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JP2016129625A - 手術器具 - Google Patents

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JP2016129625A JP2015005344A JP2015005344A JP2016129625A JP 2016129625 A JP2016129625 A JP 2016129625A JP 2015005344 A JP2015005344 A JP 2015005344A JP 2015005344 A JP2015005344 A JP 2015005344A JP 2016129625 A JP2016129625 A JP 2016129625A
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Abstract

【課題】骨の骨頭側の端部において、後壁または側壁の一部が剥離した領域における骨の癒合が円滑になされるとともに、骨頭近傍の骨折部位を強固に固定することができる手術器具を提供する。
【解決手段】手術器具100は、骨頭502を備える大腿骨500のような骨の骨頭近傍における骨折の治療に用いられるものであり、長尺状をなし大腿骨の髄腔に挿入して用いられ、軸方向の少なくとも一端で開口する軸孔121を備えており、軸孔の一端部の内壁に形成された雌ネジ122を有する髄内釘101と、大腿骨に当接される本体部、および、本体部の一端に接続して設けられ貫通孔を備える接続部を有する当接板301と、ネジ部(挿入部)を備え、貫通孔を介して、雌ネジ122にネジ部が有する雄ネジを螺合することで、当接板を髄内釘に固定する固定具401とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、手術器具、特に、大腿骨および上腕骨等の骨頭を備える骨の骨頭近傍における骨折を治療する手術器具に関する。
老齢者の骨は、骨粗鬆症の進行により、脆弱なものとなっていることが多く認められる。このような状態で、転倒等により、大腿骨や上腕骨等の骨頭を備える骨に、通常とは異なる外力が掛かると、この骨の骨頭近傍が骨折することがある。
近年、このような骨頭近傍の骨折を治療する方法として、骨の軸方向に沿って、その内部に挿入される髄内釘(ネイル)と、この髄内釘に挿通される骨接合具(ラグスクリュー)とを備えた手術器具(固定用器具)を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、髄内釘は、その軸方向に傾斜した方向に伸びる、骨接合具を挿入するための横断孔(挿通孔)を備え、この横断孔は、髄内釘の側面の両方で開口している。そして、髄内釘を、骨頭側の端部から骨の軸方向に沿って、その内部(内腔)に挿入し、骨接合具を、その先端を骨頭に捩じ込んだ状態で、髄内釘の横断孔に挿通することで、骨頭近傍の骨折部位が強固に固定される。
ところが、前述の通り、骨粗鬆症により骨が脆弱なものとなっているため、骨頭近傍の骨折の際や、骨の軸方向に沿って骨の内部に髄内釘を骨頭側の端部から挿入する際に、この端部において、後壁または側壁に骨の軸方向に沿って亀裂が生じることがある。したがって、この亀裂に起因して、骨頭側の端部において、側壁または後壁の一部が剥離し、その結果、剥離した領域において、骨の癒合が円滑になされないという問題があった。
特開2012−55463号公報
本発明の目的は、骨の骨頭側の端部において、後壁または側壁の一部が剥離した領域における骨の癒合が円滑になされるとともに、骨頭近傍の骨折部位を強固に固定することができる手術器具を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)に記載の本発明により達成される。
(1) 骨頭を備える骨の骨頭近傍における骨折の治療に用いる手術器具であって、
長尺状をなし前記骨の髄腔に挿入して用いられ、軸方向の少なくとも一端で開口する軸孔を備えており、該軸孔の一端部の内壁に形成された雌ネジを有する髄内釘と、
平板状をなし前記骨に当接される本体部と、該本体部の一端に接続して設けられ前記軸孔に対応した貫通孔を備える接続部とを有する当接板と、
円柱状をなし外周面に形成された雄ネジを有する挿入部を備え、前記当接板の前記貫通孔を介して、前記髄内釘の軸に前記挿入部の軸が一致するように、前記髄内釘の前記雌ネジに、前記挿入部の前記雄ネジを螺合することで、前記当接板を前記髄内釘に固定する固定具とを有することを特徴とする手術器具。
かかる構成の手術器具によれば、骨の骨頭側の端部において、後壁または側壁の一部が剥離した領域における骨の癒合が円滑になされることとなる。また、骨頭近傍の骨折部位を強固に固定することができる。
(2) 前記固定具による前記当接板の前記髄内釘への固定の前では、前記当接板は、前記髄内釘の軸を中心に回動可能なように構成される上記(1)に記載の手術器具。
ここで、骨頭側の端部において、骨が剥離する位置は、後壁または側壁等のように、髄腔に髄内釘を骨頭側の端部から挿入する際に形成される亀裂の位置に応じて変化する。これに対応して、当接板が髄内釘の軸を中心に回動可能であることから、骨が剥離している位置に応じて、本体部を所望の位置に配置させることができる。
(3) 前記髄内釘は、その外周面の両方で開口する横断孔を備え、
当該手術器具は、さらに、長尺状をなし、前記横断孔に挿通される骨接合具を有する上記(1)または(2)に記載の手術器具。
これにより、骨頭近傍の骨折部位を固定することができる。
(4) 前記当接板は、その本体部が1枚の板からなり、前記本体部は、該本体部を当接させる前記骨の形状にほぼ沿って屈曲させて用いられる上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の手術器具。
このように、本体部を当接させる骨の形状にほぼ沿って屈曲させて、本体部をこの骨に当接させることができるため、この当接された骨を、剥離する前の位置により優れた精度で配置させることができる。
(5) 前記当接板は、その本体部が複数のコマ部品を帯状に連結させたものからなる上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の手術器具。
これにより、骨が剥離した領域を、確実に本体部で当接することができる。
(6) 前記当接板は、その本体部がワイヤーを用いて前記骨に固定される上記(5)に記載の手術器具。
これにより、本体部が当接された骨を、剥離する前の位置に、確実に配置させることができる。
(7) 前記骨は、大腿骨であり、当該手術器具は、大腿骨頚部骨折に用いられる上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の手術器具。
本発明の手術器具は、大腿骨の骨頭近傍が骨折する大腿骨頚部骨折の骨折部位の固定に対して特に好ましく適用される。
本発明によれば、骨の骨頭側の端部において、後壁または側壁の一部が剥離した領域に手術器具が備える当接板が当接されることで、この領域に位置する骨を、剥離する前の位置に再度配置させることができる。その結果、この領域における骨の癒合が円滑になされることとなる。さらに、手術器具が備える髄内釘と骨接合具とを用いて、骨頭近傍の骨折部位を強固に固定することができる。
本発明の手術器具の第1実施形態を示す図である。 図1に示す手術器具で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図である。 図1に示す手術器具で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す縦断面図である。 図1に示す手術器具が備える当接板を示す図である。 本発明の手術器具の第2実施形態で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図である。 図5に示す手術器具が備える当接板を示す図である。 本発明の手術器具の第3実施形態で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図である。
以下、本発明の手術器具を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
なお、以下では、本発明の手術器具を大腿骨の骨頭近傍における骨折(大腿骨頚部骨折)の治療に適用した場合を一例に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の手術器具の第1実施形態を示す図((a)斜視図、(b)分解斜視図)、図2は、図1に示す手術器具で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図((a)斜視図、(b)後面図、(c)側面図)、図3は、図1に示す手術器具で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す縦断面図、図4は、図1に示す手術器具が備える当接板を示す図((a)正面図、(b)平面図、(c)側面図)である。
なお、以下の説明では、特に断らない限り、手術器具100で患者の大腿骨の骨折部位を固定した状態を基本として方向を特定する。すなわち、患者の腹側を「前」、背側を「後」といい、患者の頭側を「上」、患者の脚側を「下」という。また、図3では、大腿骨におけるハッチングの付与を、説明の便宜上、省略している。
本実施形態では、手術器具100は、図1、図3に示すように、髄内釘(ネイル)101と、骨接合具(ラグスクリュー)201と、当接板(プレート)301と、固定具(固定ネジあるいはエンドキャップ)401と、係合具(セットスクリュー)451とを有している。
髄内釘101は、その全体形状が長尺状をなしており、大腿骨500の髄腔(内腔)に挿入して用いられる。
この髄内釘101は、基端側に位置する軸状をなす近位部102と、この近位部102に連続して先端側に延在する遠位部103とからなる。
髄内釘101は、近位部102および遠位部103に連通して、その軸方向に伸び、かつ、その両端で開口する軸孔121を有している。また、この軸孔121の近位部102側の開口近傍には、その内壁(内面)に雌ネジ122が形成されている。なお、軸孔121は、髄内釘101の近位部102側にのみ設け、遠位部103にまで連通させなくてもよい。すなわち、遠位部103は、中実体であってもよい。
さらに、髄内釘101は、近位部102を貫通し、その両端が近位部102の外周面(側面)の両方において開口した横断孔131を有している。
なお、この横断孔131は、髄内釘101の軸方向に対して傾斜した軸線を有するように、髄内釘101を斜めに貫通している。この横断孔131の傾斜角度は、本実施形態では、髄内釘101を大腿骨500の髄腔に挿入した際に、骨接合具201により大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定し得るように、前記傾斜角度が大腿骨500の軸方向と大腿骨500から骨頭502が突出する方向とがなす角度とほぼ一致するように設定されている。このように、横断孔131の傾斜角度は、手術器具100の適用部位に応じて適宜設定される。
また、軸孔121は、髄内釘101の両端で開口する途中で、横断孔131に開口しており、この位置で、軸孔121と横断孔131とは、互いに連通している。さらに、この位置において、軸孔121の近位部102側の連通口近傍には、その内壁(内面)に雌ネジ123が形成されている。
さらに、髄内釘101は、遠位部103を貫通し、その両端が遠位部103の外周面の両方において開口した横断孔141を有している。なお、横断孔141は遠位部103の軸方向とほぼ直交する方向に貫通して形成されている。
なお、近位部102と遠位部103とは、一体的に形成されたものであっても良いし、別体として設けられたものが、近位部102の先端と遠位部103の基端とにおいて、嵌合および螺合等により接合されたものであっても良い。
また、本発明では、髄内釘が人工骨頭を備えることを除外するものではないが、本実施形態では、大腿骨500には骨頭502が残存しており、髄内釘101は、人工骨頭を備えない。人工の骨頭部を備えるタイプの手術器具も存在するが、このタイプの手術器具は大きな負荷がかかる人工骨頭部付近の強度を確保するため、どうしても人工骨頭部付近が大型化する傾向にある。そのため、後述する当接板(接合板)の手術器具(髄内釘)の軸周りの回動は、大型化した人工骨頭部付近によって、制限されてしまう。しかし、本実施形態の髄内釘101によれば、後述する当接板(接合板)301は、人工骨頭部付近で制限されることなく、髄内釘101の軸周りを広範囲に回動させることができる。そのため、当接板(接合板)301の位置調整が広範囲で容易に行うことができる。
骨接合具(ラグスクリュー)201は、大腿骨500の髄腔に挿入された髄内釘101が備える横断孔131に挿通された状態で、その先端である、ネジ溝が形成された係合部211を骨頭502に捩じ込むことで、骨頭近傍の骨折部位を固定するためのものである。
この骨接合具201は、先端側に位置する、骨頭502に捩じ込まれるネジ溝が形成された係合部211と、この係合部211から基端側に伸び、横断孔131に挿通される軸部221とを有している。また、軸部221の外周面には、その軸方向に延在する溝部222が等間隔で軸周りに複数形成されており、この溝部222内で、係合具451の先端が係合することで、骨接合具201はその回動が防止されるとともに髄内釘101に固定される。
係合具(セットスクリュー)451は、髄内釘101の軸孔121内に螺合されることで、横断孔131に挿通された骨接合具201を髄内釘101に固定するためのものである。
この係合具451は、頭部と、雄ネジが形成されたネジ部とからなるネジ形状をなしており、髄内釘101の軸孔121内において、軸孔121の内壁に形成された雌ネジ123に前記ネジ部が螺合することで、髄内釘101の軸孔121に固定される。この際、係合具451(ネジ部)の先端が、軸孔121が横断孔131で開口する開口部において、骨接合具201の溝部222に係合した状態で、係合具451が軸孔121内に螺合される。そのため、横断孔131に挿通された骨接合具201が髄内釘101に固定される。
固定具(エンドキャップ)401は、後述する、当接板301の貫通孔312を介して、髄内釘101における軸孔121の基端で螺合されることで、当接板301を髄内釘101に固定するとともに、軸孔121を、基端で封止するためのものである。
この固定具401は、基端側に位置する頭部411と、先端側に位置するネジ部431と、頭部411とネジ部(挿入部)431との間に位置する円柱部421とを有し、これら各部は、それぞれ、全体形状が円柱状をなし、頭部411、円柱部421およびネジ部431の順で外周径が縮径する構成となっている。
また、ネジ部431の外周面は、ネジ溝(雄ネジ)を有している。このネジ部431が、軸孔121の基端において、髄内釘101の軸とネジ部431の軸とが一致するように、軸孔121の内壁に形成された雌ネジ122に螺合することで、固定具401が髄内釘101の軸孔121に固定される。この際、固定具401を、当接板301の貫通孔312を介した状態で、髄内釘101の軸孔121に固定するため、固定具401の髄内釘101への固定に伴って、当接板301も髄内釘101に固定される。
さらに、円柱部421の外周面の途中には軸方向と直交する方向に溝部が形成されており、この溝部にはCリング422が装着されている。円柱部421をかかる構成のものとすることで、当接板301の貫通孔312に固定具401を挿通した際に、当接板301の接続部311が、円柱部421のCリング422よりも頭部411側の位置に配置されることとなる。これにより、手術中において、貫通孔312を介して、固定具401に装着された当接板301が固定具401から脱落するのを的確に防止することができる。また、Cリング422がC字状をなし、その一部に切り欠きを備えるものとすることで、接続部311を、円柱部421のCリング422よりも頭部411側の位置に配置させる際に、Cリング422が容易に縮径するため、かかる配置を円滑に実施することができる。
当接板301は、髄内釘101に固定されることで、大腿骨500の骨頭502側の端部において、後壁または側壁の一部が剥離した領域に当接され、これにより、この領域に位置する剥離した骨を、剥離する前の位置に再度配置させるためのものである。
この当接板301は、図1、2、4に示すように、剥離した骨に当接される本体部321と、この本体部の一端(基端)に接続して設けられた貫通孔312を備える接続部311とを有している。
接続部311は、その全体形状が円環状をなし、髄内釘101が備える軸孔121に対応した孔径を有する貫通孔312を有している。この貫通孔312を介した状態で、髄内釘101の軸孔121に固定具401を固定することで、接続部311(当接板301)が髄内釘101に固定される。これにより、接続部311に接続された本体部321が、剥離した骨に当接されることとなる。
本体部321は、その全体形状が平板状をなし、本実施形態では、1枚の板で構成されている。この本体部321は、その一端において接続部311が屈曲して接続されており、この接続部311が固定具401により髄内釘101に固定されることで、剥離した骨に当接される。
ここで、前述の通り、老齢者では、骨粗鬆症により大腿骨500が脆弱なものとなっていることが多く、大腿骨500の軸方向に沿って髄腔に髄内釘を骨頭502側の端部501から挿入する際に、この端部501において、後壁または側壁に大腿骨500の軸方向に沿って亀裂が生じることがある。したがって、この亀裂に起因して、端部501において、側壁または後壁の一部が剥離し、その結果、剥離した領域において、骨の癒合が円滑になされないという問題が生じることがある。
これに対して、手術器具100では、この剥離した骨に本体部321が当接され、この当接された骨を、剥離する前の位置に再度配置させることができる。その結果、剥離した領域における骨の癒合が円滑になされることとなる。なお、図2では、大腿骨500の軸方向に沿って側壁に亀裂が生じ、これに起因して、端部501側の後壁の一部が剥離しており、この剥離した領域に、後壁側に配置された本体部321が当接している場合を示している。
また、本体部321は、本実施形態では、1枚の板で構成されるが、その長手方向の途中に短手方向に沿った複数(本実施形態では2つ)の溝部322が形成されている(図4参照。)。このような溝部322を備えることで、本体部321を当接させる骨の形状にほぼ沿って屈曲させて、本体部321をこの骨に当接させることができる。そのため、この当接された骨を、剥離する前の位置により優れた精度で配置させることができる。
さらに、本体部321は、その一端(基端)および他端(先端)において、大腿骨500と当接する側の面に、それぞれ、係止部323および係止部324を備えている。これら係止部323および係止部324により、当接された骨が係止されるため、本体部321と当接された骨との間で、ズレが生じるのを的確に抑制または防止することができる。
このような手術器具100の各部(髄内釘101、骨接合具201、当接板301等)は、それぞれ、金属材料または高分子材料を主材料として構成されたものが好ましい。金属材料と高分子材料は、優れた強度と弾性を有しているため、手術器具100により強固に骨折部位を固定することができる。
金属材料としては、各種のものが挙げられるが、特に、チタンまたはチタン合金であるのが好ましい。チタンまたはチタン合金は、生体適合性が高く、また、優れた強度を有することから各部の構成材料として好ましく用いられる。なお、チタン合金としては、特に限定されないが、例えば、Ti−6Al−4Vや、Ti−29Nb−13Ta−4.6ZrのようなTiを主成分とし、Al、Sn、Cr、Zr、Mo、Ni、Pd、Ta、Nb、V、Pt等が添加されたものが挙げられる。
また、高分子材料としては、各種のものが挙げられるが、特にポリエーテルエーテルケトンが好ましい。この他にもポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレートなど臨床で使用されているものが挙げられる。
また、手術器具100の各部のうち大腿骨500から露出するもの(特に、当接板301および固定具401)は、本実施形態のように、その全体に亘って、角部が丸みを帯びた形状をなしている(R付けがなされている)ものであることが好ましい。かかる構成とすることにより、手術器具100を大腿骨500の骨折部位に固定する際に、周辺組織を傷付けるのを防止することができる。
<<手術器具を用いた手術方法>>
以上のように説明した手術器具100が、本実施形態では、大腿骨の骨頭近傍における骨折(大腿骨頚部骨折)の治療に適用され、例えば、以下のようにして手術が実施される。
[1] まず、大腿骨500における骨頭502側の端部501に、オウル等を用いてエントリーホールを形成した後、ドリルおよびリーマ等の穿孔具を用いてエントリーホールを拡掘して、皮質骨に開口処理を施し、端部501に開口を形成することで、大腿骨500の髄腔に連通するように端部501を穿孔させる。
[2] 次に、図3に示すように、髄内釘101の先端を、端部501に形成された開口から導入することで、髄内釘101を髄腔に、大腿骨500の軸線に沿って挿入する。
[3] 次に、髄内釘取付装置(図示せず)を、大腿骨500から露出する髄内釘101の基端部に接続し、髄内釘取付装置の案内に従って体外から横断孔131の軸線に沿って、ガイドピン(図示せず)を、骨折線505を横断して、その先端が骨頭502の皮質骨に到達するまで挿入させる。
[4] 次に、このガイドピンによりドリルおよびリーマ等の穿孔具を案内しつつ、この穿孔具を用いて、横断孔131の軸線に沿って、大腿骨500に骨孔503を作成する。
[5] 次に、このガイドピンにより骨接合具(ラグスクリュー)201を案内しつつ、この骨接合具201を、横断孔131に挿通された状態で、大腿骨500に形成された骨孔503に捩じ込む。この際、骨接合具201の先端である、ネジ溝が形成された係合部211が骨折線505を越えて骨頭502の皮質骨に到達するまで、骨接合具201を骨孔503に捩じ込む。
これにより、骨接合具201が骨頭502に固定され、さらに、骨接合具201が髄内釘101側に牽引されるが、このときに、大腿骨500の骨折線505周辺を整合させて、骨折線505で当接する両側の骨折部位が互いに密着するように整復する。
[6] 次に、この状態で、係合具451を髄内釘101の基端部から軸孔121内で螺合して、係合具451の先端を、骨接合具201に当接させる。これにより、骨接合具201が髄内釘101に固定される。
[7] 次に、固定具401に、当接板301を装着する。
この装着は、当接板301の貫通孔312を、固定具401の円柱部421に挿通し、この際、円柱部421のCリング422よりも頭部411側の位置に接続部311を配置することにより行われる。また、円柱部421のCリング422よりも頭部411側の位置に接続部311を配置させることで、Cリング422が接続部311の下面に係止されることとなり、その結果、当接板301が固定具401から脱落することなく的確に保持される。
[8] 次に、軸孔121の基端において、固定具401のネジ部431を軸孔121の内壁に形成された雌ネジ122に螺合することで、固定具401を髄内釘101に固定する。
この際、固定具401には、固定具401の円柱部421に当接板301の貫通孔312を挿通することで、当接板301が装着されていることから、この固定具401の髄内釘101への固定に伴って、当接板301も髄内釘101に固定される。そして、この当接板301の髄内釘101への固定により、当接板301が備える本体部321が剥離した骨に当接される。
また、ネジ部431を雌ネジ122に螺合して、固定具401を髄内釘101に固定する前、すなわち、ネジ部431を雌ネジ122に完全に螺入する前では、当接板301(接続部311)は、髄内釘101の軸を中心に回動可能となっている。そのため、骨頭502側の端部において、骨が剥離する位置は、後壁または側壁等のように、髄腔に髄内釘101を骨頭502側の端部501から挿入する際に形成される亀裂の位置に応じて変化するが、骨が剥離している位置に応じて、本体部321を所望の位置に配置させることができる。すなわち、手術器具100を適用する患者に適した位置で、当接板301を髄内釘101に対して固定することができる。
[9] 次に、髄内釘101が備える横断孔141に、スクリュー(ディスタールスクリュー)601を螺合することで、髄内釘101を大腿骨500に固定する。
以上のようにして、手術器具100を用いて、大腿骨500の骨頭502近傍の骨折部位が固定される。
<第2実施形態>
次に、本発明の手術器具の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の手術器具の第2実施形態で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図((a)斜視図、(b)後面図、(c)側面図)、図6は、図5に示す手術器具が備える当接板を示す図((a)正面図、(b)平面図、(c)側面図)である。
以下、第2実施形態の手術器具100について、前記第1実施形態の手術器具100との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図5、6に示す手術器具100は、当接板301と構成が異なる当接板301Aを備えること以外は、図1に示す手術器具100と同様である。
すなわち、第2実施形態の手術器具100において、当接板301Aは、本体部321Aを備え、この本体部321Aが、2枚の平板状をなす板が一端(基端)側で連結した形状をなしている。すなわち、本体部321Aの剥離した骨に当接される領域がU字状(音叉状)のように、二股に分かれた形状をなしている。
本体部321Aをかかる形状をなすものとすることで、本体部321Aの二股に分かれた位置で、それぞれを独立して、これらが当接する骨の形状に、より優れた精度で沿わせて屈曲させることができる。また、本体部321Aが当接する骨の接触面積の増大を図ることができる。そのため、骨が剥離した領域を、より確実に本体部321Aで当接することができる。
このような第2実施形態の手術器具100によっても、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第3実施形態>
次に、本発明の手術器具の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の手術器具の第3実施形態で、大腿骨の骨頭近傍の骨折部位を固定した状態を示す図((a)斜視図、(b)後面図、(c)側面図)である。
以下、第3実施形態の手術器具100について、前記第1実施形態の手術器具100との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7に示す手術器具100は、当接板301と構成が異なる当接板301Bを備えること以外は、図1に示す手術器具100と同様である。
すなわち、第3実施形態の手術器具100において、当接板301Bは、本体部321Bを備え、この本体部321Bが、複数のコマ部品331を帯状に連結させたもので構成されている。
本体部321Bをかかる形状をなすものとすることによっても、本体部321Bが当接する骨の形状に、優れた精度で沿わせて屈曲させることができる。そのため、骨が剥離した領域を、確実に本体部321Bで当接することができる。
また、コマ部品331の1つには、その短手方向に貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔に挿通した状態でワイヤー332が大腿骨500に緊縛されることで、本体部321が大腿骨500に固定されている。これにより、本体部321Bが当接された骨を、剥離する前の位置に、確実に配置させることができる。
このような第3実施形態の手術器具100によっても、前記第1実施形態と同様の効果が得られる。
以上、本発明の手術器具を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
例えば、本発明の手術器具において、各構成は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換することができ、あるいは、任意の構成のものを付加することができる。
例えば、本発明では、前記第1〜第3実施形態で示した任意の2以上の構成を組み合わせるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、手術器具100を大腿骨の骨頭近傍における骨折(大腿骨頚部骨折)の治療に適用する場合について示したが、本発明の手術器具100は、骨頭を備える骨の骨頭近傍における骨折に用いることができ、例えば、上腕骨の骨頭近傍の骨折にも適用し得る。
100 手術器具
101 髄内釘
102 近位部
103 遠位部
121 軸孔
122 雌ネジ
123 雌ネジ
131 横断孔
141 横断孔
201 骨接合具
211 係合部
221 軸部
222 溝部
301 当接板
301A 当接板
301B 当接板
311 接続部
312 貫通孔
321 本体部
321A 本体部
321B 本体部
322 溝部
323 係止部
324 係止部
331 コマ部品
332 ワイヤー
401 固定具
411 頭部
421 円柱部
422 Cリング
431 ネジ部
451 係合具
500 大腿骨
501 端部
502 骨頭
503 骨孔
505 骨折線
601 スクリュー

Claims (7)

  1. 骨頭を備える骨の骨頭近傍における骨折の治療に用いる手術器具であって、
    長尺状をなし前記骨の髄腔に挿入して用いられ、軸方向の少なくとも一端で開口する軸孔を備えており、該軸孔の一端部の内壁に形成された雌ネジを有する髄内釘と、
    平板状をなし前記骨に当接される本体部と、該本体部の一端に接続して設けられ前記軸孔に対応した貫通孔を備える接続部とを有する当接板と、
    円柱状をなし外周面に形成された雄ネジを有する挿入部を備え、前記当接板の前記貫通孔を介して、前記髄内釘の軸に前記挿入部の軸が一致するように、前記髄内釘の前記雌ネジに、前記挿入部の前記雄ネジを螺合することで、前記当接板を前記髄内釘に固定する固定具とを有することを特徴とする手術器具。
  2. 前記固定具による前記当接板の前記髄内釘への固定の前では、前記当接板は、前記髄内釘の軸を中心に回動可能なように構成される請求項1に記載の手術器具。
  3. 前記髄内釘は、その外周面の両方で開口する横断孔を備え、
    当該手術器具は、さらに、長尺状をなし、前記横断孔に挿通される骨接合具を有する請求項1または2に記載の手術器具。
  4. 前記当接板は、その本体部が1枚の板からなり、前記本体部は、該本体部を当接させる前記骨の形状にほぼ沿って屈曲させて用いられる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の手術器具。
  5. 前記当接板は、その本体部が複数のコマ部品を帯状に連結させたものからなる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の手術器具。
  6. 前記当接板は、その本体部がワイヤーを用いて前記骨に固定される請求項5に記載の手術器具。
  7. 前記骨は、大腿骨であり、当該手術器具は、大腿骨頚部骨折に用いられる請求項1ないし6のいずれか1項に記載の手術器具。
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