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JP2016146110A - 包材・原料投入システムの制御装置、制御方法および制御プログラム - Google Patents

包材・原料投入システムの制御装置、制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】製品票に表示された複数の図形コードを任意の順序で読み取っても包材/原料情報を正しく取得することができ、投入する包材または原料を厳密に管理および制御する。
【解決手段】包材・原料投入システム1の制御装置10は、製品票読取装置20から包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する包材/原料情報入力部と、包材または原料の種類および提供者名、並びに、包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールを含むオーダー情報を入力するオーダー情報入力部と、製品票の複数の図形コードが全て読み取られると、包材/原料情報構成部分を並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより製品票の包材/原料情報を取得する包材/原料情報取得部と、オーダー情報と包材/原料情報とを照合することにより充填製品製造装置60に包材または原料を投入可能であるか否かを判定する包材・原料投入可否判定部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば清涼飲料等の液体やその他の流動体を容器に充填する工場において、容器を構成する「包材」(ペットボトル・缶等の容器そのもの、容器のキャップ、容器のラベル等の部品、容器を収容する段ボール等の梱包材を含む。)、充填する内容物となる「原料」を充填ラインに投入するための投入システム(包材・原料投入システム)、当該包材・原料投入システムの制御装置、制御方法および制御プログラムに関する。
従来、充填飲料(例えばペットボトル飲料、缶コーヒー)等の充填製品の製造工場においては、オペレータが包材または原料に付された製品票を目視して品名やロット番号を確認し、当該包材または原料を製造装置あるいは搬送装置に投入している。
ここで、製品票とは、包材または原料を識別するための紙票であり、包材または原料に付され、包材または原料に関する包材/原料情報(品名、製造工場名、製造年月日等)が記載されているとともに、包材/原料情報を図形化して記録した図形コード(バーコード等)が印刷されている。
また、製品票は、包材/原料の種類ごと(ペットボトル、缶、キャップ、ラベル、段ボール等)に異なるのは当然であるが、同じ種類のものであっても包材/原料の提供者(メーカー、販売者等)ごとに、製品票の印刷レイアウトや、図形コードの種類、数および印刷位置などが異なる。これは、製品票が、包材/原料の提供者自身による管理のために、提供者が独自に作成したものであることによる。
また、一般に製品票は包材/原料のメーカー、販売者らが、自らの製品の管理のために使用するものであるため、例えばペットボトルのメーカーが自らの製品に「ペットボトル」であることを示す情報を付すことがなく、その代わりに、客先のオーダーナンバー、金型コード、レジン名称等の原料名、商品名、製造日、製造ライン、製造工場等の情報をバーコード等の図形コードに含ませている。
特開2012−068743号公報
飲料等の充填製品においては、原料の種類(お茶かコーヒーか等)に応じて例えばペットボトル等の容器を正しく充填ラインに投入することはもちろん、そのペットボトルとペットボトルに装着されるキャップのように互いの相性(組み合わせ)が重要であるため、容器と正しく対応するキャップを投入することが不可欠である。よって、製品不具合の発生を防止するために、投入する包材/原料を厳密に管理および制御する必要がある。
従来のようにオペレータが製品票を目視することによって確認し、確認結果を頼りに包材または原料の投入可否を判断する場合、オペレータのミスによって誤った包材/原料を投入するおそれがある。
また、たとえば製品票のバーコードをバーコードリーダーによって読み取ることが考えられ、そのようにすればバーコードリーダーによってバーコードに含まれている記号や情報そのものを正しく読み取ることができるが、上述したように製品票はメーカーが自らの製品管理のために作るものであるため、以下の問題がある。
(1)製品票に印刷されたバーコードの数、長さがメーカーによって区々で統一されていない。
(2)バーコードが複数の場合、読み取る順番によって全く異なる記号の配列になり、全く異なる情報を表示することになる。
(3)そもそも充填ラインに投入してよいかどうかを判断する包材または原料の種類、たとえばペットボトルなのかキャップなのかというような情報がバーコードに含まれていないことがあり、逆にオーダーナンバーや金型コードや原料名等のメーカーにとって必須の情報ではあるが、充填ラインへの投入の可否を判断するためにはノイズとなる情報が沢山含まれている。
(4)製品票のバーコードをバーコードリーダーによって読み取る場合、同じバーコードを重複して読み取る人為的なミスを防止することができない。
このため、図形コードを読取装置で読み取る方法は実際には採用することができない。
一方、各包材または原料の提供者が規格を統一して充填業者に必要な情報を表示するようにすれば図形コードを読取装置で読み取るが可能になるが、前述のように製品票はメーカーが自らの製品管理のために作るものであるため、各包材または原料の提供者の製品票を統一することは事実上不可能である。
そこで、本発明者らは、上記問題を鑑み、各包材/原料の提供者の区々な製品票の図形コードを読取装置によって読み取る方法を採用しつつ、包材または原料の誤投入を防止することが可能な包材・原料投入システムについて検討した。
より詳しくは、本発明は、包材または原料の種類および提供者ごとに異なる製品票の複数の図形コードを、オペレータが任意の順序で読み取っても正しい配列の情報に組み替え、かつ、不要な情報のノイズを排除し、不足する情報を補い、充填ラインへの投入判断に必要な包材/原料情報を取得し、取得された包材/原料情報と、投入すべき包材または原料を指示するオーダー情報とを照合して、投入する包材または原料を厳密に管理および制御することが可能な包材・原料投入システムの制御装置、制御方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る包材・原料投入システムの制御装置は、
包材または原料に付された製品票に表示され且つ包材/原料情報を構成する複数の図形コードを読み取る製品票読取装置から、前記各図形コードが含み、前記製品票の包材/原料情報の一部分である包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する包材/原料情報入力部と、
充填製品の生産計画に基づいて作成され、充填製品製造装置に次に投入すべき包材または原料を指示するオーダー情報であって、前記包材または原料の種類および提供者名と、前記包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールとを含む、オーダー情報を入力するオーダー情報入力部と、
前記製品票読取装置によって前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られると、前記各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を前記並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより前記製品票の前記包材/原料情報を取得する包材/原料情報取得部と、
前記オーダー情報と前記包材/原料情報とを照合することにより、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であるか否かを判定する包材・原料投入可否判定部と、
を備えることを特徴とする。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記各図形コードは、バーコードであり、
前記包材/原料情報取得部は、前記各バーコードが含む包材/原料情報構成部分から所定桁の固定データをそれぞれ抽出し、前記固定データが前記並べ替えルールが示す順序に並ぶように前記包材/原料情報構成部分を並べ替えることにより、前記包材/原料情報を取得するようにしてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記各図形コードは、バーコードであり、
前記包材/原料情報取得部は、前記各バーコードが含む包材/原料情報構成部分の長さをそれぞれ抽出し、前記各包材/原料情報構成部分の長さが前記並べ替えルールが示す順序に並ぶように前記包材/原料情報構成部分を並べ替えることにより、前記包材/原料情報を取得するようにしてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
包材または原料の種類および提供者名ごとに、包材/原料情報に含まれるメーカーコードの位置を示すメーカーコード位置情報、および当該位置に格納されているべきメーカーコードを格納した識別データベースと、
前記包材/原料情報が取得された後、前記オーダー情報に含まれる包材または原料の種類および提供者名に基づいて前記識別データベースを検索して、前記包材または原料の種類および提供者名に対応するメーカーコード位置情報、および当該メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードを取得し、前記取得したメーカーコード位置情報に基づいて前記包材/原料情報からメーカーコードを取得し、前記包材/原料情報から取得したメーカーコードが前記識別データベースから取得したメーカーコードと一致した場合に、前記包材/原料情報が正しい情報であると判定する包材/原料情報確認部と、
をさらに備えてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記包材・原料投入可否判定部は、前記包材または原料の種類および提供者名に応じて、前記包材/原料情報から第1の照合用情報を抽出し、前記オーダー情報から前記第1の照合用情報に対応する第2の照合用情報を抽出し、前記第1の照合用情報と前記第2の照合用情報とを照合して両者が一致した場合に、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であると判定するようにしてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記オーダー情報は、前記製品票から読み取るべき図形コードの数である図形コード数を含み、
前記製品票読取装置によって前記製品票の図形コードが読み取られる度に読取カウント値を1つ増やし、前記読取カウント値が前記オーダー情報に含まれる図形コード数に達すると、前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られたことを前記包材/原料情報取得部に通知する読取完了通知部をさらに備えてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記読取完了通知部は、前記図形コードから読み出した包材/原料情報構成部分が以前に読み出した包材/原料情報構成部分と同じである場合には、前記読取カウント値を増やさないようにしてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記包材・原料投入可否判定部は、前記包材または原料を投入可能と判定した場合、前記包材または原料を前記充填製品製造装置に投入する包材・原料投入装置を制御するシーケンサに、前記包材または原料の投入命令を送信するようにしてもよい。
また、前記包材・原料投入システムの制御装置において、
前記オーダー情報は、オーダー票読取装置により読み取られたオーダー票の図形コードに含まれる情報であるようにしてもよい。
本発明によれば、包材または原料の種類および提供者ごとに異なる製品票に表示された複数の図形コードを任意の順序で読み取っても包材/原料情報を正しく取得することができ、投入する包材または原料を厳密に管理および制御することができる。
本発明の実施形態に係る包材・原料投入システム1の概略的な構成図である。 実施形態に係る包材・原料投入システム1の制御装置10の概略的な構成図である。 実施形態に係る制御装置10の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 包材または原料に付された製品票の一例を示す図である。 オーダー票の一例を示す図である。 包材/原料情報構成部分を並べ替える方法の第1の例を説明するための図である。 包材/原料情報構成部分を並べ替える方法の第2の例を説明するための図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下では、充填飲料の製造を例に取って包材・原料投入システムの説明を行うが、本発明は、充填飲料に限らず、液体、気体、ペースト状などを充填した充填製品(例えば、スプレー缶、歯磨き粉等)を製造するための包材・原料投入システムに適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る包材・原料投入システム1の概略的な構成図を示している。
図1に示すように、包材・原料投入システム1は、制御装置(コントローラ)10と、製品票読取装置20と、オーダー票読取装置30と、シーケンサ40と、包材・原料投入装置50とを備えている。
次に、包材・原料投入システム1の上記各構成要素について詳しく説明する。
制御装置10は、製品票読取装置20、オーダー票読取装置30およびシーケンサ40に通信可能に接続されている。この制御装置10は、製品票読取装置20およびオーダー票読取装置30からそれぞれ製品票およびオーダー票の情報を入力するとともに、シーケンサ40を介して包材・原料投入装置50を制御するように構成されている。詳細な制御装置10の構成は、後ほど図2を参照して説明する。
なお、制御装置10は、シーケンサ40に接続されるのではなく、複数のシーケンサを束ねるマスターシーケンサ(図示せず)に通信可能に接続されてもよい。また、包材・原料投入システム1において、通信を行う構成要素間の通信媒体やプロトコルは特に限定されるものではない。
製品票読取装置20は、製品票に表示された複数の図形コードを読み取る。この製品票読取装置20は、例えば、製品票に印刷されたバーコードを読み取るバーコードリーダーである。
ここで、製品票とは、包材または原料を識別するために包材または原料に付されたものである。この製品票は、包材または原料の提供者(メーカー、販売者等)によって、提供者における管理のために提供者ごとに独自に作成されたものである。なお、原料によっては、提供者によって製品票が付されていないものがある。例えば、茶葉やミルク等の原料については製品票が付されていないことが多い。そのような場合は、充填業者が製品票を作成して原料に付してもよい。即ち、本発明における製品票は、包材または原料の提供者によって作成されたものに限らず、充填業者によって作成されたものであってもよい。
包材は、ペットボトル、ペットボトルの元となるプリフォーム、ペットボトルの口部に装着されるキャップ、コーヒー等が充填される缶、ペットボトルや缶に取り付けられるラベルやシール、飲料が充填されたペットボトルや缶を収容するカートン等である。
原料は、飲料の種別に応じてさまざまなものがあり得るが、例えば、茶葉、コーヒー豆、ミルク等である。
オーダー票読取装置30は、オーダー票に表示された図形コードを読み取る装置であり、例えば、オーダー票に印刷されたバーコードを読み取るバーコードリーダーである。オーダー票は、充填製品の生産計画に基づいてオーダー情報を生成する装置(図示せず)に接続されたプリンタから出力される。
なお、製品票、オーダー票の図形コードは、バーコードのような一次元コードに限らず、QRコード(登録商標)のような二次元コードであってもよい。
シーケンサ40は、制御装置10および包材・原料投入装置50に通信可能に接続され、包材・原料投入装置50を制御する。
包材・原料投入装置50は、シーケンサ40の指示により包材または原料を充填製品製造装置60に投入する。この包材・原料投入装置50により包材または原料を投入される充填製品製造装置60は、充填製品を製造するために使用される装置である。
充填製品製造装置60は、茶葉やコーヒー豆から注出した抽出液をその他の原料と混合して調合液を製造するための調合タンク、調合液をペットボトルや缶に充填する充填機、調合液が充填されたペットボトルにキャップを装着するキャッパー、ペットボトルにラベルをかぶせるラベラー、充填飲料をカートンに詰めるケーサー、充填飲料が詰められたカートンをパレットに積み付けるパレタイザー等を含む。
なお、充填製品製造装置60は、包材やカートン等を搬送する搬送装置(ベルトコンベア)を含んでもよい。
包材・原料投入装置50は、調合タンクに抽出液やその他の原料を投入する装置、充填機に調合液を送液する装置(調合タンクがない場合は抽出タンクの抽出液を充填機に送液する装置)、キャッパーにキャップを投入する装置、ラベラーにラベルを供給する装置、ケーサーにカートンを供給する装置などを含む。
次に、図2を参照して、制御装置10の構成について詳しく説明する。
制御装置10は、図2に示すように、制御装置10による処理を制御する制御部110と、他の装置との間で通信を行う通信部120と、包材や原料の種類および提供者名ごとに、包材/原料情報に含まれるメーカーコードの位置を示すメーカーコード位置情報、および当該位置に格納されているべきメーカーコードを格納した識別データベース130と、包材または原料の種類および提供者名に対応付けて並べ替えルールを格納した並べ替えルールデータベース140とを有する。ここで、「メーカーコード」とは、包材または原料の提供者を識別するための識別コードである。なお、ブランクコード等の所定の文字コードがメーカーコードとなる場合もある。
制御部110は、包材/原料情報入力部111と、オーダー情報入力部112と、包材/原料情報取得部113と、包材・原料投入可否判定部114と、読取完了通知部115と、包材/原料情報確認部116とを備えている。以下、制御部110の各構成要素について説明する。
包材/原料情報入力部111は、製品票に表示された複数の図形コードから包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する。
より詳しくは、包材/原料情報入力部111は、通信部120を介して製品票読取装置20から包材/原料情報構成部分を入力する。ここで、包材/原料情報構成部分とは、製品票に表示された一つの図形コードが含む情報である。この包材/原料情報構成部分は、包材/原料情報の一部分である。換言すれば、包材/原料情報は、各図形コードの包材/原料情報構成部分を適切に組み合わせたものである。
オーダー情報入力部112は、通信部120を介してオーダー票読取装置30からオーダー情報を入力する。オーダー情報は、オーダー票読取装置30により読み取られたオーダー票の図形コードに含まれる情報である。
このオーダー情報は、充填飲料等の充填製品の生産計画に基づいて作成され、充填製品製造装置60に次に投入すべき包材または原料を指示するための情報である。オーダー情報は、例えば、包材または原料の種類、メーカー製品識別コード(後述)を含む。
また、オーダー情報は、包材または原料の種類および提供者名と、包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールとを含む。
ここで、並べ替えルールとは、包材/原料情報を取得するために、包材/原料情報入力部111により入力された複数の包材/原料情報構成部分を所定の順序に並べ替えるためのルールである。並べ替えルールの詳細については、後ほど詳しく説明する。
なお、オーダー情報入力部112は、オーダー票から読み取られたオーダー情報を入力する形態に限らず、オーダー情報を生成する装置(図示せず)からオーダー情報を直接入力してもよい。すなわち、オーダー票は紙に打ち出す形態ではなく、デジタル情報として直接オーダー情報入力部112に入力するようにしてもよい。
包材/原料情報取得部113は、製品票読取装置20によって製品票の複数の図形コードが全て読み取られると、オーダー情報入力部112の並べ替えルールに従って各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を並べ替えることにより、製品票の包材/原料情報を取得する。
包材/原料情報は、種類、品名、提供者名、メーカーコード、製造工場名、製造工場識別番号、製造ライン識別番号、製品コード、数量、製造年月日、ロット番号、製造時間、使用期限および賞味期限などの情報のうち少なくともいずれかを含む。
包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報と包材/原料情報とを照合することにより、充填製品製造装置60に包材または原料を投入可能であるか否かを判定する。そして、包材または原料を投入可能と判定した場合、包材・原料投入可否判定部114は、通信部120を介してシーケンサ40に包材または原料の投入命令を送信する。その後、包材・原料投入装置50は、シーケンサ40の指示により充填製品製造装置60に包材または原料を投入する。
読取完了通知部115は、製品票読取装置20によって製品票の複数の図形コードが全て読み取られたか否かを判定し、製品票の複数の図形コードが全て読み取られた場合、包材/原料情報取得部113にその旨を通知する。
なお、読取完了通知部115は、オペレータの指示を受けてから上記判定を行うようにしてもよい。例えば、オペレータは、製品票読取装置20で製品票の図形コード(例えば図4のバーコード71,72,73)を読み取った後、制御装置10に設けられたボタン(図示せず)を押下する。オペレータによりボタンが押下されると、トリガ信号が読取完了通知部115に送信される。読取完了通知部115は、該トリガ信号を受信すると上記判定を行う。
また、読取完了通知部115は、ディスプレイまたはスピーカ等の出力手段(図示せず)を介して、オペレータに判定結果(ディスプレイに表示する場合、例えば“○”または“×”)を通知してもよい。これにより、読み取りミスがあった場合、オペレータは再度図形コードの読取作業を行うことができる。
包材/原料情報確認部116は、包材/原料情報取得部113により包材/原料情報が取得された後、オーダー情報に含まれる包材または原料の種類および提供者名に基づいて識別データベース130を検索して、当該包材または原料の種類および提供者名に対応するメーカーコード位置情報、および当該メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードを取得する。ここで、「メーカーコード位置情報」とは、メーカーコードが含まれる包材/原料情報の位置を示す情報であり、例えば、並び替えられた図形コードの情報のうち2番目の図形コードの3桁目から7桁目を示す情報である。また、メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードは、包材または原料の提供者のメーカーコード(例えば“53782”)である。
そして、包材/原料情報確認部116は、識別データベース130から取得したメーカーコード位置情報に基づいて包材/原料情報からメーカーコードを取得する。図6(b)に示す例の場合、2番目の図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分Aの3桁目から7桁目の“53782”を取得する。
その後、包材/原料情報確認部116は、包材/原料情報から取得したメーカーコードが識別データベース130から取得したメーカーコードと一致した場合に、包材/原料情報が正しい情報であると判定する。
次に、上記の包材・原料投入システム1の制御装置10の処理動作の一例について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、包材/原料情報入力部111は、製品票読取装置20から、製品票の複数の図形コードが含む包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する(ステップS11)。図4は、製品票の一例を示している。この製品票の下側部分には、3つのバーコード71,72,73が印刷されている。オペレータが製品票読取装置20を用いてバーコード71,72,73を任意の順序で読み取ることにより、バーコード71,72,73に含まれる包材/原料情報構成部分の情報は制御装置10(包材/原料情報入力部111)に入力される。
次に、オーダー情報入力部112は、オーダー票読取装置30から、オーダー情報を入力する(ステップS12)。図5は、オーダー票の一例を示している。このオーダー票の右上部分には、バーコード81が印刷されている。オペレータがオーダー票読取装置30を用いてバーコード81を読み取ることにより、バーコード81に含まれるオーダー情報は制御装置10(オーダー情報入力部112)に入力される。オーダー票の使用包材確認の欄は、投入可能な包材(この場合はプリフォーム)のメーカー製品識別コードが記載される。図5の例では、“19−203−0085”のうち、“19”は製造工場識別番号、“203”は製造ライン識別番号、“0085”は製品コードをそれぞれ示している。
図5に示すように、使用包材確認の欄に複数のメーカー製品識別コードが記載されている場合は、いずれのメーカー製品識別コードの包材でも投入可能である。
なお、オーダー情報入力部112が入力するオーダー情報は、オーダー票の図形コードが含む情報に基づいて、所定のデータベースを検索して得られた情報を含んでもよい。この場合、オーダー情報入力部112は、まず、オーダー票の図形コードが含む所定の情報を入力し、当該情報に基づいて所定のデータベースを検索してその他のオーダー情報を入力する。
例えば、オーダー情報入力部112は、まず、オーダー票の図形コードが含む所定の情報(包材または原料の種類および提供者名)を入力し、当該情報に基づいて並べ替えルールデータベース140を検索して、包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールを入手するようにしてもよい。
なお、上記のステップS11とステップS12の実行順序は任意である。即ち、オーダー情報を入力した後に、包材/原料情報構成部分を入力してもよい。
次に、読取完了通知部115は、製品票読取装置20によって製品票の複数の図形コードが全て読み取られるか否かを判定する(ステップS13)。ここでいう図形コードは、包材/原料情報構成部分を有する図形コードであり、それ以外の図形コードは含まれない。
本ステップS13では、具体的には、オーダー情報が製品票から読み取るべき図形コードの数(図形コード数)を含んでおり、読取完了通知部115は、製品票読取装置20によって製品票の図形コードが読み取られる度に読取カウント値を1つ増やす。そして、読取カウント値がオーダー情報に含まれる図形コード数に達すると、読取完了通知部115は、製品票の複数の図形コードが全て読み取られたことを包材/原料情報取得部113に通知する。
なお、読取完了通知部115は、図形コードから読み出した包材/原料情報構成部分が以前に読み出した包材/原料情報構成部分と同じである場合には、読取カウント値を増やさないようにしてもよい。これにより、オペレータが誤って同じ図形コードを複数回読み取った場合であっても、製品票の図形コードの読み取り完了を正確に判定することができる。
次に、製品票の図形コードが全て読み取られると、包材/原料情報取得部113は、各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより、製品票の包材/原料情報を取得する(ステップS14)。
包材/原料情報構成部分の並べ替えは、例えば、以下のようにして行う。
まず、包材/原料情報取得部113は、製品票の各バーコードが含む包材/原料情報構成部分から所定桁の固定データをそれぞれ抽出する。当該桁には、常に固定のデータが格納されている。また、当該桁は並べ替えルールにより指定される。
図4に示す製品票の場合、包材/原料情報取得部113は、バーコード71,72,73に含まれる包材/原料情報構成部分から、第1桁のデータをそれぞれ抽出する。例えばバーコード72、バーコード71、バーコード73の順序で読み取られた場合、図6(a)に示すように、“2”、“0”、“9”が抽出される。
なお、図6(a)において、包材/原料情報構成部分Aは最初に読み取られたバーコード72に含まれる包材/原料情報構成部分を示し、包材/原料情報構成部分Bは2番目に読み取られたバーコード71に含まれる包材/原料情報構成部分を示し、包材/原料情報構成部分Cは3番目に読み取られたバーコード73に含まれる包材/原料情報構成部分を示している。
上記のようにして各バーコードから固定データが抽出されると、包材/原料情報取得部113は、抽出した固定データが並べ替えルールが示す順序に並ぶように包材/原料情報構成部分を並べ替える。並べ替えルールによる第1桁のデータ値の並びが“0”、“2”、“9”であるので、包材/原料情報取得部113は、図6(b)に示すように包材/原料情報構成部分を並び替える。
このように、包材/原料情報取得部113は、バーコードの包材/原料情報構成部分の所定桁にある固定データを各包材/原料情報構成部分から抽出し、並べ替えルール(本例では包材/原料情報構成部分を正しく整列させたときの固定データの並び)に従って包材/原料情報構成部分を並べ替えることで包材/原料情報を取得する。なお、抽出する固定データは、数字に限らず、アルファベットや特定の記号であってもよい。
包材/原料情報構成部分の並べ替えは、上記の方法に限るものではなく、例えば、包材/原料情報構成部分の長さの違いに着目して、次のようにして包材/原料情報構成部分の並べ替えを行ってもよい。
まず、包材/原料情報取得部113は、製品票の各バーコードが含む包材/原料情報構成部分の長さをそれぞれ抽出する。包材/原料情報構成部分の長さは、情報が含まれていない部分(ブランク等)を除いたときの情報の長さのことである。例えば、図7(a)に示す例の場合、バーコードAの情報(即ち、包材/原料情報構成部分。以下同じ。)の長さは5であり、バーコードBの情報の長さは7であり、バーコードCの情報の長さは6である。なお、図7(a)において、“_”はブランクを示している。
上記のようにして各包材/原料情報構成部分の長さが抽出されると、包材/原料情報取得部113は、各包材/原料情報構成部分の長さが並べ替えルールが示す順序に並ぶように包材/原料情報構成部分を並べ替える。例えば、並べ替えルールが包材/原料情報構成部分を長さが長い順に並べ替えるというものである場合、包材/原料情報取得部113は、図7(b)に示すようにバーコードA,B,Cの包材/原料情報構成部分を並び替える。
次に、包材/原料情報取得部113により包材/原料情報が取得されると、包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報と包材/原料情報とを照合することにより、充填製品製造装置60に包材または原料を投入可能であるか否かを判定する(ステップS15)。
上記包材または原料の投入可否の判定は、例えば、以下のようにして行う。
包材・原料投入可否判定部114は、包材または原料の種類および提供者名に応じて、包材/原料情報から第1の照合用情報を抽出する。抽出される第1の照合用情報の種類や数は、包材または原料の種類および提供者名に応じて決まる。例えば、包材または原料の種類が“プリフォーム”の場合、包材・原料投入可否判定部114は、包材/原料情報から、製造工場識別番号、製造ライン識別番号および製品コードの3つの情報を第1の照合用情報として抽出する。
次に、包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報から、第1の照合用情報に対応する第2の照合用情報を抽出する。例えば、包材または原料の種類が“プリフォーム”の場合、包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報から、製造工場識別番号、製造ライン識別番号および製品コードの3つの情報を第2の照合用情報として抽出する。
なお、オーダー情報に第2の照合用情報が含まれない場合には、例えば、包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報をキーにして、オーダー情報と第2の照合用情報とを対応付けて記憶するデータベース(図示せず)を検索することにより第2の照合用情報を取得してもよい。このように本発明では、オーダー情報から第2の照合用情報を抽出することは、オーダー情報に基づいて1つまたは複数のデータベースを介して第2の照合用情報を抽出する場合も含む。
そして、包材・原料投入可否判定部114は、第1の照合用情報と第2の照合用情報とを照合して両者が一致した場合(例えば、製造工場識別番号、製造ライン識別番号および製品コードが全て一致した場合)に、充填製品製造装置60に包材または原料を投入可能であると判定する。
上述したように、包材/原料情報から第1の照合用情報を抽出する際に、メーカー固有で判定のノイズ情報となるオーダーナンバー、金型コード、レジン名称、原料名等は除かれる一方、製造ライン、製造工場等の投入判定に使用する情報は取り込まれる。これによって、メーカーによって区々な製品票の情報のうち必要な情報が取り込まれ、ノイズとなる情報は排除される。また、第1の照合用情報に充填ラインへの投入の可否を判断するための包材または原料の種類(プリフォーム、缶、キャップ、カートン、ラベル)が無い場合であっても、第2の照合用情報の製造工場識別番号、製造ライン識別番号および製品コードの組合せ(そのベースとなる図形コードの並べ替えルールも間接的に照合に使用される)と、第1の照合用情報の製造工場識別番号、製造ライン識別番号および製品コードの組合せとの一致によって、包材または原料の種類の不足の情報を補って包材または原料の種類の正しさが判定される。
また、包材または原料には、使用可能期間が定められているものがある。この場合、包材・原料投入可否判定部114は、次のようにして包材または原料の投入可否を判定する。まず、包材・原料投入可否判定部114は、包材/原料情報から製造年月日を抽出する。次に、包材・原料投入可否判定部114は、オーダー情報から使用可能期間(例えば30日)を抽出する。そして、包材・原料投入可否判定部114は、包材または原料の製造年月日および使用可能期間に基づいて、包材または原料が使用可能であるか否かを判定する。その結果包材または原料が使用可能であれば、包材・原料投入可否判定部114は、その包材または原料を投入可能であると判定する。
なお、包材/原料情報から包材または原料の使用期限を抽出可能な場合、包材・原料投入可否判定部114は、当該使用期限および判定時の年月日に基づいて、包材または原料の使用可否を判定してもよい。
そして、包材・原料投入可否判定部114は、包材または原料を投入可能と判定した場合、通信部120を介してシーケンサ40に包材または原料の投入命令を送信する。そして、包材・原料投入装置50は、シーケンサ40の指示により充填製品製造装置60に包材または原料を投入する。
なお、上記の処理動作において、ステップS14とステップS15との間に、ステップS14で取得された包材/原料情報を確認するステップを設けてもよい。より詳しくは、包材/原料情報が取得された後、包材/原料情報確認部116により、オーダー情報に含まれる包材または原料の種類および提供者名に基づいて識別データベース130を検索して、包材または原料の種類および提供者名に対応するメーカーコード位置情報、および当該メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードを取得する。例えば、包材/原料情報確認部116は、オーダー票のバーコード81に含まれる包材または原料の種類“PRF(プリフォーム)”および提供者名“○○製缶”を取得し、取得した包材または原料の種類および提供者名をキーにして識別データベース130を検索することにより、包材または原料の種類および提供者名に対応するメーカーコード位置情報、および当該メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードを取得する。その後、包材/原料情報確認部116は、取得したメーカーコード位置情報に基づいて包材/原料情報からメーカーコードを取得し、そのメーカーコードが、識別データベース130から取得したメーカーコードと一致した場合に、包材/原料情報が正しい情報であると判定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、包材/原料情報取得部113が、製品票の各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより包材/原料情報を取得するため、包材または原料の種類および提供者ごとに異なる製品票に表示された複数の図形コードを任意の順序で読み取っても包材/原料情報を正しく取得することができる。
さらに、本実施形態によれば、包材・原料投入可否判定部114がオーダー情報と包材/原料情報とを照合することにより充填製品製造装置60に包材または原料を投入可能であるか否かを判定するため、投入する包材または原料を厳密に管理および制御することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
上述した実施形態で説明した包材・原料投入システムの制御装置の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、包材・原料投入システムの制御装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、包材・原料投入システムの制御装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
1 包材・原料投入システム
10 制御装置
110 制御部
111 包材/原料情報入力部
112 オーダー情報入力部
113 包材/原料情報取得部
114 包材・原料投入可否判定部
115 読取完了通知部
116 包材/原料情報確認部
120 通信部
130 識別データベース
140 並べ替えルールデータベース
20 製品票読取装置
30 オーダー票読取装置
40 シーケンサ
50 包材・原料投入装置
60 充填製品製造装置
71,72,73 (製品票の)バーコード
81 (オーダー票の)バーコード

Claims (11)

  1. 包材または原料に付された製品票に表示され且つ包材/原料情報を構成する複数の図形コードを読み取る製品票読取装置から、前記各図形コードが含み、前記製品票の包材/原料情報の一部分である包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する包材/原料情報入力部と、
    充填製品の生産計画に基づいて作成され、充填製品製造装置に次に投入すべき包材または原料を指示するオーダー情報であって、前記包材または原料の種類および提供者名と、前記包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールとを含む、オーダー情報を入力するオーダー情報入力部と、
    前記製品票読取装置によって前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られると、前記各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を前記並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより前記製品票の前記包材/原料情報を取得する包材/原料情報取得部と、
    前記オーダー情報と前記包材/原料情報とを照合することにより、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であるか否かを判定する包材・原料投入可否判定部と、
    を備えることを特徴とする包材・原料投入システムの制御装置。
  2. 前記各図形コードは、バーコードであり、
    前記包材/原料情報取得部は、前記各バーコードが含む包材/原料情報構成部分から所定桁の固定データをそれぞれ抽出し、前記固定データが前記並べ替えルールが示す順序に並ぶように前記包材/原料情報構成部分を並べ替えることにより、前記包材/原料情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  3. 前記各図形コードは、バーコードであり、
    前記包材/原料情報取得部は、前記各バーコードが含む包材/原料情報構成部分の長さをそれぞれ抽出し、前記各包材/原料情報構成部分の長さが前記並べ替えルールが示す順序に並ぶように前記包材/原料情報構成部分を並べ替えることにより、前記包材/原料情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  4. 包材または原料の種類および提供者名ごとに、包材/原料情報に含まれるメーカーコードの位置を示すメーカーコード位置情報、および当該位置に格納されているべきメーカーコードを格納した識別データベースと、
    前記包材/原料情報が取得された後、前記オーダー情報に含まれる包材または原料の種類および提供者名に基づいて前記識別データベースを検索して、前記包材または原料の種類および提供者名に対応するメーカーコード位置情報、および当該メーカーコード位置情報が示す位置に格納されているべきメーカーコードを取得し、前記取得したメーカーコード位置情報に基づいて前記包材/原料情報からメーカーコードを取得し、前記包材/原料情報から取得したメーカーコードが前記識別データベースから取得したメーカーコードと一致した場合に、前記包材/原料情報が正しい情報であると判定する包材/原料情報確認部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  5. 前記包材・原料投入可否判定部は、前記包材または原料の種類および提供者名に応じて、前記包材/原料情報から第1の照合用情報を抽出し、前記オーダー情報から前記第1の照合用情報に対応する第2の照合用情報を抽出し、前記第1の照合用情報と前記第2の照合用情報とを照合して両者が一致した場合に、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であると判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  6. 前記オーダー情報は、前記製品票から読み取るべき図形コードの数である図形コード数を含み、
    前記製品票読取装置によって前記製品票の図形コードが読み取られる度に読取カウント値を1つ増やし、前記読取カウント値が前記オーダー情報に含まれる図形コード数に達すると、前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られたことを前記包材/原料情報取得部に通知する読取完了通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  7. 前記読取完了通知部は、前記図形コードから読み出した包材/原料情報構成部分が以前に読み出した包材/原料情報構成部分と同じである場合には、前記読取カウント値を増やさないことを特徴とする請求項6に記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  8. 前記包材・原料投入可否判定部は、前記包材または原料を投入可能と判定した場合、前記包材または原料を前記充填製品製造装置に投入する包材・原料投入装置を制御するシーケンサに、前記包材または原料の投入命令を送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  9. 前記オーダー情報は、オーダー票読取装置により読み取られたオーダー票の図形コードに含まれる情報であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の包材・原料投入システムの制御装置。
  10. 包材または原料に付された製品票に表示され且つ包材/原料情報を構成する複数の図形コードを読み取る製品票読取装置から、前記各図形コードが含み、前記製品票の包材/原料情報の一部分である包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力するステップと、
    充填製品の生産計画に基づいて作成され、充填製品製造装置に次に投入すべき包材または原料を指示するオーダー情報であって、前記包材または原料の種類および提供者名と、前記包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールとを含む、オーダー情報を入力するステップと、
    前記製品票読取装置によって前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られると、前記各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を前記並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより前記製品票の前記包材/原料情報を取得するステップと、
    前記オーダー情報と前記包材/原料情報とを照合することにより、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であるか否かを判定するステップと、
    を備えることを特徴とする包材・原料投入システムの制御方法。
  11. コンピュータを、
    包材または原料に付された製品票に表示され且つ包材/原料情報を構成する複数の図形コードを読み取る製品票読取装置から、前記各図形コードが含み、前記製品票の包材/原料情報の一部分である包材/原料情報構成部分をそれぞれ入力する包材/原料情報入力手段、
    充填製品の生産計画に基づいて作成され、充填製品製造装置に次に投入すべき包材または原料を指示するオーダー情報であって、前記包材または原料の種類および提供者名と、前記包材または原料の種類および提供者名に対応する並べ替えルールとを含む、オーダー情報を入力するオーダー情報入力手段、
    前記製品票読取装置によって前記製品票の前記複数の図形コードが全て読み取られると、前記各図形コードに含まれる包材/原料情報構成部分を前記並べ替えルールに基づいて並べ替えることにより前記製品票の前記包材/原料情報を取得する包材/原料情報取得手段、および
    前記オーダー情報と前記包材/原料情報とを照合することにより、前記充填製品製造装置に前記包材または原料を投入可能であるか否かを判定する包材・原料投入可否判定手段として機能させるための、包材・原料投入システムの制御プログラム。
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