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JP2016209984A - 切断装置 - Google Patents

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JP2016209984A
JP2016209984A JP2015102249A JP2015102249A JP2016209984A JP 2016209984 A JP2016209984 A JP 2016209984A JP 2015102249 A JP2015102249 A JP 2015102249A JP 2015102249 A JP2015102249 A JP 2015102249A JP 2016209984 A JP2016209984 A JP 2016209984A
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JP
Japan
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blade
fixed blade
fixed
cutting device
attached
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Pending
Application number
JP2015102249A
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English (en)
Inventor
敏治 植田
Toshiharu Ueda
敏治 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEDA IND
Ueda Industrial Co Ltd
Original Assignee
UEDA IND
Ueda Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 固定刃と可動刃との擦り合わせが安定し、切断が良好に行われる切断装置を提供する。
【解決手段】 可動刃12と固定刃10とが擦り合わせされることで切断を行う切断装置において、可動刃12もしくは固定刃10が、刃の長手方向に沿って複数箇所において皿バネ27により擦り合わせ方向に付勢される状態で取り付けられてなることを特徴とする切断装置。
【選択図】図5

Description

この発明は、各種構造物の解体処理等において用いられる切断装置に関する。
切断装置はショベルカーのアームの端部に取り付けられて使用され、可動刃と固定刃とが擦り合わされて切断機能が果たされる。可動刃もしくは固定刃は刃に沿うように配置される帯状の板バネを介して取り付けられ、例えば、固定刃は板バネが装着されることで可動刃との擦り合わせ方向に付勢され、これによって金属廃材等の固い物体の切断を可能としている。
しかしながら、上記のように板バネを使用する場合、板バネは主に固定刃の中央部分に当接するのでそのバネ力が固定刃の全体において均一とならず、固定刃と可動刃との擦り合わせが安定せず、切断が良好に行われない問題が発生した。
この発明は上記の事情に鑑みて行ったもので、固定刃と可動刃との擦り合わせが安定し、切断が良好に行われる切断装置の提供を目的とする。
この発明では、可動刃と固定刃とが擦り合わせされることで切断を行う切断装置において、前記可動刃もしくは前記固定刃が、刃の長手方向に沿って複数箇所において皿バネにより前記擦り合わせ方向に付勢される状態で取り付けられてなることを特徴とする切断装置を提供する。
上記構成によれば、可動刃もしくは固定刃は皿バネそれぞれによって刃の長手方向において均一に内方に付勢された状態で取り付けられて、固定刃と可動刃との擦り合わせが安定する。
この発明の切断装置によれば、固定刃と可動刃との擦り合わせが安定し、切断が良好に行われるようになる。
この発明の切断装置の実施形態の正面図 この発明の切断装置の実施形態の背面図 この発明の切断装置の実施形態の側面図 この発明の切断装置の実施形態の要部構成図 図4におけるA−A位置断面図 図4におけるB−B位置断面図 この発明の切断装置の実施形態の内部の要部構成図
図1はこの発明の切断装置の正面図、図2は同背面図、図3は側面図である。切断装置1はショベルカーのアームの端部にブラケット2を介して取り付けられる。3はブラケット2に連結固定される固定フレームで、固定フレーム3の先端側の内面に沿って固定刃10が取り付けられ、その中心位置には可動フレーム5が軸支されて回動可能に取り付けられ、可動フレーム5の内面には可動刃12が取り付けられている。8はその作動端が可動フレーム5の後端部に連動連結される油圧シリンダである。
切断装置1は油圧シリンダ8の作動によって可動フレーム5が回動することで可動刃12と固定刃10とが擦り合わされて切断機能が果たされる。固定刃10はその刃縁が内方に湾曲し、可動刃12はその刃縁が外方に湾曲している。このようなそれぞれの湾曲構成により、切断時に被切断物品が固定刃10と可動刃12との間において先端側に逃げにくくして切断がスムーズに行われるようにしている。
固定フレーム3は固定刃10と所定の間隔をおいて、その上縁位置を固定刃10の刃縁とほぼ平行とする被切断物品の支持縁50を備えている。支持縁50が有ることで、切断時に被切断物品が支持縁50に支えられて安定した切断が行われる。
図4、図5、図6を参照して固定フレーム3への固定刃10の取り付け構成を説明する。図4は固定フレーム3の内面への固定刃10の取り付け状態を示し、図5、図6は図4におけるA−A位置、B−B位置における断面構成図である。
固定刃10は取り付け面側に帯状の固定用プレート13が溶接により取り付けられている。固定刃10にはその長手方向に沿って等間隔に6角形の5個のボルトの取り付け穴17が設けられ、固定プレート13にもそれら取り付け穴17に相対する位置に円形の5個の取り付け穴19が設けられている。固定フレーム3の内面には、上記取り付け穴17、取り付け穴19に相対する位置に円形の凹部20のそれぞれが設けられ、それら凹部20に対応する外面位置にも円形の凹部24のそれぞれが設けられている。凹部20内にはバネ収納ブロック22が内外方向にスライド移動可能に嵌入装着され、バネ収納ブロック22の内側のバネ収納スペース23内に複数層の皿バネ27が装着されている。バネ収納ブロック22の外側にはバネ収納スペース23と連通部26により連通する凹部29が設けられており、凹部29は連通部31により凹部24に連通している。連通部31は円筒形でその内周面にネジが設けられており、この連通部31内に筒形状で周面にネジが設けられた移動ブロック32が設けられており、移動ブロック32は連通部33を備えその前面をバネ収納ブロック22の後面に当接するように配置されている。移動ブロック32はその外面に回転工具の差し込み部37を備え、その差し込み部37に回転工具が差し入れられて回転されることで、連通部31内を内外方向に移動可能となっている。
30はバネ装着用のボルトで、取り付け穴17から差し入れられ取り付け穴19、皿バネ27、連通部26を通してその途中ネジ部38が凹部29内に位置し、その途中ネジ部38にナット34が螺着されて固定刃10にバネ収納ブロック22が取り付けられている。移動ブロック32の連通部33を通って凹部24に至ったボルト30の先端ネジ部39にナット36が螺着されて固定刃10は固定フレーム3に取り付けられている。ボルト30の取り付け状態において、皿バネ27それぞれの外面側が固定プレート13の内面側に5か所で弾力的に当接している。これにより固定刃10は刃の長手方向において均一に内方に付勢された状態で固定フレーム3に取り付けられ、固定刃10と可動刃12とが安定した状態で擦り合わされている。
上記固定刃10の固定フレーム3への取り付けは、予めバネ収納ブロック22のそれぞれをバネ装着用のボルト30を介して固定刃10に取り付け、その固定刃10を固定フレーム3の移動ブロック32に取り付けることにより行う。バネ収納ブロック22が固定刃10に取り付けられる際のナット34の締め付け量により皿バネ27のバネ力が調整され、このバネ力の調整は被切断物品の材質等に対応して行われる。また、移動ブロック32が移動されることで固定フレーム3への固定刃10の取り付け位置が調整される。この位置調整により固定刃10と可動刃12との位置合わせが刃の摩耗度合等に対応して行われ、また、固定用プレート13と固定フレーム3との間、さらに固定刃10と固定フレーム3との間に所定寸法のクリアランス42が形成されるように位置合わせが行われる。
固定刃10には基縁の2か所に切欠き部14が設けられるとともに、固定フレーム3の固定刃10の支持台9の内縁の上記切欠き部14に相対する位置に切欠き部11のそれぞれが設けられている。上記切欠き部14と切欠き部11の合致する部分に固定片16がその内面を固定用プレート13面に当接するように装着され、固定片16が固定ネジ18により固定フレーム3に固定されることで、固定刃10は固定フレーム3に2点で支持されている。
固定刃10の底面60はその厚み方向において外方への湾曲形状を備え、その底面60が固定フレーム3の支持台9の支持面61に接触して配置される。このように底面60が湾曲面とされていることで、切断時に固定刃10の刃部に大きな力がかかった場合には、その湾曲面の内側部分60bが支持面61上に沿って搖動変位する状態となって固定刃10の外側への傾動(矢印Y)が容易になされることでその力が吸収され、切断がスムーズ行われる。また、固定ネジ18のネジ締めにより固定片16で固定用プレート13の下部を押し込み、固定刃10を傾動(矢印X)させることで固定刃10と可動刃12とのより密接な擦り合わせ構造が得られるが、その際の傾動(矢印X)が湾曲面の外側部分60aが支持面61面上に沿って搖動変位することで容易に行われる。上記それぞれの傾動を可能とするように上記クリアランス42のそれぞれが設けられている。
図1に示すように、固定フレーム3の一方側内面の可動フレーム5の基部に相対する位置には、湾曲形態のガイド板70が外面からボルト固定されることで取り付けられている。可動フレーム5の基部の一方側には、図7に示すように、ガイド板70に相対する位置に給脂構造を持つ摺動板71が取り付けられている。このような構成により、油圧シリンダ8の作動に伴って作動ロッド72によって可動フレーム5が回転作動する際、摺動板71がガイド板70面を摺動する。これにより、切断時に可動刃12に固定刃10から離反する方向に力がかかっても摺動板71がガイド板70で受けられていることで可動フレーム5の変位が押さえられ、その結果、固定刃10と可動刃12との密接な擦り合わせ構造が維持されて切断が良好に行われる。
1 切断装置
10 固定刃
12 可動刃
27 皿バネ

Claims (4)

  1. 可動刃と固定刃とが擦り合わせされることで切断を行う切断装置において、前記可動刃もしくは前記固定刃が、刃の長手方向に沿って複数箇所において皿バネにより前記擦り合わせ方向に付勢される状態で取り付けられてなることを特徴とする切断装置。
  2. 前記皿バネを収納するバネ収納ブロックが、前記可動刃もしくは前記固定刃に一体に取り付けられる構成である請求項1記載の切断装置。
  3. 前記バネ収納ブロックが位置調整可能に取り付けられる請求項2記載の切断装置。
  4. 前記皿バネにより付勢される前記可動刃もしくは前記固定刃が傾動可能に取り付けられる請求項1記載の切断装置。
JP2015102249A 2015-04-28 2015-04-28 切断装置 Pending JP2016209984A (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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