JP2016120407A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技盤11の装着口23eに対応して設けられたLED110aよりも前側に位置して当該装着口23eを覆う第1のレンズ部61と、第1のレンズ部61の前方に位置する第2のレンズ部71と、遊技球の直径よりも大きい間隔を隔てて第1および第2のレンズ部61,71を接続すると共に遊技球を入賞口30a側へ誘導し得る接続部75と、第1および第2のレンズ部61,71の間に遊技球を誘導する誘導部77とを備える。そして、第2のレンズ部71が第1のレンズ部61に対して前後方向に一部が重なるよう構成して、両レンズ部61,71が前後に重なる領域および重ならない領域に対して光を照射し得るようLED110aを設置すると共に、第1および第2のレンズ部61,71の夫々を、光の拡散態様が異なる形態とした。
【選択図】図12
Description
前後に開口する開口部(23e)が形成された遊技盤(21)と、
前記遊技盤(21)の開口部(23e)に対応して配設され、点灯または消灯がなされる発光体(110a)と、
前記遊技盤(21)の盤面に配設されて前記発光体(110a)よりも前側に位置すると共に、該遊技盤(21)の開口部(23e)を覆う第1のレンズ部(61)と、
前記第1のレンズ部(61)の前方に位置するよう設けられた第2のレンズ部(71)と、
前記第2のレンズ部(71)を前記第1のレンズ部(61)に対して遊技球の直径よりも大きい間隔を隔てて接続すると共に、当該第1のレンズ部(61)および第2のレンズ部(71)の間を流下する遊技球を入賞口(30a)側へ誘導し得るよう形成された接続部(75)と、
前記第1のレンズ部(61)および第2のレンズ部(71)の間に遊技球を誘導する誘導部(77)とをえ、
前記第2のレンズ部(71)は、前記第1のレンズ部(61)に対して前後方向に少なくとも一部が重なるよう構成され、
前記第1のレンズ部(61)と第2のレンズ部(71)が前後に重なった領域の後方に、両レンズ部(61,71)が前後に重なる領域および両レンズ部(61,71)が前後に重ならない領域に対して光を照射し得るよう前記発光体(110a)が設置され、
前記第1のレンズ部(61)および第2のレンズ部(71)の夫々を、前記発光体(110a)の光から照射される光の拡散態様が異なる形態となるよう構成したことを要旨とする。
このように、第1のレンズ部と第2のレンズ部との間に、遊技球の直径よりも大きな空間を確保することで、両レンズ部の間を遊技球が通過できるから、遊技球の流路が制限されることなく遊技球の動きによる演出が可能となる。第1のレンズ部および第2のレンズ部を前後に少なくとも一部が重なるように設けて、発光体の光が両レンズ部を透過し得るよう構成することにより、発光による装飾効果や演出効果の向上を図り得る。また、第1のレンズ部よりも第2のレンズ部が前後に重なる領域および両レンズ部が前後に重ならない領域に対して発光体の光が照射されるようにしたことで、光の照射位置により発光の態様が異なるように見せることができ、装飾効果や演出効果をより一層高めることができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤21を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤21の裏側に、各種図柄を変動表示可能な演出実行手段としての図柄表示装置18が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤21を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板13bで前後に開口する窓部13aを覆うよう構成された前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前記前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。なお、実施例では、前記図柄表示装置18としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。また、前記上球受け皿14は、前記前枠13と別体に形成してもよい。なお、球受け皿については、上下2枚の球受け皿14,15を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記外枠11は、上下左右の4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されるものであって、4つの枠部材で画成される開口領域に対し、前記中枠12が開閉および着脱自在に支持されて、外枠11に対して中枠12を閉成することで、該外枠11の内側に中枠12が収容されるよう構成される。
図2に示すように、前記中枠12は、上縁をなす上枠部12aと、下縁をなし、打球発射装置16、各種制御装置(図示せず)を設置する設置部として機能する下枠部12bと、左縁(一方の側縁)をなす左枠部12cと、右縁(他方の側縁)をなす右枠部12dとから構成されて、これら上下左右の枠部12a,12b,12c,12dを組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠12の左枠部12c側が、ヒンジ機構19を介して回動自在に支持されて、右枠部12dが施錠装置(図示せず)により施錠されるようになっている。また、中枠12には、上下左右の枠部12a,12b,12c,12dを組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部20が画成され、該遊技盤保持部20に遊技盤21が着脱自在にセット保持される。図2において、遊技盤21の前面に配設されている各種の遊技部品は、後述する案内レール22を除いて図示省略してある。また、図2において、前枠13に配設されている透視保護板13bも図示省略している。なお、中枠12における上下左右の各枠部12a,12b,12c,12dの全体或いは一部の枠部を一体成形して中枠12を形成することも可能である。
前記遊技盤21は、図2〜図3に示すように、前記中枠12の遊技盤保持部20に整合する略正方形に形成された所定板厚の木材板の表面に、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を貼付けて装飾した板部材であって、該遊技盤21の表面(盤面)に配設された略円形状に湾曲した案内レール22により、パチンコ球が流下可能な遊技領域21aが画成されている。また、前記遊技盤21の裏側には、図4に示す如く、前記図柄表示装置18が着脱自在に取り付けられる設置部材81が配設されており、該設置部材81に形成された前後に開口する表示開口部82aを介して図柄表示装置18の表示部を前側から視認し得るよう構成される。
前記第1始動入賞装置30は、第1始動入賞口30aが常に上方に開口するよう設けられており、遊技盤21の遊技領域21aを流下するパチンコ球が入賞可能な常時開放型の入賞装置とされている。一方、前記第2始動入賞装置32は、前記枠状装飾体40の右下部に右側方へ開口するよう設けられた第2始動入賞口32aと、該第2始動入賞口32aを開閉する開閉部材32bとを備えており、駆動手段としての図示しないソレノイドの駆動に伴って開閉部材32bが揺動変位することで、第2始動入賞口32aが開閉するよう構成される。また、前記第1および第2始動入賞装置30,32は、対応する始動入賞口30a,32aに入賞したパチンコ球を検出する図示しない始動入賞球検出センサを備えており、各始動入賞球検出センサから制御装置への入賞検出信号の入力に伴って所定数の賞球が払い出されると共に、該制御装置において大当り抽選が行われて、該大当り抽選の結果に基づいて前記図柄表示装置18の図柄変動演出が実行されるようになっている。そして、前記図柄表示装置18での図柄変動演出の結果、該図柄表示装置18に所定の組み合わせ(例えば同一図柄の3つ揃い等)で演出図柄が停止表示されることで所謂大当りが発生し、大当りの発生に伴って前記特別入賞装置35を所定の開放条件で開放して多数の賞球を獲得し得る機会が与えられるよう構成されている。なお、前記始動入賞球検出センサは、始動入賞口30a,32a毎に設けて入賞球を個別に検出してもよいし、各始動入賞口30a,32aに入賞したパチンコ球を1つのセンサで検出するよう構成してもよい。
前記特別入賞装置35は、図3に示すように、遊技領域21aに開口する特別入賞口36を開閉自在に閉成する開閉扉37を備えており、駆動手段としての図示しない第2ソレノイドの駆動に伴って開閉扉37が作動することで特別入賞口36が開閉するよう構成されている。また、前記特別入賞装置35は、前記特別入賞口36に入賞したパチンコ球を検出する図示しない特別入賞球検出センサを備えており,該特別入賞球検出センサから制御装置への入賞検出信号の入力に伴って所定数の賞球が払い出されるようになっている。
前記普通入賞装置50は、図4、図5に示すように、前記遊技盤21の前面に取着されて前記第4装着口23dを覆う薄板状の取着部材51と、該取着部材51に設けられて第4装着口23dを介して遊技盤21の後方へ延在する複数(実施例では3つ)の球受け通路52とを備えている。前記球受け通路52の夫々は、前記取着部材51の前後に貫通するよう延在すると共に、該取着部材51の前後において上方に開口する樋形状に形成されており、各球受け通路52における取着部材51(遊技盤21の前面)から前方へ突出した突出部分の上方開口部が、前記遊技領域21aを流下するパチンコ球が入賞可能な前記普通入賞口53として機能している。そして、前記各球受け通路52の後端部は、前記設置部材81に設けられた球排出経路部材90(後述)に連通接続するよう構成されており、各普通入賞口53に入賞したパチンコ球を対応の球受け通路52を介して球排出経路部材90に誘導して遊技盤21の外部に排出するよう構成されている。なお、前記球受け通路52の前端部には、装飾飾り部52aが取付けられている。ここで、前記取着部材51および装飾飾り部52aの夫々は、光透過性を有する部材により形成されており、後述する球排出経路部91に設けられたLED112aから取着部材51および装飾飾り部52aへ照射された光が遊技盤21の前方へ照射されて、遊技盤21を装飾するようになっている。また,前記普通入賞装置50の上部には、光透過性の装飾飾り部54が設けられており、後述する基板支持部105には移設された下部発光基板111のLED112aからの光を透過して遊技盤21を装飾するよう構成されている。
前記レンズ部材60は、図5〜図12に示すように、前記遊技盤21に開設された前記第5装着口23eを覆う第1のレンズ部61と、該第1のレンズ部61の前方に離間して位置するよう配置された第2のレンズ部71とを備え、当該第1のレンズ部61および第2のレンズ部71の夫々に、光を拡散する光拡散部62,66,73が設けられている。また、前記遊技盤21の裏側には、前記第5装着口23eと対応する位置に、前記第1のレンズ部61と対向するよう上部発光基板(発光基板)110が配設されると共に、該上部発光基板110の前面に前方へ光を照射する照明手段としてのLED(発光体)110aが実装されており、該LED110aを発光した際の光がレンズ部材60(第1のレンズ部61および第2のレンズ部71)を透過して遊技盤21の前方へ照射されるようになっている。
前記第1のレンズ部61は、図6、図7に示すように、光透過性を有する部材により遊技盤21の盤面に沿って延在すると共に前記第5装着口23eの開口より大きな平板状に形成されており、該第5装着口23eの全体が第1のレンズ部61で塞がれるよう遊技盤21の前面からねじ止めされている。また、前記第1のレンズ部61には、前面側の外周部に、外周縁部に向かうにつれて遊技盤21側に傾斜する第1傾斜部61aが形成されており、遊技盤21の盤面に沿って流下するパチンコ球を、第1のレンズ部61の前面に流下し得るよう構成されている。なお、前記第1のレンズ部61における上下の端部には、前記遊技盤21と対向する位置に、前後に貫通するネジ挿通孔61bが形成されると共に、後方へ突出する位置決め突部61cが形成されており、遊技盤21に形成された位置決め孔(図示せず)に位置決め突部61cを前側から挿入した状態で、ネジ挿通孔61bに挿通したネジを遊技盤21に螺挿することで、第5装着口23eを塞ぐように遊技盤21に固定されている。
前記第2のレンズ部71は、図6、図7に示すように、遊技盤21の盤面に沿って延在する平板状に形成されており、前記第1のレンズ部61から前方へ突出する接続部75を介して、パチンコ球の直径よりも大きい間隔を隔てた状態で該第1のレンズ部61に接続される。具体的に、実施例に係る前記第2のレンズ部71は、前記第1のレンズ部61に対向する平板状のレンズ本体72と、該レンズ本体72から後方へ突出するよう形成されて前記第1のレンズ部61に接続する接続部75とから光透過性の合成樹脂材により一体形成されている。そして、前記第2のレンズ部71におけるレンズ本体72には、外周縁部に向かうにつれて遊技盤21から離間するよう傾斜した第2傾斜部72aが後面側の外周部に形成されており、遊技盤21の盤面に沿って流下するパチンコ球を、第1のレンズ部61と第2のレンズ部71との間に案内し得るよう構成されている。
前記設置部材81は、図4、図5に示す如く、前記遊技盤21の外郭形状と略整合する大きさおよび形状に形成された略矩形状の対向面部82と、該対向面部82の外周縁部から前方に突出する上下左右の画壁部83とから前方に開口した箱状に形成されている。また、前記設置部材81には、前記画壁部83の開口前端部に、前後に貫通する通孔81cが形成された支持片81bが複数箇所に設けられており、遊技盤21と設置部材81とを組み付けた際に、該支持片81bが遊技盤21の裏面に平面的に当接するようになっている。そして、前記画壁部83の開口前端部(支持片81b)を遊技盤21の裏面に当接させた状態で、該支持片81bに形成した通孔81cに挿通したネジを遊技盤21にねじ込むことで、当該遊技盤21と設置部材81とが固定されるようになっている。ここで、前記設置部材81において前記遊技盤21との間に画成される空間に、各種演出装置(図示せず)や、入賞したパチンコ球を排出案内する球排出経路部材90等の各種遊技部品が設置されて、設置部材81を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。また、前記設置部材81の対向面部82には、前記枠状装飾部材40の表示窓口40aと前後に整列する位置に開口部82aが前後に開口するよう開設されており、該対向面部82の裏側に配設された前記図柄表示装置18の表示面が該開口部82aおよび表示窓口40aを介して遊技盤21の前側に臨むようになっている。なお、以下の説明では、画壁部83について、対向面部82の下端縁に設けられた画壁部を、下画壁部83aと指称して区別する場合もある。ここで、下画壁部83aの前端部には、前記支持片81bが左右に離間する複数箇所(実施例では2箇所)に設けられており、遊技盤21から取り外した状態で、各支持片81bの下端部を床面に支持することで、設置部材81を起立姿勢で保持し得るようになっている。また、実施例では、前記設置部材81における対向面部82の前側に、前記開口部82aを囲繞するよう複数の演出装置が配設されている。
次に、前記設置部材81に配設された前記普通入賞装置50に入賞したパチンコ球を排出案内する球排出経路部材90について説明する。図5、図13〜図17に示すように、前記球排出経路部材90は、前記設置部材81の開口前端側に位置するよう該設置部材81に配設されており、前記普通入賞装置50の球受け通路52に連通して入賞したパチンコ球を排出案内する球排出経路部91を備えている。前記球排出経路部91は、1個のパチンコ球が通過可能な通路幅で前方へ開口する樋状に形成されており、該球排出経路部91の前側に配設された光透過性の閉塞板92により球排出経路部91の前方開口を塞ぐことで、パチンコ球が一列で移動可能な球通路を画成している。ここで、前記球排出経路部91は、前記閉塞板92が取り付けられた状態で、前記普通入賞装置50の各球受け通路52と前後に対応する位置で球入り口93が前方へ開口するよう設けられており、該球入り口93を介して各球受け通路52が球排出経路部91に連通するようになっている。また、前記球排出経路部91の裏側には、前方へ光を照射するLED112aを実装した発光基板112が配設されており、該発光基板112のLED112aからの光が、球排出経路部91および閉塞板92を透過して前記普通入賞装置50へ照射されるようになっている。
前記球排出経路部91は、図13、図14に示すように、前記普通入賞装置50の球受け通路52に個別に連通する複数の分岐通路(個別排出通路)95a〜95cと、各分岐通路95a〜95cの下流端部に接続して各分岐通路95a〜95cが合流する共通通路(合流排出通路)97とを備えて、該共通通路97の下流端部に球排出口99aが形成されている。すなわち、前記普通入賞装置50の各球受け通路52に入賞したパチンコ球は、対応する分岐通路95a〜95cを介して共通通路97に流入して、前記球排出口99aから排出される。ここで、実施例の共通通路97は、前記各分岐通路95a〜95cの下流端部に接続すると共に左右の一側方(実施例では右側方)へ向けて下方傾斜する傾斜通路98と、該傾斜通路98の下流端に接続して下方へ延出すると共に前記球排出口99aが形成された排出通路99とから構成されており、各分岐通路95a〜95cから傾斜通路98に流入するパチンコ球が排出通路99へ集合して球排出口99aから排出されるよう構成されている。前記排出通路99の球排出口99aは前記中枠12に設けられた球回収部(図示せず)の上方で開口するよう構成されており、該球排出口99aから排出されたパチンコ球が球回収部を介してパチンコ機の外部(遊技店側の球循環設備)へ回収するようになっている。
また、図13〜図15に示すように、前記球排出経路部材90には、前記球排出経路部91の左側に、前方へ光を照射する発光基板110が取り付けられる平板状の基板支持部105が設けられている。前記基板支持部105は、前記球排出経路部91と前記設置部材81の左側の画壁部83との間に位置すると共に、前記遊技盤21の裏面に沿って延在する平板状に形成されており、遊技盤21と設置部材81とを取り付けた際に、当該基板支持部105の前面が遊技盤21の裏面に近接して対向するようになっている。具体的に、実施例では、前記遊技盤21における第5装着口23eの形成位置の裏側に対応する位置まで基板支持部105が延在するよう構成されて、該第5装着口23eの後方開口を基板支持部105で塞ぐよう構成されている。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
なお、遊技機の構成としては、前述した実施例に示したものに限らず、種々の変更が可能である。以下にその一例を示す。
(2) 実施例のレンズ部材には、第1のレンズ部の前後両面に光拡散部を形成するよう構成したが、前面および後面の何れか片面のみに光拡散部を設ける構成であってもよい。また、第2のレンズ部の前面に光拡散部を形成するよう構成したが、これに限られるものではなく、前後の両面または後面のみに光拡散部を設ける構成とすることもできる。
(3) 実施例では、第1のレンズ部の前面に設けられる第1光拡散部を、後面に設けられる第2光拡散部よりも緩やかな起伏形状に形成したが、該第2光拡散部をより緩やかな起伏形状とすることもできる。また、第1のレンズ部における光拡散部の形態は、実施例に示したものに限られるものではなく、シボ加工やダイヤモンドカット等の光拡散処理を施すようにしてもよく、また光拡散シート等の光拡散機能を有する部材を別途取り付けるようにしてもよい。
(4) また、第1のレンズ部の前後両面の光拡散部の形態を異ならせたが、同じ形態で光拡散部を設けることもできる。
(5) 実施例では、第1のレンズ部および第2のレンズ部を接続する接続部を第2のレンズ部に設けるよう構成したが、第1のレンズ部に接続部を設けるようにすることもでき、また接続部を別部材とすることもできる。
(6) 実施例では、接続部を円弧状の接続基部と、上下の端部に連接する上下の誘導部から構成したが、これに限られるものではなく、任意の形状とすることができる。
(7) 実施例では、球排出経路部材に形成される球排出経路部の構成としては、実施例に示したものに限られず、入賞口毎に対応した個別排出通路(分岐通路)を備えると共に各個別排出通路が合流する合流排出通路(共通通路)を備えた構成とすることで、該球排出経路部をコンパクトにすることが可能となる。
(8) 実施例では、前方へ開口する収容部(排出球検出センサ取付部)に対して球検出センサを取り付けるよう構成したが、収容部を後方や側方、或いは下方へ開口するよう形成して、該収容部の開口方向から球検出センサを取り付けるようにしてもよい。
(9) 実施例では、球検出センサの全体を収容部に収容して保護するよう構成したが、必ずしも全体を収容する必要はなく、合流排出通路を通過する遊技球を検出し得るよう配設されていれば、従来公知の任意の構成を採用し得る。
(10) 実施例では、設置部材の下画壁部の前端部に支持片を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、下画壁部の前後の全長に亘って下方へ突出する支持片を形成するようにしてもよい。すなわち、下画壁部に対して適宜の位置および形状で支持片を形成して、球検出センサの配設位置より下方まで延在させるようにすれば、該球検出センサの損傷を防ぐことが可能となる。
(11) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
(A) 請求項1記載の構成を含む遊技機に関して、
前記第1のレンズ部(61)および第2のレンズ部(71)は、前記遊技盤(21)の盤面に沿って延在する平板状に形成されて、該第1のレンズ部(61)の前面および後面に光拡散部(62,66)が設けられると共に、当該第2のレンズ部(71)における前面および後面の何れか片面に光拡散部(73)が設けられたことを要旨とする。
このように、第1のレンズ部と第2のレンズ部に設ける光拡散部を異ならせることで、両レンズ部が前後に重なる領域と、両レンズ部が前後に重ならない領域での発光態様をより一層異ならせることができる。このとき、第1のレンズ部の前後両面に光拡散部を形成することで、当該第1のレンズ部だけを透過した光でも効果的な装飾や演出を行うことが可能となる。
(B) 前記A記載の遊技機に関して、
前記第1のレンズ部(61)は、前面に形成される光拡散部(62)および後面に形成される光拡散部(66)の形態が異なるよう構成されたことを要旨とする。
このように、第1のレンズ部の前後両面に形成される光拡散部の形態を変えることで、第1のレンズ部での光の拡散作用を高めることができ、装飾効果や演出効果の向上を図り得る。
21 遊技盤
21a 遊技領域
23e 第5装着口(開口部)
30a 始動入賞口
60 レンズ部材(照明手段)
110a LED(照明手段、発光体)
61 第1のレンズ部
62 第1光拡散部(光拡散部)
66 第2光拡散部(光拡散部)
71 第2のレンズ部
73 第3光拡散部(光拡散部)
75 接続部
Claims (1)
- 前後に開口する開口部が形成された遊技盤と、
前記遊技盤の開口部に対応して配設され、点灯または消灯がなされる発光体と、
前記遊技盤の盤面に配設されて前記発光体よりも前側に位置すると共に、該遊技盤の開口部を覆う第1のレンズ部と、
前記第1のレンズ部の前方に位置するよう設けられた第2のレンズ部と、
前記第2のレンズ部を前記第1のレンズ部に対して遊技球の直径よりも大きい間隔を隔てて接続すると共に、当該第1のレンズ部および第2のレンズ部の間を流下する遊技球を入賞口側へ誘導し得るよう形成された接続部と、
前記第1のレンズ部および第2のレンズ部の間に遊技球を誘導する誘導部とを備え、
前記第2のレンズ部は、前記第1のレンズ部に対して前後方向に少なくとも一部が重なるよう構成され、
前記第1のレンズ部と第2のレンズ部が前後に重なった領域の後方に、両レンズ部が前後に重なる領域および両レンズ部が前後に重ならない領域に対して光を照射し得るよう前記発光体が設置され、
前記第1のレンズ部および前記第2のレンズ部の夫々を、前記発光体の光から照射される光の拡散態様が異なる形態となるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。
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