JP2016222137A - 車両の前部車体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、上述のクラッシュカン84は平面視でその前後方向前側が拡幅形成されており、これにより、フロントサイドフレーム86よりも車幅方向外側から衝突荷重が入力した場合でも、クラッシュカン84の前側拡幅部における車幅方向外側で衝突荷重を受止めて、この荷重をフロントサイドフレームに伝達して、衝突エネルギを吸収すべく構成している。
要するに、車両デザインの確保と衝突性能の確保との両立を図ることができる。
つまり、衝突性能の確保と生産性の確保との両立を図ることができる。
つまり、車両デザインの確保と衝突性能の確保との両立を図ることができる。
図面は車両の前部車体構造を示し、図1は当該前部車体構造を示す斜視図、図2は図1の要部の側面図、図3は図1の要部の拡大平面図、図4は図3のA−A線矢視断面図である。
上述のダッシュロアパネル3から車両前後方向の前方に延びる左右一対のフロントサイドフレーム5,5を設けている。これら左右一対のフロントサイドフレーム5,5はエンジンルーム1の側部に位置すると共に、フロントサイドフレームインナ6とフロントサイドフレームアウタ7とを接合して、車両の前後方向に延びる閉断面を形成した車体強度部材である。
上述のクラッシュカン16は衝突エネルギを吸収する衝突エネルギ吸収部材であって、図4に示すように、この実施例では、該クラッシュカン16はインナ部材17とアウタ部材18とを組合せて、これら両部材17,18内に中空十字断面19を形成している。
また、上記各後端部D,Eの位置関係により、クラッシュカン16の車幅方向外端18aの車両前後方向の長さが、その車幅方向内端17aの車両前後方向の長さに対して、長くなるように形成されている。
上述のクラッシュカン16側のセットプレート15は、車両軽衝突時の交換性(いわゆるリペア性)を考慮して、フロントサイドフレーム5側のセットプレート14前部に、複数組のボルト、ナット24(取付け部材)を用いて着脱可能に取付けられている。
これにより、衝突性能を確保しつつ、フロントサイドフレーム5の生産性を確保すべく構成したものである。
上述の連結部材25を設けることで、クラッシュカン16の車幅方向外側に入力された衝突荷重を、セットプレート後壁15B,14Bおよび当該連結部材25を介して、フロントサイドフレーム5に円滑に荷重伝達するよう構成している。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
要するに、車両デザインの確保と衝突性能の確保との両立を図ることができる。
つまり、衝突性能の確保と生産性の確保との両立を図ることができる。
この実施例では、上述の連結部材25は、断面十字状のクラッシュカン16の形状と対応する前部25Aと、該前部25Aをフロントサイドフレームアウタ7に連結する後部25Bとを備えている。
また、上述の後部25Bは、その前端から後端にかけて車幅方向内側かつ後方に傾斜するよう形成されている。
そして、この連結部材25によりセットプレート後壁14B,15Bとフロントサイドフレームアウタ7とを連結している。
なお、図9において、前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
上述のバンパレイン20は車両デザインの関係上、その両端部が、平面視で車幅方向の外側ほど後方に傾斜するよう形成されている。
また、上述のクラッシュカン16は先の実施例と同様に、インナ部材17とアウタ部材18とを組合せて、これら両部材17,18内に中空十字断面を形成している。
つまり、車両デザインの確保と衝突性能の確保との両立を図ることができる。
15…セットプレート
15A…セットプレート前壁
15B…セットプレート後壁
15C…セットプレート中間壁
16…クラッシュカン
16X,16Y…高剛性部
20…バンパレイン
25…連結部材
Claims (5)
- 車幅方向に延びるバンパレインと、
上記バンパレインを左右一対のクラッシュカンを介して支持する左右一対のフロントサイドフレームと、
上記クラッシュカンを上記フロントサイドフレームに結合するセットプレートと、を備えた車両の前部車体構造であって、
上記バンパレインは、その両端部が、平面視で車幅方向の外側ほど後方に傾斜しており、
上記クラッシュカンは、平面視で車幅方向外端の前端が、上記フロントサイドフレームの車幅方向外端の前端よりも車幅方向外側に位置しており、
上記セットプレートの車幅方向外端は、当該セットプレートの車幅方向内端よりも、車両前後方向の後方に位置しており、
上記クラッシュカンの車幅方向外端の後端部を上記セットプレートに連結する前後方向位置が、上記クラッシュカンの車幅方向内端の後端部を上記セットプレートに連結する前後方向位置よりも、後方となるように形成されたことを特徴とする
車両の前部車体構造。 - 上記セットプレートが、車両前後方向に延びるセットプレート中間壁と、
該セットプレート中間壁の前端から車幅方向内側に延びるセットプレート前壁と、
上記セットプレート中間壁の後端から車幅方向外側に延びるセットプレート後壁と、を有し、
上記クラッシュカンの車幅方向外端の後端部が、上記セットプレート後壁に連結されると共に、
上記クラッシュカンの車幅方向内端の後端部が、上記セットプレート前壁に連結された
請求項1記載の車両の前部車体構造。 - 上記セットプレートは、その後端から車幅方向外側に延びるセットプレート後壁を有しており、
該セットプレート後壁を上記フロントサイドフレームに連結する連結部材を設けた、
請求項1または2に記載の車両の前部車体構造。 - 上記クラッシュカンは、その車幅方向外端が車両前後方向の後側ほど車幅方向内側に延びており、
上記クラッシュカンの車幅方向外端と略平行して後方側ほど車幅方向内側に延びる高剛性部が、上記クラッシュカンの車幅方向内外両端間に形成された
請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の前部車体構造。 - 車幅方向に延びるバンパレインと、
上記バンパレインを左右一対のクラッシュカンを介して支持する左右一対のフロントサイドフレームと、
上記クラッシュカンを上記フロントサイドフレームに結合するセットプレートと、を備えた車両の前部車体構造であって、
上記バンパレインは、その両端部が、平面視で車幅方向の外側ほど後方に傾斜しており、
上記クラッシュカンは、平面視で車幅方向外端の前端が、上記フロントサイドフレームの車幅方向外端の前端よりも車幅方向外側に位置しており、
上記フロントサイドフレームの上記セットプレート近傍における車幅方向外端の軸圧縮荷重に対する耐力が、
上記フロントサイドフレームの上記セットプレート近傍における車幅方向内端の軸圧縮荷重に対する耐力よりも低くなるよう設定された
車両の前部車体構造。
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