JP2016202680A - 加熱調理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱調理装置は、ガスバーナ、調理容器の温度を測定する温度センサ17、加熱温度を設定する温度入力部25、検出温度に基づいて検出温度が温度入力部25で設定した設定温度になるようにガスバーナの加熱量を増減する自動温調制御を行なう制御装置4を備える。さらに、温度センサ17の測定結果から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて調理容器の材質を判定する第1判定部7と、設定温度よりも低い温度で設定される判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、加熱量を小さくなるように切り換えた時点から所定時間内の温度センサ17で測定した温度変化の度合いを、第1判定部7で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定する第2判定部8とを有する
【選択図】図4
Description
例えば、鉄鍋を使用しているにも関わらず、油量が少ないためにアルミ鍋と誤判定してしまった場合は、鉄鍋なのにアルミ鍋用の温調制御で動作してしまうため、設定温度に対して油の温度が大きくなり過ぎてしまう虞がある。また、アルミ鍋を使用しているにも関わらず、油量が多く、加熱量を小さくしている場合には、温度勾配が小さくなるので、鉄鍋と判定されてしまう虞がある。
調理容器を加熱する加熱手段と、
調理容器の温度を測定する温度測定手段と、
加熱温度を設定する温度入力手段と、
前記温度測定手段で測定した検出温度に基づいて、検出温度が温度入力手段で設定した設定温度になるように、前記加熱手段の加熱量を増減する自動加熱量調整制御を行なう制御手段と、
を備える加熱調理装置であって、
温度測定手段の測定結果から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて、調理容器の材質を判定する第1判定部と、
前記設定温度よりも低い温度で設定される判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、加熱量を小さくなるように切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定する第2判定部とを有することを特徴とする。
設定温度よりも低い判定温度を設定して、判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、前記判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定し、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、前記設定温度を所定温度上げて再設定する再判定を少なくとも1回以上行うように構成することが好ましい。
1回目の再判定で、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定して第2設定温度を再設定すると共に第2設定温度よりも低い温度を再判定温度として設定した場合には、小さい加熱量からそれよりも大きい加熱量に切り換えて、前記加熱量切り換え時からの最低加熱時間経過後に再判定温度に到達した時点で加熱量を大きい加熱量から小さい加熱量に切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される再判定用の判定基準値として比較して調理容器の材質を再々判定するように構成することが好ましい。
第2判定部が、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、設定温度を所定温度上げて再設定し、
再設定された設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように構成することが好ましい。
第2判定の判定基準値と検出温度に基づく温度変化の度合いとの比較は、小さい加熱量に切り換えて所定時間経過した後から一定時間毎に所定時間前との温度差を算出し、算出した温度差と判定基準値との比較を一定時間毎に行い、前記温度差が設定した比較時間内に判定基準値以下になった時は、その時点で熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定するように構成することがさらに好ましい。
第2判定の判定基準値の設定を小さい加熱量になってから所定時間経過後の温度差が所定の温度差よりも大きい場合と小さい場合とに分け、
大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値を低く設定するように構成することもできる。
このように構成することにより、さらに、判定の信頼性が高くなる。
設定温度到達の報知を行う報知手段を備え、
第2判定部により、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定されなかった調理容器は、その判定時で設定されている設定温度が温度測定手段により検知されると報知手段により設定温度到達を報知する一方、
第2判定部で、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定された調理容器は、判定時で設定されている設定温度を温度測定手段により検知してから所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知手段より設定温度到達を報知するように制御する構成とすることが好ましい。
即ち、熱伝導率の大きい材質の調理容器を用いた場合は、被調理物よりも速く温度測定手段の温度が設定温度に到達してしまうので、調理容器の設定温度到達時から所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知することにより、できるだけ被調理物の温度を設定温度に近づけた状態で報知することができる。
即ち、調理容器に油を入れて点火した後、検出される容器の温度が上限温度になるまで加熱量である火力を大火にして加熱を行い、その後火力を小火にして加熱を行っても、調理容器の材質による熱伝導率、比熱、熱容量の違いにより、油が加熱されて油温が上限温度を大きく超えてしまう(オーバーシュート)虞がある。
第1判定部7は、温度勾配を算出するための温度範囲を設定する温度範囲設定部71と、温度センサ17で測定された温度が設定温度範囲内にあるときに、タイマ6による時間経過に基づいて温度勾配を算出する温度勾配算出部72と、温度勾配算出部72の算出結果に基づいて調理容器の材質を判定する第1材質判定部73と、判定結果を記録する第1判定メモリ74とを備える。
具体的には、図6にも示すように、大火から小火になった時点から所定時間(例えば10秒)経過した後から1秒毎に10秒間、その時点の温度と10秒前の温度との温度差△T2を算出して、調理容器の材質毎及び設定温度毎に温度差△T2のデータをとり、大火から小火になった時点から10秒間の温度変化のデータを得る。そして、データの結果から、調理容器の材質を判定するために好ましい温度差を判定基準値(A)として設定する。
第2材質判定部85は、検出温度比較部82及び経過時間比較部83による比較結果と、判定基準値決定部84で決定された判定基準値(A)に基づき、火力を大火から小火に切り換えた時点から所定時間内に測定した温度変化の度合いを、しきい値である判定基準値(A)、即ち、第1判定部7で判定した調理容器の材質に対応した判定基準値(A)と比較して調理容器の材質を再度判定する。
変更温度設定部86は、図4及び図5に示すように、第2材質判定部85からの判定結果に基づいて設定温度を所定温度上げて第2設定温度(例えば、最初の第1設定温度+10℃)を再設定すると共に、第2設定温度を判定温度設定部81に出力する。
さらに、変更温度設定部86は、第2材質判定部85の判定結果が、アルミ鍋と判定した場合には、火力を小火から大火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。
また、検出温度比較部82は、検出温度が再判定温度に到達した時点で火力を大火から小火に切り換えるように火力制御部41に出力する。
第2材質判定部85が、再判定温度に基づいて、アルミ鍋であると再度判定した場合には、変更温度設定部86は、第2材質判定部85からの判定結果に基づいて第2設定温度を所定温度上げて第3設定温度(第2設定温度+10℃)を再設定すると共に、火力を小火から大火に切り換えるように火力制御部41に指令を出す。
この場合、制御装置4は、第3設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように制御する。
また一方、検出温度比較部82は、最終的に熱伝導率の大きい材質のアルミ鍋と判定された場合は、図9に示すように、判定時で設定されている第3設定温度を温度センサ17で検知してから所定時間経過後(例えば2分)、又は、所定条件を満たした時点(例えば、温調OFFの検知を2回した後)にスピーカー5により設定温度到達を報知するようにスピーカー制御部42に指令を出す。
この場合、所定時間経過後(10秒後)の温度差が所定温度差(5℃)より大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値(A)を低く設定する。このように制御することにより、さらに、判定の信頼性が高くなる。
ガスバーナ11は火力を大火で調理容器を加熱し始め、点火時の調理容器の温度を測定する(ステップS13)。点火時の検出温度[TH温度]が50℃以上である場合には(ステップS13でYes)、調理容器が既に加熱状態であるホットスタートであると判定され、とりあえず調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS14)。鉄と判定することにより、後述する設定温度の再設定が行われないので、調理容器の過熱防止ができる。
第1判定部7による調理容器の材質判定の結果は、第1判定メモリ74に記録される。
なお、点火時の検出温度[TH温度]が50℃以上である場合には、前回の第1判定において判定された結果を引き継ぐようにすることもできる。
検出温度が105℃以上である場合には(ステップS22でYes)、点火時にホットスタートであって、点火時から温度が低下せずに高温状態を維持していると判断できるので、火力を大火にして(ステップS23)、調理容器の材質が鉄であると判定する(ステップS24)。
この場合は、図5の検知・報知1-2に示す温度曲線を描き、検出温度が第1設定温度に到達すると(ステップS25でYes)、第1設定温度到達が検知されて直ぐに(ステップS26)、スピーカー5で報知され(ステップS27)、図13のフローチャートに示す自動温調制御に移る。
検出温度が再設定された判定温度(125℃)以上の状態で(ステップS39でYes)、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達した場合には(ステップS40でYes)、第2設定温度に到達したことが検知されて(ステップS41)、第2設定温度到達をスピーカー5で報知する(ステップS42)。報知されると第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知1-3に示す温度曲線を描き、第2判定の2回目の判定は行わない。
再判定温度到達時から所定時間経過していない場合には(ステップS49でNo)、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達したかを判定する(ステップS50)。検出温度が所定時間を経過しないうちに第2設定温度に到達した場合には(ステップS50でYes)、到達が検知されて直ぐに(ステップS55)、スピーカー5で報知され(ステップS56)、第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知2-1に示す温度曲線を描く。
そして、検出温度が第2設定温度(140℃)に到達すると(ステップS54でYes)、第2設定温度到達が検知されて直ぐに(ステップS55)、スピーカー5で報知され(ステップS56)、第2設定温度(140℃)で自動温調制御に移る。この場合は、図5の検知・報知2-2に示す温度曲線を描く。
火力が大火になって、検出温度が第3設定温度(150℃)に到達すると(ステップS60でYes)、第3設定温度に到達したことが検知される(ステップS61)。このときは、第3設定温度に到達したことは直ぐには報知されない。
まず、火力が大火から小火に切り換わる(ステップS101)。小火継続時間は予め設定されており、本実施形態では1分となっている。本実施形態において、アルミ鍋の自動温調制御を行う際の温調OFF温度は159℃に設定され、温調ON温度は155℃に設定される。
次に、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達すると(ステップS109でYes)、火力が大火に切り換わる(ステップS110)。
小火カウントが2回の場合には(ステップS113でYes)、油の温度が第3設定温度に到達したとみなす報知を行い(ステップS114)、火力を小火に切り換えてそのまま温調制御を続行する。
次に、検出温度が温調ON温度(155℃)に到達すると(ステップS109でYes)、火力が大火に切り換わる(ステップS110)。
また、アルミ鍋の判定で、設定温度を2回上げて第3設定温度まで設定した場合には、第3設定温度を検出してから一定時間経過(例えば5分)した後に、温調ON・OFF温度を低く設定し直してもよい。例えば10℃下げるように変更する。
まず、火力が大火から小火に切り換わる(ステップS201)。小火継続時間は予め設定されており、鉄鍋の場合も本実施形態では1分となっている。本実施形態において、鉄鍋の自動温調制御を行う際の温調OFF温度は139℃に設定され、温調ON温度は135℃に設定される。
そして、図9の温度曲線(1)及び(2)の状態の場合は、検出温度が温調OFF温度(139℃)に到達すると(ステップS206でYes)、火力は大火から小火に切り換わる(ステップS207)。
そして、再度検出温度が温調OFF温度(139℃)に到達すると(ステップS210でYes)、火力は大火から小火に切り換わり(ステップS211)、ステップS208に戻って、温調制御を続行する。
従って、上記実施形態の加熱調理装置に、このような火力切り換えの報知制御を組み込んだ場合、第2判定により設定温度に到達したことを知らせる報知と、火力切り換えの報知とが紛らわしく、設定温度到達なのか火力変更なのかの判断がつきにくい。
例えば、図15に示すように、第2判定に入ると火力を大火から小火に切り換え、その後、検出温度が第3設定温度に到達し、第3設定温度に到達したことを遅れて報知するまでの間は、火力を大きくする場合は大火に比べて袖口への引火の虞の少ない中火にし、遅れて報知した後も、温調OFF時は小火とし、温調ON時は中火として温調制御を行うことにより、火力切り換えの報知を無くし、設定温度到達を確実に認識することができる。
また、上記実施形態では、熱伝導率の大きい材質の調理容器としてアルミ鍋を挙げ、熱伝導率の小さい材質の調理容器として鉄鍋を挙げたが、これら材質に限らない。さらに、加熱手段として上記実施形態ではガスバーナを用いたが、電熱ヒータや電磁調理器を用いることもできる。
4 制御装置(制御手段)
5 スピーカー(報知手段)
6 タイマ
7 第1判定部
8 第2判定部
11 ガスバーナ(加熱手段)
17 温度センサ(温度測定手段)
23 操作部
25 温度入力部
Claims (7)
- 調理容器を加熱する加熱手段と、
調理容器の温度を測定する温度測定手段と、
加熱温度を設定する温度入力手段と、
前記温度測定手段で測定した検出温度に基づいて、検出温度が温度入力手段で設定した設定温度になるように、前記加熱手段の加熱量を増減する自動加熱量調整制御を行なう制御手段と、
を備える加熱調理装置であって、
温度測定手段の測定結果から算出される加熱初期の温度勾配に基づいて、調理容器の材質を判定する第1判定部と、
前記設定温度よりも低い温度で設定される判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、加熱量を小さくなるように切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定する第2判定部とを有することを特徴とする加熱調理装置。 - 請求項1に記載の加熱調理装置において、
第2判定部は、
設定温度よりも低い判定温度を設定して、判定温度に到達した時点で加熱量が小さくなるように切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、前記判定基準値と比較して調理容器の材質を再度判定し、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、前記設定温度を所定温度上げて再設定する再判定を少なくとも1回以上行うように構成する加熱調理装置。 - 請求項2に記載の加熱調理装置において、
第2判定部は、
1回目の再判定で、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定して第2設定温度を再設定すると共に第2設定温度よりも低い温度を再判定温度として設定した場合には、小さい加熱量からそれよりも大きい加熱量に切り換えて、前記加熱量切り換え時からの最低加熱時間経過後に再判定温度に到達した時点で加熱量を大きい加熱量から小さい加熱量に切り換えて、小さい加熱量に切り換えた時点から所定時間内の温度測定手段で測定した温度変化の度合いを、第1判定部で判定した調理容器の材質に応じて予め設定される再判定用の判定基準値と比較して調理容器の材質を再々判定するように構成する加熱調理装置。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
第2判定部が、熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定した場合には、設定温度を所定温度上げて再設定し、
再設定された設定温度に基づいて自動加熱量調整制御を開始するように構成する加熱調理装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
第2判定の判定基準値と検出温度に基づく温度変化の度合いとの比較は、小さい加熱量に切り換えて所定時間経過した後から一定時間毎に所定時間前との温度差を算出し、算出した温度差と判定基準値との比較を一定時間毎に行い、前記温度差が設定した比較時間内に判定基準値以下になった時は、その時点で熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定するように構成する加熱調理装置。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
第2判定の判定基準値の設定を小さい加熱量になってから所定時間経過後の温度差が所定の温度差よりも大きい場合と小さい場合とに分け、
大きい場合よりも小さい場合の方を判定基準値を低く設定するように構成する加熱調理装置。 - 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の加熱調理装置において、
設定温度到達の報知を行う報知手段を備え、
第2判定部により、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定されなかった調理容器は、その判定時で設定されている設定温度が温度測定手段により検知されると報知手段により設定温度到達を報知する一方、
第2判定部で、最終的に熱伝導率の大きい材質の調理容器と判定された調理容器は、判定時で設定されている設定温度を温度測定手段により検知してから所定時間経過後、又は、所定条件を満たした時点で報知手段より設定温度到達を報知するように制御する構成とする加熱調理装置。
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- 2015-04-24 JP JP2015089362A patent/JP6257553B2/ja active Active
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