JP2016215866A - Cooling device for vehicle - Google Patents
Cooling device for vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016215866A JP2016215866A JP2015103787A JP2015103787A JP2016215866A JP 2016215866 A JP2016215866 A JP 2016215866A JP 2015103787 A JP2015103787 A JP 2015103787A JP 2015103787 A JP2015103787 A JP 2015103787A JP 2016215866 A JP2016215866 A JP 2016215866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- air
- vehicle
- cooling device
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車両用冷却装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle cooling device.
従来より、車両のエンジンを冷却する冷却水はラジエータにて冷却されており、車両の空調装置の冷媒はコンデンサにて冷却されている。そしてラジエータやコンデンサは、通常、車両の走行時に車両前方から取り入れた空気流にて冷却されるように配置されている。 Conventionally, cooling water for cooling a vehicle engine is cooled by a radiator, and a refrigerant of a vehicle air conditioner is cooled by a condenser. The radiator and the condenser are usually arranged to be cooled by an air flow taken from the front of the vehicle when the vehicle is running.
しかし、渋滞によって走行による空気流が不足する場合等を考慮して、一般的には、ラジエータやコンデンサの背面には、走行による空気流と同一方向の空気流を発生可能な冷却ファンが設けられている。そして、当該冷却ファンの空気流を効率よく利用するためにファンシュラウドが設けられ、当該ファンシュラウドにラジエータ、コンデンサ、冷却ファン等が収容されている(例えば、特許文献1参照)。 However, considering the case where the airflow due to traveling is insufficient due to traffic congestion, etc., a cooling fan that can generate an airflow in the same direction as the airflow due to traveling is generally provided on the back of the radiator or condenser. ing. A fan shroud is provided to efficiently use the air flow of the cooling fan, and a radiator, a condenser, a cooling fan, and the like are accommodated in the fan shroud (see, for example, Patent Document 1).
上記特許文献1に記載された冷却装置は、車両が停車している場合でも、冷却ファンによる送風によりラジエータやコンデンサが冷却される。また、車両の走行時には、更に、車両前方から取り入れた車速風によってラジエータやコンデンサが冷却され、冷却装置の冷却性能が向上するようになっている。
In the cooling device described in
ところが、上記冷却装置は、冷却ファン等を収容しているファンシュラウドが抵抗となってしまうため、車両の走行速度が高速になるほど冷却装置の車両後方側の背圧が増加してしまい、ラジエータやコンデンサへの冷却用空気の取り込み量が低下してしまうといった問題がある。このように、ラジエータやコンデンサへの冷却用空気の取り込み量が低下すると、ラジエータやコンデンサの冷却能力が低下してしまう。 However, since the fan shroud containing the cooling fan or the like becomes a resistance in the cooling device, the back pressure on the rear side of the cooling device increases as the traveling speed of the vehicle increases. There is a problem that the amount of cooling air taken into the condenser is reduced. As described above, when the amount of cooling air taken into the radiator or the condenser is lowered, the cooling ability of the radiator or the condenser is lowered.
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両の走行時における空気の取り込み量の低下を抑制することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to suppress a decrease in the amount of air taken in when the vehicle is traveling.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、通過する空気と熱媒体の熱交換を行う熱交換コア部を有する熱交換器(20)と、熱交換器より車両後方側に配置され、熱交換器を通過した空気を空気取込口(23a)より取り込んで空気取出口(23b)より排出する筒状のダクト(23)と、を備え、ダクトは、空気取出口に近付くにつれて次第に径が変化する管径変化部(232)を有し、該管径変化部によりダクト内を通過した空気に渦が生じてダクトより車両後方側が負圧となるよう構成されていることを特徴としている。
In order to achieve the above object, the invention according to
このような構成によれば、熱交換器より車両後方側に、熱交換器を通過した空気を空気取込口(23a)より取り込んで空気取出口(23b)より排出する筒状のダクト(23)を備え、ダクトは、空気取出口に近付くにつれて次第に径が変化する管径変化部(232)を有し、該管径変化部によりダクト内を通過した空気に渦が生じてダクトより車両後方側が負圧となるよう構成されているので、この負圧により熱交換器を通過する空気流量の増加が促進され、車両の走行時における冷却用空気の取り込み量の低下を抑制することができる。 According to such a structure, the cylindrical duct (23 which takes in the air which passed the heat exchanger from the air intake port (23a) and discharges it from the air intake port (23b) to the vehicle rear side from the heat exchanger. ), And the duct has a tube diameter changing portion (232) whose diameter gradually changes as it approaches the air outlet, and the tube diameter changing portion causes a vortex to occur in the air that has passed through the duct, and the rear of the duct from the duct. Since the negative pressure is configured on the side, an increase in the flow rate of air passing through the heat exchanger is promoted by the negative pressure, and a decrease in the intake amount of cooling air when the vehicle is running can be suppressed.
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in this column and the claim shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
本発明の一実施形態に係る車両用冷却装置の構成について図1〜図4を参照して説明する。図1は、本車両用冷却装置2を搭載した自動車(車両)の前端部を示した図である。図1において上下の矢印は、車両用空調ユニット10が車両に搭載された車両搭載状態での向きを示す。すなわち、図1の両端矢印は車両上下を示している。また、図1において左矢印は、車両進行方向(車両前方)を示しており、図1において右矢印は、車両後方を示している。
A configuration of a vehicle cooling device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a view showing a front end portion of an automobile (vehicle) on which the
本冷却装置2は、自動車のエンジンルーム内に搭載されている。エンジンルームは、自動車のボデーで周囲を囲まれて、エンジン(図示せず)等の主要の走行用駆動源が収納される空間である。
The
自動車のフロントグリル71には、フロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73等が設けられている。フロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73は、それぞれフロントグリル71において車両進行方向前側に開口するように形成されている。自動車の走行に伴う車速風がフロントグリル開口部72およびフォグランプグリル開口部73から車両のエンジンルーム内に取り込まれるようになっている。本冷却装置2は、フロントグリル開口部72に対して車両進行方向後側に配置されている。
The
図2は、自動車に搭載された冷却装置2の構成を示した図である。本冷却装置2は、熱交換器20、ダクト23および送風ファン24から構成されている。また、熱交換器20は、コンデンサ21およびラジエータ22から構成されている。
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of the
コンデンサ21は、図示しない車両用冷凍サイクル(空調装置)に用いられる冷媒を冷却する凝縮器である。コンデンサ21は、冷媒が流通する複数本のチューブ及びフィン(いずれも図示せず)を備えて冷媒と空気とを熱交換させるコンデンサコア部211と、コンデンサコア部211の両端に設けられ、冷媒が流出入するコンデンサタンク212とを備えている。コンデンサ21は、コンデンサコア部211のチューブ内を流通する冷媒とコンデンサコア部211のチューブの間を通過する空気とを熱交換させて冷媒を冷却するようになっている。
The capacitor |
ラジエータ22は、エンジン(図示せず)を冷却する冷却水(液体)を冷却するものである。ラジエータ22は、冷却水が流通する複数本のチューブからなるラジエータコア221、ラジエータコア221の上部に配設されてチューブに連通するラジエータ上部タンク222、ラジエータコア221の下部に配設されてチューブに連通するラジエータ下部タンク223等から構成されている。コンデンサ21は、ラジエータコア221のチューブ内を流通する冷却水とラジエータコア221のチューブの間を通過する空気とを熱交換させて冷却水を冷却する。
The
コンデンサコア部211およびラジエータコア221は、通過する空気と熱媒体の熱交換を行う熱交換コア部である。すなわち、コンデンサ21およびラジエータ22は、通過する空気と熱媒体の熱交換を行う熱交換コア部を有する熱交換器20である。
The
コンデンサ21およびラジエータ22は、自動車の走行風(冷却用空気)が空気通過部(コンデンサコア部211およびラジエータコア221)を通過するようフロントグリル開口部72に対して車両進行方向後側に配置されている。
The
ラジエータ22の車両進行方向後側には、筒状のダクト23および送風ファン24が設けられている。すなわち、ダクト23および送風ファン24は、熱交換器20の周囲を車両ボデーに囲まれた車両空間において、車両前方から見て、熱交換器20より車両後方側に配置されている。
A
ダクト23は、図3に示すように、熱交換器20を通過した冷却用空気を取り込む空気取込口23aと、この空気取込口23aより取り込んだ冷却用空気を排出する空気取出口23bを有している。なお、図3では、送風ファン24を省略して示してある。
As shown in FIG. 3, the
ダクト23は、図4に示すように、円筒形状をなす円筒部231と、空気取出口23bに近付くにつれて次第に管径が変化する管径変化部232と、を有している。円筒部231および管径変化部232は樹脂により一体成型されている。なお、本冷却装置2におけるダクト23は、渦の発生を積極的に起こすことにより風の取込量を促進する風レンズと呼ばれる技術を応用したものである。
As shown in FIG. 4, the
本実施形態のダクト23の管径変化部232は、空気取出口23bに近付くにつれて管径が小さくなるよう構成されている。すなわち、管径変化部232は、空気取出口23bに近付くにつれて窄まった形状をなしている。
The tube
また、ダクト23は、管径変化部232の空気取出口23bにおける開口縁部の接線が円筒部231の軸線に対して傾斜している。より具体的には、ダクト23は、管径変化部232の空気取出口23bにおける開口縁部の接線が円筒部231の軸線と垂直に交わるよう形成されている。
In the
また、ダクト23は、該ダクト23の空気取出口23b側からダクト23を見て、熱交換器20の熱交換コア部(コンデンサコア部211およびラジエータコア221)の外形より内側に収まるよう配置されている。すなわち、ダクト23は、空気取出口23b側からダクト23を見て、ダクト23の外形より外周側で、かつ、熱交換器20の熱交換コア部(コンデンサコア部211およびラジエータコア221)の外形より内側の領域に、空気通過部を通過した空気が流れる流路が確保されるよう設けられている。
Further, the
送風ファン24は、図示しない空調制御装置から出力される制御電圧によって稼働率、すなわち、回転数(送風空気量)が制御される電動式送風機である。送風ファン24は、ダクト23内に配置されている。送風ファン24は、空気取込口23aより取り込んだ冷却用空気を前記空気取出口側へ送風する。
The
コンデンサ21およびラジエータ22は、自動車のエンジンルーム内に設けられた支持パネル76に固定されている。ダクト23は、固定部材234によりラジエータ22に組み付け固定されている。具体的には、ダクト23は、ダクト23の空気取込口23aとラジエータ22とが接触するようラジエータ22に組み付け固定されている。また、送風ファン24は、図示しないステー(支持部材)を介してダクト23の内面に固定されている。
The
次に、本冷却装置2の作動について図5を参照して説明する。
Next, the operation of the
まず、送風ファン24が作動を開始すると、図5中矢印B1に示すように、車両前方側からフロントグリル71のグリル開口部72を通してエンジンルーム内に冷却用空気として外気が流入する。更に、自動車が走行を開始すると、車両前方側からフロントグリル71のグリル開口部72を通してエンジンルーム内に走行風が流入する。
First, when the
エンジンルーム内に流入した冷却用空気は、熱交換器20を通過した後、ダクト23の空気取込口23aに取り込まれてダクト23の内周側を通過する空気と、ダクト23の外周側を通過する空気に分かれる。
The cooling air flowing into the engine room passes through the
ここで、ダクト23の空気取込口23aに取り込まれた冷却用空気は、ダクト23の円筒部231を通った後、ダクト23の管径変化部232を通って空気取出口23bから排出される。なお、ダクト23の管径変化部232は、空気取出口23bに近付くにつれて次第に管径が小さくなっている。このため、管径変化部232の内面に沿って流れる空気は次第に管径変化部232の中心軸方向に向きが変わり、空気取出口23bに到達するとダクト23の内面から剥離する。この剥離により、図5中矢印Dに示すように、ダクト23を通過した空気に渦(剥離渦)が生じてダクト23の管径変化部232より車両後方側の領域が負圧となる。このようにダクト23の管径変化部232より車両後方側の領域が負圧になると、この負圧となった領域に、ダクト23の外側から熱交換コア部(コンデンサコア部211およびラジエータコア221)を通過した空気が引き込まれ、熱交換器20を通過する空気の流量が増加する。このように、ダクト23を備えたことにより熱交換器20を通過する空気の流量が促進される。
Here, the cooling air taken into the
以上説明したように、本冷却装置2は、熱交換器20を通過した空気を空気取込口23aより取り込んで空気取出口23bより排出する筒状のダクト23を備え、ダクト23は、空気取出口23bに近付くにつれて次第に径が変化する管径変化部232を有し、該管径変化部232によりダクト23内を通過した空気に渦が生じてダクト23より車両後方側が負圧となるよう構成されているので、この負圧により熱交換器20を通過する空気流量の増加が促進され、車両の走行時における冷却用空気の取り込み量の低下を抑制することができる。
As described above, the
また、管径変化部232は、空気取出口23bに近付くにつれて管径が小さくなるよう構成することができる。
Moreover, the pipe
また、ダクト23は、空気取出口23b側からダクト23を見て、ダクト23の外形より外周側で、かつ、熱交換器20の熱交換コア部の外形より内側の領域に、熱交換コア部を通過した前記空気が流れる流路が確保されるよう配置されているので、熱交換コア部を通過した空気をダクト23の外周側を通過させてダクト23より車両後方側へ導くことができる。
Further, the
また、ダクト23の内側に、空気取込口23aより取り込まれた空気を空気取出口23b側へ送風する送風ファン24を備えることもできる。
Moreover, the
ここで、冷却装置2の車速風の流速と放熱量について図6を参照して説明する。図6は、冷却装置より車両進行方向後側に燃料電池30を配置したときの燃料電池30の発熱量と冷却装置2の放熱量の特性を示した図である。図6中の符号C1は、図7(a)に示す比較例の冷却装置の放熱量(試算値)を示しており、図6中の符号C2は、図8(a)に示す本実施形態の冷却装置2の放熱量(試算値)を示している。なお、図7(a)、図8(a)において、各冷却装置と燃料電池30の距離は100ミリメートルとなっている。また、図7(a)、図8(a)に示されている各送風ファンは一定の回転数で動作しているものとする。また、図6中の符号E1は、図7(a)、図7(a)中に示されている燃料電池30の発熱量(試算値)を示している。図6中の符号E1に示すように、燃料電池30の発熱量は、車速風が速くなるにつれて二次曲線的に増大する。
Here, the flow velocity of the vehicle speed wind and the heat radiation amount of the
図7(a)に示した比較例の冷却装置は、熱交換器20と、送風ファン24と、この送風ファン24を覆うシュラウド50を備えた構成となっている。なお、特許文献1に記載された装置と同様に、シュラウド50に、熱交換器20および送風ファン24等が収納される構成となっている。このため、車両の走行時にファンシュラウドが抵抗となり、冷却装置の車両後方側の背圧が増加する構成となっている。また、図7(b)は、図7(a)中のF−F線の沿った圧力(気圧)分布を示している。
The cooling device of the comparative example shown in FIG. 7A includes a
図7(b)に示されるように、比較例の冷却装置は、図7(a)中のF−F線の沿った気圧において、送風ファン24の中央部分の気圧が最も低く、送風ファン24の中央部分から遠ざかるにつれて気圧は徐々に上昇している。
As shown in FIG. 7B, the cooling device of the comparative example has the lowest air pressure in the central portion of the
一方、図8(a)に示した本実施形態の冷却装置2は、熱交換器20の車両進行方向後側に送風ファン24が設けられ、更に、この送風ファン24の車両進行方向後側に筒状のダクト23が設けられている。また、図8(b)は、図8(a)中のF−F線の沿った圧力(気圧)分布を示している。
On the other hand, the
図8(b)に示されるように、本実施形態の冷却装置2は、図8(a)中のF−F線の沿った気圧において、送風ファン24の中央部分の気圧が最も低く、送風ファン24の中央部分から遠ざかるにつれて気圧は上昇している。ただし、図8(b)中の領域Gに示すように、ダクト23の管径変化部232より車両後方側の部分に、負圧側に若干膨らむ領域が確認できる。この領域は、ダクト23の管径変化部232により生じた渦によって生成されたものである。この領域に、ダクト23の外側から熱交換コア部(コンデンサコア部211およびラジエータコア221)を通過した空気が引き込まれ、熱交換器20を通過する空気の流量が促進される。
As shown in FIG. 8B, the
(A)自動車の速度(すなわち、車速風の流速)が遅い場合
図6に示すように、自動車の速度(すなわち、車速風の流速)が遅い場合、図6中の符号C1に示される比較例の冷却装置の放熱量よりも、符号C2に示される本実施形態の冷却装置2の放熱量の方が大きくなっている。ただし、比較例の冷却装置の放熱量と、本実施形態の冷却装置2の放熱量の差は比較的小さい。また、燃料電池30の発熱量は、比較例の冷却装置の放熱量と本実施形態の冷却装置2の放熱量のいずれよりも小さくなっている。このため、比較例の冷却装置および本実施形態の冷却装置2の冷却能力で燃料電池30を十分に冷却することが可能である。
(A) When the speed of the automobile (that is, the flow speed of the vehicle speed wind) is slow As shown in FIG. 6, when the speed of the automobile (that is, the flow speed of the vehicle speed wind) is slow, the comparative example indicated by the reference C1 in FIG. The heat radiation amount of the
(B)自動車の速度(すなわち、車速風の流速)が速い場合
自動車の速度(すなわち、車速風の流速)が速くなると、図6中の符号C1に示される比較例の冷却装置の放熱量よりも、符号C2に示される本実施形態の冷却装置2の放熱量の方が大きくなる。また、車速風の流速が速くなるほど、本実施形態の冷却装置2の放熱量と比較例の冷却装置の放熱量の差は次第に大きくなる。
(B) When the speed of the automobile (that is, the flow speed of the vehicle speed wind) is high When the speed of the automobile (that is, the flow speed of the vehicle speed wind) increases, the heat dissipation amount of the cooling device of the comparative example indicated by the reference C1 in FIG. In addition, the heat radiation amount of the
ここで、本実施形態の冷却装置2の放熱量は、車速風が35メートル/秒未満の場合、燃料電池30の発熱量よりも大きくなっている。すなわち、本実施形態の冷却装置2の冷却能力で燃料電池30を十分に冷却することが可能である。
Here, the heat release amount of the
しかし、比較例の冷却装置の放熱量は、車速風が35メートル/秒の場合、燃料電池30の発熱量よりも大きくなくなる。すなわち、比較例の冷却装置の冷却能力では燃料電池30を十分に冷却することができなくなる。
However, the heat release amount of the cooling device of the comparative example is not greater than the heat generation amount of the
上記したように、本実施形態の冷却装置2は、冷却装置2の車両後方側に被冷却対象を配置した構成においても被冷却対象に対する高い冷却性能を得ることができる。
As described above, the
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
(Other embodiments)
The present invention is not limited to the above embodiment, and can be implemented in various forms based on the gist of the present invention.
(1)上記実施形態では、ダクト23の空気取込口23aとラジエータ22とが接触するようダクト23をラジエータ22に組み付け固定するようにしたが、例えば、ラジエータ22とダクト23の接触部の気密性を確保するとともに、ラジエータ22におけるダクト23との接触面に傷等が付かないようにするため、ダクト23の空気取込口23aとラジエータ22との間にシール部材を設けるようにしてもよい。このようなシール部材は、例えば、ウレタン等を用いて構成することができる。
(1) In the above embodiment, the
(2)上記実施形態の冷却装置2は、コンデンサ21およびラジエータ22から構成された熱交換器20を冷却するよう構成されているが、コンデンサ21およびラジエータ22のいずれか一方を冷却するよう構成してもよい。また、コンデンサ21およびラジエータ22以外の熱交換器、例えば、燃料電池を冷却する冷却水を冷却するラジエータを熱交換器20として冷却するよう構成することもできる。
(2) Although the
(3)上記実施形態では、空気取出口23bに近付くにつれてダクト23の管径変化部232の管径が小さくなるよう構成したが、空気取出口23bに近付くにつれてダクト23の管径変化部232の管径が大きくなるよう構成しても、ダクト23を通過した空気に渦が生じてダクト23より車両後方側が負圧となり、熱交換器20を通過する空気流量の増加を促進することができる。
(3) In the above embodiment, the tube diameter of the tube
(4)上記実施形態では、ダクト23の内側を通過する空気の通路断面が円形となっているが、必ずしも円形でなくてもよく、例えば、ダクト23の内側を通過する空気の通路断面が楕円となっていてもよい。
(4) In the above embodiment, the cross section of the air passage that passes through the inside of the
(5)上記実施形態では、ダクト23内に送風ファン24を備えたが、必ずしも送風ファン24を備える必要はない。送風ファン24を備えなくても、車両の走行時における空気の取り込み量の低下を抑制するという効果を得ることができる。
(5) In the said embodiment, although the
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。 In addition, this invention is not limited to above-described embodiment, In the range described in the claim, it can change suitably. In each of the above-described embodiments, it is needless to say that elements constituting the embodiment are not necessarily essential unless explicitly stated as essential and clearly considered essential in principle. Yes. Further, in each of the above embodiments, when numerical values such as the number, numerical value, quantity, range, etc. of the constituent elements of the embodiment are mentioned, it is clearly limited to a specific number when clearly indicated as essential and in principle. The number is not limited to the specific number except for the case. In each of the above embodiments, when referring to the material, shape, positional relationship, etc. of the constituent elements, etc., unless otherwise specified, or in principle limited to a specific material, shape, positional relationship, etc. The material, shape, positional relationship, etc. are not limited.
20 熱交換器
21 コンデンサ
22 ラジエータ
23 ダクト
23a 空気取込口
23b 空気取出口
231 円筒部
232 管径変化部
24 送風ファン
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記熱交換器より前記車両後方側に配置され、前記熱交換器を通過した前記空気を空気取込口(23a)より取り込んで空気取出口(23b)より排出する筒状のダクト(23)と、を備え、
前記ダクトは、前記空気取出口に近付くにつれて次第に径が変化する管径変化部(232)を有し、該管径変化部により前記ダクト内を通過した前記空気に渦が生じて前記ダクトより車両後方側が負圧となるよう構成されていることを特徴とする車両用冷却装置。 A heat exchanger (20) that is mounted on a vehicle and has a heat exchange core portion that exchanges heat between air passing through and the heat medium;
A cylindrical duct (23) disposed on the rear side of the vehicle from the heat exchanger and taking in the air that has passed through the heat exchanger from an air intake port (23a) and discharging it from an air intake port (23b); With
The duct has a tube diameter changing portion (232) whose diameter gradually changes as it approaches the air outlet, and the tube diameter changing portion causes a vortex to occur in the air that has passed through the duct, so that the vehicle is driven from the duct. A vehicular cooling device, characterized in that the rear side is under negative pressure.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015103787A JP2016215866A (en) | 2015-05-21 | 2015-05-21 | Cooling device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015103787A JP2016215866A (en) | 2015-05-21 | 2015-05-21 | Cooling device for vehicle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016215866A true JP2016215866A (en) | 2016-12-22 |
Family
ID=57577823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015103787A Pending JP2016215866A (en) | 2015-05-21 | 2015-05-21 | Cooling device for vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016215866A (en) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10329755A (en) * | 1997-05-29 | 1998-12-15 | Aisin Seiki Co Ltd | Vehicle front end module structure |
JP2002213343A (en) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Sangaku Renkei Kiko Kyushu:Kk | Wind speed-up device and wind power generator using the same |
JP2003328922A (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-19 | Sangaku Renkei Kiko Kyushu:Kk | Wind speed-up device and wind power generator using the same |
JP2009068482A (en) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Kunio Yagi | Wind power generation hybrid car |
JP2010132182A (en) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Heat exchange module for vehicle and vehicle having the same |
-
2015
- 2015-05-21 JP JP2015103787A patent/JP2016215866A/en active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10329755A (en) * | 1997-05-29 | 1998-12-15 | Aisin Seiki Co Ltd | Vehicle front end module structure |
JP2002213343A (en) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Sangaku Renkei Kiko Kyushu:Kk | Wind speed-up device and wind power generator using the same |
JP2003328922A (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-19 | Sangaku Renkei Kiko Kyushu:Kk | Wind speed-up device and wind power generator using the same |
JP2009068482A (en) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Kunio Yagi | Wind power generation hybrid car |
JP2010132182A (en) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Heat exchange module for vehicle and vehicle having the same |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
田畑創一朗,平谷文人,古川雅人: ""半開放形ターボ機械羽根車の空力設計における軸対称粘性子午線流れのモデル化"", 日本機械学会九州支部講演論文集, vol. No.088-1, JPN6018019032, 19 March 2008 (2008-03-19), JP, pages 75 - 76 * |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4179088B2 (en) | Vehicle cooling system | |
WO2017098765A1 (en) | Cooling device | |
JP5216613B2 (en) | Vehicle cooling system | |
JP4557738B2 (en) | Fuel cell vehicle cooling system | |
WO2017170029A1 (en) | Fan shroud for cooling fan device | |
CN105799496B (en) | Vehicle fan shroud | |
JP2012001060A (en) | Heat exchanger for vehicle | |
US20090129918A1 (en) | Blower unit | |
WO2014103702A1 (en) | Propeller fan, air blowing equipment, outdoor unit | |
JP5240239B2 (en) | Outdoor unit of refrigeration cycle equipment | |
KR102067674B1 (en) | Roof type Air Conditioning Apparatus for Motor Vehicle | |
WO2020162096A1 (en) | Heat exchanger | |
JPWO2017068725A1 (en) | Air conditioner indoor unit | |
JP2005163758A (en) | Heat exchange device | |
JP2009113775A (en) | Vehicular cooling device | |
JP2005059807A (en) | Air conditioner for vehicle | |
JP2016215866A (en) | Cooling device for vehicle | |
JP6358170B2 (en) | Vehicle cooling system | |
JP6382788B2 (en) | Cooling system | |
JP6382787B2 (en) | Cooling system | |
JP2007290465A (en) | Vehicle front end structure | |
US11780321B2 (en) | Cooling module for an electric motor vehicle, comprising a tangential-flow turbomachine | |
JP2009012748A (en) | Vehicular air-conditioner | |
JP2017132315A (en) | Cool air unit | |
KR20210058934A (en) | Automotive heat exchanger module |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181120 |