JP2016221657A - Piercing nut driving upper die - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば板状のワークにピアスナットを打込むための上金型に係り、さらに詳細には、上金型の上下寸法を短く抑制することができるピアスナット打込み上金型に関する。 The present invention relates to an upper mold for driving a pierce nut into, for example, a plate-shaped workpiece, and more particularly to a pierce nut driving upper mold that can suppress the vertical dimension of the upper mold to be short.
従来、板状のワークにねじ孔を形成する場合、ワークにバーリング加工を行い、このバーリング加工によって突出形成した円筒状の部分にタッピング加工を行っている。ところが、ワークの板厚が薄すぎる場合や、アルミニウム板のように素材強度が不足する場合には、バーリング加工を行ってねじ孔を形成することが難しいものである。したがって、この場合には、カシメナットやピアスナットを薄いワークに取付けることが行われている。 Conventionally, when screw holes are formed in a plate-shaped workpiece, burring processing is performed on the workpiece, and tapping processing is performed on a cylindrical portion protruding and formed by this burring processing. However, when the thickness of the workpiece is too thin, or when the material strength is insufficient like an aluminum plate, it is difficult to form a screw hole by performing burring. Therefore, in this case, a caulking nut or a pierce nut is attached to a thin workpiece.
上述のように、ワークにピアスナットやカシメナットを取付ける場合、パンチプレスなどによってワークにプレス加工を行い、かつワークを必要なブランクに分割している。そして、別工程のピアスナット打込み装置によってブランクにピアスナットを取付けることや、ナットを溶接することが行われている。したがって、加工機が複数必要であると共に、工程が複雑である、という問題がある。 As described above, when a pierce nut or a caulking nut is attached to a workpiece, the workpiece is pressed by a punch press or the like, and the workpiece is divided into necessary blanks. And attaching a pierce nut to a blank with a pierce nut driving device of another process, or welding a nut is performed. Therefore, there are problems that a plurality of processing machines are required and the process is complicated.
そこで、パンチプレスによってワークのプレス加工を行った後に、同一のパンチプレスによってワークに対してピアスナットを打込んで取付けることのできる上金型が提案されている(例えば特許文献1参照)。 In view of this, an upper mold has been proposed in which a workpiece can be pressed by a punch press and then a pierce nut can be driven and attached to the workpiece by the same punch press (see, for example, Patent Document 1).
前記特許文献1には、キニャスターボディ内に備えたナットを、キャニスターボディ内に回転自在に備えた遊星ギアによってキニャスターボディ内に上下動自在に備えたパンチの下方位置に搬送位置決めし、このナットを、前記パンチによって板状のワークへ打込む構成の上金型が開示されている。上記特許文献1に記載の構成において、前記遊星ギアを回転する構成は、前記パンチに一体的に備えた筒状の囲い部材が上下動するときに、この囲い部材内に回転自在に備えたカムの外周面に備えたガイドトラック内を、前記囲い部材に備えたカムフォロアピンが上下移動することにより、カムを回転する構成である。そして、このカムの回転を前記遊星ギアに伝達している。すなわち、特許文献1に記載の構成においては、パンチの上下運動を利用してカムを回転し、このカムの回転を遊星ギアに伝達する構成である。
In
したがって、カムを所定の角度回動するには、パンチの上下ストロークが所定長必要である。よって、上金型の上下高さ寸法が大きくなり、パンチプレスに備えたストライカ(ラム)の上下ストロークが小さい(短い)場合には使用が難しい場合がある。 Therefore, in order to rotate the cam by a predetermined angle, the vertical stroke of the punch needs a predetermined length. Therefore, when the vertical height of the upper mold becomes large and the vertical stroke of the striker (ram) provided in the punch press is small (short), it may be difficult to use.
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、パンチプレスにおけるパンチホルダに上下動自在に支持されるピアスナット打込み上金型であって、前記パンチホルダに上下動自在に支持されるパンチボディに、当該パンチボディの下側へ供給されたピアスナットをワークへ打込むためのパンチを上下動自在に備え、前記パンチボディに備えられたピアスナット収容部内のピアスナットを前記パンチの下方位置へ搬送するナット搬送プレートを前記パンチボディに回転自在に備え、前記ナット搬送プレートを一方向へ間欠的に回転するための間欠回動機構を備え、かつ前記間欠回動機構を駆動するためのアクチュエータを前記パンチボディに備えていることを特徴とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and is a pierce nut driving upper die supported by a punch holder in a punch press so as to be movable up and down, and is supported by the punch holder so as to be movable up and down. A punch body is provided with a punch for driving a pierce nut supplied to the lower side of the punch body into the workpiece so as to be movable up and down, and a pierce nut in a pierce nut housing portion provided in the punch body is provided below the punch. A nut conveying plate for conveying to a position, the punch body being rotatably provided, an intermittent rotating mechanism for intermittently rotating the nut conveying plate in one direction, and for driving the intermittent rotating mechanism An actuator is provided in the punch body.
また、前記ピアスナット打込み上金型において、前記ナット搬送プレートを回転するための回転軸を前記パンチボディに回転自在に備え、前記回転軸に回転自在に備えた回転伝達部材と当該回転軸との間にワンウエイクラッチを備え、前記回転伝達部材を回転するためのアクチュエータとしての流体圧シリンダを前記パンチボディに備えていることを特徴とするものである。 Further, in the upper die for driving the pierce nut, a rotation shaft for rotating the nut conveying plate is rotatably provided in the punch body, and a rotation transmission member provided rotatably on the rotation shaft and the rotation shaft A one-way clutch is provided between the punch bodies, and a fluid pressure cylinder as an actuator for rotating the rotation transmitting member is provided in the punch body.
また、前記ピアスナット打込み上金型において、前記ナット搬送プレートを回転するための前記回転軸は、前記パンチボディの偏心位置に備えられており、前記ピアスナット収容部は、前記回転軸を中心とした円上に備えられていることを特徴とするものである。 In the pierce nut driving upper mold, the rotation shaft for rotating the nut conveying plate is provided at an eccentric position of the punch body, and the pierce nut housing portion is centered on the rotation shaft. It is characterized by being provided on a circle.
また、パンチプレスにおけるパンチホルダに上下動自在に支持されるピアスナット打込み上金型であって、前記パンチホルダに回転自在に支持された回転スリーブに、当該回転スリーブと一体的に回転自在かつ当該回転スリーブに対して上下動自在に支持されるパンチボディを備え、このパンチボディの下側へ供給されたピアスナットをワークへ打込むためのパンチを前記パンチボディに上下動自在に備え、前記パンチボディに備えられたピアスナット収容部内のピアスナットを前記パンチの下方位置へ搬送するナット搬送プレートを前記パンチボディの下側に回動自在に備え、前記搬送プレートを一方向へ間欠的に回動するための間欠回動機構を備えていることを特徴とするものである。 Further, a pierce nut driving upper die supported by a punch holder in a punch press so as to be movable up and down, and a rotatable sleeve rotatably supported by the punch holder is integrally rotatable with the rotatable sleeve, and A punch body supported by the rotary sleeve so as to be movable up and down; a punch for driving a pierce nut supplied to the lower side of the punch body into the workpiece; A nut transport plate for transporting a pierce nut in a pierce nut housing portion provided in the body to a position below the punch is rotatably provided below the punch body, and the transport plate is intermittently rotated in one direction. It is provided with the intermittent rotation mechanism for doing.
また、前記ピアスナット打込み上金型において、前記ナット搬送プレートは、前記ピアスナット収容部から供給されたピアスナットを受容するナット受容穴を備えた回転自在な遊星ギアから構成してあり、この遊星ギアは、前記パンチボディの下部に備えた内歯歯車に公転自在に噛合してあることを特徴とするものである。 In the upper pierce nut driving mold, the nut conveying plate is composed of a rotatable planetary gear provided with a nut receiving hole for receiving a pierce nut supplied from the pierce nut housing portion. The gear is characterized in that it is reciprocally meshed with an internal gear provided at the lower part of the punch body.
本発明によれば、ピアスナット打込み上金型において、ピアスナットをパンチの下方位置へ搬送するナット搬送プレートを一方向へ間欠的に回動するための間欠回動機構を備え、この間欠回動機構を駆動するためのアクチュエータをパンチボディに備えた構成であるから、ピアスナット打込み上金型におけるパンチの上下ストローク長に拘わりなくナット搬送プレートを所望角度回動することができる。すなわち、パンチプレスにおけるストライカの上下ストロークが短い場合であっても容易に対応することができるものである。 According to the present invention, the upper die for driving a pierce nut is provided with an intermittent rotation mechanism for intermittently rotating a nut conveyance plate for conveying the pierce nut to a position below the punch in one direction, and this intermittent rotation. Since the punch body is provided with an actuator for driving the mechanism, the nut conveying plate can be rotated by a desired angle regardless of the vertical stroke length of the punch in the pierce nut driving upper die. That is, even when the striker has a short vertical stroke in the punch press, it can be easily handled.
図1を参照するに、本発明の第1の実施形態に係るピアスナット打込み上金型1(以後、上金型と称す)は、パンチプレスとしての、例えばタレットパンチプレス(図示省略)におけるパンチホルダ3としての上部タレットに上下動自在に支持されるパンチボディ5を備えている。より詳細には、前記パンチボディ5の上部に備えたフランジ部7と前記パンチホルダ3との間に介存したリフタスプリング9によって、前記パンチボディ5はパンチホルダ3に対して上下動自在に支持されている。
Referring to FIG. 1, a pierce nut driving upper die 1 (hereinafter referred to as an upper die) according to a first embodiment of the present invention is a punch in, for example, a turret punch press (not shown). A
前記パンチボディ5の断面形状は円形状であって、このパンチボディ5の中心部(軸心部)にはパンチ11が上下動自在に備えられている。このパンチ11が前記パンチボディ5の上面から上方向へ突出した上端部にはパンチヘッド13が一体的に備えられている。このパンチヘッド13は、前記パンチボディ5の上面においてコイルスプリングなどのごとき弾性部材15によって上方向へ付勢した支持部材17に支持されている。したがって、前記パンチ11は、弾性部材15によって常に上方向へ付勢して支持されているものである。
The
前記パンチボディ5には、前記パンチ11から偏心した位置に垂直な回転軸19が回転自在に備えられている。そして、図2に示すように、上記回転軸19の軸心を中心として前記パンチ11の軸心を通る円上のパンチボディ5には、前記パンチ11が上下動自在に嵌入してある穴を含めて複数の穴21が等間隔に備えられている。前記パンチ11を嵌入した穴を除いた複数の穴21内には、摩擦係数の小さな、例えばフッ素樹脂製のパイプ材23がそれぞれ配置してある。そして、前記穴21、すなわちパイプ材23内には、複数のピアスナット(カシメナット)25が重ねて収容されている。したがって、前記各穴21は、複数のピアスナット25を収容するピアスナット収容部を構成するものである。
The
前記各穴(ピアスナット収容部)21に重ねて収容されたピアスナット25を、前記パンチ11の下方位置へ1個毎搬送するために、前記回転軸19の下端部には、ナット搬送プレート27が一体的に回転するように備えられている。より詳細には、前記パンチボディ5の下部には、パンチボディ5の下面を全面的に覆う下面カバー29が複数の取付ボルト等のごとき適宜の取付具31を介して着脱可能に取付けてある。そして、上記下面カバー29の上面にはナット落下防止用のナット支持プレート33が備えられており、このナット支持プレート33と前記パンチボディ5の下面5Aとの間に、前記ナット搬送プレート27が水平に回転自在に備えられているものである。
In order to convey the
前記ナット搬送プレート27は、図3に示すように、円板状に形成してある。そして、このナット搬送プレート27には、前記各穴21内のピアスナット25を受容する複数のナット受容穴35が備えられている。複数のナット受容穴35は、前記各穴21を配置した円と同一円上に、各穴21と同一ピッチに備えられている。前記ナット搬送プレート27を回転するために、ナット搬送プレート27には複数の係合孔37が備えられている。
The
上記ナット搬送プレート27を回転するために、前記パンチボディ5の下部側には、前記係合孔37と係合自在な係合ピン39(図1参照)を下面に備えた回転伝達部材41が回転自在に備えられている。そして、前記回転軸19の下端部と前記回転伝達部材41の上端部は、回転軸19の回転を回転伝達部材41へ伝達するように適宜に連動連結してある。
In order to rotate the
上記構成により、回転軸19を回転すると、回転伝達部材41を介して前記ナット搬送プレート27が一体的に回転される。この際、ナット搬送プレート27に備えた各ナット受容穴35は、パンチボディ5に備えた前記各穴21の下側を通過し、かつ前記パンチ11の下側を通過するものである。前記各ナット受容穴35が前記各穴21の下側を通過するとき、空のナット受容穴35に対してピアスナット25の供給が行われるものである。
With the above configuration, when the
前記ナット支持プレート33は、前記ナット搬送プレート27の各ナット受容穴35内に受容(収容)されたピアスナット25を円滑に摺動可能に支持するもので、このナット支持プレート33の上面は、例えばフッ素樹脂等によって摩擦係数を小さくしてある。そして、前記ナット支持プレート33の前記パンチ11に対応した位置には、前記ナット搬送プレート27のナット受容穴35に収容してパンチ11の下方位置に搬送されたピアスナット25を下方向へ落下自在な貫通穴43(図4参照)が形成してある。したがって、前記ナット搬送プレート27のナット受容穴35によって前記貫通穴43の上側(前記パンチ11の下側)に搬送されたピアスナット25は、前記ナット支持プレート33の貫通穴43内へ落下されることになる。
The
前記ナット支持プレート33の貫通穴43内へ落下されたピアスナット25が前記貫通穴43内に保持されるように、前記貫通穴43の下側にはナット保持部材45が備えられている。より詳細には、前記下面カバー29の前記パンチ11に対応した位置にはブッシュ47が備えられており、このブッシュ47の上面と前記ナット支持プレート33の下面との間に前記ナット保持部材45が配置してある。
A
前記ナット保持部材45は、図5に示すように、例えば樹脂プレートなどのごとき弾性部材によってリング状に形成してある。このナット保持部材45における内円45Aの直径は、前記ピアスナット25の外接円の直径より小さく形成してある。そして、ナット保持部材45上のピアスナット25が下方向へ通過することを許容するために、前記ナット保持部材45の前記内円45Aの周縁には、複数のスリット45Bが放射外方向に形成してある。
As shown in FIG. 5, the
したがって、前記ナット支持プレート33の貫通穴43内のピアスナット25は、前記ナット保持部材45によって支持されることになる。上述のように、前記ナット支持プレート33の貫通穴43内に保持されたピアスナット25を、前記パンチ11の下端部に備えたパンチチップ49によって打圧することにより、前記パンチボディ5の下方においてダイ(図示省略)に支持された板状のワークWに対して、ピアスナット25を打ち込むことができるものである。
Accordingly, the
前記パンチ11は、前述したように、弾性部材15、支持部材17を介して上下動自在に支持されているものである。そして、加工位置に位置決めされたピアスナット打込み上金型1におけるパンチヘッド13を打圧するために、パンチプレスにはストライカ51が上下動自在に備えられている。上記ストライカ51には、圧縮エアなどの作動流体を下方向に噴出する流体噴出口53が備えられている。この流体噴出口53は、前記パンチヘッド13に備えた受給口55と接続自在である。
As described above, the
前記受給口55には、例えば流体圧シリンダなどのごときアクチュエータ57がパイプ59を介して接続してある。このアクチュエータ57は、前記回転軸19を介して前記ナット搬送プレート27を一方向へ間欠的に回動するための間欠回転機構61の一部を構成するものである。より詳細には、前記アクチュエータ57は、圧縮エアを供給すると、ピストンロッド57P(図7参照)が突出作動し、圧縮エアを排出すると、内装した復帰スプリング(図示省略)によって前記ピストンロッド57Pが元の位置に復帰する形式のエアシリンダによって構成してある。
An actuator 57 such as a fluid pressure cylinder is connected to the receiving
前記ピストンロッド57Pには、往復動ブロック62が一体的に取付けてあり、この往復動ブロック62にはラック63が一体的に取付けてある。このラック63は、前記回転軸19の上端部に備えたピニオン65(図1、図6参照)と噛合してある。前記回転軸19の上端部に一方向へ回転自在に備えた回転伝達部材67に前記ピニオン65が一体的に備えられている。そして、この回転伝達部材67と前記回転軸19との間には、ワンウエイクラッチ69が備えられている。このワンウエイクラッチ69は、前記アクチュエータ57におけるピストンロッド57Pの突出作動時に回転軸19に対してピニオン65を逆方向に空転し、前記ピストンロッド57Pが元の位置に復帰する際には、ピニオン65によって回転軸19を一方向に一定の回転角度だけ回転するように構成してある。
A
既に理解されるように、前記アクチュエータ57におけるピストンロッド57Pが往復動するときに、前記ピニオン65、回転軸19を介して前記ナット搬送プレート27は一方向へ間欠的に回転されるものである。前記ナット搬送プレート27の間欠的な回転は、ナット搬送プレート27に備えた各ナット受容穴35が前記各穴(ピアスナット収容部)21及びパンチ11に対応した位置で一時停止するように、間欠的に回転されるものである。
As already understood, when the
したがって、前記ナット搬送プレート27において空のナット受容穴35には、前記穴21からピアスナット25が受容されることになる。そして、前記ナット搬送プレート27の回転が一方向へ間欠的に行われると、ピアスナット25を受容したナット受容穴35は、パンチ11の下方位置に間欠的に位置決めされるものである。そして、パンチ11に対応した位置(パンチ11の下側の位置)に位置決めされたナット収容穴35内のピアスナット25は、ナット支持プレート33の貫通穴43内へ落下され、ナット保持部材45によって保持される。
Accordingly, the
前述のように、ナット搬送プレート27が一方向へ間欠的に回転されて一時停止すると、パンチプレスにおけるストライカ51によってパンチヘッド13が打圧される。パンチヘッド13が打圧されると、パンチ11に備えたパンチチップ49が、ナット支持プレート33における貫通穴43を貫通し、この貫通穴43内のピアスナット25を打圧し、当該ピアスナット25を、ワークWに打込むこととなり、ピアスナット25がワークWに取付けられる。
As described above, when the
前述のように、ストライカ51がパンチヘッド13を打圧するとき、ストライカ51に備えた流体噴出出口53とパンチヘッド13に備えた受給口55が接続される。したがって、ストライカ51によってパンチヘッド13を打圧して下降する際には、アクチュエータ57に対して作動流体を供給することになる。よって、アクチュエータ57のピストンロッド57Pが突出作動され、ピニオン65は回転軸19に対して逆方向に空転されることになる。
As described above, when the
その後、ストライカ51を元の上昇位置に復帰する際、パンチ11に備えたパンチチップ49がナット搬送プレート27のナット受容穴35から離脱する高さに上昇すると、ストライカ51はパンチヘッド13から離脱することになる。したがって、アクチュエータ57に内装した復帰スプリングによってラック63が元の位置に復帰されるとき、ピニオン65は一方向へ回動されることになる。ピニオン65の一方向への回動は、ワンウエイクラッチ69を介して回転軸19に伝達される。よって、前記ナット搬送プレート27は一方向へ間欠的に回動され、ピアスナット25を受容した次の隣接したナット受容穴35がパンチ11に対応した位置に回動位置決めされることになる。
Thereafter, when the
上記説明より理解されるように、本実施形態によれば、プレスにおけるストライカ51の上下動に連動して、パンチボディ5の上面に備えたアクチュエータ57に対する圧縮エアーの供給、排気が行われ、アクチュエータ57が往復作動される。そして、前記アクチュエータ57の往復作動に関連してナット搬送プレート27が間欠的に回転されて、パンチ11の下方位置へのピアスナット25の供給が間欠的に行われる。したがって、本実施形態によれば、ピアスナット打込み上金型1の上下寸法を抑制することができ、ストライカ51の上下ストローク長が短い場合であっても容易に適用することができるものである。
As understood from the above description, according to the present embodiment, the supply and exhaust of compressed air to the
図8は、本発明の第2の実施形態に係るピアスナット打込み上金型1Bの構成を示す断面説明図である。この第2の実施形態において前記実施形態の構成要素と同一機能を奏する構成要素には、同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
FIG. 8 is an explanatory cross-sectional view showing a configuration of a pierce nut driving
この第2の実施形態に係るピアスナット打込み上金型1Bにおいては、パンチボディ5の中心に備えたパンチ11を中心として、前記パンチボディ5にピアスナット収容部としての穴21が同一円上に等間隔に備えられている。そして、前記各穴21からのピアスナット25を受容するナット受容穴35を同一円上に等間隔に備えたナット搬送プレート27Aは、下面カバー29に備えた内歯歯車71に噛合した遊星ギアに構成してある。
In the pierce nut driving
この遊星ギア(ナット搬送プレート)27Aに備えた各ナット受容穴35を配置した円の直径は、前記穴21を配置した円の半径に等しく設けてある。そして、前記遊星ギア27Aが前記内歯歯車71に噛合して間欠的に転動するとき、遊星ギア27Aに備えた複数のナット受容穴35のうち1個のナット受容穴35は、パンチボディ5に備えた複数の穴21のうちの1個の穴21と上下位置が一致する。また、他の1個のナット受容穴35は、パンチ11に備えたパンチチップ49の下方位置に位置決めされる構成である。
The diameter of the circle in which each
すなわち、図9に示す状態においては、遊星ギア27Aに備えたナット受容穴35Aとパンチボディ5に備えた穴21Aとが上下に一致し、かつ遊星ギア27Aに備えた穴21Bとパンチ11、パンチチップ49は上下に一致した状態にある。前記穴21A以外の穴21内に収容されたピアスナット25が落下するのを防止するために、前記内歯歯車71の内側には、ナット支持部プレート73が回転自在に備えられている。
That is, in the state shown in FIG. 9, the
前記ナット支持部プレート73は、前記遊星ギア27Aと同一厚さの円板状のプレートであって、このナット支持プレート73には、前記遊星ギア27Aを回転自在に嵌合した円形状の切欠部75が形成してある。すなわち、前記遊星ギア27Aは、前記ナット支持プレート73における前記切欠部75内に相対的に回転自在に備えられているものである。
The
前記遊星ギア27A及び前記ナット支持プレート73を間欠的に回転するための間欠回転機構61A(図8参照)が備えられている。より詳細には、前記パンチボディ5の中心部には、前記パンチ11を囲繞した中空回転軸77が備えられており、この中空回転軸77の上端部には、ピニオン65を一体的に備えた回転伝達部材67が一方向へ回転自在に備えられている。そして、前記回転伝達部材67と前記中空回転軸77との間にはワンウエイクラッチ69が備えられている。
An intermittent rotation mechanism 61A (see FIG. 8) for intermittently rotating the
そして、前記ワンウエイクラッチ69を介して前記中空回転軸77を一方向へ間欠的に回転するために、前記パンチボディ5上には、前記ピニオン65と噛合したラック63を往復動自在に備えたアクチュエータ57が備えられている。このアクチュエータ57は、第1の実施形態と同様に、ストライカ51に設けた流体噴出口53からの作動流体の供給を受けて作動するものである。したがって、第2の実施形態に係るピアスナット打込み上金型1Bにおいても、前記実施形態と同様に、アクチュエータ57の作動によって、前記中空回転軸77を一方向へ間欠的に回転することができるものである。
In order to intermittently rotate the
前記中空回転軸77の回転を前記遊星ギア27A及びナット支持部材73に伝達するために、前記中空回転軸77の下端部には、大径部77Lが形成してある。そして、この大径部77Lの下面には、前記遊星ギア27Aの中心に形成した係合孔79Aに相対的に回転自在に嵌入した軸81Aが備えられている。また、前記大径部77Lの下面であって、中空回転軸77の軸心を中心とした対称位置には軸81Bが備えられている。そして、この軸81Bは、前記ナット支持プレート73に形成した係合穴79Bに相対的に回転自在に嵌入してある。
In order to transmit the rotation of the
したがって、前記アクチュエータ57に圧縮エアを供給してピストンロッド(図8には図示省略)を突出作動すると、ラック63によってピニオン65が回転される。この際のラック63の回転は、中空回転軸77に回転を伝達することのない空転である。なお、前記アクチュエータ57に圧縮エアを供給する際は、前述した第1の実施形態と同様に、パンチプレスに備えたストライカ51によってパンチヘッド13が打圧され、パンチプレスにおけるダイD上のワークWに対してピアスナット25を打込む動作を行う場合である。なお、図8には、ピアスナット25をワークWに打込む直前の状態が図示してある。
Therefore, when compressed air is supplied to the
ワークWに対してピアスナット25を打込んだ後、ストライカ51を上昇復帰すると、パンチヘッド13は弾性部材15によって上昇される。そして、パンチ11に備えたパンチチップ49が遊星ギア27Aのナット受容穴35から上方に離脱すると、前記アクチュエータ57に内装した復帰スプリングの作用によって前記ラック63は元の位置へ復帰される。したがって、ピニオン65が一方向へ回転されることとなり、このピニオン65の一方向への回転は、ワンウエイクラッチ69を介して中空回転軸77へ伝達される。
After the
上述のように、中空回転軸77に一方向の回転が伝達されると、遊星ギア27A及びナット支持プレート73は、それぞれ軸81A,81Bを介して一方向へ回転されることになる。ここで、前記中空回転軸77が、図9において半時計回り方向に回転するものとすると、ナット支持プレート73は、軸81Bの作用によって、図9において、パンチチップ49を中心として半時計回り方向に回転される。
As described above, when rotation in one direction is transmitted to the
そして、遊星ギア27Aは、前記ナット支持プレート73における切欠部75内に位置した状態において、反時計回り方向に公転する。また、遊星ギア27Aは、内歯歯車71との噛合関係により、前述のように公転しつつ軸81Aを中心として自転することになる。したがって、遊星ギア27Aの公転、自転によって、前記パンチチップ49に対応した位置のナット受容穴35が、ナット受容穴35のピッチだけ移動すると、ピアスナット25を受容した状態の隣接した位置の次のナット受容穴35がパンチチップ49に対応する位置に位置決めされ、この次のナット受容穴35内のピアスナット25がワークWに打込まれることになる。
The
前述のように、前記遊星ギア27Aが公転、自転して移動すると、穴21Aと一致してピアスナット25を受容した前記ナット受容穴35Aは、軸81Aを中心として回転(自転)して、前記パンチチップ49に対応した下側位置へ次第に移動されることになる。そして、前記遊星ギア27Aが公転、自転して移動することにより、前記パンチチップ49に対応した位置においてピアスナット25をワークWに打込んだことにより空になっていたところの隣接したナット受容穴35が、前記穴21Aに隣接した穴21と一致することになる。したがって、この穴21から空のナット受容穴35内へピアスナット25が落下供給されることになる。
As described above, when the
上記説明から理解されるように、この第2の実施形態によれば、遊星ギア27Aは、一定ピッチに備えた穴21からピアスナット25の供給を順次受けて、ピアスナット25をパンチチップ49に対応した下側位置へ位置決めするものである。したがって、各穴21内のピアスナット25は均等に減少するものである。
As understood from the above description, according to the second embodiment, the
この第2の実施形態においても、パンチボディ5の上部に備えたアクチュエータ57の往復動に関連して中空回転軸77、遊星ギア27Aを間欠的に回転するものであるから、ストライカ51の上下ストローク長が小さい場合であっても容易に適用することができるものである。
Also in the second embodiment, since the hollow rotating
図10は、第3の実施形態に係るピアシングナット打込み上金型1Cの構成を示す断面図である。この第3の実施形態において、前述の各実施形態における上金型と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。 FIG. 10 is a cross-sectional view showing the configuration of a piercing nut driving upper mold 1C according to the third embodiment. In this 3rd Embodiment, the overlapping description is abbreviate | omitted as attaching | subjecting the same code | symbol to the component which show | plays the same function as the upper metal mold | die in each above-mentioned embodiment.
この実施形態に係る上金型1Cは、パンチプレスにおけるパンチホルダ3に回転自在に支持された回転スリーブ83に上下動自在に支持されている。すなわち、前記回転スリーブ83は、複数の軸受85を介して前記パンチホルダ3に回転自在に支持されている。そして、回転スリーブ83の上部には、ウォームホィール87が備えられており、このウォームホィール87には、サーボモータによって制御回転されるウォームギア(図示省略)が噛合してある。なお、パンチホルダ3に回転スリーブ83を回転自在に備えることは既によく知られている(例えば、特開平11−285746号公報、特開2007−75889号公報参照)ので、前記回転スリーブ83を回転するための構成についての詳細な説明は省略する。
The upper mold 1C according to this embodiment is supported by a
前記上金型1Cは、前記回転スリーブ83に上下動自在に嵌入したパンチボディ89を備えており、このパンチボディ89に形成した上下方向のキー溝89Kには、回転スリーブ83に備えたキー91が相対的に上下動自在に係合してある。したがって、パンチボディ89は、回転スリーブ83と一体的に回転するように上下動自在に嵌合してある。
The upper mold 1C is provided with a
前記パンチボディ89を上下動するために、前記パンチホルダ3の上面には、リフタースプリング93を介して筒状のパンチリフタ95が上下動自在に支持されており、かつリフタースプリング93によって常に上方向へ付勢支持されている。そして、このパンチリフタ95内には、軸受97を介して前記パンチボディ89の上部に相対的に回転自在に備えたボディホルダ99が支持されている。換言すれば、前記パンチボディ89は、前記ボディホルダ99の下側に回転自在に備えられているものである。
In order to move the
前記ボディホルダ99は、ボルト101A、キー101Bなどからなる適宜の固定具101を介して前記パンチリフタ95内に一体的に固定してある。前記ボディホルダ99の中央部には、中空軸103がキー105を介して一体的に固定してある。前記中空軸103は、前記パンチボディ89の中央部を上下方向に貫通してあり、この中空軸103内には、下端部にパンチチップ49を備えたパンチ11が上下動自在に貫通してある。
The
前記パンチ11の上端部には、パンチプレスにおけるストライカ51によって打圧されるパンチヘッド13が備えられている。このパンチヘッド13は、パンチヘッド13と前記ボディホルダ99との間に弾装した複数の復帰スプリング106によって常に上方向へ押圧付勢されている。そして、前記パンチヘッド13の上昇位置は、ボルト等のごときストッパ部材107によって規制されている。したがって、前記パンチ11は、ストライカ51によって打圧されることによって下降し、復帰スプリング106によって元の上昇位置に復帰されるものである。
A
前記パンチボディ89には、前述した実施形態と同様に、ピアスナット25を重ねた状態で収容する複数の穴(ピアスナット収容部)21が同一円(パンチボディ89の軸心を中心とした円)上に等ピッチにて備えられている。そして、前記パンチボディ89の下部には、下面カバー109が備えられている。この下面カバー109は、前記パンチボディ89の下端外周面に嵌合してあって、パンチボディ89の下端外周面に形成した周溝89Gに係止されたピンなどの係止片111を介して着脱可能に備えられている。
In the
前記下面カバー109の中央部には、前記実施形態と同様に、ブッシュ47が備えられており、このブッシュ47の上面には、ナット保持部材45が備えられている。また、前記下面カバー109の内側であって前記パンチボディ89の下端面との間にはリング状の内歯歯車113がピン115(図12参照)を介して一体的に取付けてある。この内歯歯車113内には、前記ナット支持プレート73と同形状のナット支持プレート117(図13参照)が相対的に回動可能に配置してある。
A
そして、このナット支持部材117の偏心した位置に形成した円形状の切欠部117C内には、ナット搬送プレートとしての遊星ギア119が回転自在に配置してある。なお、前記ナット支持プレート117、遊星ギア119が円滑に回転するように、下面カバー109と前記ナット支持部材117、遊星ギア119との間には、摩擦係数の小さなフッ素樹脂板などのごとき滑りプレート121が介在してある。
A
前記遊星ギア119は前記内歯歯車113に相対的に転動自在に噛合してある。この遊星ギア119は、前記遊星ギア27Aと同様に、パンチボディ89に備えた各穴21からピアスナット25の供給を受けて、前記パンチチップ49の下方位置へ搬送する作用をなすもので、複数のナット受容穴35が等ピッチで備えられている。上記遊星ギア119の中心には係合孔123が形成してあり、この係合孔123には、前記中空軸103の下面に備えた軸125(図10参照)が相対的に回転自在に嵌入してある。
The
前記パンチ11と、前記パンチボディ89に備えた穴21と、前記ナット支持プレート117と、前記遊星ギア119に備えたナット受容穴35及び軸125等の平面的な位置関係を示すと、図14に示すとおりである。図14から理解されるように、前記回転スリーブ83の回転によってパンチボディ89が回転されると、パンチボディ89に備えた複数の穴21を等ピッチに配置した仮想円127Aと、遊星ギア119において複数のナット受容穴35を配置した仮想円127Bは一箇所において接触するものである。
FIG. 14 shows a planar positional relationship among the
したがって、前記パンチボディ89を所定角度回転し、このパンチボディ89の回転に対応して遊星ギア119を、内歯歯車113に対して相対的に転動(公転)すると(遊星ギア119は、軸125を中心として定位置で回転する)、パンチボディ89に備えた穴21と前記ナット受容穴35とが上下方向に一致し、穴21からナット受容穴35へピアスナット25が供給されるものである。そして、ピアスナット25を受け入れたナット受容穴35がパンチチップ49の下側に位置決めされると、ストライカ51によってパンチヘッド13が打圧され、前記パンチチップ49の下側に位置決めされたピアスナット25は、ワークWに打込まれるものである。
Accordingly, the
以上のごとき説明から理解されるように、本実施形態によれば、回転スリーブ83の回転はサーボモータによって制御されるものである。したがって、パンチボディ89に備えた所望の穴21と遊星ギア119に備えた所望のナット受容穴35とが上下に一致した状態に位置決めすること、及びピアスナット25を受容したナット受容穴35をパンチチップ49の下側に位置決めすることを容易に行い得るものである。
As understood from the above description, according to the present embodiment, the rotation of the
なお、上記実施形態によれば、パンチプレスにおいて、サーボモータによって回転位置決めされる回転スリーブ83内に上金型1Cを上下動自在に装着するものであるから、上金型1Cには、当該上金型1Cを回転するための構成やアクチュエータが不要であり、上金型1Cの構成の簡素化を図ることができるものである。
According to the above embodiment, in the punch press, the upper mold 1C is mounted in the
以上のごとき実施形態の説明から理解されるように、本発明の実施形態に係るピアスナット打込み上金型によれば、ストライカ51の上下ストロークの短いパンチプレスに対しても容易に適用することができると共に、上金型の上下寸法を小さく抑制することができるものである。
As can be understood from the above description of the embodiment, the pierce nut driving upper die according to the embodiment of the present invention can be easily applied to a punch press having a short vertical stroke of the
なお、本発明は、前述したごとき実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、その他の形態で実施可能なものである。すなわち、前記アクチュエータ57を、小型モータとすることも可能である。
The present invention is not limited to the embodiment as described above, and can be implemented in other forms by making appropriate modifications. That is, the
1,1B,1C ピアスナット打込み上金型
3 パンチホルダ(上部タレット)
5 パンチボディ
11 パンチ
13 パンチヘッド
19 回転軸
21 穴(ピアスナット収容部)
25 ピアスナット(カシメナット)
27 ナット搬送プレート
27A ナット搬送プレート(遊星ギア)
29 下面カバー
33 ナット支持プレート
35 ナット受容穴
37 係合孔
39 係合ピン
41 回転伝達部材
43 貫通穴
45 ナット保持部材
49 パンチチップ
51 ストライカ
57 アクチュエータ
61 間欠回転機構
63 ラック
65 ピニオン
67 回転伝達部材
69 ワンウエイクラッチ
71 内歯歯車
73 ナット支持プレート
77 中空回転軸
83 回転スリーブ
89 パンチボディ
99 ボディホルダ
103 中空軸
109 下面カバー
113 内歯歯車
117 ナット支持プレート
119 遊星ギア(ナット搬送プレート)
1,1B, 1C Pierce nut driving
5
25 Pierced nuts (caulking nuts)
27
29
Claims (5)
The pierce nut driving upper die according to claim 4, wherein the nut conveying plate is constituted by a rotatable planetary gear provided with a nut receiving hole for receiving a pierce nut supplied from the pierce nut housing portion. The planetary gear is a pierce nut driving upper die which is reciprocally meshed with an internal gear provided at a lower portion of the punch body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015113038A JP2016221657A (en) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | Piercing nut driving upper die |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015113038A JP2016221657A (en) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | Piercing nut driving upper die |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016221657A true JP2016221657A (en) | 2016-12-28 |
Family
ID=57745333
Family Applications (1)
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JP2015113038A Pending JP2016221657A (en) | 2015-06-03 | 2015-06-03 | Piercing nut driving upper die |
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JP (1) | JP2016221657A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111702074A (en) * | 2020-08-04 | 2020-09-25 | 河南三元光电科技有限公司 | Mechanism for continuously punching peripheral surface of thin-wall basin-shaped workpiece |
CN111702073A (en) * | 2020-08-03 | 2020-09-25 | 河南泰元电子电器有限公司 | Positioning driving auxiliary device for continuous punching of peripheral surface of thin-wall basin-shaped workpiece |
-
2015
- 2015-06-03 JP JP2015113038A patent/JP2016221657A/en active Pending
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