[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2016128703A - 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016128703A
JP2016128703A JP2015003242A JP2015003242A JP2016128703A JP 2016128703 A JP2016128703 A JP 2016128703A JP 2015003242 A JP2015003242 A JP 2015003242A JP 2015003242 A JP2015003242 A JP 2015003242A JP 2016128703 A JP2016128703 A JP 2016128703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
transmission device
drive transmission
input gear
output gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015003242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6503741B2 (ja
Inventor
中山 雄介
Yusuke Nakayama
雄介 中山
英詞 林
Eiji Hayashi
英詞 林
木下 健
Ken Kinoshita
健 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015003242A priority Critical patent/JP6503741B2/ja
Publication of JP2016128703A publication Critical patent/JP2016128703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6503741B2 publication Critical patent/JP6503741B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、小型化可能であって十分に応答精度を備えた回転駆動伝達装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の回転駆動伝達装置100は、駆動源側からの動力を受ける入力ギヤ101と、入力ギヤ101からの動力を受けて回転する出力ギヤ102と、入力ギヤ101からの動力を受けて出力ギヤ102に伝達させる中間ギヤ103とを備える。入力ギヤ101、出力ギヤ102及び中間ギヤ103は、同軸上に配置されており、入力ギヤ101と出力ギヤ102の間に、中間ギヤ103が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力源から回転体への駆動力を確実に伝達するとともに、動力源から回転体を容易に隔離させることができる回転駆動伝達装置及び該回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置に関する。
一般的に、画像形成装置等のような回転駆動により複数の駆動系統を動作させる装置においては、駆動源から各機構に回転動力を伝達させるための回転駆動伝達装置を備えている。そして、複数の駆動系統を制御するために、制御対象を独立して動作できるよう、このような回転駆動伝達装置として、スプリングやベアリングを利用した多数の構成部品から成るワンウェイクラッチやトルクリミッター等が採用されている(特許文献1及び2参照)。
特許文献1における回転駆動伝達装置は、板状弾性中間体を介して駆動を切替えるメカクラッチ機構で構成しており、駆動モーターから現像ローラーに至る駆動機構に使用されている。特許文献2における回転駆動伝達装置は、トルクリミッターギヤによる断接制御手段を備えた構成としており、駆動源の回転動力を給紙ローラーに伝達させる駆動機構に使用されている。
特許4371785号公報 特許3557057号公報
特許文献1における回転駆動伝達装置は、板状弾性中間体により断接制御を実行する構成を有しているため、高トルクな機構での使用に適しておらず、板状弾性中間体の曲げばらつきによる応答誤差や塑性変形が発生する恐れがある。又、特許文献2における回転駆動伝達装置は、駆動力断接手段と断接制御手段とを別軸の回転体で構成するため、装置構成が大型化する。更に、特許文献2における回転駆動伝達装置は、駆動力断接手段の逆方向の回転を停止させるために、ストップ部材を設ける必要があるばかりか、ストップ部材が板状となるため、ストップ部材による係止が外れる恐れがある。
このような問題を鑑みて、本発明は、小型化可能であって十分に応答精度を備えた回転駆動伝達装置及びこの回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の回転駆動伝達装置は、駆動源からの回転力により回転する入力ギヤと、該入力ギヤと同軸上に設置されて前記入力ギヤからの回転を受けて回転する出力ギヤとを備える回転駆動伝達装置であって、前記入力ギヤ及び前記出力ギヤと同軸上であって前記入力ギヤと前記出力ギヤとの間に中間ギヤを配置しており、前記入力ギヤが、前記中間ギヤに向けて突設させた断接制御部を備えており、前記中間ギヤが、前記入力ギヤの前記断接制御部を受ける制御受け部を前記入力ギヤ側に備えるとともに、前記出力ギヤの被嵌合部に嵌合させる嵌合部を前記出力ギヤ側に備えており、前記入力ギヤが順方向に回転したときに、前記断接制御部を前記制御受け部に作用させて前記中間ギヤを前記出力ギヤ側に軸方向に沿って摺動させ、前記出力ギヤの前記被嵌合部に前記中間ギヤの前記嵌合部を嵌合させることで、前記入力ギヤの回転を前記出力ギヤに伝達させる一方、前記入力ギヤが逆方向に回転したときに、前記断接制御部を前記制御受け部に作用させて前記中間ギヤを前記入力ギヤ側に軸方向に沿って摺動させ、前記出力ギヤの前記被嵌合部から前記中間ギヤの前記嵌合部を離間させることで、前記入力ギヤから前記出力ギヤへの回転の伝達を解除させることを特徴とする。
この回転駆動伝達装置において、前記出力ギヤは、前記被嵌合部の中央から前記入力ギヤに向かって突設させた移動規制部を備えており、該移動規制部を前記入力ギヤの端面に当接させて、前記中間ギヤの軸方向の移動量を前記入力ギヤの端面と前記出力ギヤの被嵌合部とで規制する。
上記回転駆動伝達装置において、前記出力ギヤは前記移動規制部の外側にガイド溝を設けており、該ガイド溝内に前記中間ギヤを嵌挿させ、前記入力ギヤ及び前記出力ギヤにより前記中間ギヤを被覆したものとしても構わない。
上記回転駆動伝達装置それぞれにおいて、前記出力ギヤは前記移動規制部の外側にガイド溝を設けており、該ガイド溝内に前記中間ギヤを嵌挿させ、前記入力ギヤ及び前記出力ギヤにより前記中間ギヤを被覆した。
上記回転駆動伝達装置において、前記制御受け部は、前記断接制御部を遊嵌させる切欠部によって構成されており、前記断接制御部の頂部と当接させる傾斜部を備えていても構わない。又、前記制御受け部は、前記傾斜部の前記入力ギヤから最も離間した一端に前記断接制御部の一側部と当接する第1当接部を設けており、該第1当接部の軸方向長さが前記断接制御部の軸方向長さより短いものであっても構わない。更に、前記制御受け部は、前記傾斜部の前記入力ギヤから最も近接した他端に前記断接制御部の他側部と当接する第2当接部を設けているものであっても構わない。
又、上記回転駆動伝達装置それぞれにおいて、前記制御受け部の長さを前記中間ギヤの半周分以下となるように構成しても構わない。更に、一対となる前記制御受け部及び前記断接制御部それぞれを、中間ギヤ及び入力ギヤそれぞれに対して2箇所以上に設けたものとしても構わない。
上記回転駆動伝達装置それぞれにおいて、前記被嵌合部及び前記嵌合部はそれぞれ、軸方向に互いに引き込む形状を有するものとしても構わない。
本発明の画像形成装置は、回転駆動機構に上記いずれかの回転伝達装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、単一の駆動源による正逆転駆動により、回転駆動伝達装置の伝達状態と非伝達状態とを切り換えることが可能となり、複数の回転駆動機構を単一の駆動減で制御可能となる。又、同軸配置となる中間ギアを用いた構成とすることで、高速処理又は高負荷条件であっても、その応答精度を落とすことなく、駆動制御を実行でき、回転駆動機構側における連れ回りや構成部品による駆動トルクの増大等も解消できる。従って、簡易的で制限された装置空間の中で構成できるとともに、駆動性能及び応答性能の信頼性も確保しつつ、回転駆動機構における部品の削減による省スペース化や低コスト化を実現できる。
は、本発明の第1の実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す分解斜視図である。 は、図1に示す回転駆動伝達装置における入力ギヤ及び出力ギヤと中間ギヤの関係を示す一部展開図である。 は、図1に示す回転駆動伝達装置において駆動伝達状態となったときの構成を示す側面図である。 は、図1に示す回転駆動伝達装置において駆動解除状態となったときの構成を示す側面図である。 は、本発明の第2の実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す分解斜視図である。 は、図5に示す回転駆動伝達装置の構成を示す分解断面図である。 は、図5に示す回転駆動伝達装置の構成を示す断面図である。 は、出力ギヤと中間ギヤの一部展開図であって、(a)〜(c)それぞれが、出力ギヤと中間ギヤによる嵌合部の別構成例を示す。 は、入力ギヤと中間ギヤによる断接制御機構の別構成例を示す一部展開図である。 は、画像形成装置の構成を示す外観斜視図である。 は、図10に示す画像形成装置の内部構成を示す概略構成図である。 は、トナーボトル及びサブホッパーの構成を示す斜視図である。 は、トナーボトルとサブホッパーの位置関係を示す要部断面図である。 は、トナーボトル、サブホッパー、及び現像器の構成を示す概略図である。 は、ボトル回転機構の構成を示す斜視図である。 は、図15のボトル回転機構の構成を示す逆側からの斜視図である。 は、サブホッパー駆動機構の構成を示す外観図である。 は、図17のサブホッパー駆動機構における回転駆動伝達装置の入力ギヤ周辺の構成を示す概略図である。 は、図17のサブホッパー駆動機構における回転駆動伝達装置の出力ギヤ周辺の構成を示す概略図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態の回転駆動伝達装置について、以下に、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す分解斜視図であり、図2は、図1に示す回転駆動伝達装置の一部展開図である。又、図3及び図4は、本実施形態における回転駆動伝達装置の動作を示す側面図である。
本実施形態の回転駆動伝達装置100は、図1に示すように、駆動源側からの動力を受ける入力ギヤ101と、入力ギヤ101からの動力を受けて回転する出力ギヤ102と、入力ギヤ101からの動力を受けて出力ギヤ102に伝達させる中間ギヤ103とを備える。入力ギヤ101、出力ギヤ102及び中間ギヤ103は、同軸上に配置されており、入力ギヤ101と出力ギヤ102の間に、中間ギヤ103が配置されている。
入力ギヤ101は、外周面にギヤ歯113を有する円盤形状であって、出力ギヤ102と対向する一端面(中間ギヤ103側端面)114に中間ギヤ103に向かって突設させた断接制御部(突起部)111を備えている。入力ギヤ101は、軸支可能とするべく、軸方向に貫通させた貫通穴112を中心に設けており、貫通穴112の外側に断接制御部111を中間ギヤ103に向かって突設させている。断接制御部111は、後述するように、中間ギヤ103の軸方向の位置決めを行って、出力ギヤ102への動力伝達を断接する。
出力ギヤ102は、入力ギヤ101の端面114に当接させる移動規制部(突起部)121と、移動規制部121の外周に波状のラチェット歯125を備えるラチェット部(被嵌合部)122と、外周面にギヤ歯126を有するギヤ部123とを備える。出力ギヤ102は、軸支可能とするべく、軸方向に貫通させた貫通穴124を中心に設けている。出力ギヤ102は、ラチェット部122の一端面(中間ギヤ103側端面)中心より入力ギヤ101に向かって、移動規制部121を突設させており、ラチェット部122の他端面にギヤ部123を設けている。即ち、出力ギヤ102は、ラチェット部122を中心として、軸方向の両側に移動規制部121とギヤ部123とを設けている。
移動規制部121は、ラチェット部122よりも小径の円柱状となり、後述するように、中間ギヤ103に挿嵌される。ラチェット歯125は、ラチェット部122の一端面より中間ギヤ103に向かって突設させて形成されており、後述する中間ギヤ103のラチェット歯133と嵌合可能に構成される。出力ギヤ102のラチェット歯125と中間ギヤ103のラチェット歯133により、出力ギヤ102と中間ギヤ103との嵌合部分を形成する。
中間ギヤ103は、出力ギヤ102の移動規制部121を外嵌するべく、軸方向の貫通穴131を貫通させた円筒形状で構成される。中間ギヤ103は、中間ギヤ103の一端面(入力ギヤ101側端面)に、断接制御部111を遊嵌させる制御受け部(切欠部)132を備える一方、中間ギヤ103の他端面(出力ギヤ102側端面)に、出力ギヤ102のラチェット歯125と嵌合するラチェット歯133を備え、嵌合部を構成する。
図1及び図2に示すように、中間ギヤ103の制御受け部132は、軸方向に凹設されており、周方向に傾斜させた傾斜面132aと、傾斜面132aの両端に設けた軸方向長さの異なる当接面132b,132cとによる台形形状を備える。即ち、制御受け部132は、軸方向長さの短い当接面132bと、軸方向長さの長い当接面132cと、当接面132bから当接面132cに向かって入力ギヤ102の一端面114から離間するように傾斜させた傾斜面132aとを備える。
制御受け部132は、傾斜面132aを断接制御部111の頂部111aに接触させることで、入力ギヤ101に対する中間ギヤ103の軸方向位置を決定する。又、制御受け部132における当接面132cの軸方向長さL2を、図2に示すように、断接制御部111の軸方向長さL1より短くなるように設定することで、入力ギヤ101及び中間ギヤ103間の接触面を減らして摩擦を低減できるため、中間ギヤ103が動作を円滑なものとできる。
図3に示すように、制御受け部132は、当接面132bを断接制御部111の一側部111bに接触させることで、中間ギヤ103を出力ギヤ102に接続させた状態で、入力ギヤ101の順方向(図3中矢印Aの方向)回転を中間ギヤ103に伝達させる。又、図4に示すように、制御受け部132は、当接面132cを断接制御部111の他側部111cに接触させることで、中間ギヤ103を出力ギヤ102から離間させた状態で、入力ギヤ101の逆方向(図4中矢印Bの方向)回転を中間ギヤ103に伝達させる。
図1及び図2に示すように、中間ギヤ103のラチェット歯133は、周方向に沿って両側に傾斜面133a,133bを設けた歯面形状を有しており、周方向に沿って所定周期で連続させて突設させている。ラチェット歯133の傾斜面133aは、制御受け部132の傾斜面132aと逆側に傾斜させており、傾斜面133aの傾斜角θ1は傾斜面133bの傾斜角θ2(θ1<θ2≦90°)よりも緩やかなものとされる。尚、傾斜面133bは、傾斜角θ2が90度となる垂直面、又は、傾斜面133aと逆側に傾斜させた傾斜面となる。
図1及び図2に示すように、入力ギヤ102のラチェット歯125は、中間ギヤ103のラチェット歯133と対をなしており、ラチェット歯133と噛合可能に構成されている。即ち、ラチェット歯125の歯面形状は、傾斜面133a,133bそれぞれと当接する傾斜面125a,125bを備えている。従って、ラチェット歯125,133は、傾斜面125a,133aにより互いに滑動可能とする一方で、傾斜面125b,133bにより互いに拘束する形状となる。
図3に示すように、入力ギヤ101が、駆動源(図示省略)から伝達される順方向の回転力により回転すると、断接制御部111が、制御受け部132の傾斜面132aに沿って、制御受け部132の当接面132b側に移動する。これにより、中間ギヤ103は、入力ギヤ101の断接制御部111により出力ギヤ102側に押圧されることとなり、軸方向に沿って出力ギヤ102側に摺動する。
そして、断接制御部111の一側部111bが制御受け部132の当接面132bに接触すると、入力ギヤ101の順方向回転が中間ギヤ103に伝達される。このとき、中間ギヤ103のラチェット歯133と出力ギヤ102のラチェット歯125が傾斜面125b,133bで噛合して、入力ギヤ101の回転力が中間ギヤ103を介して出力ギヤ102に伝達される。
図4に示すように、入力ギヤ101は、駆動源(図示省略)から伝達される逆方向(図中矢印B方向)の回転力により回転すると、断接制御部111が、制御受け部132の傾斜面132aに沿って、制御受け部132の当接面132c側に移動する。これにより、中間ギヤ103は、出力ギヤ102から離間するように、軸方向に沿って入力ギヤ101側に摺動可能となる。
そして、断接制御部111の他側部111cが制御受け部132の当接面132cに接触すると、入力ギヤ101の回転力が中間ギヤ103に伝達される。このとき、出力ギヤ102のラチェット歯125と中間ギヤ103のラチェット歯133とが傾斜面125a,133aにより滑動するため、中間ギヤ103が軸方向に沿って入力ギヤ101側に摺動する。これにより、ラチェット歯125,133の噛合が解除されて、中間ギヤ103のみが回転することとなり、入力ギヤ101から出力ギヤ102への回転伝達が解除されて、出力ギヤ102の回転を停止させる。
中間ギヤ103の軸方向長さL3は、出力ギヤ102における移動規制部121の軸方向長さL4よりも短く構成されている。従って、中間ギヤ103は、入力ギヤ101の一端面114と出力ギヤ102のラチェット部122との間で、軸方向に沿って摺動可能となる。即ち、出力ギヤにおける移動規制部121の軸方向長さL4により、中間ギヤ103の移動長さが規制される。
又、中間ギヤ103において、制御受け部132の周方向長さを、中間ギヤ103の外周面の半周分の長さよりも短くなるようにして、複数の制御受け部132を設けている。そして、入力ギヤ101は、制御受け部132に対応するように、制御受け部132と同一周期で、断接制御部111を設けている。これにより、中間ギヤ103と出力ギヤ102との断接周期が少なくとも半周期以下とできる。
従って、駆動制御時の回転駆動伝達装置100による応答時間を短縮できるとともに、各ギヤ101〜103に加わる負荷を等分して、破損や劣化の偏りを防止して、回転駆動伝達装置100の耐久性を向上できる。尚、本実施形態では、2つの制御受け部132を中間ギヤ103に設けた例を示すが、3つ以上の制御受け部132を設けるものとしても構わない。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態の回転駆動伝達装置について、以下に、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す分解斜視図であり、図6は、本実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す分解断面図である。図7は、本実施形態における回転駆動伝達装置の構成を示す断面図である。尚、本実施形態の回転駆動伝達装置において、第1の実施形態における回転駆動伝達装置における同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の回転駆動伝達装置200は、図5及び図6に示すように、第1の実施形態の回転駆動伝達装置100(図1等参照)と同様の構成となる入力ギヤ101及び中間ギヤ103と、入力ギヤ101からの動力を受けて回転する出力ギヤ202とを備える。この回転駆動伝達装置200は、第1の実施形態の回転駆動伝達装置100(図1等参照)と異なり、中間ギヤ103を入力ギヤ101及び出力ギヤ202によって被覆して、出力ギヤ202と中間ギヤ103との嵌合部分を外部から遮蔽した構成となる。よって、以下では、出力ギヤ202の構成を中心に、本実施形態の回転駆動伝達装置200の構成を説明する。
出力ギヤ202は、外周面に沿って軸方向に掘削させたガイド溝221を備えており、ガイド溝221の底にラチェット歯125を設けてラチェット部222を構成している。又、出力ギヤ202は、ガイド溝221の外周壁の外周面にギヤ歯126を設けてギヤ部223を構成し、ガイド溝221の内周壁を構成する円筒部によって移動規制部121を構成する。出力ギヤ202は、軸支可能とするべく、軸方向に貫通させた貫通穴124を中心に設けている。即ち、出力ギヤ202は、ガイド溝221の外周壁と内周壁とをラチェット部222で連結させた二重筒形状で構成されている。
出力ギヤ202は、ガイド溝221開口側(入力ギヤ101側)となる一端面の外周側にギヤ部223を設けるとともに、移動規制部121の一端をガイド溝221の外周壁よりも入力ギヤ101側に突出させている。即ち、ガイド溝221の内周壁を構成する移動規制部121の軸方向長さL11を、ガイド溝221の外周壁の軸方向長さL12よりも長くすることで、入力ギヤ101の端面114に当接させる移動規制部121を出力ギヤ202の一端面から突出させている。これにより、出力ギヤ202は、移動規制部121の一端のみを入力ギヤ101と当接させることとなり、入力ギヤ101及び出力ギヤ202間の接触面を減らして摩擦を低減できる。
このように出力ギヤ202を構成することで、図7に示すように、中間ギヤ103のラチェットは133がガイド溝221底のラチェット歯125と対向するように、ガイド溝221に中間ギヤ103が嵌挿される。又、ガイド溝221の開口側には、挿入された中間ギヤ103の制御受け部132に対向するように、入力ギヤ101の断接制御部111が挿入されている。これにより、中間ギヤ103がガイド溝221内を摺動する構成となり、出力ギヤ202と中間ギヤ103との嵌合部分を、出力ギヤ202におけるガイド溝221の外周壁で覆うため、異物の混入による影響を受けにくい構成とできる。
尚、第1及び第2の実施形態の回転駆動伝達装置100,200における中間ギヤ103と出力ギヤ102,202の嵌合部形状について、図2の展開図に示す構成としたが、この構成に限定するものではなく、他の構成としても構わない。例えば、図8(a)に示すように、ラチェット歯125,133それぞれにおいて、傾斜面125a,133aと傾斜面125b,133bとの間に水平面125c,133cを設けた台形状に構成するものとしても構わない。水平面125c,133cを設けることで、中間ギヤ103から出力ギヤ102,202へ軸方向の押圧力を与えて、入力ギヤ101からの回転動力を高効率で伝達できる。
又、図8(b)に示すように、ラチェット歯125,133それぞれにおいて、傾斜面125a,133a及び傾斜面125b,133bの傾斜方向を、制御受け部132の傾斜面132aと逆側とするものとしても構わない。即ち、傾斜面133bの傾斜角θ2を90°より大きい角度とする。これにより、中間ギヤ103と出力ギヤ102,202とを嵌合させたとき、ラチェット歯125,133の傾斜面125b,133bにより、中間ギヤ103と出力ギヤ102,202とが互いに引き込むこととなり、中間ギヤ103と出力ギヤ102,202との嵌合部の脱落を防止できる。
更に、図8(c)に示すように、図8(a)及び(b)の構成を組み合わせるものとしても構わない。即ち、ラチェット歯125,133それぞれにおいて、傾斜面125a,133a及び傾斜面125b,133bの傾斜方向を制御受け部132の傾斜面132aと逆側とするとともに、傾斜面125a,133aと傾斜面125b,133bとの間に水平面125c,133cを設けるものとしても構わない。
又、第1及び第2の実施形態の回転駆動伝達装置100,200における入力ギヤ101の断接制御部111と中間ギヤ103の制御受け部132とによる断接制御機構の構成について、図2の展開図に示す構成としたが、この構成に限定するものではなく、他の構成としても構わない。例えば、図9に示すように、中間ギヤ103の制御受け部132において、傾斜面132aと当接面132cとによる三角形状となり、当接面132bを省いた形状としても構わない。
<回転駆動伝達装置の適用例>
以下、上記各実施形態の回転駆動伝達装置の適用例として、画像形成装置に適用したものを一例として、以下に説明する。
(画像形成装置の構成)
図10及び図11を参照して、画像形成装置1の構成について説明する。図10は、画像形成装置1の構成を示す外観斜視図であり、図11は、画像形成装置1の内部構成を示す概略構成図である。
画像形成装置1は、図10及び図11に示すように、記録紙に画像を印字する画像形成部2と、原稿から画像を読み取る画像読取部3とを備え、画像形成部2上方に画像読み取り部3を載置した構成を備える。又、画像形成装置1は、ユーザーに対して各種の表示を行うとともにユーザーによる入力操作を受け付ける操作パネル116を備えている。
画像読取部3は、原稿ガラス板の上に載置された原稿を、スキャナーを移動して読み取る公知のものである。原稿画像は、赤(R)・緑(G)・青(B)の三色に色分解されて、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより電気信号に変換され、R・G・Bの画像データが得られる。画像読み取り部3で得られた各色成分の画像データは、後述の画像制御部11(図7参照)において各種処理が行われて、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換される。
画像形成部2は、画像データに基づくトナー画像を記録紙に転写する作像装置4と、作像装置4で記録紙に転写されたトナー画像を定着させる定着装置5と、画像を印刷するための記録紙を収納するとともに記録紙を給紙する給紙機構6と、定着装置5によりトナー画像が定着されて画像形成された記録紙を排紙する排紙機構7と、を備える。又、画像読取部3は、原稿からの画像を読み取るスキャナー装置31と、スキャナー部31の上部に設けられるとともにスキャナー装置31に原稿を1枚ずつ搬送させる自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)32とを備える。
画像形成部2内の中央部に位置する作像装置4は、像坦持体の一例である感光体上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写ベルト42、及びイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像機構41を備えている。尚、図11では、説明の便宜上、各作像機構41に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。
中間転写ベルト42は、駆動ローラー43と従動ローラー44の間に張設され、従動ローラー44が不図示のスプリングで図2の左方向へ付勢されることにより、中間転写ベルト42に張力が与えられている。そして、転写駆動モーター(図示省略)からの動力伝達にて、駆動ローラー43が反時計回りに回転する。中間転写ベルト42にはポリカーボネート、ポリイミド、ポリイミドアミドなどの樹脂材料が使用される。中間転写ベルト42のうち従動ローラー44に巻き掛けられた部分の外周側には、転写ベルトクリーナー421が配置されている。転写ベルトクリーナー421は、中間転写ベルト42上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、中間転写ベルト42に当接している。
中間転写ベルト42の下方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の作像機構4が所定間隔で配置されている。そして、それぞれ作像機構41の感光体ドラム45と、中間転写ベルト42を挟んで対向する位置に、一次転写ローラー46が配置されている。感光体ドラム45の外周には、図11における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電器47、現像器48、一次転写ローラー46及び感光体クリーナー49が配置されている。
感光体ドラム45は負帯電性のものであり、感光体モーター(図示省略)からの動力伝達にて、図11の時計方向に回転駆動するように構成されている。帯電器47はローラー帯電式のものであり、該帯電器47には、帯電用電源(図示省略)から所定のタイミングにて感光体帯電のための電圧が印加される。現像器48は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム45上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー46は、中間転写ベルト42の内周側に位置しており、中間転写ベルト42の回転に伴って図11の反時計方向に回転する。中間転写ベルト42と一次転写ローラー46との間(当接部分)に、一次転写領域である一次転写ニップ部を構成している。感光体クリーナー49は、感光体ドラム45上に残留する未転写トナーを除去するものであり、感光体ドラム45に当接している。4つの作像機構41の下方には露光部50が配置されている。露光部50は、画像データに基づき、レーザービームにて各感光体ドラム45に静電潜像を形成するものである。画像データは、位置ズレ補正のための補正を受けた後、記録紙の供給と同期して1走査ラインごとに読み出され、露光部50に設けられた発光ダイオードの駆動信号となっている。
中間転写ベルト42のうち駆動ローラー43に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー51が配置されている。二次転写ローラー51は、中間転写ベルト42に当接していて、中間転写ベルト42と二次転写ローラー51との間(当接部分)が二次転写領域である二次転写ニップ部を形成している。二次転写ローラー51は、中間転写ベルト42の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録紙の移動に伴って図11の時計方向に回転する。
作像装置4は、帯電器47で感光体ドラム45表面を帯電させた後、露光部50で画像データに応じた静電潜像を形成し、この静電潜像に現像器48からのトナーを付着させて感光体ドラム45表面にトナー像を形成する。感光体ドラム45表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト42が感光体ドラム45と一次転写ローラー46との間(一次転写ニップ部)を通過する時に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、中間転写ベルト42上に1次転写される。感光体ドラム45に残った未転写トナーは感光体クリーナー49にて掻き取られ、感光体ドラム45上から取り除かれる。そして、記録紙が二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わされた4色のトナー像が記録紙に一括して二次転写される。中間転写ベルト42に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー421にて掻き取られ、中間転写ベルト42上から取り除かれて、廃トナーボックス(図示省略)に蓄えられる。
二次転写ローラー51の上方に位置する定着装置5は、記録紙の搬送方向との直交方向に長い加熱ローラー55、及び、加熱ローラー55と平行状に延びる加圧ローラー56を備えている。加圧ローラー56は、加熱ローラー55に当接していて、加熱ローラー55と加圧ローラー56との間(当接部分)が定着領域である定着ニップ部を形成している。二次転写ローラー51における二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録紙が、加熱ローラー55と加圧ローラー56との間の定着ニップ部を通過する際、加熱ローラー55と加圧ローラー56とが記録紙を加熱・加圧して、記録紙上の未定着トナー像を定着させる。
作像装置4の下方に位置する給紙装置6は、記録紙を収容する複数段(実施形態では2段)の給紙カセット、給紙カセット61内の記録紙を1枚ずつ繰り出す繰り出しローラー62、及び繰り出された記録紙を所定のタイミングにて二次転写ニップ部(二次転写領域)に搬送する一対のレジストローラー63等を備えている。又、排紙機構7は、定着装置5でトナー像が定着された記録紙を装置外部に排紙させる排出ローラー71と、排紙された記録紙を受ける排紙トレイ72とを備えている。
各給紙カセット61は画像形成部2の下部に着脱可能に配置されている。各給紙カセット61内の記録紙は、対応する繰り出しローラー62の回転にて、最上部のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置6の各給紙カセット61から、両レジストローラー63間のニップ部、及び作像装置4における二次転写ニップ部(二次転写領域)を経て、定着装置5の定着ニップ部に至る。そして、搬送経路30は、定着装置5の定着ニップ部から一対の排出ローラー71を介して画像形成部2上面の排紙トレイ72にまで延びている。
(トナー補給路の構成)
画像形成装置1は、現像器48にトナーを補給させるために、トナーボトル(トナー収容容器)81を着脱可能としている。図11に示すように、中間転写ベルト42の上方にはボトル収容室80が設けられており、ボトル収容室80内には、各現像器48に供給される補給用トナーを収容するトナーボトル81が着脱可能に配置されている。尚、図11では、説明の便宜上、ボトル収容室80及びトナーボトル81にも、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。このトナーボトル81から現像器48へのトナー補給路の詳細について、図12〜図14を参照して以下に説明する。
図12〜図14に示すように、作像機構41の現像器48には、トナーを一定量補給するサブホッパー(トナー貯蔵部)82が設けられており、ここからジョイント83を介して現像器48に供給される。サブホッパー82の上方には、トナーボトル81が着脱自在に設けられている。サブホッパー82内のトナー残量が少なくなると、トナーボトル81からにトナーが供給される。トナーボトル81内のトナーがなくなると、新しいトナーボトル81と交換される。尚、図12では、説明の便宜上、トナーボトル81及びサブホッパー82にも、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。
トナーボトル81は、トナーを収納しているボトル部812と、供給口813aが外周面に形成されたキャップ部813と、供給口813aを開閉するシャッター部815とを有する。ボトル部812とキャップ部813とは相対的に回転可能に取り付けられている。キャップ部813の正面側にはトナーボトル81を回転させるツマミ814が形成されている。この色別に設けられるトナーボトル81のそれぞれのキャップ部813は、色別のサブホッパー82が一体に構成された上面に載置されている。
トナーボトル81の裏面側には、ボトル部812を回転させるボトル回転機構811が設けられている。ボトル回転機構811は、駆動源となるステッピングモーター811aを備えており、後述のギヤ機構を介してステッピングモーター811aの回転力をトナーボトル81に伝達させる。ボトル回転機構811でボトル部812を回転させると、ボトル部812内に収納されたトナーは、ボトル部812の内周面に形成された螺旋状溝817(第1トナー補給部)によって、キャップ部813の供給口813aに導かれる。そして、トナーは供給口813aからサブホッパー82に落下供給される。
図13に示すように、トナーボトル81のキャップ部813におけるキャップ部813の供給口813aがサブホッパー82の上部に位置する。サブホッパー82内には、トナーの上面レベルを検出するフロート部材824が、軸824aを中心として揺動自在に設けられている。そして、フロート部材824の下方には撹拌軸と共に回転するカム822が設けられており、カム822の回転によってフロート部材824は上下に揺動する。
一方、図14に示すように、現像器48にはトナー濃度センサー481が設けられていて、現像器48のトナー濃度が低くなった場合には、所定のトナー濃度となるようにサブホッパー82の補給ローラー(第2トナー補給部)823が回転して現像器48にトナーが補給される。尚、これら撹拌軸及び補給ローラー823はサブホッパー駆動機構821で駆動される。サブホッパー駆動機構821は、駆動源となるステッピングモーター821aを備えており、不図示のギヤ機構を介してステッピングモーター821aの回転力をサブホッパー82に伝達させる。
図13に示すように、フロート部材824には検知部材824bが設けられており、フロート部材に連動して上下動する。サブホッパー82の外側面には、エンプティセンサー(第1検知部)830が取り付けられている。エンプティセンサー830としては、フォトセンサーが用いられ、検知部材824bの位置に応じてON又はOFFの信号が得られる。
サブホッパー82内にトナーが十分にある場合は、フロート部材824は上方に位置し、エンプティセンサー830はOFF状態となる。一方、サブホッパー82内のトナー量が少なくなると、トナーの上面が低下し、フロート部材824が下方に下がり、エンプティセンサー830がONとなる。
エンプティセンサー830がONになると、ボトル回転機構811が駆動してトナーボトル81のボトル部812を所定時間(例えば10秒間)回転させ、トナーボトル81からサブホッパー82内にトナーを供給する。サブホッパー82にトナーボトル81からトナーが補給されると、フロート部材824が上方に上がるため、エンプティセンサー830はON信号からOFF信号となる。ところが、トナーボトル81にトナーがない場合には、ボトル部812を回転させてもサブホッパー82内にトナーは補給されない。尚、カム822と補給ローラー823は共に、サブホッパー駆動機構821によって回転駆動するため、エンプティセンサー830の変化を確認するためにカム822を動作させた時、補給ローラー823も同時に回転することとなる。
他方、現像器48には、二成分現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度センサー(第2検知部)481が設けられている。そして、現像器48内のトナー濃度が低くなった場合には、所定のトナー濃度を維持するように、サブホッパー駆動機構821によりサブホッパー82の補給ローラー823を回転させて、現像器48にトナーを補給する。例えば、トナー濃度の通常設定値が5%の場合、トナー濃度が4.5%以下となると、補給ローラー823が回転して、サブホッパー82から現像器48にトナー補給が行われる。そして、トナー濃度が5%になると、補給ローラー823の回転が停止する。
又、画像形成装置1は、トナーボトル81を回転させたときに、エンプティセンサー830がON信号からOFF信号となれば、トナーボトル81からサブホッパー82にトナーが供給されたと認識するため、トナーボトル81が新品に交換されたと判断する。又、補給ローラー823が1回転することで、所定グラム数のトナーを現像器48に送るため、補給ローラー823の回転数により現像器48に送るトナー量を管理することが出来る。そして、サブホッパー82の容量が決まっているため、サブホッパー82の容量以上にトナーを消費しても、トナー濃度センサー821により検出されたトナー濃度が低下していない場合は、トナーボトル82が交換されていたものと判別できる。
(ボトル回転機構の構成)
ボトル回転機構811には、第1の実施形態における回転駆動伝達装置100がメカクラッチとして適用されている。ボトル回転機構811は、図15及び図16に示すように、駆動源となるステッピングモーター811aと、トナーボトル81Y〜81Kを回転させるボトル駆動ギヤ816Y〜816Kと、トナーボトル81Y〜81Kのボトル部812と連結する連結軸(カップリング)817Y〜817Kとを備えている。そして、ボトル回転機構811は、ステッピングモーター811aにより回転駆動する入力ギヤ101a,101bを有する回転駆動伝達装置100a,100bを備える。
又、ボトル回転機構811は、回転駆動伝達装置100aの出力ギヤ102aの回転をボトル駆動ギヤ816Kに伝達させる中継ギヤ104aと、回転駆動伝達装置100bの出力ギヤ102bの回転をボトル駆動ギヤ816M,816Cに伝達させる中継ギヤ104aと、ボトル駆動ギヤ816Mの回転をボトル駆動ギヤ816Yに中継する中継ギヤ105とを備える。尚、図15及び図16中における、回転駆動伝達装置100a,100b、入力ギヤ101a,101b、出力ギヤ102a,102b、及び中間ギヤ103a,103bはそれぞれ、第1の実施形態における回転駆動伝達装置100、入力ギヤ101、出力ギヤ102、及び中間ギヤ103それぞれに相当する。
このように構成するとき、ボトル回転機構811は、ステッピングモーター811aと回転駆動伝達装置100bの入力ギヤ101bとの間に不図示の中継ギヤを設けている。従って、ステッピングモーター811aが正転回転した場合、回転駆動伝達装置100aの入力ギヤ101aが順方向(図3中矢印Aの方向)回転となる一方、回転駆動伝達装置100bの入力ギヤ101bが逆方向(図4中矢印Bの方向)回転となる。そして、回転駆動伝達装置100aにおいて、中間ギヤ103aが出力ギヤ102aと接続して、入力ギヤ101aの回転力が出力ギヤ102aに伝達される一方、回転駆動伝達装置100bにおいて、中間ギヤ103bが出力ギヤ102bと離間して、入力ギヤ101bの回転力の出力ギヤ102bへの伝達が切断される。
これにより、ステッピングモーター811aの回転力が、回転駆動伝達装置100a及び中継ギヤ104aを介して、ボトル駆動ギヤ816Kのみに伝達するため、トナーボトル81Kのみが回転し、トナーボトル81K内のトナーがサブホッパー82Kに供給される。このとき、回転駆動伝達装置100bは切断状態であるため、ステッピングモーター811aの回転力が中継ギヤ104bに伝達されず、トナーボトル81Y,81M,81Cはそれぞれ停止状態となる。
一方、ステッピングモーター811aが逆転回転した場合、回転駆動伝達装置100aの入力ギヤ101aが逆方向(図4中矢印Bの方向)回転となる一方、回転駆動伝達装置100bの入力ギヤ101bが順方向(図3中矢印Aの方向)回転となる。従って、回転駆動伝達装置100aが切断状態となる一方で、回転駆動伝達装置100bは接続状態となる。これにより、ステッピングモーター811aの回転力が、回転駆動伝達装置100b及び中継ギヤ104b,105を介して、ボトル駆動ギヤ816Y,816M,816Cそれぞれに伝達するため、トナーボトル81Y,81M,81Cが回転し、トナーボトル81Y,81M,81C内のトナーがサブホッパー82Y,82M,82Cに供給される。尚、中継ギヤ104aの回転が停止するため、トナーボトル81Kは停止状態となる。
尚、回転駆動伝達装置100a,100bについて、制御受け部132及びラチェット歯125,133の構成を互いに逆方向とするものとして、トナーボトル81Kの回転制御とトナーボトル81Y,81M,81Cの回転制御とを独立して実行できるものとしても構わない。このように、ステッピングモーター811aの回転方向により回転駆動伝達装置100a,100bの断接を切り換えるものとすることで、サブホッパー82Y〜82Kに対して最適にトナーを補給できる。
(サブホッパー駆動機構の構成)
サブホッパー駆動機構821には、第2の実施形態における回転駆動伝達装置200がメカクラッチとして適用されている。以下では、サブホッパー回転機構821が2つのサブホッパー82a,82bに対して回転制御を実行する構成を例にして説明する。サブホッパー回転機構821は、図17に示すように、駆動源となるステッピングモーター821aと、サブホッパー82a,82bそれぞれのトナー攪拌軸825a,825bを回転させる攪拌用ギヤ826a,826bと、サブホッパー82a,82bそれぞれの補給ローラー823a,823bを回転させる補給用ギヤ827a,827bとを備える。
サブホッパー駆動機構821は、ステッピングモーター821aからの回転力を攪拌用ギヤ826a,826bそれぞれと補給用ギヤ827a,827bそれぞれに伝達させるべく、回転駆動伝達装置200a,200bと中継ギヤ204a,204bとを備える。又、サブホッパー駆動機構821は、ステッピングモーター821aからの回転力を回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101に伝達させる中継ギヤ851,852と、回転駆動伝達装置200a,200bそれぞれの入力ギヤ101間を中継する中継ギヤ854〜857とを備える。
回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101は、図18に示すように、中継ギヤ852と噛合することで、中継ギヤ851,852を介して、ステッピングモーター821aの回転力が伝達される。又、回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101は、中継ギヤ854と噛合することで、中継ギヤ854〜857を介して、回転駆動伝達装置200bの入力ギヤ101に、ステッピングモーター821aの回転力を伝達する。これにより、回転駆動伝達装置200a,200bの入力ギヤ101は、ステッピングモーター821aの回転に連動して回転することとなる。
一方、回転駆動伝達装置200aの出力ギヤ202は、図19に示すように、攪拌用ギヤ826a及び補給用ギヤ827aに回転力を伝達する中継ギヤ204aと噛合している。従って、回転駆動伝達装置200aが接続状態となると、中継ギヤ204aを介して、ステッピングモーター821aの回転力を攪拌用ギヤ826a及び補給用ギヤ827aに伝達させる。尚、回転駆動伝達装置200bの出力ギヤ202についても同様、攪拌用ギヤ826b及び補給用ギヤ827bと連動する中継ギヤ204bと噛合しており、回転駆動伝達装置200bが接続状態となると、中継ギヤ204bを介して、ステッピングモーター821aの回転力を攪拌用ギヤ826b及び補給用ギヤ827bに伝達させる。
このようにサブホッパー駆動機構821を構成したとき、回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101と回転駆動伝達装置200bの入力ギヤ101との間には、4つの中継ギヤ854〜857が設けられている。そのため、回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101による回転方向と、回転駆動伝達装置200bの入力ギヤ101による回転方向とが、互いに逆方向となる。従って、ステッピングモーター821aが正転回転した場合に、回転駆動伝達装置200aの入力ギヤ101が順方向(図3中矢印Aの方向)回転となるとすると、回転駆動伝達装置200bの入力ギヤ101が逆方向(図3中矢印Bの方向)回転となる。
これにより、ステッピングモーター821aが正転回転した場合、回転駆動伝達装置200aが接続状態となる一方で、回転駆動伝達装置200bは切断状態となる。従って、回転駆動伝達装置200aの出力ギヤ202の回転により、攪拌用ギヤ826a及び補給用ギヤ827aが回転し、サブホッパー82a内のトナーが攪拌されると同時に現像器48に供給される。一方、ステッピングモーター821aが逆転回転した場合、回転駆動伝達装置200aが切断状態となる一方で、回転駆動伝達装置200bは接続状態となる。従って、回転駆動伝達装置200bの出力ギヤ202の回転により、攪拌用ギヤ826b及び補給用ギヤ827bが回転し、サブホッパー82b内のトナーが攪拌されると同時に現像器48に供給される。
尚、上記画像形成装置として、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、ファックス機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)であっても構わないし、プリンター、コピー機、ファクシミリ等であっても構わない。又、本発明の回転駆動伝達装置は、ボトル回転機構やサブホッパー駆動機構以外に、その他の回転機構のメカクラッチとして使用されるものであっても構わない。又、上記説明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 画像形成装置
2 画像形成部
3 画像読取部
4 作像装置
5 定着装置
6 給紙機構
7 排紙機構
11 画像制御部
12 エンジン制御部
31 スキャナー装置
32 自動原稿搬送装置
41 作像機構
42 中間転写ベルト
43 駆動ローラー
44 従動ローラー
45 感光体ドラム
46 一次転写ローラー
47 帯電器
48 現像器
49 感光体クリーナー
50 露光部
51 二次転写ローラー
55 加熱ローラー
56 加圧ローラー
61 給紙カセット
62 繰り出しローラー
63 レジストローラー
71 排出ローラー
72 排紙トレイ
80 ボトル収容室
81 トナーボトル
82 サブホッパー
100 回転駆動伝達装置
101 入力ギヤ
102 出力ギヤ
103 中間ギヤ
111 断接制御部
111a 頂部
111b 一側部
111c 他側部
112 貫通穴
113 ギヤ歯
114 端面
121 移動規制部
122 ラチェット部
123 ギヤ部
124 貫通穴
125 ラチェット歯
125a 傾斜面
125b 傾斜面
126 ギヤ歯
131 貫通穴
132 制御受け部
132a 傾斜面
132b 当接面
132c 当接面
133 ラチェット歯
133a 傾斜面
133b 傾斜面
200 回転駆動伝達装置
202 出力ギヤ
221 ガイド溝
222 ラチェット部
223 ギヤ部
421 転写ベルトクリーナー
481 トナー濃度センサー
811 ボトル回転機構
811a ステッピングモーター
812 ボトル
813 キャップ部
813a 供給口
814 ツマミ
815 シャッター部
817 螺旋状溝
821 サブホッパー駆動機構
821a ステッピングモーター
822 カム
823 補給ローラー
824 フロート部材
824a 軸
824b 検知部材
830 エンプティセンサー

Claims (10)

  1. 駆動源からの回転力により回転する入力ギヤと、該入力ギヤと同軸上に設置されて前記入力ギヤからの回転を受けて回転する出力ギヤとを備える回転駆動伝達装置であって、
    前記入力ギヤ及び前記出力ギヤと同軸上であって前記入力ギヤと前記出力ギヤとの間に中間ギヤを配置しており、
    前記入力ギヤが、前記中間ギヤに向けて突設させた断接制御部を備えており、
    前記中間ギヤが、前記入力ギヤの前記断接制御部を受ける制御受け部を前記入力ギヤ側に備えるとともに、前記出力ギヤの被嵌合部に嵌合させる嵌合部を前記出力ギヤ側に備えており、
    前記入力ギヤが順方向に回転したときに、前記断接制御部を前記制御受け部に作用させて前記中間ギヤを前記出力ギヤ側に軸方向に沿って摺動させ、前記出力ギヤの前記被嵌合部に前記中間ギヤの前記嵌合部を嵌合させることで、前記入力ギヤの回転を前記出力ギヤに伝達させる一方、
    前記入力ギヤが逆方向に回転したときに、前記断接制御部を前記制御受け部に作用させて前記中間ギヤを前記入力ギヤ側に軸方向に沿って摺動させ、前記出力ギヤの前記被嵌合部から前記中間ギヤの前記嵌合部を離間させることで、前記入力ギヤから前記出力ギヤへの回転の伝達を解除させることを特徴とする回転駆動伝達装置。
  2. 前記出力ギヤは、前記被嵌合部の中央から前記入力ギヤに向かって突設させた移動規制部を備えており、該移動規制部を前記入力ギヤの端面に当接させて、前記中間ギヤの軸方向の移動量を前記入力ギヤの端面と前記出力ギヤの被嵌合部とで規制することを特徴とする請求項1に記載の回転駆動伝達装置。
  3. 前記出力ギヤは前記移動規制部の外側にガイド溝を設けており、該ガイド溝内に前記中間ギヤを嵌挿させ、前記入力ギヤ及び前記出力ギヤにより前記中間ギヤを被覆したことを特徴とする請求項2に記載の回転駆動伝達装置。
  4. 前記制御受け部は、前記断接制御部を遊嵌させる切欠部によって構成されており、前記断接制御部の頂部と当接させる傾斜部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転駆動伝達装置。
  5. 前記制御受け部は、前記傾斜部の前記入力ギヤから最も離間した一端に前記断接制御部の一側部と当接する第1当接部を設けており、該第1当接部の軸方向長さが前記断接制御部の軸方向長さより短いことを特徴とする請求項4に記載の回転駆動伝達装置。
  6. 前記制御受け部は、前記傾斜部の前記入力ギヤから最も近接した他端に前記断接制御部の他側部と当接する第2当接部を設けていることを特徴とする請求項4又は5に記載の回転駆動伝達装置。
  7. 前記制御受け部の長さを前記中間ギヤの半周分以下となるように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転駆動伝達装置。
  8. 一対となる前記制御受け部及び前記断接制御部それぞれを、中間ギヤ及び入力ギヤそれぞれに対して2箇所以上に設けたことを特徴とする請求項7に記載の回転駆動伝達装置。
  9. 前記被嵌合部及び前記嵌合部はそれぞれ、軸方向に互いに引き込む形状を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転駆動伝達装置。
  10. 回転駆動機構に請求項1〜9のいずれか一項に記載の回転伝達装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2015003242A 2015-01-09 2015-01-09 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置 Active JP6503741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003242A JP6503741B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015003242A JP6503741B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016128703A true JP2016128703A (ja) 2016-07-14
JP6503741B2 JP6503741B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=56384235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015003242A Active JP6503741B2 (ja) 2015-01-09 2015-01-09 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6503741B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106895124A (zh) * 2017-03-06 2017-06-27 郑大川 一种单输入多输出的驱动装置
JP2018017965A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナー容器
WO2019087914A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP2019100479A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 キヤノン株式会社 一方向クラッチユニットおよび画像加熱装置
CN110043578A (zh) * 2019-05-14 2019-07-23 许占欣 一种大扭矩单向传动装置
KR20210055527A (ko) * 2019-11-07 2021-05-17 주식회사 카펙발레오 원웨이 클러치 및 이를 구비하는 토크 컨버터
JP2021124170A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP2021128315A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 キヤノン株式会社 駆動装置及び定着装置
CN114946413A (zh) * 2021-02-19 2022-08-30 苏州宝时得电动工具有限公司 手推轮式车辆
EP4350445A4 (en) * 2021-05-26 2025-06-18 Beijing Xintron Office Equipment Co Ltd STOP DEVICE FOR TONER SUPPLY CONTAINER, ROTATING DISC, AND MOUNTING AND CONVEYING DEVICE

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761619A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Ricoh Co Ltd 一方向クラッチ
WO2013132572A1 (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 キヤノン株式会社 駆動伝達ユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761619A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Ricoh Co Ltd 一方向クラッチ
WO2013132572A1 (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 キヤノン株式会社 駆動伝達ユニット

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017965A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナー容器
CN106895124A (zh) * 2017-03-06 2017-06-27 郑大川 一种单输入多输出的驱动装置
WO2019087914A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP2019082223A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP6991844B2 (ja) 2017-12-05 2022-01-13 キヤノン株式会社 一方向クラッチユニットおよび画像加熱装置
JP2019100479A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 キヤノン株式会社 一方向クラッチユニットおよび画像加熱装置
CN110043578A (zh) * 2019-05-14 2019-07-23 许占欣 一种大扭矩单向传动装置
KR20210055527A (ko) * 2019-11-07 2021-05-17 주식회사 카펙발레오 원웨이 클러치 및 이를 구비하는 토크 컨버터
KR102270671B1 (ko) * 2019-11-07 2021-06-28 주식회사 카펙발레오 원웨이 클러치 및 이를 구비하는 토크 컨버터
JP2021124170A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP7352481B2 (ja) 2020-02-05 2023-09-28 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
JP2021128315A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 キヤノン株式会社 駆動装置及び定着装置
JP7395380B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-11 キヤノン株式会社 駆動装置及び定着装置
CN114946413A (zh) * 2021-02-19 2022-08-30 苏州宝时得电动工具有限公司 手推轮式车辆
EP4350445A4 (en) * 2021-05-26 2025-06-18 Beijing Xintron Office Equipment Co Ltd STOP DEVICE FOR TONER SUPPLY CONTAINER, ROTATING DISC, AND MOUNTING AND CONVEYING DEVICE

Also Published As

Publication number Publication date
JP6503741B2 (ja) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6503741B2 (ja) 回転駆動伝達装置及びその回転駆動伝達装置を備えた画像形成装置
US20150037071A1 (en) Image forming apparatus
US8970855B2 (en) Sheet conveying device, image reading apparatus and image forming apparatus provided with same
US8532557B2 (en) Attachment assist device and image forming apparatus including same
US9291941B2 (en) Developer conveyance apparatus and process cartridge
TR201821307T4 (tr) Geliştirme kartuşu ve bunu kullanan elektrofotografik görüntü oluşturma cihazı.
US9764911B2 (en) Sheet member supply device and image forming apparatus
US8794413B2 (en) Driving device and image forming apparatus
US10514650B2 (en) Drive unit
US9188932B2 (en) Image forming apparatus
US20110293344A1 (en) Conveyor and image forming apparatus including conveyor
US9977375B2 (en) Image forming device
JP2011203528A (ja) ジャム処理装置及び画像形成装置
JP2016024427A (ja) 画像形成装置
US11479425B2 (en) One-way clutch, sheet conveying apparatus, and image forming apparatus
JP2013163588A (ja) 画像形成装置用の給紙装置、及びこれを用いた画像形成装置
KR20170126716A (ko) 현상 카트리지 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
US12037214B2 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus
JP2019112196A (ja) 記録媒体供給装置およびそれを備える画像形成装置
WO2024043943A1 (en) Structure for opening and closing sensor unit for image quality calibration
JP2017114654A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2023074035A (ja) 回転力伝達装置および画像形成装置
JP2022132709A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2023110639A (ja) 駆動伝達装置および画像形成装置
JP2013147348A (ja) 画像形成装置用の給紙装置、及びこれを用いた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161116

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20161122

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6503741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150