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JP2016037242A - 車両前部構造 - Google Patents

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JP2016037242A
JP2016037242A JP2014163016A JP2014163016A JP2016037242A JP 2016037242 A JP2016037242 A JP 2016037242A JP 2014163016 A JP2014163016 A JP 2014163016A JP 2014163016 A JP2014163016 A JP 2014163016A JP 2016037242 A JP2016037242 A JP 2016037242A
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curved
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JP2014163016A
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康亮 田口
Kosuke Taguchi
康亮 田口
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】微小ラップ衝突時にパワーユニットに衝突荷重を伝達して荷重分散すると共に、フルラップ衝突時における衝撃吸収代を確保する。
【解決手段】サブフレーム50を構成するサイドフレーム52の前端部には、車両幅方向外側に突出する突出部54が形成されている。突出部54の車両前後方向後方側には、車両幅方向内側に向けて凸状に湾曲した第一湾曲部56が形成されている。第一湾曲部56の車両前後方向後方側には、車両幅方向外側に向けて凸状に湾曲する第二湾曲部58が形成されている。そして、平面視において、第一湾曲部56の車両幅方向外側の壁面56Aの最外部L1(湾曲のU字の底部)よりも、第二湾曲部58の車両幅方向内側の壁面58Aの最内部L2(湾曲のU字の底部)の方が、車両幅方向外側に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部構造に関する。
特許文献1には、フロントサイドメンバの下方にサブフレームを配設した自動車の車両前部構造に関する技術が開示されている。この先行技術では、サブフレームの前端部に車両幅方向外側に突出する突出部(前部取付点)が設けられ、その後方側に車両幅方向外側に向かって凸状に湾曲する湾曲部(屈曲部)が設けられている(特許文献1を参照)。
このような車両前部構造おいては、フロントサイドメンバよりも車両幅方向外側で前面衝突する微小ラップ衝突時に、サブフレームの前部が車両幅方向内側に突出するように折れ曲がることで、パワーユニットに当たり、パワーユニットに衝突荷重が伝達され荷重分散が図られる。しかし、フルラップ衝突時においてもサブフレームが車両幅方向内側に突出するように折れ曲がってパワーユニットに当たり、衝撃吸収代が減少する虞がある。
したがって、この点において改善の余地があった。また、その他関連する技術が、特許文献2〜特許文献5に開示されている。
特開2008―137529号公報 特開2011―088597号公報 特開2012―045995号公報 特開2013―248982号公報 特開2014―012488号公報
本発明は、上記事実を考慮し、微小ラップ衝突時にはパワーユニットに衝突荷重を伝達して荷重分散すると共に、フルラップ衝突時における衝撃吸収代を確保することができる車両前部構造を提供することが課題である。
請求項1の車両前部構造は、車両前部における車両幅方向外側に車体前後方向に沿って配置されたサブフレーム又はサイドメンバと、前記サブフレーム又は前記サイドメンバの前端部に設けられ、車両幅方向外側に向かって突出する突出部と、前記サブフレーム又は前記サイドメンバの前記突出部の車両前後方向後方側における車両幅内側に配置されたパワーユニットに重なる部位に形成され、車両幅方向内側に向けて凸状に湾曲した第一湾曲部と、前記サブフレーム又は前記サイドメンバの第一湾曲部の車両前後方向後方側に形成され、車両幅方向外側に向けて凸状に湾曲し、車両幅方向内側の最外部が前記第一湾曲部の車両幅方向外側の最内部よりも車両幅方向外側となった第二湾曲部と、を備えている。
請求項1に記載の車両前部構造では、微小ラップ衝突時には、サブフレーム又はサイドメンバの前端部に設けられた突出部の先端部に衝突荷重が入力される。これにより、サブフレーム又はサイドメンバの前端部に回転力が発生し、サブフレーム又はサイドメンバの突出部の車両前後方向後側に形成された第一湾曲部が車両幅方向内側に突出するように折れ曲がり、パワーユニットに当たる(干渉する)。よって、衝突荷重の少なくとも一部がパワーユニットに伝達され荷重分散が図られる。
一方、フルラップ衝突時には、サブフレーム又はサイドメンバの前端部に設けられた突出部の全体に衝突荷重が入力される。これにより、サブフレーム又はサイドメンバの前端部が車両前後方向後側に移動する。このとき、第一湾曲部の車両幅方向外側の最内部よりも第二湾曲部の車両幅方向内側の最外部の方が車両幅方向外側に位置しているので、第二湾曲部が車両幅方向外側に突出するように折れ曲がり、サブフレーム又はサイドメンバはパワーユニットに当たらない(干渉しない)。よって、フルラップ衝突時におけるサブフレーム又はサイドメンバの衝撃吸収代が確保される。
このように、微小ラップ衝突時にはパワーユニットにサブフレーム又はサイドメンバが当たる(干渉する)ことで衝突荷重が伝達され荷重分散されるが、フルラップ衝突時にはサブフレーム又はサイドメンバはパワーユニットに当たらないので(干渉しないので)、サブフレーム又はサイドメンバの衝撃吸収代が確保される。
請求項1に記載の車両前部構造によれば、微小ラップ衝突時にはパワーユニットに衝突荷重を伝達して荷重分散すると共に、フルラップ衝突時における衝撃吸収代を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るサブフレームの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両前部構造を示す(A)は平面図であり、(B)は側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両前部構造の要部を模式的に示す拡大平面図である。 (A)は微小ラップ衝突直前の状態を示す図3に対応する拡大平面図であり、(B)は微小ラップ衝突直後の状態を示す図3に対応する拡大平面図である。 (A)はフルラップ衝突直前の状態を示す図3に対応する拡大平面図であり、(B)はフルラップ衝突直後の状態を示す図3に対応する拡大平面図である。
図1〜図5を用いて、本発明の一実施形態に係る車両前部構造について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前側を示しており、矢印UPは車両上下方向上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
[構造]
図1〜図3に示すように、車体前部10における車両前部構造11は、車両幅方向両側部に設けられた車両前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバ12(図2(A)を参照)の下方に、図示されていないサスペンションを搭載するサブフレーム50が配置されている。サブフレーム50における車両幅方向両側部の前方側には、それぞれ車両前後方向に沿って配置されたサイドフレーム52が設けられている。
図2及び図3に示すように、左右のサイドフレーム52の間(車両幅方向内側)には、エンジンとトランスミッションとを含んで構成されたパワーユニット20が設けられている。パワーユニット20の車両前後方向後側には、図示されていないダッシュパネルを隔てて図示されていない客室(キャビン)が設けられている。
図1〜図3に示すように、サブフレーム50を構成するサイドフレーム52の前端部には、車両幅方向外側に突出する突出部54が形成されている。なお、本実施形態では、突出部54は、サイドフレーム52に一体的に形成された構造であるが、スペーサ等の別部材が接合されることによって突出部54が設けられた構造であってもよい。
サイドフレーム52における突出部54の車両前後方向後方側には、車両幅方向内側に向けて凸状に湾曲した第一湾曲部56が形成されている。なお、第一湾曲部56は、車両幅方向から見た側面視で、パワーユニット20とオーバーラップする位置に設けられている(図2(B)を参照)。
更に、サブフレーム50を構成するサイドフレーム52における第一湾曲部56の車両前後方向後方側には、車両幅方向外側に向けて凸状に湾曲する第二湾曲部58が形成されている。
そして、図2(A)及び図3に示すように、平面視において、第一湾曲部56の車両幅方向外側の壁面56Aの最外部L1(湾曲のU字の底部)よりも、第二湾曲部58の車両幅方向内側の壁面58Aの最内部L2(湾曲のU字の底部)の方が、車両幅方向外側に位置している。
[作用及び効果]
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(微小ラップ衝突時)
まず、フロントサイドメンバ12よりも車両幅方向外側で前面衝突する微小ラップ衝突時について説明する。
図4に示すように、微小ラップ衝突時には、サブフレーム50を構成するサイドフレーム52の突出部54の先端部(車両幅方向外側端部)54Aに、バリアW1から衝突荷重F1が入力される。これにより、矢印K1で示すように、サイドフレーム52の前端部に回転力が発生する。
この回転力(矢印K1)によってサイドフレーム52の第一湾曲部56が折れ曲がり、矢印S1で示すように車両幅方向内側に突出し、第一湾曲部56がパワーユニット20に当たる(干渉する)。そして、サイドフレーム52の第一湾曲部56がパワーユニット20に当たることで、矢印R1で示すように、衝突荷重F1の少なくとも一部がパワーユニット20に伝達され荷重分散が図られる共に、衝突初期から減速する。
(フルラップ衝突時)
つぎに、前面衝突のフルラップ衝突時について説明する。
図5に示すように、前面衝突のフルラップ衝突時には、サブフレーム50を構成するサイドフレーム52の突出部54の全体に、バリアW2から衝突荷重F2が入力される。これにより、矢印K2で示すように、サイドフレーム52の前端部が車両前後方向後側に移動する。
このとき、サイドフレーム52の第一湾曲部56の最外部L1よりも第二湾曲部58の最内部L2の方が車両幅方向外側に位置しているので(図2(A)及び図3も参照)、矢印S2で示すように、第二湾曲部58が車両幅方向外側に突出するように折れ曲がる。しかし、第一湾曲部56は殆ど折れ曲がることなく車両前後方向後方側に移動する。よって、サイドフレーム52の第一湾曲部56は、パワーユニット20に当たらない(干渉しない)。
したがって、矢印R2で示すように、衝突荷重F2はサイドフレーム52(サブフレーム50)を伝達するので、フルラップ衝突時におけるサイドフレーム52(サブフレーム50)の衝撃吸収代が確保される。
ここで、仮にサイドフレーム52の第一湾曲部56の最外部L1よりも第二湾曲部58の最内部L2が車両幅方向外側に位置していない場合は、第二湾曲部58が車両幅方向外側に突出するように折れ曲がらない、或いは折り曲がりにくい。よって、このような場合は、フルラップ衝突時においても、第一湾曲部56が車両幅方向内側に突出するように折れ曲がりパワーユニット20に当たり、衝撃吸収代が減少する虞がある。
これに対して、本実施形態では、上述したように、サイドフレーム52の第一湾曲部56の最外部L1よりも第二湾曲部58の最内部L2の方が車両幅方向外側に位置しているので、第二湾曲部58が車両幅方向外側に突出するように折れ曲がり、第一湾曲部56が車両前後方向後方側に移動する。よって、フルラップ衝突時におけるサイドフレーム52(サブフレーム50)の衝撃吸収代が確保される。
(まとめ)
微小ラップ衝突時には、サブフレーム50のサイドフレーム52の第一湾曲部56が車両幅方向内側に突出するように折れ曲がりパワーユニットに当たることで衝突荷重を伝達して荷重分散する。しかし、フルラップ衝突時には、第一湾曲部56がパワーユニットに当たらないようにサイドフレーム52の第二湾曲部58が車両幅方向外側に突出するように折れ曲がることで衝撃吸収代が確保される。
このようにサブフレーム50のサイドフレーム52を、微小ラップ衝突時にはパワーユニットに当てるがフルラップ衝突時にはパワーユニットに当てない、という背反する要求を両立することができる。
[その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態に係る車両前部構造11は、左右対称に構成されているとして説明をしたが、左右対称に構成されていなくてもよい。すなわち、サブフレーム50の左右のサイドフレーム52の両方に本発明を適用したが、左右のいずれか一方のサイドフレーム52にのみ本発明を適用してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、サブフレーム50のサイドフレーム52に本発明を適用したが、これに限定されない。フロントサイドメンバ12にも本発明を適用することができる。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 車両前部
11 車両前部構造
12 サイドメンバ
50 サブフレーム
52 サイドフレーム
54 突出部
56 第一湾曲部
58 第二湾曲部

Claims (1)

  1. 車両前部における車両幅方向外側に車体前後方向に沿って配置されたサブフレーム又はサイドメンバと、
    前記サブフレーム又は前記サイドメンバの前端部に設けられ、車両幅方向外側に向かって突出する突出部と、
    前記サブフレーム又は前記サイドメンバの前記突出部の車両前後方向後方側における車両幅内側に配置されたパワーユニットに側面視で重なる部位に形成され、車両幅方向内側に向けて凸状に湾曲した第一湾曲部と、
    前記サブフレーム又は前記サイドメンバの第一湾曲部の車両前後方向後方側に形成され、車両幅方向外側に向けて凸状に湾曲し、車両幅方向内側の最外部が前記第一湾曲部の車両幅方向外側の最内部よりも車両幅方向外側となった第二湾曲部と、
    を備える車両前部構造。
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