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JP2016136803A - 回転電機の制御システム - Google Patents

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JP2016136803A
JP2016136803A JP2015011161A JP2015011161A JP2016136803A JP 2016136803 A JP2016136803 A JP 2016136803A JP 2015011161 A JP2015011161 A JP 2015011161A JP 2015011161 A JP2015011161 A JP 2015011161A JP 2016136803 A JP2016136803 A JP 2016136803A
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満 柴沼
Mitsuru Shibanuma
満 柴沼
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Abstract

【課題】電力変換回路の再起動時においても、トルクショックを抑制することが可能な回転電機の制御システムを提供する。【解決手段】MG60に電気的に接続されたインバータ10と、MG60を流れる電流を検出する電流センサ13と、インバータ10を制御する制御装置20と、を備えるMG60の制御システムであって、MG60の回転子位置と相関がある角度情報を所定の分解能で取得するクランク角センサ50、を備える。制御装置20は、クランク角センサ50により取得された角度情報に基づいて、回転子位置である第1位置θ1を算出する位置算出手段と、インバータ10を制御するための各相の指令電圧を算出する電圧算出手段と、算出された指令電圧、及び検出された電流に基づいて、回転子位置である第2位置θ2を所定の分解能よりも高い分解能で推定する推定手段と、を備え、第1位置θ1及び第2位置θ2を併用して、インバータ10を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機の制御システムに関する。
近年、モータの制御装置において、回転子位置の検出用センサを用いずに、回転子位置を推定してトルク制御を実施する位置センサレス制御が提案されている。位置センサレス制御では、インバータの停止中にモータが回転していると、インバータの再起動前にモータの回転子位置を知ることができないため、インバータを円滑に再起動できないおそれがある。
そこで、特許文献1に記載のモータ制御装置は、インバータを円滑に再起動させるために、インバータの再起動時にモータが高速回転中か低速回転中かを判定し、高速回転中の場合には、インバータの起動タイミングや、電圧指令を算出する電流制御器のゲインを制御している。また、上記モータ制御装置では、インバータの再起動時に、タイミングやゲインの制御の代わりに、モータの相電流に基づいて初期回転速度を推定したり、モータの電流位相から回転子の初期位置を推定したりしている。
特開2011−152046号公報
特許文献1に記載のモータ制御装置は、インバータの再起動時に、回転子の初期回転速度や回転子の初期位置の推定がずれていると、ずれが収束するまでの間、モータを流れる電流が大きく変動して、トルクショックを抑制できないという問題がある。また、モータの低回転時にインバータを再起動する際は、高回転時のような制御を行わないので、トルクショックを抑制できないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑み、電力変換回路の再起動時においても、トルクショックを抑制することが可能な回転電機の制御システムを提供することを主たる目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記課題を解決するため、回転電機に電気的に接続された電力変換回路と、前記回転電機を流れる電流を検出する電流センサと、前記電力変換回路を制御する制御装置と、を備える回転電機の制御システムであって、前記回転電機の回転子位置と相関がある角度情報を所定の分解能で取得する角度センサ、を備え、前記制御装置は、前記角度センサにより取得された前記角度情報に基づいて、前記回転子位置である第1位置を算出する位置算出手段と、前記電力変換回路を制御するための各相の指令電圧を算出する電圧算出手段と、前記電圧算出手段により算出された前記指令電圧、及び前記電流センサにより検出された前記電流に基づいて、前記回転子位置である第2位置を前記所定の分解能よりも高い分解能で推定する推定手段と、を備え、前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用して、前記電力変換回路を制御する。
請求項1に記載の発明によれば、角度センサにより回転電機の回転子位置と相関がある角度情報が所定の分解能で取得され、取得された角度情報に基づいて、回転子位置である第1位置が算出される。また、電力変換回路に対する指令電圧と、回転電機を流れる電流とに基づいて、回転子位置である第2位置が上記所定の分解能よりも高い分解能で推定される。そして、第1位置及び第2位置が併用されて、電力変換回路が制御される。このため、第2位置が異常である場合等には、第2位置よりも低い分解能であっても、第1位置を用いることができる。したがって、回転子位置を直接検出する位置センサを用いない制御である位置センサレス制御を、第2位置のみを用いる場合よりも高精度に行うことができる。さらに、第2位置の推定精度が低下する場合でも、第1位置を用いて回転電機を制御することができるため、電力変換回路の再起動時においても、トルクショックを抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明は、回転電機に電気的に接続された電力変換回路と、前記回転電機を流れる電流を検出する電流センサと、前記回転電機の回転子位置を検出する位置センサと、前記電力変換回路を制御する制御装置と、を備える回転電機の制御システムであって、前記回転電機の回転子位置と相関がある角度情報を、前記位置センサよりも低い分解能で取得する角度センサ、を備え、前記制御装置は、前記角度センサにより取得された前記角度情報に基づいて、前記回転子位置である第1位置を算出する位置算出手段と、前記電力変換回路を制御するための各相の指令電圧を算出する電圧算出手段と、前記電圧算出手段により算出された前記指令電圧、及び前記電流センサにより検出された前記電流に基づいて、前記回転子位置である第2位置を推定する推定手段と、前記位置センサが故障したことを判定する故障判定手段と、を備え、前記故障判定手段により前記位置センサが故障したと判定された場合に、前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用して、前記電力変換回路を制御する。
請求項2に記載の発明によれば、位置センサにより回転電機の回転子位置が検出される。また、角度センサにより回転電機の回転子位置と相関がある角度情報が、位置センサよりも低い分解能で取得され、取得された角度情報に基づいて、回転子位置である第1位置が算出される。また、電力変換回路に対する指令電圧と、回転電機を流れる電流とに基づいて、回転子位置である第2位置が推定される。そして、位置センサが故障している場合には、第1位置及び第2位置が併用されて、電力変換回路が制御される。このため、位置センサが故障している場合には、位置センサにより検出された回転子位置よりも低い分解能であっても、第1位置を用いることができる。したがって、位置センサが故障している場合でも、第2位置のみを用いる場合よりも高精度に位置センサレス制御を行うことができる。さらに、位置センサが故障しており、且つ第2位置の推定精度が低下する場合でも、第1位置を用いることができるため、電力変換回路の再起動時においても、トルクショックを抑制することができる。
第1実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図。 (a)クランク角センサの検出値から算出した第1位置、及び推定された第2位置を示す図。(b)インバータ再起動後のモータ電流を示す図。 インバータ再起動後のモータ電流を示す図。 第1位置に対応する電流ベクトル、及び第2位置に対応する電流ベクトルを示す図。 第1実施形態に係るモータ制御の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図。 (a)レゾルバに対するクランク角センサのオフセットを示す図。(b)クランク角センサのオフセットを修正する態様を示す図。 第2実施形態に係るモータ制御の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明に係る回転電機の制御システムを、ハイブリッド車両に搭載されたモータジェネレータ(MG)の制御システムに適用した各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本実施形態に係るMG60の制御システムの全体構成について説明する。MG60(回転電機)は、ハイブリッド車両の主機モータジェネレータ(主機回転電機)であり、その回転軸とエンジンのクランク軸とが直結される。また、MG60は、3相の永久磁石同期モータである。
本実施形態に係るMG60の制御システムは、インバータ10、電源12、コンデンサ11、制御装置20、及びクランク角センサ50を備えている。本制御システムは、MG60の回転子の位置を直接検出する位置検出センサ(レゾルバ等)を用いずに、MG60を制御するセンサレス制御を実施する。
インバータ10(電力変換回路)は、IGBT等の6個のスイッチング素子により構成された、周知の三相ブリッジ回路であり、MG60に電気的に接続されている。各相は上下一対のスイッチング素子が直列に接続された直列体により構成されている。電源12は、リチウムイオン電池等の高圧の直流電圧源であるが、これに限らず、交流電源と整流回路とから構成されていてもよい。コンデンサ11は、電源12とインバータ10との間における直流電圧の変動を抑制するために、電源12に並列に設定されている。
電流センサ13は、MG60の各相のコイルを流れる三相の実電流iu,iv,iwを検出するセンサである。
クランク角センサ50は、クランク軸の回転角を上死点基準で検出するセンサであり、クランク軸と同期して回転するタイミングローターの欠歯の位置を基準として、クランク軸の回転角度を検出するセンサである。
制御装置20は、CPU、ROM、RAM及びI/O等を備えた周知のマイクロコンピュータであり、MG60の実トルクTrを指令トルクTr*に制御すべく、インバータ10を操作する操作信号を生成して出力する。インバータ10の6個のスイッチング素子を操作する信号が、操作信号gup,gvp,gwp,gun,gvn,gwnである。
次に、制御装置20の各機能について説明する。指令電流設定部21は、指令トルクTr*に基づいて、MG60の回転子の永久磁石に同期して回転する直交座標系、すなわち、dq座標系上の指令電流id*,iq*を設定する。具体的には、指令電流設定部21は、指令トルクTr*に対する指令電流id*,iq*のマップを用いて、指令トルクTr*に対応した指令電流id*,iq*を設定する。このマップは、予め実験等により作成されている。なお、指令トルクTrは、例えばハイブリッドECUのような上位の制御装置で決定される。
座標変換部22は、位置推定部30により推定された回転子の位置である第2位置θ2を用いて、電流センサ13により検出された実電流iu,iv,iwを、dq軸座標系上の実電流id,iqに変換する。すなわち、座標変換部22は、MG60の固定子に固定された三相座標系上の実電流iu,iv,iwを、回転子に固定されたdq座標系上の実電流id,iqに変換する。
指令電圧算出部23は、dq軸座標系上の指令電圧vd*,vq*を算出する。具体的には、指令電圧算出部23は、指令電流id*,iq*と実電流id,iqとの偏差を積分したものに所定のゲインを乗じて、指令電圧vd*,vq*を算出する。座標変換部24は、dq座標系上の指令電圧vd*,vq*を、三相座標系上の指令電圧vu*,vv*,vw*に変換する。これにより、インバータ10を制御するための各相の指令電圧vu*,vv*,vw*が算出される。なお、指令電圧算出部23及び座標変換部24により電圧算出手段が構成される。
PWM信号生成部25は、インバータ10の起動許可中に、スイッチング素子のオンオフ信号である、操作信号gup,gvp,gwp,gun,gvn,gwnを生成して、インバータ10へ出力する。インバータ10の起動許可中とは、命令受信部42が、上位の制御装置によりインバータ10の起動命令を受けてから停止命令を受けるまでの期間で、且つ停止部43から停止信号が出力されていない期間である。PWM信号生成部25は、三相の指令電圧vu*,vv*,vw*と、電源12の直流電圧と振幅が比例するキャリア信号との大小関係を比較し、比較結果に応じてスイッチング素子のオンオフを決定する。
また、PWM信号生成部25は、インバータ10の起動不許可中には、全てのスイッチング素子に対する操作信号をオフ信号にして、インバータ10を停止させる。これにより、インバータ10からMG60への給電が停止される。インバータ10の起動不許可中とは、命令受信部42が、上位の制御装置からインバータ10の停止命令を受けてから起動命令を受けるまでの期間、又は停止部43から停止信号が出力されている期間である。
座標変換部26は、MG60を流れる実電流iu,iv,iwを、MG60の固定子に固定された直交座標系、すなわちαβ座標系上の実電流iα,iβに変換する。また、座標変換部27は、三相座標系上の指令電圧vu*,vv*,vw*を、αβ座標系上の指令電圧vα*,vβ*に変換する。
位置推定部30(推定手段)は、αβ座標系上の指令電圧vα*,vβ*、及び実電流iα,iβを入力として、回転子の位置である第2位置θ2を推定する。具体的には、位置推定部30は、以下の式(1)で示すモータモデル(回転電機モデル)を用いて、第2位置θ2を推定する。
式(1),(2)において、Rは抵抗、Ld,Lqはd軸q軸インダクタンス、KEは誘起電圧定数、ωreは回転子の回転角速度、θreは回転子位置、pは微分演算子を表す。そして、モータモデル式(1)のうち、式(2)で表すベクトル(eα,eβ)は、回転子の永久磁石により発生する誘起電圧を拡張した形で表すベクトルであり、拡張誘起電圧と呼ばれるものである。次の式(3)で示すように、ベクトル(eα,eβ)の位相から回転子位置θreを推定することができる。
位置推定オブザーバ31は、実電流iα,iβ、及び指令電圧vα,vβを入力として、式(1)から、ベクトル(eα,eβ)を推定する。そして、位置推定オブザーバ31は、式(3)から、回転子位置θreを推定する。推定した回転子位置θreを第2位置θ2とする。式(1)で用いるモデルパラメータR,Ld,Lqは、予め測定されてパラメータマップ32に格納されている。また、回転角速度ωreは、前回以前の処理タイミングで推定した第2位置θ2から算出する。具体的には、微分部34が、以前に推定した第2位置θ2を微分してLPF35へ出力し、LPF35が、そこから高調波成分を除去して回転角速度ωreを算出する。なお、sはラプラス演算子である。
このように、位置推定部30により推定された第2位置θ2を用いることで、MG60の位置センサレス制御を実施できる。ただし、例えばエンジン走行中におけるMG60の連れまわり時等、インバータ10の停止中にMG60が回転していると、インバータ10の再起動時に回転子の初期位置がわからない。そのため、図3に示すように、インバータ10の再起動時に、第2位置θ2の初期値が実際の回転子位置とずれてしまい、第2位置θ2の推定のずれが収束するまでの間、実電流id,iqが指令電流id*,iq*に追従せず、実電流iu,iv,iwが大きく変動することが起こる。これに伴い、トルクショックが発生する。
そこで、本実施形態では、回転子位置と相関がある角度情報を取得する角度センサを用いる。具体的には、角度センサとして、MG60の回転軸と直結されるクランク軸の回転速度を検出するクランク角センサ50を用いる。クランク角センサ50は、基準位置が回転子の基準位置と一致するように、クランク軸に取り付けられている。あるいは、クランク角センサ50は、クランク角センサ50の基準位置と回転子の基準位置との差が所定角度になるように、クランク軸に取り付けられていてもよい。
位置算出部41(位置算出手段)は、クランク角センサ50により取得された角度情報に基づいて、回転子位置である第1位置θ1を算出する。すなわち、位置算出部41は、クランク角センサ50により検出されたクランク角を、MG60の極数に応じた電気角に変換して、第1位置θ1を算出する。位置算出部41は、クランク角センサ50の基準位置と回転子の基準位置との差が所定角度になっている場合には、所定角度分のオフセットを考慮して第1位置θ1を算出する。ただし、クランク角センサ50は、本来、MG60の回転子位置を検出する用途とは別の用途で用いられる代替センサである。そのため、クランク角センサ50により検出されるクランク角の分解能は、位置推定部30により推定される第2位置θ2の分解能よりも低い。
本実施形態において、制御装置20は、位置算出部41により算出された第1位置θ1、及び位置推定部30により推定された第2位置θ2を併用して、インバータ10を制御する。
具体的には、図2(a)に示すように、位置推定オブザーバ31は、命令受信部42によりインバータ10の停止命令が受信された後、命令受信部42により起動命令が受信された際に、第1位置θ1を第2位置θ2の初期値とする。これにより、図2(b)に示すように、インバータ10の再起動時に、第2位置θ2の初期値と実際の回転子位置とのずれが抑制され、実電流iu,iv,iwの変動が抑制される。ひいては、トルクショックが抑制される。
命令受信部42(受信手段)は、例えばハイブリッドECUのような上位の制御装置から、インバータ10の停止命令及び起動命令を受信する。
また、本実施形態において、制御装置20は、インバータ10の起動中にも、第1位置θ1を用いる。具体的には、修正部33(パラメータ修正手段)は、第1位置θ1と第2位置θ2との比較に基づいて、パラメータマップ32に格納されているモデルパラメータR,Ld,Lqを修正する。詳しくは、修正部33は、第1位置と第2位置とが所定値よりも大きくずれたことを条件として、モデルパラメータR,Ld,Lqを修正する。例えば、第1位置θ1を基準として、第2位置θ2を第1位置θ1に近づけるように、モデルパラメータR,Ld,Lqを修正する。
また、停止部43(停止手段)は、第1位置θ1と第2位置θ2との差分が電気角90度を超える場合には、インバータ10を停止させる。すなわち、停止部43は、第1位置θ1と第2位置θ2との差分が電気角90度を超える場合には、PWM信号生成部25へ停止信号を送信する。図4に示すように、第1位置θ1と第2位置θ2との差分が電気角90度を超える場合は、第1位置θ1に対応する電流ベクトルと、第2位置θ2に対応する電流ベクトルとが、90度以上ずれていることになる。よって、この場合、指令トルクTr*に対して実トルクTr大きくずれているため、停止部43は、フェールセーフ制御を実施する。
次に、MG60を制御する処理手順について、図5のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、制御装置20が所定間隔で繰り返し実行する。
まず、インバータ10の停止命令を受信しているか否か判定する(S10)。停止命令を受信していない場合は(S10:NO)、インバータ10の起動を続け、第2位置θ2を用いて、位置センサレス制御を行う(S14)。
一方、インバータ10の停止命令を受信している場合は(S10:YES)、次に、インバータ10の全てのスイッチング素子にオフ信号を送信して、インバータ10を停止させる(S11)。
続いて、クランク角センサ50により検出されたクランク角に基づいて算出された第1位置θ1を、第2位置θ2を推定する際の初期値に設定する(S12)。
続いて、インバータ10の起動命令を受信しているか否か判定する(S13)。起動命令を受信していない場合は(S13:NO)、S10の処理に戻り、S10〜S13の処理を繰り返し実行する。一方、起動命令を受信している場合は(S13:YES)、インバータ10を起動し、第1位置θ1を初期値として推定した第2位置θ2を用いて、位置センサレス制御を行う(S14)。以上で本処理を終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・第2位置θ2が異常である場合等には、第2位置θ2よりも低い分解能であっても、第1位置θ1を用いることができる。したがって、回転子位置を直接検出する位置センサを用いない制御である位置センサレス制御を、第2位置θ2のみを用いる場合よりも高精度に実施することができる。さらに、第2位置θ2の推定精度が低下する場合でも、第1位置θ1を併用してMG60を制御することができるため、インバータ10の再起動時においても、トルクショックを抑制することができる。
・インバータ10の再起動時には、クランク角センサ50により検出されたクランク角から算出された第1位置θ1を初期値として、回転子位置である第2位置θ2が推定される。したがって、インバータ10の再起動時に、推定される第2位置θ2と実際の回転子位置とのずれを低減できる。ひいては、インバータ10の再起動時に、MG60を流れる電流の変動を抑制して、トルクショックを抑制することができる。
・式(1)に示すモータモデルを用いて、第2位置θ2が推定される。そして、クランク角センサ50の検出値に基づいて算出された第1位置θ1と、推定された第2位置θ2とが所定値よりも大きくずれたことを条件として、モータモデルのモデルパラメータが修正される。これにより、第2位置θ2の推定精度を向上させることができる。また、モータパラメータの動的な変化にも対応できる。
・クランク角センサ50の検出値に基づいて算出された第1位置θ1と、推定された第2位置θ2との差分が、電気角90度を超える場合には、インバータ10が停止される。よって、推定された第2位置θ2が明らかに異常な値の場合には、フェールセーフ制御を実施して安全を確保できる。
・角度センサとしてクランク角センサ50により、MG20の回転子位置と相関があるクランク角を検出できる。特に、エンジンのクランク軸とMG20の回転軸とが直結したハイブリッド車両の場合、クランク軸とMG20の回転子は同期して回転するため、クランク角センサ50の検出値から、回転子位置である第1位置θ1を容易に算出することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を図6を参照しつつ説明する。第2実施形態では、MG60の回転子位置を検出する位置センサとしてレゾルバ61を用いる。レゾルバ61は高精度且つ高分解能なセンサであり、レゾルバ61の検出精度及び分解能は、クランク角センサ50の検出精度及び分解能よりも高い。
第2実施形態に係る制御装置20aは、通常時において、レゾルバ61により検出された回転子位置θを用いてインバータ10を制御し、位置センサレス制御を実施しない。そして、制御装置20aは、レゾルバ61が故障した場合に、第1実施形態に係る制御装置20と同様に、回転子位置である第2位置θ2を推定して位置センサレス制御を行う。
本実施形態に係る制御装置20aは、第1実施形態に係る制御装置20の各機能に加えて、故障判定部45及びオフセット修正部44の機能を備える。
故障判定部45(故障判定手段)は、レゾルバ61が故障したことを判定する。例えば、故障判定部45は、レゾルバ61から回転子位置θに応じた信号が入力されない場合には、レゾルバ61が故障したと判定し、レゾルバ61から回転子位置θに応じた信号が正常に入力される場合には、レゾルバ61が正常であると判定する。
故障判定部45は、レゾルバ61が正常に動作している場合、レゾルバ61により検出された回転子位置θを、オフセット修正部44、座標変換部22及び24へ出力する。また、故障判定部45は、レゾルバ61が故障している場合、位置推定の開始信号を位置推定オブザーバ31へ送信する。位置推定オブザーバ31は、位置推定の開始信号を受けて、第1実施形態と同様に、回転子位置である第2位置θ2の推定を開始する。
座標変換部22及び24は、レゾルバ61が正常に動作している場合には、レゾルバ61により検出された回転子位置θを用いて座標変換を行う。また、座標変換部22及び24は、レゾルバ61が故障している場合には、位置推定部30により推定された第2位置θ2を用いて座標変換を行う。
オフセット修正部44(位置修正手段)は、レゾルバ61が正常に動作している場合に、レゾルバ61により検出された回転子位置θに基づいて、位置算出部41により算出される第1位置θ1aを修正して、回転子位置θとずれのない第1位置θ1bを算出する。
レゾルバ61及びクランク角センサ50を取り付ける際に、レゾルバ61の基準位置とクランク角センサ50の基準位置とがずれていると、図7(a)に示すように、回転子位置θと第1位置θ1aとにはずれが生じる。また、エンジンのクランク軸とMG20の回転軸とがクラッチで切断及び締結される構成の場合、レゾルバ61とクランク角センサ50の基準位置とを合わせて取り付けていても、クラッチによる切断及び締結する度に、ずれが生じる。
そこで、図7(b)に示すように、オフセット修正部44は、定期的に、回転子位置θを基準として、第1位置θ1aを修正する。具体的には、オフセット修正部44は、レゾルバ61がZ信号を受信して回転子位置θをクリアするタイミング、すなわちレゾルバ61の電気角1周期ごとのタイミングで、第1位置θ1aを修正して第1位置θ1bを算出する。
制御装置20aは、レゾルバ61が故障している場合に、第1実施形態と同様に、オフセット修正部44により算出された第1位置θ1b、及び位置推定部30により推定された第2位置θ2を併用して、インバータ10を制御する。
次に、MG60を制御する処理手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、制御装置20aが所定間隔で繰り返し実行する。
まず、レゾルバ61が故障しているか否か判定する(S20)。レゾルバ61が正常に動作している場合は(S20:NO)、レゾルバ61により検出された回転子位置θを用い(S21)、レゾルバ61に対するクランク角センサ50のずれであるオフセットを修正し、第1位置θ1bを算出する(S22)。そして、回転子位置θを用いて、インバータ10を制御する(S23)。
一方、レゾルバ61が故障している場合は(S20:YES)、S24〜S28において、図5のフローチャートのS10〜S14と同様の処理を行う。S26では、S22において修正した第1位置θ1bを用いる。以上で本処理を終了する。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、以下の効果を奏する。
・レゾルバ61が故障している場合には、レゾルバ61により検出された回転子位置θよりも低い分解能であっても、第1位置θ1bを用いることができる。したがって、レゾルバ61が故障している場合でも、第2位置θ2のみを用いる場合よりも高精度に位置センサレス制御を行うことができる。さらに、レゾルバ61が故障しており、且つ第2位置θ2の推定精度が低下する場合でも、第1位置θ1bを用いることができるため、インバータ10の再起動時においても、トルクショックを抑制することができる。
・レゾルバ61が正常に動作しているときにレゾルバ61により検出される回転子位置θに基づいて、クランク角センサ50の検出値に基づいて算出された第1位置θ1aが修正される。これにより、レゾルバ61とクランク角センサ50との取り付け位置関係を事前に把握していない場合でも、レゾルバ61により検出される回転子位置θと、第1位置θ1bとの位相を一致させることができる。また、エンジンのクランク軸とMG20の回転軸との間にクラッチが設けられている車両にも適用することができる。
・レゾルバ61の位置情報は電気角1周期ごとのタイミングでクリアされるため、このタイミングで第1位置θ1aを修正することにより、第1位置θ1bを容易に算出できる。
(他の実施形態)
・エンジンのクランク軸とMG60の回転軸とが直結していなくてもよい。この場合でも、エンジンのクランク軸とMG60の回転軸との間の歯車比を用いて、クランク角センサ50により検出されたクランク角から、回転子位置である第1位置θ1,θ1aを算出できる。
・回転子位置と相関がある角度情報を取得する角度センサとしては、クランク角センサ50に限らず、車輪速センサでもよい。この場合でも、車軸とMG60の回転軸との間の歯車比を用いて、車輪速センサにより検出された車輪速から、回転子位置である第1位置θ1,θ1aを算出できる。
・回転子位置を検出する位置センサはレゾルバ61に限らず、ホール素子、光エンコーダなどでもよい。
・停止部43の機能を備えていなくてもよい。すなわち、第1位置θ1と第2位置θ2との差分が電気角90度を超える場合でも、インバータ10を停止しなくてもよい。
・修正部33は、第1位置θ1,θ1bと第2位置θ2との比較に基づいて、モデルパラメータR,Ld,Lqを定期的に修正するようにしてもよい。
・修正部33の機能を備えていなくてもよい。すなわち、モデルパラメータの修正を行わなくてもよい。
・位置推定オブザーバ31は、命令受信部42による停止命令の受信の有無に関わらず、命令受信部42により起動命令が受信された際に、第1位置θ1,θ1bを第2位置θ2の初期値としてもよい。
・第2実施形態でレゾルバ61が故障した場合及び第1実施形態において、位置推定オブザーバ31は、指令電圧が算出されたことを条件としてインバータの起動を判定し、次の制御周期で第1位置θ1,θ1bを第2位置θ2の初期値としてもよい。
・MG60は、電気自動車の主機モータジェネレータでもよい。この場合、角度センサとして、車輪速センサを採用できる。
10…インバータ、13…電流センサ、20,20a…制御装置、50…クランク角センサ、60…MG,61…レゾルバ。

Claims (9)

  1. 回転電機(60)に電気的に接続された電力変換回路(10)と、前記回転電機を流れる電流を検出する電流センサ(13)と、前記電力変換回路を制御する制御装置(20、20a)と、を備える回転電機の制御システムであって、
    前記回転電機の回転子位置と相関がある角度情報を所定の分解能で取得する角度センサ(50)、を備え、
    前記制御装置は、
    前記角度センサにより取得された前記角度情報に基づいて、前記回転子位置である第1位置を算出する位置算出手段と、
    前記電力変換回路を制御するための各相の指令電圧を算出する電圧算出手段と、
    前記電圧算出手段により算出された前記指令電圧、及び前記電流センサにより検出された前記電流に基づいて、前記回転子位置である第2位置を前記所定の分解能よりも高い分解能で推定する推定手段と、を備え、
    前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用して、前記電力変換回路を制御する回転電機の制御システム。
  2. 回転電機(60)に電気的に接続された電力変換回路(10)と、前記回転電機を流れる電流を検出する電流センサ(13)と、前記回転電機の回転子位置を検出する位置センサ(61)と、前記電力変換回路を制御する制御装置(20a)と、を備える回転電機の制御システムであって、
    前記回転電機の回転子位置と相関がある角度情報を、前記位置センサよりも低い分解能で取得する角度センサ、を備え、
    前記制御装置は、
    前記角度センサにより取得された前記角度情報に基づいて、前記回転子位置である第1位置を算出する位置算出手段と、
    前記電力変換回路を制御するための各相の指令電圧を算出する電圧算出手段と、
    前記電圧算出手段により算出された前記指令電圧、及び前記電流センサにより検出された前記電流に基づいて、前記回転子位置である第2位置を推定する推定手段と、
    前記位置センサが故障したことを判定する故障判定手段と、を備え、
    前記故障判定手段により前記位置センサが故障したと判定された場合に、前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用して、前記電力変換回路を制御する回転電機の制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記電力変換回路の停止命令及び起動命令を受信する受信手段を備え、
    前記推定手段は、前記受信手段により前記停止命令が受信された後、前記受信手段により前記起動命令が受信された際に、前記第1位置を前記第2位置の初期値とする請求項1又は2に記載の回転電機の制御システム。
  4. 前記推定手段は、回転電機モデルを用いて前記第2位置を推定し、
    前記制御装置は、
    前記位置算出手段により算出された前記第1位置と、前記推定手段により推定された前記第2位置との比較に基づいて、前記回転電機モデルのパラメータを修正するパラメータ修正手段を備える請求項1〜3のいずれかに記載の回転電機の制御システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記位置算出手段により算出された前記第1位置と、前記推定手段により推定された前記第2位置との差分が電気角90度を超える場合に、前記電力変換回路を停止する停止手段を備える請求項1〜4のいずれかに記載の回転電機の制御システム。
  6. 前記制御システムは、前記回転電機の回転子位置を検出する位置センサを備え、
    前記制御装置は、前記位置センサが故障したことを判定する故障判定手段を備え、前記故障判定手段により前記位置センサが故障したと判定された場合に、前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用するものであり、
    前記制御装置は、
    前記位置センサが正常に動作しているときに前記位置センサにより検出される前記回転子位置に基づいて、前記位置算出手段により算出される前記第1位置を修正する位置修正手段を備える請求項1〜5のいずれかに記載の回転電機の制御システム。
  7. 前記位置修正手段は、前記位置センサの電気角1周期ごとのタイミングで、前記角度情報を修正する請求項6に記載の回転電機の制御システム。
  8. 前記角度センサは、ハイブリッド車両に搭載されたエンジンのクランク軸の回転角度を検出するクランク角センサであり、
    前記回転電機は、前記クランク軸に直結された前記ハイブリッド車両の主機回転電機である請求項1〜7のいずれかに記載の回転電機の制御システム。
  9. 前記制御システムは、前記回転電機の回転子位置を検出する位置センサを備え、
    前記制御装置は、前記位置センサが故障したことを判定する故障判定手段を備え、前記故障判定手段により前記位置センサが故障したと判定された場合に、前記位置算出手段により算出された前記第1位置、及び前記推定手段により推定された前記第2位置を併用するものであり、
    前記位置センサは、レゾルバである請求項1〜8のいずれかに記載の回転電機の制御システム。
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