JP2016147571A - フロントクロスメンバの取付部構造 - Google Patents
フロントクロスメンバの取付部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016147571A JP2016147571A JP2015025102A JP2015025102A JP2016147571A JP 2016147571 A JP2016147571 A JP 2016147571A JP 2015025102 A JP2015025102 A JP 2015025102A JP 2015025102 A JP2015025102 A JP 2015025102A JP 2016147571 A JP2016147571 A JP 2016147571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- side frame
- front side
- front cross
- drop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】
車体前後方向に延在すると共に、ボルトが締結されるナットが固定されるフロントサイドフレーム部と、前記フロントサイドフレーム部の下部に設置され、後側取付部の下面から挿入される前記ボルトが前記後側取付部を貫通して上方に位置する前記ナットに締結されることにより前記フロントサイドフレーム部に取り付けられるよう構成されるフロントクロスメンバと、前記フロントサイドフレーム部に固定される脱落防止ブラケットと、を備え、前記脱落防止ブラケットは、前記ボルトの下方を覆う底面部を有する。
【選択図】 図2
Description
車体前後方向に延在すると共に、ボルトが締結されるナットが固定されるフロントサイドフレーム部と、
前記フロントサイドフレーム部の下部に設置され、後側取付部の下面から挿入される前記ボルトが前記後側取付部を貫通して上方に位置する前記ナットに締結されることにより前記フロントサイドフレーム部に取り付けられるよう構成されるフロントクロスメンバと、
前記フロントサイドフレーム部に固定される脱落防止ブラケットと、を備え、
前記脱落防止ブラケットは、前記ボルトの下方を覆う底面部を有する。
前記フロントサイドフレーム部は、
傾斜して延在する傾斜部と、
前記フロントクロスメンバが取り付けられる取付部を形成するブラケットであって、前記取付部の裏側に前記ナットが固定されるフレームブラケットを含み、
前記フロントクロスメンバは、前記ボルトが前記フレームブラケットの有する前記ナットに締結されることにより前記フロントサイドフレーム部に取り付けられる。
上記の(2)の構成によれば、フロントサイドフレーム部のフレームブラケットに取り付けられるフロントクロスメンバの脱落を防止することができる。
前記脱落防止ブラケットは、 前記脱落防止ブラケットは、前記底面部に連なる側面部によって前記フロントサイドフレーム部に固定されており、
前記フロントサイドフレーム部の車幅方向を向く両側は前記側面部によって挟まれている。
上記の(3)の構成によれば、脱落防止ブラケットは、その側面部によって、フロントサイドフレーム部の車幅方向(車両の左右方向)を向く両側を挟み込む状態で固定される。このように、フロントサイドフレーム部へ脱落防止ブラケットの固定が複数箇所において複数の側面部によって行われるので、フロントクロスメンバ3の脱落防止を強化することができる。
前記脱落防止ブラケットは、さらに、前記フロントサイドフレーム部の後方に固定される前記側面部を有する。
上記の(4)の構成によれば、脱落防止ブラケットは、側面部によって、フロントサイドフレーム部の両側と後方に固定されている。これによって、前突荷重やフロントクロスメンバの脱落により生じる荷重を、より強固に脱落防止ブラケットによって支えることができる。また、この側面部の傾斜角度を調整することで、泥の排出を適切に行うこともできる。
前記脱落防止ブラケットの前記側面部は、前記ボルトの頭部の周囲に位置する。
上記の(5)の構成によれば、フロントサイドフレーム部にフロントクロスメンバを固定するボルトの頭部の周囲には、脱落防止ブラケットの側面部が位置する。すなわち、脱落防止ブラケットの側面部がボルトの頭部に対する防御壁の役割を果たすことで、ボルトの破損や変形、これらに伴うボルトによるが上記の固定力の低下が防止される。このため、フロントサイドフレーム部とフロントクロスメンバとのボルトによる固定の信頼性を高めることができ、フロントクロスメンバの脱落防止を強化することができる。
前記脱落防止ブラケットの側面部は切り欠きを有する。
上記の(6)の構成によれば、フロントサイドフレーム部にフロントクロスメンバを組み付ける際などに両者が干渉することを防止することができ、作業性を向上することができる。
前記脱落防止ブラケットの前記底面部は前記ボルトの頭部の径よりも大きい穴部を有する。
上記の(7)の構成によれば、穴部を通してボルトの挿脱をすることができ、製造(擬装)や保守における作業性を向上することができる。また、運転時には、脱落防止ブラケットに侵入する水や泥などの排出を穴部により行うことができる。このため、腐食などからボルトが保護されるので、フロントサイドフレーム部とフロントクロスメンバとのボルトによる固定の信頼性を高めることが、フロントクロスメンバの脱落防止を強化することができる。
前記脱落防止ブラケットは、溶接によって、前記フロントサイドフレーム部に固定される。
上記の(8)の構成によれば、フロントサイドフレーム部に脱落防止ブラケットを固定するための追加部品を不要とすることができると共に、脱落防止ブラケットの取付け忘れ等を防止することができるなど、作業性を向上することができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1〜2に示されるように、フロントクロスメンバ3の取付部構造1(以下、取付部構造1)は、フロントサイドフレーム部2、フロントクロスメンバ3と、脱落防止ブラケット4とを備える。
また、フロントサイドフレーム部2は中空状を成す。そして、フロントサイドフレーム部2の傾斜部22の下面には開口部24が形成されており、フレームブラケット25にフロントクロスメンバ3を取り付けるためのボルト5が干渉することなく貫通可能となっている(図3参照)。そして、図2に示される実施形態では、フロントサイドフレーム部2の傾斜部22の下部には、フロントクロスメンバ3を固定するためのフレームブラケット25が設けられている。
2 フロントサイドフレーム部
22 傾斜部
23 前方延設部
24 開口部
25 フレームブラケット
26 内底部
27 取付面
28 固定箇所
29 フランジ
3 フロントクロスメンバ
32 後側取付部
33 前側取付部
34 カラー
36 ロアアーム
4 脱落防止ブラケット
42 側面部
42a 左側面部
42b 右側面部
42c 後側面部
43 底面部
44 切り欠き部
45 穴部
5 ボルト
51 頭部
52 下面
6 ナット
7 パワートレイン
8 フロントフロアサイドフレーム
Claims (8)
- 車体前後方向に延在すると共に、ボルトが締結されるナットが固定されるフロントサイドフレーム部と、
前記フロントサイドフレーム部の下部に設置され、後側取付部の下面から挿入される前記ボルトが前記後側取付部を貫通して上方に位置する前記ナットに締結されることにより前記フロントサイドフレーム部に取り付けられるよう構成されるフロントクロスメンバと、
前記フロントサイドフレーム部に固定される脱落防止ブラケットと、を備え、
前記脱落防止ブラケットは、前記ボルトの下方を覆う底面部を有することを特徴とするフロントクロスメンバの取付部構造。 - 前記フロントサイドフレーム部は、
傾斜して延在する傾斜部と、
前記フロントクロスメンバが取り付けられる取付部を形成するブラケットであって、前記取付部の裏側に前記ナットが固定されるフレームブラケットを含み、
前記フロントクロスメンバは、前記ボルトが前記フレームブラケットの有する前記ナットに締結されることにより前記フロントサイドフレーム部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。 - 前記脱落防止ブラケットは、前記底面部に連なる側面部によって前記フロントサイドフレーム部に固定されており、
前記フロントサイドフレーム部の車幅方向を向く両側は前記側面部によって挟まれていることを特徴とする請求項1または2に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。 - 前記脱落防止ブラケットは、さらに、前記フロントサイドフレーム部の後方に固定される前記側面部を有することを特徴とする請求項3に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。
- 前記脱落防止ブラケットの前記側面部は、前記ボルトの頭部の周囲に位置することを特徴とする請求項3又は4に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。
- 前記脱落防止ブラケットの前記側面部は、切り欠き部を車両前方側の端部に有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。
- 前記脱落防止ブラケットの前記底面部は前記ボルトの頭部の径よりも大きい穴部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。
- 前記脱落防止ブラケットは、溶接によって、前記フロントサイドフレーム部に固定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のフロントクロスメンバの取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015025102A JP6547321B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | フロントクロスメンバの取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015025102A JP6547321B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | フロントクロスメンバの取付部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016147571A true JP2016147571A (ja) | 2016-08-18 |
JP6547321B2 JP6547321B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=56688193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015025102A Active JP6547321B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | フロントクロスメンバの取付部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6547321B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109383621A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 三菱自动车工业株式会社 | 横梁的安装构造 |
CN110949518A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 本田技研工业株式会社 | 前副车架结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005335442A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
US20140252739A1 (en) * | 2013-03-05 | 2014-09-11 | Mazda Motor Corporation | Front vehicle-body structure of vehicle |
-
2015
- 2015-02-12 JP JP2015025102A patent/JP6547321B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005335442A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
US20140252739A1 (en) * | 2013-03-05 | 2014-09-11 | Mazda Motor Corporation | Front vehicle-body structure of vehicle |
JP2014169043A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Mazda Motor Corp | 車両の前部車体構造 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109383621A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 三菱自动车工业株式会社 | 横梁的安装构造 |
CN110949518A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 本田技研工业株式会社 | 前副车架结构 |
CN110949518B (zh) * | 2018-09-27 | 2022-04-05 | 本田技研工业株式会社 | 前副车架结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6547321B2 (ja) | 2019-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6421766B2 (ja) | フレーム車の骨格構造 | |
EP2921377A1 (en) | Structure for front part of vehicle | |
JP5907156B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP6299724B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
US9950603B2 (en) | Vehicle front structure | |
JP5874599B2 (ja) | フロントサブフレーム構造およびフロントサブフレームの組付け方法 | |
US8662566B1 (en) | Multi extension front bumper beam | |
JP6469753B2 (ja) | 車体前部構造 | |
US8967671B2 (en) | Bolting structure of sub-frame | |
JP6299701B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP5942810B2 (ja) | 自動車のフロントサブフレームおよびその支持構造 | |
JP2019093805A (ja) | 車両下部構造 | |
JP6183693B2 (ja) | バンパーメンバのナット取付構造 | |
US10249858B2 (en) | Battery support structure | |
JP6435582B2 (ja) | バッテリ保持構造 | |
JP2016147571A (ja) | フロントクロスメンバの取付部構造 | |
JP6136845B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP6828628B2 (ja) | 車体構造 | |
JP6838541B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP2007186008A (ja) | 車両の牽引フック配置構造 | |
KR20130027247A (ko) | 차량의 서브 프레임용 마운팅 유닛 | |
JP2014012428A (ja) | 車体前部構造 | |
JP6460460B2 (ja) | フロントクロスメンバの取付部構造 | |
JP6696444B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
JP5780452B2 (ja) | 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190610 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6547321 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |