JP2016164975A - コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置 - Google Patents
コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016164975A JP2016164975A JP2016023726A JP2016023726A JP2016164975A JP 2016164975 A JP2016164975 A JP 2016164975A JP 2016023726 A JP2016023726 A JP 2016023726A JP 2016023726 A JP2016023726 A JP 2016023726A JP 2016164975 A JP2016164975 A JP 2016164975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- power transmission
- coil
- metal part
- coil unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
M=(1+α)/(1−α) 式(1)
α={(n−1)/(n+1)}・(f/f0)2 式(2)
この場合、電力伝送用コイルの巻線の一方端から中央部までにおける当該巻線と金属部との間に生じる寄生容量を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第1のリアクタンス回路の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づき、かつ、電力伝送用コイルの巻線の他方端から中央部までにおける当該巻線と金属部との間に生じる寄生容量を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第2のリアクタンス回路の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づく。その結果、金属部に誘起される高電圧を一層抑制することができる。
図2および図3を参照して、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットLu1の構成について詳細に説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットの回路構成を模式的に示した図である。図3aは、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットを平面視した図である。図3bは、図3aにおける切断線A−Aに沿うコイルユニットの断面図である。なお、説明の便宜上、図3bにおいて、リアクタンス回路は省略している。
M=(1−α)/(1+α) 式(1)
α={(n−1)/(n+1)}・(f/f0)2 式(2)
この場合、電力伝送用コイルL1の巻線の一方端から中央部までにおける当該巻線と金属部との間に生じる寄生容量C12を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第1のリアクタンス回路X10の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づき、かつ、電力伝送用コイルL1の巻線の他方端から中央部までにおける当該巻線と金属部SDとの間に生じる寄生容量C13を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第2のリアクタンス回路X11の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づく。その結果、金属部SDに誘起される高電圧を一層抑制することができる。
X100=1/(j・ω・C100) 式(3)
X110=1/(j・ω・C110) 式(4)
つまり、上記式(3)、式(4)より、第1のリアクタンス値X100に対する第2のリアクタンス値X110の比Mは、式(5)で表される。
M=C100/C110 式(5)
本実施形態では、金属部SDに生じる誘起電圧を抑制するためにリアクタンス比Mを設定している。以下、このリアクタンス比Mの設定に必要なパラメータを説明する。
C100=M・C110 式(6)
C=M/(M+1)・C110 式(7)
さらに、電力伝送用コイルL1のインダクタンス値L100は、共振回路の共振周波数をf0とし、式(7)を用いると、式(8)となる。
L100=1/{(2・π・f0)2・C} 式(8)
C130=n・C120 式(9)
Vsd=|Vb+(Va−Vb)・C120/(C120+C130)| 式(10)
ここで、電力伝送用コイルL1の一方端の電圧Vaは、共振回路に印加される電圧をV+,V−(ただし、共振コンデンサC10の端部に印加される電圧をV+、共振コンデンサC11の端部に印加される電圧をV−とする。)とし、電力伝送時に電力伝送用コイルL1に流れる交流電流の周波数をfとすると、式(11)で表される。
Va=V−+(V+−V−)・(ω・C100−ω3・L100・C100・C110)/(ω・C100+ω・110−ω3・L100・C100・C110) 式(11)
同様に、電力伝送用コイルL1の他方端の電圧Vbは、式(12)で表される。
Vb=V−+(V+−V−)・ω・C100/(ω・C100+ω・C110−ω3・L100・C100・C110) 式(12)
この式(10)に式(6),(8),(9),(11),(12)を代入すると、式(13)となる。
Vsd=V+・{−(n+1)・(1+M)・(1−ω2/ω0 2)+2・(nM−1)・ω2/ω0 2}/{(n+1)・(1+M)・(1−ω2/ω0 2)} 式(13)
そして、式(13)より、リアクタンス比Mは、式(14)となる。
M=[{n+(n+1)・Vsd/V+}・{1−(f/f0)2}+{1+(f/f0)2}]/[{1−(n+1)・Vsd/V+}・{1−(f/f0)2}+n・{1+(f/f0)2}] 式(14)
M=(1−α)/(1+α) 式(1)
α={(n−1)/(n+1)}・(f/f0)2 式(2)
M=(1+α)/(1−α) 式(1)
α={(n−1)/(n+1)}・(f/f0)2 式(2)
そのため、電力伝送用コイルの巻線の一方端から中央部までにおける当該巻線と金属部との間に生じる寄生容量を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第1のリアクタンス回路の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づき、かつ、電力伝送用コイルの巻線の他方端から中央部までにおける当該巻線と金属部との間に生じる寄生容量を介して金属部に誘起される電圧の電圧値と、第2のリアクタンス回路の両端に印加される電圧の電圧値の差が限りなくゼロに近づく。その結果、金属部に誘起される高電圧を一層抑制することができる。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットの構成について説明する。図4aは、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを平面視した図である。図4bは、図4aにおける切断線B−Bに沿うコイルユニットの断面図である。なお、説明の便宜上、図4bにおいて、リアクタンス回路X10,X11は省略している。第2実施形態に係るコイルユニットは、電力伝送用コイルL1に代えて電力伝送用コイルL2を備えている点において、第1実施形態に係るコイルユニットLu1と相違する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。なお、金属部SDと、リアクタンス回路X10,X11の構成は第1実施形態に係るコイルユニットLu1と同様のため、説明は省略する。
Claims (6)
- 電力伝送用コイルと、
前記電力伝送用コイルと共振回路を形成するリアクタンス回路と、
前記電力伝送用コイルの背面側に配置される金属部と、を備え、
前記リアクタンス回路は、前記電力伝送用コイルの巻線の一方端に接続される第1のリアクタンス回路と、前記電力伝送用コイルの巻線の他方端に接続される第2のリアクタンス回路と、を有し、
前記第1のリアクタンス回路の第1のリアクタンス値に対する前記第2のリアクタンス回路の第2のリアクタンス値の比は、前記巻線の一方端から中央部までにおける当該巻線と前記金属部との平均距離に対する前記巻線の他方端から中央部までにおける当該巻線と前記金属部との平均距離の比に基づいて設定されることを特徴とするコイルユニット。 - 前記巻線の一方端から中央部までにおける当該巻線と前記金属部との平均距離に対する前記巻線の他方端から中央部までにおける当該巻線と前記金属部との平均距離の比をn、電力伝送時に前記電力伝送用コイルに流れる交流電流の周波数をf、前記共振回路の共振周波数をf0、とすると、前記第1のリアクタンス値に対する前記第2のリアクタンス値の比Mは、下記式(1)、(2)を満たすように設定されることを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
M=(1+α)/(1−α) 式(1)
α={(n−1)/(n+1)}・(f/f0)2 式(2) - 前記電力伝送用コイルは、前記巻線が層状に連続して巻回されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコイルユニット。
- 給電コイルユニットを備え、
前記給電コイルユニットは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコイルユニットであることを特徴とするワイヤレス給電装置。 - 受電コイルユニットを備え、
前記受電コイルユニットは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコイルユニットであることを特徴とするワイヤレス受電装置。 - 給電コイルユニットを有するワイヤレス給電装置と、
受電コイルユニットを有するワイヤレス受電装置と、を備え、
前記給電コイルユニットおよび前記受電コイルユニットの少なくとも一方は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコイルユニットであることを特徴とするワイヤレス電力伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/049,738 US9935500B2 (en) | 2015-02-24 | 2016-02-22 | Coil unit, wireless power feeding device, wireless power receiving device, and wireless power transmission device |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015034166 | 2015-02-24 | ||
JP2015034166 | 2015-02-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016164975A true JP2016164975A (ja) | 2016-09-08 |
JP6304276B2 JP6304276B2 (ja) | 2018-04-04 |
Family
ID=56876716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016023726A Active JP6304276B2 (ja) | 2015-02-24 | 2016-02-10 | コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6304276B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007317914A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Asuka Electron Kk | 空芯コイル及びこれを用いた電気回路ユニット |
JP2010056175A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | シート型コイル及びシート型トランス及び電力変換装置及び車載用前照灯点灯装置 |
JP2010093180A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | 非接触給電装置 |
WO2011070637A1 (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | 富士通株式会社 | 磁界共鳴送電装置、及び、磁界共鳴受電装置 |
JP2011135754A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Toyota Motor Corp | 非接触受電装置およびその製造方法 |
WO2013065324A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | パナソニック株式会社 | コイルユニット及び非接触電力伝送装置 |
-
2016
- 2016-02-10 JP JP2016023726A patent/JP6304276B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007317914A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Asuka Electron Kk | 空芯コイル及びこれを用いた電気回路ユニット |
JP2010056175A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | シート型コイル及びシート型トランス及び電力変換装置及び車載用前照灯点灯装置 |
JP2010093180A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | 非接触給電装置 |
WO2011070637A1 (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | 富士通株式会社 | 磁界共鳴送電装置、及び、磁界共鳴受電装置 |
JP2011135754A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Toyota Motor Corp | 非接触受電装置およびその製造方法 |
WO2013065324A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | パナソニック株式会社 | コイルユニット及び非接触電力伝送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6304276B2 (ja) | 2018-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2889885B1 (en) | Power feeding coil unit and wireless power transmission device | |
JP5592124B2 (ja) | 非接触給電装置 | |
JP5405694B1 (ja) | 送電装置、電子機器およびワイヤレス電力伝送システム | |
JP6179375B2 (ja) | コイルユニット | |
JP6432251B2 (ja) | 送電コイルユニット及びワイヤレス電力伝送装置 | |
US9515493B2 (en) | Power feeding coil unit and wireless power transmission device | |
JP2015534422A (ja) | 非接触電力伝送システム | |
JP6667163B2 (ja) | 送電装置、送電装置を搭載した車両及び無線電力伝送システム | |
JP6551853B2 (ja) | 送電装置、送電装置を搭載した車両及び無線電力伝送システム | |
JP2013214614A (ja) | コイルユニット及びコイルユニットを備える電力伝送装置 | |
JP2011167020A (ja) | 非接触給電装置 | |
JP6304276B2 (ja) | コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置 | |
US9991749B2 (en) | Coil unit, wireless power feeding device, wireless power receiving device, and wireless power transmission device | |
JP6405984B2 (ja) | 検出コイル、給電コイル、及び、受電コイル | |
JP2019170017A (ja) | ワイヤレス電力伝送システム | |
US9935500B2 (en) | Coil unit, wireless power feeding device, wireless power receiving device, and wireless power transmission device | |
JP2019179904A (ja) | コイルユニット、ワイヤレス送電装置、ワイヤレス受電装置、ワイヤレス電力伝送システム | |
JP6179621B2 (ja) | コイルユニット、ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送装置 | |
JP6365108B2 (ja) | コイルユニット | |
US20140111020A1 (en) | Resonant coil, wireless power transmitter using the same, wireless power receiver using the same | |
JP2019080020A (ja) | コイル | |
JP6365109B2 (ja) | コイルユニット | |
US10084351B2 (en) | Power feeding device | |
JP7259467B2 (ja) | 電力伝送装置 | |
Kim et al. | Voltage Transfer Ratio Comparison of Wireless Power Transfer System with Magnetic Path |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170627 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170825 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6304276 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |