JP2016151122A - Opening/closing body lock device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、部屋に設けられた窓やドア等の開閉体をロックする開閉体ロック装置に関する。 The present invention relates to an opening / closing body locking device that locks an opening / closing body such as a window or a door provided in a room.
住居、店舗、工場及び倉庫等の家屋の窓やドア等の開閉状態を検知し、窓やドア等が開けられたことを検知した場合、例えばブザーを鳴動させて侵入者に警告を発するセキュリティシステムが提案されている(例えば特許文献1)。 Security system that detects the open / closed state of windows and doors of houses such as houses, stores, factories, and warehouses, and alerts intruders, for example, by sounding a buzzer when a window or door is opened. Has been proposed (for example, Patent Document 1).
特許文献1に開示されたシステムでは、窓やドア等が開けられたことを検知でき、また、侵入者に警告することはできるが、開けられた窓やドア等から侵入者が侵入することを防ぐことはできないという問題がある。
In the system disclosed in
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、侵入者の侵入を防ぐことが可能な開閉体ロック装置を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a situation, The place made into the objective is to provide the opening-and-closing body locking device which can prevent an intruder's invasion.
本発明に係る開閉体ロック装置は、部屋に設けられた開閉体の開閉状態を検知する検知センサと、前記部屋の中で前記開閉体から所定範囲内の人の存在又は不在を検知する人感センサによって人の不在が検知されている場合に前記検知センサが閉状態の前記開閉体が開けられたことを検知したとき、前記開閉体が所定量以上開けられないようにロックするロック機構とを備えることを特徴とする。 An opening / closing body locking device according to the present invention includes a detection sensor for detecting an opening / closing state of an opening / closing body provided in a room, and a human feeling for detecting the presence or absence of a person within a predetermined range from the opening / closing body in the room. A lock mechanism that locks the opening / closing body so that the opening / closing body is not opened more than a predetermined amount when the detection sensor detects that the opening / closing body in the closed state is opened when the absence of a person is detected by the sensor; It is characterized by providing.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記ロック機構は、前記人感センサによって人の存在が検知されている場合、前記開閉体をロックしないようにしてあることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention is characterized in that the locking mechanism does not lock the opening / closing body when the presence of a person is detected by the human sensor.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記人感センサによって人の不在が検知されている場合に前記検知センサが閉状態の前記開閉体が開けられたことを検知したとき、所定機器に通知する通知部を更に備えることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention notifies a predetermined device when the detection sensor detects that the opening / closing body in the closed state is opened when the presence sensor detects the absence of a person. A notification unit is further provided.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記通知部は、前記ロック機構によって前記開閉体がロックされたことを通知するようにしてあることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention is characterized in that the notifying section notifies that the opening / closing body is locked by the locking mechanism.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記ロック機構は、前記開閉体をロックしている場合に前記人感センサによって人の存在が検知されたとき、前記開閉体のロックを解除するようにしてあることを特徴とする。 In the opening / closing body locking device according to the present invention, the locking mechanism unlocks the opening / closing body when the presence sensor is detected by the human sensor when the opening / closing body is locked. It is characterized by being.
本発明では、部屋の外にいる侵入者が窓やドア等を開けて侵入してくることを防ぐことができる。 In the present invention, it is possible to prevent an intruder outside the room from entering by opening a window or a door.
以下に、本発明に係る開閉体ロック装置について、その実施形態を示す図面に基づいて詳述する。本発明に係る開閉体ロック装置は、引き戸を左右方向にスライドさせて開閉する引き違い窓、引き違い戸、片引き窓及び片引き戸、並びに、引き戸を上下方向にスライドさせて開閉する上げ下げ窓等に設置されて利用される。また、本発明に係る開閉体ロック装置は、住居、店舗、工場及び倉庫等の家屋の内外を仕切る窓及びドア(戸)だけでなく、家屋の内部に設けられた各部屋の内外を仕切る窓及びドア、更には襖及び障子等にも設置可能である。 Hereinafter, an opening / closing body locking device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings showing embodiments thereof. The opening / closing body locking device according to the present invention includes a sliding window that opens and closes by sliding the sliding door in the left-right direction, a sliding door, a sliding window and a sliding door, and a lifting and lowering window that opens and closes by sliding the sliding door in the vertical direction. Installed and used. In addition, the opening / closing body locking device according to the present invention includes not only windows and doors (doors) for partitioning the interior and exterior of houses such as houses, stores, factories and warehouses, but also windows for partitioning the interior and exterior of each room provided in the interior of the house. It can also be installed on doors, and on fences and shoji screens.
(実施形態1)
以下に、本発明に係る開閉体ロック装置を、引き違い窓(開閉体)をロックする窓ロック装置に適用した実施形態1について説明する。図1は、実施形態1に係る窓ロック装置の外観斜視図である。図1には、窓ロック装置1が引き違い窓100(以下では、窓100という)に取り付けられた状態を示す。窓100は、例えば窓枠(サッシ)101a,102aにガラス101b,102bが嵌め込まれた2つの窓ガラス101,102を有し、窓ガラス101,102は、平行に設けられた2本のレール(図示せず)のそれぞれに嵌め込まれている。図1には、部屋の内側から窓100及び窓ロック装置1を見た状態を示しており、以下では、窓ガラス101,102をそれぞれ内側窓ガラス101,外側窓ガラス102と言う。窓100には、窓ガラス101,102を閉めた状態でロック(固定)するためのクレセント錠103が、部屋の内側に設けてある。
(Embodiment 1)
Hereinafter,
本実施形態1の窓ロック装置1は、センサユニット10及び磁石ユニット20の2つのユニットを有する。図2は、引き違い窓100に対する窓ロック装置1の取付状態を示す模式図、図3は窓ロック装置1の外観斜視図である。図2には、窓100に取り付けられた窓ロック装置1を上側から見た状態を示し、図3Aには磁石ユニット20の斜視図、図3Bにはセンサユニット10の斜視図をそれぞれ示す。
窓ロック装置1は、図1に示すように、窓100に設けられたクレセント錠103の近傍に取り付けられる。窓ロック装置1の磁石ユニット20は、外側窓ガラス102のガラス102bにおいて部屋の内側の面に取り付けられ、センサユニット10は、内側窓ガラス101の窓枠101aの端面に取り付けられる。
The
As shown in FIG. 1, the
磁石ユニット20は、矩形平板の台部材20aと、台部材20aの一面に平行に設けられた直方体状の磁石部21及び凸部22とを有する。図3Aに示す例では、磁石部21及び凸部22は、台部材20aの一面の対向する二端辺に沿ってそれぞれ設けられている。台部材20a及び凸部22は磁場を発生させない部材により構成してあり、一体形成されていてもよい。図2に示すように、磁石ユニット20は、磁石部21が凸部22よりも外側窓ガラス102の窓枠102a(縦枠)側に位置し、磁石部21の長手方向が窓枠102aに沿った状態で外側窓ガラス102に固定される。なお、台部材20aの他面が両面テープ等にてガラス102bの表面に取り付けられることにより、磁石ユニット20は外側窓ガラス100bに固定される。外側窓ガラス102は、窓枠102aの厚みがガラス102bの厚みよりも厚く構成してあり、磁石ユニット20は、ガラス102bに取り付けられた場合、ガラス102bの表面からの高さ(厚み)が、窓枠102aの端面(部屋の内側の面)よりも低くなるように構成してある。よって、窓100が開閉される際に、内側窓ガラス101の窓枠101aが磁石ユニット20に当たらない。
The
センサユニット10は、直方体状の筐体を有し、筐体の一側面の一部にレンズ13bが嵌め込まれている。図1に示すように、センサユニット10は、レンズ13bが設けられた側面が部屋の内側を向いた状態で、内側窓ガラス101の窓枠101a(縦枠)の外面(ガラス101bが嵌め込まれた面の反対側の面)に両面テープ等にて取り付けられる。
図4は、センサユニット10の内部構成を示すブロック図である。本実施形態1のセンサユニット10は、制御部11、記憶部12、人感センサ13、窓検知センサ14、窓ロック機構15、通信部16、操作部17、報知部18等を備え、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。なお、これらの各部は、センサユニット10の筐体内部の適宜位置にそれぞれ収納されている。また、センサユニット10は、筐体内部に電池(図示せず)を収納できるように構成してあり、センサユニット10を構成する各部は、電池から供給される電力によって動作する。
The
FIG. 4 is a block diagram showing an internal configuration of the
制御部11は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等の演算部、演算部が実行する制御プログラム及び各種データを予め記憶するROM(Read Only Memory)、演算部による制御プログラムの実行時に発生する情報を記憶するRAM(Random Access Memory)等を有する。制御部11は、演算部がROM又は記憶部12に記憶してある制御プログラムを適宜RAMに読み出して実行することにより、センサユニット10を構成する各部の動作を制御する。
記憶部12は、例えばフラッシュメモリであり、制御部11が実行する制御プログラム及び各種データ、制御部11が制御プログラムを実行する際に生じる情報等を記憶する。
The
The
人感センサ13は、所定の検知範囲内に人が存在するか否かを検知するセンサであり、本実施形態1では赤外線センサ13aが用いられる。赤外線センサ13aは、図3Bに示すように、センサユニット10の筐体内部において、レンズ13bに対向する位置に設けられている。よって、赤外線センサ13aは、レンズ13bを介して部屋の中における所定の検知範囲内の人の有無を検知する。赤外線センサ13aは、人等から放出される赤外線をレンズ13bを介して検知し、人感センサ13は、赤外線センサ13aが検知した赤外線の強さに応じて人の有無を検知する。例えば、人感センサ13は、人がいない状態で赤外線センサ13aが検知した赤外線を基準としておき、随時赤外線センサ13aが検知する赤外線が、基準の赤外線と異なる場合、検知範囲内に人が存在すると判断する。また、人感センサ13は、赤外線センサ13aが検知した赤外線に、人から放出される強さ(赤外線エネルギー)の赤外線が含まれる場合、人が存在すると判断してもよい。人感センサ13は、部屋の中から窓100を開けようとする人を確実に検知できるように、窓100から所定範囲内の人の有無を検知できる程度の精度を有する。また、人感センサ13は、部屋の中における人の有無を検知できるように構成されていてもよい。なお、人感センサ13を窓100の近傍における人の有無を検知する構成とした場合、部屋の中全体における人の有無を検知する構成と比較して、人感センサ13(赤外線センサ13a)による消費電力の低減が可能となる。
The
赤外線センサ13aは、人等から放出される赤外線を受光する構成のほかに、レンズ13bを介して赤外線を出射し、その反射波を検知する構成でもよく、この場合、人感センサ13は、赤外線センサ13aが検知した反射波にて人の存在(有無)を検知する。なお、人感センサ13は、赤外線センサ13aの代わりに、例えば超音波又は可視光等を出射してその反射波を検知することにより人の存在を検知する構成であってもよい。また、センサユニット10は、人感センサ13を備える構成のほかに、外部の人感センサによる検知結果を取得する取得部を備え、外部の人感センサによる検知結果を制御部11が取得部を介して取得する構成でもよい。この場合、外部の人感センサは、センサユニット10(窓ロック装置1)から所定範囲内における人の有無を検知する構成でもよいし、窓ロック装置1が設けてある部屋の中における人の有無を検知する構成でもよい。
The
窓検知センサ14は、窓ロック装置1が設置された窓(ここでは引き違い窓100)の開閉状態を検知するセンサであり、本実施形態1では磁気センサ14aが用いられる。
図5は、センサユニット10の筐体内部の構成例を示す模式図である。図5Aには、内側窓ガラス101に取り付けられたセンサユニット10の筐体内部を外側窓ガラス102側から見た状態を示し、図5Bには、内側窓ガラス101に取り付けられたセンサユニット10の筐体内部を、窓枠101aへの取付面の反対側の面から見た状態を示す。また、図面の煩雑化を避けるため、図5Aには、窓検知センサ14及び窓ロック機構15の構成のみを示し、図5Bには、窓ロック機構15の構成のみを示す。
The
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a configuration example inside the housing of the
センサユニット10の筐体内部において、窓100が閉じられた状態で磁石ユニット20の磁石部21に対向する位置に、磁気センサ14aが設けられている。磁気センサ14aは、磁石部21によって発生される磁場の大きさを検知し、窓検知センサ14は、磁気センサ14aが検知した磁場の大きさにて窓100が開状態であるか閉状態であるかを検知する。具体的には、窓検知センサ14は、磁気センサ14aが検知した磁場の大きさが所定値以上であれば、窓100が閉状態であると検知し、磁気センサ14aが検知した磁場の大きさが所定値未満であれば、窓100が開状態であると検知する。なお、所定値は、磁石部21の強さを考慮して予め決定されて窓検知センサ14内のメモリ又は記憶部12に記憶されている。例えば、磁石部21に対する磁気センサ14aの初期位置(窓100が閉じられた状態での位置)から磁気センサ14aが数cm(例えば1〜3cm程度)離れた位置で検知する磁場の大きさを所定値とすることができる。この場合、窓100が数cm開けられた時点で、窓100の開状態が検知される。また、窓検知センサ14は、磁気センサ14aのほかに、例えば窓ガラス101,102の振動量を検知し、検知した振動量にて窓100が開状態であるか閉状態であるかを検知する構成であってもよい。
Inside the housing of the
窓ロック機構(ロック機構)15は、窓100を所定量以上開けられないようにロック(固定)するための構成を有する。窓ロック機構15は、軸15eを中心として回動可能に取り付けられたスライダ15d、スライダ15dを回動させるためのモータ15b、モータ15bの動力をスライダ15dに伝達するためのギア15c、モータ15bを駆動させるモータドライバ15a等を有する。スライダ15dは、例えばアルミニウム製の平板で、縦方向×横方向が20mm×15mm程度の大きさで、厚さが1mm程度の略矩形に形成されている。スライダ15dは、センサユニット10の筐体内部において、内側窓ガラス101の窓枠101a(縦枠)への取付面の反対側の面の近傍に、該面に沿って設けられている。従って、センサユニット10の筐体内部において、磁気センサ14aは、窓枠101a(縦枠)側に設けられ、スライダ15dは、窓枠101aから離れた位置に設けられている。
The window lock mechanism (lock mechanism) 15 has a configuration for locking (fixing) the
モータドライバ15aは、制御部11からの指示に従ってモータ15bを動作させ、モータ15bが動作した場合、モータ15bの動力がギア15cを介してスライダ15dに伝達され、スライダ15dが回動する。なお、スライダ15dは、図5Bに実線で示した状態(位置)と破線で示した状態(位置)との間を回動(スライド)するように構成してある。スライダ15dが図5Bに破線で示した位置(以下、ロック位置という)にあるときに、窓100が開けられた場合、スライダ15dが磁石ユニット20の凸部22の側面に当接し、これ以上窓100が開けられないようになる(図7C参照)。よって、磁石部21から凸部22までの距離を数cm(例えば3〜5cm程度)とすることにより、スライダ15dが凸部22の側面に当接するまでに開けられる窓ガラス101,102の開放量を数cmに抑えることができる。このように窓ロック機構15によって窓100をロックした場合、侵入者が容易に侵入することを防ぎ、侵入の抑止力となる。なお、スライダ15dが図5Bに実線で示した位置(以下、非ロック位置という)にある場合は、スライダ15dが磁石ユニット20の凸部22に当接しないので、窓100を開けることができる。なお、センサユニット10の筐体において、磁石ユニット20に対向する側壁には、スライダ15dが出し入れされる溝が設けられている。
The
通信部16は、所定周波数の電波を用いて外部機器との間で無線通信を行うためのインタフェースであり、例えばZ−Wave(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)又はBluetooth(登録商標)等の通信プロトコルに従った通信を行う。通信部16は、制御部11から与えられた情報に係る信号を、センサユニット10の筐体内部の適宜箇所に設けられたアンテナ(図示せず)を介して送信する。なお、本実施形態1の通信部16は、ユーザによって設定された外部機器に対して信号を送信する構成であり、通信相手の外部機器の宛先情報は、ユーザによる設定時に記憶部12に記憶される。
The
操作部17は、ユーザがセンサユニット10を操作するために必要な操作ボタンを備える。例えば、操作部17は、通信部16が信号を送信する外部機器を設定するための設定ボタンを有する。ユーザが操作ボタンを操作した場合、操作部17は、操作された操作ボタンに対応する制御信号を制御部11へ送出し、制御部11は、操作部17からの制御信号に従った処理を行う。なお、ユーザが設定ボタンを操作した場合、制御部11は、通信部16にて、ユーザが通信相手に設定したい外部機器との間で宛先情報の交換を行う。そして制御部11は、ユーザが通信相手に設定したい外部機器の宛先情報を通信部16にて取得した場合、取得した宛先情報を記憶部12に記憶する。通信相手に設定できる外部機器は、通信部16との通信が可能な機器であり、例えば、部屋に設置された機器又はユーザによって携帯される機器である。
The
報知部18は、例えば、センサユニット10の筐体の外面に設けられたLED(発光ダイオード)、筐体内部の適宜箇所に設けられたブザー等を備える。報知部18は、制御部11からの指示に従って、LEDの点灯/点滅又はブザーの鳴動を行うことにより、窓ロック装置1の動作状態、窓100の開閉状態等をユーザに報知する。例えば、報知部18は、センサユニット10に装着された電池の残容量が所定量以下となった場合、所定色のLEDを点灯させることにより、電池の交換時期をユーザに通知する。また、操作部17の設定ボタンがユーザによって操作され、通信部16にて外部機器との間で宛先情報の交換を行っている場合、報知部18は、所定色のLEDを点滅させることにより、外部機器の宛先情報の取得中であることをユーザに通知する。よって、ユーザは、LEDによる発光色又は発光態様、或いはブザーが発する音又はメロディの種類に応じて、窓ロック装置1の動作状態、窓100の開閉状態を把握できる。なお、LEDによる発光色の数及び発光態様の数、ブザーが発する音又はメロディの種類は、ユーザに通知又は報知(警告)すべき状態の数に応じた数とすればよい。
The
本実施形態1の窓ロック装置1は、図1に示すようなクレセント錠103の近傍に限らず、窓ガラス101,102の上側又は下側に設けられてもよく、上側及び下側の両方に設けられてもよい。なお、窓ガラス101,102の上側及び/又は下側に設けられる場合であっても、磁石ユニット20は外側窓ガラス102のガラス102bに取り付けられ、センサユニット10は内側窓ガラス101の窓枠101aの端面に取り付けられる。
また、窓ロック装置1は、窓100が閉められた状態で重なり合う窓ガラス101,102の窓枠(縦枠)101a,102aにそれぞれセンサユニット10及び磁石ユニット20が嵌め込まれた構成でもよい。
The
Further, the
以下に、本実施形態1の窓ロック装置1による窓ロック処理について説明する。図6は、窓ロック装置1による窓ロック処理の手順を示すフローチャートであり、図7は、窓ロック装置1による窓ロック処理を説明するための模式図である。図7A〜図7Cのそれぞれの上側には、窓100に設置されたセンサユニット10及び磁石ユニット20を上方から見た状態を示し、下側には、センサユニット10及び磁石ユニット20を部屋の中側から見た状態を示している。窓ロック装置1は、窓100が閉じられ、スライダ15dが非ロック位置にある場合に、図6に示す処理を行う。なお、図7Aに、窓100が閉じられ、スライダ15dが非ロック位置にある場合の窓ロック装置1の状態を示す。
Below, the window lock process by the
図7Aに示す状態の窓ロック装置1(センサユニット10)において、センサユニット10の制御部11は、人感センサ13にて所定の検知範囲内(具体的には、センサユニット10から所定範囲内)に人が存在するか否かを検知する(S1)。人の存在を検知していない場合(S1:NO)、即ち、センサユニット10(窓100)から所定範囲内(即ち、窓100の近傍)に人がいない場合、制御部11は、窓検知センサ14にて窓100が開状態であるか否かを検知する(S2)。
窓100が閉状態である場合、図7Aに示すように磁気センサ14aは磁石部21に対向する位置に配置される。窓100が開けられた場合、図7Aに示す状態から図7Bに示すように磁気センサ14aは磁石部21から離れる方向に移動する。窓検知センサ14は、磁気センサ14aが検知した磁場の大きさが所定値未満となった場合、即ち、磁気センサ14aが磁石部21から所定距離以上離れた場合、窓100が開状態であると判断する。
In the window lock device 1 (sensor unit 10) in the state shown in FIG. 7A, the
When the
窓100の開状態を検知しない場合(S2:NO)、即ち、窓100が閉状態の場合、制御部11は、ステップS1の処理に戻る。窓100の開状態を検知した場合(S2:YES)、即ち、磁気センサ14aが磁石部21から所定距離以上離れるまで窓100が開けられた場合、制御部11は、窓ロック機構15にて窓100が所定量以上開けられないようにロックする(S3)。具体的には、窓ロック機構15がモータドライバ15aにてモータ15bを動作させ、図7Cに示すようにスライダ15dをロック位置まで回動(スライド)させる。スライダ15dがロック位置にある状態で窓100が開けられた場合、スライダ15dが凸部22の側面に当接するので、窓100がこれ以上開けられない。
センサユニット10から所定範囲内(即ち、窓100の近傍)に人がいないときに窓100が開けられた場合、窓100を開けた人は、部屋の外にいる泥棒等の侵入者である可能性が高い。よって、この場合、窓100をロックすることにより、クレセント錠103をかけ忘れた場合であっても、侵入者が容易に侵入することを防止でき、また、侵入を抑止することが可能となる。
When the open state of the
If the
また制御部11は、記憶部12に記憶してある宛先情報が示す外部機器(ユーザによって設定された機器)に、窓100がロックされたことを通信部(通知部)16にて通知する(S4)。ここでは、例えば、制御部11は、「不在中に窓が開けられました」又は「不在中に窓が開けられたのでロックしました」等のメッセージを外部機器へ送信する。これにより、外部機器を携帯するユーザが、外出中であっても、自宅に侵入者がいることを把握でき、侵入者に対する対処を行うことができる。なおこのとき、制御部11は、報知部18にて侵入者がいることを報知(警告)してもよい。報知部18は例えば、所定色のLEDの点灯又は点滅、ブザーによる所定音又は所定メロディの出力等を行うことにより報知する。この場合、異なる部屋にいる住人又は家屋の周囲にいる人に侵入者の侵入を報知でき、また、侵入者が侵入を断念する可能性が高まる。
In addition, the
制御部11は、人感センサ13にて所定の検知範囲内における人の存在の検知を継続しており(S5)、人の存在を検知していない場合(S5:NO)、人の存在を検知するまで待機する。即ち、制御部11は、窓ロック機構15による窓100のロックを継続し、報知部18による報知を行っている場合、報知も継続する。
人の存在を検知した場合(S5:YES)、制御部11は、窓ロック機構15による窓100のロックを解除する(S6)。具体的には、窓ロック機構15がモータドライバ15aにてモータ15bを動作させ、スライダ15dを非ロック位置まで回動(スライド)させる。なお、報知部18による報知を行っている場合、制御部11は報知部18による報知も終了する。このように、窓100がロックされている状況で、センサユニット10から所定範囲内に人が来た場合、窓100のロックを自動的に解除することにより、ユーザ(例えば、センサユニット10から所定範囲内にいる人)は、窓ロック装置1によるロックを解除するための操作を行う必要がなく、操作性がよい。ステップS6の処理後、制御部11はステップS1の処理に戻る。
The
When the presence of a person is detected (S5: YES), the
ステップS1で、人の存在を検知した場合(S1:YES)、制御部11は、窓検知センサ14にて窓100が開状態であるか否かを検知し(S7)、窓100の開状態を検知しない場合(S7:NO)、ステップS1の処理に戻る。窓100の開状態を検知した場合(S7:YES)、制御部11は、報知部18にて窓100が開状態であることをユーザに報知する(S8)。報知部18は例えば、所定色のLEDの点灯又は点滅、ブザーによる所定音又は所定メロディの出力等を行うことによりユーザに報知する。これにより、窓100を開けた人に窓100の開状態を通知でき、窓100の閉め忘れを防止できる。
センサユニット10から所定範囲内(即ち、窓100の近傍)に人が存在するときに窓100が開けられた場合、窓100の近傍にいる人が窓100を開けた可能性が高い。よって、この場合、窓100をロックしないことにより、窓100に対して通常の開け閉めができる。従って、窓100を開けたいユーザは、窓ロック装置1の動作を終了させるためのオフ操作を行うことなく、通常の開け閉めが可能であり、操作性がよい。
When the presence of a person is detected in step S1 (S1: YES), the
When the
制御部11は、窓検知センサ14にて窓100が開状態であるか否かの検知を継続しており(S9)、窓100の開状態を検知した場合(S9:YES)、即ち、開状態が継続している場合、待機する。窓100の開状態を検知しない場合(S9:NO)、即ち、窓100が閉状態となった場合、制御部11は、ステップS8で行った報知部18による報知を終了し(S10)、ステップS1の処理に戻る。
The
本実施形態1の窓ロック装置1は、窓100の近傍に人がいない状況で窓100が開けられた場合、窓100をロックするので、窓ロック装置1を窓100に取り付けることによりセキュリティ(防犯対策)の強化が可能となる。また、窓ロック装置1は、窓100の近傍に人がいる場合、窓100をロックしないので、通常時の使いやすさを維持できる。よって、本実施形態1の窓ロック装置1では、セキュリティの強化と操作性とを両立できる。
Since the
(実施形態2)
以下に、上述した実施形態1の窓ロック装置1において、窓ロック機構15の変形例について説明する。なお、窓ロック機構15以外の構成については上述した実施形態1と同様であるので説明を省略する。
図8は、窓ロック機構15の変形例を示す模式図である。図8Aには、内側窓ガラス101に取り付けられたセンサユニット10の筐体内部を外側窓ガラス102側から見た状態を示し、図8Bには、内側窓ガラス101に取り付けられたセンサユニット10の筐体内部を、窓枠101aへの取付面の反対側の面から見た状態を示す。また、図面の煩雑化を避けるため、図8Aには、窓検知センサ14及び窓ロック機構15の構成のみを示し、図8Bには、窓ロック機構15の構成のみを示す。
(Embodiment 2)
Below, in the
FIG. 8 is a schematic diagram showing a modification of the
本実施形態2の窓ロック機構15は、矩形平板のスライダ15f、スライダ15fを外側窓ガラス102に近づく方向及び遠ざかる方向に摺動可能に保持する保持部15g、スライダ15fを摺動させるためのモータ15b、モータ15bの動力をスライダ15fに伝達するためのギア15c、モータ15bを駆動させるモータドライバ15a等を有する。スライダ15fは、実施形態1のスライダ15dと同程度の大きさ及び厚みを有し、センサユニット10の筐体内部において、実施形態1のスライダ15dと同様の位置に設けられている。保持部15gは、細長い矩形平板15hと、矩形平板15hの一長端から突設された突設板15iとを有し、前記一長端に直交する平面での断面がL字形状となるように構成してある。保持部15gは、矩形平板15hの上面にてスライダ15fを支持し、突設板15iにて、摺動するスライダ15fが所定位置からずれないようにガイドする。
The
本実施形態2において、モータドライバ15aがモータ15bを動作させた場合、モータ15bの動力がギア15cを介してスライダ15fに伝達され、スライダ15fが摺動する。なお、スライダ15fは、図8Bに実線で示した状態(非ロック位置)と破線で示した状態(ロック位置)との間を摺動(スライド)するように構成してある。スライダ15fがロック位置にあるときに、窓100が開けられた場合、スライダ15fが磁石ユニット20の凸部22の側面に当接し、これ以上窓100が開けられなくなる(図7C参照)。また、スライダ15fが非ロック位置にある場合は、スライダ15fが磁石ユニット20の凸部22に当接しないので、窓100を開けることができる(図7B参照)。なお、本実施形態2においても、センサユニット10の筐体において、磁石ユニット20に対向する側壁には、スライダ15fが出し入れされる溝が設けてある。
In the second embodiment, when the
窓ロック装置1の窓ロック機構15を上述の構造とした場合であっても、上述した実施形態1の窓ロック装置1と同様に、セキュリティ(防犯対策)を強化できると共に、窓100の近傍に人がいる状況では通常時の使いやすさを維持できるという効果が得られる。
なお、スライダの形状及びスライダをロック位置及び非ロック位置に移動させるための構造は、実施形態1,2の構成に限らない。例えばスライダの形状は、直方体状、円柱状であってもよい。また、スライダを移動させるための構造は例えば、センサユニット10の筐体内部の適宜箇所に設けられたレールに沿ってスライダ15fをロック位置及び非ロック位置に移動させる構造でもよい。
Even when the
The shape of the slider and the structure for moving the slider to the locked position and the unlocked position are not limited to the configurations of the first and second embodiments. For example, the shape of the slider may be a rectangular parallelepiped shape or a cylindrical shape. Further, the structure for moving the slider may be, for example, a structure in which the
(実施形態3)
以下に、上述した実施形態1の窓ロック装置1をホームネットワークシステムに接続することによって実現される窓ロックシステムについて説明する。図9は、実施形態3の窓ロックシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態3の窓ロックシステムは、上述した実施形態1の窓ロック装置1と同様の構成を有する窓ロック装置1及びコントローラ30等を有する。本実施形態3の窓ロック装置1において、通信部16が通信を行う相手機器のみが上述の実施形態1の窓ロック装置1とは異なる。よって、図9では、窓ロック装置1において、センサユニット10の通信部16以外の構成の図示を省略している。
(Embodiment 3)
Below, the window lock system implement | achieved by connecting the
上述した実施形態1の窓ロック装置1では、通信部16は、ユーザによって任意に設定された外部機器との間で無線通信を行う構成であった。これに対して、本実施形態3の通信部16は、コントローラ30との間で無線通信を行う。従って、本実施形態3の窓ロック装置1の記憶部12には、通信部16が通信を行う相手機器の宛先情報として、コントローラ30(通信部33)の宛先情報が記憶されている。
In the
本実施形態3の窓ロックシステムにおいて、コントローラ30は、窓ロック装置1が窓100に取り付けられた部屋、又はこの部屋を有する家屋(建物)に設置されている。コントローラ30は、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、ネットワーク通信部35等を備え、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。コントローラ30は、例えば電源コンセントに接続される電源コード(図示せず)を有し、電源コードを介して電源コンセントから供給される電力によって、コントローラ30を構成する各部は動作する。
In the window lock system of the third embodiment, the
制御部31は、CPU又はMPU等の演算部、演算部が実行する制御プログラム及び各種データを予め記憶するROM、演算部による制御プログラムの実行時に発生する情報を記憶するRAM等を有する。制御部31は、演算部がROM又は記憶部32に記憶してある制御プログラムを適宜RAMに読み出して実行することにより、コントローラ30を構成する各部の動作を制御する。
記憶部32は、例えばHDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリであり、制御部31が実行する制御プログラム及び各種データ、制御部31が制御プログラムを実行する際に生じる情報等を記憶する。
The
The
通信部33は、窓ロック装置1のセンサユニット10に設けられた通信部16と同様の構成を有し、センサユニット10の通信部16との間で無線通信を行う。通信部33は、制御部31から与えられた情報に係る信号を、コントローラ30の適宜箇所に設けられたアンテナ(図示せず)を介して送信する。また通信部33は、センサユニット10の通信部16から送信された信号を、コントローラ30の適宜箇所に設けられたアンテナ(図示せず)を介して受信し、受信した信号を制御部31へ送出する。なお、通信部33が通信を行うセンサユニット10(通信部16)の宛先情報は、例えば窓ロックシステムの使用を開始する際の初期設定時に記憶部32に記憶される。
The
操作部34は、ユーザがコントローラ30を操作するために必要な操作ボタンを備える。例えば、操作部34は、コントローラ30の動作の開始及び終了を指示するための電源ボタン、コントローラ30による窓ロックシステムの動作に関する初期設定の実行を指示するための初期設定ボタン等を有する。ユーザがいずれかの操作ボタンを操作した場合、操作部34は、操作された操作ボタンに応じた制御信号を制御部31へ送出し、制御部31は、操作部34からの制御信号に従った処理を行う。
The
ネットワーク通信部35は、インターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークを介して各種の通信装置と通信を行う。ネットワーク通信部35は、ケーブルを介してネットワークに接続される構成でもよく、無線LAN等の無線通信にてネットワークに接続される構成でもよい。なお、本実施形態3の窓ロックシステムにおいて、ネットワーク通信部35は、ユーザによって設定された外部機器と通信を行う構成であり、通信相手の外部機器の宛先情報は、例えば初期設定時に記憶部32に記憶される。
本実施形態3の窓ロックシステムでは例えば、センサユニット10の通信部16及びコントローラ30の通信部33はZ−Waveによる無線通信を行い、ネットワーク通信部35は、無線LANによる無線通信を行うように構成することができる。
The
In the window lock system of the third embodiment, for example, the
上述の構成を有する本実施形態3の窓ロックシステムにおいて、窓ロック装置1は、上述の実施形態1と同様に、図6に示す処理を行う。なお、本実施形態3の窓ロック装置1では、図6中のステップS4で、センサユニット10の制御部11は、記憶部12に記憶してある宛先情報に基づいて、窓100がロックされたことを通信部16にてコントローラ30に通知する。また、本実施形態3では、センサユニット10の制御部11は、ステップS6の処理後に、窓100のロックが解除されたことを通信部16にてコントローラ30に通知する。また、制御部11は、ステップS8の処理後に、窓100の近傍に人がいる状況で窓100が開けられたこと(開状態であること)をコントローラ30に通知し、ステップS10の処理後に、窓100の近傍に人がいる状況で窓100が閉められたこと(閉状態であること)をコントローラ30に通知する。
なお、センサユニット10の制御部11は、人感センサ13にて所定の検知範囲内(窓100の近傍)に人が存在するか否かを検知する都度、及び窓検知センサ14にて窓100が開状態であるか否かを検知する都度、それぞれの検知結果をコントローラ30に通知する構成でもよい。
In the window lock system of the third embodiment having the above-described configuration, the
The
上述したように、本実施形態3の窓ロックシステムでは、窓ロック装置1によって窓100がロックされたこと、窓100のロックが解除されたこと、窓100が開状態であること、窓100が閉状態であること等、窓100のロック状態及び開閉状態が逐次コントローラ30に通知される。よって、コントローラ30は、窓100のロック状態及び開閉状態を管理できる。
As described above, in the window lock system of the third embodiment, the
以下に、本実施形態3の窓ロックシステムにおいて、コントローラ30が行う処理について説明する。図10は、コントローラ30が行う処理の手順を示すフローチャートである。コントローラ30の制御部31は、窓ロック装置1(センサユニット10)からの窓100のロック状態又は開閉状態に関する通知を通信部33にて受信したか否かを判断する(S21)。通知を受信していないと判断した場合(S21:NO)、制御部31は、他の処理を行いつつ待機する。
Below, the process which the
窓ロック装置1からの通知を受信したと判断した場合(S21:YES)、制御部31は、通知された状態を、窓ロック装置1又は窓100の現在の状態として記憶部32に記憶する(S22)。具体的には、制御部31は、窓100のロック状態、窓100の非ロック状態、窓100の開状態、窓100の閉状態のいずれかを記憶する。
制御部31は、記憶部32に記憶した状態が、ユーザに通知すべき状態であるか否かを判断する(S23)。例えば、記憶部32に記憶した状態が窓100のロック状態である場合、制御部31は、ユーザに通知すべき状態であると判断する。即ち、窓ロック装置1によって窓100がロックされたことを窓ロック装置1から通知された場合、コントローラ30は、ユーザに通知すべきであると判断する。
When determining that the notification from the
The
ユーザに通知すべき状態であると判断した場合(S23:YES)、制御部31は、記憶部32に記憶してある宛先情報を用いて、ユーザによって設定された外部機器に、窓100がロックされたことを通知する(S24)。ここでは、例えば、制御部31は、「不在中に窓が開けられたのでロックしました」等のメッセージを外部機器へ送信する。これにより、外部機器を携帯するユーザが、外出中であっても、自宅に侵入者がいることを把握でき、侵入者に対する対処を行うことができる。
ユーザに通知すべき状態ではないと判断した場合(S23:NO)、制御部31はステップS24の処理をスキップする。
If it is determined that the user should be notified (S23: YES), the
When it is determined that the state is not to be notified to the user (S23: NO), the
制御部31は、例えば操作部34を介して動作終了の指示を受け付けたか否かを判断し(S25)、動作終了の指示を受け付けたと判断した場合(S25:YES)、上述した処理を終了する。動作終了の指示を受け付けていないと判断した場合(S25:NO)、制御部31は、ステップS21の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。これにより、コントローラ30は、窓ロック装置1から逐次通知される情報に基づいて、窓ロック装置1及び窓100の現在の状態を随時把握できる。
For example, the
図10に示した処理では、窓ロック装置1が窓100のロック状態及び開閉状態を逐次コントローラ30に通知し、コントローラ30は、通知された状態を記憶する構成であった。このほかに、コントローラ30が定期的に窓ロック装置1に対して問い合わせを行い、この問い合わせに対して、窓ロック装置1が窓100のロック状態及び開閉状態を通知する構成としてもよい。
また、図10に示した処理では、コントローラ30は、ユーザに通知すべき状態についてのみユーザに通知する構成であった。このほかに、コントローラ30は、窓ロック装置1から通知を受信する都度、通知された状態を全てユーザに通知する構成としてもよい。また、外部機器が、コントローラ30に対して窓100のロック状態又は開閉状態に関する問い合わせを行い、外部機器からの問い合わせに対して、コントローラ30が記憶部32に記憶してある状態を外部機器に通知する構成とすることもできる。この場合、外部機器を携帯するユーザは、任意のタイミングで窓100のロック状態及び開閉状態を確認できる。
In the process shown in FIG. 10, the
In the processing shown in FIG. 10, the
(実施形態4)
以下に、上述した実施形態3の窓ロックシステムの変形例について説明する。上述した実施形態3の窓ロックシステムでは、窓ロック装置1が人感センサ13を備える構成であった。このほかに、人感センサ13はコントローラ30に設けられていてもよい。また、コントローラ30に、外部の人感センサによる検知結果を取得する取得部を備え、外部の人感センサによる検知結果をコントローラ30の制御部31が取得部を介して取得する構成としてもよい。
また、コントローラ30は、窓ロック装置1のほかに、空気調和機、照明装置、防犯カメラ等の電子機器とも通信を行うように構成されていてもよい。この場合、住居、店舗、工場及び倉庫等の家屋に設けられた電子機器を接続するホームネットワークシステムに、本発明に係る開閉体ロック装置を接続することができる。
(Embodiment 4)
Below, the modification of the window lock system of Embodiment 3 mentioned above is demonstrated. In the window lock system of Embodiment 3 described above, the
The
本発明に係る開閉体ロック装置(1)は、部屋に設けられた開閉体(100)の開閉状態を検知する検知センサ(14)と、前記部屋の中で前記開閉体から所定範囲内の人の存在又は不在を検知する人感センサ(13)によって人の不在が検知されている場合に前記検知センサ(14)が閉状態の前記開閉体(100)が開けられたことを検知したとき、前記開閉体(100)が所定量以上開けられないようにロックするロック機構(15)とを備えることを特徴とする。 An opening / closing body locking device (1) according to the present invention includes a detection sensor (14) for detecting an opening / closing state of an opening / closing body (100) provided in a room, and a person within a predetermined range from the opening / closing body in the room. When the presence sensor is detected by the human sensor (13) that detects the presence or absence of the sensor, the detection sensor (14) detects that the open / close body (100) in the closed state is opened. The open / close body (100) includes a lock mechanism (15) that locks the open / close body (100) so that it cannot be opened more than a predetermined amount.
本発明によれば、開閉体ロック装置は、部屋の中において開閉体から所定範囲内の人の不在が検知されている場合に、部屋の窓又はドア等の開閉体が開けられたことを検知したとき、開閉体が所定量以上開けられないようにロックする。なお、所定量とは、侵入者が侵入できない程度の量である。部屋の中において開閉体から所定範囲内(即ち、開閉体の近傍)に人がいない状態で開閉体が開けられた場合、部屋の外にいる侵入者によって開閉体が開けられた可能性が高い。よって、この場合、侵入者が侵入できない状態に開閉体をロックすることにより、侵入者の侵入を防ぐことが可能となる。 According to the present invention, the opening / closing body locking device detects that an opening / closing body such as a window or a door of a room has been opened when the absence of a person within a predetermined range from the opening / closing body is detected in the room. When this occurs, the opening / closing body is locked so that it cannot be opened more than a predetermined amount. The predetermined amount is an amount that prevents an intruder from entering. When the opening / closing body is opened in the room without a person within a predetermined range from the opening / closing body (that is, in the vicinity of the opening / closing body), there is a high possibility that the opening / closing body is opened by an intruder outside the room. . Therefore, in this case, it is possible to prevent the intruder from entering by locking the opening / closing body in a state where the intruder cannot enter.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記ロック機構は、前記人感センサによって人の存在が検知されている場合、前記開閉体をロックしないようにしてあることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention is characterized in that the locking mechanism does not lock the opening / closing body when the presence of a person is detected by the human sensor.
本発明によれば、開閉体ロック装置は、部屋の中において開閉体から所定範囲内に人の存在が検知されている場合は開閉体をロックしない。部屋の中において開閉体から所定範囲内(即ち、開閉体の近傍)に人がいる状態で開閉体が開けられた場合、開閉体の近傍にいる人が開閉体を開けた可能性が高い。よって、部屋の中の開閉体の近傍に人がいる場合、開閉体をロックしないことにより、部屋の中にいる人が、開閉体ロック装置の動作を手動等で停止させることなく開閉体を開けることができ、操作性がよい。 According to the present invention, the opening / closing body locking device does not lock the opening / closing body when the presence of a person is detected within a predetermined range from the opening / closing body in the room. When the opening / closing body is opened in a room with a person within a predetermined range from the opening / closing body (that is, in the vicinity of the opening / closing body), there is a high possibility that a person in the vicinity of the opening / closing body has opened the opening / closing body. Therefore, when there is a person in the vicinity of the opening / closing body in the room, the person in the room opens the opening / closing body without manually stopping the operation of the opening / closing body locking device by not locking the opening / closing body. Can be operated.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記人感センサによって人の不在が検知されている場合に前記検知センサが閉状態の前記開閉体が開けられたことを検知したとき、所定機器に通知する通知部を更に備えることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention notifies a predetermined device when the detection sensor detects that the opening / closing body in the closed state is opened when the presence sensor detects the absence of a person. A notification unit is further provided.
本発明によれば、開閉体ロック装置は、部屋の中において開閉体から所定範囲内に人がいない状態で開閉体が開けられた場合、開閉体が開けられたことを所定機器に通知する。よって、例えば外出中の住人又は警備会社に通報することが可能となる。 According to the present invention, the opening / closing body locking device notifies the predetermined device that the opening / closing body has been opened when the opening / closing body is opened in a room without a person within a predetermined range from the opening / closing body. Thus, for example, it is possible to notify a resident who is out or a security company.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記通知部は、前記ロック機構によって前記開閉体がロックされたことを通知するようにしてあることを特徴とする。 The opening / closing body locking device according to the present invention is characterized in that the notifying section notifies that the opening / closing body is locked by the locking mechanism.
本発明によれば、開閉体ロック装置は、部屋の中において開閉体から所定範囲内に人がいない状態で開閉体が開けられたことによって開閉体がロックされたことを所定機器に通知する。よって、例えば外出中の住人又は警備会社に、開閉体がロックされたことを知らせることが可能となる。 According to the present invention, the opening / closing body locking device notifies the predetermined device that the opening / closing body has been locked by opening the opening / closing body in a room in a state where there is no person within the predetermined range from the opening / closing body. Therefore, for example, it becomes possible to notify a resident who is out or a security company that the opening / closing body is locked.
本発明に係る開閉体ロック装置は、前記ロック機構は、前記開閉体をロックしている場合に前記人感センサによって人の存在が検知されたとき、前記開閉体のロックを解除するようにしてあることを特徴とする。 In the opening / closing body locking device according to the present invention, the locking mechanism unlocks the opening / closing body when the presence sensor is detected by the human sensor when the opening / closing body is locked. It is characterized by being.
本発明によれば、開閉体ロック装置は、開閉体がロックされている状態で部屋の中の開閉体から所定範囲内に人の存在が検知された場合、開閉体のロックを解除する。よって、一旦開閉体がロックされた場合であっても、部屋の中の開閉体の近傍に人が戻ってきた場合には、開閉体のロックが解除される。これにより、部屋の住人等は、開閉体ロック装置によるロック動作を解除する操作を手動等で行う必要がないので、操作性がよい。 According to the present invention, the opening / closing body locking device unlocks the opening / closing body when the presence of a person is detected within a predetermined range from the opening / closing body in the room while the opening / closing body is locked. Therefore, even if the opening / closing body is once locked, when the person returns to the vicinity of the opening / closing body in the room, the opening / closing body is unlocked. Thereby, the resident of the room does not need to manually perform the operation of releasing the locking operation by the opening / closing body locking device, so that the operability is good.
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。 It should be thought that embodiment disclosed this time is an illustration and restrictive at no points. The scope of the present invention is defined not by the above-mentioned meaning but by the scope of claims for patent, and is intended to include all modifications within the scope and meaning equivalent to the scope of claims for patent.
1 窓ロック装置(開閉体ロック装置)
13 人感センサ
14 窓検知センサ(検知センサ)
15 窓ロック機構(ロック機構)
16 通信部(通知部)
100 引き違い窓(開閉体)
1 Window lock device (opening / closing body lock device)
13
15 Window lock mechanism (lock mechanism)
16 Communication unit (notification unit)
100 sliding window (opening and closing body)
Claims (5)
前記部屋の中で前記開閉体から所定範囲内の人の存在又は不在を検知する人感センサによって人の不在が検知されている場合に前記検知センサが閉状態の前記開閉体が開けられたことを検知したとき、前記開閉体が所定量以上開けられないようにロックするロック機構と
を備えることを特徴とする開閉体ロック装置。 A detection sensor for detecting the open / closed state of the open / close body provided in the room;
When the presence / absence of a person is detected by a human sensor that detects the presence or absence of a person within a predetermined range from the opening / closing body in the room, the opening / closing body with the detection sensor closed is opened. And a locking mechanism that locks the opening / closing body so that the opening / closing body cannot be opened more than a predetermined amount.
を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の開閉体ロック装置。 When the presence sensor is detected by the human sensor, the information sensor further comprises a notification unit that notifies a predetermined device when the detection sensor detects that the open / closed body is opened. The opening / closing body locking device according to claim 1 or 2.
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