JP2016160218A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)パーフルオロアルキルシランで表面処理した、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体 0.1〜20質量%、
(B)比表面積10〜100m2/gの微粒子酸化亜鉛 0.01〜40質量%、
(C)25℃で固体のフッ素変性シリコーン樹脂又はアクリル−シリコーン系グラフト共重合体 0.01〜10質量%
を含有し、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.03〜50である油中水型乳化化粧料。
【選択図】なし
Description
例えば、特許文献1には、微粒子酸化亜鉛とシリコーンエラストマー粉体を含有する粉末固型化粧料が、化粧もちに優れ、なめらかでしっとりした感触を有し、肌へのフィット感に優れることが記載されている。特許文献2には、微粒子酸化亜鉛と高分子球状弾性粉体を含有する粉末化粧料が、高いスキンケア効果を有し、なめらかで肌当たりが良いことが記載されている。特許文献3には、微粒子酸化亜鉛と球状弾性樹脂粉体を含有する粉末化粧料が、カバー効果が得られ、自然な仕上りで使用感に優れることが記載されている。
(A)パーフルオロアルキルシランで表面処理した、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体 0.1〜20質量%、
(B)比表面積10〜100m2/gの微粒子酸化亜鉛 0.01〜40質量%、
(C)25℃で固体のフッ素変性シリコーン樹脂又はアクリル−シリコーン系グラフト共重合体 0.01〜10質量%
を含有し、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.03〜50である油中水型乳化化粧料に関する。
球状樹脂粉体としては、通常の化粧料に用いられるものであればいずれでも良く、例えば、ポリアミド樹脂、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ四フッ化エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリメチルベンゾグアナミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニル樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂;ジメチルシリコーンを架橋したシリコーンエラストマーやポリメチルシルセスキオキサン等のシリコーン樹脂;アクリル酸ブチル・酢酸ビニル共重合体、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体から選ばれる1種または2種以上の重合体または共重合体のパウダー等の架橋型あるいは非架橋型の有機粉体が挙げられる。
これらのうち、アクリル樹脂粉体が好ましく、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリル酸アルキレングリコール、メタクリル酸アルキレングリコールから選ばれる1種又は2種以上の重合体がより好ましい。
F3C−(CF2)5−(CH2)2−Si−(OCH2CH3)3
トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランとしては、大東化成工業社より販売されているFHSが好適である。
中でも、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランを有機溶剤に溶解又は分散させ、粉体とミキサー内で混合しながら、ミキサーを減圧下で加温して有機溶剤を除去した後、必要に応じて熱処理及び解砕する製造方法が好ましい。ここで用いる有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、イソブタノール、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ジクロロメタン、クロロホルムに代表される極性有機溶剤や、ノルマルヘキサン、トルエン、キシレンのような炭化水素系有機溶剤が適当である。
また、成分(A)のパーフルオロアルキルシランで表面処理した球状有機樹脂粉体は、塗布初期のひっかかり感が少なく、塗布中、ダマの形成を抑制する点から、平均粒子径0.1〜0.5μmであるのが好ましく、0.3〜0.4μmがより好ましい。
なお、本発明において、成分(A)の粒子径は、パーフルオロアルキルシランで表面処理した状態で測定したものを指し、その測定方法は、電子顕微鏡の映像で観察し、測定粒子100個中の粒子の数を測定され、ヒストグラムを作成して得られる個数基準の粒子径分布である。また、平均粒子径は、個数基準の粒子径のメディアン径(50%径)分布により求められる。
65質量%以上がさらに好ましく、75質量%以上がよりさらに好ましい。
なお、微粒子酸化亜鉛を疎水化処理した場合、成分(B)の含有量や比表面積は、疎水化処理した剤を含めての質量や比表面積を意味する。
R1 gSiO(4-g)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式−R2−Rf(R2は炭素数2〜6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式−R2−Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、gは平均数で1.0≦g≦1.8である。尚、R1は、同じであっても、異なっても良い)
で表される構造を有するものが好ましい。
で表される分子鎖の型末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物を含むモノマー(C1)を重合させて得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重合体が好ましい。
一般式(2)中、R12で示される、1個又は2個のエーテル結合で遮断されていても良い、炭素数1〜10の2価の飽和炭化水素基は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれでも良く、炭素数1〜7のものが好ましい。具体的には、-CH2-、-(CH2)3-、-(CH2)6-、-(CH2)8-、-(CH2)10-、-CH2-CH(CH3)-CH2-、-CH2CH2OCH2CH2CH2-、-CH2CH2OCH2CH(CH3)CH2-、-CH2CH2OCH2CH2OCH2CH2CH2- などが挙げられる。
また、kは3〜300の数であり、化粧持続性に優れる点から、5〜100が好ましい。
アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマーは、ラジカル重合性不飽和結合を分子中に1個有する化合物であり、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするとは、ラジカル重合性モノマー(C2)において、アクリレート及び/又はメタクリレートの合計量が、ラジカル重合性モノマー全体の50質量%以上を占めることを意味する。
また、アクリレート及び/又はメタクリレート以外のモノマーとしては、スチレン、置換スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、マレイン酸エステル、フマル酸エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、アクリロニトリル、フッ化オレフィン等が挙げられる。
得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重合体は、重量平均分子量が、3000〜200000であるのが好ましく、5000〜100000がより好ましい。
この場合、一般式(2)で表されるジメチルポリシロキサン化合物(C1)と、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(C2)の重合比率(C1)/(C2)は、1/19〜2/1であるのが好ましい。
また、アクリル−シリコーン系グラフト共重合体としては、KP545、KP549、KP550(信越化学工業社製)等の市販品を用いることができる。
成分(C)は、フッ素変性シリコーン樹脂及びアクリル−シリコーン系グラフト共重合体から選ばれる1種又は2種以上を用いることができ、フッ素変性シリコーン樹脂とアクリル−シリコーン系グラフト共重合体を組み合わせて用いることもできる。
成分(C)の含有量は、カバー力や塗布中ののびに優れ、化粧料を肌に均一に塗布することができ、肌なじみが早い点から、全組成中に0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、25質量%以下であり、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に、0.01〜25質量%であり、0.05〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましく、1〜10質量%がさらに好ましい。
揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、ジメチルポリシロキサン(2cs)等の直鎖状ジメチルポリシロキサン;トリス(トリメチルシリル)メチルシラン、テトラキス(トリメチルシリル)シラン等の分岐状シロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ジメチルシロキサンなどが挙げられる。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料などとして適用することができる。なかでも、化粧下地、リキッドファンデーションが好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
ここで、粘度は、25℃において、粘度計(東機産業社製、VISCOMETER TVB-10形粘度計、回転数6r/min,ローターNo.M3、1min)で測定する。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
(A)パーフルオロアルキルシランで表面処理した、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体 0.1〜20質量%、
(B)比表面積10〜100m2/gの微粒子酸化亜鉛 0.01〜40質量%、
(C)25℃で固体のフッ素変性シリコーン樹脂又はアクリル−シリコーン系グラフト共重合体 0.01〜10質量%
を含有し、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.03〜50である油中水型乳化化粧料。
<3>成分(A)の球状有機樹脂粉体が、好ましくは、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランで表面処理されたものである前記<1>又は<2>記載の油中水型乳化化粧料。
<4>成分(A)において、パーフルオロアルキルシランの処理量が、好ましくは、パーフルオロアルキルシランで表面処理した球状有機樹脂粉体の質量に対して、0.05質量%以上であって、0.1質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上がさらに好ましく、50質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<6>成分(A)のパーフルオロアルキルシランで表面処理した球状有機樹脂粉体が、好ましくは、平均粒子径0.1〜0.5μmであって、0.3〜0.4μmがより好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<7>全ての球状有機樹脂粉体の30質量%以上が、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体であるのが好ましく、50質量%以上がより好ましく、65質量%以上がさらに好ましく、75質量%以上がよりさらに好ましい前記<1>〜<6>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<8>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.3質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<10>成分(B)の微粒子酸化亜鉛が、好ましくは、疎水化処理したものであって、シリコーン処理したものがより好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<11>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、1質量%以上がより好ましく、20質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<12>成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、好ましくは、0.05以上であって、0.1以上がより好ましく、0.3以上がさらに好ましく、0.5以上がよりさらに好ましく、20以下が好ましく、5以下がより好ましく、3以下がさらに好ましく、1以下がよりさらに好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
R1 gSiO(4-g)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式−R2−Rf(R2は炭素数2〜6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式−R2−Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、gは平均数で1.0≦g≦1.8である。尚、複数のR1は、同じであっても、異なっても良い)
で表される構造を有するものであって、トリフルオロプロピルジメチル/トリメチルシロキシシリケート(Trifluoropropyldimethyl/Trimethylsiloxysilicate)がより好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<14>成分(C)のアクリル−シリコーン系グラフト共重合体が、好ましくは、一般式(2)
で表される分子鎖の型末端にラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサン化合物を含むモノマー(C1)を重合させて得られるアクリル−シリコーン系グラフト共重合体であって、一般式(2)で表されるジメチルポリシロキサン化合物(C1)と、アクリレート及び/又はメタクリレートを主体とするラジカル重合性モノマー(C2)を、ラジカル共重合して得られるものがより好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<15>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.05質量%以上であって、0.1質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<17>さらに、(D)揮発性シリコーン油を含有することができ、好ましくは、直鎖状ジメチルポリシロキサン、分岐状シロキサン、環状ジメチルシロキサンを含有する前記<1>〜<15>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<18>成分(D)の含有量が、好ましくは、全組成中に2質量%以上であって、5質量%以上がより好ましく、10質量%以上がさらに好ましく、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、23質量%以下がさらに好ましい前記<17>記載の油中水型乳化化粧料。
<20>25℃における粘度が、好ましくは、2000〜200000mPa・sであって、3000〜100000mPa・sがより好ましく、4000〜70000mPa・sがさらに好ましい前記<1>〜<19>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料(ファンデーション)を製造し、塗布初期のひっかかり感のなさ、塗布直後の肌の白浮きのなさ、塗布直後の肌の荒れの目立たなさ及び塗布直後の肌のハリを評価した。結果を表1に併せて示す。
粉体相成分を混合粉砕し、別途混合した油相成分に添加してディスパーで分散した。その後、水相成分を添加し、ディスパーで分散後、ホモミキサーで撹拌することにより、油中水型乳化化粧料を得た。
専門評価者10名が、各油中水型乳化化粧料を肌に塗布したとき、塗布初期のひっかかり感のなさ、塗布直後の肌の白浮きのなさ、塗布直後の肌の荒れの目立たなさ及び塗布直後の肌のハリを、以下の基準で官能評価した。なお、表中の評価結果は、専門評価者10名の合計点で示した。
5;塗布初期のひっかかり感を感じない。
4;塗布初期のひっかかり感をほとんど感じない。
3;塗布初期のひっかかり感を少し感じる。
2;塗布初期のひっかかり感を感じる。
1;塗布初期のひっかかり感をかなり感じる。
5;肌の白浮きが目立たない。
4;肌の白浮きがほとんど目立たない。
3;肌の白浮きが少し目立つ。
2;肌の白浮きが目立つ。
1;肌の白浮きが非常に目立つ。
5;肌の荒れが目立たない。
4;肌の荒れがほとんど目立たない。
3;肌の荒れが少し目立つ。
2;肌の荒れが目立つ。
1;肌の荒れが非常に目立つ。
5;頬に非常にハリがあるように見える。
4;頬にハリがあるように見える。
3;頬に少しハリがあるように見える。
2;頬にあまりハリがなく見える。
1;頬にハリがなく見える。
Claims (7)
- 次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)パーフルオロアルキルシランで表面処理した、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体 0.1〜20質量%、
(B)比表面積10〜100m2/gの微粒子酸化亜鉛 0.01〜40質量%、
(C)25℃で固体のフッ素変性シリコーン樹脂又はアクリル−シリコーン系グラフト共重合体 0.01〜10質量%
を含有し、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.03〜50である油中水型乳化化粧料。 - 成分(A)が、球状アクリル樹脂粉体である請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(A)が、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリル酸アルキレングリコール及びメタクリル酸アルキレングリコールから選ばれる1種又は2種以上の重合体である請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(A)の表面処理が、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理である請求項1〜3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、0.05〜20である請求項1〜4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(C)が、下記一般式(1)
R1 gSiO(4-g)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1〜8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式−R2−Rf(R2は炭素数2〜6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1〜8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式−R2−Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、gは平均数で1.0≦g≦1.8である)
で表される構造を有する、25℃で固体のフッ素変性シリコーン樹脂である請求項1〜5のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。 - 全ての球状有機樹脂粉体の30質量%以上が、粒子径0.01μm以上1.0μm以下の球状有機樹脂粉体である請求項1〜6のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
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