JP2016125945A - Radar signal processor and radar device - Google Patents
Radar signal processor and radar device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016125945A JP2016125945A JP2015001082A JP2015001082A JP2016125945A JP 2016125945 A JP2016125945 A JP 2016125945A JP 2015001082 A JP2015001082 A JP 2015001082A JP 2015001082 A JP2015001082 A JP 2015001082A JP 2016125945 A JP2016125945 A JP 2016125945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radar
- vehicle
- speed
- period
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
Description
この発明は、車両に搭載されたレーダ装置の近レンジ内に位置する特定の目標を検知するレーダ信号処理装置と、そのレーダ信号処理装置が組み込まれたレーダ装置とに関する。 The present invention relates to a radar signal processing device that detects a specific target located within a near range of a radar device mounted on a vehicle, and a radar device incorporating the radar signal processing device.
レーダ装置には車両に搭載される車載レーダがある。車載レーダは車両の前部や後部のバンパ等に取り付けられて使用される。車載レーダは、送信した電波の反射波を受信し、この反射波を基にして、車両の前方、側方または後方に存在する車両や人物等の対象物を検出する(例えば、特許文献1参照。)。そして、車載レーダは対象物を検出すると警報を出力する。 Radar devices include on-vehicle radars mounted on vehicles. The in-vehicle radar is used by being attached to a front bumper or a rear bumper of the vehicle. The in-vehicle radar receives a reflected wave of the transmitted radio wave, and detects an object such as a vehicle or a person existing in front, side or rear of the vehicle based on the reflected wave (see, for example, Patent Document 1). .) The in-vehicle radar outputs an alarm when it detects an object.
こうした従来の車載レーダを図8に示す。この車載レーダは、送信部100と第1の受信部200と第2の受信部300と角度抽出部400とを備えている。つまり、車載レーダには受信系統が2チャンネル設けられている。
Such a conventional in-vehicle radar is shown in FIG. This in-vehicle radar includes a
車載レーダの送信部100は、対象物を検出するために電波を送信する部分であり、信号発生部101とアンテナ102とを備えている。
The
信号発生部101は、周波数のスイープをした送信信号を発生する。この周波数スイープの様子を図9に示す。図9に示す周波数スイープは、第1の期間MFCW1と第2の期間MFCW2とから成っている。第1の期間MFCW1は、時間幅が約0.1sであり、この0.1sの時間幅でM1スイープが行われる。さらに、M1スイープは複数のN1ステップから成っている。各N1ステップでは、180MHzの幅で段階的に周波数が変更されていく。
The
第1の期間MFCW1に続いて第2の期間MFCW2がある。第2の期間MFCW2は、時間幅が約0.1sであり、この0.1sの時間幅でM2スイープが行われる。さらに、M2スイープは複数のN2ステップから成っている。各N2ステップでは、180MHzの幅で周波数が区切られて、段階的に周波数が変更されていく。このとき、M2スイープの各N2ステップは、M1スイープのN1ステップと次の点で異なっている。つまり、N2ステップでは、N1ステップに比べて周波数が狭く区切られて、周波数が段階的に細かく変更されている。 Following the first period MFCW1, there is a second period MFCW2. Second period MFCW2 is the time width of about 0.1s, M 2 sweep is performed in the time width of this 0.1s. Furthermore, the M 2 sweep consists of multiple N 2 steps. Each N 2 steps, separated in frequency by the width of 180 MHz, stepwise frequency is gradually changed. At this time, each N 2 step of the M 2 sweep is different from the N 1 step of the M 1 sweep in the following points. That is, in the N 2 step, the frequency is divided narrower than in the N 1 step, and the frequency is finely changed stepwise.
信号発生部101は、第1の期間MFCW1のM1スイープと第2の期間MFCW2のM2スイープとが交互に続く送信信号をアンテナ102に送る。アンテナ102は、周波数スイープが行われた送信信号を送信波として電波で空中に放射する。
車載レーダの第1の受信部200は、対象物で反射された送信部100からの電波を、例えば車両の後部バンパの右側で受信する。このために、第1の受信部200は、受信回路210とADC(アナログ・デジタル変換)部220と、検出回路230と、切替え回路240と、速度補正回路250とを備えている。
The first receiving
第1の受信部200の受信回路210は、対象物で反射された電波を受信する部分であり、アンテナ211とミキサ212とLPF(ローパスフィルタ)213とを備えている。アンテナ211は電波つまり反射波を受信すると受信信号を発生する。ミキサ212は、アンテナ211からの受信信号と、送信部100の信号発生部101が出力する送信信号の一部とを入力とする。ミキサ212は、送信信号と受信信号とを混合し、ビート信号を生成して出力する。ビート信号はアナログ信号でもあり、送信信号と受信信号との時間差に対応する距離成分(対象物までの距離)と、受信信号の周波数シフトに対応するドプラ成分(対象物の速度)とを含む。LPF213は、ミキサ212が出力するビート信号を入力とする。LPF213は、ビート信号から高周波の雑音成分を除去して出力する。
The
第1の受信部200のADC回路220は、LPF213からの高周波成分が除かれたビート信号を入力とする。ADC回路220は、アナログのビート信号をデジタルのビート信号に変換して出力する。
The
第1の受信部200の検出回路230は、ADC回路220からのビート信号を入力とする。検出回路230は、ビート信号に含まれる距離成分と、同じくビート信号に含まれる速度成分(ドプラ成分)とを抽出する。このために、検出回路230は、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部231とバッファ232とFFT部233とターゲット検出部234とを備えている。
The
FFT部231は、ADC回路220からのデジタルのビート信号を入力とする。FFT部231は、このビート信号を高速フーリエ変換する信号処理を行い、この信号処理でビート信号の周波数スペクトラムを得る。このとき、FFT部231は、第1の期間MFCW1(図9)の各N1ステップと第2の期間MFCW2(図9)の各N2ステップとに対応するビート信号の信号処理をしている。信号処理で得た周波数スペクトラムが対象物までの距離成分のデータを含んでいる。FFT部231は、対象物までの距離成分のデータを周波数スペクトラムのデータから抽出する。この距離成分のデータは周波数スペクトラムを表すデータつまりスペクトラムデータでもある。
The
バッファ232は、FFT部231で抽出した距離成分のデータを一時的に蓄積する。このとき、バッファ232は、第1の期間MFCW1(図9)の各N1ステップと第2の期間MFCW2(図9)の各N2ステップとの2期間分に対応する距離成分のデータを蓄積する。また、バッファ232は、最初の第1の期間MFCW1の後に、同じようにして、第2の期間MFCW2の各N2ステップと第1の期間MFCW1の各N1ステップとの2期間に対応する距離成分のデータを蓄積する。つまり、バッファ232は、約0.2sの積分時間に発生する対象物の動きを含む距離成分のデータを蓄積していくことになる。
The
FFT部233は、バッファ232が蓄積した距離成分の蓄積データについて、高速フーリエ変換による信号処理を行う。FFT部233は、蓄積データの信号処理で発生した周波数スペクトラムのデータからドプラ成分を調べる。そして、FFT部233は、ドプラ成分の分布から対象物の速度成分のデータを抽出する。このとき、FFT部233は、第1の期間MFCW1と第2の期間MFCW2との間の対象物の動き、つまり、約0.2s(図9)の間の対象物の動きを基に対象物の速度成分のデータを抽出する。
The
ターゲット検出部234は、FFT部233が抽出した速度成分のデータを基にターゲットを検出する。例えば、速度成分のデータが予め設定されたピーク以上になったときに、ターゲット検出部234は対象物を検出したと判定する。ターゲット検出部234は、対象物を検出すると、第1の期間MFCW1と第2の期間MFCW2とで検出した対象物の速度成分のデータを切替え回路240に出力する。
The
第1の受信部200の切替え回路240は、ターゲット検出部234からの速度成分のデータを切り替えるためのものである。つまり、切替え回路240は、受信回路210における受信信号が第1の期間MFCW1か第2の期間MFCW2かに応じて、速度成分のデータの出力先を切り替える。
The
第1の受信部200の速度補正回路250は、切替え回路240からの速度成分のデータを基に対象物の速度を補正する。このために、速度補正回路250はターゲット変調部251、252と速度補正回路253とを備えている。ターゲット変調部251は、受信回路210における受信信号が第1の期間MFCW1のときに、ターゲット検出部234からの速度成分のデータを入力とし、ターゲット変調部252は、受信回路210における受信信号が第2の期間MFCW2のときに、ターゲット検出部234からの速度成分のデータを入力とする。ターゲット変調部251は、第1の期間MFCW1における速度成分のデータを変調して出力し、ターゲット変調部252は第2の期間MFCW2における速度成分のデータを変調して出力する。速度補正回路253はターゲット変調部251とターゲット変調部252とからのデータにより対象物の速度を補正する。
The
ここに、上述した第1の期間MFCW1および第2の期間MFCW2の長さは、スイープ時間(N1ステップとN2ステップ)の設定に依存し、計測可能な最大速度の上限を左右する。このような上限を超える速度は速度軸を巡回して計測される。例えば、第1の期間MFCW1の上限速度が30km/hであり、かつ第2の期間MFCW2の上限速度が40km/hである場合には、速度が70km/hの対象物については、第1の期間MFCW1では10km/h、第2の期間MFCW2では30km/hの計測結果がそれぞれ得られる。速度補正回路253は、これらの期間における速度の差を利用して正しい速度を得る。
Here, the length of the first period MFCW1 and second periods MFCW2 described above, depending on the setting of the sweep time (N 1 step and N 2 steps), governs the upper limit of the measurable maximum speed. The speed exceeding the upper limit is measured by going around the speed axis. For example, when the upper limit speed of the first period MFCW1 is 30 km / h and the upper limit speed of the second period MFCW2 is 40 km / h, the object having the speed of 70 km / h A measurement result of 10 km / h is obtained in the period MFCW1 and 30 km / h is obtained in the second period MFCW2. The
車載レーダの第2の受信部300は、対象物で反射された送信部100からの電波を、例えば車両の後部バンパの左側で受信するものであり、受信回路310とADC(アナログ・デジタル変換)回路320と、ターゲット検出回路330と、切替え回路340と、速度補正回路350とを備えている。受信回路310とADC回路320とターゲット検出回路330と切替え回路340と速度補正回路350とは、第1の受信部200の受信回路210とADC回路220と検出回路230と切替え回路240と速度補正回路250と同じであるので、これらの説明を省略する。ここに、上記第2の受信部300と既述の第1の受信部200は、対象物から反射されて到来した電波の到来方向の特定を可能とするため、互いに半波長程度隔たった位置に配置される。
The
車載レーダの角度抽出部400は、速度補正回路250と速度補正回路350が出力した検出情報について、信号が有する位相の差から対応する信号の到来方向を特定する。このような到来方向、例えば、受信部200、300が半波長の隔たりで配置されている場合には、上記位相の差に基づいてレーダの正面から±90度の範囲で特定される。
The in-vehicle radar
角度抽出部400は抽出結果である対象物の角度をターゲット情報として出力する。
The
こうした車載レーダを用いた場合、対象物の検出は、第1の期間MFCW1と第2の期間MFCW2との間の対象物の動き、つまり、約0.2s(図9)の時間幅での対象物の動きを基にして行われている。この結果、例えば駐車場においてバンパの極近傍で遊んでいる児童については、レーダとの距離が分解能より近いために検出できない場合がある。この場合には、車両の運転者が気付かずに事故に至る場合がある。 When such an on-vehicle radar is used, the detection of the object is performed by the movement of the object between the first period MFCW1 and the second period MFCW2, that is, the object with a time width of about 0.2 s (FIG. 9). It is based on the movement of things. As a result, for example, a child playing near the bumper in a parking lot may not be detected because the distance to the radar is closer than the resolution. In this case, an accident may occur without the vehicle driver noticing.
上記検出ができない原因は、児童から到来した信号の成分が、レーダ信号処理の対象の内、一般に「距離がゼロである大きなレベルの成分」に含まれ、分離ができないためである。 The reason why the detection cannot be performed is that the component of the signal arriving from the child is generally included in “a component of a large level whose distance is zero” in the radar signal processing target and cannot be separated.
距離および速度を計測するレーダでは、上記児童から到来した信号の成分は、一般に、「距離がゼロであって速度がゼロである成分」に含まれるが、距離分解能を児童までの距離より小さくするか、速度分解能を児童が遊ぶ微小速度より小さくすることで、分離して検出可能となる。なお、距離分解能は周波数偏移幅で決まるが、実際には、電波法の制限によりあまり小さくできない。一方、速度分解能については、積分時間で決まるが、法的な制限がない。 In radars that measure distance and speed, the component of the signal coming from the child is generally included in the “component with zero distance and zero velocity”, but the distance resolution is made smaller than the distance to the child. Or, by making the speed resolution smaller than the minute speed at which children play, they can be detected separately. The distance resolution is determined by the frequency shift width, but in practice, it cannot be made very small due to limitations of the Radio Law. On the other hand, the speed resolution is determined by the integration time, but there is no legal limit.
また、上記事故を防ぐために、次のような手法がある。つまり、車バンパの陰のように車両の極近傍を観測するために、車載レーダの帯域を広くし、距離分解能を小さくする。しかし、法の規定(電波法)があるので、使える周波数帯域には限界がある。このため、そのような近距離の監視には電波を用いたレーダでなく、音波を利用したソナーが用いられる。 In order to prevent the accident, there are the following methods. That is, in order to observe the very vicinity of the vehicle like the shadow of the car bumper, the band of the in-vehicle radar is widened and the distance resolution is reduced. However, there is a limit to the frequency band that can be used due to the legal provisions (Radio Law). For this reason, sonar using a sound wave is used for such a short-distance monitoring instead of a radar using a radio wave.
しかし、車両の極近傍の児童等を検出するためにソナーを用いると、次の課題がある。従来の車載レーダは電波を送信する装置であり、対象物で電波は反射波になって車載レーダに戻って来る。しかし、ソナーは音波を送信する装置であり、対象物が布などのような柔らかい物で包まれていると、反射波を発生しにくい。また、対象物が平面状のものであれば、反射波を発生し易いが、対象物の形状によっては、反射波を発生しにくい。このために、ソナーでは対象物の検出の精度が低下する場合がある。 However, using sonar to detect children in the immediate vicinity of the vehicle has the following problems. A conventional in-vehicle radar is a device that transmits radio waves, and the radio waves are reflected by the object and return to the in-vehicle radar. However, sonar is a device that transmits sound waves, and if an object is wrapped with a soft object such as a cloth, it is difficult to generate a reflected wave. Further, if the object is planar, a reflected wave is likely to be generated, but depending on the shape of the object, it is difficult to generate a reflected wave. For this reason, in sonar, the accuracy of detection of an object may be reduced.
この発明の目的は、前記の課題を解決し、従来の装置では検出することが出来なかった、低速で移動する対象物や静止していてわずかな動きのある対象物を、確実に検出することを可能にするレーダ信号処理装置およびレーダ装置を提供することにある。 The object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and reliably detect an object that moves at a low speed or an object that is stationary and has a slight movement that cannot be detected by a conventional apparatus. It is an object of the present invention to provide a radar signal processing apparatus and a radar apparatus that can achieve the above.
請求項1の発明は、車両に搭載されたレーダに到来したレーダ信号を処理し、規定の近レンジ内に位置し、かつ微速で変位し得ると共に、前記車両が規定の速度以上で接触し得る目標を検知するレーダ信号処理装置である。期間特定手段は、前記車両の速度が前記規定の速度以上に加速され得る期間を特定する。目標識別手段は、前記期間に、前記近レンジ内における前記レーダ信号のドップラ成分の分布として、前記目標の存在を識別する。 The invention of claim 1 processes a radar signal that has arrived at a radar mounted on a vehicle, is located within a specified near range, can be displaced at a very low speed, and the vehicle can contact at a specified speed or higher. A radar signal processing device for detecting a target. The period specifying means specifies a period during which the speed of the vehicle can be accelerated more than the specified speed. The target identifying means identifies the presence of the target as the Doppler component distribution of the radar signal within the near range during the period.
すなわち、近レンジ内に位置して微速で変位し得る特定の目標の存在の識別は、その識別のために行われるべきレーダ信号の周波数分析が、車両の速度が既述の規定の速度以上に加速され得る期間に開始され、かつ確度高く完了することによって、実現される。 In other words, the identification of the existence of a specific target that is located within the near range and can be displaced at a slow speed is based on the frequency analysis of the radar signal to be performed for the identification, and the vehicle speed exceeds the prescribed speed described above. This is accomplished by starting with a period that can be accelerated and completing with high accuracy.
請求項2の発明は、請求項1に記載のレーダ信号処理装置において、前記車両の速度は、前記レーダによって検知された対地速度として与えられる。
すなわち、車両の速度は、本発明が適用されたレーダが備える測距機能の活用により計測される。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のレーダ信号処理装置であって、前記期間特定手段は、前記車両に対して操作者によって行われた操作と、前記車両の状態と、前記車両の振る舞いとの全てまたは一部に基づいて、前記期間に、前記車両の発進に先行する期間を含める。
According to a second aspect of the present invention, in the radar signal processing device according to the first aspect, the speed of the vehicle is given as a ground speed detected by the radar.
That is, the speed of the vehicle is measured by utilizing a ranging function provided in the radar to which the present invention is applied.
A third aspect of the present invention is the radar signal processing device according to the first or second aspect, wherein the period specifying means includes an operation performed on the vehicle by an operator, and a state of the vehicle. Based on all or part of the behavior of the vehicle, the period includes a period preceding the start of the vehicle.
すなわち、既述のレーダ信号の周波数分析は、車両の走行や加速が開始される時点より先行して開始される。 That is, the above-described frequency analysis of the radar signal is started prior to the time when the vehicle travels or accelerates.
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のレーダ信号処理装置であって、補償手段は、前記レーダの所定の部位の温度と、前記レーダによって送信されたパルスの数と、前記レーダが始動した時点から経過した時間との全てまたは一部に基づくフィードバック制御またはフィードフォワード制御により、車載レーダによって送信される送信波の周波数のドリフトを補償する。 A fourth aspect of the present invention is the radar signal processing device according to any one of the first to third aspects, wherein the compensation means is transmitted by a temperature of a predetermined portion of the radar and the radar. The frequency drift of the transmission wave transmitted by the in-vehicle radar is compensated by feedback control or feedforward control based on all or part of the number of pulses and the time elapsed since the radar was started.
すなわち、既述のレーダ信号の周波数分析は、レーダ装置が始動後に定常的な稼働状態に推移する過程であっても、このような過程に送信波に付帯し得る周波数のドリフトによって妨げられることなく、精度よく安定に実現される。 That is, the frequency analysis of the radar signal described above is not hindered by the frequency drift that can accompany the transmission wave in such a process even when the radar apparatus is in a steady operation state after starting. Realized accurately and stably.
請求項5の発明は、車両に搭載され、かつ前記車両の周辺に位置する目標を検知するレーダ装置であって、期間特定手段は、規定の近レンジ内に位置し、かつ微速で変位し得る特定の目標との接触時に超えてはならない規定の速度以上に、前記車両の速度が加速され得る期間を特定する。目標識別手段は、前記期間に、前記レーダに到来したレーダ信号の前記近レンジ内におけるドップラ成分の分布として、前記特定の目標の存在を識別する。
The invention according to
すなわち、近レンジ内に位置して微速で変位し得る特定の目標の存在の識別は、その識別のために行われるべきレーダ信号の周波数分析が、車両の速度が既述の規定の速度以上に加速され得る期間に開始され、かつ確度高く完了することによって、実現される。 In other words, the identification of the existence of a specific target that is located within the near range and can be displaced at a slow speed is based on the frequency analysis of the radar signal to be performed for the identification, and the vehicle speed exceeds the prescribed speed described above. This is accomplished by starting with a period that can be accelerated and completing with high accuracy.
本発明によれば、レーダ信号の周波数分析が行われるべき期間の長さが従来より長く確保されることにより、近レンジ内に位置して微速で変位し得る目標の存在が、高い確度および精度で識別可能となる。 According to the present invention, since the length of the period during which the frequency analysis of the radar signal is to be performed is ensured longer than before, the presence of a target that is located in the near range and can be displaced at a very low speed has high accuracy and accuracy. Can be identified.
また、本発明によれば、構成が複雑化することなく、安価に、所望の性能が向上し、かつ高く維持される。 Further, according to the present invention, the desired performance is improved and maintained at a low cost without complicating the configuration.
さらに、本発明によれば、上記特定の目標の存在は、確度高く、かつ精度よく識別可能となる。 Furthermore, according to the present invention, the presence of the specific target can be identified with high accuracy and accuracy.
また、本発明によれば、上記特定の目標の存在は、安定に精度よく判別可能となる。 Further, according to the present invention, the presence of the specific target can be determined stably and accurately.
したがって、本発明が適用された車両では、従来、発進や加速に際して発生する可能性があった事故の発生が確度高く回避され、安全性が大幅に高められる。 Therefore, in the vehicle to which the present invention is applied, the occurrence of an accident that may have occurred in the past when starting or accelerating can be avoided with high accuracy, and the safety can be greatly improved.
次に、この発明の各実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(実施の形態1)
図1はこの発明の実施の形態1によるレーダ装置を示す構成図である。このレーダ装置は送信部10と受信部20とを備え、車両後部の近傍にある対象物を検出する。
(Embodiment 1)
1 is a block diagram showing a radar apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. The radar apparatus includes a
レーダ装置の送信部10は、対象物を検出するために電波を送信する部分であり、信号発生部11とアンテナ12とを備えている。
The
信号発生部11は、周波数のスイープをした送信信号を発生する。実施の形態1による周波数スイープの様子を図2に示す。図2に示す周波数スイープは、第1の期間MFCW1から成っている。第1の期間MFCW1は、時間幅が約0.1sであり、この0.1sの時間幅でM1スイープが行われる。さらに、M1スイープは複数のN1ステップから成っている。各N1ステップでは、180MHzの幅で段階的に周波数が変更されている。この実施の形態では、信号発生部11は、第1の期間MFCW1のM1スイープを行った送信信号をアンテナ12に送る。アンテナ12は図8のアンテナ102と同じである。そして、アンテナ12は車両の後部に設置されている。
The
レーダ装置の受信部20は、対象物で反射された送信部10からの電波を、例えば車両の後部側で受信して、対象物の有無を示すターゲット情報を出力するものである。このために受信部20は受信回路21とADC回路22と検出回路23とを備えている。
The receiving
受信部20の受信回路21は、対象物で反射された電波を受信する部分であり、アンテナ21Aとミキサ21BとLPF21Cとを備えている。アンテナ21Aは、車両の後部に設置されている。ミキサ21BとLPF21Cとは、図8の受信回路210のミキサ212とLPF213と同じであり、これらの説明を省略する。
The receiving
受信部20のADC回路22は、図8のADC回路220と同様に、LPF21Cからの高周波成分が除かれたビート信号を入力とする。ADC回路220は、アナログ信号であるビート信号をデジタルのビート信号に変換して出力する。
Similarly to the
受信部20の検出回路23は、ADC回路22からのビート信号に含まれる距離成分と、同じくビート信号に含まれる速度成分(ドップラ成分)とを抽出し、抽出結果を基に対象物を検出する部分である。このために、検出回路23は、FFT部23Aと距離制限部23Bとバッファ23CとFFT23Dとターゲット検出部23Eとを備えている。
The
検出回路23のFFT部23Aは、ADC回路22からのデジタルのビート信号を入力とする。FFT部23Aは、このビート信号を高速フーリエ変換する信号処理を行い、この信号処理でビート信号の周波数スペクトラムを得る。このとき、FFT部23Aは、第1の期間MFCW1(図2)の各N1ステップの反射に対応するビート信号の信号処理をしている。こうしたFFT部23Aは、図8のFFT部231と同様である。FFT部23Aは、対象物までの距離成分のデータを、ビート信号の信号処理で得た周波数スペクトラムのデータから抽出する。この距離成分のデータは周波数スペクトラムを表すデータつまりスペクトラムデータでもある。
The
検出回路23の距離制限部23Bは、FFT部23Aによる信号処理で抽出した距離成分のデータを入力とする。距離制限部23Bは、入力された距離成分のデータの中でピークが予め設定された所定値以上のデータ、この実施の形態では2m以内の近距離に対応する距離成分のデータだけを通す。
The
検出回路23のバッファ23Cは、距離制限部23Bからの近距離に対応する距離成分のデータを入力とする。バッファ23Cは、入力された距離成分のデータを一時的に蓄積する。つまり、バッファ23Cは、第1の期間MFCW1(図2)の各N1ステップに対応する距離成分のデータを蓄積する。このとき、バッファ23Cは、約0.1sの第1の期間MFCW1を、1000〜3000msの期間分蓄積する。この実施の形態では、バッファ23Cは約1.5s分の距離成分のデータつまりスペクトラムデータを蓄積する。この結果、バッファ23Cは、従来の約0.2sの積分時間に比べて長い約1.5sの積分時間に発生する対象物の動きを含む距離成分のデータを蓄積することになる。第1の期間MFCW1の後、つまり約0.1s後に、バッファ232は、同じようにして、次の第1の期間MFCW1の各N1ステップに対応する一連の距離成分のデータを蓄積する。こうして、バッファ232は約1.5s分の積分時間で距離成分のデータを順次に蓄積データとして蓄積していく。
The
検出回路23のFFT部23Dは、バッファ23Cが蓄積した蓄積データについて、高速フーリエ変換による信号処理を行う。FFT部233は、蓄積データの信号処理で発生した周波数スペクトラムのデータからドプラ成分を調べる。そして、FFT部233は、ドプラ成分の分布から対象物の速度成分のデータを抽出する。このとき、FFT部23Dは、従来用いられている0.2s(従来の所定期間)に比べて長い1.5s分に相当する第1の期間MFCW1での対象物の動きを基に、対象物の速度を抽出する。つまり、FFT部23Dは、約1.5sの積分時間におけるM1スイープの各N1ステップに含まれるドプラ成分の分布に基づいて、車両の後部側を低速で動く対象物の速度のデータを検出する。この結果、FFT部23Dにおける速度抽出については、通常時よりも速度分解能が高くなる。
The
検出回路23のターゲット検出部23Eは、FFT部23Dが抽出した速度のデータを基に、例えば速度のレベルが所定以上になったかどうかにより対象物を検出する。そして、ターゲット検出部23Eは、検出した結果をターゲット情報として出力する。
The
次に、この実施の形態によるレーダ装置の作用について説明する。このレーダ装置は、車両の後方に装着されて、後方確認に用いられる。送信部10は、周波数のスイープをした送信信号を電波として放射する。このとき、第1の期間MFCW1が約0.1sであり、この0.1sの期間がM1個のスイープから成っている。さらに、各スイープでは、180MHzの幅で段階的に周波数が変更されている。そして、送信部10は、第1の期間MFCW1が連続する周波数スイープの電波を放射する。
Next, the operation of the radar apparatus according to this embodiment will be described. This radar device is attached to the rear of the vehicle and used for rearward confirmation. The
一方、レーダ装置の受信回路21は、車両後方の対象物で反射された、送信部10からの電波を受信する。受信回路21は受信した電波による受信信号と送信部10の送信信号とを混合して、ビート信号を生成する。さらに、受信回路21はビート信号から高周波成分を除去して出力する。
On the other hand, the receiving
ADC回路22は受信回路21からのアナログのビート信号を、デジタルのビート信号に変換して出力する。
The
検出回路23は、ADC回路22からのビート信号に含まれる距離成分のデータと、同じくビート信号に含まれる速度成分のデータとを抽出し、抽出結果を基に対象物を検出する。このとき、検出回路23の距離制限部23Bにより、FFT部23Aからの距離成分のデータの中でピークが予め設定された所定値以上のデータ、つまり2m以内の近距離に対応する周波数成分のデータだけを通す。これにより、対象物の検出範囲を2m以内に限定している。
The
この後、検出回路23のバッファ23Cにより、約0.1sの第1の期間MFCW1の各距離成分のデータを約1.5s分蓄積する。この結果、従来の約0.2sの積分時間に比べて長い約1.5sの積分時間に発生する対象物の動きを含む距離成分のデータがバッファ23Cに蓄積される。そして、検出回路23のFFT部23Dにより、バッファ23Cが蓄積した距離成分のデータについて、高速フーリエ変換による信号処理が行われ、この信号処理で発生した周波数スペクトラムから対象物の速度のデータが抽出される。このとき、従来の0.2sに比べて長い1.5s分の第1の期間MFCW1における対象物の動きを基に、対象物の速度のデータが抽出される。
Thereafter, the data of each distance component in the first period MFCW1 of about 0.1 s is accumulated for about 1.5 s by the
この様子を図3〜図5に示す。図3は対象物として歩行者が居ない状態での検出の様子を表している。また、図4は歩行者が静止している状態での検出の様子を表している。さらに、図5は歩行者が手を動かしたときの検出の様子を示している。このように、歩行者が静止している場合(図4の丸印)に比べて、FFT部23Dにより約0.07km/hとうわずかな動き(図5の矢印)をも検出している。
This state is shown in FIGS. FIG. 3 shows a state of detection in a state where there is no pedestrian as an object. FIG. 4 shows a state of detection in a state where a pedestrian is stationary. Furthermore, FIG. 5 shows a state of detection when the pedestrian moves his hand. Thus, compared with the case where the pedestrian is stationary (circle in FIG. 4), the
この後、検出回路23のターゲット検出部23Eにより、FFT部23Dが抽出した速度のデータを基にして対象物が検出される。そして、検出した結果がターゲット情報として出力される。この後、この検出結果が例えば運転席に設置されている警報装置を鳴動させて、車両の後方直近に子供等の対象物が居ることを運転者に通報する。
Thereafter, the
この実施の形態によれば、電波の反射波を用い、かつバッファに蓄積するデータを多くするので、対象物を確実に検出することが出来る。また、この実施の形態によれば、車両から2mの範囲内で、1km/h以内の低速で歩行する歩行者等を検出することが可能である。また、静止していても腕等のわずかな動きのある子供等の人物を検出することが可能である。さらに、車両によって行われる計測の精度が規定の基準を満たさない程度に低い速度であっても、対象物を検出することが出来る。 According to this embodiment, since the reflected wave of the radio wave is used and the data stored in the buffer is increased, the object can be reliably detected. Moreover, according to this embodiment, it is possible to detect a pedestrian or the like walking at a low speed within 1 km / h within a range of 2 m from the vehicle. In addition, it is possible to detect a person such as a child who has a slight movement such as an arm even when stationary. Furthermore, the object can be detected even at a speed that is low enough that the accuracy of the measurement performed by the vehicle does not satisfy the prescribed standard.
(実施の形態2)
図6はこの発明の実施の形態2によるレーダ装置を示す構成図である。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1および図8の車載レーダと同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。図6のレーダ装置は、車両の発進に応じて、車両後部の対象物を検出する。
(Embodiment 2)
FIG. 6 is a block diagram showing a radar apparatus according to Embodiment 2 of the present invention. In this embodiment, components that are considered to be the same as or the same as those in the first embodiment and the in-vehicle radar in FIG. 8 are given the same reference numerals, and the description thereof is omitted. The radar apparatus in FIG. 6 detects an object at the rear of the vehicle according to the start of the vehicle.
この実施の形態によるレーダ装置では、実施の形態1と同様の送信部10を備えている。また、レーダ装置は受信部20と受信部30とを備え、受信部20は実施の形態1と同様のアンテナ21A、ミキサ21BおよびLPF21Cと、ADC回路22と、FFT部23A〜ターゲット検出部23Eとを備えている。また、受信部20は、図8と同様の切替え回路240と速度補正回路250とを備えている。一方、受信部30はアンテナ31A、ミキサ31BおよびLPF31Cと、ADC回路32と、FFT部33A〜ターゲット検出部33Eとを備えている。また、受信部30は、図8と同様の切替え回路340と速度補正回路350とを備えている。そして、レーダ装置は図8と同様の角度抽出部400を備えている。
The radar apparatus according to this embodiment includes a
受信部20の切替回路25には、FFT部23Aと距離制限部23Bとバッファ23CとFFT部23Dとが接続されている。切替回路25は、車両のギア切り替えや速度を示す車両データを入力とする。車両データがバックに切り替えられたことを示すと、切替回路25は、FFT部23Aと距離制限部23Bとバッファ23CとFFT部23Dとの接続を切り替えて、図7に示す接続状態つまり近傍の検知状態にする。この状態は図1と同様であり、ターゲット検出部23Eがターゲット情報を出力する。また、車両データがドライブに切り替えられたことを示すと、切替回路25は、FFT部23Aと距離制限部23Bとバッファ23CとFFT部23Dとの接続を切り替えて、図8に示す接続状態つまり通常の検知状態にする。
An
受信部30の切替回路35は、受信部20と同じように、車両からの車両データを基にして、FFT部33Aと距離制限部33Bとバッファ33CとFFT部33Dとの接続を切り替える。近傍の検知状態は図7と同様であるが、この実施の形態では、ターゲット検出部33Eはターゲット情報を出力しない。
The switching
この実施の形態によれば、車両が前進しようとする場合には、図8に示す従来の車載レーダと同様の機能を持ち、車両が後進しようとする場合には、車両の後方近傍で、低速で動く対象物を検出する機能を持つ。つまり、この実施の形態によれば、車両の発進に応じて、1つの装置で2つの機能を行うことが可能である。 According to this embodiment, when the vehicle is going to move forward, it has the same function as the conventional in-vehicle radar shown in FIG. It has a function to detect moving objects. That is, according to this embodiment, it is possible to perform two functions with one device according to the start of the vehicle.
(実施の形態3)
この実施の形態では、実施の形態2の切替回路25、35を次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1および図8の車載レーダと同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
(Embodiment 3)
In this embodiment, the switching
この実施の形態によるレーダ装置の切替回路25、35には、速度の閾値が予め設定されている。そして、例えば車両データが示す速度が閾値を超えるまで、または、FFT部23D、33Dが抽出した相対速度が閾値を超えるまで、切替回路25、35は、FFT部23Aと距離制限部23Bとバッファ23CとFFT部23Dとの接続を切り替えて、図1に示す接続状態つまり近傍の検知状態にする。
A speed threshold value is set in advance in the switching
この実施の形態によれば、車両の速度に応じて、図8に示す車載レーダと同様の機能と、車両の後方近傍を低速で動く対象物を検出する機能とを切り替える。つまり、この実施の形態によれば、車両の速度に応じて、1つの装置で2つの機能を行うことを可能にする。 According to this embodiment, the function similar to the on-vehicle radar shown in FIG. 8 and the function of detecting an object moving at a low speed in the vicinity of the rear of the vehicle are switched according to the speed of the vehicle. That is, according to this embodiment, it is possible to perform two functions with one device according to the speed of the vehicle.
(実施の形態4)
この実施の形態では、レーダ装置の送信部10における送信信号の周波数が変化するという温度ドリフトの補償を行う。つまり、送信部10は、各M1スイープ毎に、または所定の頻度で、送信信号の送信・温度ドリフトの補正のシーケンスを交互に行う。そして、以下の何れかに基づくフィードバック制御またはフィードフォワード制御として、補正のシーケンスを実現する。
a.車載レーダの所定の部位の温度、
b.送信されたパルス数、
c.車載レーダが始動した時点から経過した時間
(Embodiment 4)
In this embodiment, temperature drift compensation is performed such that the frequency of the transmission signal in the
a. The temperature of a given part of the vehicle radar,
b. The number of pulses transmitted,
c. Time that has elapsed since the on-vehicle radar was started
こうして、この実施の形態によれば、各M1スイープ毎に、または所定の頻度で、送信と補正とのシーケンスを交互に行うので、温度ドリフトのために周波数を補正するシーケンスが送信に与える影響を抑えることが出来る。 Thus, according to this embodiment, the sequence of transmission and correction is alternately performed for each M 1 sweep or at a predetermined frequency, so that the frequency correction sequence due to temperature drift affects the transmission. Can be suppressed.
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、この発明によるレーダ装置は、車載用に限定されることなく、防止すべき事態、例えば盗難防止を含む資材管理などにも利用可能である。 As mentioned above, although each embodiment of this invention has been described in detail, the specific configuration is not limited to this embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the scope of this invention, It is included in this invention. For example, the radar device according to the present invention is not limited to being mounted on a vehicle, but can be used for situations to be prevented, such as material management including theft prevention.
なお、上述した各実施形態では、送信信号の周波数をフィードバック制御方式により補正するためには、児童等の微少な速度の検知に必要な積分が妨げられない限度において送信信号の送信が間欠的に行われ、あるいは所定の周期の単位で間引かれることにより、その送信信号が監視されることが望ましい。 In each of the above-described embodiments, in order to correct the frequency of the transmission signal by the feedback control method, transmission of the transmission signal is intermittently performed as long as integration necessary for detecting a minute speed of a child or the like is not hindered. It is desirable that the transmission signal is monitored by being performed or being thinned out in units of a predetermined period.
例えば、このような積分が行われるべき期間が1000ms〜3000msと長い場合には、送信信号の周波数の監視は、その期間における積分が完了した後に、あるいは積分の結果に大きな誤差が生じない頻度および期間に行われてもよい。 For example, when the period in which such integration is to be performed is as long as 1000 ms to 3000 ms, the frequency of the transmission signal is monitored after the integration in that period is completed or the frequency at which a large error does not occur in the integration result. It may be done during the period.
また、送信信号の周波数の監視は、上述したように、児童等の微少な速度の検知に必要な積分が妨げられない限り、どのようなきっかけで行われてもよい。 In addition, as described above, the frequency of the transmission signal may be monitored by any trigger as long as integration necessary for detecting a minute speed of a child or the like is not hindered.
さらに、このような場合には、上記監視の結果がメモリ等に時系列の順に(サイクリックに)蓄積され、かつ積分処理が移動平均法や指数平滑法に基づいて行われることにより、検知可能な物標の速度の最大値が低下するが、その最大値が検知されるべき物標の速度の範囲内にあるならば、送信信号の周波数が監視される頻度が無用に低下することが回避可能である。 Further, in such a case, the above monitoring results are accumulated in a time series (cyclically) in a memory or the like, and the integration process is performed based on the moving average method or the exponential smoothing method. The maximum speed of the target is reduced, but if the maximum is within the speed of the target to be detected, it is avoided that the frequency at which the frequency of the transmitted signal is monitored is unnecessarily reduced. Is possible.
また、上述した各実施形態では、「高速フーリエ変換」は、所望の精度および応答性で周波数分析が実現されるならば、DFT(Discrete Fourier Transform)その他の多様な形態で行われるフーリエ変換で代替されてもよい。 Further, in each of the above-described embodiments, “Fast Fourier Transform” is replaced by Fourier transform performed in various forms such as DFT (Discrete Fourier Transform) if frequency analysis is realized with desired accuracy and responsiveness. May be.
10 送信部
11 信号発生部
12 アンテナ
20 受信部
21 受信回路
22 ADC回路
23 検出回路
23A FFT部
23B 距離制限部
23C バッファ
23D FFT部
23E ターゲット検出部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記車両の速度が前記規定の速度以上に加速され得る期間を特定する期間特定手段と、
前記期間に、前記近レンジ内における前記レーダ信号のドップラ成分の分布として、前記目標の存在を識別する目標識別手段と
を備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。 Radar signal processing that detects radar signals that arrive at radar mounted on a vehicle, detects a target that is located within a specified near range, can be displaced at a very low speed, and that the vehicle can contact at or above a specified speed A device,
A period specifying means for specifying a period during which the speed of the vehicle can be accelerated above the prescribed speed;
A radar signal processing apparatus comprising: target identification means for identifying the presence of the target as a Doppler component distribution of the radar signal within the near range during the period.
前記車両の速度は、前記レーダによって検知された対地速度である
ことを特徴とするレーダ信号処理装置。 The radar signal processing apparatus according to claim 1,
The radar signal processing apparatus, wherein the speed of the vehicle is a ground speed detected by the radar.
前記期間特定手段は、
前記車両に対して操作者によって行われた操作と、前記車両の状態と、前記車両の振る舞いとの全てまたは一部に基づいて、前記期間に、前記車両の発進に先行する期間を含める
ことを特徴とするレーダ信号処理装置。 The radar signal processing device according to claim 1 or 2,
The period specifying means includes
Including a period preceding the start of the vehicle in the period based on all or part of the operation performed on the vehicle by the operator, the state of the vehicle, and the behavior of the vehicle. A characteristic radar signal processing apparatus.
前記レーダの所定の部位の温度と、前記レーダによって送信されたパルスの数と、前記レーダが始動した時点から経過した時間との全てまたは一部に基づくフィードバック制御またはフィードフォワード制御により、車載レーダによって送信される送信波の周波数のドリフトを補償する補償手段を備えた
ことを特徴とするレーダ信号処理装置。 A radar signal processing device according to any one of claims 1 to 3,
By feedback control or feedforward control based on all or part of the temperature of a predetermined part of the radar, the number of pulses transmitted by the radar, and the time elapsed since the radar was started, A radar signal processing apparatus comprising compensation means for compensating for a drift in frequency of a transmitted transmission wave.
規定の近レンジ内に位置し、かつ微速で変位し得る特定の目標との接触時に超えてはならない規定の速度以上に、前記車両の速度が加速され得る期間を特定する期間特定手段と、
前記期間に、前記レーダに到来したレーダ信号の前記近レンジ内におけるドップラ成分の分布として、前記特定の目標の存在を識別する目標識別手段と
を備えたことを特徴とするレーダ装置。 A radar device for detecting a target mounted on a vehicle and located around the vehicle,
A period specifying means for specifying a period during which the speed of the vehicle can be accelerated above a specified speed that should not be exceeded when contacting a specific target that is located within a specified near range and can be displaced at a slow speed;
A radar apparatus comprising: target identification means for identifying the presence of the specific target as a distribution of Doppler components in the near range of a radar signal arriving at the radar during the period.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001082A JP2016125945A (en) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | Radar signal processor and radar device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001082A JP2016125945A (en) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | Radar signal processor and radar device |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019143823A Division JP2019194627A (en) | 2019-08-05 | 2019-08-05 | Radar signal processor and radar device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016125945A true JP2016125945A (en) | 2016-07-11 |
Family
ID=56357796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015001082A Pending JP2016125945A (en) | 2015-01-06 | 2015-01-06 | Radar signal processor and radar device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016125945A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110058221A (en) * | 2018-10-19 | 2019-07-26 | 陕西长岭电子科技有限责任公司 | Doppler radar low speed speed-measuring method |
US10802140B2 (en) | 2017-01-17 | 2020-10-13 | Denso Ten Limited | Radar device and vehicle velocity correction method |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49145572U (en) * | 1973-04-16 | 1974-12-16 | ||
JP2000338234A (en) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Japan Radio Co Ltd | Monitoring system |
JP2004012367A (en) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Yokowo Co Ltd | Range-finding system and range-finding device using microwave |
JP2005010092A (en) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Denso Corp | Radar system |
JP2007127461A (en) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Calsonic Kansei Corp | Device and method for detecting moving person |
JP2009014560A (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Denso Corp | Obstacle detector |
JP2010151844A (en) * | 2010-03-26 | 2010-07-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Pulse doppler radar system |
JP2012073052A (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Yazaki Corp | Obstacle detector |
-
2015
- 2015-01-06 JP JP2015001082A patent/JP2016125945A/en active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49145572U (en) * | 1973-04-16 | 1974-12-16 | ||
JP2000338234A (en) * | 1999-05-27 | 2000-12-08 | Japan Radio Co Ltd | Monitoring system |
JP2004012367A (en) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Yokowo Co Ltd | Range-finding system and range-finding device using microwave |
JP2005010092A (en) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Denso Corp | Radar system |
JP2007127461A (en) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Calsonic Kansei Corp | Device and method for detecting moving person |
JP2009014560A (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Denso Corp | Obstacle detector |
JP2010151844A (en) * | 2010-03-26 | 2010-07-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Pulse doppler radar system |
JP2012073052A (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Yazaki Corp | Obstacle detector |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10802140B2 (en) | 2017-01-17 | 2020-10-13 | Denso Ten Limited | Radar device and vehicle velocity correction method |
CN110058221A (en) * | 2018-10-19 | 2019-07-26 | 陕西长岭电子科技有限责任公司 | Doppler radar low speed speed-measuring method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4492628B2 (en) | Interference judgment method, FMCW radar | |
US9971022B2 (en) | Radar apparatus | |
KR101775572B1 (en) | Radar system having arrangements and method for decoupling transmission and reception signals and suppression of interference radiation | |
JP6560165B2 (en) | Radar equipment | |
JP4007498B2 (en) | Automotive radar equipment | |
KR102437345B1 (en) | Method and radar apparatus for determining radial relative acceleration of one or more targets | |
US10656248B2 (en) | Radar post processing for sidelobe suppression | |
JP6892600B2 (en) | Object detection method and object detection device | |
JP2008180703A (en) | Electronic scanning type radar apparatus | |
US11921196B2 (en) | Radar device, observation target detecting method, and in-vehicle device | |
JP2007051888A (en) | Radar system | |
US6943727B2 (en) | Length measurement with radar | |
WO2019216375A1 (en) | Radar device | |
JP2015028440A (en) | Radar device and signal processing method | |
JP2009036514A (en) | On-vehicle radar device | |
JP2008089505A (en) | Radar device | |
CN104459684B (en) | For detecting the equipment creeped of radar wave | |
JP2010271251A (en) | On-vehicle radar device | |
JP2016125945A (en) | Radar signal processor and radar device | |
KR20200120934A (en) | Estimation of the traverse velocity or Cartesian velocity of a point target using a radar sensor | |
JP2019194627A (en) | Radar signal processor and radar device | |
CN102147461B (en) | Observation signal processing apparatus | |
JP2012168119A (en) | Radar device | |
JP2004286537A (en) | Vehicle-mounted radar equipment | |
JP4913646B2 (en) | Radar apparatus, radar apparatus control apparatus, radar apparatus control program, and radar apparatus control method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190507 |