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JP2016151263A - タービン設備および軸受台 - Google Patents

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Abstract

【課題】タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態で回転軸を軸受台によって支持する。【解決手段】低圧タービン車室31と、回転軸60を支持する軸受台32とを備え、低圧タービン車室31は、軸受台32を支持する突出部31aを備え、軸受台32は、突出部31aの上方に配置されるとともに軸線Xに沿った軸線方向に直交する水平方向への突出部31aの相対移動を可能とするフランジ部32aと、設置面Sに設置される基礎部33の上方に配置されるとともに基礎部33に対する軸線方向の相対移動を可能とするスライド用キー溝とを備えるタービン設備を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、タービン設備および軸受台に関するものである。
従来、回転軸を介して連結される複数のタービンの間、またはタービンと圧縮機との間等に配置されるとともに回転軸を支持する軸受箱が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されるタービンの下車室本体部分には回転軸の軸方向に沿って突出する猫足部が形成されており、猫足部の下面が軸受箱に設けられる猫足台によって支持されるようになっている。
特許第5611425号公報
特許文献1に開示されるタービンの車室が運転中に加熱される場合、車室全体が回転軸の軸方向に直交する径方向に熱膨張する。タービンの車室が設置面に設置されている場合、車室全体が径方向に熱膨張するのに伴って車室の中心軸が上方へ移動するとともに猫足部も上方へ移動する。
熱伸びによる車室の変形量が大きくなる場合、車室の中心軸が軸受箱に支持される回転軸よりも上方に移動してこれらの軸が一致しない状態となる。この場合、タービンの内部で回転軸回りに設けられるシール部材と回転軸との間のクリアランスに悪影響を及ぼす可能性がある。
また、熱伸びによる車室の変形量が大きくなる場合、猫足部が上方へ移動して軸受箱の猫足台に支持されない状態となる。この場合、タービンの車室の荷重が猫足台によって支持されない状態となり、他の箇所に過大な荷重がかかる可能性がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態で回転軸を軸受台によって支持することが可能なタービン設備および軸受台を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様に係るタービン設備は、設置面に設置されるとともに軸線に沿って延びる回転軸を内部に収容するタービン車室と、前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側に設けられるとともに前記回転軸を支持する軸受台とを備え、前記タービン車室は、前記軸受台を支持する軸受台支持部を備え、前記軸受台は、前記軸受台支持部の上方に配置されるとともに前記軸線に沿った軸線方向に直交する水平方向への前記軸受台支持部の相対移動を可能とする一対のフランジ部と、前記設置面に設置される基礎部の上方に配置されるとともに該基礎部に対する前記軸線方向の相対移動を可能とする移動機構と、を備える。
本発明の一態様に係るタービン設備によれば、タービン車室の一端側に設けられる軸受台支持部が、その上方に配置されるフランジ部を介して軸受台を下方から支持している。そのため、タービン設備の運転中にタービン車室が熱膨張してタービン車室の中心軸が上方に移動すると、それに伴って軸受台支持部に支持される軸受台も上方に移動する。したがって、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても、回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態とすることができる。
また、本発明の一態様に係るタービン設備によれば、タービン車室が熱膨張しても、フランジ部に対して軸受台支持部が回転軸の軸線方向に直交する水平方向へ相対移動することが可能となっている。そのため、タービン車室が熱膨張して軸受台支持部が水平方向に移動したとしても、軸受台支持部がフランジ部を介して軸受台を下方から支持する状態を適切に維持することができる。
このように、本発明の一態様に係るタービン設備によれば、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態で回転軸を軸受台によって支持することが可能なタービン設備を提供することができる。
本発明の一態様に係るタービン設備において、前記軸受台支持部は、前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側における前記軸線を挟む両側に該軸線に沿って突出する一対の突出部を備え、前記一対の突出部の先端側の上方に配置される一対の前記フランジ部には、鉛直方向に貫通する一対の貫通穴が形成されており、前記一対の突出部の前記先端側の上方で前記一対の貫通穴と対向する位置には一対の締結穴が形成されており、前記タービン車室は、前記一対の貫通穴に挿入された状態で前記一対の締結穴に締結される一対の締結部材を備え、前記貫通穴の前記軸線方向の第1長さおよび前記貫通穴の前記水平方向の第2長さが、前記締結部材の外径よりも長い構成であってもよい。
本構成に係るタービン設備によれば、一対の貫通穴の軸線方向の第1長さおよび軸線方向に直交する水平方向の第2長さが一対の締結部材の外径よりも長い。そのため、運転時の熱膨張によって一対の突出部が軸線方向に移動すると軸受台に形成される一対のフランジ部に対して軸線方向に相対移動する。同様に、運転時の熱膨張によって一対の突出部が水平方向に移動すると軸受台に形成される一対のフランジ部に対して水平方向に相対移動する。
このように本構成に係るタービン設備によれば、運転時の熱膨張によって一対の突出部が軸線方向またはそれに直交する水平方向へ移動しても、一対の突出部が軸受台を支持する状態を適切に維持することができる。
本発明の一態様に係る軸受台は、軸線に沿って延びる回転軸を支持する軸受台であって、設置面に設置されるとともに前記回転軸を内部に収容するタービン車室の前記軸線に沿った一端側に設けられており、前記タービン車室は、前記軸受台を支持する軸受台支持部を備えており、前記軸受台支持部の上方に配置されるとともに前記軸線に沿った軸線方向に直交する水平方向への前記軸受台支持部の相対移動を可能とするフランジ部と、前記設置面に設置される基礎部の上方に配置されるとともに該基礎部に対する前記軸線方向の相対移動を可能とする移動機構と、を備える。
本発明の一態様に係る軸受台によれば、タービン車室の一端側に設けられる軸受台支持部によって、その上方に配置されるフランジ部を介して軸受台が下方から支持されている。そのため、タービン設備の運転中にタービン車室が熱膨張してタービン車室の中心軸が上方に移動すると、それに伴って軸受台支持部に支持される軸受台も上方に移動する。したがって、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても、回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態とすることができる。
また、本発明の一態様に係る軸受台によれば、タービン車室が熱膨張しても、フランジ部に対して軸受台支持部が回転軸の軸線方向に直交する水平方向へ相対移動することが可能となっている。そのため、タービン車室が熱膨張して軸受台支持部が水平方向に移動したとしても、軸受台支持部がフランジ部を介して軸受台を下方から支持する状態を適切に維持することができる。
このように、本発明の一態様に係る軸受台によれば、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態で回転軸を支持することが可能な軸受台を提供することができる。
本発明の一態様に係る軸受台において、前記軸受台支持部は、前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側における前記軸線を挟む両側に該軸線に沿って突出する一対の突出部を備え、前記一対の突出部の先端側の上方に配置される一対の前記フランジ部には、鉛直方向に貫通する一対の貫通穴が形成されており、前記一対の突出部の前記先端側の上方で前記一対の貫通穴と対向する位置には一対の締結穴が形成されており、一対の締結部材が前記一対の貫通穴に挿入された状態で前記一対の締結穴に締結されており、前記貫通穴の前記軸線方向の第1長さおよび前記貫通穴の前記水平方向の第2長さが、前記締結部材の外径よりも長い構成であってもよい。
本構成に係る軸受台によれば、一対の貫通穴の軸線方向の第1長さおよび軸線方向に直交する水平方向の第2長さが一対の締結部材の外径よりも長い。そのため、運転時の熱膨張によって一対の突出部が軸線方向に移動すると軸受台に形成される一対のフランジ部に対して軸線方向に相対移動する。同様に、運転時の熱膨張によって一対の突出部が水平方向に移動すると軸受台に形成される一対のフランジ部に対して水平方向に相対移動する。
このように本構成に係る軸受台によれば、運転時の熱膨張によって一対の突出部が軸線方向またはそれに直交する水平方向へ移動しても、一対の突出部が軸受台を支持する状態を適切に維持することができる。
本発明によれば、タービン車室が熱膨張により変形する場合であっても回転軸とタービン車室の中心軸とを一致させた状態で回転軸を軸受台によって支持することが可能なタービン設備および軸受台を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る舶用推進プラントの構成図である。 図1に示す低圧タービンを示す正面図である。 図1に示す低圧タービンを示す平面図である。 図2に示す軸受台のA−A矢視側断面図であり、(a)がタービン設備の運転前の状態を示し、(b)がタービン設備の運転中の状態を示す。 図4(a)に示す軸受台のB−B矢視断面図である。 図2に示す低圧タービンの要部拡大図であり、(a)がタービン設備の運転前の状態を示し、(b)がタービン設備の運転中の状態を示す。 比較例の低圧タービンを示す正面図である。 図7に示す比較例の軸受台のC―C矢視側断面図であり、(a)がタービン設備の運転前の状態を示し、(b)がタービン設備の運転中の状態を示す。
本発明の一実施形態の舶用推進プラント1について、図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態の舶用推進プラント1は、蒸気によってタービンを回転させることによりタービンに取り付けられた回転軸に回転動力を与えるタービン設備100と、過熱蒸気を生成してタービン設備100へ供給する舶用ボイラ200と、回転軸の回転動力を減速してプロペラ軸を回転させる減速機300と、減速機300によって回転させられるプロペラ軸70に連結されて船舶の推進力を発生させるプロペラ400と、タービン設備100で用いられた蒸気を冷却して凝縮させる復水器500とを備える。
タービン設備100は、舶用ボイラ200で生成された過熱蒸気が供給される高圧タービン10と、高圧タービン10から排出されて再熱器250によって再熱された再熱蒸気が供給される中圧タービン20と、中圧タービン20から排出された蒸気が供給される低圧タービン30と、舶用ボイラ200で生成された過熱蒸気が供給されるとともに船舶の後進時に用いられる後進用タービン40とを備える。
高圧タービン10と中圧タービン20とを連結する回転軸50は、更に減速機300に連結されている。また、低圧タービン30に連結される回転軸60は、更に減速機300に連結されている。そのため、高圧タービン10および中圧タービン20によって回転軸50に与えられた回転動力と低圧タービン30によって回転軸60に与えられた回転動力とは、それぞれ減速機300に伝達される。
なお、回転軸50と減速機300との連結位置および回転軸60と減速機300との連結位置には、ダイヤフラムカップリング(図示略)を採用してもよい。ダイヤフラムカップリングを採用することにより、回転軸50および回転軸60が熱膨張等によって軸線方向に伸縮する場合でも、各回転軸が減速機300の回転動力を伝達する状態を適切に維持することができる。
減速機300は、回転軸50の回転数および回転軸60の回転数をそれぞれ減速させ、回転軸50および回転軸60の回転動力をプロペラ軸70に伝達する。プロペラ軸70に連結されるプロペラ400は、減速機300から伝達される回転動力により回転することにより船舶を推進させる回転動力を発生させる。
舶用ボイラ200は、燃料を燃焼させる主バーナ210と、主バーナ210が配置されて燃料の燃焼領域を形成する火炉220と、火炉220内での燃料の燃焼により生成される燃焼ガスによって水を蒸発させる蒸発管群230と、蒸発管群230で生成された蒸気を過熱して過熱蒸気を生成して高圧タービン10へ供給する過熱器240と、高圧タービン10から排出された蒸気を過熱する再熱器250とを備える。
復水器500は、低圧タービン30から排出される蒸気および後進用タービン40から排出される蒸気を海水等の冷却水によって凝縮させる装置である。復水器500による蒸気の凝縮により生成された水は、水ドラムを介して再び蒸発管群230へ供給される。
次に、図2から図6を参照して、本実施形態の低圧タービン30についてより詳細に説明する。
図2に正面図に示すように、低圧タービン30は、復水器500の上面により形成される設置面Sに設置される低圧タービン車室31と、低圧タービン車室31の一端側に設けられるとともに低圧タービン車室31の内部にその一部が収容される回転軸60を支持する軸受台32とを備える。
なお、以下の説明において、“水平方向”とは、低圧タービン30が設置される設置面Sに対して傾きのない方向をいう。また、“鉛直方向”とは、低圧タービン30が設置される設置面Sに直交する方向をいう。そのため、以下の説明における“水平方向”および“鉛直方向”は、舶用推進プラント1を備える船舶の海水面に対する傾斜角度にかかわらず、設置面Sを基準として一意に定まる方向をいう。
低圧タービン車室31は、金属製の部材により形成されており、軸線Xに沿って延びるとともに外周面にタービン翼(図示略)が取り付けられた回転軸60を内部に収容している。低圧タービン車室31には、中圧タービン20から排出された蒸気が蒸気入口31jから供給される。そのため、タービン設備100の運転中において、低圧タービン車室31は蒸気によって加熱されて熱膨張する。低圧タービン車室31は復水器500の上面である設置面Sに設置されているため、蒸気によって加熱されて熱膨張すると、鉛直方向の上側に全高が伸びるとともに軸線Xに沿った全長が伸びる。タービン設備100の運転中の低圧タービン車室31の内部温度は、例えば、上流側の蒸気入口31jにて350℃〜400℃程度となる。
低圧タービン車室31は、図3の平面図に示すように、低圧タービン車室31の軸線Xに沿った一端側における軸線Xを挟む両側に軸線Xに沿って突出する一対の突出部31a,31b(軸受台支持部)を備える。図4(a)および図4(b)の側断面図に示すように、一対の突出部31a,31bは、軸受台32が備える一対のフランジ部32a,32bを介して軸受台32の重量を支持するようになっている。また、一対の突出部31a,31bの上面には、内周面に雌ねじが形成された一対の締結穴31d,31eが形成されている。
図2に示すように、突出部31aは、フランジ部32aの下方に配置される先端側が軸線Xに沿って伸びる形状となっている。一方、突出部31aの低圧タービン車室31側は、低圧タービン車室31から軸受台32に向けて鉛直方向の上方から下方に傾斜した形状となっている。突出部31aの低圧タービン車室31側を傾斜した形状とすることで、突出部31aの先端側と低圧タービン車室31側との連結部分に局所的な負荷がかかることが抑制される。
なお、突出部31aの先端側と低圧タービン車室31側との連結部分は、図2に示す形状に替えて、局所的な負荷をより抑制できる曲面形状で形成するようにしてもよい。
なお、ここでは、突出部31aの形状について説明したが、突出部31bの形状も突出部31aと同様であるものとする。
また、低圧タービン車室31は、図2の正面図に示すように、低圧タービン車室31の軸線Xに沿った一端側に配置されるとともに軸受台32を軸線Xに沿った軸線方向に押し出して移動させるセンタリングビーム31c(押出部)を備える。
センタリングビーム31cは、軸線X方向の一端が低圧タービン車室31の下方に取り付けられ、軸線X方向の他端が軸受台32の下方に取り付けられる。図2に示すように、センタリングビーム31cは、正面視した場合に下方が開口した部材となっている。
低圧タービン車室31が熱膨張すると、低圧タービン車室31の軸線X方向の熱伸びが生じる。センタリングビーム31cは、この熱伸びを軸受台32に伝達し、軸受台32を軸線X方向に押し出す。
また、低圧タービン車室31が熱膨張すると、低圧タービン車室31の蒸気入口31jの部分が、軸線Xに直交する鉛直方向の下方に向けて移動する。センタリングビーム31cは、この熱膨張によって開口が狭まるように撓み、軸受台32を鉛直方向の下方に向けて移動させる。これにより、低圧タービン車室31と軸受台32との鉛直方向の変位差が生じないように調整される。
また、低圧タービン車室31は、図4(a)および図4(b)の側断面図に示すように、一対の締結穴31d,31eに締結される一対の締結ボルト31f,31g(締結部材)を備える。
軸受台32は、図4(a)および図4(b)に示すように、軸線Xに直交する水平方向にそれぞれ突出するとともに一対の突出部31a,31bの先端側の上面と対向する位置に配置される一対のフランジ部32a,32bと、基礎部33の上面に形成されるスライド用キー33aと対向する位置に配置されるスライド用キー溝32c(移動機構)とを備える。
図4(a)は、タービン設備100の運転前の軸受台32の状態を示している。タービン設備100の運転前において、低圧タービン30には高温の蒸気が蒸気入口31jに供給されないため低圧タービン車室31は熱膨張していない。設置面Sに対する軸受台32の一対のフランジ部32a,32bの上面の高さはH1となっている。また、一対の締結ボルト31f,31gの水平方向の距離はL1となっている。
一方、図4(b)は、タービン設備100の運転中の軸受台32の状態を示している。タービン設備100の運転中において、低圧タービン30には高温の蒸気が蒸気入口31jに供給されているため低圧タービン車室31は熱膨張している。そのため、低圧タービン車室31は鉛直方向の上側に全高が伸びている。また、低圧タービン車室31の水平方向の幅が伸びている。
低圧タービン車室31の全高が伸びると、それに伴って一対の突出部31a,31bの鉛直方向の位置がタービン設備100の運転前よりも上昇する。一対の突出部31a,31bの鉛直方向の位置が上昇すると、一対の突出部31a,31bにより一対のフランジ部32a,32bを介して支持されている軸受台32の鉛直方向の位置も上昇する。そのため、図4(b)に示す設置面Sに対する軸受台32の一対のフランジ部32a,32bの上面の高さH2は、図4(a)に示す高さH1よりも高くなっている。
このように、本実施形態の低圧タービン30は、低圧タービン車室31の一端側において一対の突出部31a,31bが、その上面と対向する位置に配置される一対のフランジ部32a,32bを介して軸受台32を下方から支持している。そのため、タービン設備100の運転中に低圧タービン車室31が熱膨張して低圧タービン車室31の中心軸が上方に移動すると、それに伴って一対の突出部31a,31bに支持される軸受台32も上方に移動する。したがって、低圧タービン車室31が熱膨張により変形する場合であっても、回転軸60と低圧タービン車室31の中心軸とを一致させた状態とすることができる。
低圧タービン車室31の水平方向の幅が伸びると、それに伴って一対の突出部31a,31bの間の水平方向の距離がタービン設備100の運転前よりも伸びて距離L2となる。一対の突出部31a,31bの水平方向の距離がL1からL2に延びても、軸受台32の一対のフランジ部32a,32bに形成される一対の貫通穴32d,32eによって、低圧タービン車室31が軸受台32を支持する状態が維持される。
図5(図4(a)のB−B矢視側断面図)に示すように、一対のフランジ部32a,32bには、鉛直方向に貫通するとともに軸線X方向の第1長さW1と軸線Xに直交する水平方向の長さW2の長さが一致した平面視円形の一対の貫通穴32d,32eが形成されている。前述した一対の締結穴31d,31eは、一対の突出部31a,31bの上面で一対の貫通穴32d,32eと対向する位置に形成されている。
また、低圧タービン車室31が備える一対の締結ボルト31f,31gは、図4に示すように、一対の貫通穴32d,32eに挿入された状態で一対の締結穴31d,31eに締結される。
また、一対のフランジ部32a,32bの下面には、低圧タービン車室31の一対の突出部31a,31bの上面と摺動する一対のスライド台座32f,32g(摺動部材)が取り付けられている。スライド台座32f,32gの下面と一対の突出部31a,31bの上面との間は、潤滑油によって円滑に摺動するようになっている。
図5に示すように、一対の貫通穴32d,32eの水平方向の第2長さW2が一対の締結ボルト31f,31gの外径W3よりも長い。そのため、低圧タービン車室31の運転時の熱膨張によって一対の突出部31a,31bが水平方向に移動すると、軸受台32に形成される一対のフランジ部32a,32bに対して一対の突出部31a,31bが相対移動する。
また、図5に示すように、一対の突出部31a,31bに締結される一対の締結ボルト31f,31gが挿入される一対の貫通穴32d,32eの軸線X方向の第1長さW1が一対の締結ボルト31f,31gの外径W3よりも長い。そのため、低圧タービン車室31の運転時の熱膨張によって一対の突出部31a,31bが軸線X方向に移動すると軸受台32に形成される一対のフランジ部32a,32bに対して一対の突出部31a,31bが相対移動する。
このように、本実施形態の低圧タービン30は、低圧タービン車室31が熱膨張して一対の突出部31a,31bの配置間隔が軸線X方向に直交する水平方向に広がったとしても、一対のフランジ部32a,32bに対して一対の突出部31a,31bが水平方向へ相対移動することが可能となっている。そのため、低圧タービン車室31が熱膨張して一対の突出部31a,31bの配置間隔が水平方向に広がったとしても、一対の突出部31a,31bが一対のフランジ部32a,32bを介して軸受台32を下方から支持する状態を適切に維持することができる。
図6(a)は、タービン設備100の運転前の低圧タービン30の状態を示している。また、図6(b)は、タービン設備100の運転中の低圧タービン30の状態を示している。
図6(a)に示す運転前の低圧タービン30は低圧タービン車室31が熱膨張しておらず、図6(b)に示す運転中の低圧タービン30は低圧タービン車室31が熱膨張している。
低圧タービン車室31が熱膨張すると、軸線X方向の全長が伸びる。低圧タービン車室31は設置面Sに固定されているため、低圧タービン車室31が備えるセンタリングビーム31cが軸受台32を軸線X方向に押し出して移動させて図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態となる。
図4(a)および図4(b)に示すように、軸受台32に形成されるスライド用キー溝32cは、軸線Xに沿って延びる溝となっている。また、基礎部33の上面には、軸線Xに沿って延びるとともに上方に突出したスライド用キー33aが形成されている。そして、軸受台32が備えるスライド用キー溝32cには、基礎部33の上面に形成されるスライド用キー33aが挿入された状態となっている。
そのため、スライド用キー溝32cは、基礎部33に対する軸線X方向の軸受台32の相対移動を可能としつつ水平方向の軸受台32の相対移動を阻止する機構となっている。
図4(b)に示すように、低圧タービン車室31の熱膨張によって軸受台32の鉛直方向の位置が上昇すると、基礎部33と軸受台32との鉛直方向の距離が長くなるが、基礎部33の上面に形成されるスライド用キー33aに軸受台32のスライド用キー溝32cが係合している。そのため、低圧タービン車室31が熱膨張しても、基礎部33に対する軸受台32の水平方向の相対移動は阻止されたままとなる。
このように、本実施形態の低圧タービン30は、低圧タービン車室31が熱膨張して軸線Xに沿って軸受台32に近付く方向に近接する場合、低圧タービン車室31が備えるセンタリングビーム31cが軸受台32を押し出し、スライド用キー溝32cによって軸受台32が基礎部33に対して軸線X方向に相対移動する。そのため、低圧タービン車室31が熱膨張して軸線X方向の長さが伸びた場合でも、軸受台32を軸線X方向の適切な位置に移動させて回転軸60を支持させることができる。
次に、本実施形態の比較例の低圧タービン30’について図7および図8を参照して説明する。
本実施形態の低圧タービン30は、低圧タービン車室31が備える一対の突出部31a,31bを、軸受台32が備える一対のフランジ部32a,32bの下方に配置したものである。そして、一対の突出部31a,31bが、軸受台32を下方から支持するものである。
それに対して、比較例の低圧タービン30’は、低圧タービン車室31’が備える一対の突出部31’a,31’bを、軸受台32’が備える一対のフランジ部32’a,32’bの上方に配置したものである。そして、一対のフランジ部32’a,32’bが、一対の突出部31’a,31’bを介して低圧タービン車室31’を支持するものである。
図7に示すように、比較例の低圧タービン30’は、復水器500の上方に配置されるタービン架台600に対して、低圧タービン車室31’と基礎部33および軸受台32’がそれぞれ配置されている。このようにタービン架台600に低圧タービン車室31’と軸受台32’を配置しているのは、一対の突出部31’a,31’bの下面と一対のフランジ部32’a,32’b上面との位置関係を正確に調整するためである。
このように比較例では、タービン架台600という共通の設置面に設置して、一対の突出部31’a,31’bの下面と一対のフランジ部32’a,32’b上面との位置関係を調整する必要がある。
図8(a)および図8(b)は、それぞれ図7に示す軸受台32’のC−C矢視側断面図である。
図8(a)は、タービン設備の運転前の軸受台32’の状態を示している。タービン設備の運転前において、低圧タービン30’には高温の蒸気が供給されないため低圧タービン車室31’は熱膨張していない。タービン架台600に対する軸受台32’の一対のフランジ部32’a,32’bの上面の高さはH3となっている。
一方、図8(b)は、タービン設備の運転中の軸受台32’の状態を示している。タービン設備の運転中において、低圧タービン30’には高温の蒸気が供給されているため低圧タービン車室31’は熱膨張している。そのため、低圧タービン車室31’は鉛直方向の上側に全高が伸びている。
低圧タービン車室31’の全高が伸びると、それに伴って一対の突出部31’a,31’bの鉛直方向の位置がタービン設備の運転前よりも上昇する。一対の突出部31’a,31’bの鉛直方向の位置が上昇しても、一対のフランジ部32’a,32’bの鉛直方向の位置は変化しない。そのため、図8(b)に示すタービン架台600に対する軸受台32’の一対のフランジ部32’a,32’bの上面の高さH3は、図8(a)に示す高さH3と等しい。
図8(b)に示すように、一対の突出部31’a,31’bの鉛直方向の位置が上昇すると、それに伴って低圧タービン車室31’の中心軸の鉛直方向の位置も上昇し、タービン架台600からの高さがH4となる。高さH4は高さH3よりも高くなっている。そのため、図8(b)に示す低圧タービン車室31’が熱膨張した状態では、回転軸60の中心軸と低圧タービン車室31の中心軸とが一致しない状態となる。
このように、比較例の低圧タービン30’は、低圧タービン車室31’が熱膨張した状態では、回転軸60を支持する軸受台32’の位置と低圧タービン車室31の中心軸とが一致しない状態となる。そのため、回転軸60が適切に軸受台32に支持されないこととなり、低圧タービン車室31’の内部で回転軸60回りに設けられるシール部材と回転軸60との間のクリアランスに悪影響を及ぼす可能性がある。
それに対して本実施形態の低圧タービン30は、低圧タービン車室31が熱膨張した状態でも、回転軸60を支持する軸受台32の位置と低圧タービン車室31の中心軸とが一致する状態が維持される。
また、比較例の低圧タービン30’は、図8(b)に示すように、一対のフランジ部32’a,32’bに締結される一対の締結ボルトに一対の突出部31’a,31’bが接触し、一対の締結ボルトに過大な荷重がかかる可能性がある。
それに対して本実施形態の低圧タービン30は、一対のフランジ部32a,32bに締結される一対の締結ボルト31f,31gに過大な荷重がかかることが防止される。
また、比較例の低圧タービン30’は、タービン架台600という共通の設置面に設置して、一対の突出部31’a,31’bの下面と一対のフランジ部32’a,32’b上面との位置関係を調整する必要がある。
それに対して本実施形態の低圧タービン30は、タービン架台600という共通の設置面に設置して、一対の突出部31a,31bの下面と一対のフランジ部32a,32b上面との位置関係を調整する必要がない。
以下、本実施形態のタービン設備100が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態のタービン設備100によれば、低圧タービン車室31の一端側において軸線Xを挟む両側に軸線Xに沿って突出する一対の突出部31a,31bが、その上方に配置される一対のフランジ部32a,32bを介して軸受台32を下方から支持している。そのため、タービン設備100の運転中に低圧タービン車室31が熱膨張して低圧タービン車室31の中心軸が上方に移動すると、それに伴って一対の突出部31a,31bに支持される軸受台32も上方に移動する。したがって、低圧タービン車室31が熱膨張により変形する場合であっても、回転軸60と低圧タービン車室31の中心軸とを一致させた状態とすることができる。
また、本実施形態のタービン設備100によれば、低圧タービン車室31が熱膨張して軸線Xに沿って軸受台32に近付く方向に近接する場合、低圧タービン車室31が備えるセンタリングビーム31cが軸受台32を押し出し、スライド用キー溝32cによって軸受台32が基礎部33に対して軸線X方向に相対移動する。そのため、低圧タービン車室31が熱膨張して軸線X方向の長さが伸びた場合でも、軸受台32を軸線X方向の適切な位置に移動させて回転軸60を支持させることができる。
また、本実施形態のタービン設備100によれば、低圧タービン車室31が熱膨張して一対の突出部31a,31bの配置間隔が軸線X方向に直交する水平方向に広がったとしても、一対のフランジ部32a,32bに対して一対の突出部31a,31bが水平方向へ相対移動することが可能となっている。そのため、低圧タービン車室31が熱膨張して一対の突出部31a,31bの配置間隔が水平方向に広がったとしても、一対の突出部31a,31bが一対のフランジ部32a,32bを介して軸受台32を下方から支持する状態を適切に維持することができる。
このように、本実施形態のタービン設備100によれば、低圧タービン車室31が熱膨張により変形する場合であっても回転軸60と低圧タービン車室31の中心軸とを一致させた状態で回転軸60を軸受台32によって支持することができる。
本実施形態のタービン設備100によれば、一対の貫通穴32d,32eの軸線X方向の第1長さW1および軸線X方向に直交する水平方向の第2長さW2が一対の締結ボルト31f,31gの外径W3よりも長い。そのため、運転時の熱膨張によって一対の突出部31a,31bが軸線X方向に移動すると軸受台32に形成される一対のフランジ部32a,32bに対して軸線X方向に相対移動する。同様に、運転時の熱膨張によって一対の突出部31a,31bが水平方向に移動すると軸受台32に形成される一対のフランジ部32a,32bに対して水平方向に相対移動する。
このように本実施形態のタービン設備100によれば、運転時の熱膨張によって一対の突出部31a,31bが軸線X方向またはそれに直交する水平方向へ移動しても、一対の突出部31a,31bが軸受台32を支持する状態を適切に維持することができる。
〔他の実施形態〕
以上の説明においては、軸受台32の下面にスライド用キー溝32cを設け、基礎部33の上面にスライド用キー33aを設けるものとしたが、他の態様であってもよい。
例えば、軸受台32の下面にスライド用キーを設け、基礎部33の上面にスライド用キー溝を設けるようにしてもよい。
また、以上の説明においては、低圧タービン30に低圧タービン車室31と軸受台32を設けるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、高圧タービン10、中圧タービン等に低圧タービン30と同様の支持構造を採用してもよい。
1 舶用推進プラント
10 高圧タービン
20 中圧タービン
30 低圧タービン
31 低圧タービン車室
31a,31b 突出部(軸受台支持部)
31c センタリングビーム(押出部)
31d,31e 締結穴
31f,31g 締結ボルト(締結部材)
31j 蒸気入口
32 軸受台
32a,32b フランジ部
32c スライド用キー溝(移動機構)
32d,32e 貫通穴
32f,32g スライド台座(摺動部材)
33 基礎部
33a スライド用キー
50,60 回転軸
100 タービン設備
S 設置面

Claims (4)

  1. 設置面に設置されるとともに軸線に沿って延びる回転軸を内部に収容するタービン車室と、
    前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側に設けられるとともに前記回転軸を支持する軸受台とを備え、
    前記タービン車室は、前記軸受台を支持する軸受台支持部を備え、
    前記軸受台は、前記軸受台支持部の上方に配置されるとともに前記軸線に沿った軸線方向に直交する水平方向への前記軸受台支持部の相対移動を可能とするフランジ部と、前記設置面に設置される基礎部の上方に配置されるとともに該基礎部に対する前記軸線方向の相対移動を可能とする移動機構と、を備えるタービン設備。
  2. 前記軸受台支持部は、前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側における前記軸線を挟む両側に該軸線に沿って突出する一対の突出部を備え、
    前記一対の突出部の先端側の上方に配置される一対の前記フランジ部には、一対の貫通穴が形成されており、
    前記一対の突出部の前記先端側の上方で前記一対の貫通穴と対向する位置には一対の締結穴が形成されており、
    前記タービン車室は、前記一対の貫通穴に挿入された状態で前記一対の締結穴に締結される一対の締結部材を備え、
    前記貫通穴の前記軸線方向の第1長さおよび前記貫通穴の前記水平方向の第2長さが、前記締結部材の外径よりも長い請求項1に記載のタービン設備。
  3. 軸線に沿って延びる回転軸を支持する軸受台であって、
    設置面に設置されるとともに前記回転軸を内部に収容する軸受台支持部を備えるタービン車室の前記軸線に沿った一端側に設けられており、
    前記タービン車室は、前記軸受台を支持する軸受台支持部を備えており、
    前記軸受台支持部の上方に配置されるとともに前記軸線に沿った軸線方向に直交する水平方向への前記軸受台支持部の相対移動を可能とするフランジ部と、
    前記設置面に設置される基礎部の上方に配置されるとともに該基礎部に対する前記軸線方向の相対移動を可能とする移動機構と、を備える軸受台。
  4. 前記軸受台支持部は、前記タービン車室の前記軸線に沿った一端側における前記軸線を挟む両側に該軸線に沿って突出する一対の突出部を備え、
    前記一対の突出部の先端側の上方に配置される一対の前記フランジ部には、鉛直方向に貫通する一対の貫通穴が形成されており、
    前記一対の突出部の前記先端側の上方で前記一対の貫通穴と対向する位置には一対の締結穴が形成されており、
    一対の締結部材が前記一対の貫通穴に挿入された状態で前記一対の締結穴に締結されており、
    前記貫通穴の前記軸線方向の第1長さおよび前記貫通穴の前記水平方向の第2長さが、前記締結部材の外径よりも長い請求項3に記載の軸受台。
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