JP2016138816A - ナビゲーション装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】GPS受信機やセンサの相違によらずに、正しく現在位置を算出する「ナビゲーション装置及びコンピュータプログラム」を提供する。【解決手段】GPS受信機で測定した現在位置を基準位置として、基準位置からの距離が所定距離内にある各道路上の、基準位置に直近の地点の各々を候補地点に設定する。基準位置と今回の候補地点との距離を算出し、今回の候補地点に至る道路上の軌跡を描く過去に設定された候補地点について算出した基準位置と候補地点との距離の履歴より統計的に推定される、基準位置と候補地点との距離の分布範囲のおおよその上限を定めるしきい値よりも、距離が大きい場合には、真の現在位置は候補地点が位置する道路上にないと判別する。【選択図】図6
Description
本発明は、ナビゲーション装置においてマップマッチングにより現在位置を算出する技術に関するものである。
ナビゲーション装置においてマップマッチングにより現在位置を算出する技術としては、GPS受信機で計測した現在の位置や、走行距離や進行方位を検出するセンサを用いた推測航法によって算出した現在の位置を基準位置とし、基準位置の周辺の各道路の上の基準位置最寄りの位置を候補地点として、基準位置との間の距離が予め定めたしきい値以内となる候補地点のうちから現在位置とする地点を選定する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
上述した、基準位置との間の距離が所定のしきい値以内の候補地点のうちから現在位置とする地点を選定する技術を、動作環境として複数種類のモバイル装置を想定しているナビゲーションアプリケーションに適用する場合、以下のような問題が生じることがある。
すなわち、モバイル装置の種類毎にGPS受信機やセンサの計測誤差等の計測の特性が異なるため、候補地点のうちから現在位置とする地点を選定するために用いるしきい値の適切な値は、モバイル装置の種類毎に異なったものとなる。
したがって、上述の技術のように、しきい値を予め定めてしまうと、その値と、モバイル装置の種類との組み合わせによっては、真の現在位置が位置する道路上の候補地点を現在位置の選定対象から除外してしまうなど、現在位置の選定対象とする候補地点を適切に選定することができなくなってしまう場合がある。そして、このような場合には、その結果として、正しく現在位置を算定できなくなってしまうことがある。
そこで、本発明は、マップマッチングにより現在位置を算出するナビゲーション装置において、GPS受信機やセンサなどのナビゲーション装置の位置を計測する計測装置の相違によらずに、正しく現在位置を算出することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、自身の位置を計測するナビゲーション装置に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部とを備えたものである。ただし、前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、今回設定された前記基準位置と今回設定された前記参照地点との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しない。
ここで、このようなナビゲーション装置において、前記評価対象相関値としては、たとえば、前記基準位置と前記参照地点との距離を用いることができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、自身の位置と進行方位を計測するナビゲーション装置に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部とを備えたものである。ただし、前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、前記基準方位と、前記参照地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないものである。
また、前記課題達成のために、本発明は、自身の位置と進行方位を計測するナビゲーション装置に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部とを備えたものである。ただし、前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、前記基準方位と、前記参照地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないものである。
ここで、このナビゲーション装置において、前記評価対象相関値としては、たとえば、前記基準方位と前記参照地点における道路の方位との差を用いることができる。
また、以上のナビゲーション装置は、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された参照地点を、前記着目参照地点とするように構成してもよい。
また、以上のナビゲーション装置は、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された参照地点を、前記着目参照地点とするように構成してもよい。
また、前記課題達成のために、本発明は、自身の位置を計測し計測した位置に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し行うナビゲーション装置に、現在位置を算出する各回において、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の各道路上の基準位置に最寄りの地点を候補地点に設定する候補地点設定部と、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記各候補地点の真の現在位置としての確からしさを複数の評価値について評価して得られた評価結果に応じて最も真の現在位置としての尤度が大きい候補地点を現在位置として算定する現在位置算定部と、道路外判定部とを備えたものである。ここで、前記複数の評価値は、前記道路外判定部が算出する道路内外評価値を含むものである。また、前記道路外判定部は、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記基準位置と評価する前記候補地点との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点の各々を着目候補地点として、各着目候補地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、評価する候補地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す値を算出し、小さい相関を表していない場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す値を算出するものである。また、前記道路内外評価値は、値が候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す場合に、値が補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す場合に比べ、候補地点が真の現在位置として確からしいことを表すものである。
ここで、このナビゲーション装置において、前記評価対象相関値としては、たとえば、前記基準位置と前記候補地点との距離を用いることができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、自身の位置と進行方位を計測し計測した位置と進行方位に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し行うナビゲーション装置に、現在位置を算出する各回において、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の各道路上の基準位置に最寄りの地点を候補地点に設定する候補地点設定部と、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記各候補地点の真の現在位置としての確からしさを複数の評価値について評価して得られた評価結果に応じて最も真の現在位置としての尤度が大きい候補地点を現在位置として算定する現在位置算定部と、道路外判定部とを備えたものである。ただし、前記複数の評価値は、前記道路外判定部が算出する道路内外評価値を含むものである。また、前記道路外判定部は、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記基準方位と評価する前記候補地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点の各々を着目候補地点として、各着目候補地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、評価する候補地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す値を算出し、小さい相関を表していない場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す値を算出するものである。また、前記道路内外評価値は、値が候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す場合に、値が補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す場合に比べ、候補地点が真の現在位置として確からしいことを表すものである。
また、前記課題達成のために、本発明は、自身の位置と進行方位を計測し計測した位置と進行方位に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し行うナビゲーション装置に、現在位置を算出する各回において、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の各道路上の基準位置に最寄りの地点を候補地点に設定する候補地点設定部と、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記各候補地点の真の現在位置としての確からしさを複数の評価値について評価して得られた評価結果に応じて最も真の現在位置としての尤度が大きい候補地点を現在位置として算定する現在位置算定部と、道路外判定部とを備えたものである。ただし、前記複数の評価値は、前記道路外判定部が算出する道路内外評価値を含むものである。また、前記道路外判定部は、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記基準方位と評価する前記候補地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点の各々を着目候補地点として、各着目候補地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、評価する候補地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す値を算出し、小さい相関を表していない場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す値を算出するものである。また、前記道路内外評価値は、値が候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す場合に、値が補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す場合に比べ、候補地点が真の現在位置として確からしいことを表すものである。
ここで、このナビゲーション装置において、前記評価対象相関値としては、たとえば、前記基準方位と前記候補地点における道路の方位との差を用いることができる。
ここえ、以上の現在位置を算出するナビゲーション装置においては、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された候補地点を、前記着目候補地点とするようにしてもよい。
ここえ、以上の現在位置を算出するナビゲーション装置においては、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された候補地点を、前記着目候補地点とするようにしてもよい。
また、以上のナビゲーション装置において、前記計測した当該ナビゲーション装置の位置は、たとえば、GPS受信機によって計測した当該ナビゲーション装置の位置であってよい。
以上のようなナビゲーション装置においては、計測した基準位置や基準位置の周辺の道路上の位置との相関の大きさ、または、計測した基準方位と基準位置の周辺の道路上の位置における道路方位との相関の大きさを評価対象相関値として用い、評価対象相関値の履歴に基づいて、評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布している場合に評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を算出してしきい値に設定し、評価対象相関値がしきい値よりも小さいかどうかによって現在位置が当該道路の外にあることを判別する。したがって、以上のようなナビゲーション装置によれば、所定の分布モデルとして、現在位置が当該道路上にあるときに評価対象相関値の分布が従う分布モデルを設定することにより、基準位置や基準方位を計測する計測装置の種類に関わらずに、基準位置が基準位置の周辺の道路外の位置であるかどうかを適切に判別することができるようになる。
以上のように、本発明によれば、マップマッチングにより現在位置を算出するナビゲーション装置において、GPS受信機やセンサなどのナビゲーション装置の位置を計測する計測装置の相違によらずに、正しく現在位置を算出することができる。
以下、本発明の実施形態について、モバイル装置に搭載されたナビゲーションアプリケーションへの適用を例にとり説明する。
図1に、本第1実施形態に係るモバイル装置の構成を示す。
モバイル装置1は、ユーザによって携帯されるスマートフォンやタブレット装置などの携帯型の装置であり、図示するように、ディスプレイ11、操作部12、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力部13、Bluetooth(登録商標)やWi-Fiなどの外部インタフェース14、オペレーティングシステム15、オペレーティングシステム15によって管理されオペレーティングシステム15上で稼働するアプリケーション、GPS受信機16、ジャイロ/加速度センサ17、地図データを記憶する記憶部18、移動電話網にアクセスするための移動通信装置19を備えている。
図1に、本第1実施形態に係るモバイル装置の構成を示す。
モバイル装置1は、ユーザによって携帯されるスマートフォンやタブレット装置などの携帯型の装置であり、図示するように、ディスプレイ11、操作部12、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力部13、Bluetooth(登録商標)やWi-Fiなどの外部インタフェース14、オペレーティングシステム15、オペレーティングシステム15によって管理されオペレーティングシステム15上で稼働するアプリケーション、GPS受信機16、ジャイロ/加速度センサ17、地図データを記憶する記憶部18、移動電話網にアクセスするための移動通信装置19を備えている。
また、モバイル装置1は、上述したアプリケーションとして、移動通信装置19や音声入出力部13や操作部12を用いた移動電話機能を提供する移動電話アプリケーション101と、ナビゲーション機能を提供するナビゲーションアプリケーション102と、その他のアプリケーション103を備えている。
ただし、モバイル装置1は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものあり、オペレーティングシステム15や、各アプリケーションなどは、当該コンピュータが、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、このような構成において、モバイル装置1のナビゲーションアプリケーション102は、定期的に、GPS受信機16やジャイロ/加速度センサ17を利用した基準位置や現在の基準方位の算出を行う。ここで、基準位置の算出は、たとえば、GPS受信機16を用いて衛星測位した現在の位置を基準位置とすることにより行う。また、基準方位の算出は、GPS受信機16を用いて衛星測位した現在の進行方位を基準方位としたり、ジャイロ/加速度センサ17の検出値から求まる現在の進行方位を基準方位として算出することにより行う。
また、ナビゲーションアプリケーション102は、基準位置、基準方位と、記憶部18に記憶された地図データとのマップマッチング処理を行い現在位置と現在進行方位とを算出する。
また、ナビゲーションアプリケーション102は、ユーザから設定された目的地までのルートを探索し、誘導経路として設定する処理を行う。
また、ナビゲーションアプリケーション102は、地図データが表す地図上に、現在位置や現在の進行方向を表す現在地マークや目的地までのルートやユーザ操作受け付け用のボタンオブジェクトを表したナビゲーション画面を生成し、ディスプレイ11に表示するナビゲーション画面表示処理を行う。
また、ナビゲーションアプリケーション102は、地図データが表す地図上に、現在位置や現在の進行方向を表す現在地マークや目的地までのルートやユーザ操作受け付け用のボタンオブジェクトを表したナビゲーション画面を生成し、ディスプレイ11に表示するナビゲーション画面表示処理を行う。
ここで、図2に、このようにしてナビゲーションアプリケーション102がナビゲーション画面表示処理で生成表示するナビゲーション画面の例を示す。
図示するように、ナビゲーション画面画像は、基準方位を上方向として表示した地図21上に、現在位置を表す現在地マーク22や目的地までのルート23やユーザ操作受け付け用のボタンオブジェクト24を表したものとなっている。
図示するように、ナビゲーション画面画像は、基準方位を上方向として表示した地図21上に、現在位置を表す現在地マーク22や目的地までのルート23やユーザ操作受け付け用のボタンオブジェクト24を表したものとなっている。
以下、上述のようにナビゲーションアプリケーション102が行うマップマッチング処理について、ユーザが、モバイル装置1を自動車内で使用している場合を例にとり説明する。
マップマッチング処理は、基準位置からの距離が所定距離内にある各道路上の、基準位置に直近の地点の各々を候補地点に設定し、各候補地点について、候補地点の現在位置としての確からしさを示す評価値を算出し、評価値による候補地点の現在位置としての確からしさの評価が最も高い候補地点を現在位置として算出することにより行う。
ここで、各候補地点の評価値は、複数の評価要素を総合的に評価して算出する。
ここで、評価要素としては、図4aに示すような今回の基準位置と評価対象の候補地点Pr(0)との間の距離dや、今回の基準方位A(0)と、評価対象の候補地点Pr(0)が位置する道路の候補地点Pr(0)の位置における方位との方位差θ1や、後述する距離観点道路内外評価値や、後述する方位観点道路内外評価値などを用いる。
ここで、評価要素としては、図4aに示すような今回の基準位置と評価対象の候補地点Pr(0)との間の距離dや、今回の基準方位A(0)と、評価対象の候補地点Pr(0)が位置する道路の候補地点Pr(0)の位置における方位との方位差θ1や、後述する距離観点道路内外評価値や、後述する方位観点道路内外評価値などを用いる。
なお、評価要素の一つである距離dの評価は、距離dが小さい候補地点ほど現在位置としての確からしさが大きいと評価することにより行い、評価要素の一つである方位差θ1の評価は、方位差θ1が小さい候補地点ほど現在位置としての確からしさが大きいと評価することにより行う。
また、距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値とは、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点である可能性があるか否かを表すものであり、距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値の評価は、これら評価値が、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点である可能性があることを表しているときに、候補地点が現在位置である可能性があると評価し、これら評価値が、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点でないことを表しているときに、候補地点が現在位置ではない評価することにより行う。または、距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値の評価は、これら評価値が、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点である可能性があることを表しているときに、候補地点の現在位置としての確からしさが大きいと評価し、これら評価値が、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点でないことを表しているときに、候補地点の現在位置としての確からしさが小さいと評価することにより行う。
以下、このような構成においてナビゲーションアプリケーション102が、設定した各候補地点について上述した距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値とを算出するために行う道路内外評価値算出処理について説明する。
図3に、道路内外評価値算出処理の手順を示す。
なお、道路内外評価値算出処理は、設定された個々の候補地点を対象として、それぞれ行われるものである。
図示するように、この処理では、まず、候補地点の位置する道路を着目道路に設定する(ステップ302)。
そして、図4aに示すような、今回の基準位置P(0)と今回の候補地点Pr(0)との間の距離dを算出し保存する(ステップ304)。
そして、過去所定距離(たとえば、300m)走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループを算出し、算出したグループ内の各候補地点について算出され保存されている距離dより距離しきい値Thdを算出し、設定する(ステップ306)。
なお、道路内外評価値算出処理は、設定された個々の候補地点を対象として、それぞれ行われるものである。
図示するように、この処理では、まず、候補地点の位置する道路を着目道路に設定する(ステップ302)。
そして、図4aに示すような、今回の基準位置P(0)と今回の候補地点Pr(0)との間の距離dを算出し保存する(ステップ304)。
そして、過去所定距離(たとえば、300m)走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループを算出し、算出したグループ内の各候補地点について算出され保存されている距離dより距離しきい値Thdを算出し、設定する(ステップ306)。
ここで、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に設定された候補地点のグループとは、過去所定距離走行中に設定された候補地点の集合であって、候補地点の設定順に集合内の候補地点と今回の候補地点を結んだ軌跡が、今回の候補地点に至る道路上の軌跡を描く候補地点のグループである。
すなわち、たとえば、図4bに示すように、現在までに所定距離を走行した期間中に、P(-n)からP(0)のn+1個の基準位置が順次算出され、各基準位置に対して道路x上にPrx(-n)からPrx(0)のn+1個の候補地点が順次設定され、各基準位置に対して道路y上にPry(-n)からPry(0)のn+1個の候補地点が順次設定されている場合、Prx(-n)からPrx(-1)の道路x上の各候補地点が、過去所定距離走行中に今回の道路x上の候補地点Prx(0)に至る経路上に設定された候補地点のグループとなり、Pry(-n)からPry(-1)の道路y上の各候補地点が、過去所定距離走行中に今回の道路y上の候補地点Pry(0)に至る経路上に設定された候補地点のグループとなる。
なお、今回の一つの候補地点に対して、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に設定された候補地点のグループとして、図4cに示すように、複数のグループG1、G2が設定可能な場合には、双方のグループについて距離しきい値Thdを求めた上で、より値が小さい方の距離しきい値Thdを、最終的な距離しきい値Thdとして算出する。
次に、距離しきい値Thdは、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループ内の各候補地点について算出され保存されている距離dの平均値をMd、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループ内の各候補地点について算出され保存されている距離dの標準偏差をSDd、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループ内の各候補地点が位置する道路の道路幅の平均値をMwとして、
距離しきい値Thd = Md+(2×SDd)+(MW/2)
により求める。
距離しきい値Thd = Md+(2×SDd)+(MW/2)
により求める。
なお、走行距離は、たとえば、基準位置の移動距離より求めるようにする。
また、今回の候補地点に至る経路上に、過去所定距離走行中、候補始点が連続して設定されていない場合、すなわち、過去所定距離走行中に、今回の候補地点に至る経路上候補地点が設定されなかった回がある場合には、距離しきい値Thdとして予め定めた値を設定する。
また、今回の候補地点に至る経路上に、過去所定距離走行中、候補始点が連続して設定されていない場合、すなわち、過去所定距離走行中に、今回の候補地点に至る経路上候補地点が設定されなかった回がある場合には、距離しきい値Thdとして予め定めた値を設定する。
さて、図3に戻り、次に、ステップ304で今回算出した距離dが、ステップ306で算出した距離しきい値Thdより大きいかどうかを調べ(ステップ308)、大きくなければ今回の候補地点の距離観点道路内外評価値を道路内に設定し(ステップ310)、大きければ今回の候補地点の距離観点道路内外評価値を道路外に設定する(ステップ312)。なお、距離観点道路内外評価値は、その値が道路内である場合、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点である可能性があることを表し、その値が道路外である場合、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点でないことを表す。
そして、次に、図4aに示す、今回の基準方位A(0)と今回の候補地点が位置する道路の今回の候補地点における方位との方位差θ(0)を算出し保存する(ステップ314)。
そして、過去所定距離(たとえば、300m)走行中に今回の候補地点につながる道路上に設定された前回以前の過去の候補地点のグループを算出し、算出したグループ内の各候補地点について算出され保存されている方位差θより方位差しきい値Thθを算出する(ステップ316)。
ここで、方位差しきい値Thθは、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループ内の各候補地点について算出され保存されている方位差θの平均値をMθ、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に連続して設定された前回以前の過去の候補地点のグループ内の各候補地点について算出され保存されている方位差θの標準偏差をSDθとして、
距離しきい値Thθ = Mθ+(2×SDθ)
により求める。
距離しきい値Thθ = Mθ+(2×SDθ)
により求める。
なお、今回の候補地点に至る経路上に、過去所定距離走行中、候補始点が連続して設定されていない場合、すなわち、過去所定距離走行中に、今回の候補地点に至る経路上候補地点が設定されなかった回がある場合には、方位差しきい値Thθとして予め定めた値を設定する。
また、図4bに示すように、今回の一つの候補地点に対して、過去所定距離走行中に今回の候補地点に至る経路上に設定された候補地点のグループとして、図4cに示すように、複数のグループG1、G2が設定可能な場合には、双方のグループについて方位差しきい値Thθを求めた上で、より値が小さい方の方位差しきい値Thθを、最終的な方位差しきい値Thθとして算出する。
そして、ステップ314で今回算出した方位差θが、ステップ316で算出した方位差しきい値Thθより大きいかどうかを調べ(ステップ318)、大きくなければ今回の候補地点の方位観点道路内外評価値を道路内に設定し(ステップ320)、大きければ今回の候補地点の方位観点道路内外評価値を道路外に設定する(ステップ322)。
ここで、方位観点道路内外評価値は、その値が道路内である場合、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点である可能性があることを表し、その値が道路外である場合、候補地点が現在位置が位置する道路上の地点でないことを表す。
以上、道路内外評価値算出処理について説明した。
ところで、図5aに示すように、走行速度が変化する場合、基準位置や候補地点が算出される空間的間隔は一様とはならない。
そこで、以上の道路内外評価値算出処理のステップ306、316における過去所定距離走行中に今回の候補地点につながる道路上に設定された前回以前の過去の候補地点のグループの算出においては、図5bに示すように、現在までに所定距離を走行した期間中の各回において算出された基準位置のうちから、基準位置を、今回の基準位置P(0)及び抽出後の基準位置(図では、P(-1)、P(-2)、P(-j)、P(-k)...)の間隔がほぼ一定の空間的間隔となるように抽出し、抽出した基準位置に対して設定された候補地点のみがグループに含まれるように、当該前回以前の過去の候補地点のグループを算出するようにすることが好ましい。
ところで、図5aに示すように、走行速度が変化する場合、基準位置や候補地点が算出される空間的間隔は一様とはならない。
そこで、以上の道路内外評価値算出処理のステップ306、316における過去所定距離走行中に今回の候補地点につながる道路上に設定された前回以前の過去の候補地点のグループの算出においては、図5bに示すように、現在までに所定距離を走行した期間中の各回において算出された基準位置のうちから、基準位置を、今回の基準位置P(0)及び抽出後の基準位置(図では、P(-1)、P(-2)、P(-j)、P(-k)...)の間隔がほぼ一定の空間的間隔となるように抽出し、抽出した基準位置に対して設定された候補地点のみがグループに含まれるように、当該前回以前の過去の候補地点のグループを算出するようにすることが好ましい。
以下、以上のような道路内外評価値の処理例を示す。
いま、図6に示すように、現在までに、P(-n)からP(0)のn+1個の基準位置が算出され、各基準位置に対して道路x上にPrx(-n)からPrx(0)のn+1個の候補地点が設定され、各基準位置に対して道路y上にPry(-n)からPry(0)のn+1個の候補地点が設定されているものとする。
いま、図6に示すように、現在までに、P(-n)からP(0)のn+1個の基準位置が算出され、各基準位置に対して道路x上にPrx(-n)からPrx(0)のn+1個の候補地点が設定され、各基準位置に対して道路y上にPry(-n)からPry(0)のn+1個の候補地点が設定されているものとする。
この場合、Prx(-n)からPrx(0)の道路x上の各候補地点Prx(i)に対して、その候補地点Prx(i)より前に道路x上に設定された各候補地点Prxについて算出した距離dに基づいて距離しきい値Thdxが設定され、Prx(i)について算出した距離dが距離しきい値Thdxより大きくない場合には、今回の候補地点の距離観点道路内外評価値は道路内に設定され、大きければ今回の候補地点の距離観点道路内外評価値は道路外に設定される。
また、Pry(-n)からPry(0)の道路y上の各候補地点Pry(i)に対して、その候補地点Pry(i)より前に道路y上に設定された各候補地点Pryについて算出した距離dに基づいて距離しきい値Thdyが設定され、Pry(i)について算出した距離dが距離しきい値Thdyより大きくない場合には、今回の候補地点の距離観点道路内外評価値は道路内に設定され、大きければ今回の候補地点の距離観点道路内外評価値は道路外に設定される。
ここで、真の現在位置が道路x上にある場合、基準位置と道路xとの距離の分布は、平均値±標準偏差の2倍の範囲に95%の値が分布する正規分布に従うため、道路x上の各候補地点について算出される距離dはほぼ、道路x上の各候補地点について算出される距離しきい値Thdxより小さくなる。
一方で、真の現在位置が道路x上にある場合、基準位置と道路yとの距離の分布は、正規分布とはならず、道路y上の各候補地点について算出される距離dは、図示するように、真の現在位置が位置する道路xと道路yとの間の距離の拡大に伴って、距離しきい値Thdyより大きくなる。
よって、このような距離しきい値Thdを用いれば、現在位置が算出された候補地点が位置する道路外の位置であるか否かを適切に判別することができる。
次に、図7aに示すように、現在までに、P(-n)からP(0)のn+1個の基準位置と、A(-n)からA(0)のn+1個の基準方位が算出され、各基準位置に対して道路x上にPrx(-n)からPrx(0)のn+1個の候補地点が設定され、各基準位置に対して道路y上にPry(-n)からPry(0)のn+1個の候補地点が設定されているものとする。
次に、図7aに示すように、現在までに、P(-n)からP(0)のn+1個の基準位置と、A(-n)からA(0)のn+1個の基準方位が算出され、各基準位置に対して道路x上にPrx(-n)からPrx(0)のn+1個の候補地点が設定され、各基準位置に対して道路y上にPry(-n)からPry(0)のn+1個の候補地点が設定されているものとする。
この場合、Prx(-n)からPrx(0)の道路x上の各候補地点Prx(i)に対して、その候補地点Prx(i)より前に道路x上に設定された各候補地点Prxについて算出した方位差θxに基づいて方位差しきい値Thθxが設定され、Prx(i)について算出した方位差θx(i)が、しきい値Thθxより大きくない場合には、今回の候補地点の方位観点道路内外評価値は道路内に設定され、大きければ今回の候補地点の方位観点道路内外評価値は道路外に設定される。
また、Pry(-n)からPry(0)の道路x上の各候補地点Pry(i)に対して、その候補地点Pry(i)より前に道路x上に設定された各候補地点Pryについて算出した方位差θyに基づいて方位差しきい値Thθyが設定され、Pry(i)について算出した方位差θy(i)が方位差しきい値Thθyより大きくない場合には、今回の候補地点の方位観点道路内外評価値は道路内に設定され、大きければ今回の候補地点の方位観点道路内外評価値は道路外に設定される。
ここで、真の現在位置が道路x上にある場合、基準方位と道路x上の候補地点における道路xの方位との方位差の分布は、平均値±標準偏差の2倍の範囲に95%の値が分布する正規分布に従うため、図7bに示すように、道路x上の各候補地点について算出される方位差θxは、図7bに示すように、ほぼ、道路x上の各候補地点について算出される方位差しきい値Thθxより小さくなる。
一方で、真の現在位置が道路x上にある場合、基準方位と道路y上の候補地点における道路yの方位との方位差の分布は、正規分布とはならず、図7bに示すように、道路y上の各候補地点について算出される方位差θyは、図示するように、真の現在位置における道路xの方位と、道路y上の候補地点における道路yの方位との方位差の拡大に伴って、方位差しきい値Thθyより大きくなる。
よって、このような方位差しきい値Thθを用いれば、現在位置が算出された候補地点が位置する道路外の位置であるか否かを適切に判別することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上では、現在位置が候補地点が位置する道路上にあるか否かの判別に距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値とを用いたが、現在位置が候補地点が位置する道路上にあるか否かの判別には、基準位置と候補地点の相関の大きさや、基準方位と候補地点における道路の方位との相関の大きさを表す任意の評価値を用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上では、現在位置が候補地点が位置する道路上にあるか否かの判別に距離観点道路内外評価値と方位観点道路内外評価値とを用いたが、現在位置が候補地点が位置する道路上にあるか否かの判別には、基準位置と候補地点の相関の大きさや、基準方位と候補地点における道路の方位との相関の大きさを表す任意の評価値を用いることができる。
なお、以上の実施形態は、モバイル装置1への適用を例にとり説明したが、本実施形態におけるナビゲーションアプリケーション102の動作、構成は、車載のナビゲーション装置の動作、構成としても適用できる。また、この場合において、車載のナビゲーション装置における、上述した基準位置や基準方位の算出は、自動車に備えたジャイロセンサや加速度センサや車速センサに基づく推測航法によって算出するようにしてもよい。
1…モバイル装置、11…ディスプレイ、12…操作部、13…音声入出力部、14…外部インタフェース、15…オペレーティングシステム、16…GPS受信機、17…加速度センサ、18…記憶部、19…移動通信装置、101…移動電話アプリケーション、102…ナビゲーションアプリケーション、103…他のアプリケーション。
Claims (17)
- 自身の位置を計測するナビゲーション装置であって、
計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、
参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部とを有し、
前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、今回設定された前記基準位置と今回設定された前記参照地点との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1記載のナビゲーション装置であって、
前記評価対象相関値として、前記基準位置と前記参照地点との距離を用いることを特徴とするナビゲーション装置。 - 自身の位置と進行方位を計測するナビゲーション装置であって、
計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、
参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部とを有し、
前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、前記基準方位と、前記参照地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項3記載のナビゲーション装置であって、
前記評価対象相関値として、前記基準方位と前記参照地点における道路の方位との差を用いることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1、2、3または4記載のナビゲーション装置であって、
前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された参照地点を、前記着目参照地点とすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 自身の位置を計測し計測した位置に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し行うナビゲーション装置であって、
現在位置を算出する各回において、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の各道路上の基準位置に最寄りの地点を候補地点に設定する候補地点設定部と、
現在位置を算出する各回において、今回設定された前記各候補地点の真の現在位置としての確からしさを複数の評価値について評価して得られた評価結果に応じて最も真の現在位置としての尤度が大きい候補地点を現在位置として算定する現在位置算定部と、
道路外判定部とを有し、
前記複数の評価値は、前記道路外判定部が算出する道路内外評価値を含み、
前記道路外判定部は、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記基準位置と評価する前記候補地点との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点の各々を着目候補地点として、各着目候補地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、評価する候補地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す値を算出し、小さい相関を表していない場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す値を算出し、
前記道路内外評価値は、値が候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す場合に、値が補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す場合に比べ、候補地点が真の現在位置として確からしいことを表すことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項6記載のナビゲーション装置であって、
前記評価対象相関値として、前記基準位置と前記候補地点との距離を用いることを特徴とするナビゲーション装置。 - 自身の位置と進行方位を計測し計測した位置と進行方位に基づいて現在位置を算出する処理を繰り返し行うナビゲーション装置であって、
現在位置を算出する各回において、計測した現在の当該ナビゲーション装置の位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該ナビゲーション装置の進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の各道路上の基準位置に最寄りの地点を候補地点に設定する候補地点設定部と、
現在位置を算出する各回において、今回設定された前記各候補地点の真の現在位置としての確からしさを複数の評価値について評価して得られた評価結果に応じて最も真の現在位置としての尤度が大きい候補地点を現在位置として算定する現在位置算定部と、
道路外判定部とを有し、
前記複数の評価値は、前記道路外判定部が算出する道路内外評価値を含み、
前記道路外判定部は、現在位置を算出する各回において、今回設定された前記基準方位と評価する前記候補地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点の各々を着目候補地点として、各着目候補地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、評価する候補地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す値を算出し、小さい相関を表していない場合に、評価する候補地点の道路内外評価値の値として、候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す値を算出し、
前記道路内外評価値は、値が候補地点が設定された道路上に現在位置が位置する可能性があることを表す場合に、値が補地点が設定された道路外に現在位置が位置することを表す場合に比べ、候補地点が真の現在位置として確からしいことを表すことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項8記載のナビゲーション装置であって、
前記評価対象相関値として、前記基準方位と前記候補地点における道路の方位との差を用いることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項6、7、8または9記載のナビゲーション装置であって、
前回以前に設定された複数の候補地点であって、当該複数の候補地点と評価する候補地点とを候補地点の設定順に結んだ軌跡が、評価する候補地点に至る道路上の軌跡となる複数の候補地点のうちの、直近に所定距離、当該ナビゲーション装置が移動する期間中に設定された候補地点を、前記着目候補地点とすることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載のナビゲーション装置であって、
前記計測した当該ナビゲーション装置の位置は、GPS受信機によって計測した当該ナビゲーション装置の位置であることを特徴とするナビゲーション装置。 - 自身の位置を計測する計測装置を備えたコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
計測した現在の当該コンピュータの位置を基準位置に設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、
参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部として機能させるコンピュータプログラムであって、
前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、今回設定された前記基準位置と今回設定された前記参照地点との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項12記載のコンピュータプログラムであって、
前記評価対象相関値として、前記基準位置と前記参照地点との距離を用いることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 自身の位置と進行方位を計測する計測装置を備えたコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
計測した現在の当該コンピュータの位置を基準位置に設定すると共に、計測した現在の当該コンピュータの進行方位を基準方位として設定し、地図を表す地図データを参照し、基準位置の周辺の道路上の基準位置に最寄りの地点を参照地点に設定する処理を繰り返し行う参照地点設定部と、
参照地点が設定された各回において、参照地点が設定された道路外に現在位置が位置するかどうかを判定する道路外判定部として機能させるコンピュータプログラムであって、
前記道路外判定部は、参照地点が設定された各回において、前記基準方位と、前記参照地点における道路の方位との相関の大きさを表す評価対象相関値を算出し、前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点の各々を着目参照地点として、各着目参照地点について各々算出された評価対象相関値の履歴より、評価対象相関値のおおよそが含まれることとなる分布範囲の境界の値を、当該履歴内の評価対象相関値が所定の分布モデルに従って分布していると仮定して統計的に求め、求めた境界の値をしきい値に設定し、今回設定された参照地点について算出した評価対象相関値が前記しきい値よりも小さい相関を表しているかどうかを判定し、小さい相関を表している場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定し、小さい相関を表していない場合に、今回設定された参照地点が設定された道路外に現在位置が位置すると判定しないことを特徴とするとしてコンピュータプログラム。 - 請求項14記載のコンピュータプログラムであって、
前記評価対象相関値として、前記基準方位と前記参照地点における道路の方位との差を用いることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項12、13、14または15記載のコンピュータプログラムであって、
前回以前に設定された複数の参照地点であって、当該複数の参照地点と今回設定された参照地点とを参照地点の設定順に結んだ軌跡が、今回設定された参照地点に至る道路上の軌跡となる複数の参照地点のうちの、直近に所定距離、当該コンピュータが移動する期間中に設定された参照地点を、前記着目参照地点とするコンピュータプログラム。 - 請求項12、13、14、15または16記載のコンピュータプログラムであって、
前記計測装置は、GPS受信機であることを特徴とするコンピュータプログラム。
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