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JP2016000642A - 検査装置及び容器搬出方法 - Google Patents

検査装置及び容器搬出方法 Download PDF

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JP2016000642A JP2014121038A JP2014121038A JP2016000642A JP 2016000642 A JP2016000642 A JP 2016000642A JP 2014121038 A JP2014121038 A JP 2014121038A JP 2014121038 A JP2014121038 A JP 2014121038A JP 2016000642 A JP2016000642 A JP 2016000642A
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浅野 國隆
Kunitaka Asano
國隆 浅野
修治 大森
Shuji Omori
修治 大森
片根 忠弘
Tadahiro Katane
忠弘 片根
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Abstract

【課題】装置の低製造コスト、コンパクト化を図りつつ、ロータで選別搬出されて当該ロータから排出された容器が、排出後に通路上で接触する際に破損しないようにする。
【解決手段】選別スターホイル7などで選別搬出されて当該選別スターホイル7から排出された被検体PSが並び、選別スターホイル7から排出された後続の被検体PSに押されることにより、当該被検体PSを上流側から下流側に移動させて搬出する通路51と、通路51の入口部分に設けられ、選別スターホイル7から排出された被検体PSが通路51の先行する被検体PSに接触する際に両被検体PSの間に緩衝部64を挟んで当該両被検体PSの接触を緩衝する緩衝部材61と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、検査装置及び容器搬出方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2011−162301号公報(特許文献1)がある。この公報には、「検査装置の容器供給装置において、供給コンベア上に設けられた容器供給方向に向かって搬送幅を狭く規制する左右一対のガイド部材により、供給コンベア上の容器をスターホイルに供給して装填する。スターホイルと供給コンベアの間に、前記容器をスターホイル外周に案内する案内通路を設けた供給案内部材を、前記供給コンベアの搬送方向と交差する方向に移動自在に設け、案内通路を開閉するゲート部材を供給案内部材に設ける。」と記載されている(要約参照)。
特開2011−162301号公報
植原樹脂工業株式会社、タイミング・スクリューの手引き、[平成26年4月30日検索]、インターネット、<http://www.ueharajushi.co.jp/>
前記特許文献1の図1には、欠陥のある容器は選別スターホイルで排出部に排出するための通路について記載されている。しかし、選別スターホイルから排出された容器が通路上に並び、選別スターホイルから排出された後続の容器に押されることにより、当該容器を上流側から下流側に移動させて搬出する通路を設ける場合には、つぎのような問題がある。
すなわち、当該通路は、容器を搬送する動力が設けられておらず、選別スターホイルから排出された後続の容器に押されることにより、上流側から下流側に容器を順次移動させる。そのため、通路上の最後尾の容器は停止しているのに対して、搬出ロータから排出された容器が勢いよく当該最後尾の容器に接触すると、容器が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、装置の低製造コスト、コンパクト化を図りつつ、スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された容器が、排出後に通路上で接触する際に破損しないようにする検査装置及び容器搬出方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、液体が充填された容器を検査する検査部と、それぞれ回転駆動して、前記容器を前記検査部に供給し、また、前記検査部で検査済みの前記容器を選別してそれぞれ搬出する複数個のスターホイルと、前記スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された前記容器が並び、前記スターホイルから排出された後続の前記容器に押されることにより、当該容器を上流側から下流側に移動させて搬出する通路と、前記通路の入口部分に設けられ、前記スターホイルから排出された前記容器が前記通路の先行する容器に接触する際に両容器の間に挟まれて当該両容器の接触を緩衝する緩衝部材と、を有する。
本発明の別の一形態は、液体が充填された容器を検査する検査部と、回転駆動して、前記容器を前記検査部に供給し、また、前記検査部で検査済みの前記容器を選別して搬出する複数個のスターホイルと、前記スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された前記容器が並び、前記スターホイルから排出された後続の前記容器に押されることにより、当該容器を上流側から下流側に移動させて搬出する通路と、を備えた検査装置に関する容器搬出方法であって、前記通路の入口部分に設けられた緩衝部材により、前記スターホイルから排出された前記容器が前記通路の先行する容器に接触する際に両容器の間に挟まれて当該両容器の接触を緩衝することを特徴とする容器搬出方法である。
本発明によれば、装置の低製造コスト、コンパクト化を図りつつ、スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された容器が、排出後に通路上で接触する際に破損しないようにする検査装置及び容器搬出方法を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施例である検査装置を上から見た構成模式図である。 図2は、本発明の一実施例である検査装置における緩衝装置の上面図(a)と、同正面図(b)である。 図3は、本発明の一実施例である検査装置における緩衝部材の上面図である。 図4は、本発明の一実施例である検査装置における緩衝部材の別例の上面図である。 図5は、本発明の一実施例である検査装置におけるスターホイルから通路への被検体の受け渡しを(a)〜(f)の順に経時的に説明する説明図である。 図6は、本発明の一実施例である検査装置の課題を(a)〜(d)の順に経時的に説明する説明図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る検査装置Sを上から見た構成模式図である。図1において、検査装置Sは、検査スターホイル2の外周に搭載された被検体PSを、検査用のカメラ等を有する検査部4でその外観内容を検査し、検査結果に応じて選別スターホイル5で良品として選別部6に送出し、または欠陥のあるものは選別スターホイル7で排出部(排出トレイ)8に排出する。
ここで、本実施形態に係る検査装置Sの検査対象である被検体PSは、例えば、アンプル、バイアル、プレフィルドシリンジのような光透過性の液剤が充填された光透過性の容器である。
一方、被検体PSの供給方向に向かって下方に緩やかに傾斜した供給コンベア9に直立状態で供給された大量の被検体PSは、当該供給方向に向かって搬送幅を狭く規制しているガイド部材10にガイドされて、供給案内部材11を経由して供給スターホイル13に供給される。符号12は供給案内部材11の案内部材駆動部である。被検体PSは次いで搬送スターホイル14を介して検査スターホイル2に供給され、これに搭載される。
被検体PSのうち欠陥のあるものは、選別スターホイル7から排出され、通路51を介して搬送されて、排出部8に排出される。
次に、選別スターホイル7と通路51との接続部aについて説明する。
図6は、接続部aにおける選別スターホイル7から通路51への被検体PSの受け渡しの場合の課題を(a)〜(d)の順に経時的に説明する図である。前記のとおり、選別スターホイル7は、矢印55方向に回転駆動して被検体PSを搬送する。そして、選別スターホイル7は通路51に被検体PSを受け渡す。
通路51では、矢印56方向を下流側として、各スターホイルで不良品として選別された被検体PSが選別スターホイル7から搬出されて並び、選別スターホイル7から搬出された後続の被検体PSは、図6の(a)(b)の順に示すように移動していく。これにより、図6の(c)(d)の順に示すように、選別スターホイル7から搬出されてきた被検体PSにより、通路51に並ぶ被検体PSは押される。そのため、通路51においては、先行する被検体PSは後続の被検体PSの押圧を受けて上流側から下流側に矢印56方向に移動して排出部8に向けて搬出される(図6(d))。このように、通路51においては、被検体PSを搬送する動力は設けられておらず、選別スターホイル7側から搬出されてくる後続の被検体PSに押圧されて各被検体PSは矢印56方向に順次移動する。
よって、通路51に並んでいる各被検体PSは選別スターホイル7から被検体PSが供給されないときは静止していて、選別スターホイル7から搬出されてくる後続の被検体PSが、当該通路51上の最後尾の被検体PSに、選別スターホイル7の回転速度に応じた所定速度で接触する(図6(c))。
そのため、通路51上の最後尾の被検体PSに後続の選別スターホイル7側からの被検体PSが接触した際に、被検体PSが破損する恐れがある。
これに対して、前記の非特許文献1では、自動機を出た後の容器をタイミング・スクリューによりガイドレール上で搬送し、タイミング・スクリューのピッチを徐々に小さくすることで、ガイドレールに並ぶ最後列の容器に近づくにつれて搬送する容器の速度を低下させて、容器を破損させないようにした技術について開示されている。
しかしながら、非特許文献1の装置は、装置構成が大掛かりとなるため、装置の製造コストが増大し、大型化してしまうという問題がある。
そこで、本実施形態の検査装置Sでは、図2に示すような緩衝装置60を設け、前記のような問題が発生することを防止している。以下では、緩衝装置60の詳細について説明する。図2(a)は、緩衝装置60の上面図であり、図2(b)は、緩衝装置60の正面図である。
緩衝装置60は、選別スターホイル7から通路51に被検体PSを受け渡す領域で、通路51を挟んで選別スターホイル7の側部と対向するように通路51の近傍位置に配置されている。緩衝装置60は、緩衝部材61を備えている。緩衝部材61は、選別スターホイル7から排出された被検体PSが通路51の先行する被検体PSに接触する際に両被検体PSの間に挟まれて当該両被検体PSの接触を緩衝する部材である。
通路51の両側には、通路51を形成するためのガイド部材であるサイドガイド58,59が設けられている。そして、緩衝部材61は、サイドガイド58上に回転軸62により回転自在に取り付けられている。
緩衝部材61は、羽根車状の部材であり、周方向に連続的に形成され、被検体PSを受ける複数の受け部63と、各受け部63間に緩衝部材61の径方向に張り出して設けられ、被検体PS同士の接触を緩衝する緩衝部64とを備えている。緩衝部材61は、受け部63で受けた被検体PSに押されて、回転軸62を回転中心として、その周方向に回転する。
図3は、緩衝部材61の上面図である。緩衝部材61、特にその緩衝部64の形成材料としては、様々の材料を用いることができるが、ゴム製とすれば、弾性を高めることができるので好適である。
図4は、緩衝部材61の他の例の上面図である。すなわち、図4の例のように、緩衝部64の長手方向中央部に、緩衝部64の弾性を高めるように切れ込み65を形成するようにしてもよい。
図2に戻り、緩衝装置60は、ラチェット機構70を備えている。ラチェット機構70は、サイドガイド58上に固定された支持台71と、支持台71に一端が固定された板バネ72と、板バネ72の他端に固定されたローラ台73とを備えている。ローラ台73の先端部には、回転軸74により水平方向に回転自在にローラ75が設けられている。
回転軸62における緩衝部材61の上部には、当接部(カム板)76が設けられている。この当接部76の周部分には、凹形状がローラ75の周面と合った凹部77が複数個、連続的に形成されている。当接部76には、板バネ72の弾性力により弾性的にローラ75が当接する。
このように、ラチェット機構70のローラ75が当接部76に当接して、当接部76と回転軸62で同軸に設けられている緩衝部材61の回転位置を位置決めする。そして、このラチェット機構70により、緩衝部材61が回転して、先行する被検体PSを緩衝部64で緩衝した後、その後続の被検体PSを邪魔することなく当該後続の被検体PSを次の緩衝部64で緩衝できる位置に配置しうるように、緩衝部材61の回転位置を位置決めする(詳細は後述)。
すなわち、選別スターホイル7から搬出されてくる被検体PSにより緩衝部64が押圧されていないときは、板バネ72の弾性力によりローラ75が当接部76の凹部77のひとつと係り合って、緩衝部材61の停止位置を決めている。そして、通路51側に張り出している緩衝部64は、通路51内に位置していて、選別スターホイル7から搬出されてくる被検体PSにより押圧される。これにより、緩衝部材61は板バネ72の弾性力に抗して回転し、当接部76の次の凹部77にローラ75が係り合って、緩衝部材61の次の停止位置を決める。
次に、ラチェット機構70による緩衝部材61の詳細な動作について説明する。図5は、緩衝部材61の動作について(a)〜(f)の順に経時的に説明する説明図である。(a)〜(f)において、矢印81は選別スターホイル7の回転方向を示し、矢印82は緩衝部材61の回転方向を示す。
まず、選別スターホイル7から搬出されてくる被検体PSにより緩衝部64が押圧されていないときは、(a)に示すように、ラチェット機構70により、緩衝部64のひとつが、通路51の最後尾の被検体PSと、選別スターホイル7から搬出されてくる被検体PSとの間で、これら被検体PSと距離をとって位置している。
次に、(b)に示すように、選別スターホイル7から被検体PSが搬出されてくると、当該被検体PSが受け部63に入り込み、当該被検体PSにより前記の緩衝部64が押圧されて、緩衝部材61が回転を始める。これにより、通路51の最後尾の被検体PSと、選別スターホイル7側の被検体PSとの距離が縮小する。
次に、(c)に示すように、選別スターホイル7の回転により選別スターホイル7側の被検体PSが前記の緩衝部64をさらに押圧することで、緩衝部材61がさらに回転する。これにより、緩衝部材61が通路51の最後尾の被検体PSを押圧し、通路51に並んでいる各被検体PSが矢印83方向に移動する。
次に、(d)に示すように、選別スターホイル7の回転により、選別スターホイル7側の被検体PSが前記の緩衝部64をさらに押圧することで、緩衝部材61が(c)の状態よりさらに回転する。これにより、緩衝部材61が通路51の最後尾の被検体PSを押圧し、通路51に並んでいる各被検体PSが(c)の状態より矢印83方向にさらに移動する。そして、緩衝部材61の回転が(c)の状態より進行したことにより、選別スターホイル7側の被検体PSと通路51の最後尾の被検体PSとの間に挟まれた緩衝部64が、当該両被検体PSの間から抜け始める。これにより、当該両被検体PS間の距離が縮まる。
次に、(e)に示すように、選別スターホイル7の回転により選別スターホイル7側の被検体PSが前記の緩衝部64をさらに押圧することで、緩衝部材61が(d)の状態よりさらに回転する。そして、緩衝部材61が通路51の最後尾の被検体PSを押圧し、通路51に並んでいる各被検体PSが(d)の状態より矢印83方向にさらに移動する。そして、緩衝部材61の回転が(d)の状態より進行したことにより、選別スターホイル7側の被検体PSと通路51の最後尾の被検体PSとの間に挟まれた緩衝部64が、当該両被検体PSの間から(d)の状態よりさらに抜ける。これにより、当該両被検体PS間の距離が(d)の状態よりさらに縮まる。
次に、(f)に示すように、選別スターホイル7の回転により選別スターホイル7側の被検体PSが前記の緩衝部64をさらに押圧することで、緩衝部材61が(e)の状態よりさらに回転する。このとき、選別スターホイル7側の被検体PSは選別スターホイル7からほぼ離脱する。そして、選別スターホイル7側の被検体PSと通路51の最後尾の被検体PSとの間に挟まれていた緩衝部64が、当該両被検体PSの間からほぼ完全に抜ける。これによって、選別スターホイル7側の被検体PSと通路51の最後尾の被検体PSとが接触するが、緩衝部64が前記両被検体PS間に存在していたことにより、選別スターホイル7側の被検体PSは、選別スターホイル7の搬送速度に比べれば十分に減速された状態で、通路51の最後尾の被検体PSと接触する。
前記のとおり、緩衝部材61は、羽根車状の部材であり、周方向に連続的に形成され、被検体PSを受ける複数の受け部63と、各受け部63間に緩衝部材61の径方向に張り出して設けられ、被検体PS同士の接触を緩衝する緩衝部64とを備えている。そして、各受け部63や各緩衝部64の間隔等は、図3(又は図4)に例示するとおりである。これにより、緩衝部材61は、先行する被検体PS(通路51の最後尾の被検体PS)を緩衝部材61が回転して緩衝部64で緩衝した後、その後続の選別スターホイル7側の被検体PSを邪魔することなく当該後続の被検体PSを次の緩衝部64で緩衝できる位置に配置しうる形状になっている。この場合の後続の選別スターホイル7側の被検体PSを邪魔することなく当該後続の被検体PSを次の緩衝部64で緩衝できる位置に緩衝部64を配置した状態が、前記の図5(a)の状態である。
そして、緩衝部材61は、通路51の最後尾の被検体PSと選別スターホイル7側の被検体PSとの接触の際に、後続の選別スターホイル7側の被検体PSの選別スターホイル7による移動速度を最小にすることができる。
このような図5(a)〜(f)の動作により、通路51の入口部分に設けられた緩衝部材61により、選別スターホイル7から排出された被検体PSが通路51の先行する被検体PSに接触する際に両被検体PSの間に挟まれて当該両被検体PSの接触を緩衝する容器搬出方法が実現される。
以上説明した検査装置Sによれば、通路51の最後尾の被検体PSと選別スターホイル7側の被検体PSとの間に緩衝部材61の緩衝部64を挟んで、両被検体PSの接触を緩衝する。よって、低製造コスト、装置のコンパクト化を図りつつ、通路51の最後尾の被検体PSと選別スターホイル7側の被検体PSとの接触により、被検体PSが破損しないようにすることができる検査装置S及び容器搬出方法を提供することができる。
また、緩衝部材61は、周方向に連続的に形成され被検体PSを受ける複数の受け部63と、各受け部63間に径方向に張り出して設けられ、前記両被検体PSの接触を緩衝する緩衝部64と、被検体PSに押された緩衝部材61を周方向に回転させる回転軸62と、を備えている。よって、比較的簡易な構成の緩衝部材61を中心とした緩衝装置60により、被検体PSの破損の防止を、低製造コスト、装置のコンパクト化を図りつつ実現することができる。
また、図3、図4に示す緩衝部材61をゴム製とするときは、被検体PSを弾性的に保持することができ、被検体PSの破損の防止に好適である。
さらに、図4に示すように、緩衝部64に、その長手方向の切れ込み65を形成すれば、緩衝部64の弾性を高め、やはり被検体PSの破損の防止に好適である。
また、前記のとおり、緩衝部材61は、先行する被検体PSを緩衝部材61が回転して緩衝部64で緩衝した後、その後続の被検体PSを邪魔することなく当該後続の被検体PSを次の緩衝部64で緩衝できる位置に配置しうる形状である(図5(a)、図3、図4)。よって、緩衝部64が選別スターホイル7側からの被検体PSの侵入を阻害することなく、被検体PSの破損を防止することができる。
さらに、緩衝部材61は、前記両被検体PSの接触の際に、選別スターホイル7の駆動による後続の選別スターホイル7側の被検体PSの移動速度を最小にする。よって、選別スターホイル7側から通路51に搬出される被検体PSの移動速度を十分に低減させて、被検体PSの破損を防止することができる。
また、ラチェット機構70と、当該ラチェット機構70のローラ75と当接する当接部76とを備えているため、先行する被検体PSを緩衝部材61が回転して緩衝部64で緩衝した後、その後続の被検体PSを邪魔することなく当該後続の被検体PSを次の緩衝部64で緩衝できる位置に配置しうるように、緩衝部材61の回転位置を適切に位置決めすることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
4 検査部
5、7 選別スターホイル
13 供給スターホイル
14 搬送スターホイル
51 通路
61 緩衝部材
62 回転軸
63 受け部
64 緩衝部
65 切れ込み
70 ラチェット機構
76 当接部
PS 被検体(容器)
S 検査装置

Claims (9)

  1. 液体が充填された容器を検査する検査部と、
    それぞれ回転駆動して、前記容器を前記検査部に供給し、また、前記検査部で検査済みの前記容器を選別してそれぞれ搬出する複数個のスターホイルと、
    前記スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された前記容器が並び、前記スターホイルから排出された後続の前記容器に押されることにより、当該容器を上流側から下流側に移動させて搬出する通路と、
    前記通路の入口部分に設けられ、前記スターホイルから排出された前記容器が前記通路の先行する容器に接触する際に両容器の間に挟まれて当該両容器の接触を緩衝する緩衝部材と、
    を備えたことを特徴とする検査装置。
  2. 前記緩衝部材は、
    周方向に連続的に形成され前記容器を受ける複数の受け部と、
    前記各受け部間に径方向に張り出して設けられ、前記両容器の接触を緩衝する緩衝部と、
    前記容器に押された前記緩衝部材を周方向に回転させる回転軸と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記緩衝部は、ゴム製であることを特徴とする請求項2に記載の検査装置。
  4. 前記緩衝部は、弾性を高めるように切れ込みが形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査装置。
  5. 前記緩衝部材は、先行する前記容器を前記緩衝部材が回転して前記緩衝部で緩衝した後、その後続の容器を邪魔することなく当該後続の容器を次の前記緩衝部で緩衝できる位置に配置しうる形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかの一項に記載の検査装置。
  6. 前記緩衝部材は、前記両容器の接触の際に前記スターホイルによる後続の容器の移動速度を最小にすることを特徴とする請求項2〜5のいずれかの一項に記載の検査装置。
  7. 先行する前記容器を前記緩衝部材が回転して前記緩衝部で緩衝した後、その後続の容器を邪魔することなく当該後続の容器を次の前記緩衝部で緩衝できる位置に配置しうるように、前記緩衝部材の回転位置を位置決めするラチェット機構を備えていることを特徴とする請求項5に記載の検査装置。
  8. 前記緩衝部と同軸で設けられ前記ラチェット機構と当接して、前記緩衝部材の回転位置を位置決めするための当接部を備えていることを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  9. 液体が充填された容器を検査する検査部と、回転駆動して、前記容器を前記検査部に供給し、また、前記検査部で検査済みの前記容器を選別して搬出する複数個のスターホイルと、前記スターホイルで選別搬出されて当該スターホイルから排出された前記容器が並び、前記スターホイルから排出された後続の前記容器に押されることにより、当該容器を上流側から下流側に移動させて搬出する通路と、を備えた検査装置に関する容器搬出方法であって、
    前記通路の入口部分に設けられた緩衝部材により、前記スターホイルから排出された前記容器が前記通路の先行する容器に接触する際に両容器の間に挟まれて当該両容器の接触を緩衝することを特徴とする容器搬出方法。
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