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JP2016212284A - 採点ルールの適用対象指定プログラム、正誤判定ルール設定プログラム、採点ルールの適用対象指定方法、正誤判定ルール設定方法、適用対象指定装置および正誤判定ルール設定装置 - Google Patents

採点ルールの適用対象指定プログラム、正誤判定ルール設定プログラム、採点ルールの適用対象指定方法、正誤判定ルール設定方法、適用対象指定装置および正誤判定ルール設定装置 Download PDF

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JP2016212284A
JP2016212284A JP2015096503A JP2015096503A JP2016212284A JP 2016212284 A JP2016212284 A JP 2016212284A JP 2015096503 A JP2015096503 A JP 2015096503A JP 2015096503 A JP2015096503 A JP 2015096503A JP 2016212284 A JP2016212284 A JP 2016212284A
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伸一 田代
正則 磯邉
Masanori Isobe
正則 磯邉
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Shintaro Kida
慎太郎 木田
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愛子 古家後
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Abstract

【課題】紙媒体からの電子端末向けの問題の作成や、係る問題に対する採点処理、得点の管理を支援すること。
【解決手段】採点支援装置100の受付部162は、画像データ中の一若しくは複数の解答領域の指定を受け付け、受け付けた順に、一若しくは複数の解答領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて正解テーブル151に登録する処理を実行する。また、採点支援装置100の採点処理部163は、解答が入力された画像データと正解テーブル151とを基にして、採点処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、採点ルールの適用対象指定プログラム等に関する。
従来、採点を行う場合において、講師は、生徒が解答した問題用紙を回収し、問題用紙の一つ一つの設問について生徒が正しい解答をしているか否かを確認することで、生徒1人1人について採点を行っている。このため、生徒の人数や問題の数が多くなると、講師に係る負担が大きいものとなるため、採点を自動化する試みがなされている。例えば、講師の採点作業を円滑に行うために、解答用紙に代えてマークシート等を用いたマーク読み取りによる採点処理システムが利用されている。
特開2010−101970号公報 特開平6−266278号公報 特開平3−164885号公報 特開2007−48217号公報
しかしながら、上述した従来技術では、紙媒体からの電子端末向けの問題の作成や、係る問題に対する採点処理、得点の管理を支援することができないという問題がある。
従来技術のように、マークシートを用いる採点処理システムでは、講師等が使用する紙媒体を用いた試験を行えず、設問も選択式の問題に限られ、講師の要望に応える試験を実施することができない。例えば、マークシートを用いると、生徒をある程度所定の解答に誘導してしまうため、生徒の学力を評価しづらい。
1つの側面では、本発明は、紙媒体からの電子端末向けの問題の作成や、係る問題に対する採点処理、得点の管理を支援することができる採点ルールの適用対象指定プログラム等を提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータに、下記の処理を実行させる。コンピュータは、画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付ける。コンピュータは、受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する。
紙媒体の問題からの電子端末向けの問題の生成、及び各生徒の解答の採点処理、得点の管理を支援することを可能にする。
図1は、本実施例1に係る採点支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、本実施例1に係る正解テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、解答が入力される前の画像データの一例を示す図である。 図4は、本実施例1に係る受付部の処理を説明するための図である。 図5は、解答が入力された後の画像データの一例を示す図である。 図6は、本実施例1に係る採点処理部の処理を説明するための図である。 図7は、本実施例1に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、本実施例1に係る採点処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、本実施例2に係る採点支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 図10は、本実施例2に係る正解テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図11は、選択問題の解答が入力される前の画像データの一例を示す図である。 図12は、本実施例2に係る受付部の処理を説明するための図である。 図13は、選択問題の解答が入力された後の画像データの一例を示す図である。 図14は、本実施例2に係る採点処理部の処理を説明するための図である。 図15は、本実施例2に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。 図16は、本実施例2に係る採点処理の手順を示すフローチャートである。 図17は、適用対象指定プログラムまたは正誤判定ルール設定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する採点ルールの適用対象指定プログラム、正誤判定ルール設定プログラム、採点ルールの適用対象指定方法、正誤判定ルール設定方法、適用対象指定装置および正誤判定ルール設定装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例1に係る採点支援装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、この採点支援装置100は、スキャナ110、入力部120、表示部130、通信部140、記憶部150、制御部160を有する。この採点支援装置100は、適用対象指定装置の一例である。
スキャナ110は、光センサー等で問題が記載された問題用紙等の紙媒体を読み取り、かかる紙媒体の面を画像データとして取り込む装置である。以下の説明では、適宜、スキャナ110が紙媒体から取り込む画像データを、単に画像データと表記する。
入力部120は、利用者が各種の情報を採点支援装置100に入力するための入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。
表示部130は、制御部160から出力される情報を表示する表示装置である。例えば、表示部130は、ディスプレイ、タッチパネル等に対応する。
通信部140は、外部の装置とネットワークを介してデータ通信を実行する通信装置である。後述する制御部160は、通信部140を介して外部の装置とデータをやり取りする。
記憶部150は、正解テーブル151、ルール情報152を記憶する。例えば、記憶部150は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
図2は、本実施例1に係る正解テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、この正解テーブル151は、設問番号と、設問領域と、解答領域と、正解内容とを対応付ける。設問番号は、ある設問を一意に識別する情報である。設問領域は、設問番号に対応する設問の存在する画像データ上の領域を示すものである。例えば、設問領域は、設問領域の左上隅の座標と、設問領域の右下隅の座標とによって指定される。
解答領域は、設問番号に対応する設問に対して、利用者が解答する領域を示すものである。例えば、解答領域は、解答領域の左上隅の座標と、解答領域の右下隅の座標とによって指定される。正解内容は、該当する解答領域に対応する正解内容を示すものである。例えば、解答領域「(x3,y3)、(x4,y4)」に対応する正解内容は「句点」である。このため、電子データの解答領域「(x3,y3)、(x4,y4)」に「、(読点)」が入力されると、かかる解答領域については、正解となる。
採点ルール情報152は、どのような条件で、設問に対する解答を正解と判定するのかを規定した情報である。例えば、採点ルール情報152は、設問番号に対する解答領域全てに、正解内容が入力され、かつ、解答領域以外の領域について、入力がなされない場合に、設問番号の設問に対する解答を正解と判定する旨の情報を含む。また、採点ルール情報152は、設問番号に対応する解答が正解である場合の点数を規定する。
制御部160は、画像データ取得部161と、受付部162と、採点処理部163とを有する。制御部160は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部160は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
画像データ取得部161は、スキャナ110から画像データを取得する処理部である。画像データ取得部161は、画像データを、受付部162または採点処理部163に出力する。例えば、画像データ取得部161は、解答が入力される前の問題用紙の画像データを取得した場合には、かかる画像データを、受付部162に出力する。画像データ取得部161は、解答が入力された後の問題用紙の画像データを取得した場合には、かかる画像データを、採点処理部163に出力する。該当する画像データが、解答が入力される前のものであるのか、解答が入力された後のものであるかは、ユーザが入力部120を操作して、画像データ取得部161に通知しても良い。
なお、本実施例1に係る採点支援装置100では、生徒によって解答が書き込まれた紙媒体を、スキャナ110で読み取って、採点を行っても良いし、問題用紙の画像データを生徒の端末装置に表示して、解答を入力させて、採点を行っても良い。
受付部162は、画像データ中の一若しくは複数の解答領域の指定を受け付け、受け付けた順に、一若しくは複数の解答領域のそれぞれについて、設問番号を対応付けて、正解テーブル151に登録する処理部である。また、受付部162は、各解答領域に対応する正解内容を受け付け、正解テーブル151に登録する。図3は、解答が入力される前の画像データの一例を示す図である。
受付部162の処理の一例について説明する。受付部162は、例えば、図3に示す画像データ10を、表示部130に表示させ、「設問領域、解答領域、正解内容を指定してください」等のメッセージを表示させる。また、受付部162は、「設問領域指定ボタン」、「解答領域指定ボタン」、「正解内容ボタン」、「次の設問へ移行ボタン」、「終了ボタン」等を合わせて表示させても良い。
図4は、本実施例1に係る受付部の処理を説明するための図である。例えば、講師等のユーザは、入力部120を操作して、設問領域20aを指定し、設問領域指定ボタン1aを押下する。そうすると、受付部162は、ユニークな設問番号を生成し、生成した設問番号と対応付けて、設問領域20aの座標を、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、設問領域指定ボタン1aを押下した後に、入力部120を操作して、解答領域10a,10b,10cを指定し、解答領域指ボタン1bを押下する。そうすると、受付部162は、該当する設問番号に対応付けて、解答領域10a〜10cの座標を、正解テーブル151に登録する。例えば、解答領域10a〜10cは、設問領域20aに含まれるので、受付部162は、設問領域20aの設問番号に対応付けて、解答領域10a〜10cの座標を、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、解答領域指定ボタン1bを押下した後に、入力部120を操作して、解答領域10a,10b,10cに正解内容となる句読点等を入力し、正解内容ボタン1cを押下する。そうすると、受付部162は、解答領域10a〜10cに対して文字解析を実行し、正解内容を特定する。受付部162は、解答領域と、正解内容とを対応付けて、正解テーブル151に登録する。
例えば、図4に示すように、受付部162は、解答領域10aに「、(読点)」が入力された場合には、係る解答領域10aと、正解内容「読点」とを対応付けて、正解テーブル151に登録する。受付部162は、解答領域10bに「、(読点)」が入力された場合には、係る解答領域10bと、正解内容「読点」とを対応付けて、正解テーブル151に登録する。受付部162は、解答領域10cに、「。(句点)」が入力された場合には、係る解答領域10cと、正解内容「句点」とを対応付けて、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、ある設問について、設問領域の指定、解答領域の指定、正解内容の指定が終了すると、次の設問へ移行ボタン1dを押下することで、次の設問に関する設問領域の指定、解答領域の指定、正解内容の指定を開始する。
続いて、ユーザは、設問領域20bを指定し、設問領域指定ボタン1aを押下する。そうすると、受付部162は、ユニークな設問番号を生成し、生成した設問番号と対応付けて、設問領域20bの座標を、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、設問領域指定ボタン1aを押下した後に、入力部120を操作して、解答領域11a,11bを指定し、解答領域指ボタン1bを押下する。そうすると、受付部162は、該当する設問番号に対応付けて、解答領域11a,11bの座標を、正解テーブル151に登録する。例えば、解答領域11a,11bは、設問領域20bに含まれるので、受付部162は、設問領域20bの設問番号に対応付けて、解答領域11a,11bの座標を、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、解答領域指定ボタン1bを押下した後に、入力部120を操作して、解答領域11a,11bに正解内容となる句読点等を入力し、正解内容ボタン1cを押下する。そうすると、受付部162は、解答領域11a,11bに対して文字解析を実行し、正解内容を特定する。受付部162は、解答領域と、正解内容とを対応付けて、正解テーブル151に登録する。
ユーザは、ある設問について、設問領域の指定、解答領域の指定、正解内容の指定が終了すると、次の設問へ移行ボタン1dを押下することで、次の設問に関する設問領域の指定、解答領域の指定、正解内容の指定を開始する。一方、画像データ10に対する全ての設問について、上記処理が終了した場合には、ユーザは、終了ボタン1eを押下する。受付部162は、終了ボタン1eが押下されると、正解テーブル151に情報を登録する処理を終了する。
なお、受付部162は、ルール情報152を入力部120または通信部140を介して受け付けた場合には、受け付けたルール情報152を、記憶部150に登録する。ユーザは、入力部120を操作して、ルール情報152を適宜更新しても良い。
図1の説明に戻る。採点処理部163は、解答が入力された画像データを取得した場合に、正解テーブル151およびルール情報152を基にして、採点を行う処理部である。例えば、採点処理部163は、正解テーブル151の設問番号を選択し、選択した設問番号に対応する解答領域を特定する。採点処理部163は、ルール情報152に従い、設問番号に対応する設問領域内において、各解答領域に正解内容が入力され、かつ、解答領域以外の領域に、入力がなされていない場合に、該当する設問に対する得点を与える。
図5は、解答が入力された後の画像データの一例を示す図である。例えば、画像データ50に示す例では、句読点50a,50b,50c,50d,50e,50fが入力されている。ここで、生徒が、各句読点50a〜50fを入力する方法は、紙媒体に記入して、スキャナ110で読み込ませる方法でも良いし、問題用紙の画像データを表示する端末装置に、入力装置を用いて入力する方法でも良い。
以下において、採点処理部163の処理について説明する。図6は、本実施例1に係る採点処理部の処理を説明するための図である。まず、採点処理部163が、設問番号「T101」の設問に関する解答を採点する場合について説明する。正解テーブル151により特定された解答領域を、解答領域10a〜10cとする。採点処理部163は、解答領域10a〜10cと、画像データ50とを比較し、画像データ50の解答領域10a〜10cに含まれる文字に対して文字解析を実行し、入力された文字(句読点)を特定する。
採点処理部163は、特定した各文字(句読点)と、解答領域10a〜10cに対応付けられた正解内容と一致するか否かを、解答領域毎に判定する。例えば、採点処理部163が選択した設問番号を「T101」とし、解答領域10a〜10cの座標をそれぞれ「(x3,y3)、(x4,y4)」、「(x5,y5)、(x6,y6)」、「(x7,y7)、(x8,y8)」とする。また、画像データ50の解答領域10aには「、(読点)」が入力され、解答領域10bには「、(読点)」が入力され、解答領域10cには「。(句点)」が入力されているものとする。そうすると、正解テーブル151の各解答領域の正解内容と、図5の解答領域10a〜10cに入力された句読点とが一致するため、採点処理部163は、各解答領域10a〜10cに正解内容が入力されたと判定する。
採点処理部163は、各解答領域10a〜10cの比較を行った後に、設問領域20a内において、解答領域10a〜10c以外の領域で、入力がなされていないか否かを判定する。例えば、採点処理部163は、解答が入力される前の画像データ10を保持しておき、かかる画像データ10と、解答が入力された画像データ50とを比較して、設問領域20a内において、解答領域10a〜10c以外の領域で、入力がなされていないか否かを判定する。図6に示す例では、設問領域20a内において、解答領域10a〜10c以外の領域で、入力がなされていない。
採点処理部163は、設問番号に対応する設問領域20a内について、各解答領域に正解内容が入力され、かつ、解答領域以外の領域に、入力がなされていないというルール情報152の条件を満たすと判定する。このため、採点処理部163は、設問番号「T101」に対応する設問の得点を与える。例えば、設問番号に対応する設問の得点は、ルール情報152に登録されているものとする。
続いて、採点処理部163が、設問番号「T102」の設問に関する解答を採点する場合について説明する。正解テーブル151により特定された解答領域を、解答領域11a,11bとする。採点処理部163は、解答領域11a,11bと、画像データ50とを比較し、画像データ50の解答領域11a,11bに含まれる文字に対して文字解析を実行し、入力された文字(句読点)を特定する。
採点処理部163は、特定した各文字(句読点)と、解答領域11a,11bに対応付けられた正解内容と一致するか否かを、解答領域毎に判定する。例えば、採点処理部163が選択した設問番号を「T102」とし、解答領域11a,11bの座標をそれぞれ「(x9,y9)、(x10,y10)」、「(x11,y11)、(x12,y12)」とする。また、画像データ50の解答領域11aには「、(読点)」が入力され、解答領域11bには「。(句点)」が入力されているものとする。そうすると、正解テーブル151の各解答領域の正解内容と、図5の解答領域11a,11bに入力された句読点とが一致するため、採点処理部163は、各解答領域11a,11bに正解内容が入力されたと判定する。
採点処理部163は、各解答領域11a,11bの比較を行った後に、設問領域20b内において、解答領域11a,11b以外の領域で、入力がなされていないか否かを判定する。例えば、採点処理部163は、解答が入力される前の画像データ10を保持しておき、かかる画像データ10と、解答が入力された画像データ50とを比較して、設問領域20b内において、解答領域11a,11b以外の領域で、入力がなされていないか否かを判定する。図6に示す例では、設問領域20b内において、解答領域11a,11b以外の領域で、句読点50fの入力がなされている。
採点処理部163は、設問番号に対応する設問領域20b内について、各解答領域に正解内容が入力され、かつ、解答領域以外の領域に、入力がなされていないというルール情報152の条件を満たさないと判定する。このため、採点処理部163は、設問番号「T102」に対応する設問の得点を与えない。
採点処理部163は、各設問について、上記処理を繰り返し実行することで、各設問の得点を与えるか否かを判定し、与えた得点を合計することで、画像データ50に対する得点を算出する。採点処理部163は、算出した得点を表示部130に表示させても良いし、通信部を介して、外部の装置に得点を通知しても良い。
なお、図6では図示による説明を省略したが、採点処理部163は、解答領域に入力がなされていない場合や、入力された文字が、正解内容と対応しない場合にも、採点処理部163は、ルール情報152の条件を満たさないと判定し、設問に対応する得点を与えない。
次に、本実施例1に係る採点支援装置100が解答記入前の問題用紙をスキャンして各種の情報を正解テーブル151に登録する登録処理の手順について説明する。図7は、本実施例1に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、採点支援装置100の画像データ取得部161は、解答記入前の問題用紙をスキャンすることで、画像データを取得する(ステップS101)。
採点支援装置100の受付部162は、画像データを表示部130に表示させる(ステップS102)。受付部162は、設問領域、解答領域の指定を受け付け(ステップS103)、解答領域毎に正解の句読点を受け付ける(ステップS104)。
受付部162は、1つの設問に対する解答領域および正解内容の入力が終了していない場合には(ステップS105,No)、ステップS103に移行する。一方、受付部162は、1つの設問に対する解答領域および正解内容の入力が終了した場合には(ステップS105,Yes)、ステップS106に移行する。
受付部162は、設問番号、設問領域、解答領域、正解内容を対応付けて、正解テーブル151に登録する(ステップS106)。受付部162は、登録処理を終了しない場合には(ステップS107,No)、ステップS102に移行する。一方、受付部162は、登録処理を終了する場合には(ステップS107,Yes)、処理を終了する。
次に、本実施例1に係る採点支援装置100が解答記入後の問題用紙をスキャンして採点する採点処理の手順について説明する。図8は、本実施例1に係る採点処理の手順を示すフローチャートである。図8に示すように、採点支援装置100の画像データ取得部161は、解答記入後の問題用紙をスキャンすることで、解答が記入された画像データを取得する(ステップS201)。なお、採点支援装置100は、解答が記入されていない画像データを表示部130に表示させて、表示された画像データに対して、解答入力を受け付けても良い。
採点支援装置100の採点処理部163は、正解テーブル151を参照し、未選択の設問番号に対応するレコードを一つ選択する(ステップS202)。採点処理部163は、解答領域を文字解析し、句読点が存在するか否かを判定する(ステップS203)。採点処理部163は、設問領域において、解答領域以外を文字解析し、句読点が存在するか否かを判定する(ステップS204)。
採点処理部163は、ステップS203,S204の判定結果と、ルール情報152とを基にして採点を実施する(ステップS205)。例えば、採点処理部163は、ステップ205において、設問領域内について、全解答領域に正解内容が入力され、かつ、解答領域以外の領域に、入力がなされていないというルール情報152の条件を満たす場合に、得点を与える。
採点処理部163は、未選択の設問番号が存在する場合には(ステップS206,Yes)、ステップS202に移行する。一方、採点処理部163は、未選択の設問番号が存在しない場合には(ステップS206,No)、採点結果を出力する(ステップS207)。
次に、本実施例1に係る採点支援装置100の効果について説明する。採点支援装置100は、画像データ中の一若しくは複数の解答領域の指定を受け付け、受け付けた順に、一若しくは複数の解答領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて正解テーブル151に登録する処理を実行する。例えば、かかる正解テーブル151に登録された情報を用いることで、解答が入力された画像データを採点することができる。このため、講師等が使用する紙媒体から電子端末向けの問題の作成や、係る問題に対する生徒の採点処理、得点の管理を支援することができる。
採点支援装置100は、指定された一若しくは複数の解答領域への入力の内容、又は、一若しくは複数の領域のいずれかの設問番号の表示に対応付けた入力の内容を、該いずれかの設問番号の正解として正解テーブル151に登録する。このため、各解答領域に入力された解答が正解か否かを判定することができ、採点を行うことが可能となる。
採点支援装置100は、画像データの解答領域の指定と、複数の正解入力の指定とを受け付けると、指定された複数の正解入力の全てが入力され、かつ、複数の正解入力以外の入力がなされない場合に解答領域に対応付けられた得点を与える採点ルールの適用対象として解答領域を正解テーブル151に記憶する。このため、仮に、全ての解答領域に正解入力が正解された場合でも、係る解答領域以外に句読点が入力され、結果的に間違った解答であるか否かを判別することが可能となる。
採点支援装置100は、スキャンされた画像データを用いるので、講師等が使用する紙媒体から電子端末向けの問題を容易に作成することができる。
図9は、本実施例2に係る採点支援装置の構成を示す機能ブロック図である。図9に示すように、この採点支援装置200は、スキャナ210、入力部220、表示部230、通信部240、記憶部250、制御部260を有する。この採点支援装置200は、正誤判定ルール設定装置の一例である。
図9に示すスキャナ210、入力部220、表示部230、通信部240に関する説明は、図1に示したスキャナ110、入力部120、表示部130、通信部140に関する説明と同様である。
記憶部250は、正解テーブル251、採点ルール情報252を記憶する。例えば、記憶部250は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDDなどの記憶装置に対応する。
図10は、本実施例2に係る正解テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図10に示すように、この正解テーブル251は、設問番号と、設問領域と、正解領域とを対応付ける。設問番号は、ある設問を一意に識別する情報である。設問領域は、設問番号に対応する設問の存在する画像データ上の領域を示すものである。例えば、設問領域は、設問領域の左上隅の座標と、設問領域の右下隅の座標とによって指定される。
正解領域は、正しい答えと誤った答えとを含む選択問題において、正しい答えを囲む線を書かせる領域を示すものである。例えば、正解領域は、正解領域の左上隅の座標と、正解領域の右下隅の座標とによって指定される。
採点ルール情報252は、どのような条件で、設問に対する解答を正解と判定するのかを規定した情報である。例えば、採点ルール情報252は、ユーザによって入力された囲む線の中心または重心が、正解領域に含まれる場合に、設問番号の設問に対する解答を正解と判定する旨の情報を含む。これに対して、設問領域内において、ユーザによって入力された囲む線の中心または重心が、正解領域に含まれない場合に、設問番号の設問に対する解答が誤りであると判定する旨の情報を含む。
制御部260は、画像データ取得部261と、受付部262と、採点処理部263とを有する。制御部260は、ASICや、FPGAなどの集積装置に対応する。また、制御部260は、例えば、CPUやMPU等の電子回路に対応する。
画像データ取得部261は、スキャナ210から画像データを取得する処理部である。画像データ取得部261は、画像データを、受付部262または採点処理部263に出力する。例えば、画像データ取得部261は、解答が入力される前の問題用紙の画像データを取得した場合には、かかる画像データを、受付部262に出力する。画像データ取得部261は、解答が入力された後の問題用紙の画像データを取得した場合には、かかる画像データを、採点処理部263に出力する。該当する画像データが、解答が入力される前のものであるのか、解答が入力された後のものであるかは、ユーザが入力部220を操作して、画像データ取得部261に通知しても良い。
なお、本実施例2に係る採点支援装置200では、生徒によって解答が書き込まれた紙媒体を、スキャナ210で読み取って、採点を行っても良いし、問題用紙の画像データを生徒の端末装置に表示して、解答を入力させて、採点を行っても良い。
受付部262は、設問毎の設問領域や正解領域の情報を受け付けて正解テーブル251に登録する処理部である。また、受付部262は、ルール情報262を受け付けた場合には、ルール情報262を記憶部250に登録する。図11は、選択問題の解答が入力される前の画像データの一例を示す図である。
受付部262の処理の一例について説明する。受付部262は、例えば、図11に示す画像データ60を表示部230に表示させ、「設問領域、正解領域を指定してください」等のメッセージを表示させる。また、受付部262は、「設問領域指定ボタン」、「正解領域指定ボタン」、「次の設問へ移行ボタン」、「終了ボタン」等を合わせて表示させても良い。
図12は、本実施例2に係る受付部の処理を説明するための図である。例えば、講師等のユーザは、入力部220を操作して、設問領域80aを指定し、設問領域指定ボタン2aを押下する。そうすると、受付部262は、ユニークな設問番号を生成し、生成した設問番号と対応付けて、設問領域80aの座標を、正解テーブル251に登録する。
ユーザは、設問領域ボタン2aを押下した後に、入力部220を操作して、正解領域70aを指定し、正解領域指定ボタン2bを押下する。そうすると、受付部262は、該当する設問番号に対応付けて、正解領域70aの座標を、正解テーブル251に登録する。
ユーザは、ある設問について、設問領域の指定、正解領域の指定が終了すると、次の設問へ移行ボタン2cを押下することで、次の設問に関する設問領域の指定、正解領域の指定を開始する。
続いて、ユーザは、設問領域80bを指定し、設問領域指定ボタン2aを押下する。そうすると、受付部262は、ユニークな設問番号を生成し、生成した設問番号と対応付けて、設問領域80bの座標を、正解テーブル251に登録する。
ユーザは、設問領域指定ボタン2aを押下した後に、入力部220を操作して、正解領域70bを指定し、正解領域指定ボタン2bを押下する。そうすると、受付部262は、該当する設問番号に対応付けて、正解領域70bの座標を、正解テーブル251に登録する。
ユーザは、ある設問について、設問領域の指定、正解領域の指定が終了すると、次の設問へ移行ボタン2cを押下することで、次の設問に関する設問領域の指定、正解領域の指定を開始する。一方、画像データ60に対する全ての設問について、上記処理が終了した場合には、ユーザは、終了ボタン2dを押下する。受付部262は、終了ボタン2dが押下されると、正解テーブル251に情報を登録する処理を終了する。
図9の説明に戻る。採点処理部263は、解答が入力された画像データを取得した場合に、正解テーブル252およびルール情報252を基にして、採点を行う処理部である。例えば、採点処理部263は、正解テーブル252の設問番号を選択し、選択した設問番号に対応する正解領域を特定する。採点処理部263は、ルール情報252に従い、解答として、入力された囲む線の中心又は重心が正解領域内に位置する場合に、該当する設問に対する得点を与える。これに対して、採点処理部263は、ルール情報252に従い、解答として、入力された囲む線の中心または重心が正解領域内に位置しない場合に、該当する設問に対する得点を与えない。
図13は、選択問題の解答が入力された後の画像データの一例を示す図である。例えば、画像データ90に示す例では、囲む線90a,90bが入力されている。ここでは、生徒が、各囲む線を入力する方法は、紙媒体に記入して、スキャナ210で読み込ませる方法でも良いし、問題用紙の画像データを表示する端末装置に、入力装置を用いて入力する方法でも良い。
以下において、採点処理部263の処理について説明する。図14は、本実施例2に係る採点処理部の処理を説明するための図である。まず、採点処理部263が、正解テーブル251の設問番号「T201」の設問領域80aの設問を採点する場合について説明する。例えば、採点処理部263は、解答が入力される前の画像データ60と、解答が入力された画像データ90とを比較して、設問領域80aに含まれる囲む線90aを抽出する。
採点処理部263は、囲む線90aの中心又は重心が、正解領域70aに位置するか否かを判定する。図14に示す例では、囲む線90aの中心又は重心が、正解領域70aに位置するため、ルール情報252の条件を満たすと判定する。この場合には、採点処理部263は、設問番号「T201」に対応する設問の得点を与える。例えば、設問番号に対応する設問の得点は、ルール情報252に登録されているものとする。
続いて、採点処理部263が、設問番号「T202」の設問領域80bの設問に関する解答を採点する場合について説明する。例えば、採点処理部263は、解答が入力される前の画像データ60と、解答が入力された画像データ90とを比較して、設問領域80bに含まれる囲む線90bを抽出する。
採点処理部263は、囲む線90bの中心又は重心が、正解領域70bに位置するか否かを判定する。図14に示す例では、囲む線90bの中心又は重心が、正解領域70bに位置しないため、ルール情報252の条件を満たさないと判定する。この場合には、採点処理部263は、設問番号「T202」に対応する設問の得点を与えない。
採点処理部263は、各設問について、上記処理を繰り返し実行することで、各設問の得点を与えるか否かを判定し、与えた得点を合計することで、画像データ90に対する得点を算出する。採点処理部263は、算出した得点を表示部230に表示させても良いし、通信部を介して、外部の装置に得点を通知しても良い。
なお、図14では図示による説明を省略したが、採点処理部263は、設問領域に囲む線の入力がなされていない場合や、選択するものが単一であるにもかかわらず複数の囲む線が存在している場合には、設問に対応する得点を与えない。
次に、本実施例2に係る採点支援装置200が解答記入前の問題用紙をスキャンして各種の情報を正解テーブル251に登録する登録処理の手順について説明する。図15は、本実施例2に係る登録処理の手順を示すフローチャートである。図15に示すように、採点支援装置200の画像データ取得部261は、解答記入前の問題用紙をスキャンすることで、画像データを取得する(ステップS301)。
採点支援装置200の受付部262は、画像データを表示部230に表示させる(ステップS302)。受付部262は、設問領域、正解領域の指定を受け付ける(ステップS303)。受付部262は、設問番号、設問領域、正解領域を対応付けて正解テーブル251に登録する(ステップS304)。
受付部262は、登録処理を終了しない場合には(ステップS305,No)、ステップS302に移行する。一方、受付部262は、登録処理を終了する場合には(ステップS305,Yes)、処理を終了する。
次に、本実施例2に係る採点支援装置200が解答記入後の問題用紙をスキャンして採点する採点処理の手順について説明する。図16は、本実施例2に係る採点処理の手順を示すフローチャートである。図16に示すように、採点支援装置200の画像データ取得部261は、解答記入後の問題用紙をスキャンすることで、解答が入力された画像データを取得する(ステップS401)。なお、採点支援装置200は、解答が入力されていない画像データを表示部230に表示させて、表示された画像データに対して、解答入力を受け付けても良い。
採点支援装置200の採点処理部263は、正解テーブル251を参照し、未選択の設問番号に対応するレコードを一つ選択する(ステップS402)。採点処理部263は、設問領域を画像解析し、囲む線を抽出する(ステップS403)。採点処理部263は、囲む線の中心または重心が正解領域に含まれるか否かを判定する(ステップS404)。
採点処理部263は、判定結果と、ルール情報252とを基にして採点を実施する(ステップS405)。例えば、採点処理部263は、入力された囲む線の中心又は重心が正解領域内に位置する場合に、該当する設問に対する得点を与える。
採点処理部263は、未選択の設問番号が存在する場合には(ステップS406,Yes)、ステップS402に移行する。一方、採点処理部263は、未選択の設問番号が存在しない場合には(ステップS406,No)、採点結果を出力する(ステップS407)。
次に、本実施例2に係る採点支援装置200の効果について説明する。採点支援装置200は、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、正しい答えに対応する正解領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が正解領域内に位置すると該当問題文について正解と判定するルール情報を、記憶部250に記憶する。例えば、かかるルール情報を用いることで、解答が入力された画像データを採点することができる。このため、講師等が使用する紙媒体から電子端末向けの問題の作成や、係る問題に対する生徒の採点処理、得点の管理を支援することができる。
次に、上記実施例に示した採点支援装置100,200と同様の機能を実現する適用対象指定プログラムまたは正誤判定ルール設定プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図17は、適用対象指定プログラムまたは正誤判定ルール設定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図17に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置302と、ディスプレイ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読取る読み取り装置304と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置305と、スキャナ306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM307と、ハードディスク装置308とを有する。そして、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308は、受付プログラム308a、採点プログラム308bを読み出してRAM307に展開する。受付プログラム308aは、受付プロセス307aとして機能する。採点プログラム308bは、採点プロセス307bとして機能する。例えば、受付プロセス307aは、受付部162,262に対応する。採点プロセス307bは、採点処理部163,263に対応する。
なお、受付プログラム308a、採点プログラム308bについては、必ずしも最初からハードディスク装置308に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300が受付プログラム308a、採点プログラム308bを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、
受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する
処理を実行させることを特徴とする採点ルールの適用対象指定プログラム。
(付記2)指定された前記一若しくは複数の領域への入力の内容、又は、前記一若しくは複数の領域のいずれかの設問番号の表示に対応付けた入力の内容を、該いずれかの設問番号の正解として記憶部に登録する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
(付記3)画像中の特定の領域の指定と、複数の正解入力の指定とを受け付けると、指定された前記複数の正解入力の全てが入力され、かつ、前記複数の正解入力以外の入力がなされない場合に前記特定の領域に対応付けられた得点を与える採点ルールの適用対象として前記特定の領域を記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
(付記4)前記画像はスキャン画像であることを特徴とする付記1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
(付記5)画像中の特定の領域の指定と、前記特定の領域内の文字列において句点又は読点の配置位置として正解判定する対象の一又は複数の領域の指定とを受け付けると、前記特定の領域内において前記正解判定する対象の一又は複数の領域内に、句点又は読点が全て正解入力され、かつ、前記正解入力以外の入力がなされない場合に、正解と判定するルールを生成して記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
(付記6)コンピュータに、
正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する
処理を実行させることを特徴とする正誤判定ルール設定プログラム。
(付記7)少なくとも前記誤った答えを含む問題領域の設定を受け付け、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置せず、該問題領域内に位置する場合に、前記問題文について誤答と判定するルールを記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記6に記載の正誤判定ルール設定プログラム。
(付記8)コンピュータが実行する採点ルールの適用対象指定方法であって、
画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、
受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する
処理を実行することを特徴とする採点ルールの適用対象指定方法。
(付記9)指定された前記一若しくは複数の領域への入力の内容、又は、前記一若しくは複数の領域のいずれかの設問番号の表示に対応付けた入力の内容を、該いずれかの設問番号の正解として記憶部に登録する処理を更に実行することを特徴とする付記8に記載の採点ルールの適用対象指定方法。
(付記10)画像中の特定の領域の指定と、複数の正解入力の指定とを受け付けると、指定された前記複数の正解入力の全てが入力され、かつ、前記複数の正解入力以外の入力がなされない場合に前記特定の領域に対応付けられた得点を与える採点ルールの適用対象として前記特定の領域を記憶部に記憶する処理を更に実行することを特徴とする付記8に記載の採点ルールの適用対象指定方法。
(付記11)前記画像はスキャン画像であることを特徴とする付記8に記載の採点ルールの適用対象指定方法。
(付記12)画像中の特定の領域の指定と、前記特定の領域内の文字列において句点又は読点の配置位置として正解判定する対象の一又は複数の領域の指定とを受け付けると、前記特定の領域内において前記正解判定する対象の一又は複数の領域内に、句点又は読点が全て正解入力され、かつ、前記正解入力以外の入力がなされない場合に、正解と判定するルールを生成して記憶部に記憶する処理を更に実行することを特徴とする付記8に記載の採点ルールの適用対象指定方法。
(付記13)コンピュータが実行する正誤判定ルール設定方法であって、
正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する
処理を実行することを特徴とする正誤判定ルール設定方法。
(付記14)少なくとも前記誤った答えを含む問題領域の設定を受け付け、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置せず、該問題領域内に位置する場合に、前記問題文について誤答と判定するルールを記憶部に記憶する処理を更に実行することを特徴とする付記13に記載の正誤判定ルール設定方法。
(付記15)画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する受付部
を有することを特徴とする適用対象指定装置。
(付記16)前記受付部は、指定された前記一若しくは複数の領域への入力の内容、又は、前記一若しくは複数の領域のいずれかの設問番号の表示に対応付けた入力の内容を、該いずれかの設問番号の正解として記憶部に登録する処理を更に実行することを特徴とする付記15に記載の適用対象指定装置。
(付記17)前記受付部は、画像中の特定の領域の指定と、複数の正解入力の指定とを受け付けると、指定された前記複数の正解入力の全てが入力され、かつ、前記複数の正解入力以外の入力がなされない場合に前記特定の領域に対応付けられた得点を与える採点ルールの適用対象として前記特定の領域を記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記15に記載の適用対象指定装置。
(付記18)前記画像はスキャン画像であることを特徴とする付記15に記載の適用対象指定装置。
(付記19)前記受付部は、画像中の特定の領域の指定と、前記特定の領域内の文字列において句点又は読点の配置位置として正解判定する対象の一又は複数の領域の指定とを受け付けると、前記特定の領域内において前記正解判定する対象の一又は複数の領域内に、句点又は読点が全て正解入力され、かつ、前記正解入力以外の入力がなされない場合に、正解と判定するルールを生成して記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記15に記載の適用対象指定装置。
(付記20)正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する受付部
を有することを特徴とする正誤判定ルール設定装置。
(付記21)前記受付部は、少なくとも前記誤った答えを含む問題領域の設定を受け付け、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置せず、該問題領域内に位置する場合に、前記問題文について誤答と判定するルールを記憶部に記憶する処理を更に実行することを特徴とする付記20に記載の正誤判定ルール設定装置。
100,200 採点支援装置
162,262 受付部
163,263 採点処理部

Claims (11)

  1. コンピュータに、
    画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、
    受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する
    処理を実行させることを特徴とする採点ルールの適用対象指定プログラム。
  2. 指定された前記一若しくは複数の領域への入力の内容、又は、前記一若しくは複数の領域のいずれかの設問番号の表示に対応付けた入力の内容を、該いずれかの設問番号の正解として記憶部に登録する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
  3. 画像中の特定の領域の指定と、複数の正解入力の指定とを受け付けると、指定された前記複数の正解入力の全てが入力され、かつ、前記複数の正解入力以外の入力がなされない場合に前記特定の領域に対応付けられた得点を与える採点ルールの適用対象として前記特定の領域を記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
  4. 前記画像はスキャン画像であることを特徴とする請求項1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
  5. 画像中の特定の領域の指定と、前記特定の領域内の文字列において句点又は読点の配置位置として正解判定する対象の一又は複数の領域の指定とを受け付けると、前記特定の領域内において前記正解判定する対象の一又は複数の領域内に、句点又は読点が全て正解入力され、かつ、前記正解入力以外の入力がなされない場合に、正解と判定するルールを生成して記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の採点ルールの適用対象指定プログラム。
  6. コンピュータに、
    正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する
    処理を実行させることを特徴とする正誤判定ルール設定プログラム。
  7. 少なくとも前記誤った答えを含む問題領域の設定を受け付け、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置せず、該問題領域内に位置する場合に、前記問題文について誤答と判定するルールを記憶部に記憶する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載の正誤判定ルール設定プログラム。
  8. コンピュータが実行する採点ルールの適用対象指定方法であって、
    画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、
    受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する
    処理を実行することを特徴とする採点ルールの適用対象指定方法。
  9. コンピュータが実行する正誤判定ルール設定方法であって、
    正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する
    処理を実行することを特徴とする正誤判定ルール設定方法。
  10. 画像中の一若しくは複数の領域の指定を受け付け、受け付けた順に、前記一若しくは複数の領域のそれぞれについて設問番号を対応付けて記憶部に記憶する受付部
    を有することを特徴とする適用対象指定装置。
  11. 正しい答えと誤った答えとを含み、正しい答えを囲む線を描かせる問題文が表示された状態で、前記正しい答えに対応する領域の指定がなされると、入力された囲む線の中心又は重心が前記領域内に位置すると前記問題文について正解と判定するルールを記憶部に記憶する受付部
    を有することを特徴とする正誤判定ルール設定装置。
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