JP2016104655A - シート排出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレイが着脱可能かつ回動可能な構成において、操作性を向上させることができるシート排出装置を提供する。【解決手段】シート排出装置は、画像形成部により画像が形成されたシートが排出される複数のトレイ100と、複数のトレイ100を支持するフレーム200とを備える。複数のトレイ100は、第1トレイ(上のトレイ100)と、第1トレイの下に配置される第2トレイ(下のトレイ100)を含む。第1トレイは、フレーム200に対し、着脱可能、かつ、後端部110を中心として第1位置と第1位置にあるときよりも前端部120が第2トレイから離れる第2位置との間で回動可能に支持されている。第1トレイは、被規制部140を有し、フレーム200は、第1トレイが第2位置にあるときに被規制部140に係合して第1トレイの取り外し方向への移動を規制する規制部330を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、画像が形成されたシートが排出される複数のトレイを備えるシート排出装置に関する。
画像が形成されたシートが排出される複数のトレイを備えるシート排出装置として、例えば、特許文献1には、トレイ上に載置されたシートを容易に取り出せるようにするため、当該トレイの上に配置されたトレイを、シートを積載保持する位置から上方へ回動するように構成したものが開示されている。また、特許文献2には、シートのジャムなどが発生した場合に、手を挿入しやすく、視認性を増すため、トレイが着脱可能となっているものが開示されている。
ところで、シート排出装置において、トレイを着脱可能かつ回動可能な構成とした場合、例えば、下のトレイからシートを取るため、上のトレイを持ち上げて回動させたときに、上のトレイが不意に外れてしまうおそれがある。上のトレイが外れてしまうと、ユーザは再びトレイを取り付ける必要があり、操作性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、トレイが着脱可能かつ回動可能な構成において、操作性を向上させることができるシート排出装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明のシート排出装置は、画像形成部により画像が形成されたシートが排出される複数のトレイと、前記複数のトレイを支持するフレームと、を備える。
前記複数のトレイは、第1トレイと、前記第1トレイの下に配置される第2トレイを含む。
前記第1トレイは、前記フレームに対し、着脱可能、かつ、一端部を中心として第1位置と前記第1位置にあるときよりも他端部が前記第2トレイから離れる第2位置との間で回動可能に支持されている。
前記第1トレイは、被規制部を有する。
前記フレームは、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記被規制部に係合して前記第1トレイの取り外し方向への移動を規制する規制部を有する。
前記複数のトレイは、第1トレイと、前記第1トレイの下に配置される第2トレイを含む。
前記第1トレイは、前記フレームに対し、着脱可能、かつ、一端部を中心として第1位置と前記第1位置にあるときよりも他端部が前記第2トレイから離れる第2位置との間で回動可能に支持されている。
前記第1トレイは、被規制部を有する。
前記フレームは、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記被規制部に係合して前記第1トレイの取り外し方向への移動を規制する規制部を有する。
このような構成によれば、第1トレイを第2位置に回動させたときに、第1トレイがフレームから外れることを抑制できるので、操作性を向上させることができる。
前記したシート排出装置において、前記被規制部は、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記規制部から外れた位置に配置される構成とすることができる。
これによれば、第1トレイをフレームから取り外すことが可能となる。
前記したシート排出装置において、前記第1トレイおよび前記フレームは、一方が回動軸部を有し、他方が前記回動軸部を回動可能に支持する軸受部を有し、前記規制部は、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記回動軸部と前記被規制部とを結ぶ方向に対して直交するように形成されている構成とすることができる。
これによれば、規制部と被規制部が係合したときに、第1トレイをフレームからより外れにくくすることができる。
前記したシート排出装置において、前記第1トレイは、前記一端部に、当該第1トレイの回動軸線方向に突出する回動軸部を有し、前記フレームは、前記回動軸部を回動可能に支持する軸受部を有し、前記軸受部は、前記回動軸部の前記取り外し方向下流側に位置して前記回動軸部を支持する第1支持部と、前記回動軸部の前記取り外し方向上流側に位置して前記第1支持部との間で前記回動軸部を挟んだ状態で前記回動軸部を支持する第2支持部と、を有し、上に開口している構成とすることができる。
これによれば、第1トレイの着脱を可能としつつ、軸受部をフレームに一体に設けることができる。
前記したシート排出装置において、前記第1支持部の上端部は、前記回動軸部の中心よりも上に位置している構成とすることができる。
これによれば、回動軸部が軸受部に支持されているときには回動軸部が軸受部から外れにくくなるので、第1トレイが外れることを抑制することができる。
前記したシート排出装置において、前記被規制部は、前記第1トレイの前記一端部の、前記回動軸部よりも取り外し方向上流側で前記回動軸線方向に突出するように設けられ、前記フレームは、前記被規制部が通過可能な、前記軸受部から前記取り外し方向上流側に向けて延びるガイド部と、前記ガイド部の端部から下方に向けて延びる前記規制部と、を有し、前記被規制部の径は、前記回動軸部の径よりも小さい構成とすることができる。
これによれば、第1トレイの着脱の際に被規制部が軸受部やガイド部を通りやすくなるので、第1トレイの着脱をしやすくすることができる。
前記したシート排出装置においては、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記第1トレイを前記第1位置に保持する付勢部材を備える構成とすることができる。
これによれば、第1位置にある第1トレイの振動やがたつきを抑制することができる。
前記したシート排出装置において、前記付勢部材は、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記第1トレイを前記第2位置に保持する構成とすることができる。
これによれば、第1トレイが第2位置に保持されることになるので、操作性をより向上させることができる。
前記したシート排出装置においては、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記第1トレイを前記第1位置に保持するとともに、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記第1トレイを前記第2位置に保持する付勢部材を備え、前記付勢部材は、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記被規制部を押圧して前記第1トレイを前記第1位置に保持する第1押圧部と、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記被規制部を押圧して前記第1トレイを前記第2位置に保持する第2押圧部と、前記第1押圧部および前記第2押圧部を接続するV字状に屈曲した屈曲部と、を有し、前記ガイド部と前記規制部とによって形成される角部は、上下方向に対して傾斜し、前記ガイド部の前記軸受部側に向けて延びる傾斜面を有し、前記被規制部は、前記屈曲部に接触する位置まで回動したとき、前記傾斜面に接する平面よりも上に位置する構成とすることができる。
これによれば、第1トレイを取り外すときに被規制部が角部に引っ掛かることを抑制できるので、第1トレイを取り外しやすくすることができる。
前記したシート排出装置において、前記フレームは、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記被規制部が当接する第1当接面を有し、前記第1当接面は、前記被規制部の回動軌跡に対して直交するように形成されている構成とすることができる。
これによれば、第1トレイが第1位置にあるときに被規制部を安定して支持することができるので、第1位置にある第1トレイを安定させることができる。
前記したシート排出装置において、前記フレームは、前記第1トレイを前記第1位置から前記第2位置に回動させたときに前記被規制部が当接可能な第2当接面を有し、前記第2当接面は、前記被規制部の回動軌跡に対して直交するように形成されている構成とすることができる。
これによれば、第1トレイを第1位置から第2位置に回動させたときに被規制部の位置が決まりやすくなるので、第1トレイの第1位置から第2位置への回動動作を安定させることができる。
前記したシート排出装置において、前記第1トレイおよび前記付勢部材は、導電性を有し、少なくとも前記第1トレイが前記第1位置にあるときに互いに導通しており、前記付勢部材は、接地されている構成とすることができる。
これによれば、付勢部材を介して第1トレイが接地されることになるので、第1トレイにたまった静電気を除電することができる。また、付勢部材が、第1トレイを付勢する部材としての機能と、第1トレイを接地する部材としての機能の両方を有することになるので、小型化や低コスト化を図ることができる。
前記したシート排出装置において、前記画像形成部は、電子写真方式の画像形成部である構成とすることができる。
これによれば、第1トレイが接地される構成が特に有効であり、第2トレイ上でのシートの積載性を向上させることができる。
本発明によれば、トレイが着脱可能かつ回動可能な構成において、操作性を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、実施形態に係るシート排出装置1は、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ2の後部に着脱可能に取り付けられている。なお、以下の説明において、方向は、シート排出装置1やレーザプリンタ2を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、実施形態に係るシート排出装置1は、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ2の後部に着脱可能に取り付けられている。なお、以下の説明において、方向は、シート排出装置1やレーザプリンタ2を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
レーザプリンタ2は、本体ケーシング5と、給紙部6と、画像形成部7と、搬送部8とを主に備えている。画像形成部7は、電子写真方式の画像形成部であり、露光装置20と、プロセスユニット30と、定着装置40とを主に備えている。
給紙部6は、本体ケーシング5内の下部に設けられ、シートの一例としての用紙Sを収容する給紙トレイ11と、用紙押圧板12と、給紙機構13とを主に備えている。給紙部6は、給紙トレイ11内の用紙Sを、用紙押圧板12によって給紙機構13に寄せ、給紙機構13によって画像形成部7に供給する。
露光装置20は、本体ケーシング5内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置20は、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光を、感光ドラム31の表面で走査して感光ドラム31の表面を露光する。
プロセスユニット30は、露光装置20の下方に配置され、ドラムユニット30Aと、現像カートリッジ30Bとから構成されている。ドラムユニット30Aは、感光ドラム31と、帯電器32と、転写ローラ33とを主に備えている。また、現像カートリッジ30Bは、本体ケーシング5に設けられたフロントカバー15を開いたときにできる開口から本体ケーシング5に対して着脱可能に装着される構成となっている。現像カートリッジ30Bは、現像ローラ34と、図示しない供給ローラ、層厚規制ブレード、トナーを収容する収容部、収容部内のトナーを撹拌するアジテータとを主に備えている。
プロセスユニット30は、感光ドラム31の表面を帯電器32により一様に帯電し、露光装置20がレーザ光によって感光ドラム31を露光することで感光ドラム31の表面に画像データに基づく静電潜像を形成する。次に、回転する現像ローラ34によって現像カートリッジ30B内のトナーを感光ドラム31上の静電潜像に供給することで感光ドラム31上にトナー像を形成する。そして、感光ドラム31と転写ローラ33の間で用紙Sを搬送しながら感光ドラム31と転写ローラ33の間に転写バイアスをかけることで感光ドラム31上のトナー像を用紙S上に転写する。
定着装置40は、プロセスユニット30の後方に配置され、発熱体を有する加熱ローラ41と、加熱ローラ41との間で用紙Sを挟持しながら搬送する加圧ローラ42とを主に備えている。定着装置40は、用紙Sを加熱ローラ41と加圧ローラ42の間で搬送することで用紙S上に転写されたトナー像を用紙Sに熱定着する。
搬送部8は、画像形成部7で画像が形成された用紙Sを本体ケーシング5の上面に形成された排紙トレイ16またはシート排出装置1のトレイ100に排出する排出機能を備えるとともに、画像形成部7で画像が形成された用紙Sを再び画像形成部7に搬送する再搬送機能を備えている。
搬送部8は、定着装置40から搬出された用紙Sを上方に案内する主搬送経路50と、主搬送経路50から前方向に分岐して、用紙Sを排紙トレイ16に案内する第1排紙経路51と、主搬送経路50から上方に分岐して、用紙Sをシート排出装置1へ案内する第2排紙経路52と、主搬送経路50と第1排紙経路51の分岐部から下方に分岐した再搬送経路53と、用紙Sの搬送経路を切り替えるフラッパ57とを備えている。また、搬送部8は、主搬送経路50上に設けられた搬送ローラ54と、第1排紙経路51の出口に設けられた排出ローラ55と、再搬送経路53上に設けられた複数の再搬送ローラ56とを備えている。本体ケーシング5は、その上面のうち、第2排紙経路52に対応する位置に、用紙Sをシート排出装置1に送るための開口52Aを有している。
排出ローラ55は、正逆両方に回転可能に構成され、正回転することで用紙Sを排紙トレイ16へ排出し、逆回転することで用紙Sを本体ケーシング5内に引き込むようになっている。
再搬送経路53は、主搬送経路50から下方へ向けて延び、前方に湾曲して画像形成部7の下を前方へ向けて延びた後、上方に湾曲して画像形成部7の上流側へ向かうように延びている。再搬送経路53は、排出ローラ55によって引き込まれた用紙Sを再び画像形成部7へ案内する。
フラッパ57は、用紙Sを第1排紙経路51に案内する実線で示す位置と、用紙Sを第2排紙経路52に案内する二点鎖線で示す位置とに切替可能に構成されている。
シート排出装置1は、上下に並ぶ4つのトレイ100と、フレーム200と、各トレイ100に対応して設けられる排出ローラ65と、本体ケーシング5から搬送された用紙Sをトレイ100へ案内する搬送経路68と、搬送経路68上に設けられた第1搬送ローラ63および第2搬送ローラ64とを主に備えている。
搬送経路68は、本体ケーシング5の第2排紙経路52とともに用紙Sをトレイ100へ案内する経路である。搬送経路68は、本体ケーシング5の開口52Aから最も上に配置されたトレイ100へ向けて延びる第1経路68Aと、第1経路68Aから分岐してその他のトレイ100へ向けて延びる第2経路68Bとを有している。第1経路68Aと第2経路68Bの分岐部には、揺動部材62がそれぞれ設けられており、この揺動部材62が揺動することで、用紙Sの搬送方向が切り替え可能になっている。
第1搬送ローラ63は、第1経路68Aの中間位置に設けられている。第2搬送ローラ64は、第1経路68A上の第1搬送ローラ63よりも用紙Sの搬送方向上流側に設けられている。
トレイ100は、画像形成部7により画像が形成された用紙Sが排出される部材である。各トレイ100は、図2に示すように、フレーム200に対し、着脱可能に支持されている。トレイ100を取り外すことで、当該トレイ100の下に配置されていたトレイ(トレイ100または排紙トレイ16)の上方のスペースが広くなるので、下のトレイに、より多くの用紙Sを排出(積載)することができるようになる。また、トレイ100を取り外すことで、搬送経路68の出口付近の視認性が高まるとともに、手を搬送経路68の出口付近まで入れることができるようになるので、用紙Sのジャムなどが発生した場合の処理が行いやすくなる。
また、各トレイ100は、図3に示すように、フレーム200に対し、一端部としての後端部110を中心として、実線で示す第1位置と、二点鎖線で示す第2位置との間で回動可能に支持されている。第2位置は、トレイ100の他端部としての前端部120を第1位置から上に回動させた位置であり、トレイ100の前端部120が、第1位置にあるときよりも当該トレイ100の下に配置されたトレイ(トレイ100または排紙トレイ16)から離れている。これにより、上のトレイ100を回動させることで、下のトレイとの間のスペースが広がるので、下のトレイに排出された用紙Sが取り出しやすくなる。特に、長さが短い用紙S(小サイズ紙)を、上トレイ100を回動させることで取り出しやすくすることができる。
ここで、本実施形態では、すべてのトレイ100がフレーム200に取り付けられている状態において、上下に隣接するトレイ100,100のうち、上に配置されるトレイ100が「第1トレイ」に相当し、当該トレイ100(第1トレイ)の下に配置されるトレイ100が「第2トレイ」に相当するものとする。また、以下の説明では、後から前に向かうトレイ100の取り外し方向のうち、取り外し方向下流側を「前側」といい、取り外し方向上流側を「後側」というものとする。
本実施形態において、4つのトレイ100は、互いに略同一の構成を有している。
具体的に、トレイ100は、導電性を有する樹脂などから形成され、図2および図3に示すように、後端部110の左右両側に、それぞれ、回動軸部130と、被規制部140とを有している。
具体的に、トレイ100は、導電性を有する樹脂などから形成され、図2および図3に示すように、後端部110の左右両側に、それぞれ、回動軸部130と、被規制部140とを有している。
回動軸部130は、トレイ100の後端部110の左右の側面から、左右方向(トレイ100の回動軸線方向)における外側に向けて突出するように設けられている。また、被規制部140は、トレイ100の後端部110の回動軸部130よりも後側で、トレイ100の後端部110の左右の側面から、左右方向における外側に向けて突出するように設けられている。本実施形態において、回動軸部130および被規制部140は、いずれも略円筒状に形成されている。そして、被規制部140の径は、回動軸部130の径よりも小さくなっている。
図2に示すように、フレーム200は、4つのトレイ100を支持する左右のサイドフレーム210,220を備えている。そして、左右のサイドフレーム210,220には、一のトレイ100の被規制部140および回動軸部130が係合可能なトレイ係合部300が略左右対称に形成されている。左右一組のトレイ係合部300は、4つのトレイ100に対応して、上下に並んで四組設けられている。
図4において右側から見た状態を示す、トレイ係合部300は、軸受部310と、ガイド部320と、規制部330と、下側当接部340とを有している。
軸受部310は、回動軸部130を回動可能に支持する部分である。軸受部310は、回動軸部130の前側に位置する第1支持部311と、回動軸部130の後側に位置する第2支持部312とを有し、上に開口している。第1支持部311は、回動軸部130の外周面に沿うように回動軸部130の前側から下側にかけての部分を支持するように形成されている。第1支持部311は、高さ方向(上下方向)において回動軸部130の中心131よりも上まで延びており、これによって、第1支持部311の上端部は、回動軸部130の中心131よりも上に位置している。第2支持部312は、第1支持部311との間で回動軸部130を挟んだ状態で、回動軸部130の後側の部分を支持するように形成されている。
ガイド部320は、被規制部140が通過可能な、軸受部310から後側に向けて延びる部分である。ガイド部320は、第1支持部311の後端から略後方に延びる第1ガイド部321と、第1ガイド部321と間隔をあけた状態で、第2支持部312の後端から略後方に延びる第2ガイド部322とを有している。第1ガイド部321と第2ガイド部322の間隔は、被規制部140の径よりも大きく、回動軸部130の径よりも小さくなっている。これにより、ガイド部320は、被規制部140は通過可能であるが、回動軸部130は通過できないようになっている。
第2ガイド部322は、その後端部に、トレイ100が第1位置にあるときに被規制部140が下から当接する第1当接面361を有している。第1当接面361は、被規制部140との当接部分が回動軸部130を中心とした被規制部140の回動軌跡Lに対して略直交するように、全体としては略平面状に形成されている。
規制部330は、ガイド部320の端部から下方に向けて延びる部分である。より詳細には、図5に示すように、規制部330は、左右方向から見て、トレイ100が第2位置にあるときに、回動軸部130の中心131と被規制部140の中心141とを結ぶ方向に対して略直交するように、第1ガイド部321の後端から前斜め下方に向けて延びるように形成されている。規制部330は、トレイ100が第2位置にあるときに被規制部140と略前後方向において係合可能となっている。これにより、第2位置にあるトレイ100に前方に移動させようとする力が作用したときには、規制部330が被規制部140に係合してトレイ100の取り外し方向への移動を規制する。
ガイド部320の第1ガイド部321と規制部330とによって形成される角部は、傾斜面350を有している。傾斜面350は、上下方向に対して傾斜する面であって、ガイド部320の軸受部310側、具体的には、上斜め前方に向けて延びている。この傾斜面350は、図6(a)に示すように、被規制部140が後述する付勢部材400の屈曲部443の先端に接触する位置まで回動したときに、被規制部140が当該傾斜面350に接する平面PLよりも上、より詳細には、平面PLに対して規制部330が配置された側とは反対側に位置するような角度で形成されている。
図4に戻り、下側当接部340は、規制部330の下端部から後斜め下方に向けて延びる部分である。下側当接部340は、トレイ100を第1位置から図5に示す第2位置に回動させたときに被規制部140が上から当接可能な第2当接面362を有している。第2当接面362は、被規制部140との当接部分が回動軸部130を中心とした被規制部140の回動軌跡Lに対して略直交するように、全体としては略平面状に形成されている。
図4に示すように、シート排出装置1は、付勢部材400をさらに備えている。
付勢部材400は、トレイ100が第1位置にあるときにはトレイ100を第1位置に保持するとともに、トレイ100が第2位置にあるときにはトレイ100を第2位置に保持する部材であり、各トレイ係合部300に1つずつ設けられている
付勢部材400は、トレイ100が第1位置にあるときにはトレイ100を第1位置に保持するとともに、トレイ100が第2位置にあるときにはトレイ100を第2位置に保持する部材であり、各トレイ係合部300に1つずつ設けられている
付勢部材400は、導電性を有する金属製の線材を曲げることで形成され、コイル部410と、コイル部410の一端から延びる第1アーム部420と、コイル部410の他端から延びる第2アーム部430とを有している。また、第1アーム部420は、前方に向けて突出する押圧部440を有している。
付勢部材400は、コイル部410がフレーム200に形成された支持凸部230に係合し、第2アーム部430が後方へ動かないようにフレーム200に形成されたバネ支持部240に支持された状態で、第1アーム部420の押圧部440がトレイ係合部300内に突出するように配置されている。付勢部材400は、第1アーム部420が第2アーム部430に近づく方向に撓んだときに前方への付勢力を発生する。
押圧部440は、第1押圧部441と、第2押圧部442と、屈曲部443とを有している。第1押圧部441は、トレイ100が第1位置にあるときに被規制部140を第1当接面361に向けて押圧することで、トレイ100を第1位置に保持する部分である。また、図5に示すように、第2押圧部442は、トレイ100が第2位置にあるときに被規制部140を第2当接面362に向けて押圧することで、トレイ100を第2位置に保持する部分である。屈曲部443は、第1押圧部441および第2押圧部442を接続する部分であり、略V字状に屈曲している。
導電性を有するトレイ100および付勢部材400は、トレイ100が第1位置にあるときには被規制部140と第1押圧部441とが接触していることで互いに導通しており、トレイ100が第2位置にあるときには被規制部140と第2押圧部442とが接触していることで互いに導通している。そして、付勢部材400は、フレーム200の支持凸部230を介して接地されている。これにより、トレイ100も、付勢部材400を介して接地されている。
次に、以上のように構成されたシート排出装置1の動作と作用効果について説明する。
図4に示すように、トレイ100を第1位置から第2位置に回動させるときには、第1位置にあるトレイ100の前端部120(図2参照)を上に持ち上げる。そうすると、トレイ100が回動軸部130を中心として図示時計回りに回動していき、被規制部140が付勢部材400の第1押圧部441を押して第1アーム部420を後方に撓ませながら押圧部440を乗り越えていく。そして、図5に示すように、被規制部140が押圧部440を乗り越えて第2当接面362に当接することで、トレイ100が第2位置に到達する。このとき、付勢部材400は、撓みを回復させ、第2押圧部442が被規制部140を第2当接面362に押圧する。
図4に示すように、トレイ100を第1位置から第2位置に回動させるときには、第1位置にあるトレイ100の前端部120(図2参照)を上に持ち上げる。そうすると、トレイ100が回動軸部130を中心として図示時計回りに回動していき、被規制部140が付勢部材400の第1押圧部441を押して第1アーム部420を後方に撓ませながら押圧部440を乗り越えていく。そして、図5に示すように、被規制部140が押圧部440を乗り越えて第2当接面362に当接することで、トレイ100が第2位置に到達する。このとき、付勢部材400は、撓みを回復させ、第2押圧部442が被規制部140を第2当接面362に押圧する。
第2当接面362は、被規制部140の回動軌跡Lに対して略直交するように形成されているので、トレイ100を第1位置から第2位置に回動させて被規制部140が第2当接面362に当接したとき、被規制部140の位置が決まりやすくなっている。これにより、トレイ100を第1位置から第2位置に回動させたときに、例えば、トレイ100がずれ動くようなことがないので、トレイ100の第1位置から第2位置への回動動作を安定させることができる。
また、付勢部材400が被規制部140を第2当接面362に押圧することで、トレイ100を第2位置に保持することができる。これにより、トレイ100を第2位置に移動させたときに、トレイ100の前端部120が落ちてくるようなことがないので、当該トレイ100の下に配置されたトレイ(トレイ100または排紙トレイ16)から用紙Sを取り出す際の操作性を向上させることができる。
第2位置にあるトレイ100に対し、前方(取り外し方向)に移動させようとする力が作用した場合、被規制部140が規制部330に係合(当接)する。これにより、トレイ100のそれ以上の前方への移動が規制されるので、トレイ100を第2位置に回動させたときに、トレイ100がフレーム200から不意に外れることを抑制することができる。
特に、本実施形態では、規制部330は、トレイ100が第2位置にあるときに、回動軸部130と被規制部140とを結ぶ方向に対して略直交するように形成されているので、規制部330と被規制部140が係合したときに、トレイ100の前方への移動をより確実に規制できるため、トレイ100をフレーム200からより外れにくくすることができる。
このようにトレイ100がフレーム200から不意に外れることを抑制できることで、トレイ100の下に配置されたトレイから用紙Sを取り出す際に、トレイ100が外れてしまうような煩わしさがなくなるため、シート排出装置1の操作性を向上させることができる。
トレイ100を第2位置から第1位置に回動させるときには、第2位置にあるトレイ100の前端部120を下に押し下げる。そうすると、トレイ100が回動軸部130を中心として図示反時計回りに回動していき、被規制部140が第2押圧部442を押して第1アーム部420を後方に撓ませながら押圧部440を乗り越えていく。そして、図4に示すように、被規制部140が押圧部440を乗り越えて第1当接面361に当接することで、トレイ100が第1位置に到達する。このとき、付勢部材400は、撓みを回復させ、第1押圧部441が被規制部140を第1当接面361に押圧する。
第1当接面361は、被規制部140の回動軌跡Lに対して略直交するように形成されているので、トレイ100が第1位置にあるときに被規制部140が第1当接面361に当接することで、被規制部140を安定して支持することができる。これにより、トレイ100の位置がずれにくくなるので、第1位置にあるトレイ100を安定させることができる。
また、付勢部材400が被規制部140を第1当接面361に押圧することで、トレイ100を第1位置に保持することができ、第1位置にあるトレイ100の振動やがたつきを抑制することができる。これにより、例えば、トレイ100のがたつき音や、トレイ100同士の接触、トレイ100同士の接触に伴う音の発生などを抑制することができる。
被規制部140は、トレイ100が第1位置にあるときには、高さ方向において規制部330よりも上の、規制部330から外れた位置に配置されるので、規制部330との係合可能な状態が解除される。これにより、後述するように、トレイ100をフレーム200から取り外すことが可能となる。
次に、トレイ100の着脱動作について説明する。
トレイ100を取り外すときには、まず、第1位置にあるトレイ100を、図6(a)に示すように、被規制部140が付勢部材400の屈曲部443の先端に接触する位置まで、回動軸部130を中心として図示時計回りに回動させる。次に、トレイ100全体を上に持ち上げることによって、図6(b)および図7(a)に示すように、回動軸部130が上方向に移動し、軸受部310から離間する。そして、回動軸部130が、軸受部310の第1支持部311の上端よりも上側に配置されたときに、フレーム200よりも外側へ移動することが可能となり、回動軸部130と軸受部310との係合が解除される。そして、図7(b)に示すように、回動軸部130をトレイ係合部300から抜き、次いで、被規制部140をガイド部320および軸受部310に沿わせながらトレイ係合部300から抜く。これにより、トレイ100がフレーム200から取り外される。
トレイ100を取り外すときには、まず、第1位置にあるトレイ100を、図6(a)に示すように、被規制部140が付勢部材400の屈曲部443の先端に接触する位置まで、回動軸部130を中心として図示時計回りに回動させる。次に、トレイ100全体を上に持ち上げることによって、図6(b)および図7(a)に示すように、回動軸部130が上方向に移動し、軸受部310から離間する。そして、回動軸部130が、軸受部310の第1支持部311の上端よりも上側に配置されたときに、フレーム200よりも外側へ移動することが可能となり、回動軸部130と軸受部310との係合が解除される。そして、図7(b)に示すように、回動軸部130をトレイ係合部300から抜き、次いで、被規制部140をガイド部320および軸受部310に沿わせながらトレイ係合部300から抜く。これにより、トレイ100がフレーム200から取り外される。
本実施形態では、図6(a),(b)に示すように、被規制部140が屈曲部443に接触する位置にあるとき、被規制部140が傾斜面350に接する平面PLよりも上に位置するので、トレイ100を取り外すときに被規制部140が第1ガイド部321と規制部330とによって形成される角部(規制部330)に引っ掛かることを抑制することができる。これにより、トレイ100が取り外しやすくなっている。
トレイ100を取り付けるときには、取り外しの場合と略逆の動作を行えばよい。簡単に説明すると、図7(b)に示すように、被規制部140を軸受部310およびガイド部320に沿わせながらトレイ係合部300に挿入していき、次いで、図7(a)に示すように、回動軸部130をトレイ係合部300に挿入する。そして、図4に示すように、トレイ100を下ろして、回動軸部130を軸受部310に係合する。これにより、トレイ100がフレーム200に取り付けられる。
本実施形態では、被規制部140の径が回動軸部130の径よりも小さいため、トレイ100の着脱の際に被規制部140が軸受部310やガイド部320を通りやすくなっており、トレイ100の着脱がしやすくなっている。また、被規制部140の径が回動軸部130の径よりも小さいことで、例えば、第1ガイド部321と第2ガイド部322の間隔を狭くできるので、トレイ係合部300の大型化を抑制することができる。
回動軸部130が軸受部310に係合しているとき、第1支持部311の上端部は、前述したとおり、回動軸部130の中心131よりも上に位置している。これにより、回動軸部130が軸受部310に支持されているときには回動軸部130が軸受部310から外れにくくなるので、トレイ100が不意に外れるようなことを抑制することができる。
また、軸受部310が、回動軸部130を前後から挟んだ状態で支持する第1支持部311と第2支持部312を有し、上に開口しているので、トレイ100の着脱を可能としつつ、軸受部310をフレーム200に一体に設けることができる。
なお、トレイをフレームに対し着脱可能かつ回動可能に支持する構成としては、例えば、トレイが、用紙が載置されるトレイ本体と、トレイ本体を回動可能に支持する軸受部を有する支持部材とを備え、支持部材をフレームに対して着脱可能に取り付ける構成が考えられる。この構成では、軸受部がフレームとは別体として設けられることになるが、本実施形態の構成によれば、軸受部310をフレーム200に一体に設けつつ、トレイ100を着脱可能とすることができる。これにより、例えば、トレイ100の構成を簡略化することができる。
図4や図5に示すように、トレイ100は、付勢部材400を介して接地されているので、トレイ100にたまった静電気を除電することができる。また、付勢部材400が、トレイ100を付勢する部材としての機能と、トレイ100を接地する部材としての機能の両方を有することになるので、例えば、部品点数を削減することができ、シート排出装置1の小型化や低コスト化を図ることができる。
また、画像形成部7が電子写真方式の画像形成部であるので、トレイ100が接地される構成が特に有効であり、当該トレイ100の下に配置されたトレイ(トレイ100または排紙トレイ16)上での用紙Sの積載性を向上させることができる。より詳細に説明すると、電子写真方式では、用紙が帯電しやすいので、用紙が下のトレイに排出される際に上のトレイの裏面に吸着することで、用紙の順番が入れ替わってしまうなどして、下のトレイ上での用紙の積載性が低下するおそれがある。しかし、本実施形態では、付勢部材400を介してトレイ100が接地されていることで、用紙Sが下のトレイに排出される際にトレイ100に接触したときには、用紙Sにたまった静電気を除電することができるので、用紙Sとトレイ100との吸着を抑制でき、下のトレイ上での用紙Sの積載性を向上させることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、被規制部140の径が回動軸部130の径よりも小さい構成を例示したが、これに限定されず、例えば、被規制部の径は、回動軸部の径と略同じであってもよい。
前記実施形態では、付勢部材として、コイル部410とアーム部420,430を有する付勢部材400(ねじりコイルバネ)を例示したが、これに限定されず、例えば、付勢部材は、圧縮コイルバネや引張コイルバネなどであってもよい。また、前記実施形態では、付勢部材として、線材を曲げて形成した付勢部材400(線バネ)を例示したが、これに限定されず、例えば、付勢部材は、板バネなどであってもよい。
前記実施形態では、すべてのトレイ100がフレーム200に対し着脱可能かつ回動可能に構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図1を参考にして説明すると、最も下に配置されたトレイ100は、回動できない構成であってもよいし、回動も着脱もできない構成であってもよい。また、最も上に配置されたトレイ100は、着脱できない構成であってもよい。
前記実施形態では、画像形成部7が、電子写真方式の画像形成部であったが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成部は、インクジェット方式の画像形成部や、感熱方式の画像形成部などであってもよい。なお、画像形成部が、用紙が帯電しにくい方式の画像形成部である場合、第1トレイや付勢部材は接地されていなくてもよく、この場合、第1トレイや付勢部材は、例えば、導電性を有しない樹脂などから形成してもよい。
前記実施形態では、トレイ100(第1トレイ)が付勢部材400を介して接地される構成において、トレイ100および付勢部材400が、トレイ100が第1位置にあるときと、第2位置にあるときの両方において互いに導通していたが、これに限定されるものではない。例えば、第1トレイおよび付勢部材は、第1トレイの他端部が第2トレイの近くに配置される、第1トレイが第1位置にあるときにだけ互いに導通している構成であってもよい。
前記実施形態では、シート排出装置1が、レーザプリンタ2(画像形成装置)とは別体として設けられ、レーザプリンタ2に着脱可能に取り付けられる構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、シート排出装置は、画像形成装置に一体に設けられ、画像形成装置の一部として構成されていてもよい。
前記実施形態では、4つのトレイ100を備えたシート排出装置1を例示したが、本発明においてトレイの数は、複数であれば特に限定されるものではない。例えば、シート排出装置が備えるトレイの数は、2つや3つであってもよいし、5つ以上であってもよい。また、例えば、シート排出装置が画像形成装置の一部として設けられる構成において、複数のトレイは、図1を参考にして説明すると、第1トレイとしてのトレイ100(最も下に配置されたトレイ100)と、当該トレイ100の下に配置される第2トレイとしての排紙トレイ16を含む構成であってもよい。
前記実施形態では、トレイ100に設けられた被規制部140が凸状に形成され、フレーム200に設けられた規制部330(トレイ係合部300)が凹状に形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、被規制部が凹状に形成され、規制部が凸状に形成されていてもよい。また、前記実施形態では、トレイ100を回動可能に支持する軸受部310と、トレイ100の取り外し方向への移動を規制する規制部330とがトレイ係合部300の一部としてフレーム200の同一箇所に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、軸受部と規制部は、フレームの異なる箇所に、別々に設けられていてもよい。
前記実施形態では、シート排出装置1は、トレイ100(第1トレイ)が回動軸部130を有し、フレーム200が回動軸部130を回動可能に支持する軸受部310を有する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、シート排出装置は、フレームが回動軸部を有し、第1トレイが回動軸部を回動可能に支持する軸受部を有する構成であってもよい。
前記実施形態では、シートとして、用紙S(紙)を例示したが、これに限定されず、例えば、シートは、樹脂製のシートや、布などであってもよい。
1 シート排出装置
7 画像形成部
100 トレイ
110 後端部
120 前端部
130 回動軸部
131 中心
140 被規制部
200 フレーム
310 軸受部
311 第1支持部
312 第2支持部
320 ガイド部
330 規制部
350 傾斜面
361 第1当接面
362 第2当接面
400 付勢部材
441 第1押圧部
442 第2押圧部
443 屈曲部
S 用紙
7 画像形成部
100 トレイ
110 後端部
120 前端部
130 回動軸部
131 中心
140 被規制部
200 フレーム
310 軸受部
311 第1支持部
312 第2支持部
320 ガイド部
330 規制部
350 傾斜面
361 第1当接面
362 第2当接面
400 付勢部材
441 第1押圧部
442 第2押圧部
443 屈曲部
S 用紙
Claims (13)
- 画像形成部により画像が形成されたシートが排出される複数のトレイと、
前記複数のトレイを支持するフレームと、を備え、
前記複数のトレイは、第1トレイと、前記第1トレイの下に配置される第2トレイを含み、
前記第1トレイは、前記フレームに対し、着脱可能、かつ、一端部を中心として第1位置と前記第1位置にあるときよりも他端部が前記第2トレイから離れる第2位置との間で回動可能に支持され、
前記第1トレイは、被規制部を有し、
前記フレームは、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記被規制部に係合して前記第1トレイの取り外し方向への移動を規制する規制部を有することを特徴とするシート排出装置。 - 前記被規制部は、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記規制部から外れた位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
- 前記第1トレイおよび前記フレームは、一方が回動軸部を有し、他方が前記回動軸部を回動可能に支持する軸受部を有し、
前記規制部は、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記回動軸部と前記被規制部とを結ぶ方向に対して直交するように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート排出装置。 - 前記第1トレイは、前記一端部に、当該第1トレイの回動軸線方向に突出する回動軸部を有し、
前記フレームは、前記回動軸部を回動可能に支持する軸受部を有し、
前記軸受部は、前記回動軸部の前記取り外し方向下流側に位置して前記回動軸部を支持する第1支持部と、前記回動軸部の前記取り外し方向上流側に位置して前記第1支持部との間で前記回動軸部を挟んだ状態で前記回動軸部を支持する第2支持部と、を有し、上に開口していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート排出装置。 - 前記第1支持部の上端部は、前記回動軸部の中心よりも上に位置していることを特徴とする請求項4に記載のシート排出装置。
- 前記被規制部は、前記第1トレイの前記一端部の、前記回動軸部よりも取り外し方向上流側で前記回動軸線方向に突出するように設けられ、
前記フレームは、前記被規制部が通過可能な、前記軸受部から前記取り外し方向上流側に向けて延びるガイド部と、前記ガイド部の端部から下方に向けて延びる前記規制部と、を有し、
前記被規制部の径は、前記回動軸部の径よりも小さいことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のシート排出装置。 - 前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記第1トレイを前記第1位置に保持する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のシート排出装置。
- 前記付勢部材は、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記第1トレイを前記第2位置に保持することを特徴とする請求項7に記載のシート排出装置。
- 前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記第1トレイを前記第1位置に保持するとともに、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記第1トレイを前記第2位置に保持する付勢部材を備え、
前記付勢部材は、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記被規制部を押圧して前記第1トレイを前記第1位置に保持する第1押圧部と、前記第1トレイが前記第2位置にあるときに前記被規制部を押圧して前記第1トレイを前記第2位置に保持する第2押圧部と、前記第1押圧部および前記第2押圧部を接続するV字状に屈曲した屈曲部と、を有し、
前記ガイド部と前記規制部とによって形成される角部は、上下方向に対して傾斜し、前記ガイド部の前記軸受部側に向けて延びる傾斜面を有し、
前記被規制部は、前記屈曲部に接触する位置まで回動したとき、前記傾斜面に接する平面よりも上に位置することを特徴とする請求項6に記載のシート排出装置。 - 前記フレームは、前記第1トレイが前記第1位置にあるときに前記被規制部が当接する第1当接面を有し、
前記第1当接面は、前記被規制部の回動軌跡に対して直交するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のシート排出装置。 - 前記フレームは、前記第1トレイを前記第1位置から前記第2位置に回動させたときに前記被規制部が当接可能な第2当接面を有し、
前記第2当接面は、前記被規制部の回動軌跡に対して直交するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のシート排出装置。 - 前記第1トレイおよび前記付勢部材は、導電性を有し、少なくとも前記第1トレイが前記第1位置にあるときに互いに導通しており、
前記付勢部材は、接地されていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のシート排出装置。 - 前記画像形成部は、電子写真方式の画像形成部であることを特徴とする請求項12に記載のシート排出装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014242797A JP2016104655A (ja) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | シート排出装置 |
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