JP2016033365A - ロータブレード及びロータブレードの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
第1の実施形態のロータブレードの構成について、図1〜図5を用いて説明する。図1は、本実施形態のロータブレードの全体構成を示す部分断面図である。図2は、図1のII−II線による断面図である。図3は、図1のIII−III線による断面図である。なお、各図においてにおいて、翼の長手方向(いわゆる翼幅方向)を矢印Lで示し、翼の厚さ方向を矢印Tで示し、翼弦方向を矢印Cで示す。なお、図1は、図3及び図10のI−I線による断面図となっている。
ここで、本実施形態のロータブレード10の製造方法について、図6〜図9を用いて説明する。図6は、本実施形態のロータブレードの製造方法を説明する図であり、三次元造形システム1の構成と、当該三次元造形システム1により造形途中のロータブレードを示す部分断面図である。図7は、本実施形態のロータブレードの製造方法を説明する図であり、三次元造形システム1の構成と、当該三次元造形システム1により造形が完了したロータブレードを示す部分断面図である。図8は、本実施形態のロータブレードの製造方法を説明する図であり、ロータブレードの長手方向の中央部において、外板部のうちプレッシャ側部分と、桁部のうちプレッシャ側の部分が、一体に造形された状態を示す横断面図である。図9は、本実施形態のロータブレードの製造方法を説明する図であり、ロータブレードの翼端の近傍において、外板部のうちプレッシャ側部分と、桁部のうちプレッシャ側の部分が、一体に造形された状態を示す横断面図である。
第2の実施形態のロータブレードと、その製造方法について、図1、図7、図10〜図16を用いて説明する。
第3の実施形態のロータブレードの構成について、図3、図6及び図17〜図19を用いて説明する。図17は、本実施形態のロータブレードのうち桁部の構造を説明する斜視図である。図18は、本実施形態のロータブレードのうち桁部の基本構造を説明する斜視図である。図19は、本実施形態の変形例の桁部の基本構造を説明する斜視図である。なお、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のロータブレードの構成について、図3、図6及び図20を用いて説明する。図20は、本実施形態のロータブレードのうち桁部の構造を説明する斜視図である。なお、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第5の実施形態のロータブレードの構成について、図21〜図24を用いて説明する。
図21は、本実施形態のロータブレードが適用されるジャイロミル型風車のロータの斜視図である。図22は、本実施形態のロータブレードが適用されるジャイロミル型風車のロータの斜視図であり、当該ロータに用いられるロータブレードの断面を説明する図である。なお、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上述した各実施形態のロータブレードの製造方法においては、光硬化性樹脂材料3に光を照射して硬化させる、いわゆる光造形法により、外板部30と桁部40,40A,40B;40C;40Dとを一体に造形するものとしたが、本発明に適用可能な三次元造形手法は、この態様に限定されるものではない。本発明に係るロータブレード及びその製造方法には、粉末法や熱溶解積層法など、様々な三次元造形手法を用いることができる
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 貯留槽
3 光硬化性樹脂材料
4 昇降台
5 支え
6 スイーパー
7 光照射装置
8 移動レール
9 樹脂積層装置
10,10B,10G ロータブレード
20 翼根
22 翼端
24 翼本体
30 外板部
31 前縁
32 後縁
33 プレッシャ側部分
34 サクション側部分
35 外面
36 空間
40,40A,40B,40C,40D,40E 桁部
41 桁部
44 キャビティ
45 保持部分
46 開口
47 溝
48 凹み
50 ダウンコンダクタ
51 本体部
53 突出部
60 レセプタ
62 貫通孔
64 壁体
70 延伸部
72 結合部
75 基本構造
80 六角柱状空間
82 平板状部分
84 壁体
85 貫通孔
88 構造体
90 ロータ
92 円板状部分
93 円板状部分
95 貫通孔
Claims (12)
- ロータブレードのうち翼型を画定する板状の部分である外板部と、
前記外板部の内側を長手方向に延びており、当該外板部のプレッシャ側部分とサクション側部分とを結合させる桁部と、
を備え、
前記外板部と前記桁部は、一体に成形されており、
前記桁部の内部に形成された空間と、前記外板部の内側であって前記桁部の外側にある空間が連通している
ことを特徴とするロータブレード。 - 前記桁部は、内部にキャビティが三次元的に配列されて構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のロータブレード。 - 前記桁部は、隣り合うキャビティ同士が連通する連続気泡構造をなしており、
各キャビティは、前記桁部の外にある空間と連通している
ことを特徴とする請求項2に記載のロータブレード。 - 前記キャビティは、略球状をなしており、所定の第1方向と、第1方向と直交する第2方向と、第1方向及び第2方向に直交する第3方向に、それぞれ配列されている
ことを特徴とする請求項2に記載のロータブレード。 - 前記桁部は、立体トラス構造をなしており、
直線状に延びている複数の延伸部と、
隣り合う延伸部同士を結合させる複数の結合部と、
を有し、
前記複数の延伸部と前記複数の結合部は、一体に造形されている
ことを特徴とする請求項1に記載のロータブレード。 - 各延伸部は、それぞれ略円柱形状をなしており、
各結合部は、それぞれ略球形状をなしており、
前記桁部は、各結合部の球形状の半径が、各延伸部の円柱形状の半径に比べて、大きくなるよう構成されている
ことを特徴とする請求項5に記載のロータブレード。 - 前記桁部は、ハニカム構造をなしており、
六角柱状をなしている六角柱状空間が、平らな板状をなしている平板状部分の上に複数配列されており、
各六角柱状空間を画定する壁体には、隣り合う六角柱状空間同士を連通させる貫通孔が形成されており、
各六角柱状空間は、前記桁部の外にある空間と連通している
ことを特徴とする請求項1に記載のロータブレード。 - 前記外板部より内側において長手方向に延びており、翼端側からの雷の電流を翼根側に流す導体であるダウンコンダクタを、さらに備え、
前記桁部には、当該ダウンコンダクタを保持する保持部分が、長手方向に間隔をあけて複数配列されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のロータブレード。 - 前記外板部を貫通して延びており、当該外板部の外側から雷の電流を受けて前記ダウンコンダクタに流す導体であるレセプタを、さらに備え、
前記外板部には、当該レセプタが取り付ける貫通孔が形成されている
ことを特徴とする請求項8に記載のロータブレード。 - 三次元造形システムにより、
ロータブレードのうち翼型を画定する板状の部分である外板部を造形すると共に、当該外板部の内側を長手方向に延びて当該外板部のプレッシャ側部分とサクション側部分とを結合させる桁部を造形する
ことを特徴とするロータブレードの製造方法。 - 前記桁部を造形する際に、
前記外板部より内側を長手方向に延びて翼端側からの雷の電流を翼根側に流す導体であるダウンコンダクタを、保持する保持部分を途中まで造形し、
当該途中まで造形された保持部分に、当該ダウンコンダクタを取り付けた後、
当該保持部分の残りの部分を造形する
ことを特徴とする請求項10に記載のロータブレードの製造方法。 - 前記外板部を造形する際に、
当該外板部を貫通して延びており、当該外板部の外側から雷の電流を受けて前記ダウンコンダクタに流す導体であるレセプタを取り付けるための貫通孔を、当該外板部に形成し、
前記途中まで造形された保持部分に前記ダウンコンダクタを取り付ける際に、前記レセプタを前記貫通孔に取り付けて、当該ダウンコンダクタと接続する
ことを特徴とする請求項11に記載のロータブレードの製造方法。
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