含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してネットワークと通信することとを行うために、メモリに記憶されたアプリケーションを実行するように構成され得る。
[0027]いくつかの例では、アプリケーションを実行する少なくとも1つのプロセッサは、第5の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装するようにさらに構成され得る。
[0028]少なくとも第7のセットの例示的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求するための手段と、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、ワイヤレスモデムからの受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定するための手段と、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してネットワークと通信するための手段とを含み得る。
[0029]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスは、第5の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装するための手段を含み得る。
[0030]少なくとも第8のセットの例示的な実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム製品を含み得るは、非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してネットワークと通信することとを行わせる、コンピュータ可読コードを含み得る。
[0031]いくつかの例では、コンピュータ可読コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、第5の例示的なセットの実施形態の方法の1つまたは複数の態様を実装させ得る。
[0032]本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を添付の図と併せて検討すれば、当業者には、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が明らかになろう。本発明の特徴が、以下のいくつかの実施形態および図に関連して説明され得るが、本発明の様々な実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態が、いくつかの有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数は、本明細書で説明する本発明の様々な実施形態に従っても使用され得る。同様に、例示的な実施形態が、以下ではデバイス、システム、または方法の実施形態として説明され得るが、そのような例示的な実施形態は、様々なデバイス、システム、および方法で実装され得ることを理解されたい。
[0033]本発明の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現され得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
[0034]いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例のブロック図。 [0035]いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例のブロック図。 [0036]いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信システムの一例のブロック図。 [0037]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0038]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0039]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0040]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0041]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0042]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0043]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0044]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0045]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0046]いくつかの実施形態による、アプリケーションとワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとの間の呼フローの一例のブロック図。 [0047]いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスの一例のブロック図。 [0048]いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスの一例のブロック図。 [0049]いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスを管理するための方法の一例のフローチャート図。 [0050]いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスを管理するための方法の一例のフローチャート図。
[0051]本明細書は、ワイヤレスデバイスにおける物理レイヤワイヤレスパラメータ(たとえば、モデム電力コスト、バッファサイズ、ネットワークローディング、チャネルレート、パイロット信号強度、デバイス到達可能性など)の測定および報告の管理のための技法を対象とする。アプリケーションプログラミングインターフェース(API)は、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムとワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションとの間で確立され得る。APIは、アプリケーションが、ワイヤレスモデムによって測定され報告された物理レイヤワイヤレスパラメータを受信するために、アプリケーションレイヤにおいてワイヤレスデバイスと直接通信することを可能にし得る。
[0052]次いで、アプリケーションの挙動は、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて適応され得る。特に、ワイヤレス通信に対するアプリケーションの挙動は、ワイヤレスモデムによって報告された物理レイヤワイヤレスパラメータに反映される、測定されたチャネル品質の低下に応答しておよび/またはそれを補償するように適応され得る。いくつかの例では、アプリケーションの挙動は、アプリケーションによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、ネットワークからのアプリケーションによって要求されたデータのフォーマット(たとえば、フルウェブページではなく、ウェブページのモバイルバージョン)、アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、アプリケーションとネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術(RAT)のうちの1つまたは複数を変更することによって適応され得る。
[0053]本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000規格と、IS−95規格と、IS−856規格とをカバーする。IS−2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形態とを含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、
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などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0054]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0055]図1は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレス通信システム100の一例のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局(またはセル)105と、ワイヤレスデバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る基地局コントローラ(図示せず)の制御下で、ワイヤレスデバイス115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介して制御情報および/またはユーザデータをコアネットワーク130と通信し得る。実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して、直接的または間接的のいずれかで、互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(様々な周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、上記で説明した様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0056]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してワイヤレスデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれのカバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術のための重複するカバレージエリアがあり得る。
[0057]実施形態では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE−Aネットワーク通信システムである。LTE/LTE−Aネットワーク通信システムでは、発展型ノードB(eノードB)というタームズは、概して、基地局105を記述するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeノードBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eノードB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。マクロセルは、概して、比較的大きいカバレージエリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的より小さいカバレージエリア(たとえば、建築物)をカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さいカバレージエリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeノードB105はマクロeノードBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeノードB105はピコeノードBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeノードB105はフェムトeノードBまたはホームeノードBと呼ばれることがある。eノードB105は、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0058]コアネットワーク130は、バックホールリンク132(たとえば、S1インターフェースなど)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェースなど)を介して、および/またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を介して)、直接的または間接的に、互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用され得る。
[0059]ワイヤレスデバイス115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各ワイヤレスデバイス115は固定的または移動性であり得る。ワイヤレスデバイス115は、当業者によって、UE、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。
[0060]ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、ワイヤレスデバイス115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からワイヤレスデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、一方、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
[0061]上記で説明したように、ダウンリンクチャネルレートおよびアップリンクチャネルレートは、いくつかの理由で、時間とともに予測不可能に変動し得る。ワイヤレスデバイス115と基地局105との間のダウンリンクチャネルレートまたはアップリンクチャネルレートに影響を及ぼし得る要因の例は、チャネルフェード、シャドーイング変化、セクタ負荷変化、干渉、送信機電力変動、アップリンクスケジューリングダイナミクス、および他の要因を含み得る。ビデオチャットアプリケーション、モバイルゲームアプリケーション、適応ストリーミング(DASH)アプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーションなどのリアルタイムアプリケーションは、許容可能なユーザエクスペリエンスを提供するためにアプリケーションの挙動をネットワーク状態に適応させるという課題に直面することがある。たとえば、セルラー基地局105を介してインターネットとの間でデータをストリーミングするビデオチャットアプリケーションは、チャネル状態に合致する圧縮レートでビデオを符号化し得る。圧縮レートが高すぎる場合、ビデオの再生が中断されることがある。一方、圧縮レートが低すぎる場合、ビデオの品質が損害を被ることがある。多くのワイヤレスデバイス115アプリケーションは、ワイヤレスデバイス115のワイヤレス通信チャネルの現在の状態に直接アクセスする方法を有していない。したがって、これらのアプリケーションは、ユーザエクスペリエンスまたはアプリケーションパフォーマンスの低下を防止するのに十分なほど迅速に、その挙動を変化するチャネル状態に適応させることができない可能性がある。
[0062]これらおよび他の問題に対処するために、本明細書はワイヤレスデバイス115のワイヤレスモデムとワイヤレスデバイス115上で動作するアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供する。ワイヤレスデバイス115のワイヤレスモデムは、アプリケーションの適応を容易にするために、1つまたは複数の物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介してアプリケーションに提供し得る。物理レイヤワイヤレスパラメータは、アプリケーションによる継続要求またはワンタイム要求に応答して、アプリケーションに提供され得る。ワイヤレスモデムは、ワイヤレスデバイス115が接続状態またはアイドル状態であるとき、物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションに報告し得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス115が接続状態であるとき、ワイヤレスモデムについての、ワイヤレスデバイス115がアイドル状態であるときに利用可能であるものとは異なるセットの物理レイヤワイヤレスパラメータが利用可能であり得る。
[0063]図2は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレス通信システム200の一例のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレスデバイス115−aと、基地局105−aとを含み得る。このワイヤレス通信システム200は、図1のワイヤレス通信システム100の態様を示し得る。たとえば、基地局105−aは、図1に関して上記で説明した基地局105のうちの1つまたは複数の一例であり得、ワイヤレスデバイス115−aは、図1に関して上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0064]基地局105−aは基地局アンテナ234−1〜234−xを備え得、ここでxは正の整数であり、ワイヤレスデバイス115−aはワイヤレスデバイスアンテナ252−1〜252−nを備え得る。ワイヤレス通信システム200では、基地局105−aは、複数の通信リンクを介して同時にデータを送ることが可能であり得る。各通信リンクは「レイヤ」と呼ばれることがあり、通信リンクの「ランク」は、通信に使用されるレイヤの数を示し得る。たとえば、基地局105−aが2つの「レイヤ」を送信する2×2 MIMOシステムでは、基地局105−aとワイヤレスデバイス115−aとの間の通信リンクのランクは2である。
[0065]基地局105−aにおいて、基地局送信プロセッサ220は、基地局データソースからデータを受信し、基地局メモリ242と通信可能に結合された基地局コントローラ/プロセッサ240から制御情報を受信し得る。基地局送信プロセッサ220は、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得するために、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。基地局送信プロセッサ220はまた、たとえば、プライマリサウンディング信号(PSS)、セカンダリサウンディング信号(SSS)、およびセル固有基準信号のための基準シンボルを生成し得る。基地局送信(TX)MIMOプロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、出力シンボルストリームを基地局変調器/復調器232−1〜232−xに与え得る。基地局変調器/復調器232の各々は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各基地局変調器/復調器232は、ダウンリンク(DL)信号を取得するために、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。一例では、基地局変調器/復調器232−1〜232−xからのDL信号は、それぞれ基地局アンテナ234−1〜234−xを介して送信され得る。
[0066]ワイヤレスデバイス115−aでは、ワイヤレスデバイスアンテナ252−1〜252−nは、基地局105−aからDL信号を受信し得、受信信号をそれぞれワイヤレスデバイス変調器/復調器254−1〜254−nに提供し得る。ワイヤレスデバイス変調器/復調器254の各々は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。ワイヤレスデバイス変調器/復調器254の各々は、受信シンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理し得る。ワイヤレスデバイスMIMO検出器256は、すべてのワイヤレスデバイス変調器/復調器254−1〜254−nから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出シンボルを与え得る。ワイヤレスデバイス受信機(Rx)プロセッサ258は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)して、ワイヤレスデバイス115−aのための復号データをデータ出力に与え、復号された制御情報をワイヤレスデバイスコントローラ/プロセッサ280、またはワイヤレスデバイスメモリ282に与え得る。
[0067]アップリンク(UL)では、ワイヤレスデバイス115−aにおいて、ワイヤレスデバイス送信プロセッサ264は、ワイヤレスデバイスデータソースからデータを受信し処理し得る。ワイヤレスデバイス送信プロセッサ264はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。ワイヤレスデバイス送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、ワイヤレスデバイス送信MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、ワイヤレスデバイス変調器/復調器254−1〜254−nによって(たとえば、SC−FDMAなどのために)さらに処理され、基地局105−aから受信された送信パラメータに従って基地局105−aに送信され得る。基地局105−aにおいて、ワイヤレスデバイス115−aからのUL信号は、基地局アンテナ234によって受信され、基地局変調器/復調器232によって処理され、適用可能な場合、基地局MIMO検出器236によって検出され、基地局受信機プロセッサ238によってさらに処理され得る。基地局受信機プロセッサ238は、復号データを基地局データ出力と基地局コントローラ/プロセッサ240とに与え得る。ワイヤレスデバイス115−aの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。言及されたモジュールの各々は、ワイヤレス通信システム200の動作に関係する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。同様に、基地局105−aの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全部を実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて実装され得る。言及された構成要素の各々は、ワイヤレス通信システム200の動作に関係する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。
[0068]様々な開示された実施形態のいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。たとえば、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するために、パケットセグメンテーションとリアセンブリとを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおいて再送信を行うためにハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。物理レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0069]一構成では、ワイヤレスデバイス送信プロセッサ264、ワイヤレスデバイス受信機プロセッサ258、ワイヤレスデバイスMIMO検出器256、ワイヤレスデバイスTx MIMOプロセッサ266、およびワイヤレスデバイス変調器/復調器254は、ワイヤレスデバイスワイヤレスモデムの構成要素であり得る。加えて、ワイヤレスデバイスコントローラ/プロセッサ280は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスアプリケーションを実行するために、ワイヤレスデバイスメモリ282上に記憶されたコードを実行するように構成され得る。
[0070]そのような構成の一態様では、ワイヤレスデバイス115−aは、ワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するための手段と、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して報告するための手段と、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションの挙動を適応させるための手段とを含み得る。
[0071]そのような構成の別の態様では、ワイヤレスデバイス115−aは、ワイヤレスデバイス115−aのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、ワイヤレスデバイス115−a上で動作するアプリケーションとワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求するための手段と、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイス115−aと基地局105−aとの間のリンクに関連付けられたエアリンク情報を備える、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、ワイヤレスモデムからの受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定するための手段と、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してネットワークと通信するための手段とを含み得る。
[0072]両方の説明された態様の上述の手段は、ワイヤレスデバイスコントローラ/プロセッサ280、ワイヤレスデバイスメモリ282、ワイヤレスデバイス受信機プロセッサ258、ワイヤレスデバイスMIMO検出器256、ワイヤレスデバイス送信プロセッサ264、ワイヤレスデバイスTx MIMOプロセッサ266、およびワイヤレスデバイス変調器/復調器254であり得る。
[0073]図3は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレス通信システム300の一例のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム300は、ワイヤレスデバイス115−bと、コアネットワーク130−aと、インターネットなどのパケットデータネットワーク(PDN)320とを含み得る。このワイヤレス通信システム300は、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−bは、図1〜図2に関して上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0074]本例では、ワイヤレスデバイス115−bは、ワイヤレスデバイス115−b上で動作するアプリケーション305と通信可能に結合されたワイヤレスモデム310を含み得る。ワイヤレスモデム310およびアプリケーション305は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)315を介してアプリケーションレイヤにおいて互いに通信し得る。API315は、ルーチンのライブラリと、データ構造と、オブジェクトクラスと、ワイヤレスモデム310とアプリケーション305との間の通信のための変数とを定義し得る。詳細には、API315は、ワイヤレスモデム310によって測定された物理レイヤワイヤレスパラメータを要求およびトランスポートするための、ワイヤレスモデム310とアプリケーション305との間の一連の呼を定義し得る。加えて、API315は、ワイヤレスデバイス115−bのバッテリー状態をアプリケーション305に与えるための一連の呼を定義し得る。物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデム310とコアネットワーク130−a、ひいてはPDN320との間の接続性またはデータレートに影響を及ぼし得る、ワイヤレスモデム310とコアネットワーク130−aとの間のエアインターフェースに関連付けられた状態に関係し得る。
[0075]いくつかの例では、API315は、ワイヤレスモデム310がサーバ構成要素を実行する一方で、ワイヤレスデバイス115−cの各アプリケーション305がクライアント構成要素を実行するクライアント−サーバアーキテクチャを介して実装され得る。クライアント−サーバアーキテクチャは、Qualcomm移動局モデム(MSM)インターフェース(QMI)フレームワークまたは別のAPI315内で実装され得る。
[0076]API315を介してワイヤレスモデム310から受信された物理レイヤワイヤレスパラメータは、アプリケーション305とPDN320との間のワイヤレス通信に対するアプリケーション305の挙動に影響を及ぼし得る。たとえば、API315は、アプリケーション305にネットワーク状態を通知するためにアプリケーションによって使用され得る有用なエアインターフェース情報をアプリケーション305に与え得る。たとえば、API315は、アプリケーション305が、ワイヤレスモデム310からの以下の物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数、すなわち、モデム電力コストパラメータ、ダウンリンクデータレートパラメータ、アップリンクデータレートパラメータ、アップリンクバッファサイズパラメータ、最大マルチメディアレート(たとえば、最大ビデオコーデックレート)、ネットワークローディングパラメータ、パイロット信号強度パラメータ、および/またはデバイス到達可能性パラメータを要求および受信するのを可能にし得る。いくつかの例では、アプリケーション305はまた、API315を介してワイヤレスデバイス115−bのバッテリー状態を要求および受信し得る。ワイヤレスデバイス115−bのバッテリー状態は、ワイヤレスモデム310および/または別のエンティティによってアプリケーション305に報告され得る。
[0077]API315を介して受信された(1つまたは複数の)物理レイヤワイヤレスパラメータおよび/またはワイヤレスデバイス115−bのバッテリー状態は、より良いユーザエクスペリエンスを達成するためにアプリケーション305がそのネットワーク通信を制御するのを可能にし得る。たとえば、アプリケーション305は、物理レイヤワイヤレスパラメータおよび/またはAPI315を介してワイヤレスモデム310から受信されたバッテリー状態パラメータのうちの1つまたは複数に基づいて、アプリケーション305によるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、PDN320からのアプリケーション305によって要求されたデータのフォーマット、PDN320からのアプリケーション305のバックグラウンド更新のダウンロード、アプリケーション305とPDN320との間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、またはアプリケーション305とコアネットワーク130−aとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数を変更することによって、その挙動を適応させる。
[0078]いくつかの例では、ワイヤレスデバイス115−bは、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートすることが可能であり得る。物理レイヤワイヤレスパラメータを要求するためのAPI315の入力および出力は、一貫したインターフェースをアプリケーション305に与えるために、すべてのRATにわたって同じであり得る。複数のRATを介して同時に通信することが可能なマルチモードワイヤレスデバイス115−bでは、ワイヤレスモデム310は、アプリケーション305からの物理レイヤワイヤレスパラメータについての要求を受信したことに応答して、どのRATメトリックを報告するかについての決定を行い得る。追加または代替として、アプリケーション305はまた、API315を介してRAT固有の物理レイヤワイヤレスパラメータを要求および受信し得る。
[0079]図4は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−aとワイヤレスデバイス115−cのワイヤレスモデム310−aとの間の呼フロー400の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−cは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−cは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。
[0080]アプリケーション305−aと、ワイヤレスデバイス115−cのワイヤレスモデム310−aとは、図3で説明したように、API315−aを介して互いに通信し得る。本例では、アプリケーション305−aは、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405をAPI315−aを介してワイヤレスモデム310−aに送信し得る。物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405は、ワイヤレスモデム310−aによって測定された物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数を指定し得る。いくつかの例では、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405は、(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータについての継続要求をシグナリングし得る。継続要求は、API315−aを介した(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータの周期的な報告のサブスクリプションにアプリケーション305−aを選択し得る。代替的に、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405は、(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータについてのワンタイム要求をシグナリングし得る。
[0081]ブロック410において、ワイヤレスモデム310−aは、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405において示された(1つまたは複数の)物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し得る。いくつかの例では、この測定は、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405に応答して行われ得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−aは、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405を受信する前に、(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し得る。ワイヤレスモデム310−aは、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ415をAPI315−aを介してアプリケーション305−aに送信することによって、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405に応答し得る。物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ415は、利用可能な場合、物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージ405において示された(1つまたは複数の)物理レイヤワイヤレスパラメータを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−aはまた、ワイヤレスデバイス115−cのバッテリー状態をAPI315−aを介してアプリケーション305−aに送信し得る。
[0082]ブロック420において、アプリケーション305−aは、ワイヤレスモデム310−aからの物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ415において受信された1つまたは複数の物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、ネットワーク通信に対するその挙動を適応させ得る。いくつかの例では、挙動は、ワイヤレスモデム310−aからAPI315−aを介して受信されたワイヤレスデバイス115−cのバッテリー状態に基づいて、さらに適応され得る。上記で述べたように、アプリケーション305−aの挙動のこの適応は、ワイヤレスデバイス115−cによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、PDN320からのアプリケーション305−aによって要求されたデータのフォーマット、PDN320からのアプリケーション305−aのバックグラウンド更新のダウンロード、アプリケーションとPDN320との間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、またはアプリケーション305−aとコアネットワーク130−aとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数を変更することを含み得る。
[0083]図5は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−bとワイヤレスデバイス115−dのワイヤレスモデム310−bとの間の呼フロー400の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−dは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−dは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−bと、ワイヤレスデバイス115−dのワイヤレスモデム310−bとは、前に説明したように、API315−bを介して互いに通信し得る。
[0084]図5の呼フロー500は、ワイヤレスデバイス115−dが接続状態であるときに、物理レイヤワイヤレスパラメータをAPI315−bを介してアプリケーション305−bに報告するためのプロセスの一例を示し得る。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用する場合、「接続状態」という用語は、アクティブな無線リソース制御(RRC)接続による基地局へのアタッチメントの状態を指す。
[0085]アプリケーション305−bは、物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ505をAPI315−bを介してワイヤレスモデム310−bに送信することによって、ワイヤレスモデム310−bからの物理レイヤワイヤレスパラメータを要求し得る。物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ505は、アプリケーション305−bを、物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ505において識別された1つまたは複数の物理レイヤワイヤレスパラメータのワイヤレスモデム310−cによる周期的な報告にサブスクライブし得る。
[0086]ブロック510において、ワイヤレスモデム310−bは、(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し得る。次いで、ワイヤレスモデムは、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ515において、(1つまたは複数の)測定された物理レイヤワイヤレスパラメータをAPI315−bを介してアプリケーション305−bに送信し得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス115−dのバッテリー状態は、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ515においてまたは別個のメッセージにおいて、API315−bを介してアプリケーション305−bに送信され得る。物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ515における(1つまたは複数の)測定された物理レイヤワイヤレスパラメータおよび/またはワイヤレスデバイス115−dのバッテリー状態に基づいて、アプリケーション305−bは、上記で説明したように、ブロック520において、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、その挙動を適応させ得る。
[0087]アプリケーション305−bが(1つまたは複数の)示された物理レイヤワイヤレスパラメータについての報告にサブスクライブされたままである限り(たとえば、アプリケーション305−bが継続要求をキャンセルしない限り)、ワイヤレスデバイス115−dは、(1つまたは複数の)物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーション305−bに周期的に報告し続け得る。したがって、図5の例では、ワイヤレスモデム310−bは、ブロック525において、周期報告間隔(たとえば、40ms)を待機し、ブロック530において、示された物理レイヤワイヤレスパラメータを周期報告間隔の後に測定し、更新済みの測定値とともに別の物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ535をアプリケーション305−bに発行し得る。いくつかの例では、異なる物理レイヤワイヤレスパラメータは、異なる周期報告間隔に関連付けられ得る。代替的に、同じ周期報告間隔は、複数の物理レイヤワイヤレスパラメータに使用され得る。アプリケーション305−bは、ブロック540において、アプリケーション305−bとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、API315−bを介して受信された更新済みの測定値に基づいて、その挙動を適応させ得る。
[0088]次いで、ワイヤレスモデム310−bは、ブロック545において、別の周期報告間隔を待機し、ブロック550において、示された物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し、別の物理レイヤワイヤレスパラメータ報告555をAPI315−bを介してアプリケーション305−bに送信し得、アプリケーション305−bは、ブロック560において、API315−bを介して受信された更新済みの測定値に基づいて、その挙動を適応させ得る。待機する、測定する、報告する、およびアプリケーション挙動を適応させるというこのサイクルは、アプリケーション305−bが継続要求をキャンセルするために物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求キャンセルメッセージ565を送信するまで継続し得る。
[0089]いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−bは、複数のアプリケーション305−bを同時にサポートし得、異なるアプリケーション305−bは、同じ物理レイヤワイヤレスパラメータについての継続要求を有し得る。そのような場合、ワイヤレスモデム310−bからの物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージは、アプリケーション305−bにわたって同期し得る。
[0090]いくつかの実施形態では、ワイヤレスモデム310−bは、物理レイヤワイヤレスパラメータの周期的な報告を要求していたすべてのアプリケーション305−bから、その物理レイヤワイヤレスパラメータについての物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求キャンセルメッセージ565を受信すると、その物理レイヤワイヤレスパラメータの測定値を報告するのを停止し得る。ワイヤレスモデム310−bは、継続要求がアクティブではない物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するのを(たとえば、同じまたは低減された頻度で)継続し得るか、または物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するのを完全に停止し得る。
[0091]いくつかの例では、継続要求の代替として、アプリケーション305−bは、1つまたは複数の物理レイヤワイヤレスパラメータのセットについて、API315−bを介してワイヤレスモデム310−bに対してワンタイムクエリを行い得る。ワンタイムクエリに応答して、ワイヤレスモデム310−bは、(1つまたは複数の)要求された物理レイヤワイヤレスパラメータの新しいまたは保存された測定値をAPI315−bを介してアプリケーション305−bに報告し得る。
[0092]図6は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−cとワイヤレスデバイス115−eのワイヤレスモデム310−cとの間の呼フロー600の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−eは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−eは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−cと、ワイヤレスデバイス115−eのワイヤレスモデム310−cとは、前に説明したように、API315−cを介して互いに通信し得る。
[0093]図6の呼フロー600は、ワイヤレスデバイス115−eがアイドル状態であるときに、物理レイヤワイヤレスパラメータをAPI315−cを介してアプリケーション305−cに報告するためのプロセスの一例を示し得る。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用する場合、「アイドル状態」という用語は、ワイヤレスデバイス115−eがアクティブな無線リソース制御(RRC)接続を有していない状態を指す。そのような場合、ワイヤレスモデム310−cによる物理レイヤワイヤレスパラメータ報告の周期は、ワイヤレスモデム310−cがページをチェックするためにザの間にウェイクアップする頻度に結び付けられ得る。
[0094]したがって、図6の例では、ワイヤレスデバイス115−eは、ブロック605において、アイドル状態に入り得る。アプリケーション305−cは、1つまたは複数の物理レイヤワイヤレスパラメータについての周期的な報告を要求するために、物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ610をAPI315−cを介してワイヤレスモデム310−cに送信し得る。ブロック615において、ワイヤレスモデム310−cはページをチェックするためにウェイクアップし得、この時点で、ワイヤレスモデム310−cは、物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ610において示された少なくとも(1つまたは複数の)物理レイヤワイヤレスパラメータについて測定を実行し得る(ブロック620)。ワイヤレスモデムは、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ625において(1つまたは複数の)測定された物理レイヤワイヤレスパラメータをAPI315−cを介してアプリケーション305−cに報告し得、アプリケーション305−cは、報告された物理レイヤワイヤレスパラメータを使用して、アプリケーション305−cとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、その挙動を適応させ得る(ブロック630)。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−cは、(たとえば、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ625によって)ワイヤレスデバイス115−eのバッテリー状態を送信し得、アプリケーション305−cは、ワイヤレスデバイス115−eのバッテリー状態にさらに基づいて、その挙動を適応させ得る。
[0095]ブロック635において、ワイヤレスモデム310−cは、ページをチェックするために再びウェイクアップし得、ブロック640において、ワイヤレスモデム310−cが起動されている間に測定が再び実行され得る。ワイヤレスモデム310−cは、物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージ645において更新済みの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPI315−cを介してアプリケーション305−cに送信し得、アプリケーションは、ブロック650において、更新済みの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、その挙動を再び適応させ得る。ページをチェックするためにワイヤレスモデム310−cを起動するときに測定値を報告するというこのサイクルは、アプリケーションがAPI315−cを介してワイヤレスパラメータ継続要求キャンセルメッセージ655を送信するか、またはワイヤレスデバイスが接続状態に移行するまで継続し得る。
[0096]図6の例では、ワイヤレスモデム310−cは示された物理レイヤワイヤレスパラメータを各ページング起動時に測定および報告しているが、測定および/または報告の周期はより低い頻度であってもよい。たとえば、ワイヤレスモデム310−cは、ワイヤレスモデム310−cがページをチェックするために起動する2回目ごとまたは3回目ごとに、示された物理レイヤワイヤレスパラメータを測定および報告し得る。いくつかの例では、アプリケーション305−cは、(たとえば、物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージ610における)API315−cを介した報告の特定の周期を要求し得る。
[0097]図7は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−dとワイヤレスデバイス115−fのワイヤレスモデム310−dとの間の呼フロー700の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−fは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−fは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−dと、ワイヤレスデバイス115−fのワイヤレスモデム310−dとは、前に説明したように、API315−dを介して互いに通信し得る。
[0098]図7の呼フロー700は、アプリケーション305−dの挙動を適応させ、アプリケーション305−dとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−dからAPI315−dを介して受信されたモデム電力コストパラメータを使用するアプリケーション305−dの一例を示し得る。モデム電力コストパラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。モデム電力コストパラメータは、現在のネットワーク状態に基づいてアプリケーション305−dからワイヤレスモデム310−dを介してネットワークにワイヤレスデータを送信することに関連付けられた相対的な電力コストを示し得る。
[0099]プロセスは、アプリケーション305−dがモデム電力コスト要求メッセージ705をAPI315−dを介してワイヤレスモデム310−dに送信することから始まり得る。モデム電力コスト要求メッセージ705は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ継続要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。代替的に、モデム電力コスト要求メッセージ705は、モデム電力コストパラメータについてのワンタイム要求であり得る。
[0100]ブロック710において、ワイヤレスモデム310−dは、モデム電力コストパラメータを測定し得る。モデム電力コストパラメータを測定するプロセスは、ワイヤレスモデム310−dが接続状態であるかまたはアイドル状態であるかに応じて異なり得る。
[0101]接続状態の1x EV−DOワイヤレスモデム310−dの一例では、ワイヤレスモデム310−dは逆方向媒体アクセス制御(RMAC:reverse media access control)において使用されるフィルタ処理された送信パイロット電力(FiltTxPilotPwr)を測定し得る。ワイヤレスモデム310−dはまた、
Figure 2016531524
として線形オーバーヘッド(Ovhdlin)を推定し得、ここで、RRIgain、DRCgain、およびACKgainはすべて、標準の定義済みパラメータである。FiltTxPilotPwrパラメータとOvhdlinパラメータとを使用して、瞬間総送信電力(FiltTxTotalPwr)は
Figure 2016531524
として計算され得、ここで、T2Pは、所定のトラフィック対パイロット比である。次いで、FiltTxTotalPwrパラメータは、離散的な数のカテゴリのうちの1つにマップされ得る。たとえば、0dBmを下回るFiltTxTotalPwrは「低」コストとして分類され得、0dBmから10dBmの間のFiltTxTotalPwrは「中」コストとして分類され得、10dBmよりも大きいFiltTxTotalPwrは「高」コストとして分類され得る。いくつかの例では、送信電力推定値のこの分類(たとえば、低、中、または高の分類)は、API315−dを介してアプリケーション305−dに返されるモデム電力コストパラメータであり得る。追加または代替として、モデム電力コストパラメータは、算出されたFiltTxTotalPwrパラメータを含み得る。
[0102]アイドル状態の1x EV−DOワイヤレスモデム310−dの別の例では、ワイヤレスモデム310−dは、ワイヤレスモデム310−dがページをチェックするためにウェイクアップするたびにモデム電力コストパラメータを生成し得る。ウェイクアップ中に、ワイヤレスモデム310−dのフィルタ処理された受信電力が測定され得(ブロック715)、測定された受信電力は送信電力を推定するために使用され得る(ブロック720)。たとえば、送信パイロット電力TxPilotPwrパラメータは、開ループ式に基づいて計算され得る。次いで、線形オーバーヘッドパラメータOvhdlinおよびフィルタ処理された送信総電力FiltTxTotalPwrパラメータは、接続状態の例に関して上記で説明したように計算され得る。接続状態の例と同様に、FiltTxTotalPwrパラメータの値は分類の離散集合のうちの1つ(たとえば、「低」、「中」、または「高」)にマップされ得、分類はアプリケーション305−dに返されるモデム電力コストパラメータであり得る。追加または代替として、アプリケーション305−dに返されるモデム電力コストパラメータは、計算されたFiltTxTotalPwrパラメータを含み得る。
[0103]ワイヤレスモデム310−dがモデム電力コストパラメータを決定すると、ワイヤレスモデムは、モデム電力コストパラメータを含むモデム電力コスト報告メッセージ725をAPI315−dを介してアプリケーション305−dに送信し得る。モデム電力コスト報告メッセージ725は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0104]モデム電力コストパラメータを受信すると、アプリケーション305−dは、アプリケーション305−dとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、モデム電力コストパラメータに基づいて、その挙動を適応させ得る(ブロック735)。たとえば、アプリケーション305−dは、モデム電力コストパラメータが所定のしきい値よりも大きい(たとえば、「低」分類よりも大きい)という決定に基づいて、ネットワークを介したDNSプリフェッチ735の使用のイッツを低減または中断し得る。追加または代替として、アプリケーション305−dは、所定のしきい値よりも大きいモデム電力パラメータに基づいて、ネットワークから要求されたオブジェクトのデータフォーマット740を動的に変更し得る。たとえば、アプリケーション305−dがブラウザである場合、アプリケーション305−dは、より高いモデム電力コストパラメータに応答して、ウェブページのフルバージョンではなく、ウェブページのより小さいモバイルバージョンを要求し得る。追加または代替として、アプリケーション305−dは、モデム電力コストが所定のしきい値よりも大きいという決定に基づいて、バックグラウンド更新ダウンロード745を低減または中断し得る。
[0105]逆に、アプリケーション305−dは、それのDNSプリフェッチ735の使用を増加もしくは再アクティブ化すること、ネットワークを介してより大きいデータフォーマット740を動的に選択すること、および/または、モデム電力コストが所定のしきい値未満であるという決定に基づいて、バックグラウンド更新ダウンロード745の使用を増加もしくは再アクティブ化することが可能である。別個のしきい値は、モデム電力コストパラメータに基づいてアプリケーション305−dによって取られる別個のアクションに使用され得る。
[0106]図8は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−eとワイヤレスデバイス115−gのワイヤレスモデム310−eとの間の呼フロー800の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−gは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−gは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−eと、ワイヤレスデバイス115−gのワイヤレスモデム310−eとは、前に説明したように、API315−eを介して互いに通信し得る。
[0107]図8の呼フロー800は、アプリケーション305−eの挙動を適応させ、アプリケーション305−eとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−eからAPI315−eを介して受信されたアップリンクバッファサイズパラメータを使用するアプリケーション305−eの一例を示し得る。アップリンクバッファサイズパラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。アップリンクバッファサイズパラメータはワイヤレスモデムが接続状態であるときに利用可能であり得、現在、ワイヤレスモデム310−eによってネットワークを介して送信されるのを待機している、ある量のデータを示し得、したがって、ネットワーク輻輳、信号品質、および/またはアップリンクデータレートの1つのインジケータとして働き得る。
[0108]プロセスは、アプリケーション305−eがアップリンクバッファサイズ要求メッセージ805をAPI315−eを介してワイヤレスモデム310−eに送信することから始まり得る。アップリンクバッファサイズ要求メッセージ805は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。ブロック810において、ワイヤレスモデム310−eは、アップリンクバッファサイズ要求を受信し、アップリンクバッファサイズを決定し得る。1x EV−DOシステムの例では、アップリンクバッファは逆方向リンク(RL)無線リンクプロトコル(RLP)キューであり得る。ワイヤレスデバイス115−gは、アップリンクバッファサイズ報告メッセージ815において、アップリンクバッファサイズをAPI315−eを介してアプリケーション305−eに送信し得る。アップリンクバッファサイズ報告メッセージ815は、図4〜図6に関して上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0109]アップリンクバッファサイズ報告メッセージ815を受信すると、アプリケーション305−eは、ブロック820において、アップリンクバッファサイズに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図8の例では、アプリケーション305−eは、ストリーミングビデオデータをネットワークに送信しているビデオチャットアプリケーションであり得る。したがって、アップリンクバッファサイズが所定のしきい値よりも大きい場合、アプリケーション挙動は、ブロック825において、ネットワークに送信されるストリーミングビデオデータの媒体圧縮レートを上げる(たとえば、ビデオコーデックレートを下げる)ことによって適応され得る。そうすることは、ストリーミングビデオデータのサイズを低減し、時間とともにアップリンクバッファサイズを低下させるのに役立ち得る。逆に、アップリンクバッファサイズが所定のしきい値よりも小さい場合、アプリケーション挙動は、ブロック825において、ビデオデータの品質を改善するために、ネットワークに送信されるストリーミングビデオデータの媒体圧縮レートを下げる(たとえば、ビデオコーデックレートを上げる)ことによって適応され得る。
[0110]図9は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−fとワイヤレスデバイス115−hのワイヤレスモデム310−fとの間の呼フロー900の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−hは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−hは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−fと、ワイヤレスデバイス115−hのワイヤレスモデム310−fとは、前に説明したように、API315−fを介して互いに通信し得る。
[0111]図9の呼フロー900は、アプリケーション305−fの挙動を適応させ、アプリケーション305−fとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−fからAPI315−fを介して受信されたネットワークローディングパラメータを使用するアプリケーション305−fの一例を示し得る。ネットワークローディングパラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0112]呼フロー900は、アプリケーション305−fがネットワークローディング要求メッセージ905をAPI315−fを介してワイヤレスモデム310−fに送信することから始まり得る。ネットワークローディング要求メッセージ905は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。ネットワークローディング要求メッセージ905を受信すると、ワイヤレスモデム310−fは、ブロック910において、ネットワークローディングを測定し得る。
[0113]測定はいくつかの方法で達成され得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−fは、基地局または別のネットワークエンティティにおいて測定されたネットワークローディングを示す、基地局からの1つまたは複数のシグナリングメッセージ915に基づいて、ネットワークローディングを測定し得る。たとえば、基地局からの1x EV−DO QuickConfigメッセージは、ネットワーク輻輳を示すFTCValidビットのセットを含み得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−fは、基地局からのこのメッセージを要請し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−fは、媒体アクセス制御(MAC)チャネル復調920によってネットワークローディングを測定し得る。一例では、ワイヤレスモデム310−fは、ネットワークローディングを決定するために、すべてのハーフスロットにおいてすべてのMACインデックスのMACチャネルを検出し得る。別の例では、ワイヤレスモデム310−fは、ネットワークローディングを決定するために、複数のハーフスロットにわたってMACチャネル検出を拡散し得る(たとえば、ハーフスロットごとにMACインデックスのサブセットを検出する)。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−fは、プリアンブル検出925によってネットワークローディングを測定し得る。たとえば、ワイヤレスモデム310−fは、ある時間期間にわたってすべてのMACインデックスのプリアンブルを検出し、ネットワークにおいて何人のユーザがアクティブであるかをカウントし得る。
[0114]ワイヤレスモデム310−fは、ネットワークローディング報告メッセージ930において、ネットワークローディングパラメータをAPI315−fを介してアプリケーション305−fに送信し得る。アップリンクデータレート報告メッセージ1040は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。ネットワークローディング報告メッセージ930を受信すると、アプリケーション305−fは、ブロック935において、ネットワークローディング報告メッセージ930におけるネットワークローディングパラメータに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図9の例では、アプリケーション挙動は、ネットワークローディングパラメータに基づいてDNSプリフェッチ940の使用を増加もしくは減少すること、ネットワークローディングパラメータに基づいてネットワークに送信されるもしくはネットワークから要求されたデータフォーマット945を変更すること、ネットワークローディングパラメータに基づいてバックグラウンド更新ダウンロード950の使用を増加もしくは減少すること、および/または、ネットワークローディングパラメータに基づいてネットワークにストリーミングされるもしくはネットワークから要求された媒体の圧縮レート955を上げるもしくは下げることによって適応され得る。
[0115]図10は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−gとワイヤレスデバイス115−iのワイヤレスモデム310−gとの間の呼フロー1000の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−iは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−iは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−gと、ワイヤレスデバイス115−iのワイヤレスモデム310−gとは、前に説明したように、API315−gを介して互いに通信し得る。
[0116]図10の呼フロー1000は、アプリケーション305−gの挙動を適応させ、アプリケーション305−gとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−gからAPI315−fを介して受信されたアップリンクデータレートパラメータを使用するアプリケーション305−gの一例を示し得る。アップリンクデータレートパラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。いくつかの例では、アップリンクデータレートパラメータは、複数のキャリアおよび/またはRATにわたってワイヤレスモデム310−hが利用可能なアグリゲートアップリンクデータレートを反映し得る。
[0117]呼フロー1000は、アプリケーション305−gがアップリンクデータレート要求メッセージ1005をAPI315−gを介してワイヤレスモデム310−gに送信することから始まり得る。アップリンクデータレート要求メッセージ1005は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。アップリンクデータレート要求メッセージ1005を受信すると、ワイヤレスモデム310−gは、ブロック1010において、ワイヤレスモデム310−hのアップリンクデータレートを測定し得る。
[0118]測定はいくつかの方法で達成され得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−gは、ワイヤレスデバイス115−iがデータ制限されていない時間のパーセンテージ1015に基づいて、アップリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−gは、ワイヤレスモデム310−gの実際のデータアップリンクスループット1020に基づいて、アップリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−gは、MAC制限されたアップリンクスループット1025に基づいて、アップリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−gは、ネットワークにおいて利用またはサービスされるワイヤレスデバイスのパーセンテージ1030に基づいて、またはネットワークについて決定されたネットワークローディングパラメータ1035に基づいて、アップリンクデータレートパラメータを測定し得る。
[0119]ワイヤレスモデム310−gは、アップリンクデータレート報告メッセージ1040において、アップリンクデータレートパラメータをAPI315−gを介してアプリケーション305−gに送信し得る。アップリンクデータレート報告メッセージ1040は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。アップリンクデータレート報告メッセージ1040を受信すると、アプリケーション305−gは、ブロック1045において、アップリンクデータレート報告メッセージ1040におけるアップリンクデータレートパラメータに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図10の例では、アプリケーション挙動は、アップリンクデータレートパラメータに基づいてDNSプリフェッチ1050の使用を増加もしくは減少すること、アップリンクデータレートパラメータに基づいてネットワークに送信されるもしくはネットワークから要求されたデータフォーマット1055を変更すること、アップリンクデータレートパラメータに基づいてバックグラウンド更新ダウンロード1060の使用を増加もしくは減少すること、および/または、アップリンクデータレートパラメータに基づいてネットワークにストリーミングされるもしくはネットワークから要求された媒体の圧縮レート1065を上げるもしくは下げることによって適応され得る。
[0120]図11は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−hとワイヤレスデバイス115−jのワイヤレスモデム310−hとの間の呼フロー1100の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−jは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−jは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−hと、ワイヤレスデバイス115−jのワイヤレスモデム310−hとは、前に説明したように、API315−hを介して互いに通信し得る。
[0121]図11の呼フロー1100は、アプリケーション305−hの挙動を適応させ、アプリケーション305−hとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−hからAPI315−hを介して受信されたダウンリンクデータレートパラメータを使用するアプリケーション305−hの一例を示し得る。ダウンリンクデータレートパラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。いくつかの例では、ダウンリンクデータレートパラメータは、複数のキャリアおよび/またはRATにわたってワイヤレスモデム310−hが利用可能なアグリゲートダウンリンクデータレートを反映し得る。
[0122]呼フロー1100は、アプリケーション305−hがダウンリンクデータレート要求メッセージ1105をAPI315−hを介してワイヤレスモデム310−hに送信することから始まり得る。ダウンリンクデータレート要求メッセージ1105は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。ダウンリンクデータレート要求メッセージ1105を受信すると、ワイヤレスモデム310−hは、ブロック1110において、ワイヤレスモデム310−hのダウンリンクデータレートを測定し得る。
[0123]測定はいくつかの方法で達成され得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−hは、ワイヤレスモデム310−hの実際のダウンリンクスループット1115に基づいて、ダウンリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−hは、ワイヤレスモデム310−hの要求されたダウンリンクデータレート1120に基づいて、ダウンリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−hは、ワイヤレスモデム310−hのスロットまたは他のリソース利用1125に基づいて、ダウンリンクデータレートパラメータを測定し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−hは、ネットワークにおいて利用またはサービスされるワイヤレスデバイスのパーセンテージ1130に基づいて、またはネットワークについて決定されたネットワークローディングパラメータ1135に基づいて、ダウンリンクデータレートパラメータを測定し得る。
[0124]ワイヤレスモデム310−hは、ダウンリンクデータレート報告メッセージ1140において、ダウンリンクデータレートパラメータをAPI315−hを介してアプリケーション305−hに送信し得る。ダウンリンクデータレート報告メッセージ1140は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。ダウンリンクデータレート報告メッセージ1140を受信すると、アプリケーション305−hは、ブロック1145において、ダウンリンクデータレート報告メッセージ1140におけるダウンリンクデータレートパラメータに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図11の例では、アプリケーション挙動は、アップリンクデータレートパラメータに基づいてネットワークから要求されたデータフォーマット1150を変更する(たとえば、ダウンリンクデータレートが所定のしきい値を下回る場合はウェブページのモバイルバージョンを要求する、またはダウンリンクデータレートが所定のしきい値を上回る場合はウェブページのフルバージョンを要求する)こと、および/またはダウンリンク通信を新しいRATに切り替えるためにRAT選択1155を実行する(たとえば、ダウンリンクデータレートが所定のしきい値を下回る場合はWWANからWLANに切り替える)ことによって適応され得る。
[0125]図12は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−iとワイヤレスデバイス115−kのワイヤレスモデム310−iとの間の呼フロー1200の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−kは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−kは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−iと、ワイヤレスデバイス115−kのワイヤレスモデム310−iとは、前に説明したように、API315−iを介して互いに通信し得る。
[0126]図12の呼フロー1200は、アプリケーション305−iの挙動を適応させ、アプリケーション305−iとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−iからAPI315−iを介して受信されたパイロット信号強度パラメータを使用するアプリケーション305−iの一例を示し得る。パイロット信号強度パラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。いくつかの例では、パイロット信号強度パラメータは、複数のキャリアおよび/またはRATにわたってワイヤレスモデム310−iが利用可能なアグリゲートまたは平均信号強度を反映し得る。代替的に、ワイヤレスモデム310−iは、パイロット信号強度パラメータを基づかせる1つのキャリアおよび/またはRATを選択し得る。
[0127]呼フロー1200は、アプリケーション305−iがパイロット信号強度要求メッセージ1205をAPI315−iを介してワイヤレスモデム310−iに送信することから始まり得る。パイロット信号強度要求メッセージ1205は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。パイロット信号強度要求メッセージ1205を受信すると、ワイヤレスモデム310−iは、ブロック1210において、ワイヤレスモデム310−iのダウンリンクパイロット信号強度を測定し得る。
[0128]図12の例では、パイロット信号強度パラメータは、いくつか(N個)のウェイクアップにわたって各キャリアのアクティブセットパイロット信号のEc/Ioを測定し(ブロック1215)、次いで、N個のウェイクアップの測定されたパイロット信号強度を無限インパルス応答(IIR)フィルタ1220に通すことによって計算され得る。
[0129]ワイヤレスモデム310−iは、パイロット信号強度報告メッセージ1225において、パイロット信号強度パラメータをAPI315−iを介してアプリケーション305−iに送信し得る。パイロット信号強度報告メッセージ1225は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。パイロット信号強度報告メッセージ1225を受信すると、アプリケーション305−iは、ブロック1230において、パイロット信号強度報告メッセージ1225におけるパイロット信号強度パラメータに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図12の例では、アプリケーション挙動は、アップリンクデータレートパラメータに基づいてネットワークから要求されたデータフォーマット1235を変更する(たとえば、パイロット信号強度パラメータが所定のしきい値を下回る場合はウェブページのモバイルバージョンを要求する、またはパイロット信号強度パラメータが所定のしきい値を上回る場合はウェブページのフルバージョンを要求する)こと、および/またはダウンリンク通信を新しいRATに切り替えるためにRAT選択1240を実行する(たとえば、ダウンリンクデータレートが所定のしきい値を下回る場合はWWANからWLANに切り替える)ことによって適応され得る。
[0130]図13は、本明細書で説明する原理による、アプリケーション305−jとワイヤレスデバイス115−lのワイヤレスモデム310−jとの間の呼フロー1300の一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−lは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の態様を示し得る。たとえば、ワイヤレスデバイス115−lは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信システム100、200、300のうちの1つまたは複数の構成要素であり得る。アプリケーション305−jと、ワイヤレスデバイス115−lのワイヤレスモデム310−jとは、前に説明したように、API315−jを介して互いに通信し得る。
[0131]図13の呼フロー1300は、アプリケーション305−jの挙動を適応させ、アプリケーション305−jとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデム310−jからAPI315−jを介して受信されたデバイス到達可能性パラメータを使用するアプリケーション305−jの一例を示し得る。デバイス到達可能性パラメータは、前の図を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータのうちの1つまたは複数の一例であり得る。いくつかの例では、デバイス到達可能性パラメータは、ワイヤレスデバイスがネットワークによって到達可能である程度を示し得、この程度は、アプリケーション305−jがネットワークとのエアリンクを介して存在情報を送る頻度に影響を及ぼし得る。
[0132]一例では、デバイス到達可能性パラメータは、0x00、0x01、0x10、および0x11として定義された4つの個別のデバイス到達可能性パラメータのうちの1つから選択され得る。デバイス到達可能性パラメータ0x00は、ワイヤレスデバイス115−lが良好なカバレージを有することと、アプリケーション305−jが周期的な存在更新をサーバに送る必要がないこと、または周期的な存在更新がより低い頻度で送られ得ることとを示し得る。デバイス到達可能性パラメータ0x01は、ワイヤレスデバイス115−lが弱いカバレージを有することと、アプリケーション305−jが所定のスケジュールに従って周期的な存在更新をサーバに送り得ることとを示し得る。デバイス到達可能性パラメータ0x10は、ワイヤレスデバイス115−lがウェイクアップしたばかりであることを示し得、このことは、サーバの状態の変化のサーバを更新するようにアプリケーション305−jをトリガし得る(たとえば、アプリケーション305−jがサーバとの通信に利用可能であることをサーバに知らせる)。このワンタイム更新の後、ワイヤレスデバイス115−lは到達可能性状態0x00または0x01に移行し得る。デバイス到達可能性パラメータ0x11は、ワイヤレスデバイス115−lが電源を切断しようとしていることを示し得、このことは、サーバの状態の変化のサーバを更新するようにアプリケーション305−jをトリガし得る(たとえば、追って通知があるまでアプリケーション305−jが利用不可能であることをサーバに知らせる)。この更新のための時間を与えるために、ワイヤレスデバイス115−lの電源切断は、構成可能な時間だけ遅延され得る。
[0133]図13の呼フロー1300は、アプリケーション305−jがデバイス到達可能性要求メッセージ1305をAPI315−jを介してワイヤレスモデム310−jに送信することから始まり得る。デバイス到達可能性要求メッセージ1305は、図4〜図6に関して上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ要求メッセージのうちの1つまたは複数の一例であり得る。デバイス到達可能性要求メッセージ1305を受信すると、ワイヤレスモデム310−jは、ブロック1310において、デバイス到達可能性パラメータを決定し得る。
[0134]4つの個別のデバイス到達可能性パラメータの例を続けると、ワイヤレスモデム310−jがウェイクアップしたばかりである場合、デバイス到達可能性パラメータは0x10に設定され得る。同様に、ワイヤレスモデム310−jが電源を切断しようとしている場合、デバイス到達可能性パラメータは0x11に設定され得る。ワイヤレスモデム310−jが接続状態またはアイドル状態である場合、デバイス到達可能性パラメータは、現在の受信側自動利得制御のフィルタ処理されたバージョン(filteredRxAGC)を取得する(ブロック1315)ことによって決定され得る。ワイヤレスモデム310−jがアイドル状態であるとき、filtered RxAGCの値は、ワイヤレスモデム310−jがウェイクアップするたびにリセットされ得る。ワイヤレスモデム310−jは、ブロック1320において、デバイス到達可能性パラメータを算出するために、filteredRxAGC値を所定のしきい値(AGCThreshold)と比較し得る(ブロック1320)。一例では、AGCThresholdは約−90dBmに等しくてもよい。filteredRxAGCの最大値がAGCThreshold未満である場合、デバイス到達可能性パラメータは0x01に設定され得、filteredRxAGCの最大値がAGCThresholdよりも大きい場合、デバイス到達可能性パラメータは0x00に設定され得る。ワイヤレスモデム310−jが接続状態であるとき、またはワイヤレスモデム310−jがアイドル状態であるときのすべてのウェイクアップ時に、ブロック1315およびブロック1320は周期的に(たとえば、すべてのスロットの最後に)実行され得る。
[0135]ワイヤレスモデム310−jは、デバイス到達可能性報告メッセージ1325において、デバイス到達可能性パラメータをAPI315−jを介してアプリケーション305−jに送信し得る。デバイス到達可能性報告メッセージ1325は、図4〜図6を参照しながら上記で説明した物理レイヤワイヤレスパラメータ報告のうちの1つまたは複数の一例であり得る。デバイス到達可能性報告メッセージ1325を受信すると、アプリケーション305−jは、ブロック1330において、デバイス到達可能性報告メッセージ1325におけるパイロット信号強度パラメータに基づいてネットワーク通信に対するアプリケーション挙動を適応させるために、1つまたは複数のステップを取り得る。図13の例では、アプリケーション挙動は、デバイス到達可能性パラメータに基づいてアプリケーション305−jが存在更新をサーバに送信する頻度を変更することによって適応され得る。たとえば、デバイス到達可能性パラメータが0x00である場合、アプリケーション305−jは存在更新の頻度を低減し、それによって、ネットワーク輻輳を低減し、ワイヤレスデバイス115−lにおけるリソースを節約し得る。
[0136]図14は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレスデバイス115−mの一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−mは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0137]ワイヤレスデバイス115−mは、プロセッサ1405と、メモリ1410と、アプリケーションモジュール1420と、ワイヤレスモデム310−kと、アンテナ1430とを含み得る。これらの構成要素の各々は直接的または間接的に通信していることがある。
[0138]プロセッサ1405は、1つまたは複数のアプリケーション305−kを実行するために、メモリ1410によって記憶されたコンピュータ可読プログラムコードを実行するように構成され得る。1つまたは複数のアプリケーション305−kを実行するプロセッサ1405の機能的態様は、アプリケーションモジュール1420として示されている。いくつかの例では、プロセッサ1405は、ワイヤレスモデム310−kの1つまたは複数の態様を実装し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−kは別個のプロセッサ(図示せず)を含み得る。アプリケーションモジュール1420の(1つまたは複数の)アプリケーション305−kと、ワイヤレスモデム310−kとは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して通信し得る。いくつかの例では、APIは、QMIシステムもしくは別のインターフェースによってまたはQMIシステムもしくは別のインターフェースとして実装され得る。
[0139]ワイヤレスモデム310−kは、ワイヤレスモデム310−kとネットワークとの間の物理インターフェース(たとえば、エアインターフェース)に関連付けられた少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するように構成された測定モジュール1445を含み得る。ワイヤレスモデム310−kはまた、測定された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介してアプリケーションモジュール1420に報告するように構成された報告モジュール1450を含み得る。アプリケーションモジュール1420は、アプリケーションモジュール1420とネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、報告モジュール1450によってAPIを介して報告された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションモジュール1420の挙動を適応させるように構成されたアプリケーション挙動モジュール1435を含み得る。
[0140]いくつかの例では、ワイヤレスモデムはサーバを実行し得、アプリケーションモジュールはクライアントを実行し得る。サーバおよびクライアントは互いに通信し得る。いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−kのサーバ構成要素は、APIを介してアプリケーションモジュール1420のクライアント構成要素からの要求を受信し得る。要求は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別し得る。測定モジュール1445における少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの測定は要求によってトリガされ得、報告モジュール1450は、要求に応答して、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介してアプリケーションモジュール1420に送信し得る。
[0141]いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−kは、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求をAPIを介してアプリケーションモジュール1420から受信し得る。ワイヤレスモデム310−kの報告モジュール1450は、ワイヤレスモデム310−kが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、継続要求に基づいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションモジュール1420に報告し得る。
[0142]いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−kの報告モジュール1450は、ワイヤレスモデム310−kがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介してアプリケーションモジュール1420に報告し得る。いくつかの例では、報告モジュール1450は、ワイヤレスモデム310−kのアイドル状態の間に、ワイヤレスモデムの接続状態の間とは異なるセットの物理レイヤワイヤレスパラメータをアプリケーションに報告し得る。
[0143]いくつかの例では、ワイヤレスモデム310−kは、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを複数の所定のカテゴリ(たとえば、低、中、高)のうちの1つに分類し得る。報告モジュール1450は、所定のカテゴリをAPIを介してアプリケーションに送信することによって、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを報告し得る。
[0144]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート(たとえば、最大ビデオコーデックレート)、ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、またはパイロット信号強度のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0145]いくつかの例では、アプリケーション挙動モジュール1435は、ワイヤレスデバイス115−mによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用を動的に変更することによって、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。追加または代替として、アプリケーション挙動モジュール1435は、ネットワークからのアプリケーションモジュール1420によって要求されたデータのフォーマットを動的に変更することによって、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。追加または代替として、アプリケーション挙動モジュール1435は、アプリケーションモジュール1420のバックグラウンド更新のダウンロードを動的に変更することによって、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。追加または代替として、アプリケーション挙動モジュール1435は、アプリケーションモジュール1420とネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮を動的に変更することによって、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。追加または代替として、アプリケーション挙動モジュール1435は、アプリケーションモジュール1420とネットワークとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することによって、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。
[0146]いくつかの例では、報告モジュール1450は加えて、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに、ワイヤレスデバイス115−mのバッテリー状態をAPIを介してアプリケーションモジュール1420に報告し得る。アプリケーション挙動モジュール1435は、ワイヤレスデバイス115−mのバッテリー状態にさらに基づいて、アプリケーションモジュール1420の挙動を適応させ得る。
[0147]図15は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレスデバイス115−nの一例のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス115−nは、前の図を参照しながら上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数の一例であり得る。
[0148]ワイヤレスデバイス115−nは、プロセッサ1405と、メモリ1410と、アプリケーションモジュール1420−aと、ワイヤレスモデム310−lと、アンテナ1430とを含み得る。これらの構成要素の各々は直接的または間接的に通信していることがある。
[0149]プロセッサ1405は、アプリケーションモジュール1420−aの機能を包含し得る1つまたは複数のアプリケーション305−lを実行するために、メモリ1410によって記憶されたコンピュータ可読プログラムコードを実行するように構成され得る。いくつかの例では、プロセッサ1405は、ワイヤレスモデム310−lの1つまたは複数の態様を実装し得る。追加または代替として、ワイヤレスモデム310−lは別個のプロセッサ(図示せず)を含み得る。アプリケーションモジュール1420−aと、ワイヤレスモデム310−lとは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して通信し得る。アプリケーションモジュール1420−aは、APIを実装するためにワイヤレスモデム310−lのAPIサーバモジュール1550と通信するように構成されたAPIクライアントモジュール1535を含み得る。いくつかの例では、APIは、QMIシステムもしくは別のインターフェースによってまたはQMIシステムもしくは別のインターフェースとして実装され得る。
[0150]アプリケーションモジュール1420−aのAPIクライアントモジュール1535は、ワイヤレスモデム310−lのAPIサーバモジュール1550からの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介して要求するように構成され得る。少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイス115−nと少なくとも1つの基地局(図示せず)(たとえば、図1の基地局105)との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を含み得る。ワイヤレスモデム310−lの測定モジュール1545は、要求された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し得、ワイヤレスモデム310−lのAPIサーバモジュール1550は、要求された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータをAPIを介してAPIクライアントモジュール1535に送信し得る。
[0151]APIクライアントモジュール1535において少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを受信すると、アプリケーションモジュール1420−aのネットワーク通信モジュール1540は、受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいてアプリケーションモジュール1420−aとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定し得る。ネットワーク通信モジュール1540はさらに、決定された変更に従って、ワイヤレスモデム310−lを使用してネットワークと通信し得る。
[0152]いくつかの例では、APIクライアントモジュール1535は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求をAPIを介してワイヤレスモデム310−lのAPIサーバモジュール1550に送信するように構成され得る。APIクライアントモジュール1535は、ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、ワイヤレスモデム310−lのAPIサーバモジュール1550からの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告をAPIを介して受信し得る。追加または代替として、APIクライアントモジュール1535は、ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、ワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告をアプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信し得る。
[0153]いくつかの例では、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート(たとえば、最大ビデオコーデックレート)、アップリンクバッファサイズ、またはパイロット信号強度のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0154]いくつかの例では、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更は、ワイヤレスデバイス115−nによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、ネットワークからのアプリケーションモジュール1420−aによって要求されたデータのフォーマット、アプリケーションモジュール1420−aのバックグラウンド更新のダウンロード、アプリケーションモジュール1420−aとネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、またはアプリケーションモジュール1420−aとネットワークとの間のワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を含み得る。
[0155]いくつかの例では、APIクライアントモジュール1535は、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともにアプリケーションプログラミングインターフェースを介してワイヤレスデバイス115−nのバッテリー状態を受信し得、ワイヤレス通信に対する変更は、ワイヤレスデバイス115−nのバッテリー状態にさらに基づき得る。
[0156]図16は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレスデバイスを管理するための方法の一例のフローチャート図を示す。方法1600は、たとえば、前の図に関して上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数によって実行され得る。
[0157]ブロック1605において、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて測定され得る。ブロック1610において、少なくとも1つの測定された物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、ワイヤレスモデムとアプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して報告され得る。ブロック1615において、アプリケーションの挙動は、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、ワイヤレスモデムによって報告された少なくとも1つの測定された物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて適応され得る。
[0158]図17は、本明細書で説明する原理による、ワイヤレスデバイスを管理するための方法の一例のフローチャート図を示す。方法1700は、たとえば、前の図に関して上記で説明したワイヤレスデバイス115のうちの1つまたは複数によって実行され得る。
[0159]ブロック1705において、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムから、アプリケーションとワイヤレスモデムとの間のAPIインターフェースを介して要求され得る。少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を含み得る。ブロック1710において、少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、ワイヤレスモデムからAPIを介して受信され得る。ブロック1715において、アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更は、ワイヤレスモデムからの受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて決定され得る。ブロック1720において、ネットワークとの通信は、決定された変更に従って、ワイヤレスモデムを使用してワイヤレスネットワークとともに行われ得る。
[0160]添付の図面に関して上記に記載した発明を実施するための形態は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。この明細書全体にわたって使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明された技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。場合によっては、説明された実施形態の概念を不明瞭にしないために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0161]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0162]本明細書の開示に関して説明する様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0163]本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能はコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して1つまたは複数の命令もしくはコードとして送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用する場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0164]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用のコンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレスは媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)と、レーザーディスク(登録商標)(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、blu−ray(登録商標)ディスク(disc)とを含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0165]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作製または使用することができるように与えられる。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についてのいかなる選好も暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
[0165]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作製または使用することができるように与えられる。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についてのいかなる選好も暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスデバイスを管理する方法であって、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定することと、
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告することと、
前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させることと
を備える方法。
[C2]
前記ワイヤレスモデム上で動作するサーバにおいて、前記アプリケーションのクライアント構成要素からの要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、前記要求は、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別する、
前記要求に応答して、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記報告することが、
前記アプリケーションからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記少なくとも1つの継続要求に基づいて前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告することと
を備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記報告することが、
前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告すること
を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記報告することが、
前記ワイヤレスモデムの前記アイドル状態の間に、前記ワイヤレスモデムの接続状態の間とは異なるセットの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告すること
をさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを複数の所定のカテゴリのうちの1つにマッピングすることをさらに備え、
前記報告することが、前記所定のカテゴリを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに送信することを備える、
C1に記載の方法。
[C7]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、前記ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用を動的に変更することを備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマットを動的に変更することを備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロードを動的に変更することを備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮を動的に変更することを備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することを備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告することをさらに備え、
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスの前記のバッテリー状態にさらに基づく、
C1に記載の方法。
[C14]
ワイヤレスデバイスであって、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するための手段と、
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告するための手段と、
前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させるための手段と
を備えるワイヤレスデバイス。
[C15]
前記ワイヤレスモデム上で動作するサーバにおいて、前記アプリケーションのクライアント構成要素からの要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、前記要求は、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別する、
前記要求に応答して、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して送信するための手段と
をさらに備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C16]
前記報告することが、
前記アプリケーションからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記少なくとも1つの継続要求に基づいて前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告することと
を備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C17]
前記報告することが、
前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告すること
を備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C18]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、前記ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C19]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮のうちの1つまたは複数を動的に変更することを備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C20]
前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することを備える、C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C21]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告するための手段をさらに備え、前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスの前記のバッテリー状態にさらに基づく、
C14に記載のワイヤレスデバイス。
[C22]
ワイヤレスデバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し、
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告し、
前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させる、
前記メモリに記憶された前記アプリケーションを実行するように構成される、
ワイヤレスデバイス。
[C23]
ワイヤレスデバイスを管理するためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し、
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告し、
前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させる、
プロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C24]
ワイヤレスデバイスを管理する方法であって、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
前記ワイヤレスモデムからの前記受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
を備える方法。
[C25]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記ワイヤレスモデムに送信することと、
前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと
をさらに備える、C24に記載の方法。
[C26]
前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することをさらに備える、C24に記載の方法。
[C27]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、アップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、C24に記載の方法。
[C28]
前記アプリケーションと前記ネットワークとの間のワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、または前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を備える、C24に記載の方法。
[C29]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することをさらに備え、前記ワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスの前記バッテリー状態にさらに基づく、C24に記載の方法。
[C30]
ワイヤレスデバイスであって、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求するための手段と、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、
前記ワイヤレスモデムからの前記受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定するための手段と、
前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信するための手段と
を備えるワイヤレスデバイス。
[C31]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記ワイヤレスモデムに送信するための手段と、
前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と
をさらに備える、C30に記載のワイヤレスデバイス。
[C32]
前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段
をさらに備える、C30に記載のワイヤレスデバイス。
[C33]
前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、アップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、C30に記載のワイヤレスデバイス。
[C34]
前記アプリケーションと前記ネットワークとの間のワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、または前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を備える、C30に記載のワイヤレスデバイス。
[C35]
ワイヤレスデバイスであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
前記ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
を行うための前記メモリに記憶された前記アプリケーションを実行するように構成される、
ワイヤレスデバイス。
[C36]
ワイヤレスデバイスを管理するためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
前記ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
をプロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (36)

  1. ワイヤレスデバイスを管理する方法であって、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定することと、
    前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告することと、
    前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させることと
    を備える方法。
  2. 前記ワイヤレスモデム上で動作するサーバにおいて、前記アプリケーションのクライアント構成要素からの要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、前記要求は、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別する、
    前記要求に応答して、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記報告することが、
    前記アプリケーションからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
    前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記少なくとも1つの継続要求に基づいて前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記報告することが、
    前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記報告することが、
    前記ワイヤレスモデムの前記アイドル状態の間に、前記ワイヤレスモデムの接続状態の間とは異なるセットの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告すること
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを複数の所定のカテゴリのうちの1つにマッピングすることをさらに備え、
    前記報告することが、前記所定のカテゴリを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに送信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、前記ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用を動的に変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマットを動的に変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロードを動的に変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮を動的に変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告することをさらに備え、
    前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスの前記のバッテリー状態にさらに基づく、
    請求項1に記載の方法。
  14. ワイヤレスデバイスであって、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定するための手段と、
    前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告するための手段と、
    前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させるための手段と
    を備えるワイヤレスデバイス。
  15. 前記ワイヤレスモデム上で動作するサーバにおいて、前記アプリケーションのクライアント構成要素からの要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、前記要求は、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを識別する、
    前記要求に応答して、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して送信するための手段と
    をさらに備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  16. 前記報告することが、
    前記アプリケーションからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
    前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記少なくとも1つの継続要求に基づいて前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションに報告することと
    を備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  17. 前記報告することが、
    前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告すること
    を備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  18. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、前記ワイヤレスモデムのアップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  19. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮のうちの1つまたは複数を動的に変更することを備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  20. 前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術を動的に選択することを備える、請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  21. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記アプリケーションに報告するための手段をさらに備え、前記アプリケーションの前記挙動を前記適応させることが、前記ワイヤレスデバイスの前記のバッテリー状態にさらに基づく、
    請求項14に記載のワイヤレスデバイス。
  22. ワイヤレスデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサと結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し、
    前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告し、
    前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させる、
    前記メモリに記憶された前記アプリケーションを実行するように構成される、
    ワイヤレスデバイス。
  23. ワイヤレスデバイスを管理するためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムにおいて少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを測定し、
    前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスモデムから前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションに、前記ワイヤレスモデムと前記アプリケーションとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して報告し、
    前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信を制御するために、前記ワイヤレスモデムによって報告された前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて前記アプリケーションの挙動を適応させる、
    プロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
  24. ワイヤレスデバイスを管理する方法であって、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
    前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
    前記ワイヤレスモデムからの前記受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
    前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
    を備える方法。
  25. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記ワイヤレスモデムに送信することと、
    前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと
    をさらに備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  27. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、アップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、請求項24に記載の方法。
  28. 前記アプリケーションと前記ネットワークとの間のワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、または前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を備える、請求項24に記載の方法。
  29. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータとともに前記ワイヤレスデバイスのバッテリー状態を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することをさらに備え、前記ワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスの前記バッテリー状態にさらに基づく、請求項24に記載の方法。
  30. ワイヤレスデバイスであって、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求するための手段と、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
    前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と、
    前記ワイヤレスモデムからの前記受信された少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータに基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定するための手段と、
    前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信するための手段と
    を備えるワイヤレスデバイス。
  31. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータについての少なくとも1つの継続要求を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して前記ワイヤレスモデムに送信するための手段と、
    前記ワイヤレスモデムが接続状態である間、複数の周期報告間隔の各々において、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段と
    をさらに備える、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  32. 前記ワイヤレスモデムがアイドル状態である間、複数のスケジュールされたウェイクアップの各々の間に、前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータの報告を前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信するための手段
    をさらに備える、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  33. 前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータが、前記ワイヤレスモデムからデータを送信することに関連付けられたモデム電力コスト、アップリンクデータレート、ダウンリンクデータレート、ネットワークローディングパラメータ、最大マルチメディアレート、アップリンクバッファサイズ、パイロット信号強度、またはデバイス到達可能性のうちの1つまたは複数を備える、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  34. 前記アプリケーションと前記ネットワークとの間のワイヤレス通信に対する前記変更が、前記ワイヤレスデバイスによるドメインネームサーバ(DNS)プリフェッチの使用、前記ネットワークからの前記アプリケーションによって要求されたデータのフォーマット、前記アプリケーションのバックグラウンド更新のダウンロード、前記アプリケーションと前記ネットワークとの間でデータをストリーミングするために使用される圧縮、または前記アプリケーションと前記ネットワークとの間の前記ワイヤレス通信に使用される無線アクセス技術のうちの1つまたは複数に対する変更を備える、請求項30に記載のワイヤレスデバイス。
  35. ワイヤレスデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に結合されたメモリとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
    前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
    前記ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
    前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
    を行うための前記メモリに記憶された前記アプリケーションを実行するように構成される、
    ワイヤレスデバイス。
  36. ワイヤレスデバイスを管理するためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
    前記ワイヤレスデバイスのワイヤレスモデムからの少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを、前記ワイヤレスデバイス上で動作するアプリケーションと前記ワイヤレスモデムとの間のアプリケーションプログラミングインターフェースを介して要求することと、前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータは、前記ワイヤレスデバイスと少なくとも1つの基地局との間のエアインターフェースに関連付けられた情報を備える、
    前記ワイヤレスモデムからの前記少なくとも1つの物理レイヤワイヤレスパラメータを前記アプリケーションプログラミングインターフェースを介して受信することと、
    前記ワイヤレスモデムからの受信されたエアリンク情報に基づいて、前記アプリケーションとネットワークとの間のワイヤレス通信に対する変更を決定することと、
    前記決定された変更に従って、前記ワイヤレスモデムを使用して前記ネットワークと通信することと
    をプロセッサによって実行可能な命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
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