JP2016097877A - 電動自転車とその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】予め路面状態を予測することにより、坂道でも平坦路と同じ感覚で運転できる電動自転車を提供する。【解決手段】路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、送信信号が路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車であって、送信信号を送信する無線送信部と、反射波の反射レベルを検出する反射レベル検出部と、反射レベルに基づいて、路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生する路面状態検出部と、下り坂開始信号に応答して電動自転車の制動制御を開始し、登り坂開始信号に応答して電動自転車のアシスト制御を開始する自転車動力制御部とを備えた。【選択図】図1
Description
本開示は、電動自転車を進行する方向の路面状態をミリ波帯の電波を用いて検出できる電動自転車とその制御方法に関する。
例えば、特許文献1には、ペダルランク15を踏み込んで人力を加えると、踏み込みトルクを検出し、この踏み込みトルクと車速に基づいて制御装置30の制御によりモータ40を駆動させる電動自転車が開示されている。
しかしながら、上述した電動自転車では、電動自転車の進行方向の路面状態を予め検出してペダルにかかるトルクを平坦路と同じ感覚で制御することはできないという課題があった。
本開示の目的は以上の課題を解決し、予め路面状態を予測することにより、坂道でも平坦路と同じ感覚で運転できる電動自転車及びその制御方法を提供することある。
第1の発明に係る電動自転車は、
路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車であって、
上記送信信号を送信する無線送信部と、
上記反射波の反射レベルを検出する反射レベル検出部と、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生する路面状態検出部と、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始する自転車動力制御部とを備えたことを特徴とする。
路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車であって、
上記送信信号を送信する無線送信部と、
上記反射波の反射レベルを検出する反射レベル検出部と、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生する路面状態検出部と、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始する自転車動力制御部とを備えたことを特徴とする。
第2の発明に係る電動自転車の制御方法は、
路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車の制御方法であって、
上記送信信号を送信するステップと、
上記反射波の反射レベルを検出するステップと、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生するステップと、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始するステップを含むことを特徴とする。
路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車の制御方法であって、
上記送信信号を送信するステップと、
上記反射波の反射レベルを検出するステップと、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生するステップと、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始するステップを含むことを特徴とする。
本開示に係る電動自転車及びその制御方法によれば、電動自転車の進行方向の路面状態を予め予測して下り坂や登り坂の坂道の数メートル手前から制動制御やアシスト制御を開始することが可能となる。従って、どんな坂道でも平坦路と同じ感覚で運転することが可能となる。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
第1の実施形態.
図1は、本開示の第1の実施形態に係る電動自転車の構成要素を示すブロック図である。図1の電動自転車は、動力制御信号生成回路1と、レーダ送受信回路2と、任意の周波数を有するビームを送信するように制御する送信制御信号TCSを生成する自転車動力制御部3とを備えて構成される。ここで、電動自転車は、当該電動自転車の進行方向の路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、送信信号が路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを有する。
図1は、本開示の第1の実施形態に係る電動自転車の構成要素を示すブロック図である。図1の電動自転車は、動力制御信号生成回路1と、レーダ送受信回路2と、任意の周波数を有するビームを送信するように制御する送信制御信号TCSを生成する自転車動力制御部3とを備えて構成される。ここで、電動自転車は、当該電動自転車の進行方向の路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、送信信号が路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを有する。
動力制御信号生成回路1は、反射レベル検出部11と、電動自転車の進行方向(前方方向)の路面状態を検出する路面状態検出部12と、相対距離演算部13と、信号処理部14とを備えて構成される。また、レーダ送受信回路2は、無線送信部20と、方向性結合器21と、送信アンテナ22と、受信アンテナ23と、混合器24と、ローパスフィルタ(LPF)25と、増幅器26と、A/D変換器27とを備えて構成される。
ここで、レーダ送受信回路2は、例えば矩形波もしくは三角波によって周波数変調した電磁波(連続波)の送信信号を送信し、受信アンテナ23を介して入力される反射波に含まれる受信信号を受信する。また、送信アンテナ22は、電動自転車のハンドルもしくは前輪上部のかご入れに配置され、当該送信アンテナ22から送信される送信信号は自転車を走行する前方の路面上に放射される。なお、何メートル先の路面状態を検出するかは、送信アンテナ22が取り付けられる高さ及び地面へのビームの放射角により決定される。さらに、受信アンテナ23は、電動自転車のハンドルもしくは前輪上部のかご入れに配置され、路面上で反射された反射波を受信する。
無線送信部20は、自転車動力制御部3からの送信制御信号TCSに基づいて送信信号を生成して方向性結合器21を介して送信アンテナ22に出力して送信する。方向性結合器21はまた、送信信号の一部をローカル信号として混合器24に出力する。
受信アンテナ23は、自転車前方の路面に反射された反射波を受信信号として受信して混合器24に出力する。混合器24は、受信信号とローカル信号とを乗算し、当該乗算された結果の信号をローパスフィルタ25を介してベースバンド信号として増幅器26に出力する。A/D変換器27は、増幅器26により増幅されたベースバンド信号をデジタル信号に変換して反射レベル検出部11及び信号処理部14に出力する。反射レベル検出部11は、A/D変換器27から入力されるデジタル信号に基づいて、受信信号の反射レベルPを検出して反射レベルPを示す反射レベル指示信号を路面状態検出部12に出力する。
路面状態検出部12は、反射レベル指示信号に基づいて、電動自転車の進行方向の路面状態が下り坂であることを検出して下り坂開始信号を生成して相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力する。路面状態検出部12は、反射レベル指示信号に基づいて、電動自転車の進行方向の路面状態が登り坂であることを検出して登り坂開始信号を生成して相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力する。
また、路面状態検出部12は、反射レベル指示信号に基づいて、下り坂が終了することを検出して下り坂終了信号を生成して相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力する。路面状態検出部12は、反射レベル指示信号に基づいて、登り坂が終了することを検出して登り坂終了信号を生成して相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力する。
信号処理部14は、A/D変換器27からデジタル信号を受信すると、当該デジタル信号からビート信号を抽出し、当該抽出されたビート信号を相対距離演算部13に出力する。相対距離演算部13は、路面状態検出部12から下り坂開始信号もしくは登り坂開始信号を受信すると、下り坂開始信号もしくは登り坂開始信号に応答して信号処理部14から入力されるビート信号に基づいて、相対距離を演算し、当該演算された相対距離のデータを自転車動力制御部3に出力する。
自転車動力制御部3は、路面状態検出部12から下り坂開始信号を受信すると、下り坂開始信号に応答して相対距離演算部13から入力される相対距離に基づいて制動制御を開始し、路面状態検出部12から下り坂終了信号を受信すると下り坂終了信号に応答して制動制御を終了する。自転車動力制御部3は、路面状態検出部12から登り坂開始信号を受信すると、登り坂開始信号に応答して相対距離演算部13から入力される相対距離に基づいてアシスト制御を開始し、路面状態検出部12から登り坂終了信号を受信すると登り坂終了信号に応答してアシスト制御を終了する。
以上のように構成された電動自転車の動作について以下に説明する。
図2は、図1の電動自転車により実行される、自転車動力制御処理を示すフローチャートである。図2において、送信アンテナ22からパルス波のレーダが送信信号として自転車の前方の路面上に送信される(ステップS1)。次に、自転車の前方に下り坂及び登り坂の坂道が存在するかどうかを検出するための路面状態検出処理が実行される(ステップS2)。ステップS2において自転車の前方に坂道が存在することを検出すると、当該坂道までの相対距離を演算する相対距離演算処理を実行する(ステップS3)。次に、ステップS3において演算された相対距離データに基づいて、アシスト及び制動制御処理を実行し(ステップS4)、自転車動力制御処理は終了する。
図3は、図2のフローチャートにおけるステップS2の路面状態検出処理を詳細に示すフローチャートである。図3において、路面状態検出部12は、反射レベルPが実数Pa以上かつ実数Pb(Pb>Pa)以下であるかどうかを判定する(ステップS20)。ステップS20において、反射レベルPがPa以上かつPb以下であれば、次のステップS21に移動し、路面状態検出部12が電動自転車の進行方向の路面状態が平坦であることを検出して、処理は終了する。また、ステップS20において、反射レベルPがPa未満かもしくはPbより大きければ、ステップS22に移動する。ステップS22では、路面状態検出部12は、反射レベルPがPa未満であるかどうかを判定する(ステップS22)。ステップS22において、反射レベルPがPa未満であれば、次のステップS23に移動し、反射レベルPがPa未満でなければ、すなわち反射レベルPがPbより大きければ、ステップS26に移動する。
ステップS23では、路面状態検出部21は、電動自転車の進行方向の路面状態が下り坂であることを検出して下り坂開始信号を生成し、当該下り坂開始信号を相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力し、次のステップS24に移動する。
ステップS24では、路面状態検出部21は、反射レベルPが実数P1(P1>Pb)以上であるかどうかを判定する。ここで、反射レベルPがP1以上であれば、次のステップS25に移動し、反射レベルPがP1未満であればステップS24の処理が繰り返される。ステップS25では、路面状態検出部21は、下り坂が終了することを検出して下り坂終了信号を生成し、当該生成された下り坂終了信号を自転車動力制御部3に出力し、処理は終了する。
ステップS26では、路面状態検出部21は、前方の路面状態が登り坂であることを検出して登り坂開始信号を生成し、当該生成された登り坂開始信号を相対距離演算部13及び自転車動力制御部3に出力し、次のステップS27に移動する。
ステップS247は、路面状態検出部21は、反射レベルPが実数P2(P2<Pa)以下であるかどうかを判定する。ここで、反射レベルPがP2以下であれば、次のステップS28に移動し、反射レベルPがP2より大きければステップS27の処理が繰り返される。ステップS28では、路面状態検出部21は、登り坂が終了することを検出して登り坂終了信号を生成し、当該生成された登り坂終了信号を自転車動力制御部3に出力し、処理は終了する。
図4は、図2のフローチャートにおけるステップS3の相対距離演算処理を詳細に示すフローチャートである。図4において、ステップS30では、相対距離演算部13は、路面状態検出部12から登り坂もしくは下り坂開始信号を受信する。次に、ステップS31では、相対距離演算部13は、信号処理部14からビート信号を受信して、高速フーリエ変換(FFT)処理を実行してビート信号の周波数スペクトルを分析する。次に、ステップS32では、相対距離演算部13は、その周波数分析結果に基づいて、自転車から登り坂もしくは下り坂までの相対距離を演算し、当該演算された相対距離データを自転車動力制御部3に出力し、処理は終了する。
図5は、図2のフローチャートにおけるステップS4のアシスト及び制動制御処理を詳細に示すフローチャートである。図5のステップS40では、自転車動力制御部3が路面状態検出部12から下り坂開始信号を受信したかどうかを判定する。ステップS40において、自転車動力制御部3が下り坂開始信号を受信すれば、次のステップS41に移動する。ステップS41では、自転車動力制御部3は相対距離演算部13から入力される相対距離の値に基づいて、自転車の制動制御を開始し、ステップS44に移動し、自転車動力制御部3は路面状態検出部12から下り坂終了信号を受信したかどうかを判定する。ステップS44において、下り坂終了信号が受信されれば処理は終了し、受信されなければステップS44の処理は繰り返される。
ステップS40において、自転車動力制御部3が下り坂開始信号を受信しなければ、次のステップS42に移動する。ステップS42では、自転車動力制御部3が路面状態検出部12から登り坂開始信号を受信したかどうかを判定する。ステップS42において、自転車動力制御部3が登り坂開始信号を受信すれば、次のステップS43に移動する。ステップS43では、自転車動力制御部3は相対距離演算部13から入力される相対距離の値に基づいて、自転車のアシスト制御を開始し、ステップS45に移動し、自転車動力制御部3は路面状態検出部12から登り坂終了信号を受信したかどうかを判定する。ステップS45において、登り坂終了信号が受信されれば処理は終了し、受信されなければステップS45の処理は繰り返される。
図6(a)は、図1の電動自転車が制動制御される期間を説明するための概略図であり、図6(b)は図6(a)と経過時間軸を共通にし、図1の反射レベル検出部11により検出された受信信号の時刻tに対する反射レベルPの変化を示す時間軸波形図である。図6(a)及び図6(b)において、受信信号の反射レベルPがPa未満となると(時刻t1)、電動自転車の前方に下り坂が存在することを検出して下り坂を走行する前に自転車動力制御部3により制動制御が開始される。次に、時刻t2では、電動自転車は下り坂の路面と平行状態となり、反射レベルPは平坦路走行中の反射レベルPfと同一となり、時刻t3までこの平行状態は継続する。次に、下り坂が終了する直前では、反射レベルPは強くなり反射レベルPが反射レベルP1以上となれば(時刻t4)、自転車動力制御部3により制動制御が終了される。
図7(a)は、図1の電動自転車がアシスト制御される期間を説明するための概略図であり、図7(b)は図7(a)と経過時間軸を共通にし、図1の反射レベル検出部11により検出された受信信号の時刻tに対する反射レベルPの変化を示す時間軸波形図である。図7(a)及び図7(b)において、受信信号の反射レベルPがPbより大きくなると(時刻t1)、電動自転車の前方に登り坂が存在することを検出して登り坂を走行する前に自転車動力制御部3によりアシスト制御が開始される。次に、時刻t2では、電動自転車は登り坂の路面と平行状態となり、反射レベルPは平坦路走行中の反射レベルPfと同一となり、時刻t3までこの平行状態は継続する。次に、登り坂が終了する直前では、反射レベルPは弱くなり反射レベルPが反射レベルP2以下となれば(時刻t4)、自転車動力制御部3によりアシスト制御が終了される。
以上の実施形態に係る電動自転車によれば、電動自転車の進行方向の路面状態を予め予測することができるので、下り坂及び登り坂の坂道の数メートル手前から加速制御やアシスト制御を開始することが可能となる。従って、傾斜が急な下り坂においても急ブレーキをかける必要ないので安全に走行することができる。さらに、傾斜が急な登り坂においても登り坂の数メートル手前からアシスト制御が働いているので、漕ぎ手に負担がかからない。従って、急な勾配を有する坂道においても平坦路と同じ感覚で運転することができる。
第2の実施形態.
上述した実施形態の電動自転車は、電動自転車の進行方向の路面状態を検出して、下り坂もしくは登り坂においても平坦路と同じ感覚で運転できるように制御した。これに対して、本実施形態の電動自転車は、さらに坂道途中の見通しの悪いT字路や十字路からの自転車や歩行者の飛び出しを事前に予測して制動を開始させることによって、電動自転車の運転の安全性をさらに向上させることを特徴とした。
上述した実施形態の電動自転車は、電動自転車の進行方向の路面状態を検出して、下り坂もしくは登り坂においても平坦路と同じ感覚で運転できるように制御した。これに対して、本実施形態の電動自転車は、さらに坂道途中の見通しの悪いT字路や十字路からの自転車や歩行者の飛び出しを事前に予測して制動を開始させることによって、電動自転車の運転の安全性をさらに向上させることを特徴とした。
図8は、本開示の第2の実施形態に係る電動自転車の構成要素を示すブロック図である。図8の電動自転車は、図1の電動自転車に比較して、レーダ送受信回路2の代わりにレーダ送受信回路2Aを備え、動力制御信号生成回路1の代わりに動力制御信号生成回路1Aを備え、自転車動力制御部3の代わりに自転車動力制御部3Aを備え、さらに電動自転車の車速を検出し、その車速のデータを自転車動力制御部3Aに出力する車速センサ4を備えたことを特徴とする。レーダ送受信回路2Aは、レーダ送受信回路2に比較すると、送信アンテナ22の代わりに、送信アンテナからのビームの放射角を走査しながら送信信号を送信するフェーズドアレイアンテナ装置22Aを備えたことを特徴とする。ここで、フェーズドアレイアンテナ装置22Aは、電動自転車の左側から右前までビームの放射角を走査しながら送信信号を送信する。以下、電動自転車の車両前後方向の車軸を基準として、放射方向と車軸とのなす角度を放射角として表す。また、動力制御信号生成回路1Aは、動力制御信号生成回路1に比較すると、反射レベル検出部11の代わりに反射レベル検出部11Aを備え、路面状態検出部12の代わりに物体検出部15を備え、相対距離演算部13の代わりに相対距離演算部13Aを備え、さらに送信コントローラである放射角検出部16及び相対速度演算部17を備えたことを特徴とする。
反射レベル検出部11Aは、A/D変換器27から入力されるデジタル信号に基づいて、受信信号の反射レベルPを検出して反射レベルPを示す反射レベル指示信号を物体検出部15及び放射角検出部16に出力する。
放射角検出部16は、任意の周波数を有する電磁波を放射するように無線送信部20を制御する送信制御信号TCSを生成して無線送信部20に送信する。放射角検出部16は、フェーズドアレイアンテナ装置22Aの指向性を制御するビーム制御信号BCSを生成しフェーズドアレイアンテナ装置22Aに送信する。放射角検出部16は、反射レベル検出部11Aから入力される反射レベルPの値を所定のしきい値以上になるか否かを検出し、当該しきい値以上になったときの放射角を検出し、検出された放射角のデータを自転車動力制御部3Aの記憶部である放射角メモリ3Amに出力する。
物体検出部15は、反射レベル指示信号に基づいて、自転車や歩行者(移動体)、壁、電柱もしくはガードレール(障害物)、及び交差点を検出して移動体指示信号、障害物指示信号、及び交差点検出信号を生成して相対距離演算部13A、相対速度演算部17、及び自転車動力制御部3Aにそれぞれ出力する。
信号処理部14Aは、A/D変換器27からデジタル信号を受信すると、当該デジタル信号からビート信号を抽出し、当該抽出されたビート信号を相対距離演算部13A及び相対速度演算部17にそれぞれ出力する。相対距離演算部13Aは、物体検出部15から移動体検出信号、障害物検出信号、及び交差点検出信号を受信すると、信号処理部14Aから入力されるビート信号に基づいて、相対距離を演算し、当該演算された相対距離のデータを自転車動力制御部3Aに出力する。
相対速度演算部17は、物体検出部15から移動体検出信号を受信すると、信号処理部14Aから入力されるビート信号に基づいて、相対速度を演算し、当該演算された相対速度のデータを自転車動力制御部3Aに出力する。
自転車動力制御部3は、物体検出部15から移動体検出信号を受信すると、相対距離演算部13A及び相対速度演算部17から相対距離及び相対速度のデータを入力する。自転車動力制御部3は、相対距離及び相対速度のデータ、並びに放射角メモリ3Amに格納される放射角に基づいて、自転車もしくは歩行者が電動自転車の進行方向に侵入すると判断すると電動自転車の制動制御を開始する。
自転車動力制御部3は、物体検出部15から障害物検出信号を受信すると、相対距離演算部13Aから相対距離のデータを入力する。自転車動力制御部3は、相対距離及び車速センサ4から入力される電動自転車の速度に基づいて、前方の壁等に衝突する危険性があると判断すると電動自転車の制動制御を開始する。
自転車動力制御部3は、物体検出部15から交差点検出信号を受信すると、相対距離演算部13Aから相対距離のデータを入力する。自転車動力制御部3は、相対距離及び車速センサ4から入力される電動自転車の速度に基づいて、前方の交差点での危険性があると判断すると電動自転車の制動制御を開始する。
以上のように構成された電動自転車の動作について以下に説明する。
図9は、図8の電動自転車により実行される、自転車動力制御処理を示すフローチャートである。図9のステップS5において、電動自転車の進行方向において移動体、障害物もしくは交差点があることを検出するために、送信アンテナからのビームの放射角を走査する。次に、ステップS6において反射レベルPの値が所定のしきい値以上になるときの放射角を検出する放射角検出処理を実行する。ステップS50において、放射角が90度以外であるかどうかを判定する。ステップS50において、放射角が90度であれば、ステップS51に移動して電動自転車の左側もしくは右側に壁があるかを判定し、放射角が90度以外であればステップS7に移動する。ステップS51において、反射レベルPが実数Pdより大きいかどうかを判定する。ステップS51において、反射レベルPがPdより大きければ、物体検出部15が、電動自転車の左側もしくは右側に壁があることを検出して、次のステップS7に移動する。ステップS51において、反射レベルPがPd以下であれば、ステップS5に戻る。ステップS7において、反射レベルPの値が実数Pc以上かつ実数Pd以下であるかどうかを判定する。ステップS7において、反射レベルPがPc以上かつPd以下であれば、物体検出部15は、自転車もしくは歩行者を検出し(ステップS9)、次のステップS9に移動する。
ステップS9において、相対距離及び相対速度演算処理を実行して、次のステップS10に移動する。ステップS10において、自転車動力制御部3Aは、自転車もしくは歩行者が電動自転車の進行方向に侵入するかどうかを判定する。ステップS10において、自転車動力制御部3Aが自転車もしくは歩行者が電動自転車の進行方向に侵入すると判断すれば、自転車動力制御部3Aは電動自転車の制動制御を開始し(ステップS18)、処理は終了する。ステップS10において、自転車動力制御部3Aが自転車もしくは歩行者が電動自転車の進行方向に侵入しないと判断すればステップS5に戻る。
ステップS7において、反射レベルPがPc未満もしくはPdよりも大きければ、ステップS11に移動する。ステップS11において、反射レベルPがPc未満であるかどうかを判定する。ステップS11において、反射レベルPがPc未満であれば、物体検出部15は、電動自転車の進行方向に交差点があることを検出し(ステップS12)、次のステップS13に移動する。ここで、反射レベルPが小さくなったときに前方に交差点があることを検出する。すなわち、電動自転車が進行する路面の両側もしくは片側に壁等の障害物がある場合には、その壁から反射される反射波の反射レベルPは大きい一方で、壁等の障害物がなくなると壁からの反射波の反射レベルPは極端に小さくなる。
ステップS13では、相対距離演算処理を実行し、次のステップS14に移動する。ステップS14において、自転車動力制御部3Aは、電動自転車の進行方向にある交差点において危険性があると判断すれば、電動自転車の制動制御を開始し(ステップS18)、処理は終了する。ステップS14において、自転車動力制御部3Aが電動自転車の進行方向にある交差点において危険性がないと判断すればステップS5に戻る。
ステップS11において、反射レベルPがPc未満でなければ、ステップS15に移動する。ステップS15において、反射レベルPがPdより大きいかどうかを判定する。ステップS15において、反射レベルPがPdより大きければ、物体検出部15は、電動自転車の進行方向に壁、電柱、もしくはガードレールがあることを検出し(ステップS16)、次のステップS13に移動する。ステップS15において、反射レベルPがPd以下であればステップS5に戻る。
ステップS13では、相対距離演算処理を実行し、次のステップS17に移動する。ステップS17において、自転車動力制御部3Aは、電動自転車の進行方向にある壁等の障害物に衝突する危険性があると判断すれば、電動自転車の制動制御を開始し(ステップS18)、処理は終了する。ステップS17において、自転車動力制御部3Aが障害物に衝突する危険性がないと判断すればステップS5に戻る。
図10は、図9のフローチャートにおけるステップS6の放射角検出処理を詳細に示すフローチャートである。図10において、放射角検出部16は、反射レベルPの値が所定のしきい値以上になるか否かを検出し、当該しきい値以上になったときの放射角を検出する(ステップS60)。次に、ステップS61において、放射角検出部16は、その放射角のデータを自転車もしくは歩行者の方向を示すデータとして自転車動力制御部3Aの放射角メモリ3Amに出力する。
図11は、図9のフローチャートにおけるステップS9の相対距離及び相対速度演算処理を詳細に示すフローチャートである。図11のステップS90では、相対距離演算部13A及び相対距離速度演算部17は、物体検出部15から移動体検出信号をそれぞれ受信する。次に、相対距離演算部13A及び相対速度演算部17は、信号処理部14Aからビート信号を受信して、FFT処理を実行してビート信号の周波数スペクトルを分析する(ステップS91)。次に、相対距離演算部13A及び相対速度演算部17は、その周波数分析結果に基づいて、自転車もしくは歩行者までの相対距離及び自転車もしくは歩行者の相対速度を演算して自転車動力制御部3Aにそれぞれ出力し(ステップS92)、相対距離及び相対速度演算処理は終了する。
図12は、図9のフローチャートにおけるステップS13の相対距離演算処理を詳細に示すフローチャートである。図12のステップS130では、相対距離演算部13Aは、物体検出部15から障害物検出信号もしくは交差点検出信号を受信する。次に、相対距離演算部13Aは、信号処理部14Aからビート信号を受信して、FFT処理を実行してビート信号の周波数スペクトルを分析する(ステップS131)。次に、相対距離演算部13Aは、その周波数分析結果に基づいて、自転車から障害物もしくは交差点までの相対距離を演算し、当該演算された相対距離データを自転車動力制御部3Aに出力し(ステップS132)、相対距離演算処理は終了する。
図13は、図9の自転車動力制御処理を示すフローチャートにおいて、電動自転車が自転車や歩行者の飛び出しを検出し、制動を開始することを説明するための概略図である。図14は、図9の自転車動力制御処理を示すフローチャートにおいて、電動自転車が交差点を検出し、制動を開始することを説明するための概略図である。図15は、図9の自転車動力制御処理を示すフローチャートにおいて、電動自転車の進行方向において壁等を検出し、制動を開始することを説明するための概略図である。
本実施形態に係る電動自転車によれば、第1の実施形態と比較すると、さらに坂道途中の見通しの悪いT字路や十字路からの自転車や歩行者の飛び出しを事前に予測し制動を開始させることができるので、電動自転車の運転の安全性をさらに向上させることが可能となる。
以上詳述したように、本開示に係る電動自転車によれば、電動自転車を進行する方向の路面状態を予め予測することができるので、下り坂や登り坂の坂道の数メートル手前から制動制御やアシスト制御を開始することが可能となる。従って、どんな坂道でも平坦路と同じ感覚で運転することが可能となる。
1,1A…動力制御信号生成回路、
2,2A…レーダ送受信回路、
3,3A…自転車動力制御部、
3Am…放射角メモリ、
4…車速センサ、
11,11A…反射レベル検出部、
12…路面状態検出部、
13,13A…相対距離演算部
14,14A…信号処理部、
15…物体検出部、
16…放射角検出部、
17…相対速度演算部、
20…無線送信部、
21…方向性結合器、
22…送信アンテナ、
22A…フェーズドアレイアンテナ装置、
23…受信アンテナ、
24…混合器、
25…ローパスフィルタ、
26…増幅器、
27…A/D変換器。
2,2A…レーダ送受信回路、
3,3A…自転車動力制御部、
3Am…放射角メモリ、
4…車速センサ、
11,11A…反射レベル検出部、
12…路面状態検出部、
13,13A…相対距離演算部
14,14A…信号処理部、
15…物体検出部、
16…放射角検出部、
17…相対速度演算部、
20…無線送信部、
21…方向性結合器、
22…送信アンテナ、
22A…フェーズドアレイアンテナ装置、
23…受信アンテナ、
24…混合器、
25…ローパスフィルタ、
26…増幅器、
27…A/D変換器。
Claims (7)
- 路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車であって、
上記送信信号を送信する無線送信部と、
上記反射波の反射レベルを検出する反射レベル検出部と、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生する路面状態検出部と、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始する自転車動力制御部とを備えたことを特徴とする電動自転車。 - 上記送信信号と上記受信信号とを乗算し、当該乗算された結果の信号を出力する混合器と、
上記乗算された結果の信号に基づいてビート信号を抽出する信号処理部と、
上記ビート信号に基づいて、上記電動自転車から上記下り坂もしくは上記登り坂までの第1の相対距離を演算する相対距離演算部とを備え、
上記自転車動力制御部は、上記第1の相対距離に基づいて、上記電動自転車の制動制御もしくはアシスト制御を開始することを特徴とする請求項1記載の電動自転車。 - 上記路面状態検出部は、上記反射レベルに基づいて、上記検出された下り坂もしくは登り坂が終了することを検出して、上記下り坂が終了するとき下り坂終了信号を生成して上記自転車動力制御部に出力し、上記登り坂が終了するとき登り坂終了信号を生成して上記自転車動力制御部に出力し、
上記自転車動力制御部は、上記下り坂終了信号に応答して上記制動制御を終了し、上記登り坂終了信号に応答して上記アシスト制御を終了することを特徴とする請求項1または2記載の電動自転車。 - 上記送信アンテナはそのビームの放射角を走査可能なアンテナであって、
上記送信アンテナからのビームの放射角を走査しながら、上記反射レベルに基づいて、上記電動自転車の進行方向において移動体、障害物もしくは交差点があることを検出し、上記移動体、上記障害物もしくは交差点を検出したときそれぞれ移動体検出信号、障害物検出信号もしくは交差点検出信号を生成する物体検出部とをさらに備え、
上記自転車動力制御部は、移動体検出信号、障害物検出信号もしくは交差点検出信号に応答して、上記電動自転車の制動制御を開始することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の電動自転車。 - 上記移動体の上記電動自転車に対する相対速度を演算する相対速度演算部をさらに備え、
上記相対距離演算部は、上記移動体検出信号に応答して、上記ビート信号に基づいて上記電動自転車から上記移動体までの第2の相対距離を演算し、
上記反射レベル検出部から入力される反射レベルの値を所定のしきい値以上になるか否かを検出し、上記しきい値以上になったときの上記放射角を検出する放射角検出部と、
上記自転車動力制御部は、上記相対速度、上記第2の相対距離及び上記検出された放射角に基づいて、制動制御を開始することを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の電動自転車。 - 上記電動自転車の車速を検出する車速センサをさらに備え、
上記自転車動力制御部は、上記障害物検出信号もしくは上記交差点検出信号に応答して、上記ビート信号に基づいて、上記電動自転車から上記障害物もしくは上記交差点までの第3の相対距離を演算し、上記第3の相対距離及び上記電動自転車の車速に基づいて、制動制御を開始することを特徴とする請求項4または5記載の電動自転車。 - 路面状態を検出するための送信信号を路面に向かって送信する送信アンテナと、上記送信信号が上記路面で反射されたときの反射波を受信信号として受信する受信アンテナとを備えた電動自転車の制御方法であって、
上記送信信号を送信するステップと、
上記反射波の反射レベルを検出するステップと、
上記反射レベルに基づいて、上記路面状態が下り坂もしくは登り坂であるかを検出して、上記路面状態が下り坂であることを検出したとき下り坂開始信号を生成し、上記路面状態が登り坂であることを検出したとき登り坂開始信号を発生するステップと、
上記下り坂開始信号に応答して上記電動自転車の制動制御を開始し、上記登り坂開始信号に応答して上記電動自転車のアシスト制御を開始するステップを含むことを特徴とする電動自転車の制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014237853A JP2016097877A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 電動自転車とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014237853A JP2016097877A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 電動自転車とその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016097877A true JP2016097877A (ja) | 2016-05-30 |
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JP2014237853A Withdrawn JP2016097877A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 電動自転車とその制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
- 2014-11-25 JP JP2014237853A patent/JP2016097877A/ja not_active Withdrawn
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