JP2016118916A - コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】複数のコンテンツデータを再生する際に、実際の売上状況に即して再生状態を自動的に可変設定させる。【解決手段】複数の商品に関するコンテンツを再生するサイネージ装置１０に対し、複数の商品に対応する売上状況を取得し（Ｓ１０９）、複数の商品に対して、売上目標と、再生に関する重み付け情報とを予め設定し（Ｓ１０１，Ｓ１０２）、設定した売上目標及び重み付け情報と、取得した売上状況とに応じて、再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変する（Ｓ１１０〜Ｓ１１４）。【選択図】図３

Description

本発明は、例えば商品を販売する店舗に敷設するのに好適なコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラムに関する。

ＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ Ｏｆ Ｓａｌｅｓ）端末を利用することにより、個々の売場あるいは店舗の特定する表示手段に合った店頭情報を作成できる流通業における店頭情報配信システムおよび店頭情報配信装置に関する技術が提案されている。
。（例えば、特許文献１）

特開２０００−０２０６０６号公報

上記特許文献に記載された技術では、売場とネットワークで接続された管理部が、売場から転送されてきた売上情報を評価すると共に、当該売上情報の評価に基づいて店頭情報を作成し、売場における特定の端末機器の表示手段で表示させるものとしている。

上記店頭情報の具体的な内容としては、例えば時間帯に応じた主力商品の紹介、惣菜の値引き情報等が挙げられている。しかしながら、実際の管理部において、単に売上があった商品の分類や統計等を処理するだけでなく、例えば惣菜の値引き額等を決定し、あるいは主力商品を決定するための具体的なロジックが記載されていないように、この種の処理を実行するのは、当該管理部を操作するオペレータである人間に他ならず、店頭情報の作成を人手を廃して自動化しているとは言えない。

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、販売促進用などの複数のコンテンツデータを再生する際に、実際の売上状況に即して再生状態を自動的に可変設定させることが可能なコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラムを提供することにある。

本発明の一態様は、複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部と、上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得部と、上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報と、を予め設定する設定部と、上記設定部で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得部で取得した売上状況と、に応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変する制御部と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、販売促進用などの複数のコンテンツデータを再生する際に、実際の売上状況に即して再生状態を自動的に可変設定させることが可能となる。

本発明の一実施形態に係る店舗内広告提示システムの構成を示す図。 同実施形態に係るサイネージ装置の機能的な回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係るホストとなるＰＯＳ端末が実行する、サイネージ装置でのコンテンツデータの再生に関する処理内容を示すフローチャート。

以下、本発明を店舗で使用される広告提示システムに適用した場合の一実施形態について、図面を参照して説明する。

図１は、同システム全体の接続構成を示す図である。商品購入時の会計処理を行なう、複数のＰＯＳ端末ＴＭ，ＴＭ，…と、商品等の画像及び／または音声からなるコンテンツを再生するサイネージ装置１０とが、それぞれケーブルＣＶにより売上管理サーバＳＶと有線接続されて、スター型のＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）を形成している。

サイネージ装置１０は、不定形のスクリーンパネルに背面側から画像を投影する、プロジェクタ方式の電子マネキンであり、内部のメモリに記憶したコンテンツデータに基づいて、上記スクリーンパネルへの画像投影と、スピーカを用いての拡声出力と、を行なう。

売上管理サーバＳＶは、当該店舗での売上状況を把握するべく設置されたもので、各商品に対する売上目標の個数、サイネージ装置１０で再生する各商品に対応したコンテンツデータの１回当たりの再生時間、ＰＯＳ端末ＴＭ，ＴＭ，…から入力された各商品の売上個数、又は売上金額等の売上状況を記憶、管理する。

ＰＯＳ端末ＴＭ，ＴＭ，…は、キャッシュレジスタ機能を備え、店舗への来店客が商品を購入する場合の会計処理を実行すると同時に、当該商品の売上情報を売上管理サーバＳＶに通知する。なお、売上状況は、誰かが入力部から入力しても良いし、オペレータが集計した売上状況が記憶されたサーバから、売上状況を取得部で取得しても良い。

次に図２により上記サイネージ装置１０の主として電子回路の機能構成を説明する。同図中、コンテンツメモリ２０には当該店舗で販売している多数の商品に対応したコンテンツデータが予め記憶されている。コンテンツメモリ２０から選択して読出されたコンテンツデータ中の画像データは、バスＢを介して投影画像処理部２１に送られる。

投影画像処理部２１は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば１２０［フレーム／秒］と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、表示素子であるマイクロミラー素子２２を表示駆動する。

このマイクロミラー素子２２は、アレイ状に配列された複数個の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン／オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。

一方で、光源部２３から時分割でＲ，Ｇ，Ｂの原色光が循環的に出射される。光源部２３は、半導体発光素子であるＬＥＤを有し、Ｒ，Ｇ，Ｂの原色光を時分割で繰返し出射する。光源部２３が有するＬＥＤは、広義でのＬＥＤとして、ＬＤ（半導体レーザ）や有機ＥＬ素子を含むものとしても良い。この光源部２３からの原色光が、ミラー２４で反射して上記マイクロミラー素子２２に照射される。

そして、マイクロミラー素子２２での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部２５を介して、ここでは図示しないスクリーンパネルに投射される。

また、上記コンテンツメモリ２０から読出したコンテンツデータ中の音声データは、バスＢを介して音声処理部３０へ送られる。この音声処理部３０は、例えばＰＣＭ音源などの音源回路を有し、送られてきた音声データに基づいてアナログの音声信号を再生し、スピーカ部３２，３２より放音させる。

上記各回路の動作すべてをＣＰＵ２６が制御する。このＣＰＵ２６は、メインメモリ２７及びプログラムメモリ２８と直接接続される。メインメモリ２７は、例えばＳＲＡＭで構成され、ＣＰＵ２６のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ２８は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュＲＯＭで構成され、ＣＰＵ２６が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。

ＣＰＵ２６は、上記プログラムメモリ２８に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メメインメモリ２７に展開して記憶させた上で当該プログラムを実行することにより、このサイネージ装置１０を統括して制御する。

上記ＣＰＵ２６は、操作部２９からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部２９は、サイネージ装置１０の本体に備える、来店客が直接操作するキーのキー操作信号を上記ＣＰＵ２６へ送出する。

上記ＣＰＵ２６はさらに、上記バスＢを介してＬＡＮインタフェース（Ｉ／Ｆ）３１と接続される。
ＬＡＮインタフェース３１は、上記ケーブルＣＶを介して売上管理サーバＳＶとの間でデータの送受を行なう。
なお、上記売上管理サーバＳＶ、及びＰＯＳ端末ＴＭそれぞれのハードウェア回路の構成自体は、きわめて一般的な技術であるため、その図示と説明とを省略する。

次に上記実施形態の動作について説明する。
なお本実施形態では、例えばＰＯＳ端末ＴＭ，ＴＭ，…中の１台をホストとして、当該ＰＯＳ端末ＴＭにより、サイネージ装置１０がコンテンツデータを再生させる際の制御動作を実行させるものとする。

図３は、ホストとなるＰＯＳ端末ＴＭが実行する、サイネージ装置１０でのコンテンツデータの再生に関する処理内容を示すフローチャートである。

その当初にＰＯＳ端末ＴＭでは、サイネージ装置１０で再生させる複数のコンテンツデータの再生時間の初期値をセットする（ステップＳ１０１）。
ここでは、例えば計４つの商品に関するコンテンツデータをサイネージ装置１０で再生させるものとした場合、サイネージ装置１０のコンテンツメモリ２０に記憶される各コンテンツデータＣ１〜Ｃ４の再生時間Ｔ１〜Ｔ４を、
Ｔ１＝６０［秒］
Ｔ２＝３０［秒］
Ｔ３＝２０［秒］
Ｔ４＝１０［秒］
として設定する。

次いでＰＯＳ端末ＴＭでは、当該店舗内で例えば１時間を単位時間として、単位時間内での各商品の売上目標を設定する（ステップＳ１０２）。
ここでは、上記４つの商品の売上目標Ｐ１〜Ｐ４を、例えば
Ｐ１＝６００［個］
Ｐ２＝３００［個］
Ｐ３＝２００［個］
Ｐ４＝１００［個］
として設定する。

これらの設定後、直ちにサイネージ装置１０でのコンテンツデータの再生を開始させるべく、ホストのＰＯＳ端末ＴＭは、コンテンツデータを指定する変数ｎに初期値「１」を代入した上で（ステップＳ１０３）、サイネージ装置１０でのコンテンツＣｎ（ここではＣ１）の再生を開始させる（ステップＳ１０４）。

ホストのＰＯＳ端末ＴＭは、同時にこのコンテンツデータの再生時間をカウントし、そのコンテンツ再生時間が上記ステップＳ１０１で設定したコンテンツ再生時間Ｔｎ（ここではＴ１）となったか否かを繰返し判断することで（ステップＳ１０５のＮｏ）、当該時間Ｔｎが経過するのを待機する。

その後、コンテンツＣｎの再生時間がＴｎに達し、その時点で設定されている時間に達したと判断した時点で（ステップＳ１０５のＹｅｓ）、次に上記変数ｎを「＋１」更新設定する（ステップＳ１０６）。

ここで、更新設定した変数ｎの値が、再生するべく設定されているコンテンツデータの総数Ｎ（ここでは４）を超えたか否かを判断する（ステップＳ１０７）。更新設定した変数ｎの値がコンテンツデータの総数Ｎを超えていないと判断すると（ステップＳ１０７のＮｏ）、あらためて上記ステップＳ１０３からの処理に戻り、更新設定した変数ｎの値に基づいて、次のコンテンツデータをその時点で設定されている時間分だけサイネージ装置１０で再生させる。

こうしてコンテンツデータＣ１〜Ｃ４をそれぞれその時点で設定されている時間Ｔ１〜Ｔ４にしたがって順次再生させた後、上記ステップＳ１０６でさらに変数ｎを「＋１」更新設定して「５」とすると、続くステップＳ１０７で更新設定した変数ｎの値がコンテンツデータの総数Ｎを超えていると判断して（ステップＳ１０７のＹｅｓ）、次に上記コンテンツデータの再生を開始させてから、単位時間である１時間が経過したか否かを判断する（ステップＳ１０８）。

ここでまだ１時間が経過していないと判断した場合（ステップＳ１０８のＮｏ）、再び上記ステップＳ０３からの処理に戻って、最初のコンテンツデータＣ１からの再生を開始させる。

こうしてステップＳ１０３〜Ｓ１０８の処理を順次実行し、サイネージ装置１０でコンテンツデータＣ１〜Ｃ４をそれぞれその時点で設定されている時間Ｔ１〜Ｔ４にしたがって順次再生させる処理を何巡目かに実行した後、ステップＳ１０８においてコンテンツ再生時間が１時間を経過したと判断すると（ステップＳ１０８のＹｅｓ）、当該ＰＯＳ端末ＴＭはその時点で上記売上管理サーバＳＶから直近の１時間当たりの４つの商品の売上個数Ｕ１〜Ｕ４を取得する（ステップＳ１０９）。

次いで変数ｎに初期値「１」を代入した上で（ステップＳ１１０）、商品の目標の売上個数Ｐｎ（ここではＰ１）が実際の売上個数Ｕｎ（ここではＵ１）より多いか否かにより、売上目標が非達成であるか否かを判断する（ステップＳ１１１）。

ここで商品の目標の売上個数Ｐｎが実際の売上個数Ｕｎより多く、売上目標が非達成であると判断した場合（ステップＳ１１１のＹｅｓ）にのみ、当該ＰＯＳ端末ＴＭは演算式
Ｔｎ×(Ｐｎ/Ｕｎ)
により、実際の売上個数Ｕｎと目標の売上個数Ｐｎとの比率に応じてコンテンツ再生時間Ｔｎを伸長させる演算を実行し、その結果を新たなコンテンツ再生時間Ｔｎとして更新設定させる（ステップＳ１１２）。

例えば、上述した第１の商品の売上げ目標Ｐ１＝６００［個］に対し、実際の売上個数Ｕ１＝５００［個］であった場合、上記演算式により
６０×(６００/５００)＝７２
として、７２［秒］が新たなコンテンツ再生時間Ｔ１に設定される。

また上記ステップＳ１１１で商品の目標の売上個数Ｐｎが実際の売上個数Ｕｎ以下であり、売上目標を達成したと判断した場合（ステップＳ１１１のＮｏ）、上記ステップＳ１１２の演算を用いたコンテンツ再生時間Ｔｎの更新設定は行なわない。

その後、変数ｎを「＋１」更新設定する（ステップＳ１１３）。更新設定した変数ｎの値が、再生するべく設定されているコンテンツデータの総数Ｎ（ここでは４）を超えたか否かを判断する（ステップＳ１１４）。更新設定した変数ｎの値がコンテンツデータの総数Ｎを超えていないと判断すると（ステップＳ１１４のＮｏ）、上記ステップＳ１１１からの処理に戻る。

こうしてステップＳ１１１〜Ｓ１１４の処理を繰返し実行することで、商品１〜４それぞれの実際の売上個数Ｕ１〜Ｕ４が目標の売上個数Ｐ１〜Ｐ４を達成していないものに関しては、そのコンテンツ再生時間を比率に応じて伸長するような設定処理を実行する。

そして、商品１〜４に対応するコンテンツ再生時間の設定処理を終え、上記ステップＳ１１４において更新設定した変数ｎの値がコンテンツデータの総数Ｎを超えたと判断すると（ステップＳ１１４のＹｅｓ）、次に単位時間である１時間の経過をカウントするタイマをリセットした上で（ステップＳ１１５）、再びコンテンツデータの再生を開始させるべく、上記ステップＳ１０３からの処理に戻る。

なお上記した動作の例では、商品の目標の売上個数Ｐｎが実際の売上個数Ｕｎより大きく、売上目標を達成していないと判断した場合に、実際の売上個数Ｕｎと目標の売上個数Ｐｎとの比率に応じてコンテンツ再生時間Ｔｎを伸長させるものとして説明したが、これとは反対に、商品の目標の売上個数Ｐｎよりも実際の売上個数Ｕｎの方が大きく、売上目標を達成したと判断した商品に対応するコンテンツデータのコンテンツ再生時間Ｔｎを伸長して、売上をより伸ばすよう促進するものとしても良い。
また、上記した動作の例では、商品の目標の売上個数Ｐｎと実際の売上個数Ｕｎとを比較し、これらの比率に応じてコンテンツ再生時間Ｔｎを変更したが、個数の比較ではなく、金額を比較するようにしても良い。具体的には、単位時間当たりの目標の売上金額と、単位時間当たりの実際の売上金額とを比較し、目標の売上金額を達成したか否かに応じて、コンテンツ再生時間Ｔｎを変更するものとしても良い。

また上記実施形態では、ＬＡＮ接続されたシステム構成において、ＰＯＳ端末ＴＭ，ＴＭ，…中の１台がホストとなって、サイネージ装置１０で再生させるコンテンツデータの制御を行なうものとして説明したが、売上管理サーバＳＶがホストとなっても良い。
あるいは、コンテンツデータを再生するサイネージ装置１０自体がホストとなって、売上管理サーバＳＶとデータの送受を行ないながら、上記図３で示したような処理内容を実行するものとしても良い。

以上詳述した如く本実施形態によれば、販売促進用などの複数のコンテンツデータを再生する際に、実際の売上状況に即して再生状態を自動的に可変設定させることが可能となる。

また上記実施形態では、売上目標として複数の商品に対する個数を設定した上で、実際の売上個数に応じて複数の商品に関するコンテンツデータの再生時間を適宜再設定するものとしたので、人手を要することなく、実際の売上状況を正確に反映した販売促進のためのコンテンツデータの再生が実現できる。

また上記実施形態では、コンテンツデータの再生時間を適宜伸長するものとして説明したが、コンテンツデータが例えば動画データのように一定の長さを有するものであり、例えばパーセント単位で伸長した再生処理が困難である場合には、１回の再生時間を増減するのではなく、単位時間当たりの再生回数により調整するものとしても良く、そうすることで再生系の回路の処理負担を軽減できる。

これに加えて、同一の商品に対して、再生時間の異なる複数のバージョンのコンテンツデータを用意しておき、それらバージョンの異なるコンテンツデータの中から再生時間の長短に合わせて必要なコンテンツデータを選択することにより、特に動画データなど長途半端な時間調整が困難なコンテンツデータであっても、適宜対応して、より細かい制御が実現できる。

なお上記実施形態は、コンテンツデータを再生するサイネージ装置１０として、ＤＬＰ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｌｉｇｈｔ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ）（登録商標）方式のプロジェクタ光像を有する例を挙げて説明したが、本願発明は、コンテンツデータを再生する装置の構造等等を限定するものではない。

その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［請求項１］
複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部と、
上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得部と、
上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報と、を予め設定する設定部と、
上記設定部で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得部で取得した売上状況と、に応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変する制御部と、
を備えることを特徴とするコンテンツ再生システム。
［請求項２］
上記データは、画像データ及び音声データの少なくとも一方を含むコンテンツであり、
上記設定部は、売上目標として上記複数の商品に対する個数又は金額、重み付け情報として上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間を設定することを特徴とする請求項１記載のコンテンツ再生システム。
［請求項３］
上記制御部は、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間を、単位時間当たりの再生回数で調整することを特徴とする請求項２記載のコンテンツ再生システム。
［請求項４］
上記再生部は、同一の商品に関する、再生時間が異なる複数のバージョンのコンテンツから１つを選択的に再生し、
上記制御部は、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間に応じて、上記複数のバージョンのコンテンツの中から１つを選択して再生させる
ことを特徴とする請求項２記載のコンテンツ再生システム。
［請求項５］
複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部を備えた装置でのコンテンツ再生方法であって、
上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得工程と、
上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報とを予め設定する設定工程と、
上記設定工程で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得工程で取得した売上状況とに応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変させる制御工程と、
を有することを特徴とするコンテンツ再生方法。
［請求項６］
複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部を備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得部、
上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報とを予め設定する設定部、及び
上記設定部で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得部で取得した売上状況とに応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変させる制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。

１０…サイネージ装置、
２０…コンテンツメモリ、
２１…投影画像処理部、
２２…マイクロミラー素子、
２３…光源部、
２４…ミラー、
２５…投影レンズ部、
２６…ＣＰＵ、
２７…メインメモリ、
２８…プログラムメモリ、
２９…操作部、
３０…音声処理部、
３１…ＬＡＮインタフェース（Ｉ／Ｆ）、
３２…スピーカ部、
Ｂ…バス
ＣＶ…ケーブル、
ＳＶ…売上管理サーバ、
ＴＭ…ＰＯＳ端末。

Claims (6)

1. 複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部と、
   上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得部と、
   上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報と、を予め設定する設定部と、
   上記設定部で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得部で取得した売上状況と、に応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変する制御部と、
   を備えることを特徴とするコンテンツ再生システム。
2. 上記データは、画像データ及び音声データの少なくとも一方を含むコンテンツであり、
   上記設定部は、売上目標として上記複数の商品に対する個数又は金額、重み付け情報として上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間を設定することを特徴とする請求項１記載のコンテンツ再生システム。
3. 上記制御部は、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間を、単位時間当たりの再生回数で調整することを特徴とする請求項２記載のコンテンツ再生システム。
4. 上記再生部は、同一の商品に関する、再生時間が異なる複数のバージョンのコンテンツから１つを選択的に再生し、
   上記制御部は、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生時間に応じて、上記複数のバージョンのコンテンツの中から１つを選択して再生させる
   ことを特徴とする請求項２記載のコンテンツ再生システム。
5. 複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部を備えた装置でのコンテンツ再生方法であって、
   上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得工程と、
   上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報とを予め設定する設定工程と、
   上記設定工程で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得工程で取得した売上状況とに応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変させる制御工程と、
   を有することを特徴とするコンテンツ再生方法。
6. 複数の商品に関するコンテンツを再生する再生部を備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
   上記複数の商品に対応する売上状況を取得する取得部、
   上記複数の商品に対して、売上目標と、上記再生部での再生に関する重み付け情報とを予め設定する設定部、及び
   上記設定部で設定した売上目標及び重み付け情報と、上記取得部で取得した売上状況とに応じて、上記再生部で再生する上記複数の商品に関するコンテンツの再生状態を可変させる制御部、
   として機能させることを特徴とするプログラム。

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