JP2016126398A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、承認処理を効率的に行える仕組みを提供することである。【解決手段】クライアントPC100は、サーバから、指定された文書のページ画像と、前記文書の各ページにおけるユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段と、ユーザによる表示しているページの変更指示を受け付けるページ変更指示手段と、ユーザによるモードの変更指示を受け付けるモード変更指示入力手段と、ページを変更する際に、チェック箇所モードの場合には、承認箇所情報に基づいて、承認箇所のあるページを特定するページ特定手段と、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳して表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する構成とした。【選択図】図3
Description
本発明は、ワークフローシステム等における確認すべき文書をチェックし易くする技術に関する。
近年、情報通信機器の発展によって、従来紙に印刷されていた文書の多くが電子化されるようになってきており、文書の審査、回覧、承認といった業務の処理が、ネットワークを利用した電子的なワークフローシステムを利用して行われるようになってきている。
そのため、ワークフローシステムを用いて、承認すべき文書の承認を行う仕組みが種々存在している。
そのため、ワークフローシステムを用いて、承認すべき文書の承認を行う仕組みが種々存在している。
例えば、特許文献1には、特定の項目を暗号化した項目共通鍵を権限毎の暗号化鍵で暗号化することにより、特定の権限に対応する復号鍵を有するユーザが、当該復号鍵で、特定の項目共通鍵を復号し、復号した項目共通鍵を用いて暗号化されている特定の項目を復号することができるようにすることにより、特定の者に対して特定の情報(項目)のみを開示してワークフローを実施することのできる技術が開示されている。
しかしながら、1つの文書を複数人でチェックする場合、当該文書のXページのαの箇所及びYページのαの箇所はAがチェックして承認し、Xページのβの箇所及びYページのβの箇所はBがチェックして承認するという形態が存在する。
この場合、AもBも、文書の全体やページ全体を確認しながら、担当の箇所をチェックする必要があるが、特許文献1に記載の技術では他の箇所が開示されないため、上述の形態には適さないという問題がある。
また、申請された文書(例えば、定型の文書で内容が異なる文書)を複数人でチェックする場合には、全ての内容が見えることにより、1ページの中で自身が担当する箇所を確認しながら作業を進めなければならず、非効率となってしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行える仕組みを提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段と、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とする情報処理装置である。
第1の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第1の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
また、情報処理装置は、ページを変更する際に、前記確認箇所情報に基づいて、確認箇所のあるページを特定するページ特定手段、を更に備え、前記表示手段は、ユーザによるページの変更指示に応じて、前記ページ特定手段により特定されたページを表示することが望ましい。
これによって、ユーザによるページの変更指示に対して、ユーザが確認すべき確認箇所のあるページを遷移して表示させることができる。
これによって、ユーザによるページの変更指示に対して、ユーザが確認すべき確認箇所のあるページを遷移して表示させることができる。
また、情報処理装置は、前記確認指示に応じて、確認箇所の確認済み情報を記憶する記憶手段を、更に備え、前記ページ特定手段は、確認済みでない確認箇所があるページを表示する未確認モードの場合には、前記確認箇所情報及び前記確認済み情報に基づいて、確認済みでない確認箇所があるページを特定し、前記表示手段は、前記ページ特定手段により特定された確認済みでない確認箇所があるページを遷移表示することが望ましい。
これによって、確認済みでない確認箇所があるページを表示する未確認モードの場合には、ユーザによるページの変更指示に対して、確認済みでない確認箇所があるページを遷移して表示させることができる。
これによって、確認済みでない確認箇所があるページを表示する未確認モードの場合には、ユーザによるページの変更指示に対して、確認済みでない確認箇所があるページを遷移して表示させることができる。
また、前記確認箇所情報は、確認箇所についての確認すべき内容を示す確認内容情報を含み、前記表示手段は、前記確認箇所の前記確認内容情報も合わせて表示し、前記確認指示は、前記確認内容情報に対する確認の指示であることが望ましい。
これによって、ユーザは、確認箇所についての確認すべき内容を示す確認内容情報に対して、確認の指示を出すことができる。
これによって、ユーザは、確認箇所についての確認すべき内容を示す確認内容情報に対して、確認の指示を出すことができる。
また、前記表示手段は、前記確認箇所を表示しないことにより表示を抑止することが望ましい。
これによって、ユーザは、確認指示を出した確認箇所が表示されないため、当該確認箇所を意識することなく確認処理を行うことができる。
これによって、ユーザは、確認指示を出した確認箇所が表示されないため、当該確認箇所を意識することなく確認処理を行うことができる。
また、前記確認箇所情報は、ユーザごとに存在し、前記取得手段は、前記文書を確認するユーザに対応する前記確認箇所情報を取得することが望ましい。
これによって、確認文書に対して、ユーザごとに、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行わせることができる。
これによって、確認文書に対して、ユーザごとに、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行わせることができる。
第2の発明は、情報処理装置の制御方法であって、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得ステップと、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示ステップと、を含み、前記表示ステップは、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
第2の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第2の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第3の発明は、コンピュータを、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段、として機能させ、前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とするプログラムである。
第3の発明を汎用コンピュータにインストールすることによって、第1の発明を得て、第2の発明を実行することができる。
第3の発明を汎用コンピュータにインストールすることによって、第1の発明を得て、第2の発明を実行することができる。
第4の発明は、サーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記サーバは、文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段を備え、前記情報処理装置は、前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得手段と、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とする情報処理システムである。
第4の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第4の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第5の発明は、文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段を備えるサーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムの制御方法であって、前記情報処理装置は、前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得ステップと、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示ステップと、を含み、前記表示ステップは、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とする情報処理システムの制御方法である。
第5の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第5の発明によって、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
第6の発明は、サーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムのプログラムであって、前記サーバであるコンピュータを、文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段として機能させ、前記情報処理装置であるコンピュータを、前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得手段、前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段、として機能させ、前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止することを特徴とするプログラムである。
第6の発明を汎用コンピュータにインストールすることによって、第4の発明を得て、第5の発明を実行することができる。
第6の発明を汎用コンピュータにインストールすることによって、第4の発明を得て、第5の発明を実行することができる。
本発明によれば、確認文書に対して、ユーザに確認する箇所を容易に把握させ、確認処理を効率的に行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の情報処理システムとしてのワークフローシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1は、クライアントPC(Personal
Computer)100(承認者や起案者の端末)と、サーバ200(ワークフローを実行するサーバ)とが、ローカルエリアネットワーク(LAN)400等のネットワークを介して接続される構成となっている。
図1は、クライアントPC(Personal
Computer)100(承認者や起案者の端末)と、サーバ200(ワークフローを実行するサーバ)とが、ローカルエリアネットワーク(LAN)400等のネットワークを介して接続される構成となっている。
起案者(申請者ともいう)は、起案者のクライアントPC100で申請情報(申請種別、添付文書、申請コメント)を入力し、入力したデータをサーバ200に送信して、ワークフローシステムを用いて承認処理を実行する。
ワークフローシステムは既知の技術であり、例えば、申請情報がサーバ200に登録されると、ワークフローで設定されている次の承認者にジョブが移動する。承認者は承認者のクライアントPC100で自身のジョブを指定し、承認を実行する。この承認時に、承認者が添付文書を閲覧し、チェックを行う。このように、本実施形態は、添付文書を承認者が閲覧し、承認者がチェックする箇所を承認者のクライアントPC100で表示するものとする。この文書は定型フォームの文書であることが望ましい。
なお、本実施形態では、サーバ200にはWebアプリケーションがインストールされ、クライアントPC100にはブラウザがインストールされている。このようなWebシステムでワークフローシステムにより承認処理を実現するものとするが、クライアントPC100の独自のアプリケーションを用いて実現する構成であってもよい。
また、クライアントPC100は、ネットワークを介してサーバ200と情報が送受信できる端末であれば、デスクトップ端末であってもモバイル端末であってもよい。また、ネットワークには有線回線のほか、無線回線が含まれていてもよい。
なお、クライアントPC100によって、本発明に係る「情報処理装置」の一例が構成されており、ワークフローシステム1によって、本発明に係る「情報処理システム」の一例が構成されている。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアントPC100、サーバ200と、に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。
図2は、クライアントPC100と、サーバ200とに適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
図2は、クライアントPC100と、サーバ200とに適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
図2において、CPU(Central
Processing Unit)201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM(Read Only Memory)203あるいは外部メモリ211は、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ200或いは各クライアントPC100の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等を記憶している。
Processing Unit)201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM(Read Only Memory)203あるいは外部メモリ211は、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ200或いは各クライアントPC100の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等を記憶している。
RAM(Random
Access Memory)202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
Access Memory)202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、CRTディスプレイ(CRT;Cathode Ray Tube)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて起案者、承認者、管理者等が使用するものである。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、クライアントPC100のワークフロー承認処理に係る機能構成のブロック図について説明する。
尚、各機能ブロックが処理する詳細な制御については、後述するフローチャートにて説明する。
クライアントPC100は、取得手段301、記憶手段302、表示手段303、ページ変更指示入力手段304、モード変更指示入力手段305、ページ特定手段306、確認指示入力手段307、及び、送信手段308を少なくとも備える。
尚、各機能ブロックが処理する詳細な制御については、後述するフローチャートにて説明する。
クライアントPC100は、取得手段301、記憶手段302、表示手段303、ページ変更指示入力手段304、モード変更指示入力手段305、ページ特定手段306、確認指示入力手段307、及び、送信手段308を少なくとも備える。
取得手段301は、サーバ200から、指定された文書のサムネイル画像と、文書の各ページにおける承認者が承認すべき承認箇所を示す承認箇所情報とを取得するものである。
記憶手段302は、文書のサムネイル画像、文書のサムネイル画像において文書を承認する承認者が承認すべき承認箇所を示す承認箇所情報、及び、承認箇所がチェック済みであるか否かを示すチェック情報を記憶する。また、表示手段303に表示すべきページのページ情報(ページ番号)も記憶してもよい。なお、これらの情報は、RAM202に記憶しても外部メモリ211に記憶してもよい。
記憶手段302は、文書のサムネイル画像、文書のサムネイル画像において文書を承認する承認者が承認すべき承認箇所を示す承認箇所情報、及び、承認箇所がチェック済みであるか否かを示すチェック情報を記憶する。また、表示手段303に表示すべきページのページ情報(ページ番号)も記憶してもよい。なお、これらの情報は、RAM202に記憶しても外部メモリ211に記憶してもよい。
表示手段303は、確認箇所情報に基づいて、表示すべきページの前記サムネイル画像に前記確認箇所を重畳してページを表示するものである。また、承認者よる確認箇所の確認指示に応じて、確認箇所の表示の抑止(非表示)も行う。
ページ変更指示手段304は、承認者による表示しているページの変更指示を受け付けるものである。
モード変更指示入力手段305は、承認者によるモードの変更指示を受け付けるものである。なお、後述するようにモードには、チェック箇所モード、全ページモード、及び、未チェックモードがある。
モード変更指示入力手段305は、承認者によるモードの変更指示を受け付けるものである。なお、後述するようにモードには、チェック箇所モード、全ページモード、及び、未チェックモードがある。
ページ特定手段306は、承認者によるページ変更指示を受け付けると、チェック箇所モードの場合には、承認箇所情報に基づいて、承認箇所のあるページを特定し、全ページモードの場合には、単純に次のページ又は前のページを特定し、未チェックモードの場合には、承認箇所情報及びチェック情報に基づいて、チェック済みでない承認箇所があるページを特定するものである。
確認指示入力手段307は、承認者による承認箇所のチェックを受け付けるとともに、承認または否認の指示を受け付けるものである。
送信手段は、承認または否認の指示を受け付けた際に、チェック情報等をサーバ200へ送信するものである。
送信手段は、承認または否認の指示を受け付けた際に、チェック情報等をサーバ200へ送信するものである。
以下、図4を参照して、本実施形態のワークフローシステムにおけるワークフロー申請処理について説明する。本処理は、ワークフローの起案者のクライアントPC100とサーバ200にて実施され、起案者がワークフローの申請をする際に行われる処理である。
まず、起案者は、ワークフローの起案を行う。
ステップS401において、クライアントPC100のCPU201は、ワークフロー申請画面1701(図17)をディスプレイ等に表示し、起案者により起案したワークフローの申請情報を入力される。申請情報は、申請種別情報と添付文書とから構成され、また申請コメントも含んでいてもよい。
ステップS401において、クライアントPC100のCPU201は、ワークフロー申請画面1701(図17)をディスプレイ等に表示し、起案者により起案したワークフローの申請情報を入力される。申請情報は、申請種別情報と添付文書とから構成され、また申請コメントも含んでいてもよい。
図17は、ワークフロー申請画面1701の例を示す図である。ワークフロー申請画面1701は、申請種別を選択するための申請種別選択ボタン1702と、添付文書を添付するための添付ボタン1703と、申請コメントを入力するための入力欄1704と、申請ボタン1705とから構成される。
ステップS402において、クライアントPC100のCPU201は、起案者により申請ボタン1705を押下されると、ステップS403において、申請情報を起案者の起案者ユーザIDとともに、サーバ200へ送信する。これによりワークフローが開始される。
ステップS404において、サーバ200のCPU201は、クライアントPC100から、上記ワークフロー申請画面1701(図17)にて起案者により入力された申請情報及び起案者ユーザIDを受信する。
ステップS405において、サーバ200のCPU201は、申請情報から申請種別情報を取得し、取得した申請種別情報と起案者の起案者ユーザIDに、ワークフローIDを付して、ワークフローテーブル(図14)へ登録する。
図14は、ワークフローテーブル1401の一例を示す図である。図14に示すように、ワークフローテーブル1401は、各ワークフロー情報(ワークフローID、申請種別情報、起案者ユーザID)から構成される。
ステップS406において、サーバ200のCPU201は、ステップS405で取得した申請種別情報を元に、申請種別_フォームテーブル1001(図10)よりフォームの一覧を取得する。申請種別_フォームテーブル1001には、各申請種別の各文書の各ページのフォーム(テンプレート)が登録されている。
図10は、申請種別_フォームテーブル1001の一例を示す図である。図10に示すように、申請種別_フォームテーブル1001は、申請種別情報と各申請種別情報がもつフォームの情報から構成される。
ステップS407において、サーバ200のCPU201は、申請情報に含まれる添付文書を取得する。
ステップS408において、サーバ200のCPU201は、ステップS406で取得したフォームの一覧(テンプレート)とステップS407で取得した添付文書の各ページとで帳票認識を行い、添付文書の各ページがどのフォームであるか判断する。サーバ200のCPU201は、既知の帳票認識技術を用いて、フォームを識別するものとする。
ステップS409において、サーバ200のCPU201は、ステップS408で行った各ページのフォームの判断結果に、ワークフローIDとページ番号とを対応させ、さらに承認IDを付して、ワークフロー_ページテーブル1501(図15)へ登録する。
図15は、ワークフロー_ページテーブル1501の一例を示す図である。図15に示すように、ワークフロー_ページテーブル1501は、各ワークフロー情報(承認ID、ワークフローID、ページ番号、フォーム判断結果、ページのサムネイル)から構成される。なお、ページ番号のことを、単にページともいう。
ステップS410において、サーバ200のCPU201は、ステップS407で取得した添付文書の各ページの画像(サムネイル画像)を生成する。これは承認者がチェックする際に、後述する図20〜22で表示するための画像である。
ステップS411において、サーバ200のCPU201は、ステップS410で生成した添付文書の各ページのサムネイル画像を、ワークフロー_ページテーブル1501(図15)の対応する承認IDのサムネイルへ登録する。
以上で、ワークフローシステムにおけるワークフロー申請処理は終了である。
以上で、ワークフローシステムにおけるワークフロー申請処理は終了である。
続いて、図5及び図6を参照して、本実施形態のワークフローシステムにおけるワークフロー承認処理について説明する。本処理は、ワークフローの承認者のクライアントPC100とサーバ200にて実施され、承認者が文書承認画面で承認する際に行われる処理である。
なお、文書承認画面は3種類存在する。承認者が承認する承認箇所があるページを遷移して表示するチェック箇所モード画面2001(図20)、文書の全ページを表示する全ページモード画面2101(図21)、承認者が未チェックである承認箇所があるページを遷移して表示する未チェックモード画面2201(図22)である。
各承認箇所については、各文書承認画面の左側にある文書プレビュー画面に、例えば、矩形や赤丸等(以下、矩形オブジェクトというが、矩形でなくてもよい)で表示する。各文書承認画面の右側にはチェックリストの内容を表示する(図20、図21、図22)。
各承認箇所については、各文書承認画面の左側にある文書プレビュー画面に、例えば、矩形や赤丸等(以下、矩形オブジェクトというが、矩形でなくてもよい)で表示する。各文書承認画面の右側にはチェックリストの内容を表示する(図20、図21、図22)。
まず、承認者は、クライアントPC100にログインする。
ステップS501において、クライアントPC100のCPU201は、当該承認者が承認可能なジョブの一覧であるジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示する。
ステップS501において、クライアントPC100のCPU201は、当該承認者が承認可能なジョブの一覧であるジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示する。
図18は、ジョブ一覧確認画面1801の例を示す図である。ジョブ一覧確認画面1801は、承認待ちワークフロー1802と、起案中ワークフロー1803とから構成される。
ステップS502において、クライアントPC100のCPU201は、ジョブ一覧確認画面1801で、承認者の操作に応じて承認処理を行うワークフローの選択を受け付ける。
ステップS503において、クライアントPC100のCPU201は、選択されたワークフローのワークフローIDを承認者の承認者ユーザIDとともに、サーバ200へ送信する。ワークフローIDの送信は、不図示の承認開始ボタン等を押下することで送信されてもよい。
ステップS504において、サーバ200のCPU201は、クライアントPC100から実行するワークフローのワークフローID及び承認者ユーザIDを受信する。
ステップS505において、サーバ200のCPU201は、ワークフローIDに従って、ワークフロー_ページテーブル1501(図15)より、承認処理を行う各ページのフォームの判断結果を取得する。例えば、ワークフローIDが001であれば、取得されるフォームの判断結果はA001〜A003である。
ステップS506において、サーバ200のCPU201は、ステップS505で取得した各ページのフォームの判断結果を元に、フォーム_承認箇所テーブル1101(図11)より、承認処理を行うワークフローの各ページのフォームに対応する承認箇所ID及び座標情報(各ページのどの位置に承認箇所が存在するか)を取得する。
図11は、フォーム_承認箇所テーブル1101の一例を示す図である。図11に示すように、フォーム_承認箇所テーブル1101は、各フォームがもつ承認箇所の情報(承認箇所ID、縦座標、横座標)から構成される。なお、フォームA0002のように、フォームには複数の承認箇所の情報があってもよい。
ステップS507において、サーバ200のCPU201は、ログインした承認者の承認者ユーザIDに従って、承認者テーブル1301(図13)より、設定されている承認箇所IDを取得して、承認箇所を絞り込む。
図13は、承認者テーブル1301の一例を示す図である。図13に示すように、承認者テーブル1301は、各承認箇所がもつ(承認箇所ID、承認者ユーザID)から構成される。例えば、承認者ユーザIDが1001の場合、取得される承認箇所IDはAA、BA、CAである。
ステップS508において、サーバ200のCPU201は、チェックリストテーブル1201(図12)より、承認箇所IDに対応する各承認箇所のチェックリストの内容を取得する。チェックリストの内容は、図20及び図22において、右側にチェックリストのコメントとして表示されるデータである。
図12は、チェックリストテーブル1201の一例を示す図である。図12に示すように、チェックリストテーブル1201は、各承認箇所がもつ(承認箇所ID、チェックリストの内容)から構成される。
ステップS509において、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ステータステーブル1601(図16)より、承認箇所IDに対応する各承認箇所のステータス情報(チェック済みか否かを示す確認フラグ、承認したか否かを示す確認フラグ、否認したか否かを示す否認フラグ)を取得する。
図16は、ワークフロー_ステータステーブル1601の一例を示す図である。図16に示すように、ワークフロー_ステータステーブル1601は、各ワークフローのワークフロー情報(承認ID、承認箇所ID、確認フラグ(確認したか否か(1又は0))、承認フラグ(承認したか否か(1又は0))、否認フラグ(否認したか否か(1又は0)))から構成される。なお、承認IDは、図15のワークフロー_ページテーブル1501の承認IDと、図11のフォーム_承認箇所テーブル1101を介して、対応付けられている。
ステップS510において、サーバ200のCPU201は、ワークフローの各ページの承認箇所情報を生成する。承認箇所情報に含まれるのは、ステップS506で取得したページのフォームに対応する承認箇所ID及び座標情報、ステップS507で取得した承認者ユーザIDに対応する承認箇所ID、ステップS508で取得した承認箇所IDに対応するチェックリストの内容、ステップS509で取得した承認箇所IDに対応するステータス情報である。
ステップS511において、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ページテーブル(図15)より、ワークフローIDに対応する文書(添付文書)の各ページの画像(サムネイル)を取得する。
ステップS512において、サーバ200のCPU201は、ステップS510で生成したワークフローの各ページの承認箇所情報と、ステップS511で取得した文書の各ページのサムネイル画像とを、クライアントPC100へ送信する。
図6の説明へ移る。
ステップS513において、クライアントPC100のCPU201は、サーバ200から、ワークフローの各ページの承認箇所情報と文書の各ページのサムネイル画像とを受信する。
ステップS513において、クライアントPC100のCPU201は、サーバ200から、ワークフローの各ページの承認箇所情報と文書の各ページのサムネイル画像とを受信する。
ステップS514において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS513で受信したワークフローの各ページの承認箇所情報及び各ページのサムネイル画像に基づき、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示する。
図20は、チェック箇所モード画面2001の一例を示す図である。図20に示すように、チェック箇所モード画面2001は、左側の文書プレビュー画面2002と、右側のチェックリスト画面2003から構成される。文書プレビュー画面2002は、他のモードを選択するためのモードボタン2004と、サムネイル画像2005と、サムネイル画像2005に重畳して表示される矩形オブジェクト2006と、ページ番号2007と、「次へ」ボタン2008と、「前へ」ボタン2009とから構成される。チェックリスト画面2003は、チェックリストの内容2010と、チェック済みにするとレ点が表示される「チェック」ボタン2011と、「承認」ボタン2012と、「否認」ボタン2013とから構成される。
クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報の座標情報に基づき、表示するページのサムネイル画像2005に矩形オブジェクト2006を重畳させ、チェック箇所モード画面2001の左側の文書プレビュー画面2002に表示する。また、承認箇所情報の対応するチェックリストの内容2010を、チェック箇所モード画面2001の右側のチェックリスト画面2003に表示する。
なお、初めて文書を承認する場合には、チェック箇所モード画面2001が表示され、承認者が承認する箇所のあるページ(承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDに紐付けられるフォームのページ)が表示される。
なお、初めて文書を承認する場合には、チェック箇所モード画面2001が表示され、承認者が承認する箇所のあるページ(承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDに紐付けられるフォームのページ)が表示される。
ステップS515において、クライアントPC100のCPU201は、モードボタンが押下されたか否かを判定する。押下された場合には、クライアントPC100のCPU201は、ステップS516へ進み、押下されていない場合には、ステップS521へ進む。
ステップS516において、クライアントPC100のCPU201は、図20のチェック箇所モード画面2001が表示されている場合に、他のモードが押下された場合には、閲覧していたページ情報(ページ番号等)をクライアントPC100のRAM202に保存する。
S517において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS515で押下されたモードボタン(チェック箇所モード、全ページモード、未チェックモード)のモードを判定する。
チェック箇所モードのモードボタンが押下された場合は、ステップS518において、クライアントPC100のCPU201は、各ページの承認箇所情報と文書の各ページのサムネイルを重ね、ステップS611で保存した閲覧していたページ情報を元に、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示する。詳細は、図7で説明する。
全ページモードのモードボタンが押下された場合は、ステップS519において、クライアントPC100のCPU201は、文書の各ページのサムネイル画像を用いて、全ページモード画面2101(図21)を表示する。図21に示すように、全ページモード画面2101は、チェックリスト及び矩形オブジェクトは表示されず、各ページのサムネイル画像2102が表示される。その他の構成については、チェック箇所モード画面2001(図20)と同一である。全ページモード画面2101において、「次へ」ボタンや「前へ」ボタンが押下された場合は、文書の次のページや前のページのサムネイル画像が表示される。
なお、他のモードから全ページモードへ移行した場合には、1ページ目から表示されるものとする。
なお、他のモードから全ページモードへ移行した場合には、1ページ目から表示されるものとする。
未チェックモードのモードボタンが押下された場合は、ステップS520において、クライアントPC100のCPU201は、各ページの承認箇所情報と添付文書の各ページのサムネイルを重ね、未チェックモード画面2201(図22)を表示する。詳細は図8で説明する。
ステップS521において、クライアントPC100のCPU201は、承認者により、チェックリスト上でチェックされたか否か判定する。チェックされていない場合(ステップS521でNo)には、クライアントPC100のCPU201は、ステップS524へ進む。
承認者によってチェックリスト上でチェックされた場合には(ステップS521でYes)、ステップS522において、クライアントPC100のCPU201は、チェックに対応する矩形オブジェクトを非表示にし、ステップS523において、チェック情報(承認箇所IDと、チェック済み(確認フラグ=1))をクライアントPC100に保存する。この時、ページ情報と合わせて保存する。これにより、チェック済みでない承認箇所を特定することで、未チェックの承認箇所のあるページが特定可能となる。
また、初めに、承認箇所の承認箇所IDに対応して、メモリ上に未チェックフラグを持たせて、保存する場合に、未チェックフラグをチェック済みのフラグに変更するような仕組みでもよい。
ステップS524において、クライアントPC100のCPU201は、承認者により、「承認」ボタンまたは「否認」ボタン(各文書承認画面の右側のページ下部にあるボタン(図20では2012と2013、図21及び図22も同様))が押下されたか否か判定する。押下されていない場合には、クライアントPC100のCPU201は、ステップS515へ戻る。
「承認」ボタンまたは「否認」ボタンが押下された場合には、ステップS525において、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所IDに対応付けた承認情報又は否認情報と、ステップS523で保存したチェック情報を、サーバ200へ送信する。なお、この承認情報または否認情報は、承認者が承認すべき承認箇所のうち(承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDのうち)、表示しているページのフォームに対応する承認箇所IDに対する承認情報または否認情報であるが、承認箇所IDに係る承認箇所ごとに承認情報または否認情報を生成できるようにしても、文書の全ページの承認箇所IDに対して承認情報または否認情報を生成できるようにしてもよい。
ステップS526において、サーバ200のCPU201は、クライアントPC100から、承認情報または否認情報とチェック情報とを受信する。
ステップS527において、サーバ200のCPU201は、ステップS526で受信したチェック情報をワークフロー_ステータステーブル1601(図16)へ登録する。サーバ200のCPU201は、チェック済みのチェック情報を受信した場合には、承認箇所IDに対する確認フラグを「1」とし、承認情報を受信した場合には、承認箇所IDに対する承認フラグを「1」とし、否認情報を受信した場合には、承認箇所IDに対する否認フラグを「1」とする。
なお、ワークフロー_ステータステーブル1601に承認箇所IDごとに否認理由情報を記憶する欄を設けてもよい。この場合には、クライアントPC100のCPU201は、承認者が否認する際に文書承認画面(図20、図21、図22)において否認理由の入力を受け付け、サーバ200のCPU201は、当該否認理由も受信し、承認箇所IDとともに否認理由情報として記憶する。
以上で、ワークフローシステムにおけるワークフロー承認処理は終了である。なお、ステップS525又はステップS527の後、処理の実行をステップS515へ戻してもよい。
なお、ステップS513によって、本発明に係る「指定された文書のページ画像と、前記文書の各ページにおけるユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段」の一例が構成されている。
また、ステップS514及びステップS518によって、本発明に係る「前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳して表示する表示手段」の一例が構成されている。
また、ステップS514及びステップS518によって、本発明に係る「前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳して表示する表示手段」の一例が構成されている。
また、ステップS521及びステップS522によって、本発明に係る「前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する」の一例が構成されている。
また、ステップS521及びステップS523によって、本発明に係る「前記確認指示に応じて、確認箇所の確認済み情報を記憶する記憶手段」の一例が構成されている。
また、ステップS521及びステップS523によって、本発明に係る「前記確認指示に応じて、確認箇所の確認済み情報を記憶する記憶手段」の一例が構成されている。
また、「チェックリストの内容」によって、本発明に係る「確認内容情報」の一例が構成され、「承認箇所情報」が「チェックリストの内容」を含んでいることによって、本発明に係る「前記確認箇所情報は、確認箇所についての確認すべき内容を示す確認内容情報を含み」の一例が構成されている。
また、ステップS514、ステップS518、図20、ステップS520、及び図22によって、本発明に係る「前記表示手段は、前記確認箇所の前記確認内容情報も合わせて表示し」の一例が構成されている。
また、このステップS521によって、本発明に係る「前記確認指示は、前記確認内容情報に対する確認の指示である」の一例が構成されている。
また、ステップS514、ステップS518、図20、ステップS520、及び図22によって、本発明に係る「前記表示手段は、前記確認箇所の前記確認内容情報も合わせて表示し」の一例が構成されている。
また、このステップS521によって、本発明に係る「前記確認指示は、前記確認内容情報に対する確認の指示である」の一例が構成されている。
また、ステップS521によって、本発明に係る「前記表示手段は、前記確認箇所を表示しないことにより表示を抑止する」の一例が構成されている。
また、ステップS510によって、本発明に係る「前記確認箇所情報は、ユーザごとに存在し」の一例が構成されている。
また、ステップS503及びステップS504乃至ステップS512によって、本発明に係る「前記取得手段は、前記文書を確認するユーザに対応する前記確認箇所情報を取得する」の一例が構成されている。
また、ステップS503及びステップS504乃至ステップS512によって、本発明に係る「前記取得手段は、前記文書を確認するユーザに対応する前記確認箇所情報を取得する」の一例が構成されている。
続いて、図7を参照して、図6のステップS518におけるチェック箇所モード画面2001(図20)での処理について説明する。本処理はクライアントPC100とサーバ200にて実施され、クライアントPC100に表示されるチェック箇所モード画面2001(図20)にてチェックがされる場合の処理である。
なお、チェック箇所モードは、承認者が承認する承認箇所があるページを切り替えて閲覧できるモードである。
なお、チェック箇所モードは、承認者が承認する承認箇所があるページを切り替えて閲覧できるモードである。
ステップS701において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS516でRAM202に保存した、閲覧していた現在のページ情報(ページ番号等)を取得する。
なお、チェック箇所モード画面2001では、承認者が承認する承認箇所があるページを遷移して表示するので、ステップS701で取得したページに承認者が承認する承認箇所がない場合には、承認者が承認する承認箇所がある近傍のページ又は最初のページを表示する。
このため、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を参照して、取得したページのフォームに対応する承認箇所IDについて、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDがあるか(以下、「承認者が承認する承認箇所があるページの条件」という)否かを判定し、ない場合には、当該条件を満たす近傍のページ又は最初のページを、取得したページとする。
なお、チェック箇所モード画面2001では、承認者が承認する承認箇所があるページを遷移して表示するので、ステップS701で取得したページに承認者が承認する承認箇所がない場合には、承認者が承認する承認箇所がある近傍のページ又は最初のページを表示する。
このため、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を参照して、取得したページのフォームに対応する承認箇所IDについて、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDがあるか(以下、「承認者が承認する承認箇所があるページの条件」という)否かを判定し、ない場合には、当該条件を満たす近傍のページ又は最初のページを、取得したページとする。
ステップS702において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS701で取得したページの承認箇所情報と文書のサムネイル画像を取得する。
ステップS703において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS702で取得した承認箇所情報に基づいて、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示する。
具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報に含まれるページのフォームに対応する承認箇所IDのうち、承認者が承認する承認箇所、すなわち、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDの座標情報に対して、サムネイル画像の当該座標情報の位置に矩形オブジェクトを重畳し、文書プレビュー画面2002を表示する。
また、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報のチェックリストの内容及びステータス情報、チェック情報に基づいて、チェックリスト画面2003を表示する。
具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報に含まれるページのフォームに対応する承認箇所IDのうち、承認者が承認する承認箇所、すなわち、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDの座標情報に対して、サムネイル画像の当該座標情報の位置に矩形オブジェクトを重畳し、文書プレビュー画面2002を表示する。
また、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報のチェックリストの内容及びステータス情報、チェック情報に基づいて、チェックリスト画面2003を表示する。
ステップS704において、クライアントPC100のCPU201は、「次へ」ボタン2008か、「前へ」ボタン2009か、それ以外かのいずれが押下されたか判定する。
ステップS704においてそれ以外が押下されたと判定した場合には、クライアントPC100のCPU201は、チェック箇所モード画面2001での処理を終了し、図6のステップS515へ戻る。
ステップS704においてそれ以外が押下されたと判定した場合には、クライアントPC100のCPU201は、チェック箇所モード画面2001での処理を終了し、図6のステップS515へ戻る。
ステップS704において「次へ」ボタン2008が押下されたと判定した場合には、ステップS705において、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所のある次のページを特定する。具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報を用いて、現在表示しているページより後のページで、承認者が承認する承認箇所があるページの条件を満たすページを特定する。
当該ページのフォームに対応する承認箇所IDに、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDを含んでいるページを、次のページとして特定する。このほか、あらかじめサーバ200から承認者がチェックすべき承認箇所の存在するページ情報を取得しておき、取得したページ情報に従って次のページを特定してもよい。
当該ページのフォームに対応する承認箇所IDに、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDを含んでいるページを、次のページとして特定する。このほか、あらかじめサーバ200から承認者がチェックすべき承認箇所の存在するページ情報を取得しておき、取得したページ情報に従って次のページを特定してもよい。
ステップS704において「前へ」ボタン2009が押下されたと判定した場合には、ステップS706において、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所のある前のページを特定する。具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報を用いて、現在表示しているページより前のページで、承認者が承認する承認箇所があるページの条件を満たすページを特定する。このほか、あらかじめサーバ200から承認者がチェックすべき承認箇所の存在するページを取得しておき、取得したページに従って前のページを特定してもよい。
ステップS707において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS705またはステップS706で特定したページの承認箇所情報と文書のサムネイル画像を取得する。
ステップS708において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS707で取得した承認箇所情報とサムネイル画像に基づいて、ステップS703と同様に、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示、更新する。
その後、クライアントPC100のCPU201は、ステップS704へ戻る。
以上で、チェック箇所モード画面2001での処理は終了である。
以上で、チェック箇所モード画面2001での処理は終了である。
なお、ステップS705及びステップS706によって、本発明に係る「ページを変更する際に、前記確認箇所情報に基づいて、確認箇所のあるページを特定するページ特定手段」の一例が構成されている。
また、ステップS704乃至ステップS708によって、本発明に係る「前記表示手段は、ユーザによるページの変更指示に応じて、前記ページ特定手段により特定されたページを表示する」の一例が構成されている。
また、ステップS704乃至ステップS708によって、本発明に係る「前記表示手段は、ユーザによるページの変更指示に応じて、前記ページ特定手段により特定されたページを表示する」の一例が構成されている。
続いて、図8を参照して、図6のステップS520における未チェックモード画面2201(図22)での処理について説明する。本処理はクライアントPC100とサーバ200にて実施され、クライアントPC100に表示される未チェックモード画面2201(図22)にてチェックがされる場合の処理である。
なお、未チェックモードは、未チェックの承認箇所があるページを切り替えて閲覧できるモードである。
なお、未チェックモードは、未チェックの承認箇所があるページを切り替えて閲覧できるモードである。
ステップS801において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS516でRAM202に保存した、閲覧していた現在のページ情報(ページ番号等)を取得する。
なお、未チェックモード画面2201では、承認者が未チェックである承認箇所があるページを遷移して表示するので、ステップS801で取得したページに承認者が未チェックである承認箇所がない場合には、承認者が未チェックである承認箇所がある近傍のページ又は最初のページを表示する。
このため、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を参照して、取得したページのフォームに対応する承認箇所IDについて、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDであって、かつ、ステータス情報又はチェック情報の確認フラグが0である承認箇所IDがあるか(以下、「承認者が未チェックである承認箇所があるページの条件」という)否かを判定し、ない場合には、当該条件を満たす近傍のページ又は最初のページを、取得したページとする。
このため、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を参照して、取得したページのフォームに対応する承認箇所IDについて、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDであって、かつ、ステータス情報又はチェック情報の確認フラグが0である承認箇所IDがあるか(以下、「承認者が未チェックである承認箇所があるページの条件」という)否かを判定し、ない場合には、当該条件を満たす近傍のページ又は最初のページを、取得したページとする。
ステップS802において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS801で取得したページの承認箇所情報と文書のサムネイル画像を取得する。
ステップS803において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS802で取得した承認箇所情報に基づいて、未チェックモード画面2201(図22)を表示する。
具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報に含まれるページのフォームに対応する承認箇所IDのうち、承認者の未チェックの承認箇所、すなわち、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDであって、かつ、ステータス情報又はチェック情報の確認フラグが0である承認箇所IDの座標情報に対して、サムネイル画像の当該座標情報の位置に矩形オブジェクトを重畳し、文書プレビュー画面2202を表示する。
また、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報のチェックリストの内容及びステータス情報、チェック情報に基づいて、チェックリスト画面2203を表示する。
具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報に含まれるページのフォームに対応する承認箇所IDのうち、承認者の未チェックの承認箇所、すなわち、承認者ユーザIDに対応する承認箇所IDであって、かつ、ステータス情報又はチェック情報の確認フラグが0である承認箇所IDの座標情報に対して、サムネイル画像の当該座標情報の位置に矩形オブジェクトを重畳し、文書プレビュー画面2202を表示する。
また、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報のチェックリストの内容及びステータス情報、チェック情報に基づいて、チェックリスト画面2203を表示する。
図22は、未チェックモード画面2201の一例を示す図である。図22に示すように、未チェックモード画面2201も、左側の文書プレビュー画面2202と、右側のチェックリスト画面2203から構成される。文書プレビュー画面2202では、サムネイル画像2204が表示され、未チェックの承認箇所に矩形オブジェクト2205が重畳して表示される。その他の構成は、チェック箇所モード画面2001(図20)と同様である。
ステップS804において、クライアントPC100のCPU201は、「次へ」ボタンか、「前へ」ボタンか、それ以外かのいずれが押下されたか判定する。
ステップS804においてそれ以外が押下されたと判定した場合には、クライアントPC100のCPU201は、未チェックモード画面2201での処理を終了し、図6のステップS515へ戻る。
ステップS804においてそれ以外が押下されたと判定した場合には、クライアントPC100のCPU201は、未チェックモード画面2201での処理を終了し、図6のステップS515へ戻る。
ステップS804において「次へ」ボタンが押下されたと判定した場合には、ステップS805において、クライアントPC100のCPU201は、未チェックの承認箇所のある次のページを特定する。具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を用いて、現在表示しているページより後のページで、承認者が未チェックである承認箇所があるページの条件を満たすページを特定する。
ステップS804において「前へ」ボタンが押下されたと判定した場合には、ステップS806において、クライアントPC100のCPU201は、未チェック承認箇所のある前のページを特定する。具体的には、クライアントPC100のCPU201は、承認箇所情報等を用いて、現在表示しているページより前のページで、承認者が未チェックである承認箇所があるページの条件を満たすページを特定する。
ステップS807において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS805またはステップS806で特定したページの承認箇所情報と文書のサムネイル画像を取得する。
ステップS808において、クライアントPC100のCPU201は、ステップS807で取得した承認箇所情報とサムネイル画像に基づいて、ステップS803と同様に、未チェックモード画面2201(図22)を表示、更新する。すなわち、未チェック箇所のあるページを遷移して表示させる。これにより、確認すべき文書のチェックを容易にすることが可能となる。
その後、クライアントPC100のCPU201は、ステップS804へ戻る。
以上で、未チェックモード画面2201での処理は終了である。
以上で、未チェックモード画面2201での処理は終了である。
なお、ステップS805及びステップS806によって、本発明に係る「前記ページ特定手段は、確認済みでない確認箇所があるページを表示する未確認モードの場合には、前記確認箇所情報及び前記確認済み情報に基づいて、確認済みでない確認箇所があるページを特定する」の一例が構成されている。
次に、図9を参照して、申請中(起案中)のワークフロー承認状況の確認処理
について説明する。本処理は起案者(申請者)のクライアントPC100とサーバ200にて実施され、起案者が承認状況の確認を行う場合の処理である。
について説明する。本処理は起案者(申請者)のクライアントPC100とサーバ200にて実施され、起案者が承認状況の確認を行う場合の処理である。
まず、起案者は、クライアントPC100にログインする。
ステップS901において、クライアントPC100のCPU201は、当該起案者が承認状況の確認可能なジョブの一覧であるジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示する。
ステップS901において、クライアントPC100のCPU201は、当該起案者が承認状況の確認可能なジョブの一覧であるジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示する。
図18に示したジョブ一覧確認画面1801は、起案者が起案者であるとともに承認者でもある場合の画面の例である。承認待ちワークフロー1802は、承認者として承認するジョブである。起案中ワークフロー1803は、起案者として申請したワークフローである。
ステップS902において、クライアントPC100のCPU201は、ジョブ一覧確認画面1801で、起案者の操作の操作に応じて承認状況の確認を行うワークフローの選択を受け付ける。
ステップS903において、クライアントPC100のCPU201は、選択されたワークフローのワークフローIDをサーバ200へ送信する。
ステップS903において、クライアントPC100のCPU201は、選択されたワークフローのワークフローIDをサーバ200へ送信する。
ステップS904において、サーバ200のCPU201は、クライアントPC100からワークフローIDを受信する。
ステップS905において、サーバ200のCPU201は、ワークフローIDに従って、ワークフロー_ページテーブル1501(図15)から、承認ID及びページ(ページ情報)を取得する。
また、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ステータステーブル1601(図16)から、承認IDに対応する承認状況情報(未チェックか(確認フラグ)、承認したか(承認フラグ)、否認したか(否認フラグ)、さら存在する場合には否認理由情報)を取得する。承認状況情報により、文書のどのページが承認されているか、否認されているか、未チェックかを特定することができる。
さらに、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ステータステーブル1601(図16)の承認箇所IDから、承認者テーブル1301(図13)を参照して、承認者ユーザIDも取得する。
ステップS905において、サーバ200のCPU201は、ワークフローIDに従って、ワークフロー_ページテーブル1501(図15)から、承認ID及びページ(ページ情報)を取得する。
また、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ステータステーブル1601(図16)から、承認IDに対応する承認状況情報(未チェックか(確認フラグ)、承認したか(承認フラグ)、否認したか(否認フラグ)、さら存在する場合には否認理由情報)を取得する。承認状況情報により、文書のどのページが承認されているか、否認されているか、未チェックかを特定することができる。
さらに、サーバ200のCPU201は、ワークフロー_ステータステーブル1601(図16)の承認箇所IDから、承認者テーブル1301(図13)を参照して、承認者ユーザIDも取得する。
ステップS906において、サーバ200のCPU201は、ステップS905で取得した承認状況情報、承認者ユーザID、ページ情報をクライアントPC100へ送信する。
ステップS907において、クライアントPC100のCPU201は、サーバ200から、承認状況情報、承認者ユーザID、ページ情報を受信する。
ステップS907において、クライアントPC100のCPU201は、サーバ200から、承認状況情報、承認者ユーザID、ページ情報を受信する。
ステップS908において、サーバ200のCPU201は、ワークフローの承認状況情報等を、起案中ワークフロー詳細画面1901(図19)に表示する。
図19は、起案中ワークフロー詳細画面1901の一例を示す図である。起案中ワークフロー詳細画面1901には、承認者ユーザIDに基づく承認者1902、承認状況情報に基づく「承認/否認/未確認」1903、否認理由情報及びページ情報等に基づく否認理由1904等が表示される。
以上で、申請中(起案中)のワークフロー承認状況の確認処理は終了である。
図19は、起案中ワークフロー詳細画面1901の一例を示す図である。起案中ワークフロー詳細画面1901には、承認者ユーザIDに基づく承認者1902、承認状況情報に基づく「承認/否認/未確認」1903、否認理由情報及びページ情報等に基づく否認理由1904等が表示される。
以上で、申請中(起案中)のワークフロー承認状況の確認処理は終了である。
図23は、クライアントPC100における上述した処理の画面の遷移の例を示す画面遷移図2301である。
クライアントPC100のCPU201は、承認者によりログインされると、ジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示し、ワークフロー名をクリックされると、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示する。クライアントPC100のCPU201は、承認者によりモードボタンによる切り替えがなされると、チェック箇所モード画面2001(図20)、全ページモード画面2101(図21)、未チェックモード画面2201(図22)の間で相互に切り替えて画面を表示する。また、クライアントPC100のCPU201は、各モード画面から、承認者による戻る旨の指示がなされると、ジョブ一覧画面1801を表示する。
クライアントPC100のCPU201は、起案者(申請者)によりログインされると、ジョブ一覧確認画面1801を表示し、ワークフロー名をクリックされると、起案中ワークフロー詳細画面1901(図19)を表示する。また、クライアントPC100のCPU201は、この画面から、起案者による戻る旨の指示がなされると、ジョブ一覧画面1801を表示する。
クライアントPC100のCPU201は、承認者によりログインされると、ジョブ一覧確認画面1801(図18)を表示し、ワークフロー名をクリックされると、チェック箇所モード画面2001(図20)を表示する。クライアントPC100のCPU201は、承認者によりモードボタンによる切り替えがなされると、チェック箇所モード画面2001(図20)、全ページモード画面2101(図21)、未チェックモード画面2201(図22)の間で相互に切り替えて画面を表示する。また、クライアントPC100のCPU201は、各モード画面から、承認者による戻る旨の指示がなされると、ジョブ一覧画面1801を表示する。
クライアントPC100のCPU201は、起案者(申請者)によりログインされると、ジョブ一覧確認画面1801を表示し、ワークフロー名をクリックされると、起案中ワークフロー詳細画面1901(図19)を表示する。また、クライアントPC100のCPU201は、この画面から、起案者による戻る旨の指示がなされると、ジョブ一覧画面1801を表示する。
[実施形態の効果]
以上、本実施形態のワークフローシステムによれば、承認文書に対して、ユーザが確認する箇所を容易に把握させ、承認処理を効率的に行うことが可能となる。
そのほか、本実施形態のワークフローシステムによれば、例えば、チェックすべき箇所を探す必要がなくなり、大幅な時間短縮が期待できる。また、本実施形態のワークフローシステムによれば、チェックすべき箇所を取り違えてしまう可能性がなくなり、正確な承認作業が期待できる。さらに、本実施形態のワークフローシステムによれば、チェック項目に抜け漏れがある可能性がなくなり、正確な承認作業が期待できる。
以上、本実施形態のワークフローシステムによれば、承認文書に対して、ユーザが確認する箇所を容易に把握させ、承認処理を効率的に行うことが可能となる。
そのほか、本実施形態のワークフローシステムによれば、例えば、チェックすべき箇所を探す必要がなくなり、大幅な時間短縮が期待できる。また、本実施形態のワークフローシステムによれば、チェックすべき箇所を取り違えてしまう可能性がなくなり、正確な承認作業が期待できる。さらに、本実施形態のワークフローシステムによれば、チェック項目に抜け漏れがある可能性がなくなり、正確な承認作業が期待できる。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
例えば、クラウド環境を想定した場合に、サーバ200の機能の一部又は全てを実現する処理を別のサーバが実行することが出来る。また、別のサーバの機能の一部又は全てを実現する処理を処理サーバが実行することも出来る。
また、本発明におけるプログラムは、図4〜図9に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4〜図9の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図4〜図9の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るワークフローシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1・・・・・・・ワークフローシステム
100・・・・・クライアント
200・・・・・サーバ
201・・・・・CPU
202・・・・・RAM
301・・・・・取得手段
302・・・・・記憶手段
303・・・・・表示手段
304・・・・・ページ変更指示入力手段
305・・・・・モード変更指示入力手段
306・・・・・ページ特定手段
307・・・・・確認指示入力手段
308・・・・・送信手段
1001・・・・申請種別_フォームテーブル
1101・・・・フォーム_承認箇所テーブル
1201・・・・チェックリストテーブル
1301・・・・承認者テーブル
1401・・・・ワークフローテーブル
1501・・・・ワークフロー_ページテーブル
1601・・・・ワークフロー_ステータステーブル
1701・・・・ワークフロー申請画面
1801・・・・ジョブ一覧確認画面
1901・・・・起案中ワークフロー詳細画面
2001・・・・チェック箇所モード画面
2101・・・・全ページモード画面
2201・・・・未チェックモード画面
2301・・・・状態遷移図
100・・・・・クライアント
200・・・・・サーバ
201・・・・・CPU
202・・・・・RAM
301・・・・・取得手段
302・・・・・記憶手段
303・・・・・表示手段
304・・・・・ページ変更指示入力手段
305・・・・・モード変更指示入力手段
306・・・・・ページ特定手段
307・・・・・確認指示入力手段
308・・・・・送信手段
1001・・・・申請種別_フォームテーブル
1101・・・・フォーム_承認箇所テーブル
1201・・・・チェックリストテーブル
1301・・・・承認者テーブル
1401・・・・ワークフローテーブル
1501・・・・ワークフロー_ページテーブル
1601・・・・ワークフロー_ステータステーブル
1701・・・・ワークフロー申請画面
1801・・・・ジョブ一覧確認画面
1901・・・・起案中ワークフロー詳細画面
2001・・・・チェック箇所モード画面
2101・・・・全ページモード画面
2201・・・・未チェックモード画面
2301・・・・状態遷移図
Claims (11)
- 指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段と、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段と、
を備え、
前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とする情報処理装置。 - ページを変更する際に、前記確認箇所情報に基づいて、確認箇所のあるページを特定するページ特定手段、を更に備え、
前記表示手段は、ユーザによるページの変更指示に応じて、前記ページ特定手段により特定されたページを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記確認指示に応じて、確認箇所の確認済み情報を記憶する記憶手段を、更に備え、
前記ページ特定手段は、確認済みでない確認箇所があるページを表示する未確認モードの場合には、前記確認箇所情報及び前記確認済み情報に基づいて、確認済みでない確認箇所があるページを特定し、
前記表示手段は、前記ページ特定手段により特定された確認済みでない確認箇所があるページを遷移表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記確認箇所情報は、確認箇所についての確認すべき内容を示す確認内容情報を含み、
前記表示手段は、前記確認箇所の前記確認内容情報も合わせて表示し、
前記確認指示は、前記確認内容情報に対する確認の指示である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記確認箇所を表示しないことにより表示を抑止する
ことを特徴津する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記確認箇所情報は、ユーザごとに存在し、
前記取得手段は、前記文書を確認するユーザに対応する前記確認箇所情報を取得する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置の制御方法であって、
指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得ステップと、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示ステップと、
を含み、
前記表示ステップは、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、
指定された文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを取得する取得手段、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段、
として機能させ、
前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とするプログラム。 - サーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
前記サーバは、
文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段
を備え、
前記情報処理装置は、
前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得手段と、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段と、
を備え、
前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段を備えるサーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムの制御方法であって、
前記情報処理装置は、
前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得ステップと、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示ステップと、
を含み、
前記表示ステップは、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - サーバと情報処理装置とがネットワークを介して接続された情報処理システムのプログラムであって、
前記サーバであるコンピュータを、
文書ごとに文書のページ画像と、前記ページ画像において前記文書を確認するユーザが確認すべき確認箇所を示す確認箇所情報とを記憶する記憶手段
として機能させ、
前記情報処理装置であるコンピュータを、
前記サーバから、指定された文書のページ画像と、前記ページ画像の前記確認箇所情報とを取得する取得手段、
前記確認箇所情報に基づいて、前記ページ画像に前記確認箇所を重畳してページを表示する表示手段、
として機能させ、
前記表示手段は、ユーザによる前記確認箇所の確認指示に応じて、前記確認箇所の表示を抑止する
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014264474A JP2016126398A (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014264474A JP2016126398A (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及び、プログラム |
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---|---|
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Family
ID=56359523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014264474A Pending JP2016126398A (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及び、プログラム |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2021168115A (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-21 | 株式会社サイトビジット | クラウド型契約管理システム及びそのプログラム |
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-
2014
- 2014-12-26 JP JP2014264474A patent/JP2016126398A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2020129385A1 (ja) * | 2018-12-19 | 2021-09-27 | 富士フイルム株式会社 | 医療文書作成支援装置、方法およびプログラム |
JP7237089B2 (ja) | 2018-12-19 | 2023-03-10 | 富士フイルム株式会社 | 医療文書作成支援装置、方法およびプログラム |
CN110378566A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-10-25 | 中国平安财产保险股份有限公司 | 信息核对方法、设备、存储介质及装置 |
CN110378566B (zh) * | 2019-06-19 | 2023-08-25 | 中国平安财产保险股份有限公司 | 信息核对方法、设备、存储介质及装置 |
JP2021168115A (ja) * | 2020-04-10 | 2021-10-21 | 株式会社サイトビジット | クラウド型契約管理システム及びそのプログラム |
JP7233459B2 (ja) | 2020-04-10 | 2023-03-06 | フリーサイン株式会社 | クラウド型契約管理システム及びそのプログラム |
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