JP2016031003A - Nozzle device for hot-water washing toilet seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、温水洗浄便座のノズル装置に関する。 The present invention relates to a nozzle device for a warm water cleaning toilet seat.
温水洗浄便座のノズル装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図2乃至図4に示されているように、ノズル装置(ノズル機構A1)は、ノズル筒3を摺動可能に支持するベースフレーム1を備えている。ベースフレーム1は、1つの部材により構成されている。ノズル筒3の側面に設けられたアーム14には、モータ8により周回駆動するタイミングベルト12が固定されている。タイミングベルト12が周回駆動することにより、ノズル筒3が移動する。
ノズル筒3の移動をタイミングベルト12によって行う場合、プーリ9,10,11やテンション機構13等の部材が必要となり、ノズル装置を構成する部材点数が比較的多くなるため、ノズル装置のコストが比較的高くなる。
As a type of nozzle device for a warm water cleaning toilet seat, one disclosed in Patent Document 1 is known. As shown in FIGS. 2 to 4 of Patent Document 1, the nozzle device (nozzle mechanism A1) includes a base frame 1 that slidably supports the nozzle cylinder 3. The base frame 1 is composed of one member. A timing belt 12 that is driven around by a motor 8 is fixed to an arm 14 provided on a side surface of the nozzle cylinder 3. As the timing belt 12 is driven to rotate, the nozzle cylinder 3 moves.
When the nozzle cylinder 3 is moved by the timing belt 12, members such as the
また、温水洗浄便座のノズル装置の一形式として、特許文献2に示されているものが知られている。特許文献2の図13に示されているように、ノズル装置は、部材点数が比較的少ないラックアンドピニオン機構によってノズルユニット21の移動を行っている。
さらに、特許文献2の図2乃至図4に示されているように、ノズル装置は、人体の局部を洗浄するノズルユニット21を摺動可能に支持するケース16を備えている。ケース16は、上ケース17と下ケース18とから構成されている。下ケース18には、ノズルユニット21を摺動方向に案内するノズルガイド19が設けられている。また、ノズルユニットの両側方に形成された連結受部48および位置決め突起51を、上ケース17と下ケース18とによって挟持している。そして、特許文献2の図16に示されているように、連結受部48および位置決め突起51がノズルガイド19の両側方に設けられた前ストッパ52および後ストッパ53にそれぞれ接触することにより、ノズルユニット21の移動範囲が定められている。
Moreover, what is shown by
Further, as shown in FIGS. 2 to 4 of
しかしながら、上述した特許文献2のノズル装置においては、ノズルユニット21の連結受部48および位置決め突起51が挟持されるように、ノズルユニット21をケース16に取り付けるため、ケース16が複数の部材(上ケース17および下ケース18)に分割されている。このように、ノズル装置を構成する部材を分割して構成することにより、部材点数が増える場合、ノズル装置のコストが比較的高くなるときがある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、温水洗浄便座のノズル装置の低コスト化を図ることを目的とする。
However, in the nozzle device of
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to reduce the cost of a nozzle device for a warm water cleaning toilet seat.
上記の課題を解決するため、請求項1に係る温水洗浄便座のノズル装置は、洗浄水を噴出することにより人体の局部を洗浄するノズルが設けられたノズル本体と、ノズルが人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置と後方の収納位置との間にて、ノズル本体を摺動可能に支持するノズルベースと、を備えた温水洗浄便座のノズル装置であって、ノズルベースは、ノズル本体の摺動方向に対して垂直な方向に突出し、摺動方向に延びる一対のレール部と、レール部の後方側の端部に形成された凸部と、を備え、ノズル本体は、レール部に摺動方向に摺動可能に係合し、ノズル本体を摺動可能に案内する係合部と、ノズル本体が収納位置側の端部に後退したとき、凸部と接触してノズル本体の後方側への移動を規制する規制部と、を備え、ノズルベースおよびノズル本体の一方は、ノズル本体がノズルベースに取り付けられる際、係合部を一対のレール部に係合させるために、規制部が凸部を乗り越えるように弾性変形し、規制部が凸部を乗り越えた後、係合部が一対のレール部と係合するように、元の形状に復元する弾性部を備えている。
これによれば、ノズルベースのレール部に形成された凸部およびノズル本体の規制部によって、凸部より後方へのノズル本体の移動を規制することができる。また、ノズル本体の弾性部によって、ノズル本体がノズルベースに取り付けられる際、規制部が凸部を乗り越えることができるため、ノズルベースを分割することなく、ノズル本体をノズルベースに取り付けることができる。よって、ノズルベースの部材点数ひいてはノズル装置の部材点数を比較的少なくすることができる。したがって、温水洗浄便座のノズル装置の低コスト化を図ることができる。
In order to solve the above-described problem, a nozzle device for a warm water cleaning toilet seat according to claim 1 is provided with a nozzle body provided with a nozzle for cleaning a local part of the human body by spraying the cleaning water, and the nozzle cleans the local part of the human body. And a nozzle base for slidably supporting the nozzle body between a front washing position and a rear storage position, wherein the nozzle base is a slide of the nozzle body. The nozzle body includes a pair of rail portions protruding in a direction perpendicular to the moving direction and extending in the sliding direction, and a convex portion formed at an end on the rear side of the rail portion, and the nozzle body slides on the rail portion. Engaging part that slidably moves in the direction and slidably guides the nozzle body, and when the nozzle body is retracted to the end on the storage position side, it comes into contact with the convex part toward the rear side of the nozzle body And a restricting portion for restricting movement of the nozzle base. When one of the nozzle body and the nozzle body is attached to the nozzle base, in order to engage the engaging portion with the pair of rail portions, the restricting portion is elastically deformed so as to get over the protruding portion, and the restricting portion is the protruding portion. An elastic portion that restores the original shape is provided so that the engaging portion engages with the pair of rail portions after overcoming.
According to this, the movement of the nozzle main body to the rear from the convex portion can be regulated by the convex portion formed on the rail portion of the nozzle base and the regulating portion of the nozzle main body. Further, when the nozzle body is attached to the nozzle base by the elastic part of the nozzle body, the restricting part can get over the convex part, so that the nozzle body can be attached to the nozzle base without dividing the nozzle base. Therefore, the number of members of the nozzle base, and hence the number of members of the nozzle device can be relatively reduced. Therefore, cost reduction of the nozzle device of the warm water washing toilet seat can be achieved.
以下、本発明によるノズル装置10の一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図2における上側および下側をそれぞれノズル装置10の上方および下方とし、同じく左上側および右下側をそれぞれノズル装置10の後方および前方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれノズル装置10の左方および右方として説明する。また、図2には、各方向を示す矢印を示している。
Hereinafter, an embodiment of the
ノズル装置10は、温水洗浄便座1に使用されている。図1に示すように、温水洗浄便座1は、腰掛式便器2の上面(便座設置面)に取り付けられ、ケーシング1aの内部にノズル装置10および人体を乾燥する乾燥装置(図示なし)等が収容されている。ノズル装置10は、ケーシング1aの中央部に配設されている。さらに、ケーシング1aの内部には、洗浄水供給装置(図示なし)および制御装置1bが収容されている。洗浄水供給装置は、ノズル装置10へ洗浄水を供給するものである。制御装置1bは、ノズル装置10および洗浄水供給装置を少なくとも制御するものである。また、ケーシング1aには、便座1cおよび便蓋1dが回動可能に支持されている。
The
ノズル装置10は、人体の局部を洗浄するものである。ノズル装置10は、図2乃至図4に示すように、ノズルベースユニット20およびノズル本体30を備えている。ノズル本体30は、ノズルベースユニット20に対し、収納位置P1と洗浄位置P2との間を移動する。収納位置P1は、ノズル装置10の後方の位置であり、ノズル本体30がケーシング1aに収納される位置である(図2及び図4参照)。洗浄位置P2は、ノズル装置10の前方の位置Pであり、ノズル本体30が人体の局部を洗浄する位置である(図3参照)。すなわち、ノズル本体30は、ノズルベースユニット20に対し、前後方向に移動する。なお、図1には、ケーシング1aから突出して洗浄位置P2に位置するノズル本体30が示されている。
The
ノズルベースユニット20は、図5に示すように、ノズルベース21、ノズルモータ22およびピニオンギヤ23を備えている。
ノズルベース21は、ノズル本体30を、洗浄位置P2と収納位置P1との間にて摺動可能に支持するものである。ノズルベース21は、合成樹脂(例えばABS樹脂)によって形成されている。ノズルベース21は、一対のレール部21a、凸部21b、ノズル保持部21c、溝部21dおよびモータカバー部21eが形成されている。
As shown in FIG. 5, the
The
一対のレール部21aは、ノズルベース21の左右両側面にて、ノズル本体30の摺動方向(前後方向)Sに対して、垂直な方向に突出し、摺動方向Sに延びるように形成されている。具体的には、レール部21aは、左右方向にそれぞれ突出している。また、レール部21aは、上面21a1と下面21a2(図9参照)とが平行となるように板状に形成されている。さらに、レール部21aは、突出端面21a3が平面状に形成されている。なお、一対のレール部21aは、溝部21dの両側に形成されている。
The pair of
凸部21bは、レール部21aの後方側の端部にそれぞれ形成されている。具体的には、凸部21bは、レール部21aの後方側の端部における突出端面21a3から左右方向にそれぞれ突出するように形成されている。凸部21bの上面および下面は、レール部21aの上面21a1および下面21a2とそれぞれ同一平面を成すように形成されている。また、凸部21bは、図4および図6に示すように、凸部21bの突出端面21b1と後端面21b2との間にテーパ面21b3が形成されている。テーパ面21b3は、後方から前方に向かって、凸部21bの突出量が徐々に大きくなるような平面状に形成されている
The
ノズル保持部21cは、ノズルベース21の前方にて、ノズル本体30を摺動方向Sに方向付けをするように保持するものである。具体的には、ノズル保持部21cは、ノズル本体30の上方向および左右方向への動きを規制する。ノズル保持部21cは、下方を開放する断面略U字形状に形成されている。
The
溝部21dは、図4,図5及び図8に示すように、ノズルベース21のノズル本体30が対向する面に摺動方向Sに延びるように形成されている。具体的には、溝部21dは、ノズルベース21の上面に形成されている。また、溝部21dの前方の端部には、ノズルベース21を上下方向に貫通する貫通穴21d1(図8参照)が形成されている。
As shown in FIGS. 4, 5, and 8, the
モータカバー部21eは、飛散した洗浄水がケーシング1a内に浸入した場合、飛散した洗浄水がノズルモータ22に付着することを抑制するものである。例えば、おしり洗浄が行われた場合、おしり洗浄中に洗浄水が飛散するときがある。ここで、ケーシング1aの前方には、ノズル本体30が収納位置P1と洗浄位置P2との間を移動可能とするように、ケーシング1aの前方に開口部(図示なし)が形成されており、ケーシング1aの開口部の周縁と、ノズル本体30の外周面との間に隙間が存在する。そして、飛散した洗浄水は、このケーシング1aの前方の隙間より、ケーシング1aの外部からケーシング1a内に侵入する。このような飛散した洗浄水がノズルモータ22に付着しないように、モータカバー部21eは、図5に示すように、ノズルモータ22の前方および上方を覆う略L字形状の板状に形成されている。
The
ノズルモータ22は、ノズル本体30を駆動する動力を発生するものである。ノズルモータ22は、例えばステッピングモーターである。ノズルモータ22は、ノズルベース21の右側面に、ノズルモータ22の出力軸(図示なし)が左方に向かって突出するように配設されている。ノズルモータ22は、制御装置1bと電気的に接続されている。
The
ピニオンギヤ23は、比較的小径の平歯車である。ピニオンギヤ23は、ノズルモータ22の出力軸に取り付けられ、ノズル本体30に形成されたラック部31a6(後述する)と噛み合うものである。ピニオンギヤ23は、合成樹脂(例えばポリプロピレン)にて形成されている。また、ラック部31a6がノズル本体30の下面に形成されているため、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方からノズル本体30を支持する(図2,図3及び図8参照)。すなわち、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方への動きを規制する。
The
ノズル本体30は、図2乃至図4に示すように、ノズル31および流路切替バルブ32を備えている。
ノズル31は、洗浄水を噴出することにより、人体の局部を洗浄するものである。ノズル31は、合成樹脂(例えばABS)によって形成されている。ノズル31は、図6に示すように、中央部から前方において形成されたノズル部31a、後方に形成された一対の弾性部31bおよび一対の係合部31cを備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
The
ノズル部31aは、前後方向(摺動方向S)に延びる略円筒状に形成されている。ノズル部31aの前端部には、おしり洗浄を行う場合に洗浄水を噴出する第一噴出穴31a1、および、ビデ洗浄を行う場合に洗浄水を噴出する複数の第二噴出穴31a2が形成されている。また、ノズル部31aの内部には、洗浄水が流通する第一ノズル流路31a3および第二ノズル流路31a4が、前後方向に延びるように形成されている。第一ノズル流路31a3は、一端(前端部)にて第一噴出穴31a1と連通し、他端(後端)にてノズル部31aの内側の後端面31a5に開口する(図8参照)。また、第二ノズル流路31a4は、一端(前端部)にて第二噴出穴31a2と連通し、他端(後端)にてノズル部31aの内部における後端面31a5に開口する(図8参照)。
The
また、ノズル部31aの下面には、図7及び図8に示すように、摺動方向Sに延びるラック部31a6が形成されている。ラック部31a6は、ピニオンギヤ23と噛み合う平歯車である。また、図7及び図9に示すように、ラック部31a6における反ノズルモータ22側の側面には、歯車が形成されていない側壁31a6aが形成されている。すなわち、ピニオンギヤ23は、側壁31a6aよりノズルモータ22側にてラック部31a6と噛み合うようになっている。側壁31a6aによって、ピニオンギヤ23のノズルモータ22の出力軸から外れを抑制することができる。また、図8及び図9に示すように、ラック部31a6は、ラック部31a6の歯先と溝部21dの底面とが対向するように、溝部21dにはまるようになっている。
このように、ノズル装置10は、ノズル本体30を移動させるための機構として、ラックアンドピニオン機構が設けられている。よって、従来技術のように、ノズル本体30を移動させるための機構として、特許文献2のようにタイミングベルトを用いる場合に比べて、構成部材を少なくすることができる。したがって、ノズル装置10の低コスト化を図ることができる。
Further, as shown in FIGS. 7 and 8, a rack portion 31a6 extending in the sliding direction S is formed on the lower surface of the
Thus, the
弾性部31bは、図4,図6及び図7に示すように、ノズル31の後方部にて後方に延びるように形成されている。弾性部31bは、略板状に形成され、一対の係合部31cの間の距離を広げるように弾性変形する。具体的には、弾性部31bは、図11Bに示すように、係合部31cが矢印Aの方向に移動するように弾性変形する。
As shown in FIGS. 4, 6, and 7, the
係合部31cは、レール部21aに摺動方向Sに摺動可能に係合し、ノズル本体30を摺動可能に案内するものである。係合部31cは、図6及び図7に示すように、一対の弾性部31bの後端部にそれぞれ形成されている。また、一対の係合部31cは、図9に示すように、ノズルベース21を両側方から挟むように形成されている。具体的には、係合部31cは、ノズルベース21側に開放する断面略U字形状にそれぞれ形成されている。すなわち、図9において、右側に位置する係合部31cのU字形状は左側に開放し、左側に位置する係合部31cのU字形状は右側に開放している。そして、係合部31cのU字形状の内側には、レール部21aが係合している。具体的には、係合部31cのU字形状内側面に、レール部21aの上面21a1、下面21a2および突出端面21a3がそれぞれ対向するようになっている。これにより、ノズル本体30の移動方向が摺動方向Sに方向付けられる。換言すれば、係合部31cとレール部21aとが係合することにより、ノズル本体30の上下方向および左右方向の動きが規制される。
ここで、上述したように、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方への動きを規制している。また、ノズル保持部21cは、ノズル本体30の上方向および左右方向の動きを規制している。さらに、図2および図3に示すように、ノズル本体30に対して、ノズル本体30の後方から前方に向かって順に、係合部31c、ピニオンギヤ23およびノズル保持部21cが位置するように配設されている。これらにより、ノズル本体30の移動方向が摺動方向Sに方向付けられる。
The
Here, as described above, the
また、係合部31cの後端面31c1は、図6に示すように、レール部21aの凸部21bに接触可能になっている。係合部31cの後端面31c1と凸部21bとが接触することにより、ノズル本体30の後方への移動が規制される。このように、係合部31cの後端面31c1は、特許請求の範囲の規制部を構成する。一方、係合部31cの前端面31c2は、レール部21aの前方に形成された前ストッパ面21a4(図3及び図4参照)に接触可能になっている。係合部31cの前端面31c2と前ストッパ面21a4とが接触することにより、ノズル本体30の前方への移動が規制される。
Further, as shown in FIG. 6, the rear end surface 31c1 of the engaging
流路切替バルブ32は、第一ノズル流路31a3と第二ノズル流路31a4との間で流路を切り替えるものである。すなわち、流路切替バルブ32は、洗浄水供給装置から供給された洗浄水を、第一ノズル流路31a3および第二ノズル流路31a4の一方に供給するものである。図10に示すように、流路切替バルブ32は、給水管32a、バルブボディ32bおよび回転バルブ32c、シール部材32d、バルブモータ32eを備えている。
給水管32aは、一端が洗浄水供給装置に接続され、洗浄水が供給される。また、給水管32aは、他端がバルブボディ32bの内部に連通し、洗浄水をバルブボディ32bの内部に供給する。
The flow
One end of the
バルブボディ32bは、後端面を開口する略円筒状に形成されている。バルブボディ32bは、合成樹脂(例えばABS)によって形成されている。バルブボディ32bの前端面32b1は、ノズル31の内部の後端面31a5に、例えば溶着(振動溶着)によって接合されている。具体的には、バルブボディ32bの前端面32b1とノズル31の内部の後端面31a5とは、第一ノズル流路31a3の周縁および第二ノズル流路31a4の周縁が全周に亘って溶着されている。これにより、溶着部から、洗浄水が外部に漏れず、また、第一ノズル流路31a3と第二ノズル流路31a4との間にて洗浄水が漏れないようになっている。
このように、ノズル31と流路切替バルブ32との接合が溶着であるため、ネジ等を用いて接合する場合に比べて、ノズル装置10を構成する部材点数が少ない。よって、比較的低コストにてノズル装置10を構成することができる。
The
Thus, since the joining of the
また、バルブボディ32bは、連通穴32b2、第一バルブ流路32b3および第二バルブ流路32b4が形成されている。連通穴32b2は、給水管32aとバルブボディ32b内部とを連通する穴である。
第一バルブ流路32b3および第二バルブ流路32b4は、一端がバルブボディ32bの内部に開口し、他端がバルブボディの前端面32b1に開口する。そして、第一バルブ流路32b3と第一ノズル流路31a3とが連通するようになっている。また、第二バルブ流路32b4と第二ノズル流路31a4とが連通するようになっている。
The
One end of the first valve channel 32b3 and the second valve channel 32b4 opens into the
回転バルブ32cは、バルブボディ32b内に回転可能に収容されている。回転バルブ32cは、合成樹脂(例えばABS)によって形成されている。回転バルブ32cは、バルブボディ32bの内周面に沿うように、略円筒状に形成されている。回転バルブ32cは、一端が連通穴32b2と連通可能とし、他端が第一バルブ流路32b3および第二バルブ流路32b4の一方と連通可能とする第三バルブ流路32c1が形成されている。具体的には、第三バルブ流路32c1は、回転バルブ32cが回転することにより、連通穴32b2と第一バルブ流路32b3とを、または、連通穴32b2と第二バルブ流路32b4とを連通するものである。そして、回転バルブ32cの回転角度により、第三バルブ流路32c1の他端が第一バルブ流路32b3および第二バルブ流路32b4に開口する面積が調整可能になっている。なお、回転バルブ32cの基準位置(原点位置)は、第三バルブ流路32c1が連通穴32b2と第二バルブ流路32b4とを連通した位置に設定されている。
The
また、回転バルブ32cの外周面における連通穴32b2より後方側には、環状の凹部32c2が形成されている。さらに、回転バルブ32cの後端面には、バルブモータ32eの出力軸32e1(後述する)が嵌合する凹部32c3が形成されている。
An annular recess 32c2 is formed on the outer peripheral surface of the
シール部材32dは、バルブボディ32bの内部から洗浄水が外部に漏えいすることを抑制するようにシールするものである。シール部材32dは、例えばEPDM等の弾性体によって環状に形成され、凹部32c2に配設されている。シール部材32dは、例えばXリングである。
The sealing
バルブモータ32eは、回転バルブ32cを回転駆動する動力を発生するものである。バルブモータ32eは、例えばステッピングモーターである。バルブモータ32eは、バルブボディ32bの後端面に、バルブモータ32eの出力軸32e1が前方に向かって突出するように配設されている。バルブモータ32eの出力軸32e1が回転バルブ32cに形成された凹部32c2と嵌合(すきま嵌め)するようになっている。バルブモータ32eは、制御装置1bと電気的に接続されている。
The
次に、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる場合について、図11A乃至図11Cを用いて説明する。なお、図11A乃至図11Cにおいては、流路切替バルブ32の図示が省略されている。
例えば、ノズル装置10の製造(組立)が行われる場合、ノズル本体30とノズルベース21とが分かれた状態から、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる(組み付けられる)。ノズル本体30とノズルベース21とが分かれた状態とは、ノズル本体30がノズルベース21のノズル保持部21cに挿入されておらず、かつ、ノズルベース21の一対のレール部21aにノズル本体30の係合部31cが係合していない状態である。なお、ノズルベース21にノズルモータ22およびピニオンギヤ23が取り付けられたノズルベースユニット20の状態にて、ノズル本体30が取り付けられる。
Next, the case where the
For example, when the
はじめに、ノズル本体30とノズルベース21とが分かれた状態から、ノズル本体30がノズルベース21のノズル保持部21cに挿入される。このとき、図11Aに示すように、前後左右方向においては、係合部31cが凸部21bの後方側に位置するように、ノズル本体30が位置する。一方、上下方向においては、ノズルベース21の上面にノズル本体30が位置する(図9参照)。この状態から、係合部31cを凸部21bより後方側から前方側に移動させるように、ノズル本体30が移動する。これにより、係合部31cのU字形状の底面31c3が凸部21bのテーパ面21b3に接触した後に乗り上げて、図11Bに示すように、一対の係合部31cが矢印Aの方向にそれぞれ移動して、一対の係合部31cの間の距離が広がるように、弾性部31bが弾性変形する。このとき、凸部21bの突出端面21b1と係合部31cのU字形状の底面31c3とが接触する。さらに、ノズル本体30が後方側から前方側に移動することにより、図11Cに示すように、係合部31cが凸部21bを乗り越えたときに、弾性部31bが元の形状に復元して、係合部31cが一対のレール部21aと係合する。このように、弾性部31bは、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる際、係合部31cを一対のレール部21aに係合させるために、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えるように弾性変形し、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えた後、係合部31cが一対のレール部21aと係合するように、元の形状に復元する。
First, the
次に、上述したノズル装置10の動作について説明する。ノズル装置10による洗浄が行われていない場合、ノズル本体30は、図2に示す収納位置P1に位置する。ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、係合部31cの後端面31c1と凸部21bとが接触している(図6参照)。例えば、温水洗浄便座1に電源が投入されたときに、制御装置1bがノズル本体30を後方に移動させることにより、ノズル本体30が収納位置P1に位置する。制御装置1bがノズルモータ22を駆動することで、ピニオンギヤ23が回転することにより、ピニオンギヤ23と噛み合うラック部31a6が形成されたノズル本体30が移動する。この場合のノズルモータ22の駆動量は、ノズル本体30を、係合部31cの前端面31c2および前ストッパ面21a4が接触するノズル本体30の最前の位置から収納位置P1まで移動させる駆動量以上の駆動量に設定されている。これにより、ノズル本体30の位置にかかわらず、係合部31cの後端面31c1および凸部21bが接触するまでノズル本体30が後退し、ノズル本体30が収納位置P1に位置する。
Next, the operation of the
ノズル装置10によって、おしり洗浄が行われる場合について説明する。温水洗浄便座1の操作をする操作装置(例えばリモコン;図示なし)が使用者によって操作された場合、操作装置は制御装置1bに制御信号を送信する。制御信号を受信した制御装置1bは、予め設定されたシーケンス制御に基づいてノズル装置10を制御する。具体的には、制御信号がおしり洗浄の制御信号である場合、制御装置1bは、ノズルモータ22を駆動して、ノズル本体30を収納位置P1からおしり洗浄の洗浄位置P2に移動させる。また、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、回転バルブ32cを基準位置から第三バルブ流路32c1によって連通穴32b2と第一バルブ流路32b3を連通させる位置に回転させる。さらに、制御装置1bは、洗浄水供給装置によってノズル装置10に洗浄水を供給する。これにより、図9に二点破線にて示すように、洗浄水が給水管32aから連通穴32b2を介してバルブボディ32b内に流入し、さらに、洗浄水が第三バルブ流路32c1を介して第一バルブ流路32b3に流入する。そして、洗浄水は、第一バルブ流路32b3から第一ノズル流路31a3に流入して、第一噴出穴31a1から噴出する。これにより、ノズル装置10によって、おしり洗浄が行われる。
なお、使用者がおしり洗浄の強さを操作した場合、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、第三バルブ流路32c1の他端が第一バルブ流路32b3に開口する面積を調整するように回転バルブ32cを回転させることにより、第一噴出穴31a1から噴出される洗浄水の流量が調整される。
A case where the butt cleaning is performed by the
When the user operates the strength of the buttocks washing, the
次に、おしり洗浄が停止される場合について説明する。おしり洗浄が行われている際に、使用者によって、おしり洗浄を停止する操作が行われた場合、制御装置1bは、洗浄水供給装置によってノズル装置10への洗浄水の供給を停止する。そして、制御装置1bは、ノズルモータ22を駆動して、ノズル本体30を洗浄位置P2から収納位置P1に移動させる。さらに、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、回転バルブ32cを回転させて基準位置に戻す。
なお、ビデ洗浄についても、制御装置1bが予め設定されたシーケンス制御に基づいてノズル装置10を制御する。この場合、上述したおしり洗浄の動作と同様にノズルモータ22およびバルブモータ32eが制御されるが、ビデ洗浄が行われるときには、第三バルブ流路32c1が連通穴32b2と第二バルブ流路32b4とを連通するように、バルブモータ32eが制御される点が、おしり洗浄が行われるときと異なっている。これにより、給水管32aから供給された洗浄水は、第二噴出穴31a2から噴出する。
Next, a case where the buttocks cleaning is stopped will be described. When the user performs an operation to stop the buttocks cleaning while the buttocks cleaning is performed, the
For bidet cleaning, the
次に、ノズル本体30から洗浄水が漏れた場合における洗浄水が流れる経路について説明する。ノズル本体30からの洗浄水の漏れとは、例えば、シール部材32dの経年変化により、シール性能が低下することで、回転バルブ32cとシール部材32dとの間から洗浄水がにじむ程度の漏れである。このような洗浄水の漏れが発生した場合、洗浄水は、図8に矢印Bにて示すように、バルブボディ32bの後方側からノズル本体30の下面へ伝わって、ラック部31a6に到達する。ラック部31a6に到達した洗浄水は、ラック部31a6がはまっているノズルベース21の溝部21dに落下する。さらに、洗浄水は溝部21dに沿って前方に移動し、貫通穴21d1から下方に落下する。貫通穴21d1の下方は、ケーシング1aの底面であり、ケーシング1aの前方に形成された開口部から腰掛式便器2内に落下する。
Next, a path through which the cleaning water flows when the cleaning water leaks from the
本実施形態によれば、温水洗浄便座1のノズル装置10は、洗浄水を噴出することにより人体の局部を洗浄するノズル31が設けられたノズル本体30と、ノズル31が人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置P2と後方の収納位置P1との間にて、ノズル本体30を摺動可能に支持するノズルベース21と、を備えた温水洗浄便座1のノズル装置10であって、ノズルベース21は、ノズル本体30の摺動方向Sに対して垂直な方向に突出し、摺動方向Sに延びる一対のレール部21aと、レール部21aの後方側の端部に形成された凸部21bと、を備え、ノズル本体30は、レール部21aに摺動方向Sに摺動可能に係合し、ノズル本体30を摺動可能に案内する係合部31cと、ノズル本体30が収納位置P1側の端部に後退したとき、凸部21bと接触してノズル本体30の後方側への移動を規制する係合部31cの後端面31c1(規制部)と、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる際、係合部31cを一対のレール部21aに係合させるために、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えるように弾性変形し、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えた後、係合部31cが一対のレール部21aと係合するように、元の形状に復元する弾性部31bと、を備えている。
これによれば、ノズルベース21のレール部21aに形成された凸部21bおよび係合部31cの後端面31c1(規制部)によって、凸部21bより後方へのノズル本体30の移動を規制することができる。また、ノズル本体30の弾性部31bによって、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる際、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えることができるため、ノズルベース21を分割することなく、ノズル本体30をノズルベース21に取り付けることができる。よって、ノズルベース21の部材点数ひいてはノズル装置10の部材点数を比較的少なくすることができる。したがって、温水洗浄便座1のノズル装置10の低コスト化を図ることができる。
According to the present embodiment, the
According to this, the movement of the
また、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))を凸部21bより後方側から前方側に移動させるように、ノズル本体30が移動することにより、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる。
これによれば、ノズル本体30が後方側から前方側に移動することにより、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられるため、ノズル本体30をノズルベース21に簡便に取り付けることができる。
Further, the nozzle
According to this, since the
また、ノズルベース21には、ノズル本体30に対向する面に、摺動方向Sに延びる溝部21dが形成され、一対のレール部21aは、溝部21dの両側に形成されている。
これによれば、ノズル本体30に対向する面に溝部21dが形成されているため、ノズル本体30から漏れた洗浄水が溝部21dに流入する。そして、漏れた洗浄水が、摺動方向Sに延びる溝部21dを伝うため、漏れた洗浄水をノズル本体30の前方側にて排出することができる。よって、漏れた洗浄水が、溝部21dの両側に形成されたレール部21a、ひいては、温水洗浄便座1の内部に配設されている制御装置1b等の電子部品に付着することを抑制することができる。さらに、ノズル装置10の前方からケーシング1aの外部(腰掛式便器2)に、漏れた洗浄水を排出することが可能になる。
Further, the
According to this, since the
次に、上述した一実施形態の第一変形例について、主に一実施形態と異なる部分について説明する。上述した一実施形態においては、ノズル本体30が弾性部31bを備えている。これに対し、本第一変形例においては、図12に示すように、ノズルベース21が弾性部21fを備えている。具体的には、ノズルベース21のレール部21aの後端部が弾性部21fに相当する。ノズル本体30をノズルベース21に取り付ける際、係合部31cが凸部21bを乗り越えるとき、一対の凸部21bが矢印Cの方向にそれぞれ移動して、一対の凸部21bの間の距離が縮まるように、弾性部21fが弾性変形する。そして、係合部31cが凸部21bを乗り越えたときに、弾性部21fが元の形状に復元して、係合部31cが一対のレール部21aと係合する。
このように、ノズルベース21は、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる際、係合部31cを一対のレール部21aに係合させるために、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えるように弾性変形し、係合部31cが凸部21bを乗り越えた後、係合部31cが一対のレール部21aと係合するように、元の形状に復元する弾性部21fを備えている。
Next, the first modification of the embodiment described above will be described mainly with respect to differences from the embodiment. In the above-described embodiment, the
Thus, when the
上述したように、温水洗浄便座1のノズル装置10は、洗浄水を噴出することにより人体の局部を洗浄するノズル31が設けられたノズル本体30と、ノズル31が人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置P2と後方の収納位置P1との間にて、ノズル本体30を摺動可能に支持するノズルベース21と、を備えた温水洗浄便座1のノズル装置10であって、ノズルベース21は、ノズル本体30の摺動方向Sに対して垂直な方向に突出し、摺動方向Sに延びる一対のレール部21aと、レール部21aの後方側の端部に形成された凸部21bと、を備え、ノズル本体30は、レール部21aに摺動方向Sに摺動可能に係合し、ノズル本体30を摺動可能に案内する係合部31cと、ノズル本体30が収納位置P1側の端部に後退したとき、凸部21bと接触してノズル本体30の後方側への移動を規制する係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))と、を備え、ノズルベース21およびノズル本体30の一方は、ノズル本体30がノズルベース21に取り付けられる際、係合部31cを一対のレール部21aに係合させるために、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えるように弾性変形し、係合部31c(係合部31cの後端面31c1(規制部))が凸部21bを乗り越えた後、係合部31cが一対のレール部21aと係合するように、元の形状に復元する弾性部31b,21fを備えている。
As described above, the
次に、上述した一実施形態の第二変形例について、主に一実施形態と異なる部分について説明する。上述した一実施形態においては、ノズル本体30をノズルベース21に取り付ける際に、ノズル本体30を後方側から前方側に移動させている。これに対し、本第二変形例は、ノズル本体30を、上方側から下方側に移動させる。また、本第二変形例においては、図13に示すように、係合部31cに、係合部31cの下面と内側側面の間にテーパ面31c4が形成されている。ノズル本体30をノズルベース21に取り付ける際、ノズル本体30をノズルベース21のノズル保持部21cに挿入した後、上下左右方向においては、レール部21aの上方に係合部31cが位置する。一方、前後方向においては、係合部31cが凸部21bより前方に位置する。この状態から係合部31cを下方に移動させるように、ノズル本体30が移動する。これにより、係合部31cのテーパ面31c4とレール部21aの突出端面21a3の上端部とが接触して、一対の係合部31cが矢印Aの方向にそれぞれ移動して、一対の係合部31cの間の距離が広がるように、弾性部31bが弾性変形する。さらに、ノズル本体30が下方に移動して、レール部21aが係合部31cのU字形状の開放部に位置したときに、弾性部31bが元の形状に復元する。これにより、係合部31cが一対のレール部21aに係合する。
Next, with respect to the second modification of the above-described embodiment, portions different from the embodiment will be mainly described. In the above-described embodiment, when the
なお、上述した各実施形態において、ノズル装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、凸部21bは、一対のレール部21aから左右方向にそれぞれ突出するように形成されているが、これに代えて、凸部21bを、一対のレール部21aから下方または上方にそれぞれ突出するようにしても良い。この場合、ノズル本体30をノズルベース21に取り付ける際、係合部31cのU字形状が開くように弾性変形して、凸部21bを乗り越える。この場合、係合部31cが特許請求の範囲の弾性部に相当する。
また、上述した実施形態において、ラックアンドピニオン機構を用いてノズル本体30の移動が行われているが、これに代えて、ノズル本体30の移動を特許文献1のノズル装置のようにタイミングベルトを用いるようにしても良い。
In each of the above-described embodiments, an example of the nozzle device has been described. However, the present invention is not limited to this, and other configurations may be employed. For example, the
In the above-described embodiment, the nozzle
1…温水洗浄便座、1a…ケーシング、1b…制御装置、10…ノズル装置、20…ノズルベースユニット、21…ノズルベース、21a…レール部、21b…凸部、21c…ノズル保持部、21d…溝部、21d1…貫通穴、21f…弾性部、22…ノズルモータ、23…ピニオンギヤ、30…ノズル本体、31…ノズル、31a…ノズル部、31b…弾性部、31c…係合部、31c1…後端面(規制部)、32…流路切替バルブ、P1…収納位置、P2…洗浄位置、S…摺動方向。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Warm water washing toilet seat, 1a ... Casing, 1b ... Control apparatus, 10 ... Nozzle device, 20 ... Nozzle base unit, 21 ... Nozzle base, 21a ... Rail part, 21b ... Convex part, 21c ... Nozzle holding part, 21d ... Groove part 21d1 ... through hole, 21f ... elastic part, 22 ... nozzle motor, 23 ... pinion gear, 30 ... nozzle body, 31 ... nozzle, 31a ... nozzle part, 31b ... elastic part, 31c ... engagement part, 31c1 ... rear end face ( (Regulatory part), 32 ... Flow path switching valve, P1 ... Storage position, P2 ... Cleaning position, S ... Sliding direction.
Claims (3)
前記ノズルベースは、前記ノズル本体の摺動方向に対して垂直な方向に突出し、前記摺動方向に延びる一対のレール部と、前記レール部の後方側の端部に形成された凸部と、を備え、
前記ノズル本体は、前記レール部に前記摺動方向に摺動可能に係合し、前記ノズル本体を摺動可能に案内する係合部と、前記ノズル本体が前記収納位置側の端部に後退したとき、前記凸部と接触して前記ノズル本体の後方側への移動を規制する規制部と、を備え、
前記ノズルベースおよび前記ノズル本体の一方は、前記ノズル本体が前記ノズルベースに取り付けられる際、前記係合部を前記一対のレール部に係合させるために、前記規制部が前記凸部を乗り越えるように弾性変形し、前記規制部が前記凸部を乗り越えた後、前記係合部が前記一対のレール部と係合するように、元の形状に復元する弾性部を備えている温水洗浄便座のノズル装置。 The nozzle body is provided between a nozzle body provided with a nozzle that cleans a local part of the human body by ejecting cleaning water, and a front cleaning position and a rear storage position where the nozzle cleans the local part of the human body. A nozzle device for a hot water washing toilet seat, comprising a nozzle base that is slidably supported,
The nozzle base protrudes in a direction perpendicular to the sliding direction of the nozzle body and extends in the sliding direction, and a convex portion formed at an end on the rear side of the rail portion, With
The nozzle body is slidably engaged with the rail portion in the sliding direction, and the engaging portion for slidably guiding the nozzle body, and the nozzle body retracts to the end on the storage position side. A regulating part that contacts the convex part and regulates the rearward movement of the nozzle body,
One of the nozzle base and the nozzle main body is arranged such that the restricting portion gets over the convex portion in order to engage the engaging portion with the pair of rail portions when the nozzle main body is attached to the nozzle base. The warm water washing toilet seat is provided with an elastic part that is restored to its original shape so that the engaging part engages with the pair of rail parts after the restricting part gets over the convex part. Nozzle device.
前記一対のレール部は、前記溝部の両側に形成されている請求項1または請求項2記載の温水洗浄便座のノズル装置。 In the nozzle base, a groove portion extending in the sliding direction is formed on a surface facing the nozzle body,
The nozzle device of the warm water washing toilet seat according to claim 1 or 2, wherein the pair of rail portions are formed on both sides of the groove portion.
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